中頓別町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日
地域資源を活用した着地型観光の推進について
2025年9月9日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「地域資源を活用した着地型観光の推進について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 細谷久雄
皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号6番、細谷でございます。それでは、通告に従いまして1点、地域資源を活用した着地型観光の推進について質問させていただきます。今日は着地型観光の推進と題しまして、大畑山の活用方法について行政側と議論を交わしていきたいと思いますので、行政側の誠意あるご答弁をよろしくお願いいたします。それでは、発言事項に入ります。私は、中頓別町の知名度を向上させ、移住者、観光客、ファンを増やす取組を進めていくには、地域資源を活用した着地型観光の推進に着目する必要があると思います。北海道経済部観光局の調査では、令和5年の南宗谷4町村の観光入り込み客数は、多い順から浜頓別町が37万3,000人、枝幸町が20万7,000人、猿払村が12万4,000人、中頓別町が8万6,000人と本町が最も少ない現状となっています。過去10年間を比べても本町は毎年おおよそ5万人から8万人の入り込み客数で推移しており、南宗谷4町村の中でも最も少ない状況となっています。したがって、本町のすばらしい地域資源を活用した着地型観光の推進を図る必要性があると考えます。本町の地域資源として、ピンネシリ山、鍾乳洞、大畑山、寿スキー場、兵安川の砂金等が挙げられますが、この中でも大畑山が観光名所の穴場スポットとなっていて、山頂にある木製の2階建てあずまやを兼ねている展望デッキからは、中頓別町の町並みや牧草地を見渡すことができ、とても秀逸で眺めがよいとされています。しかし、大畑山展望台の工事は幾度と行われていますが、現状ではテーブルや椅子などが劣化して使用できる状態ではなく、さらに展望台までの林道の途中にはコイの池もあるが、フェンスも古くなり、危険な状態となっています。町長は、地域資源を活用した着地型観光の推進について、それに伴った大畑山の今後の活用方法についてどのようにお考えかお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
細谷議員の地域資源を活用した着地型観光の推進に関するご質問にお答えを申し上げたいと思います。本町の観光入り込み客数は、宗谷地域において最も少なく、さらに全道的にも少ない自治体の一つとなっています。当町の観光を推進するべく平成29年度に中頓別町観光振興計画を策定し、設立した一般社団法人なかとんべつ観光まちづくりビューローを通じ、体験型の観光コンテンツを整え、本州在住者やインバウンドなどの比較的裕福で遠方から来訪する観光客を対象とする着地型観光の推進を目指してきました。しかしながら、令和元年度の新型コロナウイルス感染症拡大を契機に観光スタイルの変化があったことから、当町の主な観光客を近隣の居住者とするマイクロツーリズムに変更し、まずは道の駅や温泉を中心としたピンネシリエリアに来訪いただき、中頓別町を広く知っていただく施策を実施しているところであります。その中で大畑山展望台につきましては、訪れる方が自然の中で当町の市街地を眺望できる施設として維持管理を行ってきているところです。令和5年度に路盤の改修工事と転落防止柵を修繕しましたが、展望台内の設備のほとんどが木製があり、ベンチやテーブル、展望デッキは経年劣化から腐食が進んでいます。特に展望デッキについては、階段の腐食により立入りを現在禁止しており、残念ながら展望デッキからの眺望を堪能していただけけない状況となっています。このような情勢ですが、今後は大畑山展望台をはじめ町内に点在するそれぞれ魅力的な観光資源を活用した着地型観光の実現可能性について現観光振興計画の計画期間終了後を一つの目安として、改めて考えていく必要があると認識をしているところであります。その際に町内各施設それぞれが当町の観光推進に及ぼす影響度合いや施設の整備、磨き上げ状況、運用の持続性、また道内における観光スタイルの情勢などを鑑みながら検討する必要があると思っています。町内各施設は、開設、設置から年数が経過し、大規模な修繕が必要になっている状況であり、ピンネシリ温泉や鍾乳洞は現在改修工事を実施しています。当町の観光を推進するためにも点在する観光施設の有効活用や新たな観光資源の発掘にも着手する必要があります。それぞれの施設に必要な改修や修繕について当町の観光推進に及ぼす影響度合い等を踏まえながら、順に実施していければと考えています。なお、令和7年8月に兵知安川砂金体験場と道の駅間で周遊キャンペーンを試験的に実施し、一定数の効果を確認しました。この結果を踏まえ、今後は周遊先の追加やキャンペーン期間の選定など、観光客の増加や満足度向上につながる施策を立案していきたいと考えています。行政の担当部署となかとんべつ観光まちづくりビューローを中心に、町議会や観光協会、商工会の方々の知見もいただきながら施策を協議し、実施をしていきたいというふうに考えているところであります。
再質問 6番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。まず、着地型観光とは、地域住民が主体となり、地域の観光資源を発掘し、一つ一つの旅行商品として取り上げていく集客型のビジネスであり、その土地ならではの体験や交流ができるのが着地型観光の特徴です。それでは、行政側の答弁要旨の中から何点かご質問させていただきます。1番目、観光スタイルをマイクロツーリズムに変更し、まずは道の駅や温泉を中心としたピンネシリに来訪していただき、中頓別町を広く知っていただく施策を実施しているようですが、私はなぜこの夏場の観光シーズンに温泉の改修工事を実施したのか理解できません。狩猟関係で大体毎週土曜、日曜は道の駅周辺を私は通りますが、キャンプ場のテント数が例年に比べると異常に少ないように思われます。これは、やはりキャンプ予約の段階で温泉の風呂が使用できないための影響と思われますが、ピンネシリに来訪していただき、中頓別町を広く知っていただくのであれば、この改修工事の時期が私は理解できません。そこで、この工事の実施時期の関係と、分かれば道の駅の今年のキャンプ場の使用状況をお聞きします。