みんなの議会

中頓別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月5日

さきに通告いたしました1点の項目につきまして

2018年9月5日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「さきに通告いたしました1点の項目につきまして」について質問し、教育長 田邊彰宏、保健福祉課長 吉田智一、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
教育長 田邊彰宏、保健福祉課長 吉田智一、町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、平成30年第3回定例会に当たり、さきに通告いたしました1点の項目につきまして質問させていただきます。教育行政の質問ですので、田邊教育長の誠意あるご答弁と町民目線でのご回答をよろしくお願いいたします。それでは、子供の自立を促す学校教育についてお伺いをいたします。現代の子供は、ひきこもりやニートなど自立できない子供や将来に希望を持たない、夢を持たない子供が多いと言われている。子供が自分の経験や知識から考え、判断し、対応することができなくなっているのではないかと危惧する中で、重要なのは生きる力と自立、自己決定力を身につけることだと考えるが、中頓別小中学校における子供の自立を目指した取り組みについて教育長に伺います。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

細谷議員の質問に答弁させていただきます。小学校、中学校とも子供の自立を目指した取り組みとしてキャリア教育があります。それぞれの発達段階に応じた基礎的、汎用的能力を教育課程の中で身につけさせるとともに、人間関係や社会形成能力、自己理解、自己管理能力、課題対応能力、キャリアプランニング能力の育成に努めています。具体的には、キャリア教育は総合的な学習の時間等を活用しています。小学校は、中頓別探険隊、敏音知、鍾乳洞、ふるさとの森、兵知安川、この4つを4年1サイクルで回しています。中学校は、1年生は産業体験、2年生は職業体験、これはインターンシップです、3年生は上級学校訪問を実施しています。保護者やお世話になった方々を対象にした成果発表会が土曜日授業でありますとか、学校祭で実施されています。また、運動会や学芸会、学校祭、スポーツ少年団活動や部活動、修学旅行の自主研修、夢と希望を!感動体験事業、ハワイ英語研修も子供たちの自立を促す一助となっていると私は認識しております。

再質問 5番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。まず最初に、ただいまのご答弁の中での小学校のキャリア教育、敏音知、鍾乳洞、ふるさとの森、兵知安川、また中学校のキャリア教育の産業体験、職業体験、上級学校訪問など、どのようなことをやっているのか、詳しい内容の説明を伺います。さらに、保護者やお世話になった方々を対象とした成果発表会についてもどのような内容なのかお伺いをいたします。私は、子供たちに生きる力を育むことが学校教育では重要であり、学びの方法論としての問題解決的な学習が生きる力の育成につながり、みずから考え、判断し、行動することのできる子供たちの育ちになると確信しています。また、子供たちは学校の中ではなく社会ともかかわりながら生活しているため、意図的に学びの場を地域に広げ、社会参画を推進していくことが社会的自立の観点からも重要であると考えます。小学校、中学校では、地域に出かけていく活動を取り入れ、多くの町民や環境と触れ合うことが地域への愛着を生み、自立を身につけることができると私は思います。先ほど教育長が述べましたことし行ったハワイ研修、英語研修は、子供たちの将来の自立を促すために大変よい研修だと思いますが、私は中頓別町の短い夏の一大イベント、8月4日の夏祭り、8月5日のスポーツフェスティバルに先生、生徒22名、町民の1%ぐらいであるが、中頓別町にいなかったことが大変残念であった。子供たちがこれらの行事に参加して、学校の勉強だけではなく多くの町民の人たちと触れ合い、接することが地域の愛着を生み、自信につながると私は思うが、来年度も再度行うのであれば教育長としてどのように考えるのかお伺いをいたします。また、最近地域の子供たちに無料化、安価で食事を提供する子供食堂と呼ばれる場所が全国的にふえてきています。中頓別町でも松田商店の店舗跡地でなかとんカフェを計画しているようですが、その中に子供食堂もつくれないのか伺います。子供食堂は、貧困家庭や個食の子供たちに安心して食事をできる場所を提供しようとして始まった取り組みですが、しかし現在は困窮世帯の学習支援を行ったり、地域の人との交流起点となったり、世代を超えたつながりづくりなど、多面的な役割が期待されています。月に1回でも2回でもいいから食事の提供をすることによって、地域の大人や他年齢の子供たちとの交流により社会性や自立性を見つけ、地域でのコミュニティーが形成されると私は思いますが、町の考え方を伺います。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

大きく3点にわたって質問を受けました。まず、1点目のキャリア教育の小学校と中学校の具体的な内容についてですけれども、敏音知、鍾乳洞、ふるさとの森、兵知安川、内容的にはほぼ同じような形で行われています。まずは体験です。その場に行って子供たちがその場で体験をします。その体験をまとめる。これは、学校の中で作業をします。そのまとめたものを小学校でありますと、土曜日を使ってお世話になった方々等を招きまして発表しています。この発表は、基本的には1年生、2年生は見学、3年生以上が発表するということになります。3年生は、最初のうちは戸惑いもあるでしょうけれども、学年が上がるにつれて6年生ぐらいになりますとそれなりの立派な発表というふうに考えております。中学生のほうは、産業体験はこれはその年によって異なるのですけれども、酪農あるいは林業を体験したときには、やはり同じです。一番最初に具体的に体験をします。そこで説明等も受けます。その結果を自分なりにまとめて、こちらのほうも土曜日授業を使っていると思いますけれども、保護者でありますとか、林業、酪農等でお世話になった方々を招いて発表を行っています。職業体験については、中頓別町内の役場も含めまして消防、それから商工会、それから建設業にもお世話になっていると思いますけれども、中学校2年生がインターンシップを行っていると。これは、年によって若干の違いはあろうかと思いますけれども、2日から3日程度やっていると思います。同じようにこのインターンシップの発表会も行っております。それから、上級学校訪問については、今3年生は修学旅行に行っていますけれども、最終日、札幌市で上級学校を見学します。専門学校でありますとか、短大等、大学も行ったことはあるかもしれませんけれども、主に上級学校、専門学校です。ここを見学してきて、どういう学校だったのかということを学校祭の午後を使って保護者の前で発表しているというような方式になっています。それから、2点目のイベントの夏祭りのときに中学生が17名、引率が5名いなかったものはいかがなものかというご質問かと思いますけれども、当初は日程的にこのときに間に合うように帰ってくる予定で組んでいたのですが、中体連等々がありまして、それからもう一つは文化部の発表もありまして、希望者がというか、参加者が半分ぐらいになったものですから、もう一度日程を仕切り直しにしました。そのことによって、8月5日、6日、不在になるということになりました。どうしても日程を組むときには、お盆は避けたい、中体連は避けたいということが優先しまして、議員ご指摘のとおり貴重な中学生17名がイベント、夏祭りに参加できませんでした。これは、自分も十分ハワイにいるときにきょうは夏祭りだなということを考えていたのですけれども、では来年はどうなるかということになりますと、やはり同じような日程で組まざるを得ないと思うのです。どうしても考えたときには、今の日程で同じでいきますとこの夏祭りが終わってから出発するとお盆に係ってくるのです。非常に苦しい。前にすると中体連等々に係って、全道大会ですから、これは子供たちにとっては大きな大会です。これは避けなければならないというものがあるので、何とも言えません。それから、3点目、子供食堂についてなのですけれども、月に1回程度の食事の提供はどうかということなのですが、具体的に今子供たち、特に小学校でどのぐらい子供たちがそういう状況を必要としているのか、これは私のほうでは今データを持っておりません。給食については、全員給食を食べています。それから、朝御飯を食べているか、食べていないかというのはほとんど調査はしていないのですけれども、どのぐらいのニーズが必要なのか、それから松田商店に行って云々ということですけれども、朝御飯になるのか、夕食になるのか、それはわからないところもあるのですけれども、今具体的にどのぐらいの子供がこれに参加するのか、私は今のところは何とも言えません。ただ、子供たち、食べられていないというか、個食している家庭はあるかとは思いますけれども、これについては今のところ私のほうでは検討する云々という段階にはなっておりません。やはりそういうニーズがあるというのであればということになりますけれども、保健福祉課のほうで回答してもらったほうがこのあたりはよろしいかと思います。

答弁 保健福祉課長 吉田智一(保健福祉課長は2020年3月まで)

それでは、私のほうからですけれども、今の子供食堂の関係です。先ほど松田商店の跡地という話もありましたが、話の中というか、私どもの中ではまるっきり想定していないわけではありませんが、現時点では具体的にどのようにやるという状況には、今の時点では至っていません。ただ、今現在うちの町でどういうことができるかということで、町内の食堂関係の方々とも少しずつ打ち合わせをしながら、何かできることがないかということをしている現状であります。この後、また保護者向けに簡単なアンケートをとって、例えばどういう時間帯がいいだとか、参加の意思を含めてどういうことができるかということをまず一般のアンケートをとって、それからどのようにしていけるかということを考えていきたいということで、少しずつではありますが、今調査している段階ではあります。以上です。

再質問 5番 細谷久雄

教育長のお話、吉田課長のお話、よくわかりました。それで、私がちょっと思っていたのは、もしあそこで子供食堂とかをやる計画があるならば、駐車場を心配していたのです。あの通りは、車がとめられないのです。私が毎年町長に言っていた布施さんのところの向かいの駐車場、もう毎年私は除雪のことで言っていますけれども、もし松田商店でやるのであれば、あそこが一番いい駐車場だと思います。やるのであれば、あそこはもう広報に載せて、松田商店のところでカフェ、子供食堂をやるから駐車場はもう雪を投げたらだめだよと。もう私は一番いい条件が整ったなと思うのですけれども、やるのであれば、あそこには看板を立てて、広報か何かに言って、あそこはもう民間の人の雪は投げたらだめだよと、はっきりそのような形をとってほしいと思うのですけれども、町長、どうですか。お話だけちょっと聞きたいのですけれども。

答弁 町長 小林生吉

まず、松田商店を取得した後の利活用については、今後しっかり詰めてどういうふうにしていくかということを考えてもらうようにしていきたいというふうに思います。かつてのメーンストリートというふうに言っていい、支障があるかもしれませんけれども、あの通りがシャッターがおりている商店が多くなっているのがありますけれども、このままでいいのかというところも考えていかなければならないかなというふうに思います。ただ、1点、松田商店と駐車場という関係だけではなくて、あの通りにおける今後をどうしていくのかというようなことも考えながら、車をとめるスペースの問題なんかも考えていく必要があるかなと。それと、問題は除雪、冬期間の雪置き場の問題として、議員からは再三そこに雪が捨てられることの問題ということをご指摘をいただいているのですけれども、なかなかルールの確立がおくれているかなというふうに思います。その点については、担当課のほうに指示をして、しっかり検討してもらうようにしていきたいというふうに思います。

再々質問 5番 細谷久雄

それでは、再々質問も終わりましたので、最後に今後も問題解決的な学習を中核に据えて、目まぐるしく変化する社会に出ても生き抜くことができる自立した子供たちの育成を田邊教育長としてよろしく努めてほしいと思います。よろしくお願いいたします。

出典:中頓別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月5日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる