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深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日

男女共同参画

2018年6月18日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「男女共同参画」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
楠理智子 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 楠理智子

2番目の質問に移ります。2番目の質問は、男女共同参画についてです。国におきましては、平成11年度に男女共同参画社会基本法が制定され、27年度には女性活躍推進法が成立されました。男女平等、女性の地位向上、女性の社会進出がうたわれておりますが、日本の男女平等ランキングは、世界で114位という状況です。女性管理職の割合が低いのは、非正規雇用は女性が多い、ワークライフバランスが確立されていないなどのことがあると思います。女性も男性も働きやすい、賃金格差のない、女性が管理職でいても当たり前の社会を目指すべきと考えますので、お伺いいたします。1点目は、男女共同参画社会の意識づくりについてです。深川市男女共同参画計画の2次改訂版が出され、計画期間も後半を迎えております。その間に社会の情勢も変化してきており、人口減少に伴い、労働力不足も深刻です。バブル崩壊後は賃金が上がらず、家計の補助のためなど、女性が働かざるを得ない状況もあってか、女性の働く割合もふえてきておりますが、男女の賃金格差、女性管理職任用が少ない、家事・育児は圧倒的に女性が担っている状況は続いていると思います。2015年には女性活躍推進法も施行されておりますが、審議会・委員会の女性の登用拡大の支援など、社会へ進出しやすい取り組みはどのようになっておりますでしょうか。男女共同参画の推進状況と今後の取り組みについてお伺いいたします。2点目は、女性の活躍推進についてです。女性活躍推進法における一般事業主行動計画の策定・届出は、301人以上が義務ですが、女性の活躍推進は、300人以下の事業主にとっても重要なことであり、女性の地位向上を図るためにも、市内の事業主に対して啓発が必要と考えますので、お伺いいたします。3点目は、ハラスメント防止の取り組みについてです。財務省のセクシュアルハラスメント問題の財務省の対応は、世間の常識とずれていると思うとともに、怒りも覚えました。セクハラ、パワハラ、マタハラなどのハラスメントは意識的に行っている場合もありますが、無意識で行っている場合もあると思います。訴えにくいこともあるのではと思います。市役所や市内事業所でのハラスメント防止のための意識づくりについてお伺いいたします。4点目は、人権問題の相談体制についてです。女性ならではの人権侵害などの相談窓口の周知や相談しやすい体制も必要であると思います。相談体制や周知についてお伺いいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいまの男女共同参画についての4点の質問にお答えいたします。初めに、男女共同参画社会の意識づくりについてでありますが、質問にもありました本市の審議会・委員会などへの女性の登用状況につきましては、平成30年3月末現在で登用率は33.1%となっておりまして、これは前年度の数字から比較いたしますと0.3ポイント増加となっているところでございます。しかし、深川市男女共同参画計画に掲げております目標値は40%としており、これには達しておりません。引き続き団体などからの推薦によって委員を選考する際には、女性委員の登用について協力を要請するなどして、目標値の実現に努めてまいりたいと考えております。このほか、深川市男女共同参画計画には、数々の施策を掲げているところでありますけれども、男女共同参画の意識がまだ十分市民に浸透しているとは言えないと認識しておりますことから、本市におきましては、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律、いわゆる女性活躍法に基づく市町村推進計画の策定の意味も兼ねまして、現在、男女共同参画計画の中間見直しに昨年から着手いたしております。これまでにアンケート形式による市民意識調査を実施いたしましたほか、市民を代表する7人の委員による深川市男女共同参画市民推進委員会をつくり、ここにおいて計画内容についてご議論いただいているところでございます。その中間見直しの作業は少しおくれておりますけれども、本年度中には庁内の推進本部会議や、先ほど申し上げた市民推進委員会の開催、さらにはパブリックコメントの実施を経まして、改訂版の深川市男女共同参画計画の策定を行い、これを広く周知・啓発してまいる予定でございます。これらによりまして、男女共同参画社会の形成が一層加速されるように努めてまいりたいと考えております。次に、2点目の女性の活躍推進についてであります。女性の活躍の推進につきましては、事業所の規模にかかわらず、個々の事業所の課題でありますとか、それを取り巻く情勢、状況に応じて、積極的に女性の活躍に取り組んでいただくことが望ましいということでございますから、市ではもちろんのこと、これまでも広報紙、あるいはホームページで関係する法や制度の周知を行ってきております。そのほかに、2年に一度、市が独自に行っております労働基本調査や、3年に一度実施している労働者就労生活実態調査の実施に際して、女性活躍推進法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法などの関係労働法令、あるいは制度について、調査に協力いただく事業主、そして労働者の双方への周知に努めているところでございます。今後におきましても、ワークライフバランスの推進が女性活躍推進の後押しをすることにもなると考えますので、法や制度の一層の周知を図る中で、誰もが働きやすく、そして女性が活躍できる職場環境づくりに向けた啓発に市として努めてまいりたいと考えております。そして、3点目のハラスメント防止のための意識づくりについてでありますが、男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法の改正を受けまして、深川市においてはパワハラ等も含めた職場内のあらゆるハラスメントを防止するため、平成29年4月より現行のセクハラ対策要綱及び基本方針の改正を行いまして、働きやすい職場環境の確保に努めているところでございます。その取り組みの内容としましては、市役所及び市立病院にそれぞれ苦情相談員並びにハラスメント対策委員会を設置いたしまして、相談活動や苦情を審議し、公正に処理を行うための体制を構築いたしますとともに、具体的な事例を記載したパンフレットなどをイントラネットの掲示板等で周知するなどして、ハラスメントの防止に向けた啓発活動を行ってきており、今後も引き続きそうしたことを行っていく考えでございます。民間の各事業所におけるさまざまなハラスメントは、個人の尊厳を傷つけるとともに、働く人が能力を十分に発揮することを妨げたりする、つまり雇用管理上の大きな問題でもあるということでございます。企業にとって、社会的な評価に悪影響を与えかねない問題でありますため、労働者、それから事業主双方とも、その防止に向けた意識づくりということは大変重要なことであると認識いたしているところであります。そこで、市内個々の事業所の取り組みについては掌握いたしておりませんけれども、事業所の意識づくりに向けて、本市が行っている取り組みといたしましては、ハラスメント防止について、法律で定められた事業主の講じるべき措置や予防、解決に向けた方策などの情報提供に加えまして、ハラスメントに悩む方々の相談窓口の存在について、広報やホームページで周知を図ってきております。今後ともぜひ経済団体等とも連携して、市内企業・事業所に対して引き続きこれらの周知・啓発を図ってまいりたいと考えているところであります。次に、4点目の人権問題の相談体制についてであります。人権問題の相談は、深川市が窓口となって相談を受け付けるという体制にはなっておりませんで、国から委嘱を受けている深川市民である7人の人権擁護委員の皆さんが6月と12月の年2回、中央公民館において、特設人権心配ごと相談所というものを開設して、相談に応じていただいているところでございます。この特設人権心配ごと相談所の開設につきましては、広報ふかがわへの掲載のほか、ポスターを市役所庁舎、納内・多度志支所、中央公民館に掲示して、その周知を図っているところでございます。今申し上げた特設人権心配ごと相談所のほかに、市民の方が人権にかかわる相談をすることができる窓口としましては、よそのことにもなりますけれども、旭川地方法務局において、深川市を含む旭川人権擁護委員協議会の人権擁護委員が交代で面談・電話により相談を受け付ける常設の相談所のほか、専用ダイヤルにより電話相談を受け付ける「みんなの人権110番」、あるいは「子どもの人権110番」「女性の人権ホットライン」が設けられているところでございます。こういったものも国において整えられていることを申し添えて、答弁とさせていただきます。

再質問 15番 楠理智子

1点、再質問いたします。4点目の人権問題の相談体制についてですが、深川市においては、窓口で相談を受ける体制にはなっておりませんということでありました。今、市長からの補足答弁もありましたが、深川市にかかってきた場合について、例えばこういう窓口のフリーダイヤルですとか、旭川法務局に相談するところがありますよということの紹介、相談体制というのはどのようになっているのか。あと、ポスターは今、市役所、納内・多度志支所、中央公民館ということでありますが、例えば生きがい文化センターですとか、デ・アイですとか、もっと深川市で工夫して、ポスターをもう少し多く張るということがあってもいいのではないかと思いますので、再度お伺いいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

人権擁護の行政というのは、答弁でも申し上げましたが、旭川法務局関係が中心となって取り組んでいる事業でございまして、深川市もこれまで法務局と連携いたしまして、協力できるところはしっかり協力してきております。議員お尋ねの市にそういう情報提供なり、相談があった場合の丁寧な情報提供というのは、これからもしっかり努めていきたいと思っております。また人権擁護体制についての例えばポスターの掲載場所などについて、もう少しふやしてはどうかというお尋ねがありました。これも実は枚数の制限があるようで、たくさんあれば、もっとたくさん張れるのですけれども、限られた枚数ということで、そこについてもできればもう少しポスターを回してもらって、掲載する場所をふやすなどして、こういったものの広報、周知について、市も努力していきたいと思っております。

出典:深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる