栗山町議会 令和8年6月会議 2026年6月17日
(1)高齢者の孤独死を防ぐ対策は/(2)ヤングケアラー支援に向けて/(3)学校給食費無償化及び食育は
2026年6月17日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「高齢者の孤独死を防ぐ対策は」「ヤングケアラー支援に向けて」「学校給食費無償化及び食育は」について質問し、町長 佐々木学、教育長 吉田政和が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学、教育長 吉田政和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
この議員がこの登壇で質問した件は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。
質問 3番 重山雅世
私は、3点にわたって質問いたします。まず1点目は、高齢者の孤独死を防ぐ対策はです。第7次総合計画に掲げる共に支え合い、生きがいを持って暮らせる人が元気な町の施策で命のバトンやケアラーサポーターによる見守り訪問など、これまで様々な取組がされてきているのは承知しているが、昨年独り暮らしの高齢者が自宅で亡くなり、数日後に発見されたことを聞いた。そこで、社会福祉協議会や民生委員と高齢者のパイプをさらに密にするなどの対策が必要ではないかと考えるが、いかがか。2点目は、ヤングケアラー支援に向けてです。先月15日付の北海道新聞に栗山の小中高生5.8%がヤングケアラーの可能性があり、睡眠や学業に影響を与えていることも浮き彫りになったが、町は学校や教育委員会と連携しながら、子供たちに異変がないか見守り続けると報道されていた。町政執行方針には、支援が必要な家庭やヤングケアラーへの適切な支援を行うとあるが、どのような支援策か伺う。3点目です。学校給食の無償化及び食育は。本年4月から公立小学校で給食費無償化が実施された。長年の運動と議会論戦の成果である。担当課からの資料によると、中学校の保護者負担額は当初予算ベースで、月額生徒1人当たり5,880円、全生徒で年間約1,500万円である。地元産食材を使ったふるさと教育に取り組んでいる。文科省は、こども未来戦略方針を踏まえた学校給食に関する実態調査を行い、令和6年6月調査結果を公表している。令和5年9月1日時点で1,794自治体中722自治体において、何らかの形で学校給食費無償化を実施している。その内容は、547自治体で小中学生の全員を対象にし、145自治体で支援要件を設けている。支援要件は、多子世帯へ支援している割合が多い。そのための主な財源としては、自己財源、地方創生臨時交付金、ふるさと納税の順である。また、学校給食法では、学校給食は児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであるかつ食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすものであるとしている。そこで、2点伺う。1、物価高が続く中で保護者の経済的負担の軽減、子育て支援策として保護者の要望が強い中学校も給食費を無償化しては。2、食育の視点も重要と考えるが、見解を伺う。
答弁 町長 佐々木学
1点目の高齢者の孤独死を防ぐ対策についてのご質問でありますが、少子高齢化や核家族化の急速な進行とともに独り暮らしの高齢者世帯の割合が増加してきております。さらに、地域コミュニティーの希薄化やライフスタイルの多様化なども相まり、誰にもみとられることなく最期を迎える孤独死が全国的に増加傾向にあり、深刻な社会問題となっております。このような課題に対応するためには行政の力だけでは限界があり、地域社会全体で公助、共助、互助のそれぞれが役割を発揮し、有機的に連携していくことが重要であると考えております。そこで、ご質問の高齢者の孤独死対策についてでありますが、高齢者の異変を早期に把握するためには、日頃からの見守りや支え合いが機能する地域づくりが重要であります。現在、町では地域の見守り活動として、民生委員による訪問活動をはじめ、社会福祉協議会による命のバトン世帯への訪問や電話サービス事業、地域包括支援センターによる訪問活動などを実施しております。あわせて、配食サービスの配達時における安否確認や、緊急通報装置の設置による見守り支援にも取り組んでいるところであります。また、共助の取組として町内の新聞販売店やコンビニエンスストア、コープさっぽろ、郵便局との地域見守り協定を締結しているほか、70を超える町内の登録事業者と連携し、要支援者を見守る栗山町見守り・安心ネットワークを組織し、日常業務の中で異変を察知した際には福祉課へ連絡をいただく協力体制を整えております。今後におきましても、民生委員や社会福祉協議会など関係機関と情報共有、連携を図り、地域社会全体で要支援者を見守るネットワークの取組を充実させ、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる地域づくりに努めてまいります。2点目のヤングケアラーの支援についてのご質問でありますが、核家族化と世帯人数の減少やひとり親家庭、共働き家庭の増加といった社会構造の変化により、近年ヤングケアラーの存在が社会問題として顕在化してきているものと認識しております。子供たちが家族を思いやり、家事や家族のケアなどを担う気持ち自体は尊重されるべきでありますが、年齢や発達の度合いに見合わない過度な責任や負担を負うことで、本人の成長や将来の選択などに影響を及ぼすことにならないよう、支援が必要な子供を早期に発見し、適切な支援へとつなげていく体制づくりが重要であると考えております。本町におきましても、これまで子育て支援センターと教育委員会が中心となり、学校との連携も密にしつつ、要保護児童地域対策協議会の取組も絡めながらヤングケアラーの早期発見と実態把握、そして適切な対応が取れる支援体制の構築に努めてまいりました。また、令和4年度より小中高及び介護福祉学校の児童生徒を対象にヤングケアラーに係るアンケート調査を実施し、その実態を各学校と情報共有するとともに、令和5年度からは各学校への出前講座や町民向けの講演会を行うなど、広くヤングケアラーを身近な課題として理解してもらえるよう、意識啓発の取組を続けているところであります。そこで、ご質問のヤングケアラーへの支援策についてでありますが、まず支援の前提としてヤングケアラー本人が自らの置かれた状況に気づき、周囲の大人たちも本人の状況や心情を理解し、寄り添い、必要に応じて手を差し伸べられる伴走型の支援が必要となります。子供たちにとってお世話やケアが日常的なことであることを理解しつつ、自身の居場所である家庭や家族にも偏見の目が向けられることのないよう子供を中心に置き、その生活を守るための慎重かつ丁寧な関わりが重要となります。このことから、多様な世帯ごとの課題を踏まえ、子供の心理的影響を十分配慮したさりげない緩やかな見守りの継続こそがまずは肝要であると考えております。また、ヤングケアラーの問題は家族の疾患や障害、経済的な問題など世帯が抱える様々な課題が関係し合い、複合化しているケースが多い傾向にもあります。子供からのSОSのサインがあった場合には、ヤングケアラーを含めた家族支援の観点から個々の世帯の課題に応じ、医療、保健、福祉、教育の諸制度、サービスなど、多様な社会資源の活用を当事者と共に考え、柔軟かつ個別的な支援を行っていくことが重要であると考えております。今後におきましても、当事者への見守りと伴走型支援の継続を基本としつつ、今後策定予定であります第3期栗山町ケアラー支援推進計画において、既存制度を補完する新たな支援策の必要性についても調査検討を進めてまいります。ご質問3点目につきましては、教育委員会より答弁いたします。
答弁 教育長 吉田政和
ご質問3点目の学校給食費無償化及び食育はについてでありますが、本町における学校給食費1食当たりの基準単価は、現在小学校258円、中学校308円となっております。しかし、近年の物価高騰により令和8年度における実質単価は小学校333円、中学校で394円と、いずれもおおむね3割増となっております。町では、この基準単価と実質単価との差額分については、物価高騰対策として令和5年度から令和7年度までの3年間で総額約3,460万円を負担し、栄養のバランスや給食の量、そして質を維持しながら学校給食を提供してきたところであります。また、給食費の無償化につきましては、これまで財政負担や事業の継続性、他の子育て支援政策との優先順位などを総合的に検討するとともに、国において全国一律の制度として実施することが望ましいとの考えの下、国の動向を注視してまいりました。そのような中、令和8年度、子育て支援を目的に公立小学校の児童の学校給食費に必要な食材費について、国が地方自治体を支援する取組、学校給食費の抜本的な負担軽減がスタートし、北海道市町村学校給食費支援事業交付金を活用できる見通しとなりました。その財源を有効活用し、不足する約490万円を町が負担することで、小学校給食費の完全無償化を実施することになりました。議員ご質問の①、中学校給食費の無償化についてでありますが、昨年度と同様に賄い材料費の3割相当額である約430万円を物価高騰対策として町が負担し、実質的な一部助成を行っているところであります。一方で、中学校給食費を完全無償化した場合、新たに年間約1,540万円の財政負担が生じ、今年度における学校給食費の町負担額は総額で約2,460万円となります。限られた財源の中で教育環境の整備をはじめ、子育て支援、高齢者福祉、防災対策など様々な行政需要への対応が求められており、恒常的な財源の確保が大きな課題となっております。また、現在国においてもできる限り速やかに実施するとの方針が示されており、小学校給食費の無償化同様、全国一律の制度として実施されることが望ましいと考えております。このため、本町といたしましては、国の動向や他自治体の取組状況を注視するとともに、本町の財政状況や施策全体との優先順位を踏まえながら、制度の具体的な内容が示され次第、速やかに対応してまいりたいと考えております。次に、②の食育についてであります。近年、私たちを取り巻く食環境は大きく変化しております。小中学生は心身ともに大きく成長する時期であり、この時期に健全な食生活の実践や望ましい食習慣を身につけること、さらには食に関する自己管理能力を育むことは、現在の健康だけではなく将来にわたる健康な生活を支える上で大変重要であると考えております。文部科学省から発刊されている食に関する指導の手引に沿って3つの視点、知識・技能、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力・人間性等で学校教育全体の食育を推進しているところであります。こうした考え方の下、本町では小学校1年生、3年生、5年生及び中学校2年生を対象に栄養教諭が学校を訪問し、特別活動の時間や給食時間の中で活用した食に関する指導を実施しております。具体的には、文部科学省の指針を踏まえた町独自の食に関する指導の手引により、食の重要性や心身の健康に関する内容を中心に児童生徒の発達段階に応じた指導を行うほか、地元食材を活用した栗山産ふるさと給食の提供、給食だよりによる情報発信などを通じて食の大切さについて理解を深める取組を進めているところであります。
質問 3番 重山雅世
まず、1点目です。高齢者の孤独死の問題です。これは、亡くなって、パトカーが止まっていて、それで町内の方も亡くなったということが分かったという事例です。このほかにも、これ1点だけしか書いていませんが、ほかにもそういう案件が昨年度というか、ありました。それで、答弁にありますようにやはり見守り活動というのはとても大事だと思うのです。いろいろ本町でも取り組んできていると。そういう中で、例えば私最初にこのパイプ、社会福祉協議会とか、民生委員とか、それから高齢者とのパイプをさらに密にするという、やっぱりここがすごくポイントではないかなと思うのです。それで、例えば見守り活動という点ではいろいろ行政としていろんなところに70を超える登録事業者がおられるということの答弁でしたけれども、これとても大事だと思うのです、この取組は。最初に通告した部分も新聞販売店のほうから新聞がたまっているということで、それで地域包括のほうに連絡が来て、そして地域包括のほうから警察を呼んだと。それから、もう一点のほうは、これは住民同士のネットワークがすごくいい事例で、自分の仲がよいお友達がちょっと認知がかっているなというのを感じていて、直接毎日は行けないけれども、電話で安否を確認していたと。何回電話しても1週間以上も電話に出ないと。それで心配になって、ほかのお友達に言って実際に見に行ってもらったらしいのです。そこで亡くなっているというのが分かって、そしてすぐ町内会長さんにお話しして、町内会長さんがパトカーを呼んだと、そういう事例なのです。ですから、例えば見守り活動を強化するという点では、この登録事業者の方にお願いするのももちろんとても大事なことだと思いますし、地域で地域をよく知っている民生委員の方の力もすごく大事ではないかなと。民生委員の方の役割というの、いろいろ町との補助事業なんかの案内だとか、そういうことなんかで訪問活動されていると思うのですけれども、それ以外にも日頃からじいちゃん元気かい、ばあちゃん元気かいというようなことをやっぱりしていくというか、そういうこともやられている民生委員の方もおられると思いますよ、現にたくさん。でも、そういうところがやっぱり自分の地域に住んでおられている民生委員の方ですから、なおのこと日頃そういう申請行動とか、そういうことでなくても見に行ってもらうだとか、そういうようなことのお願いというか、あくまでもお願いです。そういうようなことをさらに強めていったらいいのではないかなと。そういう点でのお考えを求めたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
冒頭申し上げましたとおり、やはり孤独死の問題は私最初の答弁の中で行政だけでは限界があるということを申し上げさせていただきました。ですから、これからはさらに高齢化も進展していくという社会情勢の中で民生委員さんのお話今特化してされておりましたけれども、やはり民生委員さんだけでもなかなか解決するというのは難しいわけですから、公助と共助と自助と、そこの3つの視点でしっかりとそういう要支援者の方を見守っていくということが大事であると思いますし、またそういったネットワークをしっかり構築して、今も七十数事業所ありますけれども、そこを拡大していく、そういったようなところも必要かなというふうに思っているところでございます。国の統計では、やはり孤独死の中で年齢層から見ると85歳以上の方が圧倒的に多いわけでございます。栗山町も85歳以上の占める割合についてもこれからどんどんピークを迎えていくわけでありますので、これまで以上に孤独死を防いでいく、地域全体で支え合っていく、そういったようなところは非常に大事になってくるかと思いますので、この見守りネットワークだけではなくて様々な取組を行っておりますので、そういったものも絡めながらしっかりと進めていきたいというふうに思っております。
質問 3番 重山雅世
率直に言って、私は栗山町はよくやっていると思いました。やっていてもこういう状況が起きてしまったと。ですから、行政だけでできないというのは当然のことです。ですから、これ以上あれしても方向性は同じ方向を向いていると思うので、次に行きます。ヤングケアラーの問題です。これは新聞報道で結構連載して出ているのですよね、道新の報道もあれですけれども。それで、令和5年9月にケアラー支援講演会という形で私も実際に聞きに行っているのです、実は。島根大学の教授でもあり、一般社団法人ヤングケアラーサロンネットワーク代表理事でもいらっしゃる宮本恭子先生の講演を実際に私聞きに行っています。そういう中で、見守り支援って何だろう、ヤングケアラーの子供たちということですごく具体的な資料をいっぱいふんだんに使ってされているのです。そして、道新の報道を先にお示ししましたけれども、その中で私は特に気になることがあって、この調査活動の中で今いらっしゃるヤングケアラーのほかにヤングケアラー予備群に該当する者は、小学生159人中11人、6.9%、中学生174人中20人、11.5%、高校生102人中10人で9.8だと。ですから、小中高生全体で41人、9.4%だよと。そして、現ヤングケアラーが21人ですから、約2倍の結果となっているのだと、そういう数字も、すごく具体的な数字示されて、だから全体の1割近くの子供が将来ヤングケアラーになる可能性の高いヤングケアラー予備群であることが本町の調査でも分かっていると。これちょっと唖然としました。それで、私町長の執行方針に具体的な取組するよというようなことでお話しだったのですけれども、そういう中で今のこの答弁にありますように既存の第3期栗山町ケアラー支援推進計画において既存の制度を補完する新たな支援策の必要性、この補完する新たな支援策の内容と、これいつぐらいからされるのだということもまずお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
第3期の子ども・子育て支援計画の関係で新たなヤングケアラーを含めた対象者、要支援者に対する新たな支援策ということでというお話だったと思いますけれども、今検討していこうというふうに考えているもの、事業については、こども家庭庁さんのほうで進めております子育て世帯訪問支援事業というのが補助事業でありますけれども、それは訪問支援員を雇って、その方が訪問をし、基本的には家事支援を、そういう対象者の家の家事支援を行うということでありますけれども、そういったような取組を行っていきたいなというふうに考えております。その家事支援のほか、兄弟がいれば育児、養育支援であったり、子育て等に関する悩みの傾聴だとか、相談、助言、様々な実施内容がありますけれども、そういった取組ももう全国的に見ますと5割ぐらいの自治体が取り組んでいるということがありますので、我々が進めてきているヤングケアラーを含めたそういったこの支援事業については、今子育て支援センターと教育委員会と、そういったところが連携をしながら、さらにその関係する機関、学校であったり、いろんな職場等々から、そういったところと連携しながら、本当に冒頭お答えしたとおり子供のこと、そしてそのご家庭の事情、そういったものも踏まえながらの伴走的な支援を進めてきているところでありますので、先ほど申し上げましたとおり、それに加えてさらに充実させていくとすれば、冒頭申し上げました子育て世帯の訪問支援事業、この国の事業なんかも調査検討していきたいと考えております。時期的なものについては、まだこれから詰めていく部分があろうかと思いますので、長沼町、近隣町も進めているという事業でもありますので、そういったようなところの事情もお聞かせいただきながら、栗山町としてどういう形がよろしいかというところも含めて、国の基準でいきますとその支援を受ける世帯からの申立てがあっての支援ですから、それだけやると利用料が発生してしまったりしますので、全国的な自治体を見ると、その利用料を取らないで、こちらからのアプローチが主でやる、そういったところに主眼を置いている自治体もありますので、そんなようなところも調査研究しながら、なるべく早期に実施をしていきたいと考えております。
質問 3番 重山雅世
これ長沼もということで情報つかんでいらっしゃったと思います。群馬県の高崎というところも、これ先進事例で人口37万人のところです。そして、この現状が教育委員会の学校教育課にヤングケアラー支援担当を新設したのですって。そして、児童福祉だとか、経験持つ職員8人体制でやっていると。やはり家庭訪問するわけですから、本当にそういう点では信頼関係がないとうまくいかないと思うのです。それで、でもこれ家事支援が主なようです、現実に。こういう写真も載ってやられているのですけれども、ヤングケアラーの時期が長引くと学校生活だとか友人関係なりに影響が出る可能性も高いとされているから、これやっぱり早期発見で少しでも早く支援に取り組む体制というのは構築していただきたいなということ。方向性は、私想定していたことを取り入れるという点では、やっぱりそういう方向がもう具体的に出されてきていますので、そういう内容でやられるという点では、私はそれで今のところはですよ、まだほかの方法が出てくる可能性もありますけれども、担当の取組や何かもこういう子育て支援、特に支援が必要な方に対する支援という点では、栗山は本当に自慢していいぐらいの状況だと思います。ですから、その点でも子育てするなら栗山でということなんかも私勧めているぐらいですから、やはり今やっていることプラスという点では、今の方向性という点では、私はそういう方向で取り組んでいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。それと、次に行きます。まず、その次、学校給食のほうです。これは私率直に言いまして想定された内容ですけれども、国がやるべき問題だよと。それはもう第一義的に本当に当たり前だ、そういう点では同じ思いです。国がやらないから自治体が独自に取り組んできているというのがこの間の自治体独自で取り組んで、そして私も財政、もう既にやっている自治体がどうなっているかということ、財源も示しながら提案しました。それで、財源の問題と、それから優先順位の問題とあると思うのです。そういう点で、まずどのように考えられておられるか。財源の問題はこちら、その辺は財源の問題、優先順位の問題、そういう点でまずお考えを聞きたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
この学校給食費の負担の問題につきましては、冒頭教育長のほうからお答えしたとおりでございますけれども、今財源の関係ということでお話がありましたので、私の考え方としては、まず財源云々よりも先に何をしっかりと捉えなければならないかというところをお話ししたいと思いますけれども、この教育委員会の学校給食に関わる部分については、憲法的な問題はありますけれども、やはり学校給食に関しては学校給食法というのがあるわけでございます。ですから、その中で学校給食の運営等に関するところについては設置者である町がしっかりと措置、対応しなければならないということになっております。それ以外の給食の食材等に関わる部分については保護者等の負担であるということは、法律の中で明記をされているわけでありますので、財源の問題よりも、その前の段階でしっかりその辺を踏まえた上で私としてはいろんな思いはありますけれども、やはりそこは曲げるべきではないかなというふうに思っておりますので、この物価高騰に伴う値上げの部分については町のほうでしっかりと支援をさせていただきますけれども、基本の食材のところについては保護者のほうに負担をしていただきたいというのが私の考え方でございます。そんな中で小学校の関係については、今年から無償化をされました。今中学校のところについてもこれからそこに向けての議論が加速化されていくということでございますので、その動きも見ながら町としてまた判断をしていきたいと考えております。
質問 3番 重山雅世
まず、一応分かりましたけれども、これも道新の報道の中で6月8日の報道だったかと思います。物価高騰が長期化する中で子供たちの食生活にもしわ寄せが及んでいるのだよと。それで、総務省が今年の2月に発表した2025年の2人以上の世帯、エンゲル係数28.6%とかなり高い水準になったよと。1980年以来の高い水準になったと、そう報道されています。特にひとり親家庭を中心に食品の買い控えや食事の回数を減らすなど深刻な影響だよと。専門家の声も載っていまして、子供にとって当たり前の生活送れなくなっていると分析していると。その上で、子供の生活を支える支援として給食費の無償化や就学援助制度の認定要件の見直しなど、家族任せでなくて支援の拡充、それが重要だよというのを指摘しているわけです。ですから、そういう点で私はそこまで今、子供やっぱり食は命ですから。そして、今夏休みになったら給食がないからということで、その夏休みの食事の支援をする自治体も増えてきているのです。現にあるのです。そこまでいっているのです。そして、私もこの前児童センターのほうに行ってどういう状況かというのを聞いたら、やっぱりお金を払ってという感じで障害者団体のほうからですから、こういうようなすごくいい食材も考えていただいて、ご飯のときと、それからパンのときとあるのだという、400円っておっしゃったかな、それを自腹というか。でも、そういう形、あとはお弁当持参の方もいらっしゃるけれども、そういうことなどを話されておりました。そういうことに対する支援をやられている自治体も現に出てきていますので、本当に食は命という、食べ物で体つくっていくわけですから、そこまで今状況が大変な状況になっているという現状を踏まえて、やはり私は優先度という点では、未来を担う子供たちですから、そういうところにお金を使うという点では、そういう方向性をやっぱりしっかりと考えていかないとならないのではないかなと、そう思うわけですが、再度答弁求めたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
重山議員おっしゃられるとおり、やはり栗山の次代を担う子供たちのことでございますので、優先順位等を上げて取り組むべきものはこれまでも取り組んできているということでございます。そのような中で、今回のこの質問の趣旨等につきましては、小学校の無償化に少し中学校が遅れを取っているということではありますけれども、その前段としてやはり昨今の社会情勢、または物価高騰等に伴う非常に厳しいそういった経済情勢もあるわけでございまして、そこに対応していくものについては町としても優先順位を上げて、今その物価高騰の部分についてはしっかりと手だてをさせていただいているということでありますので、そこに私は優先性を持って予算の配分をしたということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 3番 重山雅世
広報くりやまの6月号のキャッチボイス、その中で子供の給食支援についてキャッチボイスに載っていました。小学校の助成に加えて民間こども園などへの支援もお願いしたいと、やっぱりそこまできているのです。そして、近隣の市では逆に言うと給食費値上げしたところもありますけれども、逆に中学校も近隣の動向を踏まえてっておっしゃいましたけれども、夕張も、それから南幌も中学校も含めて無償にしましたよね。当然つかんでいらっしゃると思いますけれども、決して財政状況から見てどうなのかと。うちが食材費の負担分、ほかのところでは見ていないかもしれないけれども、うちはそこの部分も見ているのだよっておっしゃいましたけれども、そういう点ではやはり一歩踏み出すべきでないかなと。私は、この国の示した財政のどうやって給食費無償化したかという財源も明らかにしながら、順位、自己財源、それから地方創生臨時交付金だとか、ふるさと納税を使うだとか、やり方としては私はできないわけないのではないかなと。国がやっているのを黙って、国がやるべきだよって、これまでどおりそこまで待つつもりですか。今ちょっとホルムズ海峡の状況はちょっと変化してきていますけれども、ずっとこの間長引く物価高の中で子供たちがろくに食事もできない状況が、1日2食なんていうような報道もありますから、そういう点では本当にこれ住民要望の強いところで注目していると思うのです。そういう点ではどうなのかと。やはり私は本当に優先順位という点では最重要だと思って提案しています。ですから、再度答弁求めたいと思います。私は例えばふるさと納税使うだとか、そういうような形のやり方もあるのでないかなと、そう思うわけですが、どうですか。
答弁 町長 佐々木学
今現段階での私の考え方は、先ほど申し上げたとおりでございます。そこで、いつまで待つのだというようなところでありますけれども、小学校の無償化のときから小中含めてこれは各地域で格差がついてはいけないということが全国の自治体の思いでもありましたので、その当時から国に対する支援、早く実施するように働きかけてまいりましたので、そこの町村会、そして関係機関を通じた要望活動というところはしっかり早期の中学校の無償化に向けて実施されるように私もその一員として要望活動を行っていきたいと思っておりますし、また本当に物価高騰の部分については繰り返し申し上げるようでありますが、そこの部分については優先順位をつけてしっかりと手だてをしているということでございますし、その中で基準がありますけれども、要保護、準要保護に該当するようなご家庭については、そちらの法律の中でしっかりと支援する制度もありますので、当面のちょっとどのぐらいの期間になるか分かりませんけれども、そこの期間なるべく早く実施されるよう要望活動をやっていきたいと思っていますし、小学校についても議員もご存じのとおり国の基準で無償化と言いつつ、町の各自治体の持ち出しが大きく出ているところもありますし、それは栗山も同じでありますけれども、その内容についてもこれからしっかりと見極めながら対応していきたいと思っております。
答弁 教育長 吉田政和
では、私の立場から若干補足させていただきたいなと思います。私たまたま10年前に校長をしていましたので、そのときから、私がいなくなったのが平成31年度、その辺りで一回ちょっと10円ぐらい値上げしていたのではないかなというふうに記憶しています。しかしながら、全道の給食費を見ますと栗山町は平均以下なのです。そこで、コロナ前からそういう状況になっていたかなというふうに思います。そのときも私その当時説明を受けたのは、その金額ではあるけれども、栄養価はほかのまちに比べても劣らないように頑張るのだということを聞いて給食の内容等も見ていました。今その思いというのですか、取組というのですか、今も変わっていないのです。ですから、コロナ後全道の給食費を見ると、結構市町村で値上げしていましたよね。でも、うちは値上げしていないのです。ですから、今町長おっしゃった物価高騰部分ということを考えた場合、値上げしていない部分だけ負担が大きい町の一つだったという形でははっきりとした事実があるのではないかなというふうに思っていますので、町長が答弁された内容プラスアルファ、今この事実も含めてご理解いただければなというふうに思いました。以上です。
質問 3番 重山雅世
1食当たり小学校258円、中学校308円と、これはもう長い、これ維持していて、私それは知っています。物価高の分は全部町が持っているよというのは、当然捉えてお話ししています。それで、そういう中でもやはり中学校含めてやっている自治体が先進事例としてある、先進というか、もうそれだけやっぱりせっぱ詰まっているのだよということだと思うのです。今のこの物価高、食費だけではないですから、いろんな分野が上がっている実態というのは当然自分自身でも実感しているのでないかなと思うのです。私も昨日キュウリ2本買って189円でした。もうびっくりしてしまいました。そのぐらい、だからお母さん方も本当に安いものを求めてというような自助努力もしている中で、子供たちに食べさせたくても食べさせれない状況もやっぱり聞いておりますので、そしてこういう生の声も直接行政にぶつけているわけでしょう、キャッチボイスでもって。小学校だけでない、民間のという形の声もあるわけですから、やっぱり未来の子供たちに対する支援という点では優先順位がすごく高いと思うのです、私は。ですから、ふるさと納税使ってでもやるべきだと。でも、それは今手つけたくないよというお考えなのですね。
答弁 町長 佐々木学
今議長のほうからお話があったとおりでございまして、私もこれまで再三そのことを申し上げてきたところであります。お気持ちは十分理解しておりますし、私もこの学校給食にかかわらず子供教育の政策であったり、子ども・子育て政策であったり、そこは栗山の未来を担っていく、そういったところへの先行投資的なところもありますし、重要な政策であるということは十分認識をしているところでございます。その中で今この中学校の無償化の問題が出てきているわけでありますが、そこについてはそれぞれ申し上げてきた考え方の中でこれからも進めていきたいというふうに思っておりますし、各家庭のそういう物価高騰対策、これは給食費の無償化というのは一つのものでありますけれども、全体的なものはこれまで国の重点支援交付金であったり、国の様々な交付金を活用しながら進めてきている部分もありますので、またそういう時期が来ましたら、今国のほうで重点支援交付金の予算がつきまして、栗山の配分額が800万円ということでありますので、それでは何もできませんので、今これから秋に向けて普通交付税の加算もあるでしょうし、また新たな追加もあるやに聞いておりますので、そのときにしっかりと予算を取って全体的な物価高騰対策講じていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただければと思います。
質問 3番 重山雅世
最後、食育の部分ちょっと触れたいと思います。本町では、ご飯を主食にした献立、米飯中心で、そしてパンと麺が月2回ということで担当のほうからお聞きしております。それで、この間文科省のほうでも食育、学校給食は生きた教材だという形で食育の部分もすごく強調して、答弁に書いてあるとおりだと思いますね、現実に。そして、私の記憶の中では教育執行方針の中でよく昔は早寝、早起き、朝御飯という、そういう言葉が出てきたかと思うのですが、この頃あんまりそれ聞かないのです。というのは、ヤングケアラーの問題にもちょっと関わるのですけれども、子供たちが早起きできなくて遅れてくるだとか、それとかよくキレるだとか、かっとしやすいだとか、やはりそういう部分何から生まれているかと。やっぱり食の中身的な問題も重要でないかなと。そして、本町ではふるさと給食という形で広報にも、子供たちが頬張っている状況なんかも広報に載って大事に宝物のようにして取っている家族もあるやに聞いておりますけれども、やはり地元産の食材を使って。それから、担当のほうにお聞きしましたら、有機の玉葱出たときはそれを使っているのだよと、食材にも気を遣ってやっているのだよと。そして、お米も減農薬のお米という形で、私は、いや、減農薬でない、農薬を使わないでできるお米だったらいいなとは思うのですよ、現実的に。オーガニック給食前に提案したこともありますから、そういう点で朝御飯を食べてこない子供だとか、そういうような状況、当然栄養教諭の方がいろいろ食べ物の大切さなどを答弁にもありましたようにやられていると思うのです。とっても大事なことだと思うのですよ、食の大切さって。朝からカップラーメンだけだとか、何も食べないで来る子供だとか、そういう子供がいるやに聞いておりますので、そういう点での指導というか、やり方という点ではどのようにお考えになっておられるか、ちょっと答弁求めたいと思います。
答弁 教育長 吉田政和
まさしく今言われた中身については大切な視点だなというふうに思っていますし、我々教育界としても永遠のテーマの部分もあります。学校教育の部分で家庭との連絡関係で限界もあるのです。例えば家庭訪問一つ取っても学校全体で進めていくときでさえも入っていいよ、悪いよというか、家庭内に確認を取らなければならないのが学校教育なのです。ですから、福祉課との連携というのが大切になってきているという状況です。ですから、そこは今福祉課の子育てグループの皆さんもそうですし、福祉課全体もそうですけれども、関係機関の皆さんと協力を取らせていただいているというのが現状です。これは、先ほどヤングケアラーの話がありましたけれども、これも同様の話になってきますので、しかも学校ができる部分というのは、いろんな関係機関なんかでも病院とのやり取りもさせていただいていますので、子供の心の部分でです。かなりの件数の病院とも連携を取らせていただいています。その中で個々の家庭の状況も含めて、ただこれも先ほど言いました福祉課との連携の中においてできていることなのです。学校では、例えばSOSを発信している、発信できる環境づくりだとか、そういうところがどうしてもメインになってきますので、そこにもやはり限界がどうしても出てきてしまっているというのは確かな現状です。しかしながら、我々教育委員会としては、それを一歩越えて理想を追い続けなければならないという一面も持っていますので、そこについては今後もしっかりと相談員を中心にしながらも指導主事もいますので、そういったところも連携して、なおかつ福祉課との連携、各関係機関との連携ということでは密にしていかなければならないかなということで、大切な一つだということで改めて今のお話を聞かせていただきました。今後とも手を抜かず、一つ一つ丁寧にやっていきたいなということで答弁とさせていただきます。以上です。