名寄市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
(1)司法過疎・弁護士過疎対策について/(2)観光振興施策について
2025年3月11日、名寄市議会の一般質問で、倉澤宏議員が「司法過疎・弁護士過疎対策について」「観光振興施策について」について質問し、市民部長 松田慎司、産業振興室長 櫻田孝臣、総務部長 木村睦、経済部長 山田裕治、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 倉澤宏 議員
- 答弁者
- 市民部長 松田慎司、産業振興室長 櫻田孝臣、総務部長 木村睦、経済部長 山田裕治、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 倉澤宏
議長の許可をいただきました。通告順に従い、大項目2点についてお聞きをしてまいります。初めに、大項目1、司法過疎・弁護士過疎対策について、小項目1、公設法律事務所再設置に向けた取組についてお伺いをいたします。昨年6月、令和6年第2回定例会の一般質問において、市内にあった公設法律事務所の閉鎖の手続が進められており、それが事実であれば維持、存続に向けた取組の必要性についてお伺いをしてきたところでございます。現実として同年7月末に公設法律事務所名寄ひまわり基金法律事務所は特段の市民への周知もなく、20年の歴史に幕を下ろしました。それから半年余りが経過してきております。令和6年第2回定例会の一般質問の際の御答弁では、現段階では公設法律事務所の閉鎖については正式な話を聞いていない。今月末に、昨年6月ですけれども、旭川弁護士会が本市を訪れ、法律事務所に関わる一連の経緯など一定の説明がある。現在2か所ある法律事務所が1か所になることは法的相談を必要としている方々への不利益につながるものと考えるので、状況を把握しながら要請等について対応していきたいとありました。また、廃止ということであるならば、再設置という形も含めて要望活動をしなければならない事案だともありました。一部新聞報道ではありましたけれども、昨年6月28日に行われた旭川弁護士会、大箸会長との面談の内容及びその後の対応状況についてお知らせをください。小項目2、公設法律事務所閉鎖に伴う影響と対応についてお伺いをいたします。名寄ひまわり基金法律事務所が閉鎖されたことにより、市内の法律事務所は旭川の弁護士法人の法律事務所の支店1か所となりました。閉鎖となった昨年8月以降、名寄市として把握されている市民生活における影響と仮に影響があるとしたならばその対応状況についてお知らせをください。次に、大項目2、観光振興施策についてお伺いをいたします。小項目1、外国人観光客の現状と対応についてお伺いをいたします。上川管内の観光入り込み数について、令和5年度の実績では、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、各地でイベント等が再開されたこともあり、感染症拡大以前の令和元年度と同水準まで回復をしてきております。道内空港においても国際線の運航再開等により上川管内の訪日外国人宿泊者数も同様の傾向にあり、今年度においてはさらに増加傾向にあると報じられております。年度途中ではございますけれども、今年度における名寄市の外国人観光客の動向と訪日外国人宿泊者数の年度末見込みについてお知らせをください。あわせて、行政及び市内の宿泊施設、飲食店、小売業などサービス業におけるホスピタリティー等、インバウンド受入れ態勢の状況についてお知らせをください。小項目2、旭川空港を拠点とした観光振興についてお伺いをいたします。旭川空港でも国際線の就航が再開され、外国人観光客の利用増加に伴い、上川管内の観光客も増加傾向にございます。しかしながら、上川管内の観光客は旭川、美瑛、富良野方面に集中しており、令和5年度実績においても上川北部への入り込みについては限定的でございます。上川北部へのさらなる誘客を図るため、旭川空港の利点の情報発信はもとより、空港内における広報活動や本市を含む上川北部への直行バスの運行が効果的であると考えますが、これまでの議論と取組状況についてお知らせをください。以上、この場からの発言といたします。
答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)
倉澤議員からは、大項目2点にわたり質問をいただきました。大項目1は私から、大項目2は産業振興室長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。まず初めに、大項目1、司法過疎・弁護士過疎対策について、小項目1、公設法律事務所の再設置に向けた取組についてお答えをいたします。昨年7月末をもって廃止となりました名寄ひまわり令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号基金法律事務所ですが、弁護士の所属先であります旭川弁護士会の会長らが6月28日に本市を訪れ、事務所の閉鎖に至った経緯や旭川弁護士会の置かれている現状などの説明があったところです。旭川弁護士会からは、当時名寄に赴任をしていた弁護士が交代するに当たり後任となる弁護士を募集したが、応募がない状況だったことや旭川弁護士会管内に設置をしている他のひまわり基金法律事務所も後任探しが厳しい状況にあること、弁護士の供給源である札幌のすずらん基金法律事務所も人材不足であることなどから、名寄の法律事務所については廃止せざるを得ない状況になったと説明を受けてきたところです。あわせて、弁護士会としては人口1万人に1人の弁護士が必要と認識しており、名寄市近郊の状況を見ると2人以上の弁護士が必要であると考えていること、弁護士の成り手不足に強い危機感を持っていること、特に地方に人材が来ない状況は深刻であり、対策を考えなければならないとの説明もあったところです。本市からは、法律事務所の閉鎖が急な話であり、とても困惑していることや市民からも不安の声が出ていること、これまでのひまわり基金法律事務所の功績と対応中にある相談案件の今後の対応を含めて法律事務所の休止と早期再開について強く要望を伝えましたが、廃止については決定事項であるとの話でありました。そのため、本市からは再度のひまわり基金法律事務所設立に向けた陳情活動などの可能性と旭川弁護士会に協力をいただきながら日弁連などへ申入れを行いたい旨を伝えてきたところです。旭川弁護士会からも名寄地域における司法の重要性は認識しているので、努力していきたいとのお話をいただいているところです。今月下旬にはなりますが、旭川弁護士会が再度本市を訪れ、要請を行った法律事務所の再設置に向けたお話が聞けるものと思っております。今後の対応に向けてしっかりと議論を交わしたいと考えているところです。次に、小項目2、公設法律事務所の閉鎖に伴う令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号影響と対応についてお答えします。公設法律事務所である名寄ひまわり基金法律事務所が閉鎖した昨年8月以降、名寄市をはじめ近隣市町村の住民が法律相談ができる機関は1か所となりました。このことによる影響としては、同一案件の場合、相談者双方が同一の弁護士に依頼することは利益相反として受け付けることができないため、既に名寄市内の弁護士事務所に相談中の方の相手方は相談の依頼を受け付けてもらえないこととなり、別の法律事務所や法律相談機関に相談をしなければならないことになります。また、名寄市消費生活センターが旭川弁護士会に委託をし、毎月実施をしている無料法律相談においても受付の際に利益相反を理由に申込みを断られるケースが一部で生じている状況にあります。このような場合の対応としては、市外にある法律事務所の紹介や日本司法支援センターの法テラス、北海道弁護士会連合会が運営する北海道弁護士ホッとラインなどを紹介しているところです。いずれにしましても、相談者にとって居住地に近い場所で対面による相談ができることが望ましく、地域住民が負担なく安心してこの地で生活を送るためにも、複数の法律事務所は必要であると考えております。今後高齢化が進み、相続や成年後見など弁護士への相談ニーズは増加することが予想されるとともに、誰もが法律の専門家にアクセスしやすい環境は地域にとって不可欠であると考えます。持続可能な地域づくりのためにも新たな法律事務所の設置に向け、本市ができることを進めていきたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
私からは大項目2、観光振興施策について、小項目1、外国人観光客の現状と対応についてお答えいたします。本市における外国人観光客の入り込み状況については、令和元年度の2,160人泊をピークに新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、令和3年度は受入れがゼロとなるほど完全に滞ってしまいました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の終息に伴い、令和5年度では1,043人泊と回復しつつあり、今年度においては年度途中であるため概算値ではありますが、1,362人泊となっております。特に増加傾向となっているものとしては、ピヤシリスキー場を軸とした冬観光であり、令和4年度より開始しているスキー場内の森林地帯を滑走するツリーランは令和4年度603人中26人、令和5年度513人中138人、今年度は2月末時点で787人中226人がインバウンド利用、天候状況に左右されますが、認知度の向上に伴い増加しております。その他、なよろ観光まちづくり協会で実施しているピヤシリ山頂へのスノーモービルツアー、パウダースノーサファリにおいても令和5年度で45人、今年度は途中ですが、23人の海外観光客が訪れております。また、今年度の夏観光においては、台湾や香港のバスツアーの団体客がサンピラーパークのひまわり畑に訪れていただきました。アクティビティー観光でもカヌー14人、民間によるフライフィッシングには11人のインバウンド利用となってございます。これらインバウンドの受入れ態勢として、ピヤシリスキー場においてはロッジレストランでメニューの写真と英語表記を掲示、フロントでは翻訳機を常備するなど問合せに対応できる環境を整備、市内の宿泊施設においても施設内案内標識や朝食のメニューPOPに英語表記にするなどの取組が行われております。また、よろーな内に設置している観光協会が運営する観光案内所におきましても英会話が可能な職員を配置し、各種問合せに対応しているところでございます。次に、小項目2、旭川空港を拠点とした観光振興についてお答えいたします。旭川空港においては、冬期でも99%を超える高い就航率に加え、令和4年5月から台湾航路が3年3か月ぶりに再開、同年9月に成田空港へのLCC路線の開設、昨年12月には韓国便が5年ぶりに再開されるなど、新型コロナ感染症の終息に伴い北北海道の空の玄関口としてにぎわいを戻しつつあります。旭川空港を活用した情報発信の取組については、本市を含む9市2町の行政、観光協会、航空会社、旅行会社、空港運営会社などによる旭川観光誘致宣伝協議会により空港でのパンフレットの設置やデジタルサイネージによる各地域の観光スポット情報発信、航空会社の機内誌での情報発信、プロモーションなどが取り組まれております。現在旭川空港から旭川以北への公共交通による移動方法は空港バスにより旭川駅まで移動し、JRまたは名寄駅都市間バスに乗り換える手段となっております。これまで名寄市及び上川北部への空港直行バスの運行については、観光協会との協議の中で議論に上った経緯はあるものの、具体的な取組としては至っておりません。現在旭川空港からのバスアクセスは、旭川市内、旭山動物園、富良野、美瑛、東川、旭岳の路線と観光客及び利用客が多い地域のみとなっており、直行バスの運行は名寄市単独の利用客及び観光誘客では困難であることから、広域でのインバウンドを含む観光商品の構築、販売が必要不可欠となります。新型コロナ感染拡大の終息に伴い、本市においても観光入り込み、インバウンドとともに回復、増加傾向となっていることもあり、改めて名寄観光まちづくり協会及び上川北部9市町村による道北観光連盟にて提案させていただき、その可能性について調査研究を行っていきたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
質問 10番 倉澤宏
大項目1、司法過疎、弁護士対策について、再設置に向けた取組についてちょっとお伺いをしたいというふうに思いますけれども、御答弁いただいた中では今月下旬に再設置も含めた話が旭川弁護士会のほうから聞けるというような御答弁があったかというふうに思います。昨年6月28日に旭川弁護士会、大箸会長令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号らがお越しになって話をされた際の新聞報道では、加藤市長らに閉鎖の伝達をしたと。それに対して受け入れ難い内容だが、弁護士充足に向けた要望活動などで協力していくことで一致したというような報道があったところです。具体的に今後どのような要望活動を行っていく考えなのか、その辺お考えあればお知らせをいただきたいというふうに思います。
答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)
今後どういった活動という御質問かと思います。6月の旭川弁護士会が来名されて、お話を聞いたときも名寄市としての方向性も含めてお話をさせていただいているのですけれども、弁護士事務所が1つになるということは相当において不利益を講じてしまうということは強くお伝えをさせていただいております。旭川弁護士会さんのほうでも今回は後任の募集をしたのだけれども、なかなかいなかったということが一つ大きな理由だということで御説明を受けてきましたけれども、人材不足というところは、弁護士業界においても同じであるというようなこともおっしゃっておりましたけれども、いずれにしましてもこういった司法過疎地域といいますか、司法がなかなか届かない地域での弁護士事務所の必要性ということは、20年来ひまわり基金があったということも含めて、功績も含めて、このままなくなっていただくのは困るということで再度強く要請をさせていただいております。名寄市のほうからもどういった手続というか、陳情なり進めていけばよろしいですかねというようなお話もさせていただいた中で、旭川弁護士会としても日弁連含め、北海道弁護士会も含めて御相談をしながら、再設置に向けた汗はかきたいというふうに言っていただいておりますので、今月の下旬になりますけれども、そこで一定程度のお話を聞かせていただけるというふうに伺っておりますので、内容をしっかりと議論させていただきながら、再設置に向けた活動を進めていきたいというふうに令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号思っていますし、場合によっては議会の皆さんのお力も借りて陳情していくというような場面も出てくるのかなというふうにも考えておりますので、その際についてはまた御相談をさせていただきたいですし、御協力のほうもいただければというふうに考えているところです。
質問 10番 倉澤宏
そもそもの話、募集かけても来ないというのが大きな原因なのかな。北海道自体は弁護士の数、全国の弁護士の2%ほどしか北海道にいないというところで、そうしたところが大きな原因なのかなというふうに思っておりますけれども、何とか、先ほどもお話ありましたとおり、人口1万人に対して1人の弁護士ということで、管内合わせると3万人超えてくると思うので、この地域もやっぱり3人程度の弁護士数は必要なのかなというふうに思っていますので、具体的な要望活動、議会の協力もというようなお話ありましたけれども、ぜひともそうした部分について情報提供も含めてお願いをしたいなというふうに思っております。小項目2の事務所閉鎖に伴う影響と対応についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。御答弁の中では、利益相反の話も出ておりました。そもそも今名寄市にある弁護士法人事務所ですけれども、ここの弁護士先生については、今現在そうなのか分からないですけれども、名寄市の顧問弁護士になられているのかどうなのか、ちょっとそこ教えていただきたいなというふうに思います。
答弁 総務部長 木村睦
名寄市の顧問弁護士として委託させていただいています。
質問 10番 倉澤宏
今名寄にある事務所の先生は、名寄市の顧問弁護士ということで、ちょっとお話を続けさせていただきたいというふうに思います。その前に影響の部分ですけれども、閉鎖となったひまわり基金法律事務所の前所長が、今名寄市からいなくなっていると思うのですけれども、閉鎖する前に受け持っていた個別の案件、継続して持っている件数と、名寄市のほうでどのぐらいあるのか把握できていれば、その数も教えていただきたいなというふうに思いますけれども。
答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)
前弁護士が抱えていたケースということですけれども、弁護士の持っているケースというのは秘匿のこともあるということで、正確な数字は私どもも一度お話を聞かせていただいたのですけれども、教えてはいただいておりませんが、複数件は名寄でまだ持っているのでというお話はされておりました。
質問 10番 倉澤宏
まだ継続して持っている案件があるということで、私市民の方からお聞きしたこともありまして、実際名寄からいなくなったことに伴って案件についての対応についてなかなかやり取りが難しい状況だということもお聞きをしてきております。先ほど今名寄市にある弁護士法人の弁護士事務所の先生が名寄市の顧問弁護士だということで、市税の滞納であったり、滞納整理であったり、公共料金の債務処理、ここが受皿になっていた法律事務所が閉鎖になって、先ほど松田部長のほうからあった利益相反によって名寄市の弁護士には行政不服審査請求も含めて市民の方がこれ依頼できない状況になっています。そうした部分市民の受皿がなくなったといった部分についてどのように捉えているのかちょっとお考えをお知らせいただきたいというふうに思います。
答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)
今議員おっしゃられたとおり、市民、利益相反の絡みがあって、受皿がないということは非常に申し訳ないと言っていいのか分からないですけれども、非常によろしくない状況だというふうには認識しております。そもそものひまわり弁護士事務所、名寄の部分につきましては、そういった債務整理をメインに活動されてきたというふうに伺っておりますので、弁護士事務所が1つしかないということになりますと、相手方が顧問弁護士側の相手方である場合については当然受けていただけないということになりますので、市外のどちらかの弁護士さんとお話をされるということになろうかというふうに思います。そこの部分も含めて負担になっているというふうにも思いますので、決して名寄市で1つしかないという法律事務所については、これは好ましくないというふうに思っていますので、改めて設置に向けた活動のほうは進めていきたいなというふうに思っているところです。
質問 10番 倉澤宏
現状市民にとって好ましい状況ではないというような御答弁だというふうに思います。先ほども部長の御答弁でありましたけれども、今後高齢化社会が引き続き継続していく中で、成年後見の関係であったり、相続に伴う遺産分割協議、空き家問題、また離婚協議でも複数の人が絡む民事案件も増加傾向にあるといったところで、やはり弁護士事務所1つでは対応できない案件も出てくる。市外の方、事務所を紹介しなければならないといった部分については、かなりやはり市民の負担になってきているのかなというふうに思っております。そうした面で、そうした法律関係の事務処理を行う司法書士事務所もあると思うのですけれども、名寄市内で司法書士事務所何件あるか把握されているか教えていただきたいというふうに思います。
答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)
現在の司法書士事務所の数ということですけれども、旭川司法書士会というのがありまして、そこに所属をされている名寄市の司法書士としてはお二方いますけれども、同じ事務所ということなので、事務所としては1令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号件というふうになるかと思います。
質問 10番 倉澤宏
法律事務所、弁護士事務所に限らず、司法書士事務所も減少傾向にあって、なかなか市内の事業所も含めてそうした法律に絡むお仕事を頼むところも御苦労されているというお話も聞いております。以前の答弁の中で議会にも再設置の要請活動、今回もありましたけれども、情報共有をしていただいて、様々な形で相談できればというふうな話も前回副市長からもあったというふうに認識をしております。今月また弁護士会の皆様が来られるということですので、今回はしっかりと市民も含め情報提供をお願いしたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)
しっかりと旭川弁護士会さんとはお話をさせていただきたいというふうに思っていますし、していかなければというふうにも思っています。市民向けの情報の周知ということになると、あまり不確定なことは言えないというふうに思っていますので、ある程度見通しですとか、こういったことをどういうふうにやっていくかということも含めて、ある程度分かった段階でということになろうかなというふうに思いますけれども、まずは今月末に来ますお話を聞かせていただいて、活動、どういったことができるかということを考えていきたいなというふうに思います。
質問 10番 倉澤宏
先ほどやり取りさせていただいたとおり、法律に関してなかなか今いい状況ではないということで皆さん認識を持っていただいたのかなというふうに思いますけれども、この地域において法的に相談を受けていただく場所が限定されたり、なくなってしまったことは、市民が安心して住み続けられなくなっていくと。以前も申し上げましたとおり、行政としても全て令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号の人に司法への平等なアクセスを提供するといった目的達成に向けてぜひとも取り組んでいただきますようよろしくお願いをして、次の質問に移っていきたいというふうに思います。大項目2、観光振興施策についてお伺いをします。小項目1、外国人観光客の現状と対応についてということで、御答弁いただいた中では令和6年度、途中ではありますけれども、直近で1,362人泊、令和5年度の実績、年度の実績よりも既に1.3倍程度の数字、年度末に向けてはもう少し増えてくるのかなというふうに思っております。名寄市内においても確かにこの冬、本当に外国人を目にする機会も多く感じているところでございます。そこで、先ほど御答弁の中で観光案内所の部分では外国語対応する職員の配置であったり、多言語化のパンフレットの設置でPRしているというふうに思いますけれども、市内歩いてみますと、なかなか案内表示が外国語に対応したものがなかったり、また商店街や飲食店の組合とも連携した取組についても行われている部分が少ないのかなというふうに思っております。あわせて、市内の宿泊施設においても外国人宿泊客の対応にかなり温度差があるなといったところがあります。そうした部分の取組、ここどこが主体となってやっていくところなのかちょっとお尋ねをしたいというふうに思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
議員おっしゃるとおり、インバウンドの方が町場でも見られるようになって、やはりコロナ明け増えてきたなというのが名寄の状況でも見受けられるということでありまして、そこの部分の英語表記ですとか、まち全体を挙げての受入れ態勢がどうなのだというところだと思います。コロナ以前は観光協会が主体となって飲食、それからホテルも含めて英語表記への取組、それから指さし英会話帳の配付などということで取組が行われていたということでございますが、先ほども申し上げたとおり、コロナがあってゼロということで、そこが滞ってしまったということです。急激に近年のインバウンドの増加に伴って、地域としての受入れ態勢というのが早急に対応したほうがいいだろうということであると思います。体制整備においては、サービス業を主体とした民間事業者の理解と御協力が必要不可欠でありますし、全体としてということであれば、観光客の受入れの部分に関してはまちづくり観光さんと市も連携して、どういう取組が効果があるのかということで、今後早急に体制を整備していきたいと考えてございます。
質問 10番 倉澤宏
新型コロナウイルスの関係でインバウンドが一時停滞したといったところで、インバウンドの受入れ態勢が滞ったというところは一定の理解はできるところでありますけれども、この回復状況が急だという、令和元年度とほぼ同数字に戻ってきていると、同水準に戻ってきているといったところで、名寄市観光振興計画の策定がなされた令和4年もまさに新型コロナがまだ終息する前の策定ということもあって、なかなか現状との整合性が取れていないといったところもあると思うのですけれども、観光振興計画の中の当面の取組と推進体制には、こうした案内表示の、案内板の整備であったり、商店街、飲食店などの連携した取組、市内宿泊施設の対応等記載されていないのですけれども、新年度も含めて今年度の今後の整備の考え、何かお考えあればお知らせをいただきたいなというふうに思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
今後の対応ということでございますけれども、現在でもまちづくり観光協会さんのホームページには名寄観光ガイドということで繁体字というのですか、台湾人観光客向けのデジタル版というのが御覧いただけます。また、先月ですけれども、名寄のフライフィッシングですとかカヌー体験が楽しめるような動画ということで、観光協会さんのユーチューブ配信で1泊2日で滞在もして楽しんでいただけるようなショートの動画が配信されているようなところでありまして、こういった部分もアジア圏というのですか、インフルエンサーによるSNS配信なんかも予定されているということで、今現在取り組んでいただいている部分としてはそういったパンフレットの紙媒体ではなく、デジタルですとかウェブ配信での部分というのはやっていただけているかなと思っております。インバウンドを呼び込むにはこういった案内板はもちろんですけれども、ウェブサイト、それから宿泊、特産品なんかをセットにしたような商品開発なんかも必要かなと感じておりまして、今後につきましては議員おっしゃられた観光振興計画のこれから今シーズンを終えたぐらいに会議を設けておりますので、そういった場で市民の委員の皆さんからも今シーズンの状況ですとか、どういった対応が必要かというような御意見を伺いながら新年度に向けた対策をしていきたいと考えております。
質問 10番 倉澤宏
PRについては、ユーチューブだったり、SNSであったりといったところで対応していくといったところもお話がありました。紙媒体ではなくてと。もちろんそこについては十分理解はできます。来ていただいた方が名寄市内に来て、情報発信をしていただく。名寄市内のホスピタリティーも含めて、表示板、外国語にしっかり対応できているまちだというところも含めて発信してもらうことが重要なのかなというふうに思いますので、市内のそうしたインバウンド受入れ態勢の部分について、徐々にですけれども、整備をしていただいて、私も何人か中心街で外国人の方見かけたときも、多分飲食店を探していたのか分からないですけれども、ちょっとどこに行っていいのか分からない方も何人か見かけたところもございました。表示的な部分を含めて、市内の少なくても中心市街地メインに整備をしていただければなというふうに思っております令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号ので、よろしくお願いをいたします。続きまして、小項目2の旭川空港を拠点とした観光振興についてといったところに移ってまいりたいというふうに思います。先ほどもちょっとお話し申し上げましたが、令和4年3月策定の名寄市観光振興計画(第2次)の中で観光施策の方向性、今もお話ししましたけれども、情報発信、PRの取組の推進では道外のプロモーション活動を実施することで北海道旅行の際に必ず宿泊が伴う道外観光客への情報発信力を高め、名寄市で宿泊数の増加を図るとありまして、当面の取組としてSNSやウェブを活用したPRがメインというふうな記載がございますけれども、若干先ほど空港の中でパンフレットとかもありましたけれども、アナログではあるのですけれども、紙媒体、旭川空港における本市のポスターの掲示だったり、サイネージもあるというお話でしたけれども、PRで知名度をさらに高める部分で、そうした紙媒体も有効なのかなというふうに思いますけれども、改めて本市から一番近い空の玄関口である旭川空港におけるプロモーション活動の必要性に対する考え方をお聞きしたいというふうに思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
旭川空港のPRということでありますけれども、先ほど答弁させていただいた本当に名寄市独自のということではなくて、広域での取組による表示ですので、特に名寄が目立っているというわけではないかもしれません。今シーズンの状況なんかを踏まえて、スキー場に私も何度か訪れたときにはいろんな関係者、もしくは来ている方にたどたどしい英語でちょっと聞いてみたのですけれども、やはりガイドの方に連れてきていただいたり、それから自分たちでレンタカーで来ているという方が小旅行的な感じで名寄までお越しいただいているような交通手段が多いのではないかというような印象でありました。そして、やはり宿泊をされている方は伸びてはいるのですけれども、まだまだ日帰りで、令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号旭川を軸に名寄まで、その日の天候を見てこちらまで三、四人で来て、またすぐ帰るというような、ピヤシリスキー場の雪質を楽しむのにこちらまで来て、そのまま帰るというような方も多いように見受けられまして、こういうところをちょっとこのシーズンを振り返った後にどういうアクセスで来ているのか、そういったところを踏まえて何とか宿泊いただけるような対策というようなことをまずやっていかないとならないかなと思っています。そのアクセスに関して言うと、やっぱり直行バスがあれば本当に効果は非常にあるとは思いますが、こういう事情でバス事業者の方も働きですとか、それから燃料の高騰とかで減便を余儀なくされている状況もあるということでありますので、ちょっとその辺りの状況を踏まえて、これから皆さんで話し合っていけたらなと感じております。以上です。
質問 10番 倉澤宏
直行バスの話まで御答弁いただいたのですけれども、まだプロモーションのところで質問をさせていただいております。ちょっとピヤシリスキー場の話も出ましたので、現在徳田の19線にある雪質日本一の看板、あれも御存じのとおり以前は旭川空港の前に立っておりまして、多分景観条例か何かの関係で高い建物を置けなくなって、今も設置されている徳田19線に移設してきた経過があるのかなというふうに思いますけれども、あの看板ですけれども、設置されて多分40年近くたつのではないかな、40年ぐらいたつのではないかなというふうに思っておりますけれども、当時旭川空港の前にあったところでもかなりインパクトがあったのかなというふうに記憶しております。私雪質日本一という言葉、あの看板を見て知ったのではないかなというふうに思っておりますけれども、あの看板については名寄の雪質日本一というところを内外に知らしめた大きな役割を果たしているのかなと。また、併せて維持管理費、年間多分敷地の使用料程度、10万円、12万円程度で、維持管理費もそんなにかかっていないのかな、かなりコストパフォーマンスがいい表示物なのかなというふうに思っておりますけれども、以前には塗装で数百万円かけて塗装し直したということもあったかというふうに思いますけれども、ああいう極端な部分は別として、やっぱりインパクトのある名寄市を知っていただくためのPR、旭川空港におけるプロモーション、本当に必要性を感じておりまして、そこで名寄を知っていただくことによって外国人、国内も含めて名寄を知っていただいて、名寄まで足を運んでいただくことにつながるのかなというふうに思っております。そこで、必要となってくるのが2次交通でございます。観光振興計画の当面の取組と推進体制における名寄市までの基幹交通及び2次交通の整備は、旭川空港から名寄市までの結束、利便性がよくない状況であると。利用者ニーズに応じた公共交通の確保に向けて近隣自治体や関係機関の協議を進めるというふうに記載もされているところでございます。具体的に空港から上川北部への2次交通の整備は必要な取組なのかなというふうに思っております。理想をお話ししますと、旭川空港に鉄道が乗り入れて、道央道とも接続できれば一番いいのでしょうけれども、なかなか現実としてハードルが高いというふうに思いますので、まずは直行バスの実証実験からでも取り組んでいくことができないのか改めてお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
実証運行でもということでございますけれども、よろーなにもちょっと今ポスター、カレンダー貼ってありましたけれども、この2月に1か月限定で上川の地域の公共交通活性化協議会、それからJR、それからバス事業者と連携したかみくるパスというのが販売されていまして、この1か月でJRとバスと乗り放題の上川管内を動けるパスが発売されていたということを知りまして、そういった取組の成果なんかもお聞きしながらと思いますけれども、全てそういうデータを基にちょっと実証運行なんかができるのかというのも併せて研究していきたいと思っております。
質問 10番 倉澤宏
旭川空港からの2次交通の整備、今直行バスというようなお話をさせていただきましたけれども、なかなか採算路線にはなり得ないのかなというふうに思いますけれども、実証運行の後継続していく効果として、やはり先ほど申し上げましたインバウンドの入り込み増につながるという部分、また空港の活性化、先日新聞にも出ておりましたけれども、旭川空港では伊丹、中部の通年化を目指していると。先ほどの御答弁でもありましたように、国内LCCは韓国仁川、台北便も今好調であると今日のお話もあったところです。そこの部分も含めて空港の活性化につながると。さらには、道北、上川北部への入り込みもつながってくるのではないかなと。また、名寄市立大学の学生確保にも少なからず効果的ではないのかなと。道外の学生が対象になりますけれども、効果的ではないのかなというふうに思っております。この2次交通の整備に関しては、観光振興計画の中でも実施主体は行政、名寄市が主体となって行うといったところもございますので、ぜひとも名寄市主体となって空港を拠点とした観光振興、伸び代まだまだあると思いますので、改めて取り組んでいく部分についてお考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。
答弁 経済部長 山田裕治
今旭川空港からのアクセスということでいろいろと御議論させていただいておりますが、確かに空港からの利便性を高めていくということも一つ重要な要素というふうになろうかと思いますが、それを例えばバス会社であったりとか、様々な交通の運行事業者と話をしていく上で、名寄市含めて道北の例えば観光事業、インバウンドも含めてですけれども、どれだ令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号けの方が今道北に訪れたいと思っているのかという、まずそこの魅力づくりということをやっぱり高めていくというところが重要になってくるのかなというふうに思っております。先ほど答弁もさせていただきましたが、既存の空港からの路線、旭山動物園や富良野、美瑛、また旭岳、温泉ですか、やはりこれインバウンドもそうですし、国内的に見てもかなり強力な観光的な魅力、コンテンツを持っているということがあって、そういった路線が日常的に運行できるというふうなことだろうというふうに思っていますので、同じようにこの地域でもそういった負けないぐらいの魅力あるコンテンツというものをまず磨き上げていく必要があるだろうというふうに思っています。そこは、観光協会さんを中心にそういう観光サイドの魅力向上というところに力を入れていただきたいというふうに思っていますし、それは当然私どものほうでも支援をしていくというふうな、そこはタッグを組みながら進めていきたいというふうに思っていますし、交通の部分に関しては、そこについては行政も主体的に担う役割ということも一定程度あるかと思いますので、そこはそういうふうなまず条件整備といいましょうか、そういうアクセスを向上させるということを訴えていけるだけの実績をまず積み上げていくということが優先されていくのかなというふうにも思っていますので、そこはそれぞれ状況を見ながら、タイミングを見計らいながらいろいろな機関と協議を進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 10番 倉澤宏
観光資源に関しては、様々な道北含めて資源があるのかなというふうに思いますけれども、名寄市も先ほどもお話し申し上げましたとおり雪質日本一というかなりインパクトのあるキャッチフレーズ持っているといったところもあります。そこをメインで売り込んで、さらにピヤシリスキー場への入り込みも図れるの令和7年3月11日(火曜日)第1回3月定例会・第3号かなというふうに思っておりますけれども、先日観光団体のトップの方ちょっとお話しする機会ありまして、サイクルツーリズムに力を入れているといったところでお話がありました。サイクルツーリズムの部分でいえば、名寄から旭川、旭川から名寄の直通でなくて、一度旭川に滞在をしていただいて、徐々に北上していただくような部分を少しイメージしているのかなというようなお話もあったところですけれども、やはりインバウンド、外国人観光客だけではなくて、アウトバウンド、国内から出ていく部分、この近隣から出ていく部分、旭川空港を利用する人の部分を含めて、ちょっとその辺も含めて旭川空港から上川北部への直行バスの部分についてはぜひとも考えていただきたいなというふうに思っております。なかなか名寄市単独では厳しいのかなというふうに、私もそこは感じております。バスの運転手不足という問題も今あるといったところもございますので、ここぜひ負担金等を拠出している広域の団体、上川地方観光連盟、道北観光連盟、北海道観光振興機構、旭川観光誘致宣伝協議会など広域の団体でここの部分ぜひ事業化していけるよう、新年度の総会も5月、6月あたりであるのかなというふうに思いますけれども、名寄市として、加藤市長におかれましては道北観光連盟の会長というところもあるのかなというふうに思いますけれども、そこの辺り事業化していただけるよう会議の場で提起をしていただきたいというふうに思いますけれども、その辺お考えをお聞かせいただければというふうに思います。
答弁 市長 加藤剛士
議員がおっしゃるように、北海道には何点かの、千歳だけでなくて、地方の拠点空港がありまして、そこからの2次交通が観光振興につながるということと併せて、その周辺の地域の利便性の向上にもつながるということで、ちょっといろんな側面からの今お話であったのかなというふうに思っていて、何をもって空港からの2次交通をやるのか、あるいはそこで実証運行していくのかという、まずはそこをしっかりと見定めた中で実証運行するならするということをやっていく必要があるのかなというふうに思います。以前コロナ前に実はこれ事業者さんと一度実証運行できないかというような議論のテーブルに着いたような記憶がありますけれども、なかなかやっぱり金額の設定等も含めて非常に難しいなということで断念した経過もあります。どのくらいのではサイズ感なのかとか、期間はどうなのかとか、改めて少しやっぱりある程度のデータを持ってやらなければならないのかなというふうに思っています。一方で、議員が先ほどからおっしゃっているように、少し海外のそういった観光の動きというのは劇的に変化をしてきているという状況もありますので、改めてこれも一つのチャンスだというふうにも思いますので、少しデータ、あるいは今の現状を整理しながら可能性を模索していき、できるかどうか分かりませんけれども、そうした段階にあるのかということをしっかり踏まえた上で、しかるべきタイミングでそうしたことも提案するということもぜひ検討していきたいというふうに思います。
質問 10番 倉澤宏
観光振興計画の中では、空港からの2次交通の整備という部分うたわれております。先ほど申し上げました名寄市だけではなかなか難しいというところもありますので、ぜひ近隣の自治体、士別市、下川町、美深町など隣接する自治体とも連携していただきながら、その必要性も含めてしっかり近隣自治体の意見、ニーズも含めて吸い上げて、今後観光振興計画の当面の取組の部分で2次交通の整備を進めていただくことをお願い申し上げ、質問を終わりたいというふうに思います。