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美唄市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月9日

(1)福祉行政について/(2)教育行政について

2016年12月9日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「福祉行政について」「教育行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 早瀬公平が答弁しました。

質問者
松山教宗 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、教育長 早瀬公平

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 松山教宗

第4回定例会において大綱2点について、市長と教育長にお伺いします。大綱1点目は、福祉行政についてであります。1つに、公立保育所の状況についてです。1つ目は、ピパの子保育園の現状及び課題と今後の展望についてです。本年4月、本市の施策として、若い世代の子育ての希望をかなえる子育て支援を掲げ、子育てしやすいまちづくり構築の一環として、安心安全に暮らせるコンパクトなまちをつくることを目指し、老朽化した中央、東、西保育所の3園が統合したピパの子保育園が進められ、開園し約8カ月が経ちました。開園までには、さまざまな議論や協議が重ねられ、大きな期待と不安も含めた上で、万全を期しスタートしました。これは、国の施策でもあるコンパクトシティ構想にも関わり、まちなかの活性化など、利便性の向上、安心した建物や周辺環境の整備、地域交流や子育て世代の働く女性への対応や安心安全を含めた保育環境全般の向上、そして、1園に集約した上での運営費や運営全般の改革なども含まれると考えます。反面、スタート時は同数の保育士でありましたが、園児数は増え、これまでと違った環境下で始まり、保育、運営面では、大きな戸惑いもあったと考えられますが、これらすべてを1年で見極めることや完全形とすることは難しく、まだまだ発展途上であり、数年は要するであろうことの理解はできますが、しっかりと2年目に向けたデータ収集や検証をした上で、利点や改善点は常に把握し、それぞれ伸ばし改善するなど、見直しや補完しながら作り上げていかなければならないと考えます。その中、主な課題として、保育に最も大切な保育士の増員、安心安全な食や食からの健康、食育や安定的な提供が大切であり、子育て世代や保護者に対する食の相談なども必要な事柄だと思いますので、専任の管理栄養士の配置が必要不可欠であると考えます。そこでまず、ピパの子保育園の入所状況、特に乳児1・2歳児とその対応や職員の配置状況、大規模化による新たな特色ある新規保育事業や他関連団体との連携など、特に課題としてあった保育士の増員や管理栄養士の専任配置など、どのように考えているのか、現状及び課題、今後の展望について市長に伺います。2つ目に、認定こども園ひまわりの現状及び課題と今後の展望についてです。国の施策である幼保一体化にのっとり、本市においては、さまざまな議論や協議を積み重ねられ進められた認定こども園ひまわりは、平成 25 年に開園し、本年で4年目を迎えました。現在、本市の公立保育所は2園となり、大規模化のピパの子保育園とは違い、規模は小さいながらも、ひまわりは幼保一体としての特色があり、地域住民との交流も非常に深く、小中学校との関わりもあり、地の利を生かした幼保事業として、子育て世代や就学前の子どもたちのニーズに対応し、運営されていると考えます。そこで、認定こども園ひまわりの入所状況とその対応、職員の配置状況、幼保一体としての特色ある保育事業など、現状及び課題、今後の展望について市長に伺います。大綱2点目は、教育行政についてであります。1つに、オリンピック・パラリンピック、スポーツ合宿誘致の取り組み状況と今後の展望についてです。本年4月に教育委員会にスポーツ振興課並びに東京五輪・パラリンピック合宿誘致推進室が設置され、スポーツの合宿誘致を推進すべく体制ができました。本市の総合戦略の施策として、「地域資源を使って新しいひとの流れをつくる」と掲げ、スポーツ合宿等の誘致推進とあり、本年6月にスポーツ健康都市宣言をするなど、市外からのスポーツ交流人口の推進を図り、本市においてもスポーツの推進を通し、市民が生き生きと暮らせる健康づくりの一環として、生涯教育においてもスポーツは大切であると考えます。その中、2020 年、東京オリンピック・パラリンピックの開催にあたり、その合宿誘致並びに他の道内外のスポーツやスポーツ団体などの合宿誘致や各種大会の誘致など、ある競技や種目に限定しているのか、または室内外を問わず、スポーツ全般の合宿誘致なのか、それら取り組み状況について、それぞれ課題や今後の展望も含め教育長に伺います。2つに、総合体育館のトイレ、シャワー室など施設設備の対応状況と今後の展望についてです。スポーツ合宿を誘致する上で大切なのは、まず施設です。特に、室内競技のスポーツを推進する上で、総合体育館の役割は、本市にとって重要な拠点であり、全道大会規模の会場として活用され、行われていることは理解をしております。スポーツ大会を開催するにあたり、数百人規模の大会など、競技者だけではなく関係者も多く集まり、選手においては精神的にも集中し、緊張感を持ち大会に臨んでいると思います。しかし、総合体育館のスポーツ施設や機能は十分であっても、設備面を見てみると、トイレの個室は和式がほとんどで、シャワー室の入り口は幅が狭い状況にあります。今後、海外オリンピック・パラリンピック各種選手団や各種競技団体の大会や合宿を誘致推進しているにも関わらず、そこがポイントとなる場合も考えられ、また、行われる場合であっても、海外選手や障がい者選手を対象にする場合に、不便で設備が使えないことが考えられます。特に、障がい者スポーツ選手のことを思うと、車いすやオストメイトに対応できる多目的トイレやシャワー室が整っていなければなりません。ユニバーサルデザイン施設は、障がい者の方に限らず、子どもや高齢者にも配慮される施設であると考えますし、本市においても、多くの市民やスポーツ愛好家が利用する上でも有効であり、公共性が高く、やさしく思いやりのある部分でもありますので、スピード感をもった対応が必要であると考えますが、今後の総合体育館のトイレ、シャワー室などの整備について教育長に伺います。3つに、サン・スポーツランド美唄の管理棟、テニスコート横のトイレ水洗化整備についてです。サン・スポーツランド美唄は、東明公園として四季折々の景色を楽しむためだけではなく、同じくスポーツ合宿等の誘致や大会誘致など、野外スポーツ場として重要であります。その中、特にテニスコートは小学生ソフトテニスの全道大会等が開催されるなど、市内外を問わず利用者が多いと聞いておりますが、サン・スポーツランド美唄管理棟のトイレは簡易トイレで、テニスコートの横のトイレについては汲み取り式の和式トイレであります。現代の子どもたちは、水洗の洋式トイレを利用することが多く、ソフトテニス大会では、ほとんどの方が利用せず、パークゴルフ場の管理倉庫の水洗トイレに列をなしていると関係者の方からお聞きしております。そこで、サン・スポーツランド美唄の管理棟、テニスコート横のトイレ水洗化の整備について、どのように対応していくのか教育長に伺います。4つに、小中学校のトイレの洋式化と多目的トイレの設置についてです。本年 11 月、文部科学省による全国公立小中学校施設のトイレの状況調査の結果についての報道発表があり、洋式化が進んでいる状況が明らかとなりました。洋式化の全国平均は43.3%に対し、北海道は 51.3%、本市の平均は 60%ほどと聞いています。現在は、社会環境が変わり、以前は5Kといわれ、「暗い」「汚い」「臭い」「怖い」「壊れている」と環境はよくなく、水洗化が進み改善されてきてはいますが、今や洋式化は各家庭においても進み、特に小中学校生は日常の大半を学校で過ごしますので、安心安全な学校教育環境を進める上において、子どもたちが日常に使うトイレの重要性は高いと考えます。過去には、いじめやトイレを我慢し、膀胱炎や便秘など、健康、体調不良も懸念されておりますが、本市においては水洗化が終わり、より多機能な洋式化率の向上も必要ですが、洋式化率が 20%に届かない、極端に低い茶志内小学校においては、早期に整備しなくては教育環境格差となるのではないでしょうか。また、小中学校は、各地域の災害時の避難場所となっており、公共性が非常に高い施設でありますので、近年、広がりを見せている高齢者や障がい者の方をはじめ、多くの方が安心して使用できる多目的トイレを各学校に設置整備することも考えていく必要があると考えます。トイレは安心安全で、清潔で心地よい空間として、温かみもあるよう提供をしていかなければならないのではないでしょうか。そこでまず、小中学校のトイレ洋式化の状況と今後の整備の考え方について、また、多目的トイレの設置についての考え方とあわせて、感染症予防である手洗い場や手洗い教育の認識も含めて、教育長に伺います。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

松山議員の質問にお答えいたします。福祉行政について、公立保育所の状況についてでありますが、はじめに、ピパの子保育園の入所状況につきましては、12 月1日現在、定員 150 名に対し、乳児6名、1歳児 21 名、2歳児 16 名、3歳児 28 名、4歳児 25 名、5歳児 30 名、合計 126 名で入所率 84.0%となっており、職員の配置数は、正規職員 14 名、嘱託職員 10 名、臨時職員4名となっております。次に、特色ある事業といたしましては、日本体育協会が作成した「幼児期からのアクティブ・チャイルド・プログラム」に基づき、本年度から保育士を対象とした講習会を開催するとともに、スポーツ・運動教室につきましては、私立幼稚園とも連携を図りながら実施し、園児が楽しみながら多様な動きを経験できる運動遊びを日常的に取り入れているところであります。また、大規模化による年齢別保育の実施に伴い、子どもの心身の発達状況に対応した適切な保育が実施できていることに加えて、施設設備の充実に伴い、大型スクリーンの設置による視覚や聴覚に訴えた保育が行えると共に、ゆとりあるスペースを活用してのびのびとした生活が送られているところであります。次に、課題と今後の展望についてでありますが、保育ニーズの高い1・2歳児の定員枠を拡充したものの、3歳未満児の入所希望は多い状況であるとともに、一時保育の利用者は増加してきており、保育全体にかかる業務量が多くなっておりますことから、新たな保育士を配置することとしております。一方、管理栄養士の配置につきましては、安心・安全な給食の提供や食育の観点に加え、大規模化したことにより、改めて管理栄養士の必要性を認識し、専任の管理栄養士を配置することとしております。開園当初は、新たな環境での運営にとまどいながらも試行錯誤を重ねておりましたが、現在は落ち着いた状況となっており、引き続き必要な保育や体制の整備を図るなど、その運営に努めてまいりたいと考えております。次に、認定こども園ひまわりの入所状況につきましては、12 月1日現在、定員 35 名に対し、3歳未満児6名、3歳以上児 13 名、合計 19 名で入所率 54.3%となっており、職員の配置数は、正規職員3名、嘱託職員2名、臨時職員2名となっております。幼保一体としての特色ある保育といたしましては、幼稚園教育要領並びに保育所保育指針に基づいたカリキュラムを作成し、午前中は教育に関わる時間を優先させ、その質と量の向上に努めているところであります。なお、現在は3名が幼稚園機能の短時間保育を利用しております。併せて、保育ニーズの高い3歳未満児につきましては、ピパの子保育園の定員が超えた場合の受け入れ先ともなっており、その役割を担ってきているところであり、地域参観交流日など年間を通して園を開放し、交流を図るとともに、地域事業にも積極的に参加するなど、地域に密着した保育を行ってきております。今後につきましては、入所状況の推移を注視しながら、地域との関わりや認定こども園の果たす役割などについて検討してまいりたいと考えているところであります。

答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)

松山議員のご質問にお答えいたします。スポーツ合宿誘致の取り組み状況についてでありますが、平成元年に、はまなす国体の卓球競技会場となった総合体育館を東京オリンピックの事前合宿の練習会場として、東京オリンピック、パラリンピック組織委員会のキャンプ地ガイドへ登録するための手続きを9月末に行い、今月中には、インターネット上に掲載されることとなっております。10 月には、美唄市体育センターに、スポーツクライミング用のボルダリング壁を設置しましたので、既設のリード壁と合わせて、合宿誘致にも活用してまいりたいと考えております。また、11 月には、担当者が東京周辺の各種競技団体を訪問し、事前合宿に関する情報収集や合宿誘致のPRを行ってまいりました。なお、日本障がい者スポーツ協会、日本車椅子バスケットボール連盟、日本ブラインドサッカー協会などから得た情報によりますと、パラリンピック強化選手の合宿は、費用が個人負担であったり、滞在日数が多くなると就労に影響するなどの課題や、車いす競技については、受け入れ施設が少ないなどの理由により合宿をする競技団体も限られているとのことで、合宿誘致に際しましては、交通手段の確保など、一定の費用負担が必要になってくるのではないかと感じております。次に、今後の展望についてでありますが、卓球競技につきましては、事前合宿を希望する国や地域からの問い合わせがあった場合、積極的に対応してまいりたいと考えております。また、スポーツクライミングにつきましても、オリンピックに限らず、日本山岳協会や北海道山岳連盟の動向について情報収集に努め、国内規模、道内規模の合宿誘致の可能性を探ってまいりたいと考えております。パラリンピック競技につきましては、各競技団体で強化選手以外のジュニアユースや個別チームの合宿など、積極的に実施したいとの意向が伺われましたので、さらに情報収集に努めてまいります。そのほか、大学や実業団など市内施設を活用し、合宿が可能である競技種目について合宿誘致のPRを行ってまいりたいと考えています。本市におけるスポーツ合宿誘致に向けましては、「スポーツ健康都市宣言」を踏まえ、市内宿泊施設や市が新たに設置する多目的宿泊施設の紹介や活用なども含め、まちの活性化と市民の皆さんの健康増進、スポーツ振興を目指し、継続して取り組んでまいります。次に、総合体育館の整備についてでありますが、総合体育館では、洋式トイレが男子1室、女子2室で、オストメイトは備えておりません。シャワー室は、男女とも4室ありますが、入口の幅が狭く、シャワーヘッドが壁に固定されているため車椅子による利用はできない状況にあります。トイレやシャワー室の整備につきましては、合宿誘致を進める上では必要不可欠な条件と考えており、利用者の皆さんに不快感や不便を感じさせないよう前向きに検討してまいります。次に、サン・スポーツランド美唄の整備についてでありますが、この施設にある管理棟につきましては、すでに簡易水洗トイレを整備しており、多目的グランドの利用者や桜まつり等のイベントの際に利用されております。また、テニスコートにつきましては、市民の皆さんに広く利用されているほか、市外からは高校生のテニス部の合宿、小学生ソフトテニスの全道大会などの利用があります。大会開催時には、選手家族あわせて 1,000 名を超える方々が訪れることもあり、トイレの利用の際には、大変ご不便をおかけしております。今後、大会開催時につきましては、仮設トイレによる対応を検討してまいりたいと考えておりますが、トイレの水洗化につきましては、設置場所や整備の手法などについて研究してまいりたいと考えており、公園長寿命化計画との関連もありますので、公園整備の全体的な考え方について、市長部局とも協議を行ってまいりたいと考えております。次に、小中学校におけるトイレの洋式化の状況についてでありますが、本市では、平成24 年度及び平成 25 年度に、文部科学省の補助制度である学校改善交付金を活用し、洋式化率 60%以上を目標として、中央小学校、東小学校、峰延小学校、南美唄小学校、美唄中学校及び東中学校での改修を実施しました。その結果、トイレの洋式化率は市内全体で23.3%から 61.0%となり、目標を達成したところであります。次に、今後のトイレの洋式化の考え方についてでありますが、目標としていた 60%以上を達成したものの、学校からは、その後もトイレ洋式化の要望をいただいておりますので、特に、洋式化率の低い学校につきましては、児童生徒数など学校の状況を踏まえ、今後の対応を検討してまいりたいと考えております。次に、多目的トイレの設置についてでありますが、学校は、児童生徒が一日の大半を過ごす学習と生活の場であるとともに、コミュニティ活動の場や避難場所ともなりますので、多目的トイレの重要性につきましては、認識しているところであります。整備にあたりましては、財源の確保とともに、スペースの確保や障がいのある方などへの配慮など、解決すべき点が多く存在していることから、関係部局との協議を含め、今後、十分検討させていただきたいと考えております。また、ご指摘のありました感染予防に関しましては、学校における手洗いの指導は大変重要でありますので、給食を配膳する前や、食べる前、トイレの後などの正しい手洗いについて、小学校低学年段階での指導を徹底するとともに、トイレや水飲み場などの設備の面では、衛生上の観点から、今後、どのような整備が必要となるのか、まずは、新しい技術や関連製品の状況などを研究した上で、本市の状況に応じた対応のしかたについて検討してまいりたいと考えております。

再質問 3番 松山教宗

自席より1点、再質問をいたします。ピパの子保育園についてでありますが、保育士の確保、専任の管理栄養士の配置など、引き続き、必要な保育や体制の設備を整えるなど運営に努めていくとありましたが、ピパの子保育園はまちなかに集約し、建物を改修し、大規模化し開園しましたが、現時点において、市民の期待に応えることに対し、市長はどのような評価をされているのか伺います。あわせて、今後の少子高齢化による幼少人口の減少に伴い、保育事業として、ピパの子保育園が子育てや地域交流の重要な拠点となっていくと考えられますが、市立保育所に加えて、へき地保育所を含めた今後の中・長期的な保育所のあり方をどのように考え、進めていこうとしているのか市長に伺います。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

松山議員の質問にお答えいたします。ピパの子保育園の評価と今後の保育事業についてでありますが、子育てしやすいまちづくりを推進する上で、子育て支援対策は重要な施策でありますことから、ピパの子保育園を整備するなど、その支援策の強化に努め、安全・安心な環境で保育の充実を図るとともに、これまでの複式保育から年齢別保育を実施することで、年齢や心身の発達に応じた適切な保育サービスを提供できているものと考えているところであります。次に、今後の保育事業に関しては、保育士確保の問題やへき地保育所の入所児童の減少による対応や保育料など、いくつかの課題があるものと認識しております。小学校へつなぐ大切な時期にある児童への支援、あわせて働く保護者に対する就労支援も含め、課題解決に向けて検討してまいりたいと考えているところであります。

出典:美唄市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月9日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる