みんなの議会

美唄市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月19日

(1)市民への情報共有について/(2)教育行政について/(3)地域公共交通について

2026年6月19日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「市民への情報共有について」「教育行政について」「地域公共交通について」について質問し、市長 桜井恒が答弁しました。

質問者
松山教宗 議員
答弁者
市長 桜井恒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松山教宗

第2回定例会において、大綱3点について市長に伺います。大綱1点目は、市民への情報共有についてであります。一つに、市政報告の在り方についてです。1点目は、市政報告の意味合いをどのように捉えているかについてでありますが、これまで、市政運営に関し、本市の現状や前年度決算に対する報告など、重要課題であると思われる事案に対して、市民に対する報告として、定例会や臨時会の場で報告をされてきたところですが、単に、主要事業等々の進捗報告だけなのか、市民に関心のある事案に対して報告されたことがあるのか、市政報告に対しての意味合いをどのように捉えているのか、率直に伺います。また、報告に対してどのような基準判断をもって報告しているかについても伺います。2点目として、新聞報道等による事案についてでありますが、市の行う事業や取組に関し、様々なメディアに取上げられ、メディアに対してリリースしている情報のみならず、心ない記事やネガティブに捉えられる記事などの情報が散見されるなど、美唄市にとってマイナス面が大きくなっていると感じるところもありますものの、新年度の予算執行が始まり、市長をはじめ、職員の皆さんが、市の政策や課題に取り組んでいる姿は、私たち議会としても理解をしているところであります。そのような中、先月になりますが、5月には、新聞記事として、美唄市の所有施設である恵祥園において、職員による利用者虐待の記事が報じられてから、半月ほどが経過をしております。市からの説明がない中、議会としても何が真実なのか分からない状況にあり、市民の関心も高まってきていると感じております。虐待された被害者の個人情報等もあることから、限られた内容になるかと思いますが、5月23日に週刊誌の記事になりました事案を詳細に報じられた記事内容が、事実であったのか、まずお伺いしたい。大綱2点目は、教育行政についてであります。一つに、持続可能な道立高等学校の在り方についてであります。本市には現在美唄尚栄高校及び美唄聖華高校の2校の道立高校があります。かつては、美唄東高校、美唄南高校、美唄工業高校を含めた4校がありましたが、人口減少や社会情勢の変化に伴い、統廃合が進み、現在は2校となっております。全国的な人口減少が進む中、とりわけ、空知地域においては、急速な人口減少を背景として、道立高校の統廃合や、学級減が進められております。近年では、岩見沢市内の高校再編、深川東高校の学級減、奈井江商業高校の閉校が決まるなど、近隣自治体においては再編が進んでおりますし、また、新聞報道によれば、美唄尚栄高校はじめ栗山高校、長沼高校などについても、秋頃をめどに、今後の配置の在り方が検討される状況になるとされております。本年度の入学状況を見ると、聖華高校は2学級を維持したものの、尚栄高校は1学級減となっております。このような状況が継続した場合、将来的には学校の存続に関する議論に発展する可能性も考えられます。高校は単なる教育機関ではなく、地域経済、雇用、交流人口、公共交通、地域コミュニティの維持など、まちづくりに大きな影響を与える重要な社会基盤であります。道立高校であるとはいえ、本市に所在する公共的な教育機関として、本市としても、持続可能な高校づくりに向けた取組を進めていく必要があると考えます。そこで、伺います。1点目として、市内高校に対する支援についてでありますが、本市では、生徒の資格取得に係る経費や学校PR活動への支援、学生寮へのWi-Fi環境整備への支援を行っているほか、令和4年度からは、高校生を対象とした給付型奨学金制度などに取り組んでいることは承知しております。そこで、これらの取組の成果や評価について伺うとともに、今後の高校存続を見据えた支援の在り方について、市長に伺います。あわせて、高校授業料無償化の拡充が進む中で、市内高校への進学動向や生徒確保への影響はどのようになっているのか伺います。2点目といたしまして、全庁的な高校振興の取組についてでありますが、私は、令和6年第3回定例会において、道立高校への対応について、教育委員会のみならず、市長部局を含めた全庁的な取組が必要ではないかと質問をいたしました。その際、教育長からは、市長部局と連携し、市全体で必要な対応について協議検討を進めていくとの答弁をいただいております。高校は、地域の人材育成のみならず、人口定着や地域活力の維持にも大きく関わる重要な社会基盤であります。そこで、教育委員会のみならず、関係部局が連携しながら取り組んでいる高校支援の具体的な内容とその効果についても伺います。また、高校関係者、関係団体との意見交換については、美唄市高校問題等対策協議会により行われているものと承知しておりますが、同協議会の開催状況、これまでの協議内容、そしてそれらが市の施策にどのように反映されているのかを伺います。3点目といたしまして、現状と再編リスクに対する認識についてでありますが、本年度の入学状況では、聖華高校は2学級を維持したものの、先ほど申しましたように、尚栄高校は1学級となっております。また、近隣自治体においても、高校再編や学級減が進められており、今後の配置の在り方が検討される状況にあります。このような状況を踏まえ、市長として、現状をどのように認識しているのか。また、市内高校の維持存続が、本市のまちづくりや人口定着に与える影響をどのように捉えているのか伺います。大綱3点目は、地域公共交通についてであります。本市の公共交通につきましては、人口減少や高齢化の進行、さらには運転士不足や交通事業者を取り巻く環境の変化などにより、従来の交通体系をそのまま維持していくことが難しい状況にあるものと承知しております。ここ数年を見ましても民間路線バスをめぐる状況の変化、市民バスの運行体制の見直し、タクシー事業者を取り巻く環境の変化など、市民の移動手段をめぐる状況は大きく変わっているものと思います。特に、高齢者をはじめ、自家用車を運転しない方や家族に対する送迎が難しい方にとって、通院、買物、通勤、通学、駅への移動など、日常生活に必要な移動手段をどのように確保していくかは、安心して暮らし続けるための大切な課題であります。またタクシーにつきましては、民間事業として運行されているものですが、高齢者の通院や買物、夜間の移動など、市民の日常生活を支える重要な移動手段の一つであり、公共交通全体を考える上でも、その状況を踏まえる必要があるものと思います。こうした中、本市においては、市民バスや民間バス路線による移動手段の確保に取り組むとともに、令和6年10月からでありますが、AIデマンド交通のるーと美唄の実証運行を開始し、公共交通の維持確保に向けた取組が進められているところであります。のるーと美唄は決まった時間に決まった路線を運行する従来型の交通とは異なり、利用者の予約に応じて運行する仕組みであり、通院や買物、駅への移動など、市民の日常生活に必要な移動を支える新たな交通手段の一つとして、運行されていると思います。実証運行の開始から一定の期間が経過し、登録者数や利用者数、主な利用目的、利用者層など、実際の利用状況も徐々に明らかになっているものと思います。あわせて、利用が進む中で、時間帯による予約の集中や運行区域、車両体制など、今後見直しに向けた課題も把握されているものと思います。そこでまず、のるーと美唄の現在の登録者数、利用状況、主な利用目的や利用者層、また、これまでの運行による効果と課題について伺います。次に、公共交通体制の見直しについてでありますが、現在、本市では、市民バス、民間路線バス、タクシー、のるーと美唄など、複数の交通手段により市民の移動が支えられておりますが、それぞれの交通手段には、運行形態や利用目的、対応できる移動需要などに違いがあるものと思います。また、運転士不足や利用状況の変化などを踏まえますと、それぞれの交通手段の役割を整理しながら、公共交通全体として、市民の移動をどのように確保していくのかが、今後の課題になるものと受け止めております。そこで、本市の各交通手段の現状について、市としてどのように受け止めるのか、市長に伺います。

答弁 市長 桜井恒

松山議員の質問にお答えします。市政報告の意味合いについてでありますが、市政報告につきましては、美唄市まちづくり基本条例第8条の情報の共有、「市民、市議会及び執行機関は、まちづくりに関する情報を、お互いに共有することを基本とする」の規定に基づき、市民や市議会の皆さんに対して、主要な施策や事業の進捗状況を説明し、どのような成果を出したのかについて報告する機会であると捉えているところであります。また、報告の基準といたしましては、明確な基準はないところでありますが、議会前の準備段階において、報告事項の有無について全庁的に調査を実施し、その都度慎重に報告の判断及び決定をしているところであり、これまでまちづくり全般に関する取組やイベントの実施状況のほか、防災対策、各会計の決算概要、訟務をはじめとする重要な課題への取組などについて報告を行ってきているところであります。今後につきましても、適切かつ的確にまちづくりに関する情報を共有、提供することで、市民や市議会の皆さんとの情報共有をさらに進めてまいりたいと考えているところであります。次に、新聞報道等の事案についてでありますが、新聞記事そのものの内容について発言することは差し控えさせていただきます。また、法令上必要とされる報告や対応は責任を持って行ってまいりますが、個人が特定され得る情報や、当事者の意思に反する形での詳細な内容の公表、あるいは改めての報告につきましては差し控えさせていただきます。市といたしましては、被害を受けられた方やご家族の心情を第一に考えながら対応したものであり、今後も個人の権利、利益の保護を基本として対応してまいります。次に、持続可能な道立高等学校の在り方についてでありますが、初めに、市内高校に対する支援についてであります。市内高校は、将来の地域を担う人材を育成する教育機関であるとともに、地域の活力や賑わいの創出、地域コミュニティの維持にも大きな役割を果たしている重要な存在であると認識しております。市が実施している高校支援につきましては、生徒の学習機会の確保や保護者負担の軽減を図るとともに、高校の魅力向上や生徒確保につなげることを目的として取り組んでいるところであります。これらの取組につきましては、生徒の学習意欲の向上や進路選択の支援につながるとともに、学校の特色ある教育活動や魅力発信、教育環境の充実にも一定の効果があるものと認識しております。一方で、少子化の進行に伴う生徒数の減少など、市内高校を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありますことから、今後におきましても、学校や関係機関との連携を図りながら、高校の魅力向上や教育環境の充実に向けた支援について検討してまいりたいと考えております。また、高校授業料無償化の拡充につきましては、保護者の経済的負担の軽減につながるものと認識しておりますが、市内高校への進学動向等に与える影響につきましては、今後の状況を注視してまいります。次に、全庁的な高校振興の取組についてでありますが、市内高校の維持発展に向けては、教育行政の観点のみならず、人口定着や地域活力の維持、人材育成など、まちづくり全体に関わる重要な課題であると認識しております。このため、教育委員会をはじめ、まちづくりや雇用対策などを担当する関係部局が連携しながら、市内高校の状況や課題について情報共有を図りつつ、高校支援に取り組んでいるところであり、具体的には、高校活力「食のブランド化」促進事業や、地元就職等応援事業のほか、シティプロモーション推進事業において、美唄尚栄高校の探求学習のコーディネート支援を行っております。今後におきましては、本市が重点的に進めているDXの推進とも連動させながら、デジタル分野に関する学びを探求学習の中に取り入れるなど、地域課題の解決や新たな価値創出につなげる教育活動として展開していくことを検討しているところであります。こうした取組の深化を通じて、デジタル人材の育成に資する学びの充実を図ることで、市内中学生や保護者にとっても、魅力ある高校づくりにつなげるとともに、その成果が地域産業や地元企業における人材確保、即戦力化にも寄与し、学校・生徒・地域それぞれにとって好循環が生まれる取組となるよう、関係機関と連携しながら進めてまいります。次に、美唄市高校問題等対策協議会の開催状況等についてでありますが、同協議会は、高校関係者や関係団体等で構成し、市内高校を取り巻く諸課題や、高校の魅力向上に向けた取組について協議を行っているところであります。開催状況につきましては直近では、令和6年11月11日に開催し、その前は令和4年10月に開催しております。協議内容につきましては、公立高等学校配置計画の内容や、市内高校の現状、高校の魅力向上に向けた取組、市が実施する高校支援事業などについて情報共有や意見交換を行っているほか、市内高校を取り巻く環境の変化を踏まえ、地域における高校の役割や今後の在り方についても協議をしているところであります。こうした意見交換を通じて、市内高校を取り巻く課題や現状認識の共有を図るとともに、学校や関係機関との連携を深めながら、市内高校の魅力向上や生徒確保につながる取組を進めてまいりたいと考えております。次に、現状と再編リスクに対する認識についてでありますが、少子化の進行に伴い、市内高校を取り巻く環境は厳しさを増しているものと認識しております。特に本年度は美唄尚栄高等学校が1学級となるなど、生徒数の減少は、市内高校の将来を考える上で大きな課題であると受け止めております。市内高校は、市内中学生や保護者の進学先の選択肢の確保のみならず、将来の地域を担う人材の育成、地域経済の活性化、さらには人口定着や地域活力の維持にも大きな役割を果たしている重要な地域資源であると認識しております。このため市といたしましては、北海道教育委員会や学校関係者との連携を図りながら、高校の魅力向上による生徒確保や特色づくりに努め、市内高校の持続的な発展につなげてまいりたいと考えております。次に、のるーと美唄等の現状についてでありますが、現在登録者数は約1,900人、1日当たりでは80人程度の利用となっております。主な利用目的は、通院、通勤、買物、駅への移動など、日常生活に必要な移動が中心であり、利用者層につきましては、高齢者が多いほか、障がいのある方や小学生の利用も見られます。効果につきましては、従来の決まった時間や路線に生活を合わせる交通から、利用者の予定や目的地に応じ、生活に交通を合わせる形で、公共交通を利用できる環境づくりが進んできているものと考えております。一方で、時間帯による予約の集中、乗合割合、運行区域外からの利用要望、車両体制などが課題であり、今後の公共交通体系の見直しの中で、改善に向けた検討を進めてまいります。次に、公共交通体系の見直しについてでありますが、人口減少や高齢化に加え、運転手不足や交通事業者の経営環境の変化などにより、従来の交通体系をそのまま維持していくことが難しい状況にあることから、定時定路線型交通と、デマンド型交通、それぞれの特性を踏まえた最適化により、持続可能な公共交通体系の構築を進めてまいります。以上でございます。

再質問 13番 松山教宗

再質問をこの場から進めさせていただきたいと思います。まず、市民への情報共有についてでありますが、その1点目といたしまして、市政報告に際してですね、事案によって報告できる内容は、その時々によって異なるものであることは承知しておりますが、市民が何に関心を持っているのか、ネガティブな情報が流出することによって、市に対する市民の不安や不信につながることがないような、タイムリーな報告に努めていただきたいと考えておりますが、今後の考え方についてお伺いいたします。2点目はですね、記事の内容がかなり詳細であったと、多くの方は感じていると思いますが、記事の内容についてどのような把握若しくは調査を行ったのか。また、記事の内容における関わった職員の処遇について、市としてどのような動きになるのか伺います。次に、教育行政、市内高校の存続と持続可能な支援についてでありますが、市長からは、市内高校の魅力向上や、教育環境の充実に向けて取り組んでいくとの答弁がありました。しかしながら、少子化が進む中、市内高校の維持存続を図っていくためには、従来の支援に加え、一歩踏み込んだ実利的な支援についても検討すべきではないかと考えます。例えば、聖華高校においてはですね、市内のみならず、他地域の病院や福祉施設等でまとまった看護実習を行う機会がありますが、それは高校運営に欠かせないものであり、その際の移動にかかる費用は生徒等がですね、負担していると伺っております。こうした実情を踏まえ、市が保有する例えばマイクロバス、ふるさとバスやスクールバス等々ですね、対応の根拠が不十分であれば、一定のルール、制度要綱の整備などを行い、定めるなどして、校外活動へのですね、サポートの充実化を図り、高校の魅力、特色ある教育活動を支援する方策としても、重要で有効であるのではないかと考えております。また、美唄尚栄高校においては、例えばこれまた昼食時の給食の提供などですね、高校生活の魅力向上や保護者負担の軽減につながる本市独自の取組も考えられるのではないかと思います。本市のように、高校の存続が地域課題となっておりますので、市長として、このような方向の実情に応じた、実利的な支援の拡大、あるいはサポート事業のですね、拡充についてどのように考えているか伺います。次に、地域公共交通についてでありますけど、公共交通体系の見直しについてであります。補正予算も今後ありますので、触れずに端的に質問したいと思いますけれども、市民バス東線の見直し後の状況を踏まえ、今後の公共交通の見直しについて、本市としてはどのように考えているのか伺います。

答弁 市長 桜井恒

松山議員の質問にお答えします。今後の考え方についてでありますが、市政報告の明確な基準はないところでありますが、議会の場における市政報告は、市民や市議会の皆様に対して、主要な施策や事業の進捗状況を説明し、どのような成果を出したのかについて報告する重要な機会であると考えておりますので、報告の適切性や適格性に十分留意をして、機会を逃すことのないよう、情報の提供に努めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、適切かつ的確にまちづくりに関する情報を提供することで、市民や市議会の皆さんとの情報共有を更に進めてまいりたいと考えております。次に、新聞報道等の事案についてでありますが、本件につきましては、昨年11月に施設から市及び北海道へ虐待の疑いに関する報告があり、その後市において、関係者への聞き取りや記録の確認を行い、法令及び国の判断基準に基づき、虐待と認定したところです。その後北海道による監査が実施され、改善指導を受けたことから、施設において改善策を取りまとめ、改善状況報告書を提出しております。市といたしましては北海道と情報共有を図りながら、適切な手続に基づいて対応を進めてきたところであります。なお、職員につきましては、本件に係る事実関係や北海道による監査結果等を踏まえ、必要な対応を検討していた中、自己都合により退職したところであります。次に、市内高校の存続に向けた支援についてでありますが、市内高校の支援の在り方につきましては、生徒や保護者にとって魅力ある教育環境づくりを進めていくことが重要であると認識しております。ご提案のありました実習時における移動支援や昼食支援につきましては、市内高校の実情を踏まえた支援策の一例として認識したところでありますが、一方で、これらは、道立高校が行う教育活動や学校運営にも関わる事項であり、実施に当たっては、北海道教育委員会との役割分担や費用分担、事故発生時の責任など、整理すべき課題もあるものと考えております。いずれにいたしましても市内高校は本市にとって、重要な地域資源であるという認識の下、今後におきましても、学校や関係機関との意見交換を行いながら、高校の実情やニーズの把握に努め、効果的な支援の在り方について検討してまいります。次に、今後の公共交通の再編についてでありますが、各交通手段の利用実績や市民の皆様から寄せられる声、関係事業者との合意形成、地域公共交通活性化協議会における協議内容などを踏まえながら、必要な移動手段の確保と持続可能な公共交通体系の構築に向けて取り組んでまいります。以上でございます。

再々質問 13番 松山教宗

まず、情報共有について再々質問をさせていただきますが、2点目のですね、職員の不祥事等に伴う新聞報道等にも問題はあると思いますが、そのような事案が生じた場合の本市の対応や考え方についてもですね、すごい疑問が残ります。従来の考え方では、市政への不信感を拭えずですね、今後の官民共同で行う取組に影響が出るんではないかと危惧するところであります。職員の不祥事に対する市民への情報提供や行政の責任問題にも触れられず、新聞報道になるような事案を市民に知る機会がないのは、どうなのかなと考えます。他市の例では、職員の不祥事が相次いだことによる特別職の減給の条例改正案が提出され、可決された報道も数日前ありましたけれども、信頼される市政を取り戻し、市民への説明責任を果たすためにも、市民目線に立った報告の在り方について、必要であると考えますが、今後の考え方について、市長に伺います。次に、教育行政についてでありますが、市内高校の持つ役割と今後の在り方についてであります。これまでの答弁から、市内高校の重要性についてはですね、十分認識されているものと受け止めております。一方で、少子化の進行に今後さらに厳しさが増すことも懸念をされております。市長として、市内高校の維持、発展を人口減少対策や移住定住施策との関係においてどのように位置付け、今後どのような姿勢で、取り組むのかお考えを伺いたいと思います。

答弁 市長 桜井恒

松山議員の質問にお答えします。今後の考え方についてでありますが、本件につきましては、施設設置者として、また、介護保険の運営主体として極めて重く受け止めておりますが、高齢者虐待防止法の趣旨に照らしましても、被害を受けられた方の尊厳やプライバシーを守ることは極めて重要であり、市といたしましては、何よりもご本人、及びご家族の意思を尊重すべきものと考えております。市民の皆様に対する説明責任は大変重要であると認識しておりますが、今回の事案につきましては、ご家族の意向を踏まえ、詳細な報告を控えることが施設設置者として責務であると考えております。本来でありますと、市民の皆様に広く報告すべき案件については、市政報告や広報紙メロディー、市公式ホームページ、市の公式LINE、市政報告など様々な媒体を通して報告することで、最高規範としての美唄市まちづくり基本条例における情報の共有及び市民の知る権利の精神を尊重し、しっかりと情報公開を行い、行政の透明性を確保するものであり、もって市民の皆さんとの協働のまちづくりを進めてまいりたいと考えているところであります。いずれにいたしましても、このたびの案件につきましては、被害を受けられた方のプライバシーを最大限に尊重しなければならない特殊な事案であり、情報の発信については限定的にとどめる必要性がありましたことをご理解いただきたいと考えているところであります。次に、市内高校の持つ役割と今後の在り方についてでありますが、市内高校は本市における人材育成の拠点であるとともに、若い世代の定着や地域活力の維持、さらには、移住定住施策にも関わる重要な存在であると認識しております。一方で少子化の進行により、生徒数の減少が続いており、高校を取り巻く環境は厳しさを増しているものと認識し、危機感を一層強めているところであります。こうした中、これまでの取組により、一定の効果が見られるものの、生徒数の減少を十分に食い止めるまでには至っていない状況にあります。このため市といたしましては、高校の魅力向上や特色づくり、通学環境の確保、地域との連携強化などを通じ、生徒確保につながる支援に努めていくとともに、間口の確保に向けては、北海道教育委員会に対し、本市の取組や現状を説明し、理解と配慮を求めていくなど、必要な働き掛けを行ってまいります。いずれにいたしましても、市内高校の存続は人口減少対策や地域活力の維持に関わる重要な課題であることから、今後も関係機関と連携しながら、その維持発展に取り組んでまいります。以上でございます。

出典:美唄市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月19日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる