みんなの議会

赤平市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日

市政執行について

2023年3月9日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「市政執行について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 7番 木村恵

議席番号7番、日本共産党の木村恵です。今週の土曜日は3月11日です。東日本大震災から12年となります。犠牲になられた方々、被災者の皆さんに心を寄せ、日本共産党は被災者の暮らしとなりわいを再建し、復興を成し遂げるまで国民の皆さんと共に力を尽くす決意です。そして、原発事故の教訓を忘れず、風化させてはいけない、こういうことを申し上げたいと思います。政府は、福島原発事故以来2014年には依存度を可能な限り低減すると第4次エネルギー計画に明記、2020年にはカーボンニュートラル宣言を行い、新増設は想定していないと明言してきました。しかし、岸田内閣は2月28日、この方針の大転換とも言える原発再稼働、新増設、原発の60年運転を可能にする法案の閣議決定をしました。福島原発事故がなかったかのようにする暴挙だと言わなければなりません。定例会初日の7日、赤平市はゼロカーボンシティ宣言を行いました。私たち一人一人が今まで以上に地球環境に強い危機感を持ち、脱炭素への取組を強化し、将来にわたって豊かな環境を次世代に引き継いでいく必要があります。こういう説があります。豊かな環境を次世代に引き継いでいく。私は、原発の再稼働も新増設も60年の運転延長もこれに反すると考えます。岸田内閣には、被災者の心に寄り添い、撤回することを強く求めたいと思います。それでは、質問のほうに入ります。件名の1、市政執行方針について、項目の1、市民に開かれた市政について、要旨の1です。市民アンケート、政策決定プロセスの透明化についてお伺いします。畠山市長は、この1期目の公約として市民アンケートと政策決定プロセスの透明化、この2点のことにぶれずに4年間取り組んでこられたと思います。市民アンケートは毎年実施され、政策決定プロセスの透明化に関しては具体的な着手は昨年表明した旧3小学校の活用検討という部分ですが、いわゆる市民の中で議論が二分するような、あるいは大多数がおかしいと思うような政策が進められないよう市民参加を重視したものだということで、現在進行形のものになると思います。これまでの畠山市政4年間では、過去の炭鉱遺産公園構想のような市民を分断する、議会を分断するような政策はなく、旧3小学校の活用検討のような地域性、あるいは将来的な必要性、財政的な見通しや利用者、負担者の不公平とならないよう慎重に検討すべき事柄だということで取り組まれたと思っております。公共施設等総合管理計画から見ても遅れてはいないものの、政策決定のスピード感が遅いという指摘を受けたこともありました。また、市民アンケートでは同じ項目が上位に続き、対策が遅いのではないかと厳しい意見も一部にはあったと思います。改めて4年間を振り返り、これまでどのような考えで取り組み、どのように自己評価をされるのか、現在どのように考えているのかお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

この4年間を振り返り、どのように自己評価するのか、そして現在どのように考えているのかについてでございますが、私は令和元年赤平市議会第2回定例会にて市政運営に関する所信を述べさせていただきました。この中で今後4年間の市政運営として市民との対話を交えた政策決定プロセスの確立について大きく2点、市民アンケートの実施と事業の決定過程の透明化を申し上げております。市民アンケートの実施については、令和元年度から毎年計4回実施し、テーマを絞ったアンケートや重要度、満足度、改善度の過去の調査との比較なども行っております。また、市民の皆様へは広報あかびらにてお知らせし、さらに住民懇談会でも概要についてご説明してきているところであります。また、事業の決定過程の透明化については、重要な施策となる大型事業等で財政運営にも影響を及ぼすような事業の場合には基本計画等の段階から市民の皆様に情報提供しながら事業を決定し、進めていくということであります。私の任期の中で財政運営に影響を及ぼすような大型公共施設の新設はありませんでしたが、同様の事業規模として取り組む可能性のあるものは小学校統合後の3つの旧校舎、茂尻小、豊里小、赤間小と、これの活用についてであると考えております。これについては、市内部にて旧3小学校活用検討会議を立ち上げ、検討しているところでありますが、まずは既に活用している旧小学校校舎である平岸コミュティセンター、いわゆる旧平岸小学校の改修経費や維持管理費などの現状について地元の平岸地区の各町内会役員の皆様と協議を始めたところであります。その中で平岸地区の町内会役員からは重要な案件であり、また年度末の時期でもあるので、町内会総会等が終了した5月以降の時期から協議を再開したい旨のお話があったところであります。以上のようなことから、私の公約である政策決定プロセスの確立の1点目の市民アンケートは毎年実施してまいりましたが、2点目の事業の決定過程の透明化については取組が始まった段階であります。したがいまして、公約を達成したとまでは言えませんが、一定の効果はあったものと認識しております。

質問 7番 木村恵

公約を達成したとまでは言えないが、一定の効果はあったということの、そういう認識だということでした。3小学校についての進捗なども述べられたと思います。アンケートについては年4回実施をし、広報あかびら、住民懇談会などで周知、説明をしっかりしてきたということ、確かに同じような項目が上位に並ぶことありましたので、いろんな意見あったと思うのですが、その中から、これ午前中もちょっとあったと思いますが、除雪の問題ではやはり地域や生活基盤など様々な状況から満足度や重要度というのは違って、結構上位にあったものではあるのかなと思いますが、全ての方が満足にはなかなか至らない難しい課題というところで私道の除雪などがあったと。自分たちではどうにもできないといった市民の声からそういった声に応えた事業にも取り組むことができたと。やはりアンケートがあったからではないかというふうに思います。また、事業決定過程の透明化という部分では始まった段階だという、まだこれからだということで、そういったところからいわゆる達成したとまでは言えないという認識を示されたのだろうというふうに思うのです。4年間で全てを完結というか、達成するというのは、やはり大変難しいのではないかと私も思っております。私も何度も提案をしてやっと実現につながったもの、あるいはいまだに実現されていないもの等々ありますので、そういった考え、そういったことはよく分かります。また、4年間の状況の変化などでいろいろな課題がまた新たに出てきて、優先順位なども変わってくるということもありますので、だからこその次への挑戦ということになるのではないかというふうに思うのです。ぜひ信念は曲げずに、市民の声に寄り添って取り組んでいっていただくことを望みたいというふうに思います。次の質問に移ります。項目の2、行政の在り方についてです。人口減少、少子高齢化が進み、行政機関はデジタルトランスフォーメーション、DXや機構改革など市民が利用しやすい仕組みになることが求められてきていると思います。単純に職員を減らすとかいったいわゆる歳出削減ありきではなく、デジタル化やスリム化といったことは現代社会の要請となってくると思われます。赤平市独自のDXの取組としては、RPAの活用検討というものがあったと思います。DXについてと併せて機構改革についてこれまでの取組の進捗と今後の在り方についての考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

当市における行政の在り方についてでございますが、現時点における自治体DXの推進といたしましては、市民が直接恩恵を受けるものにつきましてはマイナンバーカードを利用した健康保険証としての利用によるものや市外への転出手続のオンライン化などが挙げられると思います。ただし、市役所窓口における手続の簡略化などの見直しにつきましては、まだまだ十分とは言えない状況でありますので、今後さらなる推進を図ってまいりたいと思います。市内部における業務改善におきましても、一部業務にRPAによる作業の自動化に取り組んでいるところであります。しかし、こちらにつきましても十分に活用できている状況ではございませんので、今後活用の幅を広げていかなければと考えております。また、機構改革につきましては、具体化には至っておりませんが、今後におきましても協議、検討が必要であると考えております。

質問 7番 木村恵

まず、デジタルトランスフォーメーションに関しては、マイナンバーについての言及があったのですが、国はマイナンバー制度を強力に今推し進めていると。マイナポイント等の付与で、それをさらに延長、延長とやってきて、健康保険証を廃止するというようなことも言い出し、事実上強制のように進められてきました。地方自治体では、その申請や受渡しの窓口業務なども併せて大変苦労をしてきたと思うのです。これ赤平市も例外ではないというふうに思います。そこで、いわゆる健康保険証を廃止して一本化するなどの関連法案がおとといの7日、閣議決定され、今国会に提出されたということが報じられました。この法案が通れば、結局これ事実上の義務化ということになるのです。私思いますけれども、任意の制度でとにかく始めて、申請が進まないとポイントで進めて、コマーシャルなど広告費膨大にかけて、結局最終的には強制すると。そして、現在健康保険証として使える医療機関というのは半数にも満たないと言われているのです。いわゆるこういったことで国民の中にはポイント還元で得をしたと思っている方もいらっしゃると思いますし、それで駆け込まれた方もたくさんいらっしゃるのではないかと思いますが、最終的に義務化するまでにこれだけ膨大な税金投入されていますので、私はこれ逆に言うと税金の無駄遣いそのものではないかと。国民の納得を得てから進めれば、これらの税金はもっと暮らしに身近なところに回せたのではないかというふうに思うのです。決して国民の皆さんこれ得をしたということにはならないと、そういうふうに考えないほうがいいのではないかというふうに私は考えます。それで、デジタルトランスフォーメーションの進捗状況ですけれども、答弁では今言ったマイナンバーカードの健康保険証としての利用であるとか窓口の転出時の手続のオンライン化等々があったと。ただ、全然不十分な内容だということです。進んでいないので、やっぱりそうなると思うのですが、赤平市独自の取組としてはRPAですけれども、まだ実用段階ではないというか、十分には活用できていないという答弁だったと思います。これについては市長肝煎りでしたので、しっかり引き続き取り組んでいただくことを望みたいと思いますが、機構改革についても同様にこれ具体化に至っていないということでありました。私もこれ一般質問等で取り上げたのが遅かったので、そういうこともありますが、できれば子育て部門の一元化であるとか福祉、介護などいわゆる高齢化の部門の一元化などこれまで議論してまいりましたので、また市民の中からは市役所内にいわゆる市民が憩えるスペースなどを設けてはどうかと。これも午前中の質疑ですか、もっと行きやすい、市民が来やすい市役所ということあったと思うのですが、そういう意見もしっかり聞いて、そういう場所をつくってはどうかと私も思うのです。1階部分にそういった共用スペースのようなものをつくって、市民の方々が来やすい市役所を目指してはどうかというふうに思います。先ほどの午前中の質疑でもワンストップ窓口ですとか書かない窓口、スペースの問題等が答弁で言われていましたけれども、そういうこともそういうスペースつくって、考えれると思いますので、ぜひああいった意見は前向きに対応していっていただきたいなという要望をしたいと思います。市民が来やすい市役所というのは、ぜひ目指していっていただきたい。子育てや福祉、あるいは賦課徴収といったところの配置を、人減らしではなく、配置を見直すことで恐らく可能ではないかと思いますので、こういったこともぜひ検討していっていただき、時期も時期ですので、これも要望とさせていただきたいと思います。次の質問に移ります。項目の3、子供、子育て支援などについてです。要旨の1です。2022年の出生数が80万人を割り込んだことを受け、危機的な状況だという認識を示した岸田首相ですが、その岸田政権が進めるとした異次元の子育て支援、次元の異なる子育て支援、これ全く具体的な内容というのがなかなか出てこないということなのです。物価上昇に見合う賃上げを掲げて、足元で物価上昇を超える賃上げが必要だとも言っておられたのですが、全く実現をしていないということなのです。実質賃金が10年間で年間24万円減少しているということです。アベノミクス以来生産性が向上すれば賃金も上がると言われてきましたけれども、実際アメリカやヨーロッパは生産性が上がると実質賃金も上がっているのですが、日本では生産性は上がっているのだけれども、実質賃金は相変わらず下がった、低空のままなのです。それに伴って上がらないということなので、つまり働く人々の努力が足りないとかスキルが足りないとか、そういう問題ではないということだと思うのです。大企業が利益を幾ら増やしても配分や配当や内部留保等に回っているという、いわゆるこの分配の構造的な問題というのがあるのではないかと思います。少子化対策の最大の子育て支援って私はやっぱり賃上げなのではないかというふうに思うのです。収入だと思います。国がしっかりとこういった政策をまず転換していっていただきたいと思うわけですが、さらに地方はこういった厳しい状況であるものの、独自の子育て支援、子育て世帯の定住に向け懸命に頑張っていると。畠山市長もこの4年間で放課後子供教室の開設、ひとり親世帯生活支援給付金の拡充、高校等通学費等助成制度の増額、保育の一部無償化、子育て支援住宅の建設などに取り組んでこられたと思います。また、子供の医療費の無償化や国民健康保険税の子供の均等割の免除などもしっかりと継続して取り組んでこられました。これまでのこういった取組についての考えをお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

子供、子育て支援におけるこれまでの取組についての考え方でございますが、私の公約として実施いたしました市民アンケート調査の項目の中で子育て支援に必要な施策について求めたところ、経済的支援が一番多く寄せられておりました。これまでは、高校生以下の医療費無料化をはじめ、保育料を国の基準額の50%軽減を実施し、就学前の第2子目以降の保育料を無料化、また紙おむつ用ごみ袋の無料交付についても継続して実施しております。そのほか、ひとり親世帯に対する生活支援特別給付金の拡充や高等学校等通学費等支援金の増額など子育て世帯への経済的支援を進めてきたところであります。昨年4月の統合小学校開設に併せ放課後に児童の安全、安心な居場所を確保するとともに、様々な文化的、体育的な体験の場を提供できるように小学校内において放課後子供教室を開設いたしました。開設から1年が経過いたしますが、子供たちが楽しく学習や体験、交流をしている様子から保護者の方々の就労時の不安解消や児童の健全育成にも効果があったものと思っております。今後におきましても、子供たちに貴重でかけがえのない時間を有意義に過ごしてもらうことができるよう子育て支援の充実に努めてまいりたいと考えております。

質問 7番 木村恵

今後も子供たちに貴重でかけがえのない時間を有意義に過ごしてもらえるよう子育て支援の充実に努めていきたいということです。午前中もありましたけれども、この考えはしっかり持っていっていただきたいというふうに思います。この4年間、コロナ禍にありながら子育て支援の面ではしっかり取組が強化されてきたと私は思います。ここでも今答弁にあったように市民アンケートで経済的支援が一番多く寄せられていることから、しっかりとした子育て支援策の拡充が図られたということが分かったと思います。そして、経済的な支援が求められる背景には、やはり子育てにはお金がかかるということだと思うのです。それに見合った収入がない、あるいは足りないということではないかと思うのです。ぜひ国に対して財界頼みの賃上げ策だとかではなく、抜本的な、そして大幅な賃上げを求めていきたいというふうに私も思います。そして、赤平市ではでき得る全ての子育て支援、知恵を結集して、この4年間のようにしっかりと取り組んでいっていただきたいと、このように思います。次の質問に移ります。子供、子育て支援などについての要旨の2です。私は、2期8年間の議員活動を通じてこれまで学校給食費の無償化を時には財源を示す、あるいは人口減少、少子高齢化対策としてと、あるいは憲法に保障されている義務教育の無償化の一環として、コロナ禍における子育て世帯の支援としてといって何度も提案をしてまいりました。今アベノミクスの異次元の金融緩和が引き起こしている異常な円安などからくるこの物価高騰、先ほど言ったように、賃金も上がらず、さらには防衛増税までささやかれているという状況の中で行政ができる子育て支援の最も有効な手だてが学校給食費の無償化ではないかと思います。本来ならこれについても国がかじを取る、かじを切るべきだと私は思いますが、この物価高、物価高騰の状況で、昨年来ですが、学校給食の無償化に踏み切った自治体も少なくありません。これについての現時点での考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

給食費の無償化についてでございますが、この春執行の赤平市長選挙における私の公約として、新聞報道もされておりましたが、市内の小学校、中学校における給食費無償化の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

質問 7番 木村恵

新聞報道等で給食費の無償化を公約とするという記事、私も拝見をしました。そして、ただ、今はっきりと市内の小中学校における給食費の無償化の実現に取り組んでいきたいという決意も述べられました。確認することができたと思います。これは、先ほども言いましたが、国、自公政権が本来は憲法に保障されている義務教育の無償化、これを本気になって行ってくれればいいと私は思うのですけれども、これやっていただけないと。そこで、全国の自治体が本当に苦労して財源も確保して、子育て支援として行っているものだというふうに私は思います。ここで確認できたことは、市民にとっても大変うれしい知らせになるのではないかと私は思います。しっかり取り組んでいただくことを望みたいというふうに思います。次の質問に移ります。項目の4です。高齢化社会に対応したまちづくりについて、要旨の1です。この4年間、畠山市長はエリアサポーターであるとか認知症サポーターの養成などを継続し、新規事業として先ほども出ました私道の除雪、あるいはいわゆる福祉灯油、高齢者補聴器購入費助成制度の創設、午前中もありましたが、地域公共交通の乗合タクシーの試験運行などに取り組んでこられました。これまでも地域での見守り体制の拡充であるとか、健康寿命を延ばす運動などの取組、こういったものの推進など、町内会や社会福祉協議会など様々な団体と連携をして進めていかなければいけないと。これからも進めていかなければいけないのではないかというふうに思うのです。高齢化社会に対応した福祉サービスの在り方についての考えをお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

高齢化社会に対応した福祉サービスの在り方についてでございますが、市の政策が全ての市民を幸せにすることは難しい、しかしほとほと困ったという市民を一人でも少なくしたい、私はこの思いで1期4年の市政運営に当たってまいりました。雪が多いこの赤平で除雪に困っている高齢者が多くおりますことを鑑み、様々な検討を重ねながら、市の予算による私道路の除雪を実現いたしました。また、高齢化が進む中、加齢性難聴による認知症やひきこもり防止のため高齢者補聴器購入費用助成事業を新たに実施したところ、2月末現在で14件の申請を受け付けているところであります。さらに、いわゆる福祉灯油事業については対象を全ての非課税世帯へと拡充し、実施したところであります。地域公共交通については、令和4年度では運行範囲や対象者の見直しも行いながら、長期間での乗合タクシーの実証運行を行い、交通、買物弱者対策に努めているところであります。社会福祉協議会に委託している高齢者福祉施策として、高齢者世帯等除雪費助成事業、電話サービス事業、食の自立支援事業などに加え、独り暮らしの高齢者が多くなってきている現状を踏まえ、エリアサポーターの拡充を図るとともに、認知症サポーターの養成など関係団体等と連携を図りながら、地域での見守り体制の充実や認知症防止に努めているところであります。今後におきましても、赤平に住み続けたいと思っていただけるよう高齢者一人一人に寄り添う高齢者福祉支援の充実に努めてまいりたいと考えております。

質問 7番 木村恵

全ての方を幸せにするのは難しいけれども、ほとほと困った人を一人でも少なくしたいと。畠山市長の政治理念だと思うのですけれども、私も2期目の初め、畠山市の所信表明に対する質問で同じような質問をしたなということを考えながら先ほど聞いていたのですが、やっぱりそういった理念を持ちながら現況把握をして、しっかりと政策をつくってきたということは、私は理解をしているつもりであります。今後も赤平に住み続けたいと思ってもらえるよう一人一人に寄り添う高齢者福祉の充実に努めていきたいという決意も述べていただきました。補聴器購入費助成制度も短期間ではあったと思いますが、今14件の申請があったということが確認できたと思います。短期間で14件ということですので、やはりニーズはあったのかなというふうに思います。私も申請したという方とお話をしましたが、その方が多分該当にはならなかったけれども、障がいのほうの制度のほうにつながったということで大変喜ばれておりました。ぜひこういった高齢者の方々に言葉どおり一人一人に寄り添う制度を、政策をしっかりやっていっていただきたいというふうに思うのです。また、福祉灯油についても全ての非課税世帯へ拡充したことにより、定例会初日の市政報告ですか、1,815世帯対象に対して1,675世帯に交付したというふうにあったと思います。これだけの方に燃油高騰に対する支援が行われたということになるのだと思うのです。エリアサポーターや認知症予防、見守り体制においてもそうですが、私もこういったところ、多少一緒に活動をさせてもらったりしたこともありますが、こういった高齢化社会に対応した福祉サービスの面、こういった面においてもこの4年間しっかり向上が図られたというふうに考えます。いわゆる子育てであったり、高齢者福祉もそうですけれども、この4年間いわゆる福祉の向上、市長がよくおっしゃっておられましたけれども、しっかり図られたのではないかというふうに思います。これからもこういった取組、継続して取り組んでいっていただきたい、このように思います。次の質問に移ります。項目の5です。個人情報保護等について、要旨の1です。マイナンバーカードの取得状況です。マイナンバーカードの取得状況は、どうなっているのかをまずお伺いしたいというふうに思います。また、この制度に関する認識について1つ問いたいと思うのですが、例えば子育て支援策は少子化対策、あるいは人口減少対策、また格差社会からくる子供の貧困対策として大変重要な政策となると思いますが、こういった子育て支援策が任意のマイナンバーカードの有無で選別をされるという自治体があるという報道がありました。具体的に言うと、世帯全員のマイナンバーカード取得を保育料無償化、小中学校の給食費無償化、学用品等の費用無償化の条件にするというものなのです。子育て支援に限らずともですが、マイナンバーカードの取得によって行政サービス等の格差が生じる選別ということは私はこれ自治体の判断としてあってはならないものだと考えますが、畠山市長の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

まず初めに、マイナンバーカードの取得率につきましては、令和5年1月31日時点で赤平市は人口に対する申請率は62.68%、交付率は58.7%となっております。この数字は、交付率で比較すると全国平均が60.1%、北海道の平均が58.9%となっており、若干平均を下回っている状況であります。しかし、現在は2月28日までに申請するとマイナポイントがつくということで、2月19日現在では申請率71.35%、交付率60.78%となっており、さらに2月28日までの申請も伸びているところであります。そこで、議員ご質問のマイナンバーカード取得の有無によって行政サービス等の格差が生じる選別をどう考えるのかということでございますが、あくまでもマイナンバーカードを活用して各種行政手続のオンライン申請が可能になるなど利便性や簡素化の向上を図るものでありまして、マイナンバーカードの取得の有無により市における各行政サービス等に格差が生じることはあってはならないものと考えているところであります。

質問 7番 木村恵

あくまでも利便性簡素化の向上を図るものだと。行政サービス等に格差が生じることはあってはならないと考えているということが確認できました。そのとおりだと思うのです。申請率について71.35%、そして交付率60.78%ということでしたか、その後も伸びているということでした。私これも先ほど触れましたけれども、担当課の職員の方々本当に大変な苦労をして行っている、そして当然促進策などもやって行っている結果なのです、これが。しかし、これやっぱり100%ではないというふうに思います。なぜこうなるのかと。理由は何なのかといって、やっぱり任意だからなのです。任意だから、100%になるというのはなかなか難しいと。政府が交付税算定であるとか、あるいはデジタル田園都市国家構想交付金などによって自治体間を競わせるというような形で促進をしてきました。そういったことを行っているから、いわゆるこういった行政サービスまで持ち出して、マイナンバーカードの取得を急がせようとしてしまう自治体を生み出してしまうのではないかというふうに私は思っています。2月14日の衆議院の総務委員会では、政府がこういった自治体の判断をどうするのかというふうに問われて、地方分権から国と地方は対等、協力の関係であり、自治体の自主的な判断だとして、何ら是正する立場にないという姿勢を示されたのです。とにかくマイナンバーカードが進めば何をしても取りあえず構わないというふうに言っているようなものだと私思いました。こういったことから言えることというのは、いわゆる自公政権の意を酌んで、過剰に忖度をしてしまうような自治体になると危険なことになるのではないかというふうに思うのです。政府とのパイプとか殊さらアピールされるところもあるのですが、こういった格差を生むことに間違った忖度、過剰に忖度することによって間違ったこういう制度に進んでしまう危険性があるのではないかというふうに私思うのです、逆に足かせになるといいますか。地方自治の基本というのは、やはり住民福祉の増進、国の意向ではなく、まず市民の声、市民の生活に目を向けるということが大前提だと思うのです。行政サービスに格差が生じるようなこと、これはあってはならないというふうに思います。畠山市長はそのとおりの言葉でそれはあってはならないということを言っていただきましたので、私共感するところがあると。ぜひそうあることを今後も望みたいというふうに思います。次の質問に移ります。個人情報保護等についての要旨の2です。自衛隊への個人情報提供についてです。昨年2022年、札幌市、旭川市、帯広市が自衛隊にいわゆる募集のための個人情報約6万人分を市民に周知せず提供していたことがしんぶん赤旗の取材で明らかとなりました。旭川、帯広の両市では昨年除外申請の受付さえ行っておらず、今朝の新聞ですか、岩見沢市でもこれから除外申請を取り入れるというようなこと記事にも載っていました。帯広、旭川では、昨年は除外申請の受付さえ行っていなかったと。旭川では対象の満18歳と22歳、合計5,234人分、帯広市は満18歳から32歳までの2万3,179人分の個人情報が市民に知らされないまま提供されていたといいます。札幌市ではホームページに提供を望まない場合は除外申請ができるとありましたが、除外申請の対象、満18歳と満22歳、合わせて3万1,589人のうち僅か2人にとどまったと。除外申請は3万人中2人にとどまったということです。市民の中からは子供の個人情報が市から提供されているなんて知らなかった、制服姿の隊員が孫を訪ねてきた、子供を戦争に巻き込ませたくないなどの声が上がっているということです。赤平市でも情報提供を希望しない市民に対して除外申請の周知がされていると思います。より対象者に周知が図られるよう周知方法を検討していくということでありましたが、現在どうなっているのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

自衛隊への個人情報提供における情報提供を希望しない市民に対する除外申請のさらなる周知方法の検討の状況についてでございますが、除外申請の周知につきましては広報あかびら及び市のホームページにおいて実施しておりますが、広報及びホームページでは気づかない方もいらっしゃると考えるところでありまして、昨年の第3回定例会におきましてより対象者に周知が図られるよう検討してまいりますとお答えさせていただいたところであります。現在の検討状況でございますが、対象者数は百数十名程度でありますので、令和5年度におきましては通知文書を対象者へ郵送し、より確実な周知を図ってまいりたいと考えております。

質問 7番 木村恵

対象が大体百数十名ぐらいだと。令和5年度においては通知文書を対象者へ郵送し、より確実な周知を図っていきたいと考えているということが確認が取れたと思います。大変すばらしい判断ではないかというふうに思うのです。今敵基地攻撃能力の保有であるとか、防衛3文書に基づく軍事費の2倍化、新しい戦前などという言葉まで生まれてきている中で、情報提供を望まない方が増えることはある意味当然なのかなというふうに私は思います。そういった方にいわゆる除外申請の権利を周知するためホームページだけではなく、今回のように通知文書を対象者へ郵送するということは、自治体としては適切な判断だというふうに私は評価されるのではないかというふうに思います。極めて適切な判断だというふうに評価したいと思います。さらに言えば、この敵基地攻撃能力について、集団的自衛権の行使の下で日本に武力攻撃がないにもかかわらず敵基地攻撃能力を行使した場合、日本に対して武力攻撃が発生し、大規模な被害が生じる可能性があるということも防衛大臣は2月6日の衆議院予算委員会で認めているのです。こういうこともあるということを認めています。さらに言えば、核攻撃にも備えて、継戦能力、戦いを続ける能力の保持ということで、全国の自衛隊の基地を核シェルター化する、地下化するという予算も今回衆議院は通過しましたが、調査などで計上されているということが明らかとなっております。残念ながらこういった議論が、先ほどもありましたけれども、全然報道されていないのではないかというふうに私も懸念を持っております。今問題になっている放送法に関する行政文書の問題がありますが、報道の自由への介入という問題ですけれども、既にこれが大きく影響しているのではないかというふうに私は思います。こういった状況の下、こういった議論がなかなか報道もされない、目につかないと。インターネットで衆議院のユーチューブとか見れば分かるのですけれども、あとはしんぶん赤旗で読んでいただければ分かるのですが、こういった状況の下で目的外の情報提供をするかしないかというのは、これは市民の判断によりますよということをしっかりと知らせると。これが個人情報保護の基本だと思いますので、通知の件、重ねてしっかりと取り組んでいっていただきたい。このことを望みたいと思います。次の質問に移ります。項目の6です。地域経済対策、事業者との連携などについてです。要旨の1です。コロナ禍、物価高騰を受けて、地域経済、市内事業者の方々、大変厳しい4年間だったのではないかと思います。その中で、畠山市長はコロナ対策では市民生活支援と併せて市内事業者支援も6回、物価高騰対策で中小企業支援も1回行われました。これまでの対策は、市内事業者の方々からも評価され、感謝されているというふうに思います。これから雇用調整助成金もなくなり、コロナも5類に引き下げられ、国からの交付金等もなくなってくる可能性が大きいですが、市内事業者の方々がこれからも赤平で営業をしていただけるよう地域経済が好循環するようにしていくこと、これは極めて重要だと考えます。この点についての考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

地域経済対策、事業者との連携についてでございますが、新型コロナウイルス感染症対策として令和2年度から飲食店継続支援、中小企業等継続支援、ナイト店舗リース機器支援、中小企業事業継続支援、経営持続化支援、中小企業等物価高騰緊急支援と企業等へ切れ目のない支援を実施してまいりました。また、消費活性化事業としてたすけ愛商品券を実施し、テークアウトキャンペーンなど商店街振興対策協議会の事業と連携し、利用促進につなげてまいりました。国の雇用調整助成金は3月末で終了することとなり、新型コロナウイルス感染症も5月8日より感染症法上の2類相当から5類へ位置づけされ、マスクの着用も3月13日より個人の判断が基本となってまいります。今後は、コロナ禍からの社会情勢が元に戻りつつある中、ウクライナ侵攻による世界的なエネルギー価格や食料価格の高騰、金融引締めなどによる影響により市内中小企業におかれましても厳しい状況となることが予想されます。政府は、物価高や円安への対応、また構造的な賃上げなどの総合経済対策を行うこととしており、今後も国の動向を注視し、情報収集した上で必要な支援策を検討してまいりたいと考えております。市民の皆様や市内事業者が安心して暮らせるよう商工会議所や商店街振興対策協議会等と連携を図り、赤平市の商業の振興に努めてまいりたいと思います。

質問 7番 木村恵

国の動向を注視して、情報収集などしていて、必要な支援策を検討していくということだったのです。市民の方々や市内事業者の方々、安心して暮らしていただけるように商工会議所、あるいは商店街の協議会等と連携を図って、商業振興に努めていきたいということだったと思います。そういう考えの下、やっぱり進めていくしか道がないのかなというふうに思うのですが、この4年間本当に畠山市長、飲食店であるとか、今答弁ありましたけれども、中小企業、ナイト店舗もありました。消費活性化としてたすけ愛商品券などもありました。市内企業には名前の違うものが幾つもあったと思うのですが、本当に切れ目なく、そして市町村レベルでいえば本当に交付金の枠にとらわれず大きな支援を決断されてきたというふうに私は思います。そして、それらの支援策については、コロナ対策の支援策については、議会で一部の行政のコロナ対策は修正されたことありましたけれども、結果としては全てのコロナ対策、支援策というものは全会一致をもってまさに行政、議会一致して進められてきたのではないかというふうに私は思うのです。これは、多くの市民の方々、市内事業者の方々が感じていてくれていることではないかというふうに思います。これからも物価高騰については本当に厳しい状況が予想されますので、先ほど国の動向を注視しということをおっしゃっていましたが、なかなか財源的には厳しい状況ではないかと思いますので、ぜひ関係、連携密にした上で必要な支援、そういったものをしっかりと選んで進めていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の2です。もう一点お伺いしたいところがあります。ふるさと納税が過去最高ということが報じられております。赤平市でも令和4年度は過去最高となる見通しとなっていると思います。市内事業者との連携においても、私この制度は重要な位置づけの制度だというふうに思うのです。これについての考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

ふるさと納税に関わる市内事業者との連携についてでございますが、令和4年度につきましても全国的にふるさと納税の認知度は高まっており、現在の情報では全国の納税額が過去最高となる9,000億円を超えている状況となっており、地域の貴重な財源としてふるさとのまちづくりに生かされております。本市におきましても令和3年度が寄附件数約4万2,000件、寄附金額約9億1,000万円となっており、本年度は返礼品の内容をブラッシュアップし、品数を328点に増やし、仲介サイトも3つ加え、13サイトで寄附金を募ったことも増加の大きな要因であり、現在で件数は5万件を超え、寄附金額も13億円を上回り、過去最高を更新している状況でございます。これもひとえに赤平市内の優秀な企業との連携があって、これだけの返礼品を確保できていることが挙げられ、市内企業の皆様のご協力に感謝申し上げる次第でございます。もちろん全国からご寄附をいただいている皆様が赤平市を寄附先に選んでいただいていることにつきましても御礼申し上げますとともに、返礼品としてふるさとの特産品を送ることで喜んでいただき、赤平を知ることによってリピーターになっていただければと考えております。地域にとりましてもコロナ禍の厳しい状況の中で返礼品を取り扱う地元事業者の振興となっており、赤平市としても貴重な財源の確保につながっており、市の事業に活用し、市民のために大きく役立っております。事業者との連携という部分につきましては、定期的に事業所を訪問し、お互いの情報共有を図っており、道外の本社企業にも訪問させていただくなど連携を深めております。今後も事業者との連携は不可欠であり、最重要と捉え、さらなる事業構築を進めてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 7番 木村恵

赤平市内の優秀な企業との連携ができており、市内企業の皆様に感謝するということでした。寄附をいただいた方々にも感謝し、赤平をもっと知っていただくきっかけになっていただければということでした。本当に私も同じように思います。市内の企業の方々のおかげだなというふうにつくづく思うのです。令和元年は寄附件数が約2万5,000件、寄附金額は約6億円だったというふうに思います。令和4年度は、今答弁ありましたけれども、寄附件数が5万件を超えていると。寄附金額も13億円を上回っているということでした。この4年間で2倍以上の伸びになっているということだと思うのです。この結果というのは、やっぱり今答弁にもあったと思いますが、定期的にお互いの情報共有を図ったりですとか、道外の本社企業にも訪問するなど、そういった姿勢もしっかりと受け止めていただいているのかなと。市内事業者の皆様としっかりこういった連携を図ることができた結果だというふうに言えると思うのです。この間の連携を大切にして、さらに深めていくことで市内事業者の皆様の振興、また市としても貴重な財源確保を図るということが可能になってくるとそれが続くと思いますので、中断させることなく、しっかりと継続をしていっていただくことを望みたいというふうに思います。次の質問に移ります。件名の7、地域医療の確保について、要旨の1です。これまでの4年間、人材確保、広域連携など地域医療の確保に努めてこられたと思います。病院経営については、経営努力と併せて一般会計からの繰入れなども行い、健全経営を維持してきましたが、特に医師の確保というのはなかなか難しい課題の一つだったと言えると思います。これまでの進め方についてどう振り返り、これからどうあるべきと考えるかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

市立病院の運営につきましては、地域の医療体制を確保するためこれまで医療職の人的体制の充実を図るべく職員の最適配置を見据えながら人材の確保に努めてまいりました。一方で、高度な医療や専門性の高い分野におきましては、近隣の医療機関に担っていただくなど救急医療体制を含め、一定程度地域の連携の下で体制整備ができているものと考えております。また、経営面につきましては、病床機能の転換や診療報酬算定項目の精査などによる収益の確保、総務副大臣通知における繰り出し基準のほか、さらに過去の不良債務解消分を加えた一般会計からの繰入れを継続し、健全経営を維持してきたところであります。このほか、新型コロナウイルス感染症への対応では感染患者の入院受入れ、発熱者外来の設置、ワクチン接種におきましては当院としては可能な限りの接種体制を確保いたしました。医師確保についてでございますが、特に最重要課題と考えております内科常勤医師の確保におきまして、令和元年度から現在まで5名を招聘いたしましたが、同期間に4名が退職している状況であり、依然として大きな課題であると考えております。医師の招聘に当たりましては、医局からの医師派遣が大変厳しい状況にありますことから、各協議会や関係団体との情報交換、人材紹介会社を介した活動が中心となっております。今後におきましても、当院に長い期間勤務いただける常勤の医師確保に努めてまいりたいと考えております。これからの地域の医療体制の確保につきましては、地域における人口が減少していくとなりますと、近隣市の病院などとの機能分化などがますます重要となっていくことと思います。この地域の将来の医療提供体制がどうあるべきか、令和5年度中に策定することとされております公立病院経営強化プランの策定作業の過程においてその方向性についても検討してまいりたいと考えております。

質問 7番 木村恵

市立病院に関しては、新型コロナウイルス感染症の対応についてはクラスターの発生もありましたけれども、拡大させないようにすぐに対応も図られて、ワクチン接種などに関して言うと全体としてはすごくしっかりと対応していただいたと市民の声も聞いております。また、医師確保については今5名招聘しましたが、4名が出ていかれたのでということだったのです。プラス1名ということになるのかな。医局からの派遣というのが今厳しい状況と。ほとんどないと思うのです。人材紹介会社を介した活動が今中心となっていると。これ現状そうなっていると思うのです。新自由主義的なこういう構造もあって、構造変化もあって、利益の出ないところになかなか人は来ないと。どうしようといったら人材派遣会社を頼るという構図に今なってきているので、なかなか本当に難しいと思います。こういった構造は、医療関係もそうですけれども、全体的に国が責任を持ってしっかりと地方のことも考えた構造にしていっていただきたいと思うのですが、だからこそ地方はすべからく医師不足というふうになってしまっているのだと思うのです。もちろん医師の方に来ていただけることというのは理想的ですけれども、今後むしろ、答弁にありましたけれども、地域の医療提供体制、こちらのほうをしっかりと構築をしていくことが求められると。地域の医療についていわゆる公立病院経営強化プランですか、そういったものがこれから進められていくということですけれども、近隣市との機能分担、先ほどもありましたけれども、近隣市との連携といったところなので、そういったところが最重要となるのです。お互いばらばらのことやっていては駄目だと私思うので、しっかりと連携をして、分担して、この地域の医療を守っていくということも考えていく必要が、医師確保、医師確保だけにとらわれず、しっかりと対応していっていただきたいというふうに思うのです。プランの作成過程で検討されていくということですので、十分な検討を望みたいというふうに思います。最後の質問です。次の質問に移ります。項目の8です。地域資源の活用と観光振興について、要旨の1です。炭鉱遺産、エルム高原、AKABIRAベース、らんフェスタ、火まつり、産業フェスティバルなど様々なイベントや観光施設を通じて、市内外から人が来る観光振興を進めてきたと思います。コロナ禍となり、なかなか思うように開催できない年もありましたが、この4年間創意工夫しながら取り組んできたと思います。これまでの取組の成果と課題などについての考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

地域資源の活用と観光振興についてでございますが、エルム高原につきまして、近年のアウトドアブームに伴い、昨年はHTBが主催するキャンプイベント、ここキャン北海道、チケットぴあが主催のキャンプフェス、赤平キャンプブレーク2022など赤平以外の団体が主催するイベントが開催され、新たなお客様にお越しいただくことができました。山あいの緑豊かな自然環境やキャンプ場と温泉が隣接していることなどお客様からご好評いただき、改めてエルム高原の魅力を感じたところでございます。コロナ禍の影響により令和2年からエルム高原施設全体の利用者は減少しておりましたが、冬期キャンプも多くの方々にご利用いただいているようで、ここ最近は回復傾向が見られ、コロナ前の令和元年度並みの利用者が見込まれる状況となっております。エルム高原施設は27年を経過し、老朽化のため修繕費がかさむ状況となっており、大規模改修の時期や内容について検討してまいります。AKABIRAベースにつきましては、ゴールデンウイークやお盆の市など季節のイベントや商店街と連携した寄ってイートキャンペーンなどの事業で連携も図ってまいりました。また、水曜どうでしょうハウスの公開に併せ、店内を特設パネルと小道具で飾り、スタンプラリーで多くの観光客の方々に市内の施設や飲食店を訪れていただくことができました。イベント等の効果もありまして、今年度の利用者数も4万5,000人を見込んでおり、交流人口の増加につながったと考えております。引き続き赤平産農作物やお花、地元のお菓子や玩具、スープカレーなどの効果的なPRを検討してまいります。次に、イベント関係ですが、らんフェスタや産業フェスなどコロナ感染者の状況によりやむを得ず中止したイベントもございましたが、7月のあかびら火まつりにつきましては日程を1日に短縮いたしまして、感染防止対策を実施した上で開催し、店舗の出店に加えて、キッチンカーや大道芸、ダンス、また活動の制限で校外の演奏が初めてだったという赤平中学校の吹奏楽演奏など、子供たちや市民の皆様に喜んでいただけたのではないかと思っております。また、来月には4年ぶりとなりますらんフェスタ赤平2023を開催するべく実行委員会で準備を進めていただいております。各イベントにつきましてはそれぞれ回数を重ね、火まつりも50回を超え、実行委員会の高齢化と人材不足、資金調達などが課題となっております。コロナ禍を機会と捉え、今後も継続に向けた新たな取組など検討してまいります。また、炭鉱遺産等の歴史的資源や新たな地域資源の発掘、さらにそれらをどう活用し、観光振興につなげるか様々な角度から検討してまいりたいと考えております。

質問 7番 木村恵

エルム高原もキャンプブームに伴い好評だと。コロナ前に戻りつつあるということでした。AKABIRAベースも交流人口の増加につながっていると。コロナ禍でのイベントは中止したものもありましたけれども、火まつり、日程短縮や感染対策などを行い、喜んでもらえたと。来月4年ぶりとなるらんフェスタ赤平2023を開催予定ということもありました。炭鉱遺産等の歴史的資源についてもどう活用して観光振興につなげるか検討していきたいということがあったと思います。私は、議員になってから一貫して観光でまちおこし、いわゆる交流人口で人口減少対策というスローガンは正直賛成をしかねる立場です。何より今住んでいる市民の暮らしが第一だという考えから観光開発等の優先は認められないという見解です。ただし、まちに何もない、そういうふうになってもいいとは思っておりません。こういった地域資源が市民生活に豊かさを持たせるという要素は必ずあるからです。そういった考えから、このコロナ禍の4年間、本当にまちのにぎわいといったことについて厳しい状況ではあったと思いますが、今の答弁にあったように、様々工夫を凝らし、取り組んでこられたことは評価されるべきと考えます。市民にとって憩いの場となるゆったり温泉を含むエルム高原、こちらの地域資源の活用と観光振興については私も期待をしております。引き続きしっかり取り組んでいただくことを強く望んで、質問を終わります。

出典:赤平市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる