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網走市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月25日

新庁舎について

2025年6月25日、網走市議会の一般質問で、金兵智則議員が「新庁舎について」質問し、市長 水谷洋一、庁舎整理室長 武田浩一、企画総務部長 秋葉孝博が答弁しました。

質問者
金兵智則 議員
答弁者
市長 水谷洋一、庁舎整理室長 武田浩一、企画総務部長 秋葉孝博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 金兵智則

おはようございます。私は、先に通告をいたしました2項目について質問をいたします。まず1項目目は、新庁舎についてであります。昨日も新庁舎についての質問がありましたけれども、2月25日に新しい庁舎が開庁いたしました。網走市の市街地の中心と言われる場所に設置されたことから、中心市街地の活性化の役割も持っていると、私自身、認識をしております。開庁時は冬季だったこともあり、今年度に入った4月から新庁舎開庁イベントも続々と行われております。開庁から約3か月、開庁イベントがスタートしてから約2か月が経過し、人の流れにも変化が生じてきていることを期待するところではありますけれども、網走市のまちづくり、特に中心市街地活性化における新庁舎の役割と、3か月が経過した現状を踏まえ、新庁舎のこれからの在り方に対する市長の見解を伺います。

答弁 市長 水谷洋一

金兵議員の御質問にお答えをいたします。新庁舎建設に当たりましては、令和2年9月16日の市役所の位置を定める条例制定に係る委員会に出席し、お話させていただいたことを思い出しているところです。ちょうどコロナ禍の真っ最中で、これまでとの決定的な違いはテクノロジーの存在であり、デジタル技術の発達でどこにいても自由に情報のやり取りをできることが、従来と大きく異なるということもお話させていただいたところです。狩猟社会から農耕へ、農耕から工業へ、工業から情報へという四つの社会に続いて、仮想空間と現実空間が融合した第5番目の社会を迎えつつあるとの認識の下、今やAIの時代と思いきや、それを突き抜けて行っている時代に入り、時間軸の短さに驚いているところでもいます。新庁舎建設を契機にデジタル化が進み、コンビニでの住民票の発行をはじめ、公共施設のインターネット予約や決済機能も、市役所に来なくても対応ができ、時代に併せて進んでいるものと思います。一方、コロナ禍にあって在宅勤務の普及や人との接し方が変わった場面も多くなる中、逆説的に対面の価値というものが、これからはもっと上がっていくのではないか、わざわざ対面で接することに新たな価値が生じたものと言えるのではないかというお話もさせていただきました。そうしたことを踏まえつつ、新庁舎の供用を開始したことにより、300名を超える昼間人口が増加となり、飲食をはじめとした新たな需要や人の流れが生まれていると感じております。また、交流スペースや駐車場ではイベントが開催され、新たなにぎわい創出への気付が生まれてきたものと考えております。また、災害発生時には、対策本部機能や一時避難場所となる防災拠点としての機能を兼ね備えたものとなっていると考えておりまして、建設を開始する令和2年9月時点でまだ決まってはおりませんでしたが、女満別空港・網走呼人間の高規格道路の新規事業化も決定されるなど、この地域の大きな変化が、今後、あるものと考えているところです。

質問 金兵智則

御丁寧に御説明をいただいたと思います。人の流れが少しずつ出てきていると市長も感じておられるという答弁もありましたので、これからも期待するところでありますけれども、これまで行われてきた開庁イベントには、多くの市民が集まったというお話も伺っております。イベント後などに多くの方が街へ流れてくれば、活性化の一助になるのかなと考えるところですけれども、開庁イベントに対する実績、市の評価について伺いたいと思います。

答弁 庁舎整理室長 武田浩一

新庁舎開庁記念事業のイベントについては、これまで4月26日に網走商工会議所、網走中央商店街振興組合との連携による餅まきや、網走ちゃんぽんの振る舞い、よさこい演舞などによる祝いの広場を皮切りに、5月14日にジャズカルテットによるミニコンサート、5月18日にニポネ応援プロジェクトによる子供を中心とした遊びの広場、6月14日に北海道日本ハムファイターズ網走後援会による野球のパブリックビューイングを実施し、計4回開催しております。イベントには、1回目が約550人、2回目が約210人、3回目が約400人、4回目が約700人の皆様に訪れていただきました。これからは、今週末になりますが、6月28日に北海道警察音楽隊、カラーガード隊の演舞や、はしご車の体験搭乗、防災に関する体験・展示など、7月5日にはピアノ系インフルエンサーによるコンサートを予定しているところです。評価とのことですが、新しい庁舎を身近に感じていただけたものと考えております。今後は、今回、実施した各種イベントをきっかけに、市民の皆さんによる市役所を活用したイベントの創出など、市民の集まる憩いの場として積極的に活用されることを期待しているところです。

質問 金兵智則

多くの皆様がお集まりいただいたのだなということと、今後もにぎわいの創出をしていけるように、というお話もありました。総合戦略の中にも、KPIとして歩行者数がありましたよね。たしか中心市街地を歩く人の数というのがありました。それは今後、また調査されることになりますので、それに結果としてつながってくることを期待したいなと思いますけれども、市民の皆さんに市役所を身近に感じてもらう、使ってもらうといった中で、開庁してから携帯電話の電波が不安定といったような課題が報道されておりました。現在、その課題については解決されているという認識ですけれども、それ以外に、開庁してからこれまで、思いもよらないような課題があったのか、もしあったとすれば解決されているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

新庁舎ではスマホのキャリアによってつながりにくいという事象がありましたが、これは5月下旬に解消しております。このほかでは、手すり、窓枠、展示サイン、トイレなどの小修繕がありましたが、大きな課題はございません。

質問 金兵智則

大きな課題はなかったけれども、ちょっとずつ実際に運用してみると、課題はあったのかなと思います。新庁舎に関しては、市民の皆様から評価の声や、また、逆に不満の声など、様々なお話をされているところであります。私たちにも聞こえてきていることを考えると、市役所にも直接意見が届いているのかなと思うのですが、実際、どのような状況なのか、お伺いしたいと思います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

現時点で市民の皆様から新庁舎に対する評価や不満の声は、具体的にはいただいておりませんが、来庁された市民の皆さんや事業者の皆さんとの会話の中では、庁内が明るくなった、中心市街地の活性化につながる、一時避難場所があり安心できるという感想がある一方、職員に声をかけづらいといったお声もいただいております。

質問 金兵智則

直接、電話などではないけれども、会話の中ではあったというお話なのだと思います。そういう声は大事にしていただきたいなと思うのですけれども、新庁舎については市民の皆様にわかりやすく、また、動きやすいように案内板を設置し、工夫をされているということは、私自身も承知しているのですが、まだ慣れていないのか、使い勝手が悪いという声が聞こえてくるのが現実です。時間が解決してくれるものもあると思いますが、例えばエレベーター前には何階に何という案内表示がありますけれども、エレベーターに乗ってしまうと、エレベーター内に表示がなく、不便であるといったような声がありました。また、階段で上がってみたら、階段の入り口や踊り場などにも案内がなくて、途中でわからなくなってしまうといったような声もありました。そのような声に対して、どのように対応していくのか、考え方について伺います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

ただいまの議員の御指摘にあるような来庁舎の方に御不便をかけている状況や、時間の経過においても慣れないような部分につきましては、適宜改善してまいります。

質問 金兵智則

改善をしていっていただけるということですので、皆様方の声を大事にしながら、ちょっとずつ改善していただければなと思います。今回の庁舎の大きな変化は、職員の皆さんの作業スペースと、市民の皆様の動線がカウンターで仕切られていることが挙げられると思います。職員の皆様の安全を守るといった観点からは大変有意義だと思うのですけれども、私に聞こえてくる声で一番多かったのが、先ほど部長も耳にしているという答弁がありましたけれども、カウンターの外で困っていても、誰も気にかけてくれないというものです。職員の皆様も忙しく仕事をされていると思いますので、常に気を配っておいてください、ということは言えませんけれども、市民の皆様がカウンターを壁に感じてしまっている現状は、何とか改善しなければならないと思いますが、見解を伺います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

新庁舎開庁後、今、お話にありましたとおり、職員がお客様に気づくことが遅れるといった点が見られましたので、3月下旬に職員に対し、困っている方に積極的に声をかけ、職員一人一人が市民の立場となり、親切丁寧な応接を心がけるよう、周知をしたところです。建物の構造やセキュリティーの面ではプラスであっても、来庁される方にはマイナスの面があることを意識しながら、積極的な声かけ、親切丁寧な対応に努めてまいります。

質問 金兵智則

職員の皆さんも接客で待っているわけではなく、それぞれお仕事がありますので、例えばカウンターのところに、もし人がいなければピンポーンと鳴るようなボタンを置いてみるなど、なるべく工夫をいろいろして、庁舎はもう行きたくないというような声が出ないように、庁舎に集まりたいと言っていただけるように、今後、していただきたいなと思いますし、中心市街地の活性化という面で、今後のまちづくりの方向性については、また別の機会でやらせていただけたらなと思います。

出典:網走市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月25日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる