雄武町議会 平成29年12月議会 2017年12月13日
本町のホタテ漁業の見通し(計画)と取り組みについて
2017年12月13日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「本町のホタテ漁業の見通し(計画)と取り組みについて」質問し、産業振興課長 横田和幸、町長 中川原秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 花田一夫 議員
- 答弁者
- 産業振興課長 横田和幸、町長 中川原秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 花田一夫
観光協会だけにね丸投げしないで、町職員みんなでもってですね、いいアイデア出して取り組んでいきましょうよ。実行委員会は実行委員会、それは任せるもので、こういうこともどうだとかっていう。1人に任せてね、やれっていうものでなかなか良いアイデアでないんですよ。まあまあそういうことで一つ頑張って頂きたいと思います。最後にですね、本町のホタテ漁業の見通しと取り組みについてということで伺いたいと思いますが、平成16年の10月の30日の大時化でホタテの事業が17年に1万7000トン、場合によっては2万トン獲れるんじゃないかという見通しのなった後ですね、大時化で全滅になってからもう13年経過したんですが、残念ながらその後も色んな低気圧の爆弾低気圧とかということで昨年も約5000トン、今年、前倒しをしながら約1万トンということで、いくらかずつでも回復して来たんですが、それで横田課長ね、毎年春の稚貝時期になりましたら職員を連れて朝早くから稚貝の作業を見ながら色々お手伝いしてきているんですが、春の稚貝の時期に横田課長行って旅から持ってきてる稚貝と、それから雄武町の自賄いの稚貝を見てどう感じとってるのか、それから伺いたいと思います。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
すいません、私、過去、稚貝を手伝ってたこともあったんですけども、ここ日本海から持ってくるようになってからですね、ちょっと手伝ったことがないもんですから、実際に大きさを比較したということはございませんけれども、話で聞くところによりますと日本海の方が大きいというのは事実としてあると聞いております。
質問 9番 花田一夫
春の稚貝に行ってるの私見たんだよ。頑張ってるなと思って声を掛けたでしょ。まあいいです。そういうことでですね、課長も雄武の自賄いの貝よりも旅から持ってきてる方が大きいということ。なぜかというとですね、町長ね、この雄武のホタテの養殖事業というのは昭和27年にですね、この網走管内で湧別町の次に雄武町が取り組んだんです。ちょうどね、私が学校を卒業して漁師やった年なんですが、当時役場に木村利蔵さんという水産普及員がいて雄武町の将来の為にその養殖出漁しなければならないということで、ホタテの稚貝を湧別町から運んできて今の雄武の前浜と、それから沢木沖に撒いたのが昭和27年なんです。私もそれのお手伝いに行って、当時坂元漁業部のほうりゅうと沢木の鈴木のぼるさんのほうげん、この2艘でですね、ホタテのこういう吊るしたやつをサロマ湖の三里番屋とそれから浜佐呂間から積んで、船の上にかっぽりで水を掛けながらそれで汲んできて雄武の海に稚貝を撒き始めて、そして始まった養殖事業なんですよ。1番先にこの事業に取り組んでいたのにも関わらず残念ながらなかなか日の目を見ないということも、時化もあるんですが、そのやはり底質的にやはり他と比べて悪いという関係もあってということ分かるんですが、実は枝幸もですね、雄武町と同じような底質だったんですよ。ですけどやはり漁場作りをしたおかげでですね、昨年被害あった被害あったと言ってもやはり2万5000トンも水揚げされてきた経緯もあるんです。ご承知のように雄武町もホタテの養殖漁場を沖合に出して、そして時化にも強い漁場作りということを沖合にも出してきて漁場造成を作り、あるいはヤスデの駆除をしながら良い漁場を作り、畑作で言うと畑の土づくりをやってきたんですが、所詮先ほども申しましたように他と比べて雄武町の稚貝は小さいということでなかなか思うようにいってないということなんです。それで私も今年の3月、4月に掛けてですね、自分らが元気でいるうちに何とかそのホタテ漁業がですね、2万トン体制になるように、そして加工業者がやはり雄武のホタテを取り扱って、やっぱり良かったというような事にしたいという思いで、どうしたらそういう状況になるのかということで自分らの思いもありましたし、生産者の方々の意見も聞きたいということでホタテの船主、船頭さん、それから稚貝の業者さん、あるいは紋別の漁組の組合長、ホタテ業者、枝幸の業者にも行って色々伺ってきたんですが、雄武のやはりホタテに取り組む姿勢というのはやはり他と比べてまだまだ整ってないということなんです。どうしてかということになると、やはり、ご承知のようにですね、ホタテ、今年約1万トンでそれでも56億、約57億の水揚げあって110人の組合の中で、57億というね、水揚げがあるということはそれだけ裕福な組合だということでホタテでなくてもいんだという考えが多分に持ってるように伺えるんです。なぜかというと他と比べてですね、雄武は毛ガニ、それからウニ、昆布、タコの漁り、それから鮭定置、それから底網、そういうことでね、他でやっぱり小漁師やってても、なかなか生活が大変だと、ホタテの配当でなければ漁師やっていかれないというような状況でないんです。そういうような関係もあるのか知らないけど、雄武の場合ですね、地元からの貝はですね、だいたい3センチ、3.5センチ以上っていうんですが、それ以下のものもあるということです。旅から持ってきてるのは殆ど3.5センチ以上といっても4センチ以上で、そしてですね、同じ1枚3円50銭でありながら、そういうハンデがある。どうしてだということになるとですね、その座布団籠に入れる稚貝の数がですね、雄武町はだいたい130枚入ってるそうなんですが、他ではですね、90枚しか入れないんだって、だから90枚しか入れないからやっぱり大きくなるということらしいんです。当然だと思うんですが、畑にもいっぱい種を撒けばなかなか栄養取れないということでおがらないということだと思うんですが、そういうことでまず稚貝を獲る考え方から違うんだということなんです。それで色々先ほど言いましたようにですね、生産者の方々にどうしたら良いんだっていう事を話したらですね、皆さんやっぱり稚貝は小さいこともやっぱり漁場なり操業も含めて色々まだまだ雄武は直さなければならないことがあるんだということなの。そういうことは理解しててどうして出来ないんだっていう話をしたらですね、なかなか自分らの商売可愛くて口では言っても誰も相手にしてくれないと、何言ってるんだっていうのが状況だということなんです。私はね、この話をすると本当に辛いんですが、どうしたらなるんだって言ったら今の組合員だけではなかなか出来ない。何とかですね、町からそういう指導をしてもらわなきゃなかなか我々の段階では無理なんだわと、こういう話もされたんです。私も大変この話をするのは辛いんですが、何とかしてですね、この稚貝を大きく獲ることによって、やっぱり成貝も大きくなる。何故かというとですね、最初から小さい稚貝は4年経っても成長がやっぱり鈍いもんですから、日本海から持ってくる稚貝から比べてひと回り小さいんです。だからこの度の時化になって4年で獲る貝を3年で前倒しして獲るといっても雄武の貝ならこれぐらいしかないけど、日本海から持って来た貝であればひと回り大きいから、日本海から持って来た貝を前倒しして獲ると。去年みたいに価格の良い時は、その小さい大きい関係なくして高かったんです。今年、去年があんまり高くなりすぎたのと、アメリカのボストン沖のホタテが回復して相当アメリカも水揚げがあるということでなかなか輸出して吸い込んでいかないということで価格がだいぶ下がってきた。そうすると生産者も今年は正規に行けば5000トンなんだけど、それであればホタテ事業自体にもやっぱり採算合わないということで来年獲る分の3年貝を前倒しして4000トン水揚げした。加工屋さんも仕事がないから、いくらかでも仕事があるということは助かるべということでやったんだけど、結果的にはあまり良い結果が出なかったということなんです。これがやはり小さい稚貝じゃなくて大きい稚貝があったならば、やっぱりそれなりに手間も掛からないし、売値も高くいったんじゃないかという思いをするんですよ。そういうことでですね、何とかこのホタテの漁業がですね、伺うところによると来年が、沢木沖がですね、1万6000トンの見込みだそうです。再来年になって幌内沖になると今の稚貝の放流数からいくと、まず2万トンにはなるだろうと。それがやはり稚貝が大きいのになると2万トンじゃなくて2万500トンなり2万1000トンになる格好になるんです。そういうことでいくらかでも大きい貝を獲るために、何とかそういう稚貝の大きい貝を獲るようなことで町の方から指導することが出来ないのかどうかということをね、町長にお伺いしたいんですけど、如何でしょうか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
非常に難しい問題だと思います。ホタテの稚貝の大きさによって生存率が高くなるかは、これは私はまるっきり分かりません。大きい方が成長は良いとは思います。水揚げ量にも影響があるものと考えられます。ホタテの稚貝の関係はホタテ貝の増産や安定生産を確立する為に大きな要因となるものでありますので、当然、漁組でも考えておりまして、2年前から養殖籠に入れる粒数を変えて稚貝の大きさの状況などを確認し、データを取りながら検討を進めているところでありますので、現在のところはその結果により対応されるものと考えております。いずれに致しましても町におきましては、いわゆるこの種の専門指導員の配置もなく、また水産試験場的な研究施設でもありませんので、色々なこの種のデータを持ち合わせていない現状からですね、ご指摘の件につきましては漁組を指導する、指導し関与する立場は難しいものというふうに考えております。従いましてこのホタテに関しての全てのことでノウハウを持っている漁組におきまして花田議員のご指摘の件の取り扱いにつきましては漁組内で検討し結論を得るものと考えますので、町と致しましてはその推移を見守って参りたいというふうに思っておりますので、ご理解を頂きたいと思います。
質問 9番 花田一夫
時間なりましたんですけどね、町長おっしゃるように私もこの話することは大変先ほど言いましたように人の事業に口はさむようで大変辛い思いをしてお話してるんですが、そのことをすることによって私は雄武町のホタテ漁業なり、それに生業をする加工業者自体もですね、良くなるということであれば私は多少人に色々言われるかも知れないけど、その思いを持って私はこの話をさせて頂いたんです。町長の立場も分かりますけど、出来る事なら何とかそういう指導をして頂けないのか、また相談して頂けないのか。現実にですね、昨年の雄武町の原貝はですね、雄武町の稚貝からしたものについてはね、1キロ当り12枚から13枚、ところが旅から持って来た貝については8枚9枚、それだけ差があるということなんです。これ私、組合のそれなりの人から聞いて資料を持って私お話してるんです。組合の役員の中にも何とか私の意図する思いを持って頑張ってる人もいるんですよ。そういうことで難しい問題ですけど、やっぱり将来の雄武町の漁業の為にもですね、雄武町の為にも一つご労苦して頂きたいということで時間がなりましたのでお願いを申し上げまして終わらせて頂きたいと思います。一つよろしくお願い致します。以上で終わります。有難うございます。