みんなの議会

中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日

さきに通告いたしました項目につきまして

2017年9月6日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「さきに通告いたしました項目につきまして」について質問し、町長 小林生吉、副町長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉、副町長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受け付け番号1番、議席番号5番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、平成29年第3回定例会に当たり、さきに通告いたしました項目につきまして質問をさせていただきます。それでは、1点面の質問の町内自治会の再編成を進めてはについてお伺いをいたします。この質問は、平成28年第2回定例会で西浦議員が質問をしましたが、1年を過ぎ、その後の経過等を踏まえ、また早急な課題と思い、ご質問させていただきます。町内の少子高齢化や人口の減少が続く中、世帯数も減少の一途をたどっている。それに伴い、町内全自治会の約半数が50世帯未満の状況にあり、将来自治会を維持することが困難になると予想される自治会もあり得る。町内会活動は、日常的な生活環境の維持や高齢者、子供の見守り、防犯、防災活動など地域住民による相互扶助により支えられている。その意味でも再編成を視野に検討すべきと考えるが、町長の所見を伺います。

答弁 町長 小林生吉

町内自治会の再編成を進めてはという趣旨のご質問にお答えをしたいと思います。本来自治会は、地域住民が主体となって組織されたものであり、基本的には行政が介入することは望ましいものではないというふうに考えております。町内会活動は、ご指摘のとおり、日常的な取り組みにより培われ、多くの方々が何十年も前からその行政区で過ごしてきています。そうした方々がどのように思い、考えておられるかを見きわめることも必要であると考えておりますので、まずは自治会連合会の中で自治会再編に関する議論を行っていただき、ご意見をいただくなどの取り組みが必要であるというふうに考えているところであります。

質問 5番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして、町長は基本的には自治会再編成には行政が介入することは望ましいものではないと考えておりますが、私は町長の考え方が違うと思います。災害時における高齢者や障がいを持つ方々の安全な避難誘導、また行政では対応できない地域のさまざまな問題に取り組む共同体として考え、再編成に当たってはやはり行政と自治会が協働の形で進めていくのが重要であると私は考えます。そこで、何点か再質問をさせていただきます。まず、1点目は、昨年の西浦議員の自治会再編成について町長は、再編成には各自治会の協力が必要であり、自治会連合会での議論の中でその方向性を見出していく必要があると述べましたが、本日までに自治会連合会で自治会再編成についての会議が行われたのかどうか伺います。2点目は、誰もが住んでいてよかった、いつまでも住み続けることができるまちづくりの実現を目指して協働のまちづくり作業で重要な役割をなすのは、町内会を中心にした住民自治組織であり、町内会等の健全な活動を促進していくためには、一定の世帯数と人口及び幅広い年齢層で構成される必要があると思います。しかし、ここ数年少子高齢化や人口の減少により自治会の担い手や後継者が不足したり、昔ながらの寄り合いが減るなど自治会機能が低下し、将来自治会を維持することが困難になると予想される自治会もあり得ます。さらに、中頓別町の将来人口予想では、2030年には人口が1,000人を切ってしまう予想であります。町長は、ご答弁の中で今後自治会の皆様がどのように思い、考えておられるのかを見きわめることも必要であると考えておりますとご答弁をいただきました。それならば、私は町内会全ての自治会長の皆さんにご協力をお願いして、自治会の現状を把握し、町民が抱える問題の洗い出しを行い、将来のためにさまざまな対策を講じていくことを目的とした町内会の再編成における実態調査を早急に実施していただきたい。町民が生涯にわたって楽しく、明るく、生き生きとした生活を送ることができる町になるよう常に町内会等の状況を把握するとともに、住民の声に耳を傾けながら早急に再編成に取り組むことが必要であると思いますが、町長の考え方を伺います。3点目は、高齢者や障がいを持つ方々が安全で安心して暮らしていく上で、自治会の存在はなくてはならないものであります。人口減少、少子高齢化の進行に加え、平成23年3月の東日本大震災の教訓及び北海道では昨年8月30日から31日にかけての台風10号の通過に伴う十勝管内の災害など、災害はいつ起きるかわかりません。いざというときの備えの大切さが認識されます。現在中頓別町では、自主防災組織が3つの自治会で設立されていますが、ともに頓別川沿いに近い自治会であります。災害は、洪水による災害だけでなく、地震、火災、台風などいろいろな自然災害が考えられます。私は、今後全ての自治会において自主防災組織が組織化されることと、高齢化に伴い自主防災組織が困難な自治会においては早急に再編成を行い組織化することが重要であり、定期的な防災訓練や自主防災組織による避難訓練等を実施していくことが必要であると考えます。東日本大震災の発生により、実際に行政が機能しなくなったときに地域の共助機能が大きな力を発揮して、多くの人命を救いました。このようにいざというときに最も頼りになるのは、お隣やご近所がお互いに助け合うことが大切なことだと私は思いますが、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 小林生吉

まず、1点目の自治会連合会の動きについては、後ほど総務課のほうから報告をさせていただきたいと思いますが、2点目のご質問であります。これまでも総合計画の策定であったり、介護保険とかそういう計画策定の際に、住民の皆さんの実態を十分把握をさせていただいた上で、取り組みを構築するというふうな手法をとってきているというふうに思いますが、議員おっしゃるように最も住民に身近な組織としての町内会の役割は、大変大きいというふうに認識をしています。自治体によっては、自治会とは別に行政が行政区というのを設けて、そこに区長を任命するとかというような仕組みをとっているところもありますけれども、うちの町の場合はそういう仕組みをとっていないので、ある意味自治会に行政区的な役割をお願いしてきているようなところもあります。そういう面では、必ずしも自治会だけの問題ということではなくて、行政も一緒になってこの問題を考えていくべきだということについてはおっしゃるとおりだというふうに思います。改めて連合会の会長や各自治会の会長の皆さんなどともそういう意見交換ができる場が必要なのかなというふうにも思いますので、その点については前向きに取り組んでいきたいというふうに思います。それと、自主防災組織の問題につきましては、これは町としても全町にこの自主防災組織が設置されることが望ましいという基本的な考え方に立っているところでありますけれども、残念ながらまだそこに広がっていないという実態があります。どうしてもこれまで大きな災害を経験してこなかったこの町の中にある危機感というか、そういうものの薄さというかが理由の一つにあるのかもしれませんが、昨今は近隣の町村でもそういう大きな被害が出ているような実態がありますので、ここはしっかり取り組んでいきたいというふうに思っています。なかなか防災の専任体制をとるところまではこれまでいっていませんけれども、改めて今後についてはそれに近い体制を構築して、しっかり防災の問題について取り組んでいくようにしたいというふうに考えております。

答弁 副町長 遠藤義一

1点目の自治会連合会なんかの会議の関係でありますけれども、具体的にこれだけを取り上げて会議を開催したという経過はありませんが、今年度の総会時におきましても、ある自治会からは再編に関する意見が出されていたところはありました。しかしながら、答弁の中にも書いてありますが、その地域に住んでいる方々にとっては、自治会の再編をすることに対しては非常に重たい課題だというふうな認識を持っている方々が非常に多いということもあって、その段階ではそういう意見だけで終わって、再編に向けてどうするというような議論にはなりませんでしたけれども、ここについては、答弁に書いてあるとおり、今後の部分で連合会のほうと役員会を通してこの問題についてどうあるべきかということについて一歩踏み込んだ形で議論をしていただく。それが最終的にどうつながっていくかは別でありますけれども、そういう取り組みをすることは必要だというふうな認識は持っております。

再々質問 5番 細谷久雄

それでは、大変よいご答弁をいただきましたので、再々質問はいたしませんが、最後に私から各自治会の特性、環境、条件などを踏まえ、その課題解決や将来展望を明確にした自治会再編成計画を策定し、中頓別町総合計画と連動したまちづくりを進めていただきたいと思います。特に防災意識、災害対策や地域の環境向上などに取り組み、生活に身近な町内会相互の交流を深め、自分たちの地域はどのような地域にしていくのかを明確にして、高齢者、障がい者の方々が安全で安心して暮らすことができる地域づくりを進めていただきたいと思います。以上をもちまして1点目の質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる