赤平市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月16日
高齢者対策について
2016年6月16日、赤平市議会の一般質問で、伊藤新一議員が「高齢者対策について」質問し、市民生活課長 野呂道洋、社会福祉課長 井波雅彦が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤新一 議員
- 答弁者
- 市民生活課長 野呂道洋、社会福祉課長 井波雅彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 7番 伊藤新一
続きまして、大綱3、高齢者対策について。①、運転免許証の返納についてであります。平成26年にも高齢者の運転免許証返納についての先輩議員の質問がありましたが、高齢化が進む中で全国的に高齢ドライバーによる交通事故が多発しております。北海道内においても平成26年4月から昨年末までに人身事故並びに物損事故を1年間に3回以上起こした65歳以上の高齢者が661人おり、そのうち1年間に3回事故を起こしたのは564人、4回は77人、5回は16人、6回以上に至っては4人いたと報道されておりました。道内の高齢ドライバーは右肩上がりにふえ、約72万4,000人と全ての免許証所有者338万人の21.4%を占めていますが、なかなか運転免許証返納が進んでおりません。これに伴い、高齢ドライバーが事故を起こすケースも増加しております。当市においても高齢化が進み、高齢者ドライバーがふえており、大きな事故が起きる危険性があると思われますが、高齢ドライバーの人数、運転免許証返納者の人数などどれくらいいるのか把握しているのかお伺いいたします。
答弁 市民生活課長 野呂道洋(市民生活課長は2017年3月まで)
運転免許証の返納についてお答えいたします。全国的に高齢ドライバーによる交通事故が相次いでおりますが、アクセルとブレーキを踏み間違えるなど認知機能の低下に気づいていないケースが多く、道警ではこうした高齢ドライバーを対象に訪問指導などを行っておりますが、運転免許証の返納に応じる高齢ドライバーはわずかとのことでございます。議員ご質問の当市の高齢ドライバーや免許証返納の人数などにつきましては、運転免許証関係の当市所管であります赤歌警察署に照会したところ、昨年末現在とはなりますが、65歳以上のいわゆる高齢ドライバーは1,933人で、ドライバーの総数が6,101人であることから、高齢ドライバーに占める割合は31.7%となり、道内平均と比較し10ポイントほど高くなっております。免許証返納者につきましては、赤歌警察署で受け付けした件数は平成27年度は29名となっております。今後とも赤歌警察署初め、関係機関と連携しながら交通事故防止に努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
質問 7番 伊藤新一
今お聞きした中で、道内平均と比較しても10%程度割合が高いという話でありますが、高齢になり、運転免許証の返納を考えてはいるが、公共交通機関が少なく、不便である、足腰が弱くなり、歩けない、生活の足として車が必要との理由で免許証返納に踏み切れない高齢者もおります。2015年に運転免許証を自主返納した高齢者は7,566人で、前年比で52%の増加をしておりますが、返納しているのは代替交通機関が整っている都市部のドライバーが中心であり、地方では移動手段がなくなることを不安視する高齢者が多いため、返納率が低いのが実情です。そのため運転免許証を返納後の移動手段を独自に提供する自治体もふえてきております。補助の内容は各自治体によってさまざまですが、そのことにより運転免許証の返納率が上がり、交通事故減少につながることになると思われます。当市にはそのような補助制度はありませんが、今後運転免許返納者に対しての補助を考えているのかお伺いしたいと思います。
答弁 社会福祉課長 井波雅彦(社会福祉課長は2018年3月まで)
運転免許を返納した高齢者に対する補助制度についてでございますが、道内でも高齢者の生活の足を確保しようとする観点から、公共交通網が特に限られている自治体では運転免許を自主返納した人に対し路線バスやタクシーの利用券を交付している自治体もあります。一方、赤平市ではJRや中央バス、民間タクシー会社が営業しているほか、生活協同組合コープさっぽろによる無料買い物バスが運行されており、病院などの公共施設の利用にも開放されていることから、一定程度の交通手段は確保されていると判断しております。したがいまして、現状では既存の公共交通機関の減便などの影響や今まで免許を持っていない方との均衡を図ることも考慮しなければならないことから、難しいものと考えておりますので、ご理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
質問 7番 伊藤新一
今答弁いただきましたが、配偶者や当市に親を残し、不安に思っている家族が運転免許証の返納を勧めてもほかの交通手段では不便と感じているため、運転免許証の返納に踏み切れない高齢者もいると思われます。返納により外出の機会が減ったり、家に引きこもりがちになってしまうことのないよう補助や交通手段の確保を前向きに考えてほしいと思います。高齢になればなるほど運転の判断、運転動作がおくれ、交通事故のリスクも高くなることから、ぜひとも前向きに検討をしていただき、高齢者が安心して暮らせるような赤平市になるように強く要望いたします。以上でこの質問を終わります。以上で私の質問を終わらさせていただきます。