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雄武町議会 平成26年3月議会 2014年3月17日

過疎対策について

2014年3月17日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「過疎対策について」質問し、町長 中川原秀樹が答弁しました。

質問者
花田一夫 議員
答弁者
町長 中川原秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 花田一夫

通告に基づいて2点お伺い致したいと思います。まず最初に過疎対策ということで人口減少の歯止めは何かということでお尋ねしたいと思います。ご承知のように雄武町のみならず各自治体は少子高齢化並びに人口減少に大変頭を悩ませております。しかし、それを最小限に留めようとして努力してるのも事実ですが、本町の人口は毎年70人前後の人口減少があります。このままですと、近い将来、4千人を切るような状況になるのではないかという危惧をしているんですが、町長は今後この人口減少の歯止めをどう対応していこうとしているのか、まず伺いたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

人口減の歯止めにつきましては、ご指摘の通り本町と同じ規模の自治体における永遠のテーマでありまして、本町においても歴代町長の最大の懸案事項であることを推察しております。本町の過疎対策につきましては、総合計画を基本としながら様々な施策に取り組んできておりまして、今後も総合計画を着実に推進していくことが過疎対策につながるものと考えております。特に先ほどの村上議員の一般質問に対する答弁にもあります通り、少子化対策や子育て支援の取組につきましては、本町の人口対策において実効性の高い分野と考えており、この対策を整備、充実することによりまして本町に就職先がない夫婦でも雄武町での子育てを希望して本町に転入し、近隣町村へ通勤するといった状況を作ることも人口減の歯止めの一助になるものと考えております。

質問 6番 花田一夫

前町長も現町長も総合計画に基づいて町政を行う事が人口の減少の歯止めだということなんですが、確かに総合計画に基づく政策をすることによって人口の減少の歯止めは私は解消されないとは言いませんが、今まで通りのことをやっているんであれば、私は何も意味がないんじゃないかという思いがするわけです。確かに出生率の向上も人口減少の歯止めにもなりますが、私は人口減少の最大の歯止めは雇用の場を作る、これが最大の特効薬ではないかと思うんですが、町長、如何ですか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

おっしゃる通り雇用の場の確保が最大の対策ではないかというふうに認識しております。

質問 6番 花田一夫

それでですね、各自治体も如何にして雇用の場を作るかということで、それなりに努力をしてますし、私は雄武町は食料の生産基地だと思っているんですが、その中でですね、私はあまり農業のことについては詳しくないんですが、私が議員になった当時は約600戸からの農業所帯があったと思うんですが、現在、搾乳農家が60戸にまでも減った。町も農業政策についてはそれなりの私は対策を取ってきたと思うんですが、どうしてこのように減ったのか、町長どうお考えですか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

本町の農業推移につきましては平成17年の105戸から24年には80戸に減少致しまして、離農跡地の収得により経営面積が戸あたり50ヘクタールから88ヘクタールに拡大しておりますが、経営規模の拡大や担い手の高齢化、後継者不在により労働力が不足しているということが、経営が不安定な状況となって農家戸数が減少しているんじゃないかというふうな捉え方をしております。

質問 6番 花田一夫

私が議員になってから雄武畜産農協、それから雄武農協の合併がありました。将来の雄武町のあるべき姿はやはり2農協じゃなくて1農協になってですね、オール雄武農協ということで将来の雄武農業の基盤を作っていきたいということで町もそれなりに応援したと思うんですが、あまり効果がなく、このような状況になったと思うんですが、私は他の人の話を色々聞きますと、どうして雄武町の農業者がこんなに離農するんだろうと、ということは後継者がいない、あるいは家族の中でどなたかが労働力として対応できなくなった場合にどうしても搾乳について無理が掛かって、体に無理が掛かるということも含めて、それから日本の農業の目まぐるしい農業政策、あるいは乳製品の輸入、あるいは乳価の伸び悩み等、色んな面で農業者を私は苦しめているのが実態ではないかと思うんですが、今、町長もご承知のように個人経営から法人化にされて健全経営をされてる方が雄武町でも数軒ありました。これらについて将来ですね、町長は推進していこうとしてるのか、農業者まかせにしていくのか、その辺の考えは如何でしょう。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

私は今日の本町の農業が抱えている労働力不足やいわゆる花嫁不足といった多くの課題や問題は農業協同経営化、いわゆる法人化することによって殆ど解決するのではないかというふうに強く思っております。従いまして、大規模化に伴う新たな設備投資を要することや農家間の利害関係の調整等の課題を解消し、農協が主導して農業協同経営化、法人化を推進していくということであれば、町と致しますしては側面から支援してまいりたいというふうに思っております。

質問 6番 花田一夫

私もそうすることが将来の雄武町の農業のあり方じゃないかという思いがします。ご承知のように雄武農協も興部町と合併しましてですね、北オホーツク農業協同組合ですか、そういう名称に変わったんですが、本所が興部にあるということで、なかなか雄武の酪農家の実態等についてもなかなか掌握することが難しくなってきたのかなという思いも致しますんで、農協がするからじゃなくて、やっぱり町もですね、私は指導的な立場でもって推進してあげるのも私は酪農家のためになるのではないかと思いますが、その辺は如何でしょう。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

この種の問題解決としましては、合併前であれば非常に町としても農協に対してのいわゆる働きかけということが可能ではなかったかというふうに思っております。しかし、合併した今の段階では興部町と雄武町の考え方、農協自体の考え方がちょっとずれがあるのかなというふうに思ってますし、非常に難しい問題が出てくると思います。しかし、今、私が言った通りですね、法人化の考え方につきましてはですね、雄武の農家さんから北オホーツク農協に出ております、幹部の方にですね、機会がありましたら法人化についての推進ということを今の北オホーツク農業協同組合の中で議論して頂きたいというような話し方はしたいというふうに思っております。

質問 6番 花田一夫

個人で酪農してますとどうしても誰かが落後すると離農しなければならないということで、法人化にされるとですね、例えばご夫婦の場合でも、奥さんが例えば体調を崩したとしても旦那さんが法人化の方にお手伝いすることによって農業の経営が継続されるということで私なると思いますんで、ぜひ興部と色々の中でご相談をして是非、雄武町の農業がこれ以上減らないように一つ努力して頂きたいと思います。次にですね、水産業について伺いたいと思いますが、ご承知のように漁業生産者が獲る漁業から育てる漁業に転換し、昨年は過去最高の生産水揚げ高60億を超えました。その大きな要因はホタテ漁業の水揚げ増でございますし、今後もこれらを含めて雄武漁業協同組合の水揚げは50億、あるいは60億を推移されるものと推察されるわけですが、この折角1万5千トン体制になり、将来2万トン、2万5千トンになった時点でですね、今の水産加工業の形態状況からしますと、水揚げされたうちの約半分近いものが他町に流れてしまうような傾向に私はなると思うわけでございます。ということは町長もご承知のようにホタテは加工業者の最大の加工原料の主を占めている。その中で一番人手の掛かる加工原料です。これを如何に省力化、そして生産を上げるかということについては省力化、あるいは企業合同、あるいは加工センターで一次的に処理するという方法を取らなければ、私は現在の水産加工業者の中ではこれ以上のことは無理ではないかという思いをしているわけですが、以前にも前町長に水産加工センターの設置のお話をしたことがあったんですが、町長もいい考えだということで、水産加工業界の新年の交礼会の時にその話をして加工業者に投げかけたんですが、なかなかまとまらなかった経緯があります。過日、私いま加工業者の青年部の方々とお会いしまして、今、雄武町の水産加工業者の中で町に対して何を一番求めてるかという話をしましたらですね、町からは今の金融面で大変お世話になっているんですが、今の食料、安全、安心、そしてコストを削減するためには、まず冷凍施設が何としても欲しい。これについては何をしようとしてるのかというと、ホタテについては今ある施設の中でも間に合うんですが、秋に水揚げされるイカをですね、凍結しなければ冬期間の加工原料にならないものですから、自分らの工場で凍結する能力については数量的に全く少ない。何としても50トン、60トンの凍結能力の施設が欲しいんだと。凍結したものについては雄武町のセンター冷蔵庫でなくても他へ持って行っても保管できるんですが、凍結についてだけは他へ持っていくわけにいかないんで凍結施設がまず欲しいということと、なぜこれをするかというと冬期間の加工原料として確保したいというのが、今の雄武町の水産加工業者の考えなわけです。そういうことを含めてですね、やはり私は雄武町の水産加工業というのは雄武町の最大の雇用の場だと思ってるんですが、それらを充実するためにはですね、今以上の私はやっぱり手助けをしてあげなければならないんじゃないかと思うんですが、町長はその辺どうお考えでしょうか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

加工センター、あるいは冷凍施設の整備の関係ですけれども、私も加工協の幹部の方ともお会いする機会があるんですけれども、なかなかそういう話が直に聞いたことがないんですよね。従いましていま花田議員さんの方からこのような話が出ましたんでね、お会いしましたら私の方からこの辺の事情を聞いてみたいというふうに思っております。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

加工センターや、いわゆる冷凍施設、この二つについて加工協の幹部の方に色々話を聞いてみたいというふうに思ってます。

質問 6番 花田一夫

それでですね、一つ加工業者の今一番最大のネックであることを色々ご相談してですね、出来るだけ対応してあげて頂きたいと思いますが、私が知ってる中でここ数年で7社ほど廃業をされました。以前にもニチロ、オホーツクニチロさんが廃業した時に急激に人口が減少しました。その最大の原因は何かというとやっぱり企業が閉鎖したからだということで、その後そのまま工場が閉鎖されてるままでいるんですが、先ほど言いましたように将来やっぱり1万5千トンが2万トン、2万5千トン体制になった時にですね、如何にして雄武のこの地元で揚がったものを付加価値を高めて、五次、六次加工をするためにはですね、私は雄武町の今の業者だけではなかなか無理があるんでなかろうかと思うわけでございます。私も水産加工業の経験者として製造することはそれなりのノウハウを持っているんですが、販売するということについてはなかなか難しい問題があります。それでですね、私、大手水産会社のですね、雄武工場を誘致しては如何なものかなという思いをしているわけです。雄武町でなくて道南の、失礼しました、道東の、今の羅臼から根室に掛けてのあの海岸にですね、あくまでも秋鮭をメインとした大手水産会社の標津工場、あるいは羅臼工場というのが随分建設されてきました。私何を言いたいかというとですね、やはり大手水産会社については製造のノウハウも去ることながら、将来、消費者がどういうものを好み、どういうものを作ればいいのかというノウハウを十分知ってるわけなんです。それと各所に支店を持って相当の販売力もあるということですから、私はこの雄武町に、雄武町の特産である毛ガニ、あるいはホタテ、秋鮭、それらのものをですね、付加価値高めていくと共にですね、雄武の現在の水産加工業者の冬期間の稼働をするための手助けになる一環になるんじゃないかという思いもしているんですが、なかなか大手水産会社もそう簡単には雄武町に来てもらえないと思うんですが、それじゃ何もしないでいればこのままに終わってしまうわけですが、私は決してオール雄武でかかった場合にですね、取り組んだ場合には、どこかがまた、よし雄武やってみようかということにもなるんでないかという思いもしてますし、私個人的に長野議員ともこういう話を、私いま思ってるんだという話もしましたし、前の稚内信金の支店長にもその話をしましたら、もしそういう考えがあるんであれば私もある水産会社の常務やってる人も友達知ってるんで、色々お世話してもいいですよという話もされました。ただ相当の雄武町の考えを持たないとなかなか話には乗らないと思うんですが、もしそういう考えに対して町長も勉強してみようという気があるのかないのか一つお答え頂きたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

企業誘致につきましては、雄武町の立地条件、それから経済条件、社会環境等に即した、いわゆる企業の発見、それから誘致促進に努めなければならないことはご指摘の通りでありまして、私も強く認識しております。しかし、誘致に重点を置きすぎて、いわゆる実現性の乏しい企業誘致に全力を集中することがないよう、しっかりと情報収集をすることが必要であるというふうに考えております。私も稚内信金前支店長にこの企業の関係も話してますし、異動なった今の現支店長にも、もし雄武町に興味を示している企業があれば是非紹介してほしいというような話もしておりますので、同じ思いで活動はしてると思うんですけれども、今言いました通りですね、誘致に重点を置きすぎて実現の乏しい企業誘致に全力を挙げるようなことがないようにしっかりと情報収集をしたいというふうに考えておりますので、ご理解を頂きたいと思います。

質問 6番 花田一夫

この町長もおっしゃる通りにですね、大変な問題だと思うんです。ということはやみくもに誘致してもし失敗したらということもあるんですから、相当のやはり勉強なり、あるいは相手方の考えも聞き、本町の考え方も煮詰めて、そしてお互いにこれならばという合意をなされて、やはり実現するもんだと思うんですが、私、提案なんですが、将来どうなるかは別としてもですね、産業誘致をするための議会と、あるいは水産加工会社、そして町とプロジェクトチームを作ってですね、色々と勉強することが必要じゃないのかなと。それにはやはり今すぐということでなくて、やはり1年なり2年を掛けて、どこのどの会社が良いのか、そして来てくれるという場合については、我々水産加工会社を含めて町がどれだけの応援をしてあげれるのか、そういうこともやっぱり勉強しなければ、なかなかこの問題は進まないと思うんですが、そのプロジェクトチームを立ち上げるような考えもですね、町長ひとつ検討して頂きたいと思いますが、如何でしょうか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

只今、花田議員さんの方から非常に良いご提案がありましたんですけど、私も良い考えではないかというふうに今感じております。議会終了後ですね、担当の方にこれを投げ掛けて設立に向けて協議するようにと指示したいというふうに思っております。

質問 6番 花田一夫

どうもありがとうございます。是非、私も老骨にムチ打ってひとつ応援したいと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。

出典:雄武町議会 平成26年3月議会 2014年3月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる