みんなの議会

深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日

男女共同参画

2017年3月7日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「男女共同参画」について質問し、経済・地域振興部長 平勉、企画総務部長 早川雅典が答弁しました。

質問者
楠理智子 議員
答弁者
経済・地域振興部長 平勉、企画総務部長 早川雅典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 楠理智子

東日本大震災から間もなく丸6年になろうとしています。かさ上げ工事など整備が進み、店が再建されたり、住宅の建てかえ・新築などがされたりと復興が進んできておりますが、一方で、かさ上げなどの工事が、工事費の大幅な値上がりなども言われております。その要因もあるのでしょうが、再建がおくれているところもあります。平成29年2月で全国へ避難している人が12万3,000人にも上っており、いまだ仮設住宅に住んでいる世帯は3万戸を超えているということです。仮設住宅より移転するための公営住宅ができ上がるのが3年後というところもあるようです。仮設住宅に入居中の人には、体調を崩している人も少なくないということです。まだ復興が進んでいない現状もあることを忘れてはいけないと思います。引き続き支援の継続を考えなければと思いつつ、通告に従い一般質問を行います。初めは、男女共同参画についてです。平成27年12月に国の第4次男女共同参画基本計画が出されました。あらゆる分野における女性の活躍で、女性の活躍推進のためにも、男女の働き方・暮らし方の見直しが欠かせない、あらゆる分野において女性の参画が拡大することは、社会の多様性と活力を高め、我が国経済力が力強く発展していく観点や、男女の実質的な機会の均等を担保する観点から極めて重要であることから、女性活躍推進法の着実な施行、積極的な女性採用・登用のための取り組みや将来指導的地位へ成長していく人材の層を厚くするための取り組みを進めるとありました。その中の一例として、市町村職員の各役職段階に占める女性の割合が、市町村の係長相当の平成27年が31.6%で、32年度の目標が35%、課長相当職の27年が14.5%で、32年度の目標が20%程度、民間における雇用者の役職につく女性の割合の係長相当職の26年が16.2%で、32年度の目標が25%、課長職相当の26年が9.2%、32年度の目標が15%となっております。5年間程度の目標が5%ということです。女性の活躍を進めていく中にあっては、もっと高い目標を掲げてもよいのではと思いますが、深川市の男女共同参画の推進についてお伺いいたします。1点目は、民間の事業主行動計画についてです。道新の報道で、北海道銀行による道内企業に対しての調査で、女性の活躍推進法に基づく事業主行動計画を作成している企業は8%、予定がない企業が42%に上っているとありました。昨年、第2回定例会で質問した中で、深川市内の労働者301人以上の事業主は2社あり、これらの事業主は一般事業主行動計画が策定され、北海道労働局へ届けたと答弁がありました。努力義務にかかわらず、女性の活躍推進を進めていかなければならないと思います。民間のさらなる事業主行動計画の啓発の推進の働きかけが求められていると思いますので、考えをお伺いいたします。2点目は、農業への女性の活躍推進についてです。女性が農業にかかわっていくためには、家族経営協定の締結も必要ではないかと思います。全国的には増加傾向にあるようですが、推進することによって、農家の男性と結婚しようと考える女性も出てくるのではないかと思います。深川市の現状と今後の取り組みについてお伺いします。また、女性の農業委員の登用も全国的にも少なく、深川市においては女性の農業委員はおりません。女性の活躍推進の中では、国も求めております。女性の登用についての考えをお伺いいたします。3点目は、男女共同参画の条例化についてです。第4次男女共同参画基本計画で女性の活躍推進、男性中心の働き方の変革、女性の参画の拡大などがうたわれております。深川市においても、委員会、審議会の女性の登用目標を掲げるなど、施策を講じております。啓発には努めていると思いますが、より実効性のあるものにするためには、条例化を検討すべきではと考えますので、お伺いいたします。

答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)

男女共同参画について質問いただきましたので、私からは1点目及び2点目についてお答えいたします。初めに、民間の事業主行動計画についてであります。女性の活躍の推進につきましては、事業所の規模にかかわらず、個々の事業所の課題に応じて、積極的に取り組んでいただくことが望ましいと考えますことから、市では広報紙やホームページで法や制度の周知を行っているほか、平成27年度に行った労働基本調査の依頼の際には、事業主に対して女性の活躍の推進に向けた理解と協力を文書でお願いしております。また、本年度行った労働者就労・生活実態調査の依頼の際には、女性活躍推進法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法などを含む労働関係各法や制度をまとめた事業主用及び従業員用の資料をそれぞれ作成し、配布したところであります。人口減少の中にあって、求められている「仕事と生活の調和」、いわゆるワークライフバランスの推進が、ひいては女性活躍推進の後押しをするものと考えますので、今後とも経済団体等と連携し、法や制度の周知をする中で、誰もが働きやすく、女性が活躍できる職場環境づくりに向けた啓発に努めてまいります。次に、2点目の農業への女性の活躍推進についてお答えいたします。初めに、家族経営協定の締結についてですが、家族経営協定とは、農家における家族の平等な経営参画を保障するため、家族相互での話し合いによって合意されるルールであり、農業経営にかかわる労働時間・休日などの就業条件、収益の分配、経営の継承など、家族間の十分な話し合いに基づき締結するものでありますが、本市においては現在、家族経営協定を締結した150戸のうち、配偶者と締結した農家戸数は105戸となっております。本市といたしましては、農業経営や地域社会において重要な役割を果たしている女性農業者の多様な能力を生かした経営への参画促進は非常に重要であると認識しており、また家族経営協定を締結することで、農業者年金の国からの助成などのメリットもありますので、関係機関・団体と連携を図りながら、パンフレットを配布するなど、機会あるごとに家族経営協定締結の啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、農業委員の女性の登用についてですが、平成27年12月に国が定めた第4次男女共同参画基本計画においては、農業委員会の委員における女性の登用ゼロからの脱却及び委員に占める女性の割合を32年度までに30%を目指すこととしており、また農業委員会等に関する法律の一部が改正され、昨年4月に施行されたことに伴い、農業委員の選出方法等が変更となったところでありますが、その中におきましても女性の積極的な登用について配慮するよう国の説明の中でも示されております。本市におきましては、次期農業委員の公募を今月9日から行うこととしておりますが、こうした国の考え方を考慮し、農業委員の女性の登用について積極的に推進することとしており、市内農業団体に対しましても、これら法改正の趣旨を丁寧に説明しているところであります。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

私からは3点目の男女共同参画の条例化についてお答え申し上げたいと存じます。本市では、国の男女共同参画基本計画を踏まえまして、深川市男女共同参画計画を平成16年度に策定いたしまして、24年度には、24年度から33年度を計画期間といたします第2次改訂版というものを策定いたしまして、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを鋭意進めているところでございます。一方、国においては、平成27年9月に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」を制定し、市町村は国の基本方針及び都道府県推進計画を勘案して、市町村推進計画を定めるよう努めるとされたところでございます。この法律の施行を受けまして、本市では深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略におきまして、女性の職業生活における活躍の推進計画の策定を目指すとしたところでございます。市といたしましては、策定から5年経過しております第2次改訂版の男女共同参画計画の実績などを踏まえました上で、女性の職業生活における活躍の推進計画を男女共同参画計画と一体のものとして、男女共同参画市民推進委員会における意見などをお聞きしながら、この計画を策定してまいりたいと考えているところでございます。そして、この計画の策定を通しまして、今後、市民の皆様を初め事業所や団体などを含めました市全体に男女共同参画社会の形成が一層加速されるよう努めるとともに、条例制定につきましても、その機運が醸成されました段階で検討させていただきたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる