中頓別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
高齢者の居場所づくりについて
2024年12月11日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「高齢者の居場所づくりについて」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 細谷久雄
皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号6番、細谷でございます。今年も早いものでもう一年の締めくくりの時期となりました。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い1点、高齢者の居場所づくりについて質問させていただきます。中頓別町の高齢者人口は増加の一途をたどっています。2024年1月1日時点で65歳以上の高齢者は41.0%を占め、人口の2.5人に1人が65歳以上、4.3人に1人が75歳以上で、高齢者、65歳以上と生産年齢人口、15から64歳の比率は1対1.3となっており、若者ないし壮年または中年の1.3人が1人の高齢者を支える町となっています。ちなみに、全国平均は2.1人に1人の割合です。高齢者などが中頓別町で安心して暮らしていくためには、困ったときは助けてもらったり、困っている方がいたら助けてあげたり、地域の誰もが気軽に立ち寄って自由に過ごすことができる居場所や、そこでの人々の関わりの中で得られる役割をつくることが求められます。地域のあらゆる住民が役割を持って支え合い、助け合いながら自分らしく活躍できる地域コミュニティーを育成することにより、地域共生社会が実現できると考えています。そのためには、地域住民が身近で気軽に交流することができる場所の提供が不可欠であると考えますが、町長のお考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
細谷議員の高齢者の居場所づくりについてのご質問にお答えしたいと思います。高齢者に限らず居場所があることは地域の大切な役割だと考えています。今の総合計画では、人生100年時代を町民の皆さん一人一人が豊かで幸せな人生をいかに支えていくかがテーマとなっています。人生100年学びの拠点づくり、中頓別学園構想や地域医療提供体制と地域ケアシステムの一体的見直し、コモンズ事業、健康なかとんべつ21などの取組も一体のものとして持続可能な豊かな地域共生社会の実現を目指す取組として進めているところであります。高齢者の皆様にとって中頓別町に住み続けたいと思っていただける方が最後まで住み続けられるためには、様々な支援だけではなく居場所と役割が持てることが大切だと考えています。居場所については、公共サービスとして提供できているのは、町民センター、保健センターの中の特になかとんカフェ、それからピンネシリ温泉やコミュニティ施設モトマツダなどがあります。なかとんカフェについては、認知症対策として設置したものではありますが、若者から高齢者まで自由に利用していただける場所となっているところです。ただ、これらの施設も利用度や使い勝手などまだまだ課題はあると感じています。今後については、建設予定の中頓別学園が大きな役割を果たすものと考えています。学園は、子供から高齢者まで全ての地域の人が集い、つながる場所になってほしいと期待しています。子供たちにとっては地域に暮らす高齢者との交流はとても意味があると思いますし、高齢者にとってもたくさんの元気をもらえる場になると思います。ホールは、図書室の機能を持ちますが、一方で町のリビングとして居心地のいい居場所としての役割を持たせていきたいと考えています。役割については、培ってきた経験を生かし、働ける場や趣味などを含めて様々な活動に取り組んでいただけるよう考えています。元気に過ごしていただき、子供や若者にその姿を見せていただくだけでも大きな役割になるというふうに考えています。高齢者等が地域で安心して暮らし続けるため、環境づくり及び支え合いのまちづくりのため、中頓別町地域生活サポートセンターを設置し、介護または家事等の援助を受けたい方と援助を行いたい方が会員相互による援助活動も進めています。この活動により高齢者等が困ったときには助け合える仕組みとなっていますが、地域の方が気軽に立ち寄って自由に過ごすことができる居場所として今後はモトマツダや中頓別学園などで高齢者の利用の在り方を考え、地域住民が気軽に交流することができる施設について検討していきたいというふうに考えています。
再質問 6番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。町側からの答弁要旨は、ほぼほぼ理解できましたが、私なりに高齢者の居場所づくりについて若干考えていることがありますので、述べたいと思います。そして、町長の考え方を伺いたいと思いますが、検討しますではなく、前向きなご答弁を伺いたいと思います。高齢者の閉じ籠もりを防ぎ、健康で自立した生活を継続するため、近隣で気軽に立ち寄ることができ、他者と交流できる居場所を設ける取組が各地で進められています。内閣府の高齢者の居場所と出番に関する事例調査結果によれば、地域の高齢者が自ら進んで出かけられる居場所をつくる取組として半数近くの市町村が趣味の集まり、憩いや語らいの場を実施しています。また、平成28年度版厚生労働白書によると、年を取って生活したいと思う場所はどこですかという問いに対して、約70%を超える高齢者がこれまで住み続けた自宅と回答しています。住み慣れた地域で生活できるには高齢者が最も望む地域の人々との温かいつながり、すなわちみんながコミュニケーションのできる居場所を提供することが重要です。特に独居高齢者や高齢者世帯では、家に籠もりがちになり、精神的にも肉体的にも弱ってしまい、要介護の状況に陥りやすくなってしまうため、いつまでも楽しみと生きがいを持ち続けて元気で暮らせるために日常的な出会いをつくる場や機会を意識的につくっていく必要があるのではないかと思います。ちなみに、中頓別町でも文化団体関係による囲碁愛好会、寿カラオケサークルなどや高齢者対象事業としてゴム体操、エアロビクスなどが行われています。また、ご答弁にもありましたが、保健センター、なかとんカフェでは、認知症対策として設置したものでありますが、若者から高齢者まで自由に利用している場所となっています。私も昨日なかとんカフェに行っていろいろなお話を聞いてきました。それでは、本題に入ります。私は今後、私の趣味もありますが、高齢者の脳活動を活性させ、指先を動かすことで脳に刺激を与え、認知症にもよい健康マージャンで地域の高齢者が身近で気軽に交流することができる居場所の提供が不可欠であると考えます。かつてマージャンといえばたばこを吸い、酒を飲んで、お金を賭けて勝負する不健全なギャンブルで、パチンコ、競馬と並んでサラリーマンが身を滅ぼす3大ギャンブルでした。しかし、酒を飲まない、たばこを吸わない、金を賭けないの3ないを条件にした健康マージャンが今大変人気を集め、自治体が主催、後援する大マージャン大会などが各地で行われています。また、マージャンには指先のトレーニング、脳の活性化など脳トレの効果があります。ほかにもマージャン卓を囲むと自然とコミュニケーションが生まれます。その中で気の合う方や共通の趣味などがあれば、そこから新しい友人ができるといったことも多々あると思うし、もちろんマナーを重視していますから、勝っても負けてもお互いたたえ合う中で友人との出会い、会話が楽しいと思える居場所になると私は思います。また、日本健康麻雀協会では、マージャンのように頭や手先を動かすことが脳の活性化にどのようにつながるのかを科学的に実証すべく、2007年から2年かけて健康マージャンが脳活動に及ぼす影響調査を実施、調査の第1ステップでは健康マージャン愛好家の脳年齢を測定しました。700人のデータベースから脳年齢を推定するシステムを利用し、健康マージャンをしている55人、平均年齢68歳の脳年齢を算出、その結果、何と実年齢よりも3歳も若いことが分かりました。また、ステップ2としてマージャンを行っている最中の脳内血流を測定、多チャンネル近赤外線分光法と呼ばれる脳活性測定器を実際に対戦中の中高年16人の頭部に装着し、脳の血流が多くなり、活性化している脳部位を調べた。すると、思考や創造性、ワーキングメモリーと呼ばれる作業記憶、計画性、推論など、認知実行機能をつかさどる前頭前野と空間認識や運動知覚などに関わる頭頂連合野が活性化していることが分かりました。前頭前野や頭頂連合野は、年齢を重ねるごとに衰退しやすい部位であり、健康マージャンが中高年の脳の健康に役立つことが科学的にも証明されました。年齢を重ねていくにつれ、体の自由も利かなくなり、つい出不精になり、運動量が減っていく。続いていたご近所付き合いもとどまりがちになり、だんだんと社会から孤立する、こうした事例が近年急増しています。健康マージャンで居場所をつくってあげて、高齢者の生活が豊かになるわけではありませんが、ただここが地域になくてはならに居場所となってくれればいいと私は思います。老後の楽しみとしても健康マージャンを進めてほしいと私は思いますが、町長の考え方をお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
冒頭で検討するでは駄目だというふうにおっしゃっての質問でありますけれども、高齢者にとって効果があるというご指導もいただきました。そういう中で本当に少し検討させていただきたいと思います。もちろん行政の中で取り組むというのもありますけれども、ぜひ議員も地域の中での活動としてむしろ取り組んでいただいて、広めていただければというふうに思います。
再々質問 6番 細谷久雄
それでは、再々質問させていただきます。検討というか、やっていただけるような方向性だなと私は思います。町長は、建設予定の中頓別学園が子供から高齢者まで全ての地域の人が集い、つながる場所になってほしいと期待していますが、順調にいっても建設、完成には二、三年はかかると思います。私は、今後のことを考えるのであれば、高齢者の利用の在り方を考え、地域住民が気軽に交流できる場所となるのであれば、総工費3,900万円ぐらいですか、かけた中頓別町のコミュニティ施設、モトマツダの施設を使った高齢者の居場所づくりを考えていってはどうかと考えます。私も糖尿病を持つ66歳です。やっぱり今後の自分の老後のことを考えるのであれば娘や孫がいる札幌市に行けば、いろいろな病院もあるし、緊急の場合でも心配ないと考えていました。しかし、反面高齢になり、住み慣れた中頓別町を離れて、新天地で地域の人と温かいつながりができるのかどうか不安になっているときに、NHKも見ていない私が偶然にNHKのチャンネルをその日は入れてしまいました。すると、パチンコやマージャンを楽しめる脳の活性化と身体機能の回復を図るカジノ型デイサービス、ラスベガスという番組がちょっとやっておりまして、ここに通うイマムラさんという方が次のように語っていました。僕は、腰が悪くて、これ以上悪化させないためにも医者から歩け歩けとうるさいぐらいに言われています。でも、やっぱり何となくおっくうになってしまっていたのです。ところが、ある日女房からこのデイサービスのパンフレットを持ってきてねと、お父さん、こんなものがあるのよと見たら、僕にぴったりだから翌日には入会しました。イマムラさんの自宅は徒歩圏内で、週2回ぐらいゆっくり歩いて10分ほどの距離をシルバーカートを押しながら行くそうです。往復だからいい運動になるのだよ、さらにマージャンで指先を使うだろう、ここで仲間もできるからおしゃべりするのも楽しいと語っています。また、年齢80歳になる女性のハヤシさんは、若い頃はスキーやボウリングで汗を流すスポーツウーマンだった。最近は体もあんまり動かなくなってきたし、ほかに動けることもないし、ハヤシさんはマージャンの点数を数えるように指を折りながら次のように語り続ける。内科でしょう、脳外科でしょう、あとは整形外科と歯医者さん、病院ばかりですよ。それでも週に2回このマージャン教室があるから毎日の生活に張りが出ると語っています。この2人の会話を聞いても分かるように、健康マージャンが高齢者の方々の生きがいになっていることが理解できると思います。最後に、私の考え方を述べます。私は、今後モトマツダの1階のフリースペースを活用して、週に2回ぐらい、午前中は高齢者向けの健康体操を1時間ぐらい行い、これに参加した高齢者にはモトマツダの施設で使える紙の通貨を発行して、昼からはその通貨を使って頭の活性と身体機能の回復を維持するために健康マージャンを行える施設をつくれば、高齢者にとってはみんなが集まって楽しめる居場所になるのではないかと思います。今後このような施設ももし実現できるのであれば、私自身の老後の居場所もちょっと考えてみたいと思います。町長、ご答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小林生吉
いきいきふるさと常任委員会の報告にもありましたとおり、モトマツダの活用の可能性というところについてなかなかまだ十分に周知できていないところもあるのかなというふうに感じています。もっともっと積極的に活用されるということができたらいいなというふうに思います。基本的にモトマツダにつきましては、地域の皆さんの様々な活動の拠点というふうに位置づけていきたいというふうに考えています。そういう意味でも行政がということではなくて、ぜひ細谷議員自ら健康マージャンのコミュニティーつくって、週2回開催していただくようにご期待を申し上げたいというふうに思います。以上です。
再々質問 6番 細谷久雄
最後に、ご答弁は要りません。電動マージャン卓、中古で買って1台10万円ぐらいかな。まず、2台か3台置いて、あとお金は現金賭けないで、マツダで通貨みたいなのをつくって、そこで高齢者が集える場所、それをまず実現できないか、町長、よろしくお願いいたします。