みんなの議会

赤平市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日

商業振興について

2025年12月12日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「商業振興について」質問し、商工労政観光課長 三浦友嗣、市長 畠山渉、企画課長 成田博之が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
商工労政観光課長 三浦友嗣、市長 畠山渉、企画課長 成田博之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 木村恵

議席番号5番、無所属クラブの木村です。それでは、早速質問に入らせていただきます。件名の1、商業振興について、項目の1、後継者問題等の対応について、要旨の1です。この問題は、9月の第3回定例会でも取り上げましたが、9月以降も廃業される事業者の方が後を絶たない状況だと言わなければなりません。11月に議会報告会と意見交換会を行いましたが、商店街がどんどんやめていく、5年後には後継者がいなくて店がなくなるのではないか、若い経営者が商売できるような仕組みをつくることが大切ではないか、こういった意見も聞かれました。本当にこれ以上やめてしまう事業者さんが出てこないよう、取組を強めなければならないと思います。厳しい状況が続いている中ですが、今年1月の商店街実態調査の結果を基に情報収集、相談窓口、マッチングの一環として北海道事業承継・引継ぎ支援センターの協力の下、9月24日には第1回目の事業承継個別相談会が実施をされました。そして、今月10日、2回目の相談会が行われていると思います。これらの事業承継個別相談会、成果と今後についての考えをお伺いします。

答弁 商工労政観光課長 三浦友嗣

事業承継個別相談会の成果と今後についてでございますが、9月24日開催の個別相談会では3社が北海道事業承継・引継ぎ支援センターとの相談を受けており、そのうち1社はその後2回の相談を受け、現在も相談を継続している状況であります。また、第2回個別相談会を今月10日に開催し、1社が相談を受けております。引き続き商工会議所と連携し、事業承継に係る相談会を定期的に開催してまいりたいと考えております。

質問 5番 木村恵

それほど多くの参加があったわけではないが、それでも相談があったことは一つの収穫だったのではないかなというふうに思います。1回目から2回目の実施に当たり、参加を促す工夫であるとか周知方法の拡充などはされているのかお伺いしたいと思います。この事業を定期的に開催されていくと今答弁ありましたけれども、そういうことであればアップデートも必要だと私は考えます。さらに言えば、この相談会は何のためにやっているのかと。相談会を開催することが目的ではなく、事業承継につなげることこそが真の目的だと言えると思うので、そうであればKPI、あるいは何件事業承継につなげるといった目的とする数値目標、こういったものを掲げて取り組むべきではないかと私は考えますが、これらについての考えをお伺いします。

答弁 商工労政観光課長 三浦友嗣

今後の周知方法や目標の設定についてでございますが、現在2回の事業承継個別相談会の開催に当たり商工会議所と連携し、全ての事業者に持参や郵送によりチラシを配布して周知しております。今後につきましても事業承継を考えていない方も中にはおり、数値目標に設定することは難しいところですが、事業承継を考えている皆様には確実な周知がされるよう引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

質問 5番 木村恵

特に工夫があったわけではないのかなというふうに受け取れますが、それでも今後については参加を促す工夫というのはしっかりとやっていっていただきたいと思うのですが、商工労政観光課の方と商工会議所の方等でしっかり連携をして行っているということは十分私も理解をしているつもりなので、その点また協力してやっていただければと思うのです。そして、数値的な目標というのが出せない、出すのが難しいということだったと思うのです。対象の事業者、つまり分母が明確にならないと、やめるというふうになっている方もいらっしゃるのでということかなと思うのですが、数値的な目標は出せないと。そういう意味合いだと理解できなくもないのですけれども、成果が出なければ、私やっぱり取り組む意味がないのだと思うのです。努力は、当然認められます。今言ったように、協力して事業取り組んでいるという努力は認められるのですが、では事業継続の判断といいますか、定期的に行うけれども、これいつまでやろうかというようなことになった場合に市議会としてもこの事業に対してどういうふうな評価、判断をしていけばいいか分からないのではないかと思うのです。いわゆる効果検証、事業継続の判断、そういったところについて目標今出せないということでしたけれども、市長はこの事業をどのように考えて、そういった効果検証、事業継続の判断どういうふうにやるべきだと考えているのかお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

この事業について事業承継個別相談会の効果検証をどういうふうにやっていくのかといったところでございますけれども、様々な行政として行っている施策、また事務事業ございますけれども、全般にわたって効果検証というのは必要ではないのかなというふうに考えております。ただいま担当課長のほうから申し上げましたとおり、事業の承継を望んでいない方も中にはいらっしゃるということもございまして、議員ご指摘にありました相談会を開催すればいいということではないというふうに思っております。ただ、件数的にそこをKPI等の設定をすべきかどうかというのは、果たしてどうなのかなというふうには思わなくはないです。ただ、行う事業については、いろいろなところでKPIの設定とか、KPIといいますとキーパフォーマンスインジケーターってなりますので、その事業が目標に向かっていっているのかどうかという指標になるかと思うのです。でも、KPIの設定がどういったものがいいのかというのは、なかなか難しいものもございますから、今ここで申し上げれる具体的な効果検証というのはございませんけれども、これからも検討していきたいというふうに考えております。

質問 5番 木村恵

結局のところ今ここで効果検証について具体的な考えはないと、今後検討していくということだったのですけれども、事業継続の判断についてはそういったものが必ず必要になると思うのです。なければ、やり続けるのかと、事業承継を希望しない方ばかりになるまでやり続けるのだろうかということになってしまうと思うのです。だから、そういうところもやっぱり考えながら取り組んでいかなければいけない問題だと思うのです。我々もこれ本当に判断の基準がないので、事業承継につながっていってくれれば、それはうれしいことなのですが、しっかりとそういったところも考えながら取り組まなければ、果たしてこれ本当に目的に向かって取り組まれているのかどうかということも判断しようがないと我々も思うので、しっかりとそういうところまで考えて取組を続けていただきたいと、このように思います。次の質問に移ります。要旨の2です。9月議会での答弁では、この相談会のほかに商業振興に有効な施策や支援を検討していくということが述べられました。これから来年度予算編成始まる時期になると思うのですが、来年度に向けてどのようなことを考えているのか、近隣市町では、これ繰り返しになっていますけれども、地域おこし協力隊の制度を活用して飲食店の出店につなげている事例というのはたくさんある、私はこういったことを申し上げてきておりまして、こういった制度の活用も検討すべきではないかと提案をしてまいりました。商業振興に有効な施策や支援の検討、この進捗をお伺いします。

答弁 商工労政観光課長 三浦友嗣

商業振興に有効な施策や支援の検討の進捗状況についてでございますが、2回の事業承継個別相談会を開催し、後継者問題を抱える事業者がより具体的な相談を継続するためには相当な準備期間と事業の状況に応じた適切で着実な取組が必要であると認識しております。また、事業承継には、事業者の資産状況や価値の算定、課題分析など専門的な情報が欠かせないものであります。今後議員ご提案のことも含め、研究してまいりたいと考えております。

質問 5番 木村恵

相当な準備期間が必要だということなのですが、時間がかかっている間に事業を畳まれるというか、廃業される方が増えていっているのが現状です。このままいくと、先ほど言っていた分母自体がなくなってしまうのではないかというふうにも考えられます。着実な取組、大事だと私も思いますけれども、これ喫緊の課題に今なってしまっているので、スピード感持って取り組んでいただきたいというふうに思うのです。今取り組まれているのは、この相談会ですので、その点についての考えというのは分かるのですが、そのほかのことについて私それほど難しいこと言っているつもりはないのですが、事業承継相談会だけでなく、例えば空き店舗の承継であるとか、先ほど言ったように地域おこし協力隊の活用、これ先進事例もあることですから、来年度に向けて取り組めることではないかなというふうに思うのです。住民懇談会でもそういった意見が出されていたのではないかと記憶をしております。赤平でお店や飲食店、事業をやってみたいという人を呼び込むことも後継者問題等に私は含まれていると、商業振興だというふうに思っておりますので、そういったことを勘案して新年度予算立てていただきたいなというふうに思っているのです。そこでなのですが、畠山市長、協力隊の制度の活用については答弁では今研究もしていくと担当課のほうおっしゃったわけですが、基本これ所管が企画課ということなので、そういう答弁になるのかと思うのです。ただ、企画課は、9月に協力隊の活用は早急に取り組むべき課題であると、今後はフリーミッション型の導入も含め検討していくと答弁をされております。検討していくということは、やはり畠山市長もこの協力隊の制度を取り入れて商業振興であるとか、こういった後継者問題、空き店舗の承継、新規起業、こういったことにつなげることについて前向きに捉えているのでしょうか、考えをお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

地域おこし協力隊の活用について検討していくという答弁だったということだったと思います。そこで、市長の考えということなのですけれども、これまで過去にもご指摘あったかというふうに思いますけれども、なかなか協力隊の活用ができていなかったという時期もあったというふうに思います。現在は、地域おこし協力隊の皆さん方にも協力していただきながら進めているところなのですけれども、今後に向けても議員ご指摘のとおり積極的に活用を図ってまいりたいというふうに考えております。

質問 5番 木村恵

積極的に活用を図ってまいりたいという言葉をいただきました。予算編成前ですし、これ今初めて言ったことではないので、指摘していることでも提案していることでもないので、来年度新年度予算に協力隊の活用で商業振興につなげていくというものをぜひ盛り込んでいただきたい、このことを要望して次の質問に移ります。要旨の3です。9月議会において事業を続けるにも将来性がなければ続けようがないと、将来性というのは赤平市が希望を持って事業を続けられるまちだと思ってもらえることだと、そしてそれはほかならぬ市長のビジョンではないかということを私指摘しました。畠山市長は、喫緊の課題、相次ぐ企業、商店等の閉店の中、どういったメッセージを発信していけるかということについて積極的に鋭意努力していくと答弁をされました。事業を続けられる、また事業を始められるまちと思ってもらえるよう希望の持てるような将来像を示すことについて積極的に鋭意努力されてどのように考えているのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

事業の継続や開業に希望の持てる将来像についてでございますが、当市は人口減少や高齢化による担い手不足など厳しい現状、現実に直面しているというふうに認識しております。今後も事業を続けられる、そして新たな事業を始められるまちと思ってもらうには、事業者や事業承継を考えている後継者を後押しする支援が必要であるというふうに考えております。これまでも企業振興促進事業や起業支援事業補助金、店舗整備魅力向上事業助成金等で支援をしてまいりました。新年度では、新たに事業承継支援補助金を創設し、後継者問題等を抱える事業者を支援してまいりたいと考えております。

質問 5番 木村恵

これまでの施策、さらに今新しい施策ですか、事業承継支援補助金というものを創設するということが明らかになりました。まず、この補助金、具体的にどういった内容なのか、もしよろしければお伺いしたいと思います。

答弁 商工労政観光課長 三浦友嗣

事業承継支援補助金の内容についてでございますが、事業承継には親族内承継、従業員、役員承継や第三者への譲渡などといった承継方法がありますが、事業者の現状を把握する必要があります。円滑な事業承継を支援するため、課題分析、企業価値の算出、事業承継計画の作成や仲介手数料などといった経費の一部を補助するものであります。対象は中小企業者、補助金の額は対象経費の3分の2以内で限度額50万円と考えております。

質問 5番 木村恵

先ほどの時間がかかる部分というか、大変な部分のことなのかなというふうには理解できるのですが、新しく事業承継に関してこういったものを取り組まれるということは評価したいと思います。これも取り組むだけでは足りなくて、利用されて事業承継につながって初めての成果と呼べるものだと私思いますので、その辺も含めて今後しっかり見ていきたいと思います。新年度予算ということになるでしょうから、しっかり見ていきたいと思うのです。そこで、市長にお伺いしたいのですが、9月に市長のビジョンが大切で、事業を続けることとか、新たに事業を始めたいと思ってもらうために市長はどのようなメッセージを発信していけるかということに積極的に努力していくというふうにおっしゃったのです。新しい事業は、評価したいなと思いますけれども、そういうふうに9月に答弁してもらってからこの間なのですが、市内の個人商店というのがまた1つ残念ながら閉店をされてしまったということもあるのです。私、決して直接原因があるというふうに言っているわけでありませんし、当然全ての責任があるということを言っているわけでありません。経営者側の都合も当然あると、事業承継望まない方だったのだろうということあるのですけれども、現実としてはやっぱりまた1つ市民の買物場がなくなったということなのです。市長、ちなみに市内に今個人商店何軒あるかご存じでしょうか。

答弁 市長 畠山渉

今のところ私正確な数字は存じ上げておりません。

質問 5番 木村恵

毎日買物行ったり、近くになければ分からないのも仕方ないと思うのですけれども、現状市内に個人商店と呼べる事業者2軒しかなくなってしまったのです。今年の3月末に、市長もお住まいですけれども、文京町で1軒閉店されました。そして、つい最近、11月末に美園町で1軒が閉店されたということです。私は、仕事柄そういったものはすぐ情報として入ってきますので、知っています。市長が知らなかったことを非難するつもりはありませんが、やっぱり今こういうことに取り組んでいるわけですから、そういったところにも目を配っていただければ真剣に取り組まれているのだなというふうに見えるかとも思うので、今後はそういったところもしっかり見ていっていただきたいと思うわけですが、いずれにしても地域住民は買物にさらに困る状況になるということなのです。行政機関も地元で様々な物品調達をされていると思うのですけれども、その調達先も市内で賄うことが現状もう難しくなってきているというふうに思うのです。何とかやっぱり後継者を見つけて、私はそういった商店も続けていただきたかったなというふうに思うわけですが、いち早く事業が継続していけると希望が持てるビジョンやっぱり示す必要あるのではないかと思うのです。新しい補助金に取り組む以外に市長は何かお考えはないのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

これのほかに新しい事業を考えているのかどうかということでしたけれども、具体的に今ここで申し上げれるような施策についてはございません。

質問 5番 木村恵

そういうところかなと。積極的に鋭意努力していく、9月におっしゃって3か月、お店が閉店をしていく中で具体的に持っていないと。拙速にそういったビジョンをつくってほしいというふうには私も思いませんけれども、事業者の声を聞いて何とかそういうふうに希望が持てるようなものを考えていきたいとか、そういう考えがあるのかなと思ったのですが、具体的にないので、述べられないという答弁にやはりなってしまうのです。私は、本当に事業者さんたち諦めてしまう前に何とかしていかなければならなくて、当然中には事業者、経営者側の責任だと、経営努力が足りないと、結局そういうところでやめてしまうというふうに言う方もいらっしゃいます。ただ、私困ったところに手を差し伸べる行政がそういったことは当然言えないのではないかというふうに思うのです。我々もやれることを何とかして支援をしていきたい、そういうメッセージだけでもまず発信をしていくとか、そういう姿勢が利用されていたけれども、利用できなくなって困ったという方にも、当然これから事業をどうしようかと考えている方にも伝わるのではないかというふうに思うのです。感情論といえば感情論なので、こればかりは気持ちがなければ言えないのだろうと思いますし、仕方ないところですけれども、私はぜひ畠山市長にはそういう姿勢で発言もしていただきたいし、メッセージも伝えていただきたいし、ビジョンも示していただきたいなというふうに思っておりますので、今後そういったことにも気を配っていただければなというふうに思います。次の質問に移ります。項目の2です。駅前再開発について、要旨の1です。商工会議所から緊急要望書が出されたのが7月、9月議会で複数議員からこの件に関して質問がありました。行政内部で検討を7月中に2回行い、駅前の空き店舗を取得した企業と打合せを8月に行ったということが明らかになりました。その後も商工会議所や商店街振興対策協議会などと持続可能な地域の取組を進めていくということだったと思うのです。私は、商工会議所も行政も目指すところは同じで、赤平の将来のために事業者や市民が諦めてしまわないようによい関係で取り組んでいただきたいということを要望しました。さきの議会報告会と意見交換会でもこの話題は複数名の市民の方々から意見、要望があったところですが、中には協議体をつくると言っていたのだが、なかなか進んでいないのではないかといった声もありました。市民の方から見ても取組が遅いと思われているということになるのではないかと思います。まちの将来を見据えて持続可能な地域経済の再生に向けて関係団体との協議、検討が今まさに進められていると思いますので、進捗状況お伺いします。

答弁 企画課長 成田博之

9月の第3回定例会においてご説明申し上げました駅前再開発に関する取組についてでございますが、まず9月30日には市の関係課長による会議が開催されまして今後の方向性について検討を行いました。さらに、10月2日には市の関係課長と商工会議所との間で駅前対策打合せ会議が開催され、短期的な視点として元銀行やパチンコ店などの空き店舗対策、長期的な視点として駅前再開発の方向性について協議がなされました。この協議の中では、駅前が本市における最も立地条件のよい商業拠点であることから、商業店舗の誘致が望ましいとの意見が出されております。また、行政や商工会議所のみならず、商業者や関係団体を含めた協議体を構築するとのご意見もいただいております。今後も地域の皆様と連携を図りながら、持続可能な駅前商業エリアの対策に取り組んでまいりたいと考えております。

質問 5番 木村恵

全く進んではいないということが今の答弁で分かりました。幅広い構成での協議体、意見として出ていたということですので、つくるって決定事項ではなかったのだなというのは今はっきりとしたのかなと思います。そこで、私はこの課題喫緊の課題だというふうに考えておりまして、意見交換会でもそういう話をさせてもらったのですが、この1年である程度形にしていく必要があると思っているのです。理由としては、この状況続けば続くほどやはり赤平市のイメージというのも悪くなり、どんどん活力が失われていくと。持続可能な商業エリアと言われておりますけれども、時間がたてばたつほど持続不可能になってしまうのではないかということなのです。それくらい急がなければいけない問題だと思っております。地域の皆様と連携を図りながらということをおっしゃられているのですが、この際会議所、行政、商店街、今利用されている市民の方々、場合によっては市議会も含めてですが、ワーキンググループ等をつくり、まずはこういったことが実現可能か不可能かという、ハードルを一旦なくしてそういったところから議論を始めてみてはと思うのです。来年度当初からこういったことをすぐ取りかかれるように今から検討してみてはどうかと思いますが、考えをお伺いします。

答弁 企画課長 成田博之

早期に議論を開始し、来年度から取りかかれるよう検討することについてでございますが、地域の皆様と連携しながらこの課題に取り組むことの重要性につきましては私どもも強く認識しております。特に赤平市の商業エリアの持続の可能性については、喫緊の課題であるとのご指摘、まさにそのとおりだと受け止めております。議員のご提案には、ワーキンググループ設置というお話がありましたが、名称は別として、まずは協議体の構成を商業者の意向も踏まえまして商工会議所と検討を進め、来年度の早い段階から具体的な取組に着手できるよう準備してまいりたいと考えております。

質問 5番 木村恵

商業者の意向も大変大事なところもしっかり言っていただいたと思うので、すごく前向きな印象を受けたので、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。そこで、最も立地条件のよい商業拠点だから、商業店舗の誘致が望ましいという意見も先ほど出たということを言われていたのですけれども、こういったものを誘致すると考えた場合、物件や土地を準備した上での誘致となるのかなというふうに私は思うのです。例えば駅前の今回の空き店舗等がそういったところの対象になるだろうというふうに考えられるわけです。誘致はするけれども、土地、建物についてはそれぞれの所有者と交渉してくださいとは当然ならないと私思うわけです。そこで、市長の考えをお伺いしたいのですが、こういったことについて先日新聞報道で美唄市の市長が現在休業中のホテルを取得する考えを明らかにしたという報道がありました。無償譲渡に向けた協議と必要な手続の確認を進めているという報道内容だったのです。ふだんから当然首長同士ですので、顔を合わせる機会も多く、新聞報道等見なくても既にご存じだったかもしれませんけれども、この点について市長は、この報道でも話でもいいのですが、この件を知って市長はどのように感じられたのかお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

今ご質問にあったのは、新聞報道によります美唄市でのたしかホテルスエヒロの件でないのかなというふうに思っておりますけれども、市のほうでの取得というような中身だったというふうに思います。報道の中身以上については、なかなか掌握するということは難しい部分もありますし、またお話の中で聞き及んでいるところも、いろいろなお話いたしますので、あれですけれども、この場でその中身については報道以上のことは差し控えさせていただきたいというふうに思いますけれども、この件についてどういうふうに思うのかというのは美唄市の取得についてどう思うのかと、取得を行ったという報道を見てどう思ったのかという意味だったというふうに思います。それぞれのまちで取得に至った経緯というものは、いろいろなものがあるかというふうに思います。取得をして、その後どういう活用をして、そこにどういう誘致を行うのかと。商業施設であったりとか、また違う宿泊施設の場合もあろうかというふうに思いますけれども、赤平市としてどうかというのは今ここで具体的に申し上げれることはございませんけれども、様々な角度から考えてまいりたいというふうに思っております。

質問 5番 木村恵

美唄市でどうだったかということは、当然私も聞いていないです、美唄市のことなので。ただ、美唄市でこういうことがあって、赤平市でも同じような今ケースになっていて、赤平市としてどうすべきかなということをどう感じたかというところだったのですけれども、今の答弁だと具体的な考えも今はないということなのですが、ほかの自治体はほかの自治体で当然条件も違ったり、大きな財源かかってくることなので、これまででいえば慎重に進める必要があるというようなことを市長は考えていらっしゃるのかなというふうに思うのですけれども、ほかの自治体はほかの自治体だと、こういったことで我が事と捉えないでいて果たして本当に市民に住んでいてよかったと、赤平にって思ってもらえるのかなというふうに思うのです。私、市民があの新聞報道見れば、美唄では駅前が今度こういうふうに開発されていくのだなということを思うわけです。そして、赤平は同じような今ケースがあるけれども、何かこういう動きが見えないなというふうに感じるのではないかと思うのです、普通市民がこういうのを見たら。なので、赤平も早くこういうことあったらいいな、明るい話題があったらいいなって思うのではないかと思うのです。ただ、市長は、市民がどういうふうに思うだろうかって、この報道見てということを恐らく考えられていなかったのだろうと思うのです、今答えられないというのは。私は、その感じた思いをというふうに言ったのですけれども、その辺は仕方ないと思うのです。私だとしたら、例えば赤平も急いで調査しなければならぬと、必要な手続とかあるかもしれないと、お金のかからない部分でまずはちょっと調べてみようかとか、所有者の意向を確認して、市の状況も大変なのだということも説明して、無償譲渡してもらえないかなどと、そういうことをまずは考えないのかなと思ったのです。ただ、今具体的には何もないということなのです。住民懇談会、行政が行ったものありますけれども、商業振興であるとか駅前再開発について将来的に不安だからやらないでほしいという声がたくさん出たりしたのかと、一つもなかったのではないかと私思うのですけれども、我々市議会側でこれについて将来が不安だから反対だという声が一人でも出たのでしょうかと。私これほぼ全ての市民の方々ができれば何とかしてほしいというふうに考えている事案ではないかと思うのです。なので、ここで市長が積極的な姿勢見せなくて一体いつ見せるのかというふうに私は思うのです。将来的な財政不安、確かにあると思いますが、それを解消するためにやらなければならないことというのがあります。例えば国や道に掛け合い、有利な財源持ってくるとか、そういったことも必要でしょう。さっき言ったように、何とかお願いして無償でもらえないかとか、安く貸してもらえないかとか、そういう交渉も必要でしょう。そういったことを積極的にやらなければいけないのではないかなと私思うのですが、市長、この点についてどのようなお考えお持ちですか。

答弁 市長 畠山渉

美唄のように積極的な取得に向けた報道だったというふうに思いますけれども、市民の皆様方があれを見ていろいろな感情、考えを持たれたのかなというふうには考えております。まさに赤平の状況といいますか、事例といいますか、似ているような事案だったのかなというふうには思っております。そこで、積極的に国への有利な財源掛け合うとか、安く貸してもらえるとかというような積極的なことは考えていないのかというご質問だったと思うのですけれども、市民の中には、確かに住民懇談会の中では具体的なものというのは、やめたほうがいいとか、積極的にもっと活用に向けて動いたほうがいいとかという明確なものというのはなかなか言いづらい部分もあるのかなというふうには思っております。中には、これまた住民懇談会ではないところですけれども、積極的ではない方もいらっしゃいますし、積極的な方もいらっしゃったと。何人かからお話は伺ったところであります。そこで、市長としてどうかというふうになりますと、例えば市のほうで取得に向けてというふうになりますと、また公共施設が増えていくということにもつながってまいります。当然公共施設として無償譲渡になるのか、幾らかの取得の費用がかかるのかということもございますけれども、取得をするということはその後当然責任を持って管理しなければいけないということもあります。取得をするということは、目的を持っていますので、管理もそうですけれども、活用もしていかなければならない、そういうときにはまた新たな費用負担の予算もつけなければいけなくなる、この今の赤平市の公共施設、また遊休公共施設もたくさん抱えている中で、積極的なというのは確かに聞こえ方としては、駅前のあの立地条件のいい場所でもございますから、そこは十分承知しているところなのですけれども、果たしてそこで市が取得をして積極的な活用というふうになるのかどうなのかというのは慎重に考えていかなければならないものというふうに思っております。

質問 5番 木村恵

果たしてどうなのかという後の部分が恐らく市長の一番言いたいところだろうなというふうに私いつも思っているのです。慎重にやっていく必要があるという考えなのだと思います。似たような事例であってもそういうことだと。住民懇談会ではなかったけれども、例えば一部の方からそういうふうに言われているのだという内容だったと思うのですが、一部の否定的な声、公の場ではないところでの声を気にしてこれは積極的には進められないと、財源的な問題があるからこれは積極的には進められないとできない理由をまず述べられるわけですが、これではやっぱりちょっと希望が持てないなということにつながってくるのではないかと私思うのです。先ほどこれから幅広い構成でみんなで考えていきましょうって言っていたのです。それがスタート地点で市長がこういう姿勢であれば、私はいい意見出したくても出せないと。例えばいい意見というか、こんなことやったらどうだという意見が出てこないのではないかと思うのです。なので、私はかっちりと具体的にこうということを言っていただかなくてもいいけれども、何とかいろんな意見をいただいてみんなで知恵を出し合っていい駅前にしていきましょうということをまず発信すべきだと思うのです。全てが否定から始まる、やれない理由から始まるのでは、今後協議体つくっても、果たしてそれがいい方向にいくのかどうかと私は疑問があります。市長のお考えですので、慎重に進めるとおっしゃるので、そういう方向で協議体でも話をされていくのだろうなということは思いますが、ぜひ皆さんの意見を、いろんな意見が出ないような方向ではなくて、いろんな意見が出てみんなでつくり上げるというような協議をしていっていただきたいということだけは要望したいというふうに思います。

出典:赤平市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる