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網走市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日

人流状況と安全対策について

2025年9月10日、網走市議会の一般質問で、金兵智則議員が「人流状況と安全対策について」質問し、観光商工部長 北村幸彦、建設港湾部長 立花学、学校教育部長 高橋善彦、市民環境部長 田邊雄三が答弁しました。

質問者
金兵智則 議員
答弁者
観光商工部長 北村幸彦、建設港湾部長 立花学、学校教育部長 高橋善彦、市民環境部長 田邊雄三

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 金兵智則

人流状況と安全対策についてお伺いいたします。オホーツク総合振興局の発表によりますと、オホーツク管内の観光客数が昨年度と比べて5.1%増加したと報道されました。加えて、外国人の宿泊客数も前年度比47.7%増となり過去最多を記録したそうです。網走市も増加傾向であることは議会での市長挨拶など様々な場面で公表されておりますけれども、改めて網走市の観光客入込数とインバウンドの割合についてお伺いしたいというふうに思います。

答弁 観光商工部長 北村幸彦

令和6年度の観光客入込数は156万7,700人で、対前年比109%、宿泊客数は39万6,052人で、対前年度比108%となっておりまして、これは新型コロナウイルス感染症拡大前の令和元年度水準に達している状況でございます。外国人宿泊者数は、市の統計が残る平成11年度以降で過去最高となる5万1,943人、対前年度比134%と大幅に増加したところでございます。宿泊者数における外国人観光客の割合につきましては13.1%となっている状況でございます。

質問 金兵智則

わかりました。本日ちょうど新聞報道にもあったというふうに思いますけれども、外国人インバウンドについては相当増えてきているということがこれでわかるのかなというふうに思います。各観光施設へも多くの観光客の方々が訪れてきてくれているのだというふうに思います。流氷館や博物館網走監獄、道の駅に訪れる観光客の数とインバウンドの割合はどのようになっているのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 観光商工部長 北村幸彦

令和6年度のオホーツク流氷館の入館者数につきましては14万8,886人で、対前年度比110%、そのうち外国人観光客は4万8,856人で、対前年度比127%、外国人観光客が占める割合は32.8%となっております。博物館網走監獄の入館者数につきましては24万8,513人で、対前年度比112%、そのうち外国人観光客は3万7,965人で、対前年度比123%、外国人観光客が占める割合は15.3%となっております。網走流氷観光砕氷船おーろらの乗船者数につきましては6万4,822人で、対前年度比93%、そのうち外国人観光客は2万1,881人で、対前年度比104%、外国人観光客が占める割合は33.8%となっております。道の駅の入込数は67万6,908人で、対前年度比99%、外国人観光客数につきましては集計を取っておりませんが、観光案内をした外国人が約2,500人あったという話でございます。

質問 金兵智則

わかりました。インバウンドの方の割合が対前年比で見れば、例えば流氷館でいけば110%増加なのがインバウンドが127%ということは、やはりインバウンドの割合は上がってきているというふうに捉えてよろしいでしょうか。

答弁 観光商工部長 北村幸彦

議員のおっしゃるとおり、令和5年度と比べましても外国人の割合は上がっているという状況でございます。

質問 金兵智則

わかりました。あともう1点、コロナ禍の頃からか道内に限らず全国の道の駅で車中泊をされる方が多くなってきました。その結果、各地で様々な問題が起こっているというニュースを目にすることが多くなりました。そもそも道の駅のルールでは、休憩や仮眠を目的とした場合の睡眠は許可されておりますけれども、宿泊を目的とすることは禁止されています。とはいえ、この言い方自体がそもそも線引きが難しいのかなというふうに感じるところですけれども、全国の道の駅で対応に大変苦慮しているというふうに言われております。最近では、道の駅にRVパークという車中泊専用スペースを用意するところも多くなってきているそうですけれども、網走市の道の駅はどのような状況になっているのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 建設港湾部長 立花学

道の駅の状況についてでございますが、当駅も車中泊をされる方が多くなり、道の駅に来館を目的とする方が駐車できなくなるケースも起きております。当駅の乗用車駐車場は126台の駐車スペースがあり、利用率は一年を通して平均4割程度となっておりますが、繁忙期のゴールデンウィーク、お盆時期などの連休、夏祭り、流氷まつりなどのイベントの際は9割以上が利用されてございます。そのうち、車中泊されるキャンピングカーは、多い日で20台程度確認しておりますけれども、乗用車での車中泊をされる方もおりまして、合わせて30台程度に及ぶのではないかと思われます。現時点においては、イベント時の駐車場の活用などからRVパーク専用スペースを確保することは難しいと考えてございます。今後、RVパークの設置につきましては、駐車場の利用状況や利用者ニーズを注視しながら必要性を判断してまいりたいと考えているところでございます。

質問 金兵智則

スペース的にRVパークをというのは何か大きな改築でもない限りは難しいのかなというふうに私も思いますけれども、車中泊が多くなったということで、網走の道の駅で何かトラブルがあったといったことは聞いていたりしますか。

答弁 建設港湾部長 立花学

道の駅の館内には車中泊について注意喚起をするポスターを掲示しておりますけれども、大きなトラブルとしてはこちらとしてはお話は聞いていないところでございます。

質問 金兵智則

わかりました。車中泊なのではないかとしか思えないのですね。仮眠なのかもしれないわけで、そこがそもそも難しいルールなのだというふうに思いますけれども、網走市では大きな事件が起きたとか、問題があったということは聞いていないということで理解したいというふうに思います。また、前回の6月議会の一般質問で、新庁舎が開庁したことによる影響を伺ったところ、新たな人の流れが生まれてきていると感じているとの答弁を頂きました。また、全国的にインバウンドの方々が、これまで観光地といわれていた場所ではないところに大勢の方が集まっているというようなことが増えてきているようですし、網走市でも、インバウンドの方なのかははっきりとわかりませんが、そういった外国人の方がこのようなところにというお話も伺うこともありました。このような状況も踏まえて、中心市街地の通行調査はまだ行われていないというふうに理解しておりますけれども、中心市街地や網走市全体では人の流れに変化が生じているといったような認識なのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 観光商工部長 北村幸彦

新庁舎が供用開始したことによりまして、中心市街地におきましては、300名を超える職員に加えまして、市役所に来庁される市民による昼間人口が増加していることもあり、飲食をはじめとした新たな需要や人の流れが生まれてきているものと感じるところでございます。また、インバウンドが観光地以外の場所に集まるといった報道もされていることは承知しておりますが、市内におきましてもスーパーなどで見かけるといったお話もございます。今年度につきましては、先ほど議員からお話があったように、例年同様、中央商店街振興組合で通行量調査を10月中旬頃に実施する予定となっているところでございます。

質問 金兵智則

中心市街地の通行量調査はこの後だということですけれども、新たな流れ、また、インバウンドについても今までとは違う動きがあるのかもしれないという認識だということで理解したいというふうに思います。次に、教育関係について伺います。網走市では、子供たちの通学路の安全確保に向けた取組を行うために、通学路交通安全等プログラムを策定し、対策箇所を定期点検などで洗い出し、対策を行ってきているというふうに理解しておりますけれども、私が前に見たところ、ホームページ上で令和3年度分しか見つけることができませんでした。現在、この定期点検・プログラム等はどのようになっているのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 学校教育部長 高橋善彦

通学路の点検につきましては、平成27年9月に策定しました網走市通学路交通安全等プログラムに基づき、網走市のほか警察署や国道・道道の道路管理者など関係機関と連携体制を図るために設置されました網走市子どもの安全確保連絡会議の実務者部会におきまして、地域や各小学校などから要望のあった通学路の危険箇所について、合同点検を毎年度実施し、その都度対策を図っていきておりますが、議員御指摘の市公式サイト上での対策情報の掲載につきましては、事務処理が整っておらず、情報更新がされていないといったことを確認したところでございます。大変申し訳ございませんでした。今回、この質問を受けまして、早速、令和4年度以降、直近の昨年度までに点検を行った箇所、また、その後に対策を行った状況などの一覧表につきまして、最新版を更新したところでございます。今後も、情報の更新には適切に努めてまいりたいと考えているところでございます。

質問 金兵智則

9月1日付でホームページの更新をされているということも確認させていただきました。令和6年度版に変更になったということですので、毎年度やっていたということで、ごめんなさい、令和4年度版、令和5年度版は見つけられなかったのですが、令和6年度に包括されるといったような考えでよろしいでしょうか。

答弁 学校教育部長 高橋善彦

おっしゃるとおり、一覧表の中にその年の対策が必要な箇所を盛り込んでございますので、年度ごとというよりも、直近のものに今までやったものが全て掲載されているという考え方でございます。

質問 金兵智則

ちなみにお伺いしますけれども、ホームページ上以外に市民の方がこれを見る機会というのはあるのですか。

答弁 学校教育部長 高橋善彦

現在のところは、この市の公式サイトのみの掲載というふうになってございます。

質問 金兵智則

であるなら、ちゃんとやっていただきたいというふうに思います。次に、現在不審者の状況を警察とも連携し、アプリ等を利用し保護者に伝わるようにされているということは認識しておりますけれども、この不審者情報をただ流すだけではなくという言い方が正しいかどうかわからないですが、不審者がよく出没している場所について教育委員会として把握されているのか。それらの情報を、例えば通学路交通安全等プログラムと連携するということはしないのか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 学校教育部長 高橋善彦

この通学路交通安全等プログラムは、過去に国内で相次いで発生した通学路での痛ましい交通事故を受け、関係機関の連携による交通安全対策の強化を主に図るために策定されたものでございます。一方、不審者の発生につきましては防犯対策として対応しており、学校や教育委員会に情報が寄せられた場合には、直ちに児童生徒への安全指導、保護者への注意喚起を行うとともに、警察へ連絡しパトロールの依頼を行っております。また、必要に応じて学校教職員や市教委職員による巡回や市内の幼稚園、保育園、各小中学校宛にも情報提供をしているところでございます。教育委員会としましては、市内で不審者がよく出る場所というのは特定しているところではございませんが、不審者情報としてお寄せいただいた発生場所や事案内容などの実績につきましては、毎年度、関係機関の出席により開催しております網走市子どもの安全確保連絡会議におきまして、情報提供と共有を図っているところでございます。こちらにつきましても、プログラムに基づく対応の一環としまして、市のホームページ上への情報掲載を行いながら、子供たちの通学路の安全確保、また、犯罪に巻き込まれない環境づくりに努めてまいりたいというふうに考えてございます。

質問 金兵智則

わかりました。というのも、不審者が出没する場所として以前からよくいわれているのが、やはり子供が集まる公園付近が多いのではないかというお話をされる方が大変多いというふうに思います。最近では携帯電話などで子供たちを撮影しようとしたみたいな不審者情報が多くなってきていますので、以前とはちょっと違ってきているのかもしれませんけれども、公園というのはやはり不審者が集まりやすいという中で、公園などの草刈りの回数と時期についてお伺いいたします。

答弁 建設港湾部長 立花学

公園の草刈り状況ですが、都市公園、児童公園のほか、緑地帯、公園予定地合わせて137か所を通常2回実施してございます。利用頻度が高い公園につきましては3回実施しているところでございます。実施時期につきましては、5月下旬から8月下旬までの期間で行っているところでございます。

質問 金兵智則

わかりました。ただ、不審者の出没というのは春先が多いというのが昔からの認識なのですけれども、例えば不審者情報があったような場所で、人が隠れたりすることを防ぐために草刈りの時期を早めたり、よく使う公園は回数を2回から3回に増やしているという答弁も今頂きましたけれども、そのような要望があった場合、対応していくということは可能なのかどうか、お伺いしたいというふうに思います。

答弁 建設港湾部長 立花学

不審者情報等による草刈り対応につきましては、不審者情報など特別な事案が発生した場合、関係部署、関係機関との協議により、草刈りの実施が必要とされたときは、草刈り実施時期の前倒しや回数を増やすなど、柔軟に対応していきたいと考えています。

質問 金兵智則

柔軟に対応していただけるということでありました。ありがとうございます。ここまで観光客の動向、人が夜も含めて滞在していると思われる道の駅の状況であったり、網走市の人流の状況、そして子供たちを脅かす状況や環境について様々伺ってきましたけれども、令和9年度には旧市役所の隣にある網走警察署がオホーツク総合振興局の隣へ移転されることが決定されております。加えて、網走橋のところにありました交番が閉鎖されております。このような状況は様々な要因がありますので、移転についても閉鎖についてもやむを得ないのかなというふうには思いますけれども、網走市としては、人の流れや環境というものが変わっていく中で、全国的にも様々悲惨な事件なども起きております。そういった中で不安に感じている市民も多くいらっしゃるというふうに伺っております。特に交番が近くにあった方々や、現在警察署周辺にお住まいの方々からは、道の駅の近くでもあることから、多く不安の声が上がっているといったような状況です。昨日も防犯カメラ設置について質問もあったところですけれども、市として今後どのような対応が考えられるのか、見解をお伺いいたします。

答弁 市民環境部長 田邊雄三

網走警察署の移転及び交番の統合に伴う市の今後の対応についてですが、網走警察署から中央交番の統廃合は、交番が私有地に建てられており、現在地での建て替えが難しいとの判断と聞いております。また、統合先の新町交番は、警察官が常駐する体制になるなど、交番機能強化を図るとのことでありました。網走警察署の移転ですが、今まであった警察署がなくなることでの地域の方々の不安の声につきましては、警察署では地域パトロールの強化や110番通報での迅速な対応などに努めていくと伺っております。網走警察署移転等に関わる地域からの声があった場合は、市からも網走警察署に伝え、対応いただくよう要請してまいります。

質問 金兵智則

わかりました。様々な状況がありますので、今までどおりといったようなことにはいかないということも理解できますが、管轄として網走市ではなく警察の対応してもらうところなのかなとは思いますけれども、市民の皆さんに一番近いのはやはり市なのだと思いますので、警察の方々と連携を取りながら、市民の皆さんの不安を少しでも解消できるような対応を、ハードな面というのも昨日も話がありましたので、その辺も含めて今後も対応していっていただけたらなというふうに思います。終わります。

出典:網走市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる