みんなの議会

網走市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日

私もさきに通告をいたしました2項目について

2023年12月12日、網走市議会の一般質問で、金兵智則議員が「私もさきに通告をいたしました2項目について」質問し、新庁舎開設準備室長 武田浩一、建設港湾部長 立花学、企画総務部長 秋葉孝博、観光商工部長 伊倉直樹、市長 水谷洋一が答弁しました。

質問者
金兵智則 議員
答弁者
新庁舎開設準備室長 武田浩一、建設港湾部長 立花学、企画総務部長 秋葉孝博、観光商工部長 伊倉直樹、市長 水谷洋一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 金兵智則

それでは、私もさきに通告をいたしました2項目について質問をさせていただきます。まず初めに、まちづくりの方向性についてであります。まちづくりについては様々な場面で、いつもの議論もまちづくりにつながるといえばそういうことなのだというふうに思いますけれども、種々議論をさせていただいておりますし、今都市機能の話についても里見議員のほうからも議論がありました。また、以前で言えば、新庁舎の場所を決める際にも特別委員会を設置し、細かく議論をさせていただいたというふうに認識をしております。そんな中、いよいよ来年の11月には新庁舎が開設となる予定となっているというふうに認識をしております。それに向けて、現在工事が行われております。先日、我々議員も進捗状況の確認ということで、現地の視察をさせていただきました。そのときにも、現在のところ工事は順調に進んでいると。議会冒頭の市長の挨拶でもそのような報告があったというところでありますけれども、様々な工事の納期が遅くなるという話も既に今あります。改めて、工事の進捗状況と引っ越し等も含めた新庁舎開設に向けたスケジュールに遅れが生じないのか、伺いたいというふうに思います。

答弁 新庁舎開設準備室長 武田浩一

新庁舎建築工事の進捗状況についてでございますが、現在は4階のコンクリート工事、続いて5階の躯体工事を進めているところであり、1階では電気・機械設備の配管、配線工事を進めており、受注各社の努力によって予定どおり進んでいる状況にございます。しかし、建築工事は天候の影響を大きく受けやすく、これからの冬期間における天候の状況によっては、工事工程に遅れが生じることも想定されます。また、2024年4月以降、建設業や運送業などでは、時間外労働の上限規制が適用されることから、昨今の人手不足と重なって、予定どおりに工事が進まない、資材が予定どおりに現場へ到着しないということも想定されます。これにより、建築工事の工程に遅れが生じた場合、その後の外構工事や庁内ネットワーク工事、什器備品、いわゆる家具の搬入などの関係工事にも影響が出ることとなりますが、現在受注各社では工事に係る人材確保や資材確保の調整を行いながら、建築工事の令和6年8月末の完成に向けて工事を進めているところでございます。また、外構、ネットワーク、什器備品などの関連工事については、影響する物流、運送などの状況にも注視し、予算の計上を含め取り進め、令和6年10月末の完成を予定しております。全て完成後の引っ越しと供用開始につきましては、現在のところ令和6年11月を見込んでいるところでございます。

質問 金兵智則

ただいまの説明によれば、よっぽど大きな何か事態が起こらなければ予定どおり進んでいくのではないかということで、ひとまず安心をさせていただきます。これまでも様々な場面で伺っておりますけれども、新庁舎が開設した場合には現庁舎、西庁舎、保健センターなどに分散している各課が新庁舎に統合されるというふうに認識をしております。現庁舎については、公用車の駐車場として使用というお話もありましたが、先ほど里見議員の質問の中には、ゾーンとしてなので旧庁舎がというわけではないのかもしれませんが、国の施設を持ってくるということも要望していきたいという話もありました。けれども、様々御説明があってから時間も経過しているところであります。現在のところ、新庁舎開設後のそれぞれの施設はどのようにしていくお考えがあるのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 建設港湾部長 立花学

今金兵議員からお話がございますように、先ほど里見議員にお話ししたとおり、都市機能誘導構想検討協議会の中では市役所跡地につきましては、合同庁舎化という方向感で現在方針としてパブリックコメント等を行い、今年度中に提言書をまとめていくということになっているところでございますけれども、現在のところ、先ほどお話いただいたように、現庁舎につきましては公用車駐車場として活用していくということで進めております。西庁舎につきましては、新庁舎に保管できない保存文書や物品などの一時保管場所としての活用を考えているところでございます。また、保健センターにつきましては、都市機能誘導構想において、保健福祉ゾーンに位置していることから、これに関連する機能の移転を検討してまいります。

質問 金兵智則

取りあえず現在のところは、現庁舎は駐車場として活用するという考えですが、合同庁舎化も含めて今後という話でしたけれども、西庁舎、資料の一時保管場所、これやってしまうと、多分入れてしまったら動かなくなってしまいますよね。一時保管が悪いと言いませんが、一時保管したものを多分何もその後の考えがないと、ずっと10年、20年保管場所のままで終わってしまうというふうに考えるのですが、この西庁舎については一時保管場所の後まできちんと考えておいたほうがいいような気がするのですが、いかがですか。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

今一時保管場所という説明をさせていただきました。具体的に何年ということをまだ想定できておりません。ただ書類が永年保存ですとか、30年、10年といった書類がありまして、こうしたものをまずデジタル化を進めて、デジタルデータとして保存していくという考え方です。ですから、一旦保存はするのですが、デジタル化を進めることによって最終的には文書、紙については全て処分をしたいというふうに考えております。ですから、何年と断言できないのですが、10年、20年先もいわゆる倉庫としてその施設を維持するという考えはございません。

質問 金兵智則

おっしゃっていることはよくわかります。ただ、一回入れてしまうとね、人間はそういうものですから、なかなかその先が、取りあえず入れておけというのが続いてしまうと、その後の処理が大変なので、その辺も含めてたまらないような検討はしていっていただきたいなというふうに思います。次に移ります。空き店舗が増えてしまっている中心市街地を活性化させるために、まちづくりの一つとして様々な取組を網走市としてもやってきていることは承知しております。しかしながら、大きな成果が上がったかというふうに言われれば、なかなか難しいのかなと思います。そんな中、市の顔であり、まちづくりの中心となる庁舎が中心市街地に移転をします。市民のみならず、観光客やその他様々な立場の方が行き交う可能性のあるこの中心市街地を、移転を契機に今後どのようにしていこうというふうに考えているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)

新庁舎移転を来年に控える中、以前は大きな商業施設もあり、老若男女を問わず人通りが多く活気にあふれ、網走の顔的な存在であった中心商業地域ににぎわいが戻ることは、中心市街地の活性化と雇用の創出の観点からも非常に重要なことと認識をしております。これまでにも、中心市街地の空き店舗を利用して新規事業を行う方に対しまして、平成17年度から店舗改修費用や店舗借上家賃の一部を助成する網走市商店街空き店舗活用事業を実施してきており、令和4年度までに37件の補助を行ったところでございます。また、本事業では、令和4年度から中心市街地における新陳代謝、活性化を図るため、既存の商店街の事業者が新たに取り組む思い切ったビジネスモデルの転換に要する経費の一部についても助成する取組も行っているところでございます。新庁舎移転を大きな起爆剤として、引き続き飲食などの新規起業を検討している方や新たな業種の開業の呼び水につながるよう、補助制度の周知を図り、空き店舗の利用促進に努め、市民や観光客、ビジネス客など、様々な方が行き交う活気あふれる中心市街地にしていきたいと考えているところでございます。

質問 金兵智則

様々、今やっていることに合わせてプラスアルファを進めていくといったような答弁だったのかなというふうに思いますけれども、なかなか難しいところもあるのかなというふうに思います。例えばまちの統一感を持ちながら取り組むといっても、もう庁舎がどんなものができていくかはもう決まってしまっているので、なかなかそれも難しいのかなというふうに思いますけれども、あとはもう市として、子育てに関わる方が何か空き店舗の跡地を利用して、子供たちが過ごせる場所であったりとかというのも一つの考え方なのかなと。それは民間事業者に頼ることではなく、市として中心市街地の中に1個そういう場所があっても、そうすればやはり子供連れの親が来るという可能性も出てくるわけですから、民間に様々周知をしながらというのも今までもやってきていますのでわかりますけれども、市として何か別の考え方もあるのではないかというふうに思いますけれども、伺います。

答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)

先ほども御答弁を申し上げましたけれども、現在空き店舗というのが完全に解消していない中で、まずは新しい新庁舎が移転する中で、今現在の空き店舗の補助金というのは業種は一定程度縛りをかけているところはございますので、これからいろいろな人が行き交う中で、そういった業種の制限というのも、これからいろいろなところで協議を進めて、にぎわいのまちづくりになるよう努めてまいりたいと考えてございます。

質問 金兵智則

新たな業種にも広げていこうという気持ちはわかりました。ただ、市としても取り組んでもいいのではないかなというふうに思ったものですから、そういった提案もさせていただいたので、ちょっと考えてみていただけたらなというふうに思います。庁舎移転という出来事を契機に、改めて様々網走のまちづくりを考えていく必要があるのかなというふうに思っております。その中で、現在網走市にとってなくてはならない存在というのが東京農業大学なのだと思います。網走の重要な基幹産業である農業・漁業の一次産業に関わっている学生はかなりの数を占め、学生がいなければ作業は進まないと言われる状況にまでなっているというふうに承知しております。そのほか、人手としても消費者としても、網走市の経済、まちづくりに多くの影響を与えていただいている東京農業大学ですが、先日北海道医療大学が当別町から北広島市にキャンパスを移転することを発表されました。当別町はまちづくりの方向性が大きく変わる事態になってしまいました。網走市もそのような状況にならないということを切に望むわけでありますが、現状、網走市は東京農業大学及び農大生が網走市とどのような関わりを持っているというふうに把握、認識をされているのかお伺いしたいと思います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

農大と市の関わりについてでありますが、オホーツク地域は国内屈指の大規模な畑作や畜産、漁業に加え、海洋、汽水域、湖沼、河川を有しており、自然、生命、人、社会を幅広く扱う生物産業学の研究資源がそろっております。また、大都市圏ではなく四季折々の自然を身近に感じられる当地域での生活は学生にとって貴重な経験であり、農大オホーツクキャンパスが当市に立地することは大変意義のあることと認識をしております。一方で、農大オホーツクキャンパスは、一次産業における貴重な研究機関であるとともに、関係者約1,600名の消費、関連する設備投資、農業、漁業、飲食ほか様々な分野での労働力など、地域に大きな経済波及効果をもたらしており、大学、市双方にとって必要不可欠な存在となっております。引き続き、行政、農業、漁業、商工、観光など地元関係機関とともに農大との連携強化を図り、オホーツクキャンパスの魅力向上に努めてまいります。

質問 金兵智則

網走市にとっても東京農業大学にとっても、ウィン・ウィンの関係が出来上がっているのかなというふうな理解をさせていただきたいというふうに思いますけれども、もし、こんなことはあってほしくないのですが、東京農業大学が網走から撤退をするというふうになった場合、網走市としてはどのぐらいの経済損失や影響があるというふうに市としては認識しているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

議員御案内の仮定のお話についてお答えすることがなかなか難しいのですが、平成31年の株式会社北海道二十一世紀総合研究所による調査によりますと、農大の立地によるオホーツク地域への消費支出に伴う経済効果は年間約32億円となっております。

質問 金兵智則

そういったデータがあるのですね。オホーツク地域ということですので、全部が全部網走ではないのかもしれませんが、1年間で32億円という経済効果、これがなくなってしまえばなくなってしまうということになりますので、本当に幾ら聞いても大事なのだなというふうに思いますけれども、今回北海道医療大学がなくなる当別町では大学と協力をしてきた、関わりを十分持ってきたというふうに考えておりましたけれども、突然の発表で驚いている、決定する前に相談してほしかったなどとニュース映像も流れていたというところは皆さんも御覧になっていただいたのかなというふうに思いますけれども、今後ともやはり東京農業大学とは密接な関わりを持つことが必要なのだということがわかりました。現在も様々な分野で東京農業大学のほうから協力をいただいているということも理解しますし、市としても、例えば学生確保対策などの取組を行っているということも認識しております。今後もより積極的な支援や密接な関わりが必要となってくるというふうに考えますけれども、見解をお伺いしたいと思います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

農大への支援についてでありますが、学校の魅力向上に向けては商品開発、地域の活性化や課題解決に向けた研究・研修に対する支援や、令和3年度にはラーニング・コモンズと呼ばれるICT環境、家具などが整備された開放的な学習空間と地域の交流機能を併せ持つイノベーションベースを整備したところであり、学生の確保に向けては、入学時の費用負担の軽減に加えて、令和4年度からは関西圏の高校生を対象に、オホーツクキャンパスと網走の魅力を体験、探求する高大連携教育プログラムに取り組んでいるところでございます。このほか地域が一体となって、学生を応援・支援する東京農業大学生物産業学部協力会の活動や農大と産学官金の連携を深める地域課題戦略推進協議会の運営に取り組んでいるところでございます。引き続き、農大に加えて、地域の関係機関、協力団体との情報共有、連携に努め、必要とされる支援に取り組んでまいります。

質問 金兵智則

今後ともよろしくお願いをしたいというふうに思います。次に、中心市街地から程近い場所にあります網走川、その周辺にいわゆる川筋地区と呼ばれる地域、これは都市マスタープランや立地適正計画などで都市拠点の中の一部というふうにされておりますけれども、その整備については、網走かわまちづくり計画によって整備が進められてきたことは認識しております。令和2年3月に策定をされた計画によれば、令和5年度、つまり今年度が最終年というふうになっており、整備が完了するのだということで私自身は認識をしております。その活用方法としては、観光散策・ウオーキング・ジョギング・ランニング・サイクリングコースということで、考えられているということも計画に明記されておりますけれども、まず整備は計画どおり完了しているのか。また、これまでの整備により活用に対する効果はどの程度表れているのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 建設港湾部長 立花学

網走かわまちづくり計画は、議員お話のとおり、網走川左岸の歩行動線を確保し、観光散策・ウオーキング・ジョギング・ランニング・サイクリングコースとしての活用や、川筋地区のにぎわい創出のため整備を進めてまいりました。今年度、北海道開発局による中央橋左岸側にボックスカルバートの設置が完了いたしましたが、引き続きボックスカルバート内の照明設置工事を市において施工を行う予定としております。開通につきましては、来年度になる見込みでございます。これまで網走橋のボックスカルバートの完成後、ウオーキングやジョギングされる方や、モヨロ貝塚資料館への散策路として活用されているところでございますが、中央橋のボックスカルバートがまだ開通をしていないという状況のため、効果は小さい状況でございます。今後開通により、活用効果は高まると考えているところでございます。

質問 金兵智則

わかりました。国が関係している整備については、終わっているけれどもまだ開通はしていないと。まだもう少し残っているよということで、それが終わればさらなる効果が期待できるという答弁だったと理解をさせていただきますし、現状で言えば、人が移動できることが可能になったというところなのだというふうに思います。今部長の答弁がありましたけれども、川沿いのにぎわいを創出するということですので、地域の活性化を目指すということもかわまちづくり計画には記載をされているところであります。ただ、今人が移動できるようになったというところで人のにぎわいが創出されるのかというと、またちょっと話が違ってくるのかなというふうに思います。その人のにぎわいをつくっていくためには、イベントをするというのも一つの手なのかもしれないですが、そうなるとイベントをしたときだけにぎわいがあると、そういうことではないのではないかなというふうに思うのですよね。そのために対応、対策が必要になってくると思います。例えば、東京都台東区では隅田川沿いにコーヒー店を誘致し、人々の憩いの場となっているという状況もありましたし、先日私が伺った北九州市の川沿いもすごくきれいに、お店もあり、人が行き交うにぎわいのある場所になっておりました。網走市としても、そういったことも踏まえて、新たな取組を考える必要があるというふうに思いますがいかがでしょうか。

答弁 建設港湾部長 立花学

川筋を活用した新たな取組についてでございますけれども、川筋地区のにぎわいを創出するため、イベント活用を想定したコンセントの設置や照明設備を整備をしているところでございます。また、河川区域における営利を目的とした活用も国の制度により可能となったことから、活用の周知を図ってまいりたいと考えております。またさらには、整備された空間の名称づけ、サイクリングイベント、健康増進のための距離別の散策ルートの周知などを行い、利用促進につなげてまいりたいと考えているところでございます。

質問 金兵智則

まずはイベントができるような体制を整えながら、イベントをやっていくというところで、営利を目的としたところも使えるのも周知をしていくという考え方でしたので、見守っていきたいなというふうに思っております。次の質問に移りますけれども、まちづくりを考えるに当たっては、人口動態はきちんと見ていかなければならないのだというふうに思っております。網走市も平成27年7月でしたかね、人口ビジョンを策定をされております。この人口ビジョンでは、2040年に国立社会保障・人口問題研究所が当時推計をした3万955人を上回る人口3万2,900人を確保することを目標としておりました。ところが、その後網走市の人口減少の速度は大幅に上がり、人口ビジョンの推計を大きく下回っているというふうに私自身は認識しております。また、人口問題研究所も平成30年3月に、平成27年の国勢調査を基にした推計値を新たに発表。それによると、網走市は2040年に2万7,896人になるという数値も出されております。それらを踏まえまして、現在の網走の人口は、人口ビジョン、社人研の推計値と比べてどういう状況になっているのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

当市の人口ビジョンは平成22年国勢調査の人口に基づき2010年から2060年までを期間として、国立社会保障・人口問題研究所の人口推計を基礎数値に、議員お示しの2040年に人口3万2,900人の確保を目指すものでございます。令和2年の国勢調査の結果では、当市の人口は3万5,759人で、人口ビジョンにおける目標値よりマイナス2,857人、社人研の推計値よりマイナス2,569人と、いずれも下回る結果となっております。ま た 、 前 回 平 成 27 年 の 国 勢 調 査 と の 比 較 で は3,318人の減少で、主な要因は網走刑務所の受刑者数の減少で523人の減、私立大学の入学定員、厳格化による農大生の減少で187人の減となっております。

質問 金兵智則

やっぱりちょっと人口減少のスピードが上がってきているということがわかるのかなというふうに思います。網走はまちづくりを進めるに当たって、平成30年度から令和9年度までのまちづくりの方向性を示した第6期総合計画、その戦略版として令和2年度から令和6年度を対象期間に策定された第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略などがありますけれども、これらの基礎資料となっている人口ビジョンが当初と大きく乖離が出ているという、この状況は、今後総合戦略、総合計画の策定または今後の事業の実施に影響が出てくるというふうに私自身考えます。人口ビジョンの見直しの考え方についてお伺いしたいというふうに思います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

国立社会保障・人口問題研究所による令和2年国勢調査に基づく地域別将来推計人口を基礎数値として、当市の新たな人口ビジョンを策定したいと考えております。なお、地域別将来推計人口は、本年中に公表の予定でありますが、現時点でも示されていない状況となっております。また、現在の第2期総合戦略は、令和6年度に最終年度を迎えますので、新たな人口ビジョンの策定に合わせまして、現戦略の検証や次期戦略の方向性などにつきましても検討を始めたいと、このように考えております。

質問 金兵智則

やはりやっていただけるということがわかったところであります。次に移ります。平成29年8月に改訂をされた都市マスタープランでは、平成26年8月に施行された改正都市再生特別法によりコンパクトシティ・プラス・ネットワークのまちづくりを目指す立地適正計画が位置づけられたため、これを策定し、その中で網走の特性を生かしたコンパクトシティ・プラス・ネットワークへの対応を行うということが示されました。コンパクトシティは三つの拠点(都市拠点、沿道商業ゾーン、身近な生活拠点)と、二つの骨格軸(広域幹線、生活幹線)沿道に、利便性の高い持続的な市街地の形成を行っていくと。それらを公共交通などでネットワークを形成していくということが明記をされておりました。しかしながら、公共交通の一翼を担っていただいており大きな役割を果たしているバスでありますけれども、バス事業者では、全国的に大きな問題となっている運転手不足を理由に、今月の4日から4路線24便の減便、4便の一部区間運休を行うことが発表され、今現在はもう始まっているのだというふうに思います。以前も減便は行われておりましたけれども、そのときは利用者の減少ということが理由で、運転手不足が理由になるものは今回が初めてなのかなというふうに認識しております。今後も運転手不足の解消がそう簡単に解消できるものではないということもあることから、ネットワーク網の形成に大きな痛手になるのではないかというふうに考えるところですが、この減便によりましてどのような影響が生じるのか伺いたいというふうに思います。

答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)

全国各地でバスの路線廃止やダイヤの減便が余儀なくされる中、網走市内の路線バスにおきましては、令和4年1月に日中の昼間時間帯の一部をどこバスに置き換えるため、減便を行い、加えまして、本年12月4日から経費節減、運転手不足への対応として、平日も日曜祝日ダイヤで運行する特別ダイヤで運行していると承知をしております。この特別ダイヤにつきましては、通勤通学への影響を軽減するため、その時間帯の便を残すものとなっていると思っておりますが、これらの減便により、減便前と比べて3割強の減になったというふうに認識をしてございます。このような中、路線バスの減便に伴うコンパクトシティ・プラス・ネットワーク網への影響につきましては、減便となったのが利用の少ない便を基本にしており、通学等に対する支障が出ないよう調整されているという認識ではありますけれども、影響が全くないということではないというふうに考えてございます。その上で、どこバスなど、その他の移動手段により補完されている部分も踏まえ、現時点では市内路線バスの一部減便という状況の中で、都市拠点、沿道商業ゾーン、身近な生活拠点を結ぶネットワーク網の形成に大きく影響が出ることはないのではないかというふうに考えております。

質問 金兵智則

ネットワーク網の形成にそこまで影響は出ていないのではないかという答弁だったのだというふうに思いますけれども、ただやはり減便が行われることはネットワーク網が細くなっていくのは事実なのだと思います。今後も運転手不足は早期に解消できるものではないと。コンパクトシティ・プラス・ネットワークですので、ネットワークがなければ小さなコンパクトシティがいっぱいあって、その間移動できないよということになれば、まちづくりとしてはもうどうしようもない状況にまでなってくるというふうに思いますので、やはりこの運転手不足に対しては対応していかなければならないのかなというふうに思いますけれども、網走市も種々予算を組みながら、様々な事業を行って対応が行われているというふうには思っております。先ほど来言っていますけれども、全国的な人手不足もありまして、なかなか効果的な対応には今のところなっていないのかなと。それでも少しずつ募集に人が集まっているといったような話も伺ってはおります。ただ、そんな中、先日帯広駐屯地において、自衛官を対象としたバス・タクシー・トラック会社が共同で運転体験会を含めた合同企業説明会を開催いたしました。ニュースにもなっていましたので、見られた方もいらっしゃるのだというふうに思いますけれども、再就職先の選択肢の一つとして、自衛官の皆さん定年が早いですので、その再就職先の一つとしてこのような取組を行ったそうであります。翻って、網走市にも自衛隊施設、近隣であれば美幌に駐屯地もございます。関係各所と連携の下、このような帯広で行われたような取組を網走も行ったほうがいい、行う必要性があるというふうに思いますが、見解を伺います。

答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)

北海道運輸局帯広運輸支局と自衛隊帯広地方協力本部が自衛官を対象としたバス・トラック運転体験会及びタクシーなどの運輸業の就職説明会を同時開催したことについては承知をしております。当市におきましても、公共交通を支える運転手の人材不足は事業者へのヒアリング等におきましても把握しているところでございまして、喫緊の課題と認識をしております。様々な業種で人材不足が叫ばれる中、大型免許を取得している方が多い自衛官のセカンドキャリアとして、公共交通の運転手という選択肢が広がることは有益なものと考えております。また、ドライバー不足にさらなる拍車がかかることが予想される2024年問題が目前に迫る中、比較的若い年齢で毎年一定数の方が退職される自衛官を運転手として確保することは、公共交通の長期的安定にも非常に効果的であると思料します。議員から御提案いただいた内容につきましては、市内の公共交通事業者とも意見交換を行い、様々なチャンネルから情報収集と実態把握に努めながら、近隣に自衛隊施設がある当市の地の利を生かして研究してまいりたいと思います。

質問 金兵智則

研究をしていかれる。ぜひともどうやったらやれるのかということを、やるかやらないかの研究ではなくて、どうやったらやれるのかという研究の方向性で進めていただきたいと思いますがいかがですか。

答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)

先ほども御答弁申し上げましたが、運転手不足、公共交通の維持におきまして非常に深刻な部分がございますので、どうやったら取り組めるのかということも、例えば北海道運輸局や網走のバス事業者とも協議をしながら進めてまいりたいと思っております。

質問 金兵智則

前向きな答弁だと受け取ります。よろしくお願いをいたします。まちづくりでは最後の質問になります。網走市では、まちづくりを進めるに当たり、総合計画、総合戦略、都市マスタープラン、立地適正化計画など様々な計画を基に進めていることは私自身も承知しております。来年行われる庁舎の移転は、現状進めようとしているまちづくりのさらに先、未来の網走をつくるためのスタートラインであり、大変重要なタイミングであるというふうに私自身は考えております。この移転を契機に、未来の網走はどのようなまちに進んでいく、またはどのように進んでほしいといったようなビジョンを市長にお伺いしたいというふうに思います。

答弁 市長 水谷洋一

-登壇- 金兵議員にお答えをさせていただきます。議員から各議論をいただきまして、市役所の新庁舎も来年11月に開庁をいたします。加えて、立花部長からもお話がございましたように、国、北海道の施設においても更新時期を迎えておりまして、公共施設の再編というものが今後進んでいくものと考えております。またさらには、女満別空港と網走を結ぶ高規格道路が概略ルートが示される時期が来ていると、このように考えているところでもございまして、道路における都市計画も含めて、将来の網走のまちづくりを決めていく重要なタイミングが近づいているものと、このように考えております。現在、20年後を見据えた新たなまちづくりを進めるために、都市機能のゾーニング、施設の在り方について、現在都市機能誘導構想検討協議会で議論を進めておりまして、今その取りまとめが行われ、パブコメも行われて、3月にその提言書がまとまると伺っているところでございますので、この提言書を基本にまちづくりを進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。

質問 金兵智則

また様々な場面で、まちづくりに関してはやり取りをさせてもらえればなというふうに思っております。2項目め。

出典:網走市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる