みんなの議会

赤平市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日

市政執行方針について

2025年3月10日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、木村恵議員が「市政執行方針について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 木村恵

議席番号1番、無所属クラブの木村恵です。件名の1、市政執行方針について、項目の1、健やかな暮らしをともに支え合うまちについて、要旨の1です。地域医療の充実について伺います。令和6年度から令和7年度にかけて医師不足はより深刻さを増してきていると思われます。市政執行方針では、慢性的に不足している医師の招聘については医育大学との関係を大切にしながら、看護師やその他の医療従事者も含め人材紹介サービス等を活用し、人的体制の充実を図ると述べております。昨年の執行方針とほぼ変わらない内容となっておりますが、医師確保について具体的にどのような努力を行ってきて現在の状態となったのか、また新年度はどういった取組で医師確保をする考えか伺います。

答弁 市長 畠山渉

医師の招聘についてでございますが、当院においては昨年12月に診療部長が突然退職し、また研修目的で昨年4月からご勤務いただいている医師と同じく研修目的で昨年10月からご勤務いただいている医師が3月をもって研修を終え、退職されます。このことにより、令和7年度からはこれまで以上に医師不足、特に内科医の不足が深刻となっております。当院では、一年を通して医師の招聘を行っており、数社の民間医師紹介会社の求職情報を基に月に2名から5名の医師へのオファーを行うほか、全国自治体病院協議会自治体病院・診療所医師求人求職支援センターや北海道地域医療振興財団による医師紹介事業等も活用し、常勤内科医の招聘に取り組んでまいりました。また、医育大学については、札幌医科大学の講座への訪問、教授を当院の視察に招くなどし、ご支援をお願いしてきたところであります。しかしながら、内科常勤医の招聘には至らず、現在常勤でご勤務いただいている医師に大きな負担となるばかりか、市民への医療サービスの低下も懸念されるところであります。4月からは、できる限り医師の負担を軽減し、医療サービス低下を防ぐため札幌医科大学から内科外来診療応援の増員、内視鏡検査の応援をいただくことといたしました。今後におきましても求職をしている医師へのオファー、そのほかの医師紹介事業、そして医育大学との関係を大切にし、内科常勤医の招聘に向け取り組んでまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

現状は、先ほども聞いたとおりだったと思うのです。様々な医師確保に今取り組んだこと述べられたのですが、結果としては危機的な状況を回避できそうなところということだと思うのです。畠山市長、今述べられた取組の中に出てきました例えば紹介会社であるとか、各種団体、機関、あるいは医育大学等なのですが、そういったところに自ら赴き、窮状を訴え、医師派遣のお願いなどをされてきたのか、病院の管理者として市民への医療サービスの低下を防ぐためにそういった取組を自らされてきたのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

医育大学、また関連する医師の紹介事業等への直接の訪問については、私は直接はお伺いしたことはこれまでございませんでした。今後についてもし必要なところがございましたら、また今後とも検討してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

今までは伺ってはいないと、必要なところがあればやっていきたいという内容だったと思うのですが、必要あると思うのです。やはり首長さんがそういうところ赴いて訴えることというのは、相手方にもすごく伝わるのではないかというふうに私思いますので、ぜひそういったところは自ら足を運んでいただきたいなというふうに思います。一般社団法人中空知東部メディカルケアネットワークの設立、これが広報にも今載っております。委員会にも2月でしたか、報告がありました。これも医師確保の取組については新しい取組の一つだと私は思っておりますが、せっかくこういうの広報とかにも載せるのであれば、なぜ執行方針で述べられないのかということがちょっと疑問になりましたので、この一般社団法人についてどのように取り組んでいくのか、また執行方針で述べられない何か理由があったのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

今ご質問にありました一般社団法人の関係でございますけれども、これまで隣町の芦別市との協議を進めてきたところでございます。その中では、人材の交流ですとか、経費の削減について取り組んでいくといったこともございまして、大学の方針としては地域に派遣したいということもございますし、そして単独のあかびら市立病院だけというよりかは、芦別市との連携ということもあれば地域全体の医療を守っていくということにもつながるものというふうに考えております。先ほどありました市政執行方針に本来であれば載せて皆様方にお示ししたほうがよかったかというふうには今思いますけれども、具体的な事業について定まっていなかったということもございまして今回載せることはいたしませんでしたけれども、現実には一般社団法人、芦別市との地域医療の連携についてこれからも取り組んでいきたいというふうに思っておりますし、これが地域医療を守ることにも当然つながっていくというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 木村恵

具体的に定まっていなかったから、載せていなかったということなのですが、具体的に定まっていなくても広報にも載せてあって新年度で進めようとしている事業なのです。これについては、具体的細かいことは決まっていなくともやはり示していく必要が私はあるのではないかと思います。医師確保についても今も少し述べられたと思いますが、医局が自治体へ派遣するということよりも地域のほうであればというような考えになってきているから、こういったことを行っていくのだということが委員会でも報告ありました。委員会報告があったということは、市長もそのことは当然知っていると思って質問をしたわけですが、質問されたら困るといったものを具体的に決まっていないから執行方針に載せないと、ただ新年度やるということであれば、我々何も聞けなくなってしまいますので、医師確保について十分これ資する内容の取組に入ると思いますので、私は伺ってきました。ただ、今の内容で具体的なものはこれからということが分かりましたので、しっかり取り組んでいっていただきたいのですが、いずれにしても市立病院についてなのですが、管理者としてもっと積極的に現状を把握したり、情報を収集したり、課題を見つけ、解決に向けて自ら取り組んでいただきたい、先ほど言ったこともそうですが、と思うのです。執行方針の冒頭でもご自身で述べられているように、医師不足という問題、既にもう起こっている、存在していることですので、問題解決の手段、方法ということですから、政策判断というのはほかでもない市長が行うことなので、しっかりと政策、医師確保ということについても判断して取り組んでいっていただきたいと思います。在宅医療の充実、執行方針で述べられていますが、先ほど議論聞いていましても非常に難しいのではないかというふうに私思っております。特に訪問診療に関しては、現状医師がいないと、医育大学からの派遣はあるということでしたけれども、現状維持もやっとではないかというふうに私想像していましたが、先ほどの議論でいうと、外来患者の減に伴い利用者も減の見通しだということ述べられていたのではないかと思います。医療圏での紹介などもあり、訪問診療の需要というのはずっと減かというと、そうでもないと私思っておりますが、実際は医師不足で受けられないということになりつつあるのではないかというふうに考えております。市立病院の職員、市立病院の問題だけではなくて、これ行政の協力が必要だというふうに考えていると私は思うので、現場の職員の忖度のない声です。言いづらい声、そういったものをしっかり聞いて医師確保に全力で取り組んでいっていただきたいと、このことは強く要望したいと思います。次の質問に移ります。要旨の2です。地域福祉の充実について。地域福祉計画を策定していくことが述べられました。令和6年度に包括的な支援体制の整備などの計画的な実施や展開を図る観点から策定すると言われていたものです。なぜ新年度になってアンケート調査や住民ワークショップの開催となるのか、これらは計画策定の土台、いわゆる根拠となるべきものであり、私は令和6年度に行えなかったのか疑問です。現在福祉を取り巻く課題は、複雑、多様化していることから、福祉の領域を超えた地域全体が直面する大きな課題として捉え、持続可能な地域づくりを進めることが重要と考えている、こう述べられておりました。令和6年度に基礎調査もせず、策定にまだ至っていないという、どういうことかということなのです。また、昨年3月の時点で私は、この計画策定について庁内連携、行政組織の今後の在り方なども含め、しっかり取り組んでほしいと要望しましたが、この点についての進捗はどうなっているのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

地域福祉計画に係るアンケート調査を令和6年度でなぜ行わなかったのかと、理由についてでございますが、まず地域福祉計画の策定期間については令和6年度当初予算案の中で令和8年度の完成を予定している旨説明させていただいております。しかし、明確に令和6年度から令和8年度までの3か年を策定期間としているとは説明しておりませんでしたので、誤解を与えてしまったことに対しましては率直におわび申し上げたいと思います。以上のような状況でございますが、改めてスケジュールを申し上げますと、令和7年度にはアンケート調査を実施するほか、福祉団体や有識者等による策定委員会を設置し、令和7年度と8年度の2か年にわたり様々なご意見を伺うこととしたところでございます。また、庁内連携、行政組織の今後の在り方についてご要望いただいておりましたが、昨年令和6年11月29日に「福祉学習会」と題して職員ワークショップを開催したところであります。このほか、庁内連携や包括的な支援体制の在り方について社会福祉課と介護健康推進課が中心となり、令和7年度から検討してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

令和6年度にやらなかったのは、3年計画だからと、2年目にアンケートやっても3年目に策定できるという考えだと思うのです。私も予算委員会の説明は失念しておりましたけれども、それでも令和7年度、8年度にそうやって様々な意見を聞いていくということであれば、なおのこと令和6年度に議論の土台となるアンケート調査というのは必要だったのではないかと私は思います。そして、庁内連携のほうですけれども、行政組織の在り方について職員ワークショップを行ったと、11月ということでしたが、令和7年度から検討していくということなのです。このスケジュールで果たしてこの計画に福祉行政一元化されたような状態、あるいはもう少し連携、行政組織が変わった状態で策定されるのか疑問なのです。3月4日から24日まで第3期の子ども・子育て支援計画のパブリックコメント行われておりますが、先日これ委員会にも報告あったのですけれども、こども家庭センターの設置に向けて検討していくというのあるのですが、実施主体となる担当課は社会福祉課と介護健康推進課、教育、保育サービスの充実では学校教育課と社会福祉課が併記されていると。こども家庭庁が発足しておよそ2年が経過をしており、福祉の行政の一元化、こういうのは急がなければならないという状況で、この地域福祉計画も様々な施策の実施主体、そういったものが複数の課にまたがっていると、そういった状態でこのまんまいけば策定されてしまうのではないかというふうに私思うのです。そういった組織の在り方、根拠となる調査、こういったことに関して取組が遅いのではないかと言わざるを得ません。行政需要の多様化、複雑化に対応するため市役所の機構を見直します。これは、畠山市長の2期目の公約です。市民の代表たる市議会で何度も指摘されるのではなく、自ら率先して市民との約束を果たしていただきたい、このように思います。次の質問に移ります。要旨の3です。高齢者福祉支援の充実について。令和6年度は、緊急通報システム、認知症対策チームオレンジ、補聴器購入費用の助成、こういった3点が述べられ、令和7年度の執行方針では同じように3つの具体策が述べられましたが、内容は補聴器がなくなって赤平版エンディングノートの運用ということがありました。新しく取り組むことはよいことですし、補聴器助成についても継続されるようですので、あえて述べる必要ないのかなと私も思いますが、しかし高齢化が進む赤平市において執行方針でこの内容というのはいささかどうしたものかと感じられます。高齢者福祉において現状の課題をどう考えてどういったことに力を注いでいくのか、考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

高齢者福祉支援についてでございますが、本市における現状の課題として独居の高齢者世帯が多いことと認識しております。独居の高齢者世帯が増加することにより、社会的孤立や孤独死も増えていくものと考えておりますとともに、独居の高齢者世帯の特徴として特にひきこもり状態ということも懸念しているところでございます。このような中、令和4年10月から実施いたしました補聴器購入費助成事業については、制度創設以降現在までの約2年半で75名の申請があり、このうち課税世帯等により非該当になった方を除き、41名の皆様に支給したところであります。この助成事業により、コミュニケーションの確保とひきこもり防止を図りながら積極的な社会参加の促進に努めてまいりたいと考えているところであります。また、現在本市では3つの見守り事業を実施しており、1つ目は電話サービス事業として電話による定期的な安否確認、相談サービスを実施しながら日常の不安などの解消に努めてまいります。2つ目は、食の自立支援事業として配食サービスを行っておりますが、食生活の改善と健康増進を図りながら安否確認に努めているところであります。3つ目は、モバイル型緊急通報システム事業により高齢者や身体障がい者等に対し、急病や災害などの緊急事態に迅速かつ適切に対処しております。このようなことからも独居の高齢者世帯へはより多くの目で見守ることが必要であり、エリアサポーターや各町内会、民生委員、児童委員のほか、社会福祉協議会等関係機関と連携を図りながら高齢者の見守り活動の充実に力を注いでまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

私も大きな課題はやはり高齢者の独り暮らし、高齢者だけの世帯などの生活の見守り、利便性の向上だと思います。緊急通報やエンディングノートを駄目だと言っているわけでありませんが、あくまで何かあったときの備えといったものであり、買物であったり、食事であったり、銀行や市役所などへの手続、そういったものへのアクセス、除排雪やごみ出し、介護や見守り、こういったところですが、高齢になってきたがゆえ生活が不便になってきているところ、そういうところにもっと力を入れていく姿勢が見られてもいいのではないかと思っておりました。補聴器、食の自立支援、電話サービス、3つ具体的な事業今述べられましたが、令和7年度は高齢者の見守り活動に力を注いでいくということが確認できたと思います。こういったことを執行方針で述べていただきたいと、そうしてこそ市民の期待に応えられるのではないかと、市民の生活の安心につながるのではないかと思うのです。食の自立支援について言及ありましたが、この事業については昨年末頃から今に至るまで存続が危ぶまれる危機的な状況になっていたと思います。社会福祉課の方々や社会福祉協議会の方々で協力をして何とか今継続が図れる見込みのところまで来ているのではないかと思いますので、こういったところもしっかりとケアしながら高齢者福祉支援、力を入れて取り組んでいただきたい、このように思います。要旨の4です。障がい者支援の充実について。具体的な施策が述べられていない、これ同じようなことなのですが、様々な取組を進めるという言葉で締めくくられました。積極的に支援の充実を図ろうという考えはあるのかというふうに感じたので、様々とはどういったことか、具体的に伺いたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

障がい者支援の充実における具体的な取組についてでございますが、その主な施策といたしましては、初めに手話通訳の普及についてですが、手話奉仕員の研修会や奉仕員の派遣事業等により手話を必要とする市民が安心して生活できるよう努めているところであります。また、専用タブレットの持ち運びにより、市役所の各窓口において相談や手続等を行える遠隔手話サービスによる意思疎通支援を引き続き実施してまいります。次に、重度障がい者福祉タクシー料金助成につきましては、在宅で生活する重度の身体障がい者に対し月2枚タクシー券を引き続き交付してまいります。また、障がい者、障がい児の福祉施策につきましては、障がい者には就労継続支援等の日中活動系サービスや共同生活援助等の居住系サービスなど、また障がい児には放課後等デイサービスや障がい児相談支援、児童発達支援等に関する支援を引き続き実施してまいります。また、広域での施策といたしましては、障がい者等の重度化、高齢化や親亡き後の地域生活に備えるとともに、障がい者やその家族の緊急事態などに対応するため地域生活支援拠点事業を中空知において広域で実施し、緊急時の迅速、確実な支援に努めてまいります。そのほか、障がいを持つ方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、心身の状況、その置かれている環境等を正確に把握して計画的な相談支援を行ってまいります。いずれにいたしましても、第4次赤平市障がい者基本計画の基本理念であります障がいのある人もない人も互いに人格と個性を尊重し合い、支え合う共生社会の実現に向け、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

執行方針というのは、総合計画や総合戦略、個別計画等に沿って新年度に行う施策を述べられるものだと思っております。立てつけとして、総合計画の基本目標に沿った形でつくられているのだと思うのです。第6次総合計画の後期実施計画では、主な事業としては聴覚障がい者の意思疎通支援事業が掲載されておりますが、遠隔手話サービスのことだけだったのです。しかし、そういったことも今回執行方針で述べられていないというのはいかがなものかと、そう思い、質問しました。今の質問でも手話であるとか、福祉タクシー、各サービス、相談支援等様々なことをしっかりと取り組まれていくということが確認できたと思います。継続事業でもしっかり取り組んでいき、たとえ予算面や支援内容大きく拡充されていなくても様々な取組という言葉で一くくりにすべきではなく、しっかりと説明、示していっていただきたいと思うのですが、どの施策においても市民の中に必ず対象者の方というのはいるのです。計画期間が終わったから、機械的に策定しているわけではないと思うのです、こういった計画。全ての施策を具体的に示してほしいとまで言っておりませんが、文字数制限も時間制限もない執行方針で基本計画ごとに力を入れていくこと、あるいは新しい計画に基づいて進めていくところについては具体的に述べていただきたいというふうに思います。そこで、今手話通訳の普及について言及がありました。奉仕員の研修会、派遣事業ですけれども、手話を必要としている市民が安心して生活できるよう努めていくようなことだったと思うのですが、これからもこの事業を継続するために必要なことはどういったことと考えているかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

手話通訳派遣事業の継続に必要なことといたしましては、現在実施しております手話講座により手話に対する裾野を広げていくことが必要であると考えております。このような積み重ねが手話奉仕員の養成につながるものと考えているところでありますし、また広報あかびらの手話コーナーや出前講座などの取組により広く市民へ手話に対する理解を深めていくことも必要であると思っているところでございます。今後におきましても赤平手話の会の皆様のご協力をいただきながら、手話を必要としている市民の皆様が安心して生活できるよう事業の継続に努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

私は、人材確保だと思っているのです。今いろいろおっしゃられたのですけれども、市民に手話の理解を広げ、手話を必要とする市民が安心して生活できる環境を整えること、これが手話条例の目的となっております。人が確保できなくて続けられないといったことにならないよう努めなくてはいけないと私は考えます。昨年手話の会の50周年記念事業で映画の上映がありました。その後11月に交流会があり、畠山市長も参加されたと思いますが、北海道ろうあ連盟の役員をされている金原氏参加されておりまして、市長の挨拶を聞いて市長さんはすごく手話を愛してくれていると、これからすごく楽しみですという感想を寄せていただきました。ご存じかどうか分かりませんが、昨年12月に行われた手話通訳者統一試験において赤平市からまた1人合格者が誕生しております。手話通訳の養成も着実に進んでいるのです。遠隔手話サービスがあるとはいえ、やはりそこには人と人との信頼がないと手話を必要とする市民の方の安心にはつながらないというふうに私考えますので、人材の確保、この点についてはしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。次の質問に移ります。項目の2です。安全・安心で快適に暮らせるまちについて、要旨の1です。移住、定住の促進について伺います。公的住宅の移転集約や改善、修繕等を計画的に進められていくことが執行方針で述べられております。民間住宅、空き家バンク等も同様に引き続き取り組まれる、そういった内容でしたので、これはしっかり取り組んでいただきたい。おためし暮らしを再開して移住、定住を図るということが述べられました。これまでの実績と再開に当たって効果を上げる工夫などを考えているのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

おためし暮らしの実績についてでございますが、平成22年度から開始しており、令和2年度の新型コロナウイルス感染の拡大により事業を停止するまで63件、年平均約6件のご利用がありました。そのうち利用者による赤平市への移住状況につきましては、平成25年度から29年度までの間に3世帯8名が移住されております。これまで医師住宅の空いているところを活用させていただいておりましたが、医師の短期間研修などの宿泊場所として確保しなければならず、令和7年度からは大町の住宅を新たなおためし暮らしの拠点として活用する予定であります。再開に当たって効果を引き上げる工夫についてでございますが、受付時に地域おこし協力隊によるまちの魅力をPRする機会をつくってまいります。また、移住者の視点を生かしながら利用者との関わりを大切にし、体験後も公式SNSに登録していただくなど、その後も赤平市の情報に興味を持ち続け、移住につなげていけるよう努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

活用する住宅の変更と地域おこし協力隊との連携ということだったのです。まちづくり市民会議で総合戦略において継続となったから、再開するということになるのだと思うのですが、現実的なこういった情報を提示して会議に諮ったのかというところがちょっと気になるのです。総合戦略について行政常任委員会でも報告受けておりますが、正直な感想というのは新しいものは既に取り組んでいるもので、継続するものは第2期からほとんど継続、人口減少対策としての効果を重視して事業選択されたのかどうかちょっと疑問が残っております。このおためし暮らし事業、これについても第2期の事業検証では移住、定住のための利用と思われない事例が多く見受けられたと、再開には慎重な判断が必要だということがありました。活用住宅の変更に伴い、実施要綱も改定されると思いますが、移住検討のための利用と思われない事例などに関して要綱の改定において何らかの対処を考えているのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

おためし暮らしに関しましては、再開を望む声が数件寄せられております。3件8名のこれまでの移住実績も踏まえ、慎重に検討を重ねながら再開に向けた準備を進めているところでございます。また、移住検討のための利用と思われない事例への対応につきましては、要綱の改正を行い、利用目的の徹底に関する事項を追加する予定であります。さらに、電話での利用予約時には移住目的の確認を徹底するとともに、使用のご案内及び申込書に注意事項を追記し、適切に対応してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

要綱の改正を行って対応も強化されるということは、今確認できたと思います。事業評価を受けるべき対応だと思います。ただ、再開を望む声が数件あったと、あとは先ほど言っていた実績が再開の決め手になるほど大きな要因かといえば、私はそれほど強い根拠になるとは思わないのです。この事業、予算的に大きくありません。そして、今ありましたけれども、要綱の改正で事業評価に対しても継続可能と言える対応ができるというところです。別に新たな事業を立ち上げるよりは、容易ではないかというふうに私は感じてしまうのです。その場の空気で再開を決めたのではないかと疑われないように、効果を上げる工夫というのはもっともっと必要なのではないかというふうに私思いますので、再開後にも工夫はできますので、しっかりと取り組んでいただきたいと、このように思います。次の質問に……

質問 1番 木村恵

続けて質問させていただきます。よろしくお願いします。項目の2の要旨2からです。移住、定住の促進について伺います。地域の魅力を発信しなければならないため、地域おこし協力隊の制度を活用し、様々な施策や情報提供に努めると述べられました。これまでにも企画課を中心にSNS等で赤平市の魅力発信取り組んできたと思いますが、協力隊の制度を活用して具体的にどのように取り組むのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

地域おこし協力隊についてでございますが、まちの魅力発信、移住定住促進部門で2名の隊員を募集し、赤平市の魅力を伝える活動を担っていただきたいと考えております。具体的な取組といたしましては、地域イメージの向上としてまちの魅力的なところや何げない赤平での日々の暮らし、今日のお天気など気になる情報を地域おこし協力隊ならではの目線でSNSを中心に発信してまいりたいと思います。また、商店や企業、特産品、イベントなど赤平市が誇る地域ブランド力の向上につながるよう関連コンテンツを制作、PRすることにより関係人口の創出に取り組んでまいります。さらに、自ら移住してきた体験を基におためし暮らし事業の企画立案、運営に取り組み、移住に有効な市の様々な施策や情報を発信し、移住、定住の促進に努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

SNSや地域ブランドの向上といったことは、これまでも協力隊や職員においてやってきたことだと思うのです。これまでの情報発信を委託するような取組だけで終わってしまえば、協力隊の移住、定住にも期待ができるのかどうかというところだと思います。いずれにしても、協力隊の制度の活用については、市民や議会から再三指摘も受けてきました。そういったこともあり、今回の協力隊の募集だったと午前中もありましたが、採用時の意思の疎通、行政と協力隊員の認識の一致、そして任期満了後のビジョン、こういったものが極めて重要な要素になるというふうに思います。これが過去の協力隊活用から学んだ事実だということだと思うのです。市民の方や、ましてや協力隊員の方々から人手不足の解消といった批判がされないようにしっかりとした人間関係構築して地域おこしと定住につなげていただきたいと、このように思います。要旨の3です。環境衛生の充実について伺います。不法投棄への対策として、防犯カメラを設置すると述べられました。市道こもれび通や道道赤平滝川線が挙げられていましたが、午前中もありましたけれども、具体的な設置場所と運用方法、そして期待する効果等についてお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

防犯カメラの設置についてでございますが、設置場所につきましては数年来ごみの不法投棄が後を絶たない道道赤平滝川線の石狩川流域下水道赤平第2中継ポンプ場から住吉墓地の間で見通しの利く場所に設置をする予定であります。あわせまして、監視カメラ作動中の注意喚起を促す看板も設置する予定であります。道道赤平滝川線の管理者は、北海道でありますことから、設置に係る占用許可をいただくことになります。費用につきましては、設置に係る費用及び維持管理、電気料金を含め当市が負担するものとしております。パトロールや通報で不法投棄が確認できましたら、映像確認を行い、不法投棄者への指導、注意を行うことも考えております。場合によっては、警察に通報することもあろうかと思っております。監視カメラの設置による効果につきましては、ごみの不法投棄者の特定ができ、指導、注意が直接行うことができるメリットは大きいと思います。また、不法投棄への抑止効果が得られるものと考えております。

質問 1番 木村恵

場所のほうは分かりました。管理のほう、道道に設置するということで北海道や振興局などとの折衝が大変なのではないかと想像しましたけれども、今占用許可を取るということ、そして費用は赤平市が負担するということが明らかになりました。1つ懸念されるのは、道道に赤平市がカメラを設置したことにより、他の自治体でもこういった同様の事案が起きた場合に北海道が先進事例として赤平市では市費でカメラを設置し、管理していると言えることになると思います。ほかの市町村が北海道にこういった要望を求められなくなるのではないかということなのです。この点についてどのような考えを持って今回判断されたのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

監視カメラを道道に設置することによる他の自治体への影響についてでございますが、今回設置を考えているのは北海道が維持管理しなければならない道道であり、本来であれば北海道が監視カメラを設置すべきであります。しかし、市内の各企業やボランティア団体、近隣住民の皆様が不法投棄根絶と美化目的にごみ拾いを行ってきても悪質なごみの投げ捨てが続いている状況であります。このようなことから、悪質な不法投棄を食い止めるには赤平市が独自であっても設置せざるを得ないものと判断したところであります。

質問 1番 木村恵

本来であれば北海道だけれども、赤平市独自で判断せざるを得なかったということ、これまで道道にカメラを設置することは否定されてきたと思うのです。理由は、先ほど午前中もあったと思うのですが、高額だからなどなどだったと思うのですが、昨年4月頃に市民団体から防犯カメラの設置要望がありました。私は、今言ったほかの自治体への影響なども含めですけれども、6月議会でこのことを取り上げ、一義的には警察再編ということなので、北海道に支援を求めることもできるのではないかということただしたと思います。市長は、北海道への支援要請も含め検討していくという答弁があったと思います。しかし、昨年12月議会で不法投棄の抑止ということでカメラ設置について改めて質問が出た、ここで方針転換がされたのではないかというふうに私は思っております。この間のことを考えれば、やっぱり要望書がきっかけだったのではないかと推測されるのです。その間ごみの不法投棄が続いていたと言いましたけれども、私は要望書は大きな理由の一つではないかと。そうであれば、今回公共施設にもカメラ設置されることとなりますが、要望書を受け取った時点で前向きな対応を取ることがなぜできなかったのかということです。その後市議会に同じ内容の請願書が出されました。請願者の意向を最大限酌み取りたいという思いから取り組みましたが、新年度予算編成が進んでいる時期ということもあり、一部採択という結果になりました。これが1月の臨時会のことです。このことで請願者の方はもしかしたら市議会に対して不信感を持たれたかもしれません。要望書を受け取られた時点での対応が違ったならば、請願書の提出もなかったかもしれないと私は思います。不採択となった部分についてですけれども、カメラ設置費用の補助制度のところです。この点について反対するものではないが、新年度予算に間に合わない時期の採択は適切ではないと、趣旨採択も適切ではないとの理由での不採択でした。改めてですが、ここで道道にカメラを設置するという判断を下されたわけですから、不採択となった部分についても十分検討していただきたいと、このことは要望したいと思うのですが、さて市道ででもあちこちで不法投棄やごみのポイ捨て見られるのです。道道に設置するということですので、苦情が多く寄せられる市道が出てくれば対応しないということには私はならないと思います。午前中市道への設置は難しいという答弁がありましたが、なぜ市道は難しくて道道は設置するのか、その点についてお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

市道の監視カメラの設置についてでございますが、市道には従来同様啓発看板等の設置を考えており、監視カメラの増設については難しいものと考えております。なお、公共施設への設置は、引き続き取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 木村恵

市道に設置するのは難しいと、従来どおりの対応をしていくということなのですけれども、従来どおりの対応などが効果がないから、今回道道にカメラを設置するといって不法投棄の抑止をするということだったと思うのです。カメラを設置するだけでも私は不十分ではないかと思いますが、カメラを設置し、通報等も考えていく、そのような看板出されるのでしょうから、効果は期待できるのかなと思っておりましたが、市道は従来どおりのままでいいということには私はならないと思うのです。それと、公共施設などには今これからも設置をしていくということおっしゃいましたが、要望書は公共施設等への設置となっていたと思うのです。公共施設だけではなく、やはり市道ということも私含まれているのではないかと思うのです。今後、先ほども言いましたけれども、公共施設だけではなくて、危険があるであるとか、すごく市民から要望が多い市道についても前向きにカメラ設置を検討していくべきだと私は思いますし、加えて言えば設置費用の補助制度、先ほどは研究していくという答弁ありましたけれども、同様の請願書がまた提出されないようにこの際しっかりとこういったものには前向きに対応していき、研究されるというのであれば研究の過程報告も含めてしっかりと対応をしていっていただきたいというふうに思います。道道だけではなくて、市民の要望にしっかり応えていっていただきたい、このように思います。次の質問に移ります。要旨の4です。上水道、下水道の保全について伺います。漏水等の解消を図るとともに、管路の耐震化率の向上に努めることが述べられました。1月に起きた下水道の陥没事故は埼玉県、あるいは2月に起きた同じ埼玉県の上水道の破損、そういったものも今頻繁に起きている、赤平市でも昨年2月に漏水事故が起こり、48世帯が断水となりました。新聞報道によると、赤平市の管路の耐震化率は水道で19%、下水道で24%ということでしたが、上水道の耐震化率の目標数値や下水道についての耐震化の考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

新聞報道による管路の耐震化率は、防災拠点となる庁舎や避難所など重要施設に接続する上下水道管の耐震化率でございます。国からは、令和6年9月に上水、下水を一体とした上下水道耐震化計画を早急に策定し、管路の耐震化を進めるよう求められ、本年1月に赤平市上下水道耐震化計画を策定したところであります。上水道の耐震化率の目標数値といたしましては、当然早期に100%を目指さなければなりませんが、限られた予算の中で老朽管や漏水の多い管路の更新を優先しつつ、状況を勘案しながら耐震化率を向上させてまいりたいと考えております。また、下水道においても耐震化を進めていかなければなりませんが、上下水道一体の耐震化計画の中で上水道の耐震化を優先しながら検討してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

上下水道一体の耐震化の計画の下、しっかりと優先順位決めてやっていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の5です。道路、公共交通の整備について伺います。公共交通の確保については、乗合タクシー、中央バス、JR等に言及がありました。令和6年度と同じような内容となっております。乗合タクシーについては、本格運行開始から1年が経過しましたが、改善点などについてどのように考え、これからやっていくのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

乗合タクシーについてでございますが、3年間の実証運行を経まして北海道運輸局の許可をいただき、令和6年4月から本格運行を開始し、約1年を経過したところでございます。本格運行に当たり、市民の皆様方からのご意見も踏まえまして乗降場所の連絡施設にあかびら市立病院を加え、また年齢要件を70歳以上から65歳以上に拡充し、実施いたしました。年度はまだ終わっておりませんが、現時点での登録者につきましては167世帯205名であり、前年比約160%と増加傾向にあります。また、ご利用に当たっての様々なご意見をいただいておりますが、引き続き赤平市地域公共交通活性化協議会の中で検討し、持続可能な運営ができるよう努めてまいりたいと考えております。このほか、公共交通の利用促進策につきまして昨年度から実施しております公共交通に関わる総合時刻表を改定し、継続配布することと運転免許自主返納者へ特典制度として乗合タクシー無料券2,000円分と中央バス回数券2,000円分をセットで付与し、公共交通へのスムーズな利用につなげていけるよう支援を継続してまいります。加えて、子供たちのJR、中央バス体験乗車への運賃助成などにつきましても継続し、公共交通全体への利用を促進させるよう努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

運行に関して令和7年度に向けての改善点というのは、今なかったのだろうと思うのです。様々なご意見いただいているということだったのですが、その意見というのは利便性の向上が主なものだと思います。しかし、戦略の事業検証にもあるのですが、協力いただいている運行業者1社のみであり、その負担も配慮しながら事業内容を検討していかなければならないということ述べられておりましたが、まさにそういうところもあり、なかなかできないのかなというふうに思うのです。第3期の総合戦略では、令和5年度実績で延べ458人が利用されたということで、令和7年度から5年間は4,160人を目標とされております。年間832人です。今登録者数は伸びているというお話ありましたけれども、利用者数も伸びていかなければこの戦略の目標も達成しないのではないかというふうに思うのです。まだちょっと足りないのではないかと思います。もっとそういった意味でいうと、利用促進を考えなければいけないのですが、利便性の向上を行い、市民の不安解消となって利用が増えるのか、あるいはこれ以上の改善はなかなか難しいが、市民の方々に理解を求め、利用を促進するのか、いずれにしてもこの戦略での数値目標というのがしっかり示されているので、それを達成するべく、市民の公共交通しっかり守っていくべく取り組んでいただきたいということを申し上げたいと思います。次の質問に移ります。要旨の6です。防災体制の充実について伺います。備蓄品の確保及び避難経路の見直しなどを進めていくと述べられました。昨年3月第1回定例会において私の指摘に対し、避難所機能を持った施設の建て替えが決まったとしても建設までにはまだ時間を要すこと、大規模災害の場合には新たな集会施設でも収容人数が足りなくなる可能性があることから、避難経路や対象区域の見直し、輸送計画など令和6年度中に結論を出してまいりたいと考えている、こう答弁をされています。令和6年度中に結論を出していくということでしたが、どうなったのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

避難経路や対象区域の見直し、避難所への輸送計画等の結論についてでございますが、豊里地区における災害発生時を想定し、地区内の6地域それぞれに市民の皆様の集合場所を設定するとともに、収容人数が不足する場合に備えた代替避難所を定め、避難経路を見直したところであります。また、輸送計画につきましては、豊橋が通行不能となるなど災害の状況に応じて地域ごとに避難所を設定し、被災者の輸送経路の見直しも行ったところであります。今後は、避難経路や輸送計画を豊里地区の皆様にお示ししてまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

昨年と同じく見直しを進めていくという方針だったので、確認をしましたが、一番懸念をされていた豊里地区に関しては今の答弁で避難経路や対象区域の見直しなどが示せるところまでは至っているということが確認できたと思います。最低限のところは、年度内にクリアされたと理解したいと思います。ですが、市長の答弁、先ほども言ったように結論を出してまいりたいということでした。私たち議員の仕事でもそうですが、結論を出すということは例えば問題があり、相談をされ、解消に向けて取り組みます、解決に至ったと、そこで終わりではなく、結果を伝えるところまでだというふうに私は思っております。政治というのは、そういうものだと。そこで初めて市民の安心につながるのではないかと考えております。今回の件でいえば、昨年の答弁に責任を持ち、新年度の執行方針で結論を述べる必要があったのではないかと私は思っております。私が今回聞かなければ、では今の答弁はいつ頃示されたのかということなのです。令和6年度中に結論を出すと言っているのだから、3月中に示すことができればいいという考えなのであれば、それはいかがなものかと私は思います。先ほども言いましたけれども、令和7年度の執行方針、具体的な施策の進捗や力点などがちょっと少な過ぎるというふうに私は思っております。担当各課各職員忙しい中、様々なものを取り組んでくれています。その頑張りを認め、仕事ぶり、敬意を持って執行方針で市民に向けて伝えるということで市役所への市民の信頼も大きくなり、市民生活の安心につながっていくというふうに私思いますので、今後はそういったところもしっかりやっていただきたいと思います。次の質問に移ります。項目の3です。活力に満ちた魅力あふれるまちについて、要旨の1、商業振興について伺います。起業支援補助金、あるいは店舗整備魅力向上事業補助金、商工会議所などと連携をするなど従来どおりの取組が述べられておりました。今の赤平は、商店の数も減り、町なかの飲食店も増えない状況で、令和6年度には私は事業継承なども含め別なアプローチで満足度を満たす、そういった工夫をすべきだということを指摘をしました。そして、市長は、今後は事業主のお話だけではなく、将来経営者になりたい方の発掘など、これまでとは違う角度からのアプローチも視野に入れ、関係団体と連携しながら新たに創業される方や魅力ある商店街づくりのための支援を検討していく、こう答弁されています。令和7年度の執行方針を聞く限り、特にそういった取組を行うようには受け取れませんが、この点についての考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

商業の振興についてでございますが、起業支援事業補助金や店舗整備魅力向上事業助成金など、これまでの制度を周知し、活用促進を図ってまいりました。商店街振興対策協議会では、市街地利用促進事業としてAKABIRAベースとガイダンス施設で割引券を配布いたしましたが、昨年とは大きな差はなく、新たな内容を検討したい旨伺っております。空き店舗活用と後継者問題につきましては、店舗と住宅がつながっており、将来的な建物の継承など難しい課題もありましたので、商店街実態調査を行いました。事業所からの意見があり、スマホでも回答できるようQRコードを活用して小売業や飲食店をはじめとするサービス業の100事業所に調査を依頼し、53件の回答を得ることができました。調査の内容については、事業主の年齢や従業員の数、事業年数や店舗の形態についても調査したところでございます。また、今後の事業展開の見通しとしては、現状維持及び拡大が約47%、廃業や譲渡が39%となっております。代表を退かれる場合の事業継承については、検討中を合わせて事業継承を考えているが約40%、廃業を考えているが50.9%との回答がありました。事業継承を検討されている事業者のうち、後継者、候補者の確保や事業の先行きなどについて悩みや課題を持っているところもありますので、今後は事業継承に関する情報収集や相談窓口、マッチングなどの施策や支援の活用について検討してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

別の角度からのアプローチという点においては、商店街の実態調査を行ったということがあったと思います。このアンケート私も見まして入力のお手伝いをしたのですが、これ行ったのは今年に入ってからだったと思うのです。恐らく1月だったのではないかと記憶しております。いずれにしても、ちょっと取組が遅かったなというふうに私思っております。そして、今結果についてもいろいろ述べられたのですが、現代表者辞める場合廃業を考えているが50%を超えていたと思います。これは、やっぱりいよいよ深刻な状況ではないかと思うのです。事業継承に関して例えば情報収集であるとか、相談窓口、マッチングなど検討していくということは、昨年とほぼ変わらない内容であって、私これ待ったなしの状態だということが明らかになってきたのだと思います。事業継承に関しても例えば協力隊の制度活用していけないかということを私は思っておりまして、実際に任期満了後に定住して飲食店などを開店されているという事例はほかの自治体でもあると思うのです。こういった検討をもっと具体化していく必要があるのではないかと思います。また、先ほどの食の自立支援でも触れたのですけれども、今危機的な状況になっていたという、飲食店が配達とかができなくなっているというのも今深刻な問題なのです。都会でいうと、ウーバーイーツですとか、買物代行ですとか、ライドシェアとかいろんなものがあって、需要があるからこそそういうことが広がるのだと思いますけれども、私は過疎地域とか高齢者が多いまちにこそこういったサービスができないかと、必要ではないかと思うのです。需要の絶対数少ないですから、参入してくる企業とかも多分ないのですが、例えばこういったことも協力隊の活用でそういうサービスを提供する方をつくり、さらに定住してそういったサービスで起業していただくということも行政の支援で可能になるかもしれないと私は思っております。商業振興については、市民の満足度を上げていくためにも本当に言葉どおりいろんな角度からスピード感を持って検討していっていただきたい、このように思います。次の質問に移ります。要旨の2です。観光の振興について伺います。情報発信基地AKABIRAベースについては、地元の農産物や食料品、生産品とともに引き続き赤平市の魅力や観光スポットをPRしていく、ゴールデンウィークやお盆のイベントにおいて赤平特産品をより多くの方に知っていただけるよう努めるといった従来どおりの取組が述べられました。この施設の目的は、まさにこういったことで始まったということは分かってはいるのですが、オープンから発信力を高める工夫、あるいは効果を上げるといった工夫され、アップデートしてきているように私は思えないと。公共施設としての位置づけ、あるいは将来的な見通しについての考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

情報発信基地AKABIRAベースについてでございますが、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用させていただき設置、運営をし、今年で10年目を迎えようとしております。この間新型コロナウイルス感染症が拡大したことに伴い、政府の緊急事態宣言により3度の臨時休業を余儀なくされた期間もございましたが、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略でお示ししております5年間で20万人の来場者数の目標も達成し、特に令和4年度におきましてはコロナ禍ではございましたが、過去最高の来場者数を記録したところであります。しかしながら、施設設備の老朽化、出店者の高齢化に伴い、取り扱う商品の減などの課題や今後の施設の在り方を検討する時期に来ていることを認識しております。このことを踏まえ、商業部門、農業部門とに分けて説明会を開始し、現状と課題をお示しした上で今後の見通しを含めたご意見を伺ったところであります。その中では、自主自立を前提とした施設ではなく、情報発信であり、運営、存続には今後も補助金が必要などの意見があり、また現在の委託先からのご意見として、市の判断になるが、情報発信基地としての機能に特化した運営もありではないか、7年度に向けては時間的余裕もないことから、8年度に向け検討を重ねてはどうかといったご意見をいただいたところであります。ご質問にありました将来的な見通しについて、これまでのところ結論には至っておりませんが、こういったご意見を踏まえまして今後の情報発信基地AKABIRAベースの在り方について検討を重ねてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 木村恵

自主自立を前提としていないからこそ問題なのです。この施設、条例で設置目的などないのです。総合戦略に位置づけられているというだけの場所なのです。総合戦略で継続となるから、予算がつけ続けられていると。情報発信に特化して費用対効果を度外視して戦略で継続され続けているというのが現状だと思います。戦略の事業検証では、農業生産者の高齢化、商工業では職人不足や設備の老朽化で店内で販売する商品や手軽に食べられるものなども徐々に減って生産中止となっている、来場者のニーズに応えるのが難しくなってきている、今後の運営方針について協議しなければならないとあります。しかし、継続するとなっているのです。5年間で20万人ですとか、先ほど言っていた過去最高の来場者があった、そういうことあると思いますが、それが果たしてでは科学的根拠なのかと。ニーズに応えられていないのであれば、来れば来るだけ失望を与えてしまうのではないかと私は思うのです。先ほど答弁で時間的な余裕がないから、令和8年度に向けて検討を重ねてはどうかというご意見があったと言われましたけれども、明らかに検討を開始するのが遅いのではないかと思うのです。だから、来年、来年となっているのではないでしょうか。こうやって取り組んでいけば、いつまでも継続するしかないと私は思います。根拠、現状分析、統計データ、そういった論理的な裏づけがあって継続と結論を出しているとは私は思えません。この政策こそまさに空気で継続を決めている、続けていると疑われても仕方がないのではないかと思います。この戦略に対してパブリックコメントありますが、何も意見がなければ計画期間である令和11年まであと5年間は継続するのだろうと思います。これは、果たしてどうなのか、政治的な判断が求められると強く指摘をしたいと思います。次の質問に移ります。項目の4です。ともに学び合い豊かな心を育むまちについて、要旨の1です。芸術、歴史、文化の推進について伺います。炭鉱遺産の今後の保存については、極めて重要な課題であることから、説明会での意見やアンケートの結果も踏まえ、市民に示していくと述べられました。先ほども質問があったのですが、重要文化財の指定を目指すかどうかについて令和6年度中に結論を出すということだったと思うのです。先ほどは、答弁では多額の費用はかけないというようなことを明言されました。アンケート結果ですとか、説明会での市民の方々のご意見、そういったものは私十分理解をしております。先ほど言われていた多額な費用をかけないということは、例えば文化庁が重要文化財に指定したいというふうに言ってきた場合に、そのときに指定を受けるのか受けないのかでいうと、受けないという理解でいいのか、この点について明確に答弁をいただきたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

重要文化財の指定を目指すかどうかについてでございますが、また指定について国のほうからあったら、それを受けるのかどうかというような内容だったというふうに思います。市民説明会では、おおむね炭鉱遺産にはお金を使わず、市民生活に関わるものに使ってほしいという意見が多く出されたところであり、市民アンケートにおいても炭鉱遺産保存予算は増やすべきが5%程度と数字でいきますと少数、現状維持、これが39.4%と圧倒、減らすべき、これが23.1%となったところであります。以上のような結果でございましたが、結論については3月末までの間に出してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

そうです。3月末まで出すということなのですが、先ほどはこの一般質問の中で多額の費用はかけないということを明言されたと思うのです。かけないというふうに言ったのであれば、文化庁からの指定、重要文化財の指定を受けるのか受けないのかというと、受けないという理解でいいのかということなので、受けるか受けないかで答えていただきたいと思います。もう一度お願いします。

答弁 市長 畠山渉

市長の明確な判断といいますか、結論ということだったと思います。市民説明会においても、またアンケート結果についても先ほど申し上げたとおりでございます。これらを踏まえますと、現状の炭鉱遺産ガイダンス施設を中心とした炭鉄港の取組や入館者及びガイド見学者への対応、そしてイベント企画などは行ってまいりたいというふうに思いますけれども、がしかし多額の費用がかかる保存、活用を実行するわけにはいかないと考えております。したがいまして、現在の予算における実質負担を超えるような多額の費用がかかるのであれば、私が市長である間は重要文化財をはじめ、あらゆるものの指定は受けないということを結論とさせていただきたいと思います。

質問 1番 木村恵

在任中は、指定を受けないということが今明確に確認できました。何のためにこれまで説明会を行ったのか、アンケート調査を行ったのか、もしかすると指定をしたいというふうに言われたら、その雰囲気で変わるかもしれないということであれば、全く必要のない説明会、アンケートだったと言わざるを得ないので、2年かけてはっきりした方針が定まらないのはいかがなものかと思っておりましたが、今明確なご答弁いただきましたので、しっかりとそれを遂行していただきたい。この市長の判断に残念な思いの方も少なからずいらっしゃるとは思いますけれども、市民の大部分が望む結果となる判断だったというふうに私は支持をしたいと思います。

出典:赤平市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる