みんなの議会

雄武町議会 平成23年3月議会 2011年3月15日

過疎対策について

2011年3月15日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「過疎対策について」質問し、総務課長 片岡力、町長 田原賢一、財務企画課長 原正美が答弁しました。

質問者
花田一夫 議員
答弁者
総務課長 片岡力、町長 田原賢一、財務企画課長 原正美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 11番 花田一夫

11番、花田です。通告に基づき、2点ほどお尋ねしたいと思いますが、その前にこの度の東北地方太平洋沖地震で大勢の方々が死去されました。心からお悔やみを申し上げたいと思いますとともに被災地の皆様方に慎んでお見舞いを申し上げますと共に、また一日も早い復興をされますことをお祈り申し上げたいと思います。それではまず過疎対策ということで、昨年の国勢調査の結果、2005年に比べて570人、10.4の減少となりました。減少率では残念ながらオホーツク管内では滝上の10.0を上回る10.4という数字でございました。それでこの減少しているのは全道、雄武町だけではございません。全道の殆どの町村で減少していますが、雄武町は全道で何番目に当たるのか、担当課長、ご存知ですか。

答弁 総務課長 片岡力(総務課長は2011年12月まで)

分かりません。

質問 11番 花田一夫

道新に全道の一覧表載っていたわけですが、順位じゃなくて管内では1番目なんだけど、全道ではどうなのかなということで、私今日知った、きたんですが、北海道、町となる129の町の中で、23番目の高い減少率でした。今、皆さんに伺ったら、全道では何番目か分からなかったということは、あまり職員の皆さんもこの国勢調査に関心がないのかなという思いを致しましたが、私は人口が減るということは、これは町の一大事なわけですが、この結果を見て町長はどう感じましたか、まずこれから伺いたいと思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

今回の国勢調査の結果の事象についてのご質問でございますけども、定住人口も含めて町に住む人が少なくなるということは、町にとっては非常に危機的状況であります。やはり持続して、安定して生活を営むことの最重点事項でありますから、掲示を図るということについては最も最重要案件だと私にとっての大きな使命でもあるというふうに認識をしております。そのことについて取り組むのは私の責任でもあるというふうにも認識をしております。

質問 11番 花田一夫

国勢調査の後の報道関係で町長はこの減少率一番高い結果については大型事業の終了に伴っての撤退と企業の閉鎖によるというコメントをなされていましたが、私は当然、これらも大きく左右されると思うんですが、まず最初に自然状態、皆さんよくご存知のように出生数から死亡数を引いた自然減少の数値を言われるんですが、この数値はどの程度になっているのか、まず伺いたいと思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

自然増減の数字でございますけども、これは140人の減ということでございます。

質問 11番 花田一夫

それでですね、色々この減少した原因を調べてみますとですね、大型事業の終了、撤退による減少数、それから企業の生産による減少数、それから高齢者の他町村への転出による減少数、あるいは高校卒業者の転出、これらがあるんですが、これらのパーセンテージというのは町で調査をしているのかどうかを伺いたいと思います。

答弁 総務課長 片岡力(総務課長は2011年12月まで)

今言われた社会減の主な要因についてはこちらの方も把握しておりますけれども、それぞれですね、パーセンテージがいかようになってるかということにつきましては、詳細を把握しておりません。

質問 11番 花田一夫

私いま何でこのパーセンテージどうなってるかという聞いたことには、この原因が掌握できないと減少に対する私歯止めが出来ないんじゃないかと思うんですよ。ということはですね、私からお話ししますが、自然状態の自然減少、先ほど言いました町長の140人、これをいかに少なくするかということになると、やはり死亡者の年齢別、あるいは死因の調査、これらを含めて、老衰による死亡者でなく病気で死亡した場合についてはですね、これは私は早期発見、早期治療、これで減少私防げると思うんです。ですから、これからお話しするものについても先ほど言いましたように何が一番パーセンテージに高いのか、それらについてやはりきちっと掌握をして、高いものから手を付けて行かないと、ただ自然に任せて、自然動態の減少、あるいは企業の閉鎖、高齢者の転出、あるいは高校卒業者の転出といって、ただ手ぐすね引いてるようでは私は人口減少の歯止めにならないと。他の自治体もこの度の国勢調査の結果に基づいていかにして減少、人口の減少の歯止めをしようかという対策を最優先に取ってる理事者がすごく多いんです。皆さんも新聞で見ているように札内町も、それから隣の西興部村もまずこの人口減少に伴う定住対策を真剣に取り組んでおります。雄武町も定住対策ということで新たな政策もされているんですが、それだけでは私は減少の歯止めはならないと思っています。これらのことをですね、私は町長自らが指示するんじゃなくて、職員の皆さん方が真剣にこれらのデータを出して、そして先ほども言いましたように何から自分達が取り組まないかということをしなければならない一番の大事な事じゃないかとこう思うんですが、町長如何ですか。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

各年代別のパーセントはですね、実は今総務課長の答弁でしたけども企画財政課長の方でこれは分析しておりますので、担当課長の方からご報告致しますけども、今回の大きな国勢調査の中で大きな要因になったのは、企業の大型企業の倒産もあるし、ものがあるわけでございますけれども一番大きいのは中国人研修生のカウントの方法が変わったわけですよね。今までは1人個体でカウントしてたんですけども、今は共同で生活してるのを1世帯とするということで、カウントの数が変わったことがございまして、そういう世帯数、そういうことも大きな要因のひとつにあります。それで先ほど細かいパーセントのお話しをされておりますけども、それは担当課長の方で認識をしておりますので、担当課長の方から答弁をさせたいと思います。

答弁 財務企画課長 原正美(財務企画課長は2012年3月まで)

この度の先ほどの質問と少し整備の仕方が違うものですから発言を控えてたところなんですけども、22年の国勢調査につきましてはご承知の通り速報値のみの公表でありまして、詳細な状況についてはまだ公表されておりませんので、私の方でも把握してないわけなんですけども、直近の21年に雄武町独自で行いました雄武町基本調査、これでだいたい傾向が同じ傾向が見えておりますので、これと17年の国勢調査、これを比較したデータでございます。年少人口、生産年齢人口、老年人口、いわゆるこの3区分で比較しますと年少人口につきましては、15.1%の減、生産年齢人口につきましては13.2%の減、老年人口につきましては逆に3.1%の増というような結果になっておりまして少子化の進行とともに高齢化も進んでいるかなというふうに捉えてございます。また特にですね、0~4歳児の階層におきましては22.1%の減というような結果が表れておりまして、顕著な傾向が見えておりますけども、これはちょっと別なデータでございますけども、妊婦検診の受診対象者数ですが、本年久々に40人近くに向かってるということで、この後の出生に少しプラスの明るい影響も見えてるのかなというふうに考えてございます。またですね、15歳から19歳の階層、これはいわゆる高校卒業後、上の学校等に出て都市部等へ流れる階層でございますけども、やはりこれにつきましては23.9%の減ということで大きな減少となっておりまして、高校以上の、高校を超える学校は地元にないものですから、一部ここの部分はやむを得ない部分かなというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 11番 花田一夫

私が想像していた以上な数字を聞いてびっくりしたんですが、老人の方は逆に増えてるということは、これはやはり少子高齢化の最たるものかなと思うんですが、私が言うまでもなく、この人口減少の特効薬は誰一人考えられないと思うんですが、特効薬はなくてもこの減らすパーセントの減少は私はあると思うんです。ということは、減少率を少なくする方法です。ということは先ほども言いますように、一番高い高校卒業してからの転出については、これは進学するんであれば別としても、就職したいという人についてやはり雄武町に就職できるような、私は対策が取れるんじゃなかろうかと思うわけです。ということはご承知のように雄武町の公務員、あるいは局の職員についても殆ど地域採用の方は旅からの人が私は多いように感じられます。ですから、本人、あるいは高校、それから親の理解等を得ながらですね、できるだけ雄武町に就職できるようなやっぱり進学方法、あるいはそれらの対策も取れるんじゃなかろうかと思いますし、また学校を卒業して帰ってきても勤めるような新規雇用、この場を作る。町長、常日頃からですね、この新規起業については町も応援しないわけじゃないけど、やっぱり企業の努力だっておっしゃってるんですが、今雄武町の企業の中で新たな新規の雇用をするといっても、なかなか私は出来ない状況にあるんじゃないかと思います。ですから町自体がそれらの新規企業に対してすごい力のやっぱり助成なり、あるいは応援しなければならないんでないかと思う。ですから先ほど言いましたように年少者の出生率の低さによる自然動態のこの15.1については先ほど言いましたように保健福祉の充実をして例えば保健婦さんの訪問指導、あるいは出産祝い金の増額という、色んな私は方法があるんじゃないかと思いますし、例えば今、西興部では特老の増設ということが今年の基本政策に載っていましたが、私は特老は増設しただけでは一番いいんですが、増設できないんであれば、老健施設をですね、国保病院に隣接して、お年寄りが雄武に住んでいても子供さん達が何も心配ないんだよというようなやはり老齢者に対する福祉政策がきちっとしていればですよ、若者でなくてもお年寄りでも私はいいと思うんですよ。何かかんか若いものじゃなかったらだめだということ私ないと思うんです。だからそういうことで何かやれば私は人口減少の歯止めになると思うんです。それらについて町長が今回の行政執行方針にあまりこの定住対策を含めて、述べられておりませんけど、これらについての町長の思いがあったら教えて頂きたいと思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

地域づくりというのは恐らく総合政策だと思うんですよね。この部分を力を入れてプッシュしたから、例えば定住もそこで落ち着くというものでなくて、やっぱり総合政策であるとすれば、今ご指摘のされた案件についても非常に必要な事項であろうというふうに思ってます。総合政策であるだけに町の点検をね、再点検をしっかりしていかないと、どこが必要でどこが無駄なのかということも認識をしづらくなるんで、しっかりとした再点検をする必要があるんだというふうに思っております。それで今非常に厳しいご質問であるわけでございますけども、先ほど担当課長の方から内容について。パーセントについてもご答弁させていただきましたけども、ひとつはですね、生産年齢人口の13.2%というのは、恐らく北海道内でも非常に少ないパーセントであるわけです。これは未来総研の方で予測をした中では、例えば域内総生産、今回の質問に直接関係ありませんけども、域内総生産の中では、北海道の中では19番目に位置しているということで、そういう意味では生産額が非常に雄武町にとっては大きな要因になっておるわけでございますから、従ってその地域の発展をきっちり踏まえた上でですね、必要な基幹となるものは何なのかということを認識していないと地域の発展はないものだと思ってますから、ですからそういう意味では総合政策の中で定住対策も全て取りこんで行政の中で執行していきたいというふうに考えているところでございます。

質問 11番 花田一夫

町長、私のお話が厳しいっておっしゃいますけど、私は雄武町を愛しているからですね、雄武ばかりで厳しいお話しをするんですが、雄武町の総合計画のですね、将来の雄武の人口がどうあるかということで、それに基づいて総合計画、私ちょっと作っていると思うんです。そうすると人口が減るということは将来の町づくりの総合計画自体にもやっぱり大きな支障を来たすということになると思うんです。確かに町長の言うに総合政策は当然必要なんですが、その総合政策の中でも何がこの人口減少の歯止めになるかというものしなければならないんじゃないかということの私は提案なんです。それであまり次の質問もありますけど、そのように大事なですね、町長、総合政策しなければならないというお話であれば、このままで私は年々減少するのをじっと待ってるということになってしまうと思いますんで、そのパーセンテージを少しでも減らすためにですね、専従のやっぱり対策係というんですか、対策班というんですか、そういうものをですね、例えば企画財政課の方に配置してみようというような考えがないのかどうか、お尋ねしたいと思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

今、専従的に人口対策を検討する、そういう組織化の考えがないのかというお話でございますけども、これは以前に石山議員からも同じ考えの中でご質問をされました。その時にも私自身としては雄武町のある先ほども答弁しましたけども、基幹となるものがあるわけですよね。これは雄武にとって非常に魅力のあるところでございますけども、これはやはり産業振興だというふうに思っておりますんでね、これがベースにならないといくら部分的に定住対策を施しても持続をしないだろうというふうに私自身は判断しております。ご承知のとおり地場を基軸とした産業を高めていくということが産業生産力だし、それから関連の産業力になるし、それが雄武町の経済の循環力になるということで、これが自主自立を定めた時の基本的な考えの下に自主自立を定めたわけでございますけども、それが我が雄武町にとって大きな地域力になるというふうに踏んでおります。ですからまずそういう面での総合政策の中でしっかりとした地域力を確立をするというとこから始めて、そこでどうしてもこの分野については若干稀薄性があるとすれば、その分野について専門的に一元化の中で対応するということも出来るかなというふうに思っておりますので、そういう時点になった時には決して拝聴しないということでなくて、そういう時点になった時には必要とあれば検討して、その機能を高めていきたいというふうに考えております。

質問 11番 花田一夫

町長のおっしゃるように私はやはり一番減少、人口減少の歯止めになるのはやっぱり産業だと思っているんです。ということはですね、この度の国勢調査でも道内の町の中で一番減少している町村、名前言って失礼なんですけど、1番奥尻、2番上ノ国、3番上砂川、4番中頓、次、松前、福島、苫前、尾平、幌加内、上川、この町村を色々調べた中ではやはりこれという大きな産業が無いということがやっぱり減少率の高い最大の理由になってる。町長おっしゃるように雄武町はオホーツク海という世界3大漁場があって、そして昨年は別としても、40億以上の水揚げがある中でこの産業をいかにして活用して、地場産業の基盤をきちっとするかということに私は関わるんじゃないかという思いがする。今まで決して町長してないということで産業振興に随分私は力を入れていたということは知っているんですが、それ以上にしなければ、並みの事をやっているようでは私はこの人口減少の歯止めにはならないと思う。生活の中で今年も中小企業振興条例ということで新たな条例も作って頂いて、産業振興について色々と配慮して頂いてるのは我々も十分理解していますが、これだけでは私は決して特効薬だとも思っていません。ですから、以前にも石山議員に産業課に重点的にっていうお話もされてましたが、何かをしなければ私はこの人口減少の歯止めの対策にならないと思っておりますので、是非それらについてもひとつ配慮していただいて、お願いしたいと思います。

出典:雄武町議会 平成23年3月議会 2011年3月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる