中頓別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月10日
さきに通告いたしました1点の項目につきまして
2020年6月10日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「さきに通告いたしました1点の項目につきまして」について質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 細谷久雄
皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号7番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、令和2年第2回定例会に当たり、さきに通告いたしました1点の項目につきまして質問をさせていただきます。また、北海道ではまだコロナウイルスの感染症状が出ていますので、今日の一般質問につきましては私は短めに、簡単明瞭に進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、高齢者の生活支援施策の充実についてお伺いをいたします。本町においても高齢者人口の増加に伴い、今やごみを出すことが難しくなってきている高齢者世帯が増えている。筋力の低下や関節疾患がある高齢者にとって大きなごみ袋や重たい新聞の束をごみステーションまで運ぶのは大変な作業です。また、認知症やその前段階の軽度認知障害になると、ごみ出しの曜日や分別のルールを覚えることも難しくなります。近年こうした身体機能や認知機能の低下によってごみ出しが困難になった高齢者の支援が課題となっています。そこで、ごみ出しが困難な高齢者などへの生活支援の一つとして、本町においても戸別ごみ出し収集支援制度をつくり、戸別にごみを収集する取組ができないのか町長に伺います。
答弁 町長 小林生吉
それでは、細谷議員の高齢者の生活支援施策の充実についてのご質問にお答えしたいと思います。高齢者のごみ出し支援は、高齢者世帯からのごみ収集を確実にするだけではなく、高齢者の生活の質の向上や見守り支援にもつながる取組と認識しています。ごみ出しが難しい高齢者は、買物や食事等でも不自由である場合が多く、このような日常生活に支援が必要な高齢者は、介護保険制度のホームヘルパー、訪問介護、生活援助を依頼し、生活援助の一環としてごみ出しをお願いすることも可能であります。今年度は老人保健福祉計画及び介護保険事業計画の改訂の年でもありますので、介護予防、日常生活圏域ニーズ調査においてごみ収集における現状やニーズを把握し、高齢化社会におけるごみ出しに関する支援について新たな仕組みの可能性を検討していきたいというふうに考えます。
再質問 7番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を伺いしまして再質問させていただきます。小林町長は、令和2年第1回定例会での町政執行方針で保健医療福祉の充実と安全安心な暮らしの保障と題し、本町の高齢化率は平成30年度末において40.0%を超え、令和元年度末において39.5%が見込まれます。今後介護や医療の需要をさらに増加し、高齢者の生活を支える仕組みづくりの課題が重要でありますと述べられました。私は、この戸別ごみ出し収集支援制度は、ごみを回収する際に、こんにちはとかごみを回収に来ましたとか声をかけ、高齢者の不調や異変に気づいたときには保健福祉と連携して対応することで高齢者の見守りや安否確認の機能を持っている取組であると思います。また、ごみ出し支援を実施している自治体のうち約7割で声かけによる見守りや安否確認を行っているそうで、そのうち約4割で高齢者の不調や異変を発見したことがあり、約1割で孤独死の発見につながったという事例がありました。その事例を2つほど挙げますと、1つ目の事例は声かけを行ったが、室内に人の気配があるにもかかわらず応対がなかった。室内には暖房が入っている様子だったため、収集担当者から清掃事業所に連絡、事業者から親族へ連絡を取り、親族が来るまで現地で待機し、その後救出、救急車による搬送。火災にもなりかねなかったということです。2点目は、声かけにも応答もなく鍵も締まっていた。携帯電話に連絡するが、留守番電話につながったので、裏に回り居間の窓から室内を確認すると倒れている対象者を発見、すぐに119番通報し、救急対応要請。ケアマネジャーに連絡、状況を伝える。救急隊到着後、居間まで誘導し、経過報告した。このような事例のように、収集員などは様々な状況や気配から高齢者の異変を察知し、多くの場合は早期発見により大事に至らずに済んでいます。実際に、ごみ出し支援を利用している高齢者に話を伺うと、収集員やボランティアと挨拶を交わしたり話をすることが生活のめり張りや楽しみになっていると言われる方もいます。ごみ出し支援は、高齢者の安全な生活に大きく貢献していると私は思います。そこで、町長に伺います。中頓別町の高齢者の方々が住み慣れた町で楽しく元気でいられるためにも、また高齢者世帯のごみを回収するということは高齢者世帯に食事を届ける、在宅医療を提供することと同じぐらい生活に不可欠なことだと私は思います。また、小林町長は保健福祉課長も経験しておりますから、高齢者のことは大変理解している方だと私は思っております。新たな仕組みの可能性を検討するのではなく早急な対応をお願いしたいのですが、再度町長の考え方をお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
細谷議員からの質問、ご提案の趣旨については大変重要でありますし、私自身も全く同じような考え方に立っているところであります。安否確認等につきましては、日頃から包括支援センターや保健福祉課の職員、保健師等によってそれなりにきめ細かく対応しているところであります。ただ、これからの社会の中では地域共生社会と言われるような中で、住民主体でいろんなサービスを構築していくということも併せて考えていく必要があるというふうに思います。全体としては、先ほど申し上げましたとおり、新しい介護保険計画の中にしっかり取り組んでいきたいというふうに思いますけれども、今最後にお話のあった実施時期を早められるかどうか、このあたりについて担当課のほうに十分検討するように指示をしたいというふうに思います。
再質問 7番 細谷久雄
それでは、簡単明瞭に今日は済ませようと思いますので、再質問はいたしません。ただし、この戸別ごみ出し収集支援制度は、まだまだ全国的に大変遅れておりますので、高齢化、高齢化と言われている割には進んでいないのが現状です。高齢化は待ったなしでやってきますので、中頓別町におかれましても迅速な実施をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で私の一般質問を終わらせていただきます。