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深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月3日

地域防災計画

2014年12月3日、深川市議会の一般質問で、辻本智議員が「地域防災計画」について質問し、企画総務部長 早川雅典が答弁しました。

質問者
辻本智 議員
答弁者
企画総務部長 早川雅典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 辻本智

次に移ります。地域防災計画についてお聞きいたします。同様の質問は午前中の水上議員も行われておりますが、防災計画の具体的な内容において質問の趣旨に違いがありますので、通告書どおりお聞きしたいと思います。まず、現在改定作業中の深川市地域防災計画によりますと、その中の第7節に市民及び事業所の基本的責務が記載されており、その冒頭に、「平時から災害への備えを行い、災害時には自主的な防災活動に努めるものとする。」、このように記述されております。確かに、災害そのものを未然に防ぐことは不可能な部分もあるわけですから、減災を防災の基本とすることは理解できますし、自助、共助、そして公助の効果的な推進というのは必要であると考えるものであります。そこで1点目、この地域防災計画の第7節部分にあります市民及び事業所の責務、いわゆる自助という考え方について、関連した根拠法を国の災害対策基本法あるいは北海道の基本条例との関連でご説明ください。次に2点目、災害予防計画の第5節、自主防災組織の育成等に関する計画に関連してお伺いいたします。自主防災組織で想定している内容と組織立ち上げに向けた行政の側の推進体制についてお聞きいたします。この計画においては、計画の中の48ページに該当しますが、地域住民による自主防災組織と事業所等の防災組織が並列的に記述されております。実は10月に公政クラブの行政視察で那覇市の防災マップ策定の事業を見てまいりました。那覇市で作成された防災マップでは、区割りを中学校区ごとに設定し、その内容として、マップ上、指定避難所、そこに至るまでの避難経路、特に学校と保育園、病院を1本の線で結び、その路線を基幹避難経路と位置づけ、その周囲に点在する民間の協力事業者の建物、これらがそれぞれに色分けして1枚の図面に落とされております。ですから、地区住民もその避難経路、自分の家ですとか自分のいる場所と、避難経路に至る路上の障害物であるとか、夜間ということも想定するならば、目印となる施設の特徴を記憶にとどめることができますし、日常的にも、地域の町内会などがパトロールを行うポイントが明らかになっている、そういった特徴がございます。やはり日ごろから地域住民、そして民間の事業者、学校等の公共施設・団体が横の連携を密にしていることが大切であると、そのように感じました。そういった視点から、住民と町内会とその地域内にある事業所あるいは学校との連携、こういった視点を誰がどのように整理するのか、そのことについて考え方をお聞かせください。また、自主防災組織を立ち上げるまでどのくらいの期間を想定しておられるのか、現段階での見通しをお示しください。その上での組織立ち上げに向けた推進体制についてお伺いいたします。この自主防災組織に関連した消防庁のホームページ等を開いてみますと、全国的には、さまざまな先進的な取り組みも紹介されておりますし、実際に3年前の東日本大震災のときに、その防災組織が極めて先進的な役割を果たしたという実例も紹介がされております。ただ、その一方においては、ただつくっただけにとどまっている、なかなか日常的な取り組みには至っていない、そういった事例も数多く見られるといった記述もあります。特に、今回の深川市がつくりました地域防災計画の中の市民の責務ということに記載された具体的な行動内容は、例えば災害発生時における初期消火でありますとか救護活動の実施ということが記述されていますが、いざ災害が目の前で起きた場合は、極めて当然の活動というふうには思いますけれども、市民の責務として想定される仕事量も膨大で多岐にわたる、そういった印象を受けます。そうしますと、組織立ち上げには、地域住民の側も当然ながら、行政の側にもかなり大きなエネルギーが必要になると考えられるわけですが、そこで、行政のかかわり方について、この組織の立ち上げを自治防災室だけで行うのか、あるいは庁内を横断した推進体制みたいなことを考えておられるのかについても見解をお聞かせください。3点目、指定避難所の広報についてです。同じく災害予防計画、第6節に避難体制整備計画が記載されておりまして、それに基づいて、別冊で深川市が考える指定避難所の候補施設一覧が公開されております。その避難所の地形的な立地条件から、場所によっては、地域の方々からは、別の場所のほうがよいのではないか、そういったふうに行政は指定を変えていただけないだろうかといった要望が出された地域もあるかと思います。防災計画の中では、避難場所の指定基準というのが明記されておりまして、三つの条件が示されているわけですが、災害の種類によって、また地域住民の経験則からいっても、安心ということの捉え方が食い違う場合があるように思います。やはりそこに暮らす地域住民が安心して避難・誘導できる場所の確保というのが大前提であると考えます。ぜひそういった立場で地域住民との協議に臨んでいただきたいわけですが、担当所管の見解をお聞かせください。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

地域防災計画についてご質問を3点いただきましたので、順次お答えさせていただきます。まず、1点目の地域防災計画の改定の内容についてでございます。水上議員のご質問にも一部お答えした部分がございますけれども、このたびの市の地域防災計画につきましては、災害対策基本法等の改正や北海道地域防災計画の修正を踏まえまして、大幅な改定を行うこととしたところでございます。平成25年と26年に災害対策基本法の改正も行われておりまして、第2条の2基本理念におきまして減災の考え方が明確にされるとともに、第7条において住民等の責務として、住民一人一人がみずから行う防災活動及び住民同士の協力精神に基づく自発的な防災組織の促進や、住民等の責務として生活必需物資の備蓄や防災訓練への参加等が加えられましたこと、及び北海道防災対策基本条例第3条基本理念及び第4条道民の責務においても、その点について規定されたことなどによりまして、市の地域防災計画では、住民みずからの安全はみずからが守るとして減災の考え方に立ちまして、市民の皆さんには平常時からの備えや自主防災組織の立ち上げなど、事業所には日ごろからの防災訓練の実施や災害時における地域への協力などを、市民及び事業所の基本的な責務として規定させていただいたところでございます。次に、2点目の自主防災組織の考え方と設立に向けた取り組みなどについて、お答えをさせていただきます。自主防災組織における大きな目的は、自分たちのまち、地域は自分たちで守ることであり、深川市におきましても、災害時の地域連携強化のため、地域住民による自主防災組織づくりを推進し、地域防災力の強化を図っていくこととしておりますことから、市では組織の立ち上げ時からかかわってまいりますので、地域内に存在します事業所あるいは学校などとの連携につきましても、自主防災組織の設立を目指す町内会などの住民の皆さんと十分に話し合いを進める中で協議してまいりたいと、このように考えているところでございます。また、自主防災組織の立ち上げまでの期間につきましては、市内全域で早期での設立が望ましいものと考えてはおりますけれども、住民の皆さんによる自発的な活動が不可欠な組織でございますので、今後とも、防災教室や防災訓練などの機会を通じて、より多くの地域においてこの自主防災組織が立ち上がりますよう、所管としても努めてまいりたいと考えております。なお、組織の立ち上げですとか活動内容につきましては、自治防災室において積極的にかかわってまいる考えでございますが、まず第1には、先ほど申し上げましたように、地域において無理なく活動できる内容を基本として考えていただくということでございますので、地域での話し合いを進めていただく中で、要避難支援者の把握など、市役所の他の部局とのかかわりが必要となる場合もございますので、そういった場合には自治防災室が中心となりまして、庁内の他の部局との連携・調整も図ってまいりたいと考えているところでございます。3点目の指定避難所の広報についてでございます。指定避難所につきましては、今回の地域防災計画改定において、市民の皆さんがどの災害のときにも迷うことなく速やかに避難ができるよう、例えば浸水の被害ですとか地震による倒壊、それらのおそれのない安心して避難ができる33の施設を案の中で指定しているところでございますけれども、災害の状況等によりましては、周辺の民間施設などの情報についても把握する必要があると考えておりますので、災害の状況に応じまして適切に避難所の開設が行えるよう検討しているところでございます。現在、地域防災計画の改定案につきましては、市民の皆様からのご意見を募集しておりますことから、この中で、避難所に関して地域の住民の皆さんからご意見等がございましたら、地域の皆さんと検討などさせていただきまして、よりよい計画となりますよう今後努めてまいりたいと、このように考えております。

再質問 3番 辻本智

1点再質問をさせていただきます。今ほどの答弁で、自主防災組織の組織立ち上げの期限ということでの質問に対する答弁でございますが、手法として、地域住民の皆さんの自発的な考えにより行われることが望ましいと。手法としてはわかります。ただ、前段の説明で自助、共助の考え方を強調され、減災の考え方からいうと、地域の自主防災組織というのが、実際現場で災害が起きたとき、それが地震であれ水害であれ、地域の住民の命は自分たちで守ることが大切であるということを強調されました。それだけ大切な基本的な責務を負った自主防災組織を、行政の側が期限の目標を定めずに、地域住民の高揚に任せますと。任せますとは言いません。出前の講座をやったり学習をしたりしますと言いますけれども、出前の講座や学習は、危機意識の醸成にはなりますけれども、具体的な自主防災組織の立ち上げに至るプロセスですとか課題だとか、そのことに対する住民のかかわり方に対する勉強会ではないはずであります。事防災計画ということであるならば、計画上、いついつまでにどの程度の自主防災組織を立ち上げるのかというのは、当然、行政として目標とする計画というのを持つべきではないかと、そういった意味では期限を行政の側が明記する。ある種の行動計画みたいなものをつくることが、大切な自主防災組織の立ち上げにとっては必要であると思いますので、その明記の点について再度お答えください。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

再質問いただきましたので、お答え申し上げたいと思います。自主防災組織の組織化につきましては、議員がおっしゃいますように、早急に設立されるべきであると私どもも考えております。市といたしましてもあらゆる機会を通じて、組織が設立されるように、特に町内会の連合会などとも今後協議をさせていただく中で、あらゆる機会を通じて積極的にPRに努めまして、結果として早期に設立されるように、期限をある程度私どものほうでも考えながら進めてまいりたいと、このように考えております。

出典:深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる