深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日
地域おこし協力隊の活動
2016年3月8日、深川市議会の一般質問で、菅原明義議員が「地域おこし協力隊の活動」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 菅原明義 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 菅原明義
それでは、質問の最後に地域おこし協力隊の活動について伺いたいと思います。地域おこし協力隊は、2009年から始まった総務省の事業で、都市部の人を受け入れ、最大3年間を限度として報酬を支払い、家賃などの補助を行う制度で、2012年に1期生の任期を終了した人たちの7割近くが地域に定住しているとのことです。道内においては、制度創設当時は4市町村10人であった隊員が、制度普及とともに年々増加し、平成25年度は全国の都道府県の中で北海道が最も多く制度を活用し、道内の58市町村において168人の隊員がさまざまな地域協力活動に従事し活躍しているとのことです。北海道総合政策部地域づくり支援局でも、昨年3月に「目指せ起業!!根ざせ地域へ!」との表題で「地域おこし協力隊起業支援ガイド」を作成し、地域おこし協力隊員や受け入れ自治体の協力支援などに関するきめ細かな取り組みが紹介されています。深川市の地域おこし協力隊設置目的にも、「人口減少や高齢化が進む本市において、担い手となる人材の確保が重要であり、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住、定着を図り、もって地域の活力維持・強化に資する」との設置目的を受けて、現在、深川市において7人の地域おこし協力隊員が活躍されておりますが、隊員の活動等について、以下、4点について伺います。一つ目は、深川市のサポート体制は十分に行われているのでしょうか。二つ目は、地域との交流機会は確保されておられるのか。三つ目は、市民への周知に向け、さらなるPRが必要と考えますが。四つ目は、現在活動している農業や地域振興などの分野以外にも範囲を広げることも必要だと思いますが、地域おこし協力隊の新規募集の考え方について伺います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
地域おこし協力隊の活動についてお答えいたします。1点目の深川市のサポート体制は十分に行われているのかというお尋ねについてでありますが、地域おこし協力隊員に対しましては、総務省からといっていいと思いますが、協力隊員1人当たり報償費等ということで年間200万円、その他の活動経費として年間200万円の合計400万円が特別交付税として財源手当てされるということになっております。そして、そのほかの活動経費、200万円が枠でありますが、この中で措置される内容といたしまして、協力隊員の研修への派遣でありますとか、活動中の移動などに要する旅費、パソコンなどの作業用具や消耗品等に要する経費、さらに住居及び活動用車両の借り上げ費などもこの中で認められるということになっているものでございまして、充実した中身かと言えますが、本市におきましても、こうして認められております最大限の予算を計上いたしておりまして、協力隊員の活動費等の経費面ということでの処遇は十分に行われているものと認識しているところであります。2点目に、彼らと地域との交流の機会は確保されているのかということについてでありますが、地域おこし協力隊員の活動は、それぞれの担当業務を通じて、市民の皆さんと接点を持つことが大変多い業務であると考えておりますし、また実際に協力隊員の皆さんも市の行事や講演会等に積極的に参加されるなど、地域に溶け込む努力をしておられるものと承知しております。現在の協力隊員の皆さんは、委嘱期間が一番長い方で1年半、短い方ですとつい最近の1カ月という状況でありますので、個人によって差がありますけれども、今後もさまざまな分野で市民の皆さんとの交流の機会が広がっていくものと我々も期待しているところであり、市といたしまして、委嘱期間満了後の定住、定着へ向けて、ぜひそうした交流の機会の確保といったことについても所要の対応に努めてまいりたいと考えているところであります。3点目、広報紙等での活動状況のPRについてという点でありますが、地域おこし協力隊員につきましては、受け入れた地方自治体において、隊員及び従事する地域協力活動の内容を広報、あるいはホームページ等で公表することが総務省の要綱で定められ、求められておりますことから、これまでの活動状況につきまして、本市も随時ホームページに掲載し公表してきているところでありますし、また広報ふかがわにつきましても昨年8月号において、隊員の皆さんが地域おこし協力隊に応募された理由でありますとか、取り組んでやりたいことなど、当時5人の協力隊員がおられましたので、その5人を紹介する記事を掲載いたしております。その後、新たに2人を協力隊員に迎えておりますことや、さらに新年度におきましても、新規採用の予定もございますので、時期を見て、いま一度新たなPR記事等の掲載についてぜひ検討していきたいと考えているところでございます。最後に、4点目の地域おこし協力隊の新規募集の考え方についてでありますが、新年度は今いる方に加えて、農政課におきまして、農地保全、あるいは特産物の開発、有害鳥獣害の対策の分野など、農林業の推進を目指した活動ということを目的として、2人採用する予定といたしております。ただ、念のため申し上げますが、地域おこし協力隊員については、地域振興課が全体の庶務を担っておりまして、そこで市の個々の業務における協力隊の募集・確保の窓口業務をやっているわけです。協力隊を必要とする我が市の行政分野ごとに担当の所管において彼らを活用したふさわしい業務の組み立てでありますとか、彼らの雇用条件等を十分検討した上で、庁内会議等を経て、決定しているものでありますので、言わずもがな当然でありますが、地域おこし協力隊の活動というのは、今多くが担っている農業とか、地域振興などの特定分野、一定の分野に限られるものでは当然ありません。そういうことでありますので、今後におきましても市の業務のさまざまな分野で、必要に応じて協力隊員の活用ということを検討してまいりたいと思っております。