深川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月19日
男女共同参画
2012年6月19日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「男女共同参画」について質問し、企画総務部長 坂本光央が答弁しました。
- 質問者
- 楠理智子 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 坂本光央
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 楠理智子
きょうのトップを務めさせていただきます。5月5日、子供の日に、国内の原発が停止され、これは意義のあることだと思いましたが、大飯原発の再稼働が決定され、早ければ7月8日には3号機がフル稼働されるということです。わずか2カ月ほどで再稼働されるということですが、福島原発事故の最終的な収束もまだ見通しが立っていません。安全の確保もまだまだです。電力不足の解消のためということですが、安全第一を優先させて考えるべきではないかと思います。また、3.11東日本大震災では、東京では帰宅困難者が現れ、混乱が起きました。実際に大都市で災害が発生すると、大きな事故、大変な状況に陥るのではないかと思います。人口減少に歯どめがかかっていませんが、企業や人口の大都市への集中は続いています。企業、人口の一極集中ではなく、分散させることも、災害のリスクを少なくすることにつながるのではないかと思います。さらに、過疎化対策にもつながるのではないかと思います。都市機能の分散化で深川市に誘致できるものはないかと思いつつ、通告に従い一般質問を行います。まず1点目は、男女共同参画についてです。深川市においては、平成24年度から10年間の第2次の男女共同参画計画が策定されました。計画策定に向けて実施した男女共同参画に関する市民意識調査の結果では、男は仕事、女は家庭という性別による役割分担意識が根強く残っていると分析されており、仕事の面では能力に性別の差はないという意識は高まってきているが、女性は出産・育児で退職し、育児に負担がかからなくなって再就職の傾向が強い、農業や商工業などの自営業では女性の適正評価がされていない面があると書かれておりました。男女共同参画の理解の認識の浸透を図るため、広報・啓発活動に努めていきますとも書かれていました。男女共同参画に向けてどのような施策をしていくのかお伺いいたします。1点目としまして、啓発活動についてです。男女共同の意識は男女ともに必要なものであり、男性に対する積極的な働きかけが必要であると男女共同参画計画にもありますが、どのように取り組んでいるのかお伺いいたします。2点目として、セクシュアルハラスメントとドメスティック・バイオレンスについてです。市民意識調査の中で、自身が直接経験したことがあるとの回答で、セクハラが15%、DVが11%あったとあります。この数字は決して少なくない数字であると思います。防止対策についてと、被害に遭った場合の相談窓口や対応をお伺いいたします。3点目として、男女共同参画推進委員会についてです。男女共同参画庁内委員会が設置されているようですが、その内容と取り組み状況をお伺いいたします。また、市民による推進委員会は、第2次の計画策定に向けての市民懇話会の中で継続してほしいとの推進委員の要望があったとも聞いております。予算審査特別委員会での質疑の中でも検討する旨の答弁があったと記憶しております。推進委員会の設置は、意識づくりのために継続して取り組む必要がありますので、お伺いいたします。4点目に、男女共同参画条例の制定についてです。ふかがわ未来創造プランの中でも「条例の制定の検討を行っていきます」とあります。男女共同参画社会の真の実現のためには、条例の制定をすべきと考えますので、お伺いいたします。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
男女共同参画についてお答えいたします。男女共同参画につきましては、本年3月に策定いたしました平成24年度から10年間にわたる新たな男女共同参画計画2次改訂版に基づき、男女共同参画社会の実現に向け、基本目標を定め、男女共同参画社会の形成が一層進むよう広報・啓発活動の推進を初め、市の審議会などへの女性の参画促進など全庁的に取り組んでいるところでございます。そこで、1点目の啓発活動についてでありますけれども、男女共同参画週間に合わせまして、市立図書館において関係図書コーナー及びパネル展示を6月23日から7月5日までの間、開催するとともに、6月29日には、経済センターにおきまして、男女共同参画セミナーを実施するなど、男女共同参画の情報提供とその意識づくりを行ってまいります。さらに、ホームページを通じて市の取り組みの状況と事業計画、委員への女性の登用状況などを掲載するなど、男女共同参画にかかわる情報の提供などの啓発活動を進めてまいります。次に、2点目のセクシュアルハラスメントとドメスティック・バイオレンスについて、その防止対策と相談窓口及び対応についてであります。なお、ドメスティック・バイオレンス、略称DVでございますけれども、所管は社会福祉課ということでございますけれども、私のほうで一括してお答えさせていただきます。セクシュアルハラスメントの防止及び相談窓口に関しましては、人権及び雇用等にかかわりまして、専門的な対応が求められるということもございますので、道立女性相談援助センター及び女性プラザなどの相談窓口を、市のホームページに掲載し情報提供に努めておりますが、市にご相談がありました場合には、その内容に応じて、市役所内の関係する所管と連携し適切な対応に努めるとともに、国や道などの相談窓口との対応につきましても、スムーズな相談ができるよう連携・調整等を図ってまいります。一方、DV被害者の相談窓口についてでございますが、市では社会福祉課がその窓口として相談の対応をしておりますが、年間1件から2件程度の相談件数があるということでございます。相談者への具体的な支援内容ということでございますが、1として、DV被害者からの相談をお聞きするほか適切な相談機関への紹介、2に、自立して生活することを希望される方には必要な情報の提供、3に、緊急避難や一時保護を求めるような方にあっては、道立女性相談援助センターや民間シェルターといった施設に関する情報提供を行うなどの対応を行っているところころでございます。なお、DVを防止する対策について、これは非常に難しいというか、簡単なことではありませんけれども、市では、広報紙にDV被害に関する記述を掲載したり、北海道が作成したリーフレットを市内公共施設に配布したり、ポスターを掲示するなどして、暴力の抑止に役立つよう努めているところであります。3点目の男女共同参画推進委員会についてでありますが、男女共同参画にかかわる庁内の体制といたしましては、全庁的な組織として、市長を本部長とし、副市長を初め教育長及び各部長を構成員に深川市男女共同参画推進本部会議を設置しておりまして、男女共同参画計画の策定を初め、各年度における各所管ごとの事業報告及び計画により施策の推進状況の確認を行うとともに、各委員会等における女性登用状況を確認し、登用率の向上を図るなど、男女共同参画に関する施策を総合的かつ効果的に推進しております。また、市民の委員による推進委員会の設置ということでございますけれども、市民の皆さんの立場からの男女共同参画に関する施策の検討・検証は重要なことと考えており、男女共同参画計画におきましても、市民参画による男女共同参画の推進組織の設置を検討することにしておりますことから、今後、推進組織の構成を初め、運営方法や設置時期などにつきまして検討を進める考えでございます。4点目の男女共同参画条例についてでございますが、第五次深川市総合計画及び男女共同参画計画におきまして、条例制定に向けて検討を進めることとしているところでございますけれども、現状といたしまして、引き続き、より一層の男女共同参画への市民意識の醸成が必要であると判断しております。したがいまして、市民の皆様を初め、事業所や団体を含めた市全体のさらに進んだ男女共同参画に向けた機運が醸成されまして、その理解の深まりが高まりました段階で検討してまいりたいと考えております。
再質問 7番 楠理智子
1点、再質問いたします。男女共同参画推進委員会の設置についてですが、市民による推進委員会の設置は検討中ということです。条例の制定に向けて市民意識の醸成が必要ということですが、その市民意識の醸成を早める、強めるためにも、その前段での推進委員会というものも必要ではないかと思います。推進委員会の設置を検討するということですので、いつごろとか、中身についてお伺いいたしたいと思います。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
男女共同参画推進委員会についてお尋ねいただきましたので、お答え申し上げます。男女共同参画計画には、市民参画による男女共同参画の推進組織の設置を検討すると記載されておりますので、これについては、それほど時間を置かずに対応しなければならない課題であると受けとめているところでございます。ただし、これらの関係経費は予算に計上しておりませんので、平成25年度予算の編成に向けまして、具体的な内容について詰めていくことが必要であろうと思っております。その中身についてでございますけれども、それぞれ関係する団体のご意見を伺う中で、物事の取り進めを図っていきたいと考えております。