みんなの議会

江別市議会 平成15年第4回定例会 2003年12月10日

(1)教育行政について/(2)環境行政について

2003年12月10日、江別市議会の一般質問で、齊藤佐知子議員が「教育行政について」「環境行政について」について質問し、市長 小川公人、教育長 高橋侃が答弁しました。

質問者
齊藤佐知子 議員
答弁者
市長 小川公人、教育長 高橋侃

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 齊藤佐知子

ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問いたします。最初に、教育行政について何点か質問いたします。1点目に、不登校児童生徒の対応についてお伺いいたします。この件に関しましては、今までに何度か質問してきた経緯はありますが、江別の将来を担う子供の育成についてですので、よろしくお願いいたします。子供たちを取り巻く環境には、社会環境、家庭環境、教育環境等様々なことがありますが、その中でいろいろなことにぶつかりながら子供たちは成長していくことと思います。その渦中において、様々な事情により不登校になった子供に対して、どのような対応がなされているのかお伺いいたします。学ぶ権利、そして学ぶ権利を保障するための行政の義務を考えたときに、このままで良いのかと疑問に思えてなりません。私が相談を受けたご家庭のお子さんは、中学校に入ってから学校に行けなくなったとのことであり、お話を伺ってみるとサッカーの大好きな少年で、部活でサッカーをすることを楽しみに行っていたそうです。ところが、ある日顧問の先生に言われた一言ですっかり自信をなくしてしまい、部活に出ること自体が大変な苦痛となり、学校へ行く意欲もなくしてしまったとのことでありました。人はそれぞれ能力や体力の差があって当たり前であり、だれよりも本人が一番よくそのことを知っているのです。好きになることから頑張れると思われるし、頑張るから技術も向上する、そこに信頼できる教師がいて夢があり目標があれば、どんなに厳しくても子供は頑張れると考えるのですが、いかがでしょうか。前提に先生との信頼関係があって受ける言葉と、そのお子さんにとって中学校という初めての環境の中で、不安の中で言われる言葉には相当の開きがあるものと考えます。また、その後の対応の在り方が大切なのではないかと考えます。埼玉県志木市では、一人ひとりに応じたきめ細かな学習の応援としてホームスタディ制度事業を実施しております。子供が学校を休むには多くの事情があります。例えば、コミュニケーションのつまずきや学校生活などによる不登校や、心身の障害により通学困難になったり、病気療養やけがによる入院治療のためなど、その子に応じて様々な理由が考えられます。この制度は、どのような状況にでも対応し、本人や家族が望まれるのならば学習したいとの気持ちを大切にしながら適応していく制度であります。特に、不登校状態にはその事情や理由のすべてに対応すべくスタッフやプログラムを用意し、そして本人の気持ちや保護者の考えに基づいて、特にそのお子さんの意思を大切にして柔軟に、段階的に計画的に進めていくとのことであります。焦らずに押し付けず、見逃さず、見放さずに一人ひとりに応じたプロジェクトチームを作って対応するとのことであります。ホームスタディ制度の目的は、一つに学習意欲があるにもかかわらず心身障害も含む長期欠席の不登校状態にある児童生徒に対し、教育権に基づく学習機会を保障するため一時的に学習の場を家庭を含む学校以外にも広げる。二つ目に、該当児童生徒に対して定期的に教員を派遣して学習支援を行い、学校長の判断によって出席同様の扱いとしながら学校復帰への支援も並行して行う学習支援制度、ホームスタディ制度を平成14年4月より実施。三つ目に、行政は義務教育年限のすべての児童生徒、健常者及び心身障害児に対して本人の学習意欲に基づき、本人及び保護者が学習を希望する場合、特別な支援を行うなどの責務があるとの3点を目的に実施しております。現状としては、義務教育には法で機会均等が確保されているが、学習意欲があるにもかかわらず学校生活において不適応等により通学できない、あるいは家から出られない児童生徒が現に生じている現状にあること、また、学校以外での学習、児童生徒が長期入院した場合、あるいは不登校に対する学校復帰に向けての指導が一部実施されているが、現状では義務教育を受ける権利を有する児童生徒に対し、必要最低限度の基礎教育が十分に行われていない状況にあることから始めたとのことであります。制度の概要としては、学習意欲があるにもかかわらず心身の障害や不登校などの事情により通学が困難で、かつ市内の小中学校における学習を希望する児童生徒に、状況に応じて学校又は教育に適する施設とか児童生徒の自宅等でも出席とし、登校とみなすとのことであります。るる述べさせていただきましたが、是非江別市の将来を担うすべての子供たちが義務教育の課程において教育権に基づく学習機会が保障されるよう努力することが必要ではないかと考えます。江別市の実情に沿った形の中で、公が対応できなければ民間やボランティアの皆様にお願いすることも含めて考えてはいかがでしょうか。あわせて教育長のご見解をお聞かせください。2点目は、学校選択制の導入についてです。今までに各地域においてタウンミーティングが開催され、私も市民の皆さんの様々な声を聞かせていただく中で、いろいろな考え方があることも伺いました。この学校選択制で最も大切なことは、子供たちのことを主軸に考えていかなければならないと考えます。私は、地域、家族に学校を見ていただき、多くの学校情報をお届けすることで本来の教育を取り戻し、学校の活性化につながると考えます。学区という考えを残した上での一部ではありますが、学校選択が自由になれば各学校もこれまで以上に自主性を発揮して、地域、家庭を意識し教育を行う必要性を認識されるのではないでしょうか。そして、多くの保護者や子供は開かれた情報から自分たちに合う教育を求めて、よく考えた上で学校を選ぶようになると考えますが、いかがでしょうか。今までは、一定の年齢になったら親も子も深く意識することなく自動的に決められた区域内の学校に行くことになっていますし、学校は子供を評価することはあっても学校の教育方針や教育内容について一部の学校を除き評価される機会はほとんどなかったように思います。人間組織は適度な緊張感を持つことによって向上心を維持していけるのではないかと考えます。学校選択制によって現在の通学区域制度を維持しながら、一定の余裕範囲内で選択制とするのであり、子供、保護者、地域住民を含めた学校運営を進めていく第一歩になるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。学校は未来を担う子供たちのためにあるものです。江別市の多くの先生方は子供たちのために熱心に教育されていると信じておりますが、先ほどのお子さんのように先生の一言で心を傷つけられて学校に行けなくなり、その後のケアがなかったりいじめのことを伝えても真剣に対応してくれないなど、現在の学校ではたまたまプロ意識の希薄な教師に担当された子供は、ひたすら我慢するか不登校になってしまうしかないのです。また、いじめが発生してもいじめの事実を懇切丁寧に申告して学校側に納得してもらってからでなければ転校することはできません。そうこうしているうちに、問題が発覚するころには複雑な状態になっていて、子供の成長に大きなマイナスの影響を与えている場合もあります。保護者や子供に選択の自由を与え、親子ともに考え行動することで責任を持つことにつながると考えます。人間は環境によって人格形成に大きな影響があると言われますが、親や子供の側にも教育環境を選ぶ選択肢を与えるべきと考えます。また、選択制が導入されると地域社会とのつながりが希薄になり、地域社会が崩壊するなどの指摘があったように思いますが、平成12年度より学校選択制をスタートさせた品川区の若月秀夫教育長は、地域と学校の関係は既に壊れている、それを一から作り直す改革だと述べております。品川区では、学校選択制に対応するために、地域の住民が集まり、地域全体で学校をバックアップする動きが始まっているとのことであり、むしろ選択制を導入することで住民と学校の対応の機会が増えているところもあるとのことであります。実際には選択制になっても小中学生を余り遠くへは通わせたくないと考える保護者の方が多く、既に実施している品川区でも多くの子供たちは近隣の学校に通っているとのことであります。学校選択制の持つ意味は、これまでの画一的な教育の在り方を改め、市内の各学校の自主性を高めるとともに、各学校が良い意味で相互に競い合う中で個性的な教育ができるところにあると思います。学校を自ら選択したことで、親や子供にその学校を選んだという自覚が出てくることも大変に意義のあることと考えます。自由に選んだ以上は、自分が選択したという責任もきちんと自覚することや、自分で選んだ学校だからこそそこでのルールは守らなければならないことなどの自覚が出てくることと思われます。これからは、何においても責任が重視される時代であります。自由と責任が表裏一体のものであることがこの制度を通して体得できるとすれば、素晴らしい成果であると考えますがいかがでしょうか。以上、何点かにわたって述べさせていただきましたが、江別の宝である子供たちのためにもっと前向きに考えて、自信を持って学校選択制を導入すべきであると考えます。教育長のご見解をお聞かせください。次に、環境行政についてです。段ボール式コンポスターについてお伺いいたします。環境破壊問題が社会問題となっている中で、限られた地球の資源を大切に有効に利用し、そして次世代の子供たちに良好な環境を残していくことが私たち大人に課せられていることだと思います。近年の社会状況、経済構造の変化に伴い市民の生活様式も変わり、その結果としてごみの排出量が増えてまいりました。自己努力としてのごみの分別、ごみの減量に取り組むことが大切であることは言うまでもなく、さらに申し上げればごみを減らす社会とシステムを構築する行政の役割も大きいものと考えております。ここで、私の取り組みと地域の広がりの一端をご紹介いたします。私も生ごみのたい肥化には平成12年3月より電動生ごみ処理機でたい肥化に取り組んできましたが、今年7月からは段ボール式のたい肥化にも取り組ませていただきまして、1回分が出来上がったところです。また、地域の方々で段ボール式たい肥化の出前講座を依頼して普及に取り組んでくださっていることも聞いております。たい肥化の中でも、段ボール式コンポスターの普及による生ごみの減量効果は大きく期待できるものと考えます。台所から出た生ごみを家庭菜園の肥料として使うことで、安心しておいしい野菜を食べることができるのです。また、ガーデニングの肥料として最適で、花が生き生きと元気良くきれいに咲きます。手を掛けることでそんな喜びや感動を伝えながら広げていけるとしたら、素晴らしいことではないでしょうか。そこで、1点目としてごみの現状は排出量の約4割が生ごみとのことであり、生ごみをたい肥化することでごみ処理コストの削減に大きく影響するものと考えます。1人が1日に排出する生ごみの量は約280グラムだそうですが、各ご家庭でたい肥化に取り組んだ場合どれだけごみ処理コストが削減されるのか、もっと分かりやすく市民に説明することが大切なのではないでしょうか。そして、生ごみのたい肥化の普及にもっと真剣に丁寧に取り組む姿勢が大切で、市役所職員全員で段ボール式コンポスターに取り組むことが必要なのではないかと考えますがいかがでしょうか、お伺いいたします。2点目として、昨年度実施した段ボール式コンポスターのモニターとして取り組んでくださった方々の声はどうだったのか、またどのように集約されたのでしょうか。そして、そこからどう広がりを持っていこうとしたのでしょうか、納得して取り組んでいただくための努力が必要と考えます。そのためにも、今後もっと普及啓発をしていく中で地域の人材を養成していくことも大切と考えます。また、市民が生ごみのたい肥化に取り組むことで減量効果に大きく期待できることを考えると、普及拡大のために材料の一定程度の配布又は助成することも必要と考えますが、いかがでしょうかお伺いいたします。3点目として、たい肥化を進めていく中でたい肥の受皿としてまずは地域の学校の畑、又は自治会の花畑など関係機関との協議の中で対応を考えてはいかがでしょうか。江別市は花一杯運動で地域も学校も取り組んでおりますし、学校に利用していただくことで子供たちの環境教育にもつながると考えます。以上何点か質問いたしましたが、市長のご見解をお聞かせください。以上で第1回の質問を終わります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

齊藤議員の一般質問にご答弁を申し上げます。生ごみのたい肥化についてご答弁を申し上げます。家庭から排出される生ごみを活用し、たい肥化することはごみの減量化、リサイクルの促進、処理コストの軽減といった点から大きな効果が期待できるものであります。市においても、平成3年度から13年度までコンポスターに対する助成を行い、平成12年度からは電気式生ごみ処理機の購入に対する助成を実施し、平成14年度からは室内においても冬期間も使用ができ、そして安価で手軽に使える段ボール式のたい肥化の普及に努めているところであります。ご質問の生ごみのたい肥化による減量効果や処理コストの軽減等に対する市民説明につきましては、今後も市民の方にいろいろな機会をとらえましてより分かりやすくPRの工夫を図るとともに、エコフェアや出前講座等の中でも積極的な啓発に努めてまいりたいと考えております。また、段ボール式のたい肥化につきましては、市民に対する普及啓発をするとともに、今後職員も率先して家庭での取り組みを進めるための情報提供やリーダーの育成等に努めてまいりたいと思います。次に、平成14年度に行った段ボール式のたい肥化容器のモニターの調査結果についてでありますが、モニター55名を募集してその使用状況等について47名の方から回答をいただいてまいりました。その結果、現在も使用しており、今後も続けていきたいという方と、使用をやめたという方がそれぞれ半数となっております。使用をやめた理由は、においが気になる、思ったよりも使いにくいといった理由が主なものとなっております。これらの結果を踏まえまして、特ににおいや使用方法等につきましては個別指導や出前講座の中で詳しく説明し、利用の促進を図っているところであります。なお、出前講座につきましては平成14年度は7件でありましたが、今年度は現在まで既に17件、約1,100名の市民の皆さんの参加をいただいているところであります。次に、普及拡大のための助成についてでありますが、平成14年度に実施したモニター制度を市民団体等に拡充し、出前講座による地域・団体のリーダーの養成を行い、普及啓発に一層努力してまいりたいと思います。また、生ごみたい肥の受皿につきましては、地域における意見交換会の中のご意見にもありましたけれども、共同住宅や中高層住宅など庭のないご家庭におけるたい肥を有効活用できるよう、ご提言の学校、自治会、公園などで利用できるシステムについて関係機関などと協議してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。このほかのご質問につきましては、教育長からご答弁を申し上げます。

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

私から教育行政につきましてご答弁申し上げます。初めに、不登校児童生徒への対応でありますが、江別市では学校において不登校児童生徒を含め、そこに所属するすべての子供たちの個性に応じた教育的営みを行うことを基本に置いているところでございます。このため、何らかの理由により学校に行けなくなった児童生徒につきましても、学校からの情報の発信が大切と考え、担任による家庭訪問や学校の様子を知らせるプリントを配布するほか、家庭での状況の把握に努めるなどきめ細かな対応に心掛けております。さらに、学校全体での取り組みも不可欠なことから、少年指導センターの専任指導員が学校を訪問し、校長、教頭を交えて児童生徒並びに保護者へのアプローチやより効果的な指導の在り方等を協議いたしておりますし、不登校児童生徒を作らないためにスクールカウンセラーを活用した教育相談の実施や心の教室相談員の配置を行うなど、相談活動の充実にも努めているところでございます。また、引きこもりの児童生徒を対象に家庭児童相談員と連携して料理実習や自然体験等のケア事業の実施にも努めているところでございます。いずれにいたしましても、子供の特性に合った指導並びに事業等を実施しておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、すべての子供たちへの学習機会の保障についてでございますが、議員がご提示の埼玉県志木市のホームスタディ制度は、特に不登校の児童生徒に対しこれまでの学習の場である学校から離れて家庭も含めて学習の場を広げ、そこに定期的に教員を派遣して支援しようとする事業でございます。これからの教育は、生きる力をはぐくむことを基本に分かる授業、楽しい授業を目指して学校がどの子にとっても学びの場であることが大切と考え、現在江別市では学力向上支援事業等の施策を行っておりますが、不登校児童生徒個々に対しての学習指導も先ほど申したように、教師が訪問した際に登校を促したり、教室には入れないが他の部屋で対応するなど、学校として可能な限りの努力をいたしているところでございます。今後もきめ細かな対応と指導を行っていきたいと考えており、その手法の一つとして志木市の取り組みにつきましても参考とさせていただき、広く関係者のご意見を伺うなど研究してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、学校選択制の導入についてでございますが、さきの第3回定例市議会一般質問におきまして、教育委員長が基本的な考え方等についてご答弁申し上げておりますが、9月24日開催の平成15年第1回江別市立小学校及び中学校通学区域審議会に、学校選択制の基本的な考え方及び導入方法等について諮問し審議中でありますことから、現在までの進ちょく状況等についてご答弁させていただきたいと思いますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。通学区域審議会は、現在まで6回開催され、第1回は諮問を行い、その後審議の進め方について協議を行ったものであります。第2回は、通学区域制度の現状と課題、他自治体の事例について、第3回は教職員及び父母からの意見聴取を行い、第4回及び第5回は学校選択制の基本的な考え方について審議を行ったものであります。その間、教育委員会では広く市民の意見を聴き、江別市における望ましい通学区域制度の方針を決定するため、教職員及び保護者との意見交換会を計5回開催し、延べ425人の参加、また市民との意見交換を目的に教育タウンミーティングを4回開催し、延べ322人の参加がございました。また、3歳児から15歳児までの児童生徒の保護者約1万世帯から20%を無作為抽出、2,065世帯にアンケート調査を実施し、944世帯から回答がございました。学校選択制の実施については、賛成又はどちらかというと賛成を合わせて62.2%、反対又はどちらかというと反対を合わせると27.3%の結果でありました。主な意見としましては、学校の活性化の推進、学校選択の権利保障、通学距離、友達関係などの観点から選択制を進めるべきとの意見と、学校間格差や序列化、地域とのつながり、遠距離通学による身体的負担、通学時の安全面の懸念があることから、反対又は慎重に進めるべきとの意見であり、アンケートの結果や意見交換会、タウンミーティングでの意見を通学区域審議会に報告してきたものでございます。11月17日開催の第5回通学区域審議会では、教育委員会に対し一定のたたき台を提出するよう求めがありましたことから、11月27日開催の定例教育委員会で協議を行ったところでございます。そこでは、これまでの教育関係者や市民との意見交換会及びアンケートの結果を踏まえ、子供の個性や希望に応じた学校選択の保障の推進を図る必要があると判断されたところでございます。このことにより、学校の活性化及び学校に積極的にかかわる意識や責任感の向上などが期待されますことから、導入の是非を含め審議していただくことを前提に、一定の考え方について12月2日開催の第6回通学区域審議会に提案したものであります。提案の内容は、学校選択制の導入方法等についてでありまして、それを中心に対象、範囲、受入れ枠及び検証などについて提案したものでございます。なお、審議に当たっては市民や教育関係者から意見のあった多くのメリットやデメリットも含め検討され、まず導入の是非について導入の必要があると一定の方向性を出された場合に、導入方法等について審議されるよう要請したものでございます。その後、審議会では市民や教育関係者などから意見として出されましたメリットやデメリットにつきまして集中審議を行い、次回12月17日開催予定の第7回通学区域審議会で導入の是非について一定の考え方をまとめることで確認されたものでございます。今後は、通学区域審議会からの答申を受けた後、教育委員会としまして最終的な方針決定を行ってまいります。また、これまで所管委員会には報告をさせていただいており、今後も報告してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

再質問 齊藤佐知子

ありがとうございます。1点だけ2回目の質問をさせていただきます。不登校児童の対応についてですが、先ほどの答弁の中で引きこもりの児童生徒を対象に家庭児童相談員と連携して料理実習や自然体験等のケア事業の実施に努めているところということを伺ったんですが、どのように引きこもりのお子さんに対してのアプローチを行って人間関係を作る作業を行ったのでしょうか。私は、要するにお子さんとの人間関係を作るということは、通うことで人間関係を作ることが出来得るものと考えております。それで、週又は月に何回程度そういったお子さんのところに通い、信頼関係を作ったのでしょうか。また、家庭児童相談員との連携をして先ほどの料理実習や自然体験等のケア事業の実施に努めているということですが、同じことになりますが人間関係を作らない限り難しいことと考えます。そういった意味で、先ほども申しましたけれども週又は月何回程度通い、こういった人間関係を作ったのかお伺いいたします。

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

お答えをいたします。ケア事業につきましては、月1回実施してきております。中身は、体験学習が中心ですけれども、料理、粘土工作、軽スポーツ、野外体験とか施設見学、あらゆるメニューを織り込んでおりますけれども、今後につきましてはこのケア事業を例えば月1回を2回にするとか、それからもうちょっと体験活動の中で一人ひとりが発表の場を保障してやる工夫とか、そういうことに心掛けてまいりたいと思います。ケア事業についてはそれまでなんですけれども、議員がご質問した中身、本意は十分私としては受け止めております。いじめ、不登校、引きこもりの状況に置かれている子供さんはもちろんのこと、保護者の方は私どもの想像を超えて心理的にもがき、かっとうし苦しんでいるという状況は十分理解できるものであります。江別市といたしましては、志木市のような制度まではいきませんけれども、今後そちらに4大学の学生さんもいらっしゃいますし、その学生のボランティア活動を促したり、あるいは今まで定期的に家庭訪問指導なんかはしていますけれども、もっとそういう機械的ではなくて、動的に電話1本来たら即動くという、そして相談に乗ってみるとかそういう対応も図ってまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと存じます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成15年第4回定例会 2003年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる