赤平市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月11日
教育行政について
2015年3月11日、赤平市議会の一般質問で、竹村恵一議員が「教育行政について」質問し、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。
- 質問者
- 竹村恵一 議員
- 答弁者
- 学校教育課長 相原弘幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 竹村恵一
続きまして、大綱2に移ります。教育行政について、①、学校と地域が密着した教育環境整備についてお伺いいたします。当市の小中学校は、適正配置計画により今まさに統廃合が進められています。少子化、時代の流れと言われながら、仕方のないことだと私自身思わざるを得ませんが、しかしそうした適正配置により各地域に学校がなくなり、距離が生まれ、地域と学校の関係は希薄化の一途をたどります。ある資料によれば、学校と地域の連携は新しいテーマではないというふうに言われています。私もやはり学校と地域の連携は必要不可欠と考えていますが、市教委のお考えはどういったところにあるかお聞かせください。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
地域での学校以外の多様な人とのかかわりの中でも子供の成長を目指すべきであるとの趣旨と思いますが、市教委としてもそれは十分理解するものであります。学校では、決して学力だけ、体力だけの向上を目指しているものではなく、道徳を含めた心の育成とともにバランスのよい教育を目指しております。地域に開かれた学校とのテーマで古くから言われていることではありますが、学校が地域とのかかわりをどのように生かすのかが大きな課題でありました。決して学校が地域からの申し出を待っているわけではありませんが、そのきっかけとしての地域参観日の設定などで学校を地域の方々に知ってもらう取り組みを行い、また学校評議員からのご意見などをいただきながら学校経営に生かしているところですので、ご理解賜りますようお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
ただいま地域参観日をということでお話がありましたが、その地域参観日を設定されて地域の方々に学校を知ってもらうという取り組みをされている中で、その取り組みに実際地域の方はどれぐらい参加されているのか、市教委のほうで押さえているところがあれば、どういう状況になっているのかお聞かせください。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
地域参観日におけるいわゆる保護者以外の町内会等からの参加者数については、捉えている数字はございませんけれども、市教委でも参加した印象では極めて少ないと感じております。しかし、子供たちと地域ということでは、その様子などについて隣近所などの狭い範囲を含めて行き来する中で地域の方々への挨拶運動など、つながりを持って生活しているものと感じておりますし、また町内会での行事等への参加などで地域と子供たちが接点を持って生活しているものと考えております。しかしながら、昨今地域の教育力の低下が叫ばれているように、なかなか密着度が希薄になっていることも事実であります。市教委として学校が地域とのかかわりをどのように持っていくのかは、このような時代であって大変難しい課題でもあります。地域参観日についてただいまお伝えいたしましたが、少しでも地域との接点が学校での子供たちの教育に有用であると考えて進めてまいりましたが、引き続き地域での挨拶運動の推進なども含めて地域と子供との関係がより近づき、互いに有意義なつながりの構築となるよう地域への働きかけを進めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
ただいまご答弁いただきましたけれども、数字的根拠がなく事を続けて、それが発展へ結びついていくのかというふうに疑問を感じるところではございますが、答弁の中でも多少捉え方のずれといいますか、私の言っているのは学校と地域の密着であって、子供と地域の密着ではないということです。どういうことかと申しますと、子供を中心に捉えた学校と地域の連携で学校、地域、家庭の三位一体の体制の構築が子供の成長とともに教職員や保護者、地域住民が人間的に成長していけるという理想が考えられるというところです。子供が地域とどうしたかという視野のポイントではなくて、小中学校の連携も確かに必要だというふうには思いますけれども、地域とともにある学校が理想で、先日見た新聞にも学校運営に住民参画という記事を見ました。学校というバリアの中に地域の先生が入っていくというのが地域と学校の密着により子供の社会性、豊かな学び、心の安寧、地域への愛着などが育っていき、大人も成長できるのだというふうに感じます。市教委という立場からも今後の当市の学校と地域の関係を真剣に考えていただき、新しい施策も考えていただきたいというふうに伝えてこの質問は終わりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。続きまして、②です。中学校統合に向けた取り組みについて。当市の2つの中学校は、適正配置計画の中で平成28年に現赤平中学校の一部増築計画で統合予定でしたが、赤平高校閉校後の道との協議で跡地利用による新築へ計画変更となっているかと思いますが、公表発表されている以降の経過と今後の動きはどうなっているのかお聞かせ願いたいと思います。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
中学校統合については、赤平市立学校適正配置計画にのっとり平成28年度統合を目指して進めておりましたが、閉校後の赤平高校校舎を道教委により解体される可能性が出たことで、より良好な校舎環境確保のために解体後の赤平高校敷地に統合中学校校舎を新築することで、そのことが最適との考えから、その解体と新築の準備期間を加味し、統合を2年ほど先延ばして準備を進めるとしたことは既にご報告のとおりであります。この発表されて以降のということでありますが、そこでこれらを含めた現在までの経過でありますけれども、統合そのものについては昨年1月から学校とPTA役員への説明会を行いまして、26年度初めには保護者、市民への説明会を行って統合についておおむね理解を得られましたので、5月21日に地域やPTA、学校関係者から成る統合準備委員会を発足し、校名、沿革、施設整備など統合へ向けた準備を進めておりましたが、途中赤平高校校舎の解体と統合校舎新築の方向性が出てまいりましたので、本委員会を新校舎新築の検討会としての機能もあわせての準備委員会として現在までおおむね月1度の開催で話し合いを行っているところです。また、統合後は校区が市内全域となることから、統合準備委員会だよりを配布し、同時にホームページでの掲載で市民周知を図っております。校舎新築決定後は、準備委員会では実際の校舎を建設するための委員各人の意見を持ってもらうことを目的に近隣の新築校舎の施設視察などを行った上、現在は規模や整備の方向性など建設に向けた課題整理を行っております。校舎は、現赤平高校校舎跡とし、駐車場などを含めた環境整備を行い、グラウンドについても現在地を利用しますが、同時に今後の利用に利するような改修整備を行うこととして統合中学校施設整備基本構想を作成するために検討を重ねているところです。そこで、今後についてでありますが、基本構想を年度内に策定して事業の基本的な方針やスケジュールのもと、新年度中には建設に係る基本計画を策定してまいりたいと考えております。また、28年度には実施設計を行い、その後建設に入る計画でありますが、できるだけ早い完成を目指し、前倒しできるものは可能な限り行ってまいりたいと考えております。当然建設以外においても統合に係るさまざまな課題の整理をあわせて行ってまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
建設に対しては、国からの国庫補助金の対象で建設計画が立てられるというふうに思いますけれども、補助金範囲内での建設になるのか、もしくは持ち出しも考えた上で赤平唯一の中学校として赤平の今後を考えた上で進んでいくのか、その点についてもお聞かせください。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
実際の校舎の具体的な規模などについては、今後の基本計画等で検討していくことになりますが、準備委員会だけではなく、既に現在の基本構想についても教職員の意見もあわせて伺っておりますので、実際に使用する立場の意見反映も行ってよりよい学校環境となるよう努めてまいります。また、学校建築に係る補助金の範囲内での建設になるか否かとの問いかけでございますが、国庫補助においては建設当時の学校規模、すなわち生徒数により基準が設けられておりまして、実際的に基準内では狭小となる可能性が高いところから、市教委としては市内で唯一の中学校となることでもあり、多少の財政負担は伴いますが、生徒が伸び伸びと学校生活を謳歌できる環境構築のためにしっかりと要望を伝えて、その実現に努めたいと考えているところです。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
ありがとうございます。答弁にもありましたように、当市唯一の中学校になりますから、象徴的な子供たちが伸び伸びと健やかな学びやとなるよう、もちろん華美になり過ぎずというのが根底にありますけれども、これからの赤平の教育環境を考えていろいろと苦慮していただきたいというふうに思います。財政面でもそれぞれの立場で言い分もあり、駆け引きとなることでしょうが、どうか企画財政課長の答弁にもあったように次世代を担う子供のことですから、よろしくお願いします。最後になりますが、この任期最後の質問時間ですので、改めまして高尾市長、3期12年間お疲れさまでございました。途中赤平の財政危機を市民、市職員、早期退職職員など皆さんの協力で乗り越えられ、先頭に立ち、言葉どおり自身の身を削りながら市政のかじ取りをされてきた姿は誰もが感謝の気持ちで、決して忘れることはないと思います。私ごとではございますが、太鼓の活動にもたくさんのご協力をいただきました。どうか今後も健康に留意され、ご指導いただきたいというふうに思います。本当にお疲れさまでございました。以上で私の質問を終わります。ご答弁ありがとうございました。