赤平市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日
教育行政執行方針について
2025年3月10日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、伊藤新一議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 高橋雅明が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤新一 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋雅明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 伊藤新一
続きまして、件名2、教育行政執行方針について、項目1、学校の働き方改革の推進についてであります。今学校現場は、教員希望者の減少に加え、病気休職者の増加や早期退職者の増加などにより深刻な教員不足となり、子供たちの学びに大きな支障を及ぼしております。その要因として、教職員の勤務環境の改善、特に長時間労働の是正が最大の課題として挙げられております。働き方改革が進められている中、教育現場ではなかなか改善がされておらず、実態とかけ離れている状況となっております。当市では、校務支援システムの導入、また月2回以上の定時退勤日、長期休業期間中における学校閉庁日の設定を行い、教員が本来担うべき業務に専念できる環境整備の一つとして取組を進めているとのことです。教育委員会としても多種多様な課題に対応しなければならない学校教職員の負担軽減を図るため、学校と協議しながら実情に応じ人的支援などの施策を講じていくとのことですが、具体的な施策についてお伺いをいたします。
答弁 教育長 高橋雅明
具体的な施策についてということでございますが、議員のおっしゃるとおり現在教育現場を取り巻く環境は非常に厳しく、教員の成り手不足は報道等でご承知のことかと思います。赤平小学校、赤平中学校においても例外ではなく、様々な課題に対し、校長、教頭を中心に教職員が一丸となって鋭意対応しているところでございますが、近年の多様化する諸課題が教職員の心身に影響を及ぼすケースも見受けられる状況でございます。これらの課題解決に向け、これまでも学校と情報共有しながら対応してまいりましたが、やはり学校が望むものは人、マンパワー不足ということでございます。教職員の配置につきましては、配置基準にのっとり行われるものでございますが、実際のところそれだけでは足りないといった現状もございます。そういったことを踏まえ、教育委員会としてサポートできることは何かと考えたときに、やはり教職員の負担を少しでも軽減される人的支援が有効ではないかと考えており、それにつきましては教育委員会、学校の双方が一致しております。現在小学校、中学校と調整しておりますが、支援する人材について市費による教諭あるいは支援員など学校の実情に応じた形で対応し、少しでも教職員の負担軽減を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
質問 7番 伊藤新一
ただいま答弁をいただきましたが、教育現場を取り巻く課題は多様化しており、そのことにより教職員の負担は増加する一方であると思います。そのような中、当市でも課題解決に向け、学校と情報共有しながら対応してこられたとのことであります。教職員の配置につきましては、配置基準にのっとり行われているとのことですが、多くの業務をこなさなければならないため、実際には足りないといった現状であり、課題解決のために学校が望むものは人であるという結論に達したとのことでありました。マンパワーが不足すると、現在頑張っておられる教職員の負担はさらに増加し、教育の質の低下やさらなる離職者を招くといった悪循環を引き起こすことになると思います。今回市費による教諭あるいは支援員などを考えているとのことですので、ぜひとも採用していただき、教職員の負担軽減に努めていただきたいと思います。この質問はこれで終わります。続きまして、項目2、部活動の地域展開への推進についてであります。公立中学校における休日の部活動の地域移行について2023年から2025年までに段階的な取組を行い、早期に実現するように文部科学省から提示されております。昨年から近隣自治体でも一部の部活の地域連携を行うことや、今年度地域移行に向けた外部コーチへの謝礼金として予算化をしている自治体も出てきております。昨年部活動の地域移行について質問をいたしましたが、地域クラブの設置も含めた運営の方法などについて関係機関と協議しながら進めてまいりたいとの答弁をいただきました。その後1年が経過しましたが、当市の協議の結果はどのようになったのか、また広域での地域展開を目指し、北海道や近隣市町と協議をしていくとのことですが、現時点での進捗状況についてお伺いをいたします。
答弁 教育長 高橋雅明
部活動の地域展開についてのご質問でございますが、これにつきましては全国的にも、また特に本市のような規模の小さな自治体には非常に難しい問題が山積している状況でございます。特に大きな問題として、少子化による生徒数、部員数の減少でございます。現在赤平中学校の既存部活動においては、大会に出場できるだけの部員数は確保しておりますが、種目により今年の中体連をもって3年生が抜けた後は非常に厳しい状況になると伺っております。これは、赤平中学校だけの問題ではなく、近隣市町も同様でございまして、1つの学校あるいは1つの町だけで部活動を展開していくことはすぐに立ち行かなくなることが目に見えている状況でございます。そこで、これまでも近隣市町と情報交換、情報共有をしながら模索してきたところでございますが、ほかの市町もなかなか進展しない状況から、昨年から空知教育局より示された中空知Aグループとして赤平市、芦別市、滝川市、歌志内市、新十津川町の4市1町で定期的にどのような連携ができるのかなど協議しているところでございます。部活動の地域展開とは、端的に申しますと、学校教職員の負担の一つである部活動を学校から切り離し、地域で受皿をつくり、運営していくというものでございます。それを展開していくには、指導者の確保、それぞれの種目の運営や生徒の送迎など誰が行うのか、解決しなければならない問題が多くありますが、引き続き近隣市町と協議しながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
質問 7番 伊藤新一
部活動の地域移行につきましては、各実際置かれている状況が違うため苦慮しているところであると思います。しかしながら、文部科学省からは、2026年度中に土曜日、日曜日の部活動について地域に移行するよう既に示されております。そのため、少しずつでありますが、近隣自治体でも地域移行に向けた準備を進めているようです。当初赤平市でも外部指導員の検討や地域移行、地域連携などを視野に入れて協議をしてきたと思いますが、少子化により部員数の確保が困難になり、赤平中学校での今後の部活動を展開することが立ち行かなくなることから、外部指導員の検討ではなく、同様の問題を抱える近隣市町と情報交換、情報共有をしながら模索しているとのことであります。赤平中学校の単独での部活動が厳しいとのことでありますので、地域展開をしていかなくてはならないのであれば、保護者に赤平中学校の部活動の現状と少子化が進む中での今後の課題、国から示されている地域展開の説明をして理解を得なければならないと思います。地域展開につきましては2026年までとなっており、近隣市町では取組に向けて動き出しております。赤平市では、現時点での進展がないということですので、協議を進めていっていただきたいと、このことをお願い申し上げ、私の全ての質問を終わらせていただきます。