みんなの議会

中頓別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日

少子高齢化を見据えた町内の自治会づくりについて

2025年6月18日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「少子高齢化を見据えた町内の自治会づくりについて」質問し、町長 小林生吉、総務課住民担当課長 石川章人が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課住民担当課長 石川章人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号6番、細谷でございます。それでは、通告に従いまして1点、人口減少、少子高齢化を見据えた町内の自治会づくりについて質問させていただきます。それでは、発言事項に入ります。自治会は、地域コミュニティーの中核を担う組織として大変重要な役割を担っており、これまでも本町の発展に大きく寄与してきました。一方で、少子高齢化や世帯構成の変化、生活様式の多様化など社会情勢の変化から自治会は担い手不足、地域とのつながりの希薄化などが課題となっており、以前と同じように地域活動を続けていくことが難しくなってきています。住みよい元気な町とは、そこに住む人々が安全、安心に楽しく充実した日々を過ごすことができる町だと考えます。災害時などに共助をしっかり発揮させるためにも日頃から地域の連携が大切であり、充実した自治会活動の役割は大変重要だと言えます。今後自治会の役員不足が深刻化し、高齢化が進む中で私たちが住む地域の自治会の未来はどのようになるのか、大変不安を感じます。行政として持続可能な自治会の在り方についてどのように考えているのか伺います。

答弁 町長 小林生吉

細谷議員の人口減少、少子高齢化を見据えた町内自治会づくりについてのご質問に答弁させていただきたいと思います。地域コミュニティー組織とその活動は、まちづくりにとって欠かせない存在であり、町民の安心、安全を支え、交流やイベントなどを通して豊かで充実した日常の暮らしを営む上で大きな役割を担っているというふうに考えています。その自治会の運営が厳しくなっている現状は、町にとっても大きな課題として認識する必要があるというふうに思っています。令和4年第4回定例会でも答弁をさせていただいておりますけれども、自治会は自主的、自立的な組織であり、その対策を町が主導するものではないという認識については変わっておりません。当町においても少子高齢化、ライフスタイルの多様化、家族形態の変化などによる影響が役員会や総会でも取り上げられ、活動を行っていくための基盤づくり、役員体制が年々困難になってきている状況については承知をしているところであります。求められた場合には対応していく考えであることは変わりませんが、町の側からも協議を進めていくことも検討していきたいというふうに考えています。現状を踏まえると自治会の持続可能な体制づくりは容易ではないと思います。自治会連合会や各自治会からの意見、要望をしっかりお聞きさせていただいて、町としてできることを考えていきたいというふうに思います。

再質問 6番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。町内会が全国一律に組織されるようになったのは第2次世界大戦の昭和15年のことで、その後一時期行政の下請機関のような時期もありましたが、現在町内会は地域の方々がその地域に根差した自主活動を行う団体と位置づけられており、住みよいまちづくりを進めていくためには、町長が令和4年第4回定例会で回答しているとおり、自治会は自主的、自立的な組織であり、その対応を町が主導するものではないという認識は変わっていないようですが、今後の中頓別町の人口減少、高齢化、また災害時の近隣住民の助け合いや支え合いを考えるのであれば行政と町内会が役割を分担し合いながら協力していく必要があると私は思います。自治会の再編問題については、平成28年第2回定例会で西浦議員から、また平成29年の3月定例会で私が一般質問を行いました。私の一般質問でのご答弁に遠藤副町長は、今年度の総会におきましてもある自治会から再編に関する意見が出されているところもありました。今後の部分で連合会のほうと役員会を通して、この問題についてどうあるべきかということについて一歩踏み込んだ形で議論をしていただく、それが最終的にどうつながっていくかは別でありますけれども、そういう取組をすることは必要だというふうな認識を持っていますというご答弁をいただきました。そこで、伺います。現在も変わらず昔のままの自治会連合会の編成になっているが、今までに自治会の総会や役員会でこの再編成についてどのような議論が交わされてきているのか、詳しい詳細を伺います。また、もう一点、町長は地域コミュニティー組織とその活動についてどのように考えているのかも伺いたいと思います。

答弁 総務課住民担当課長 石川章人

まず最初に、自治会の再編について私のほうからお答えいたします。自治会連合会の事務局に至っては当グループで行っていますので、各自治会連合会の役員会、総会に至っても昨年と今年度に至っても自治会連合会の役員の方から再編のほうの意見というのは出てきております。ただ、その中で、連合会の役員会に今回については2地区から、要望というよりは意見という形で、今後どうあるべきかというのを進めていきたいという、そのぐらいで終わっておりまして、まずは町内、自治会それぞれがどのように再編するか、会員たちにしても皆さんでしっかりと話し合ってから再度連合会の役員会、総会なり事務局なりに提示してもらいたいということで、まずはそこまでの進捗であります。

答弁 町長 小林生吉

地域コミュニティー組織とその活動についての私の見解といったことでご質問いただきましたので、お答えをしたいと思います。地域の中で町民の皆さんが生活していく中では、公的なサービスと、それから住民同士が支え合っていく活動と、その中間的な活動といったものがあるというふうに思います。その中で全てのことを公的サービスで担うということは現実的な話でありませんし、より豊かな自立感を持って生活できる環境をつくっていく上では地域の住民同士の支え合い、共助といったようなことがとても大切になっていくというふうにやっぱり思っています。そんな中で、コミュニティーの活動もいわゆる地縁による自治会組織における様々な活動もあると思いますし、もう一方で目的であるとか、そういったものによってつくられていくコミュニティーもあって、いずれのコミュニティーも活発であるのが先ほど申し上げた町の豊かさという、そういうものにつながっていくだろうというふうに思っています。やはり今価値観とか生活様式とか生活スタイル、そういったものが大きく変化していく中で、特に地縁のコミュニティーにおけるつながりというのは薄くなってきていることは避けられないところがあるかなというふうに思いますけれども、一方で地縁のコミュニティーでなければ支えられない、そういう活動もあるというふうに思います。例えば葬儀なんかもそういうものの一つなのではないかと思います。そういう意味でも、その在り方というところを町民の暮らしや活動も見詰めながら維持できるような、そんなことが必要だというふうに感じていますし、町も自治会の皆さんや連合体である連合会の皆さんとも意見を交わす機会を持ちながら、そういったものの将来どうあるべきかというようなところに向かって議論をできればというふうに考えています。

再々質問 6番 細谷久雄

それでは、再々質問させていただきます。再々質問では、私なりの地域コミュニティーの構築と元気が出る町内会づくりについて述べたいと思いますので、最後に町長の考え方を伺いたいと思います。内閣府が2018年に全国20歳以上に行った社会意識に関する世論調査では、地域の人たちにとってよく付き合っていると回答した人は18.3%しかいない。しかも、その割合はこの17年間で減少傾向にあります。近所の人たちと付き合っているといっても、大概は顔を合わせてせいぜいちょっと立ち話をする程度というのが一般的で、物をあげたりもらったりするだとか、お茶や食事を一緒にするといった付き合いをしている人はそれほど多くはないと思います。高度成長期までは近所の人たちとみそやしょうゆなどの調味料の貸し借りの傾向があったが、近年コンビニなどができるとそんな関係も薄れて、近所付き合いは昔よりも希薄になっているのが現状ではないでしょうか。中頓別町でも北緯45度夏まつりが行われていますが、昔はスポーツイベント、中頓別町内対抗スポーツフェスティバル、そして夕方から本祭りが行われ、各町内会のみんながテントを張って、昼間はスポーツで汗を流し、夜は天北線メモリアルパークで焼き肉を食べて、久しぶりに町内会の皆さんが集まって町内会の絆を深めたことを私は懐かしく思います。コロナ禍でいろいろなものが縮小されましたが、私は高齢者と若者が共に活動できるイベントを企画し、中頓別町全体の一体感を高める取組が重要ではないかと思います。それにより世代間の交流が促進され、町内会の絆が深まるのではないかと思います。イベントが多いと言われている中頓別町、そこでこれは私の考えですが、観光協会、商工会、JAのひがし宗谷中頓別などいろんなところと協議が必要だと思いますが、北緯45度夏まつりと北緯45度酪農祭を一本化したイベントを企画してはいかがか。8月の第1日曜日は各町内会は天北線メモリアルパークに全員集合、イベントの内容は考えていませんが、こういうイベントを企画することで人口減少が続く1,450人前後の小さな町、中頓別町の各町内会の絆が深まる、元気が出る町になるのではないかと思います。また、独り暮らしの高齢者にとっても外出の楽しみにつながるのではないかと思いますが、町長のお考えはどうなのか、ちょっと伺いたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

各自治会で自治会の会員の皆さんを集めて参加するようなイベント、先ほどスポーツフェスティバルの話もありましたけれども、その前に町民運動会があって、非常に多くの町民の皆さんが参加したイベントになっていたというふうに思います。その中で、やっぱりイベントの持続を優先という言い方は適当ではないかもしれません。そこに参加を求めていくとだんだん負担のほうが大きくなって、なかなかそういうものに参加したくないというか、そういう意識も芽生えていくところがあったりするのかなというふうに感じています。私も特に町民運動会を新しいイベントに変えていく際に町内会の自治会の事務局を担った経験がありますけれども、そういったことを1つ決めていくのも四、五年議論しているのです。なかなか新しい方向を見つけていくというのは容易なことではないなというふうに思います。スポーツフェスティバルもコロナを機会に中断しているかなというふうに思いますけれども、自治会の中ではその次に向けて議論がされているということは承知をしています。先ほども申し上げたとおり、まとめて進めていくというような時間のかかるところがどうしてもあるのかなというふうには感じています。こういうイベントの効果というのは私も評価すべきところだというふうには思っていますけれども、やっぱり主体的に参加したいって思ってもらえるというところはすごく大事な要素なのではないかというふうに感じています。その上で、具体的に既存のイベントの一本化というお話ありました。これは、私はやっぱりそれぞれの実行委員会であったり主催団体の皆さんの思いというのは大事だというふうに思います。ただ、こういった議論も実際になされようとしているようなことも聞き及んでいるところはあります。町が主導していくということではないというふうには思いますけれども、そういった動きがあるならば、町として協力できるところ、参加できるところは参加した上でそういった議論に加わって、よりよい形が実現できるための役割を果たすということは考えていきたい、そういうふうに思っています。

再々質問 6番 細谷久雄

それでは、ご答弁は要りませんが、最後に、行政にとって町内会や地域住民の協力を抜きして協働のまちづくりは成り立たないと私は思います。現実的な行動を含めて、町内会などの要請につきましてはぜひ協力的なサポートをお願いしていただきたいというふうに思って、私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる