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中頓別町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日

令和3年第2回定例会に当たりさきに通告いたしました1点の項目につきまして

2021年6月17日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「令和3年第2回定例会に当たりさきに通告いたしました1点の項目につきまして」について質問し、教育長 田邊彰宏が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
教育長 田邊彰宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号7番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、令和3年第2回定例会に当たりさきに通告いたしました1点の項目につきましてご質問をさせていただきます。持続可能な開発目標、SDGsについて教育長に伺いたいと思います。小学校では令和2年度の4月から新学習指導要領が完全実施され、また令和3年度から中学校でも新学習指導要領に基づいた教育活動が開始されました。新しい学習指導要領では、子供たちが持続可能な社会の作り手となることを期待して、生きる力を育む教育がより一層求められる。そこで、中頓別町の学校現場においてはこのような社会を生き抜く力を育む教育についてどのように取り組んでいるのか教育長にお伺いいたします。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

細谷議員の質問に答弁させていただきます。SDGsは国際連合が2030年に向けた国際的な目標であり、持続可能な世界を実現するための17のゴール、169のターゲットから構成されています。この17の目標を達成するための教育としてESD、持続可能な開発のための教育があります。端的に申し上げますと、SDGsは地域や社会、国や世界などが抱える様々な課題の解決に向けた目標と取組をすること、ESDは社会や世界の様々な側面を総合的に学習する教育、持続可能な社会の担い手を育むために地球規模の課題を自分のこととして捉え、その解決に向けて自分で考え、行動を起こす力を身につけるための教育です。この2つを組み合わせたものがESD―SDGsと言われるものであり、地域や社会、国や世界の様々な課題解決に向けてESDという教育において取り組むことを意味しています。新学習指導要領では、よりよい学校教育を通じてよりよい社会をつくるという目標を共有し、社会と連携、協働しながら未来の作り手となるために必要な資質、能力を育む社会に開かれた教育課程の実現を目指す教育活動に取り組むことが求められています。私は、この取組がSDGs、細谷議員の質問の中にありますような生きる力、これを育む教育そのものであるというふうに認識しているところでございます。小中学校とも教科学習、社会科では資源、理科では気候変動等、総合的な学習の時間、ジェンダー、健康福祉、環境等、教科や学年の枠を超えた活動を通して主体的、対話的、深い学びとして間接、直接に取り組んでいると認識しています。これらの教育活動を通して児童生徒がそれぞれの発達段階に応じた世界への目を向け、問題を発見する力、必要な情報を自ら調べ選択する力、正解のない課題に立ち向かう力等が育まれ、中頓別町の未来につながることを強く期待をしているところでございます。

再質問 7番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして、再質問させていただきます。教育長は社会に開かれた教育課程の実現を目指す教育活動に取り組むことがSDGsにつながると認識しているようですが、文部科学省はESDを持続可能な社会づくりの担い手を育む教育として表現しており、1つ、人格の発達や自立心、判断力、責任感などの人間を育むこと、2つ目、他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、関わり、つながりを尊重できる個人を育むこと、これらの2点が重要と言っていますが、実際小中学校の子供たちにどのような形の授業、また行動を取ることが持続可能な社会づくりの担い手を育む教育なのか具体的に伺います。また、新しい学習指導要領では、道徳を特別の教科として位置づけました。道徳はこれまで総合的な学習の授業でしたが、なぜ特別の教科になったのか、それもお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

最初のほうですけれども、具体的なSDGsの取組についてですけれども、細谷議員がお話しされた人格云々ということよりは、今具体的に小学校で取り組んでいる事例についてお話をしますけれども、小学校の6年生が総合的な学習の時間の中で今自分ができること、これを一人一人が課題として持っています。ごみであるとか水であるとか自然環境、これらのことについて今も活動中でございますけれども、自分はどのようなことができるのだろうか、目標を立てる、それを実際に具体的に行う、そしてこうだったということを、夏休み明け以降になろうかと思いますけれども、発表するというようなことを考えています。もう一つの点を挙げれば、私が考えているSDGsというのはここに来る前、学校にいたときにはユネスコスクール、これがESDの中心でした。このユネスコスクールというのは何をやるかというのは、いわゆるSDGsの先取りのような形だったのですけれども、これをやらないかということで言われたことがあります。ただ、それはやっていないのですけれども、一つ自分で考えているのは未来の中頓別町の予想図というようなものを考えてくれると前向きになっていくのではないかなというふうに思うのです。これは今私の思いで話をしますけれども、中頓別町の魅力を自分たちで発見する、周りと比較してみる、さらにこの魅力を発展するためにはどうしたらいいだろうか、それを討論する、それで一つの発表として持ってくる。これはまちづくりでやっているようなパターンと同じなのですけれども、子供の視点の中で未来予想図を考える、それを町の人に発表する。小学生の視点で考えて、小学生の視点の中でこのSDGsについて考えていく、こういうような取組が一つあるのではないかなと思います。中頓別町の未来完成予想図、こういうようなものを作成して、それができれば成人式等で自分たちはこんなものを考えたのだと、では実際はどうなっているのだろう、そんなようなところまで発展していただけるとかなりこの教育の効果は出てくると思います。ただ、その中で人格云々ということなのですけれども、実際にそういうことをやることが大きく意義があると思うのです。一人一人子供たち、小学校1年生から6年生まででは考え方もいろんなやり方も違います。やっぱり発達段階に応じてそれぞれ成長していくものだと思います。小学校のときに基礎をしっかりと身につけておくと、やはり中学校に行くとさらに発展してきます。さらに、高校というのは、これは同じパターンなのですけれども、私はこのような形で考えております。それから、もう一点、道徳をなぜ教科に入れたかということなのですけれども、これは時代の趨勢だと思います。やはりコロナ禍で、道徳は今まで教科としては認められていなかった。ここまで言うのは何かもしれませんけれども、高校は道徳というのは教科と特別活動の中でやるのです。特にないのです。小学校、中学校は道徳の時間というのがあります。その中でやっているというところもあれば、ちょっと言葉が違うようなところもあった。社会情勢が、やっぱり子供たちを取り巻く状況が我々大人としてあまり好ましくないような状況になっていった。その中で心を考える、自分を考える、相手を考える、集団を考える、美しいもの、なくてはならないもの、かけがえのないもの等を考える、これをみんなで考えていく。指導する教科として位置づけなければならないというような社会的な情勢があったということで、道徳が教科になったというふうに私は理解をしています。現在も道徳の授業は学校で行われています。特に道徳の授業について不平不満というのは聞いていません。教科書のほうも順調に使って行われています。1つの課題が終わると2つ、3つの質問項目があります。それを主体的、対話的、深い学びというような形で学んでいくわけなのですけれども、いずれにしましても道徳の授業、子供たちが学ぶことによって心の涵養というか、より適切な方向に子供たちが育ってくれているということを期待したいと思っています。以上でございます。

再質問 7番 細谷久雄

それでは、最後に一言教育長にお伺いいたします。長年の中頓別町の教育長としての勤務、お疲れさまでした。田邊教育長の出会いは、私にとってはかけがえのない宝物、思い出となりました。本当にありがとうございました。これからは江別に戻り、お孫さんと毎日楽しみながらいつまでも元気でいてほしいと私は思います。教育長は今年の教育行政執行方針で子供は町の宝であり、学校はまちづくりの礎、こども園、小中が施設整備を含めて一体的に取り組む一つの中頓別学園として英語力と生きる力を一貫して学び、世界に貢献する人材を育てたいと考えていますと述べられました。今日をもちまして議会での私との一般質問のバトルは今日で終わりになりますが、田邊教育長に伺います。中頓別の町、どうでしたか。そして、6年間子供たちと付き合ってどのように感じたのか、それを最後にお聞きして、私の一般質問を終わりたいと思います。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

身に余るお言葉を頂戴しまして、大変ありがとうございます。一番最後に話そうというふうに考えていたわけでございますけれども、細谷議員からは教育に関わる一般質問をほとんどいただきまして、私として大変勉強する機会になったと深くありがたく頂戴しているところでございます。中頓別町で6年間この職を務めさせていただきました。正直申し上げて、教育長というのは私はどういうような職業か、職務なのかはっきり分からないでこの職に就いた。その中でいろいろと教育長の職務について勉強させていただきました。それは、やっぱり皆さんからの一般質問、これが一番の勉強の機会でした。最初のこの答弁用紙があるときには問題ないのですけれども、やはり再質問、再々質問でどのようなことが来るか、どのような質問が来るのだろうかというのを予想しなければならない。これが一番の私の勉強の機会だったと思います。中頓別学園、英語力と生きる力というふうに細谷議員は先ほどお話しされましたけれども、私としては体力、森のこども園、これも入っているわけなのですけれども、この2つが大きな柱となって、今相座園長が行っている森のこども園と英語で遊ぼう、これが小学校、中学校と核、柱になって伸びていく、これを目指しています。小学校も運動会で英語の障害があるようなことをちらっと聞きましたけれども、これは英語と体力がまさに一致したものではないかなと思っています。それで、集大成としてハワイに行くことを考えているわけなのですけれども、やはり英語というのはこれからの世界ではなくてはならないものだと思っています。そんなこともあって、英語には力を入れなければならないということを子供たちのほうにも間接的にやっているわけなのですけれども、愚痴を言えばやはり本町の教育方針を教員がどこまで具体的に理解してくださっているのか、その部分については相座園長に今後いざないたいというふうに思っていますけれども、いささか不満もないわけではありません。自分も放課後子どもプランと塾に携わっていました。正直申し上げて、一番楽しかったのは放課後子どもプランで子供たちに勉強を教えているとき自分は先生だなと思いました。今は英語もやっているし、国語もやっているし、社会もやっているし、算数もやっているわけなのですけれども、その中でちょっと余談を言うのです。そのことが子供たちの見る目がくっとこういうふうに来るのです。その瞬間が何ともたまらない。残すところあと2回となりましたけれども、何かもっとやりたいなという気持ちはないわけではないのですけれども、非常にやっぱり子供たちと一緒にいる時間というのはすごく楽しい時間でした。そして、運動会、学芸会、昨年はほとんど行けなかったですけれども、やっぱりあの中で一生懸命体を動かす、お父さんやお母さんの前で思いっ切りパフォーマンスをする、これに尽きるものはないと思います。塾のほうは相座園長、それから大島副園長でやっていますけれども、塾はちょっと形が変わるのですけれども、勘違いしてもらいたくないのは塾で勉強の、学習の能力を上げようという考え方は私はあまり好きではないのです。やっぱり一番大切なのは授業なのです。そこで力をつけなければならないのです。そこではないような勉強をさせるのが塾なのですけれども、塾に行ったら勉強するのだろうというふうに思っている方もおられるかもしれませんけれども、自分自身はやっぱり学校の授業が一番大切なのだ、だから授業を一生懸命やってもらいたいと、そういうふうに思うのですけれども、ただ塾は塾で結構これも楽しい。子供たちは学校とは違う雰囲気で、我々3人でやっているわけですけれども、何となく楽しそうな雰囲気もあります。今二十何人来ていますけれども、最初塾はどうだというふうに言われたときには講師がいないよと思ったら自分でやるしかないのだということで、自分もやったわけですけれども、やっぱりこれも楽しい。子供たちにいつも言っているわけではないですけれども、私が言われた言葉の中で親孝行と勉強にし過ぎはない。ただ、親孝行しようと思ったときには……、勉強をやり過ぎだと言われたことは一度もない。でも、子供たちにはいつも言っているわけですけれども、とにもかくにも勉強して、ではそれが何になるのだということ、これを側面的に理解させていきたいというふうには考えていたわけですけれども、まだそこまではいっていないかなというふうに思います。ただ、子供たち、英語の勉強しましたし、理科の勉強もしますけれども、やはり知識として学校ではないような形で指導してもらうということに対しては非常に楽しい時間になってくれたのではないかなというふうに勝手に思っているところでございます。ちょっと長くなりましたけれども、7月1日にこの町を離れたいと思いますけれども、6年間この町で過ごさせていただきまして、非常に私にとっては住みやすい町でございました。ただ、一般質問で何が来るかという時間はつらい時間もありましたけれども、今となってはいろんな質問、まだ残っていますけれども、そんな思いでいっぱいであります。とにもかくにもこの美しい自然というのはホルスタインが牧場で草を食べている風景、これが私にとっては一番の印象でした。それから、余談になりますけれども、私はピンネシリ山に101回登頂しました。これは、自分にとって一つの勲章だろうと思います。その中で熊の痕跡も十分に発見させていただきました。ということを申し上げまして、以上とさせていただきます。

再質問 7番 細谷久雄

これで私の一般質問を終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる