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士別市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日

農業振興について

2022年6月15日、士別市議会の一般質問で、中山義隆議員が「農業振興について」質問し、経済部長 鴻野弘志が答弁しました。

質問者
中山義隆 議員
答弁者
経済部長 鴻野弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 中山義隆

次に、農業振興について。肥料・飼料高騰対策について、今コロナ禍で食料品扱い業者の中、営業自粛を余儀なくされ、コロナ禍も落ち着いてきている今日この頃、今度は電気料金をはじめとし、燃料や肥料の高騰、また農業についてでも生産資材、肥料、配合飼料の高騰で経営を圧迫している。そんな中、ロシア、ウクライナ侵攻に伴い、肥料原料が異例の高さになっていることから、各関係機関で系統独自早期原料手配メリット及び化学肥料原料調達支援対策事業、激変緩和対策などを活用、各メーカーに製造費用の圧縮をかける要望を行い、いろんな手だてをしている中、ホクレンでは肥料価格を78.5%値上げ、今後、燃料、生産資材、肥料高騰では、単肥肥料やスマート農業も考えていくが限界がある。農家を取り巻く環境が厳しさを増し、努力にも限界があり、若い世代が担える農地面積の限界も近づいている。離農者の増加に拍車がかかりかねない。政府の支援はもとより、各関係機関の支援、さらに地元行政の支援対策が必要。本市も担い手確保、担い手育成に力を入れ、区画整理事業も推進している中、高騰のハードルを越えなければならない。他の自治体では、高騰対策として補正予算を取り組んでいるが、本市の考えはいかがでしょうか。また、他の自治体では畜産事業と連携して、地元堆肥を利用してペレット肥料生産に力を入れている。本市農業を持続的に考えるのであれば、本市には酪農・畜産・養豚・羊など様々な資源堆肥がある。そこで、ペレット肥料生産を行ってはいかがでしょうか。お考えをお聞きしたいと思います。また、報道・新聞によると、北海道として、国の第3の新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用すると出ています。飼料では、コンバインなどの機械導入を支援し、子実用トウモロコシや飼料用米の生産拡大を後押しする。農業従事者にとって、近年規模拡大担い手として施設作物、施設野菜などの施設の農業を目指している担い手も少なくはない。そこで担い手の推進の中で、少しでも多くの農業従事者を推進していくのであれば、施設作物の推進をしてはいかがでしょうか。お考えをお伺いいたします。この定例会に当たり、いろいろ考えたところの例え話なんですが、私なりの考えを一つ述べさせていただきたいと思います。鉢に入った1本の苗木、その入った鉢が自治体。1本の苗木が農家、また国の支援が水。苗木は栄養を酸素、水と光で光合成して成長し花をつけるが、収穫前になると実を落としてしまう。どうしてなんだろうと思ったときに、やはり有機質の入った土でなければ作物は育たないのです。その有機質とは各自治体なんです。土が健康であれば、栄養、酸素、水と光、サプリメント、それが今高騰の化学肥料なんですが、収穫の実をつけることができるのです。実をつけるためには、自治体がしっかりと支えながら苗木を育てなければ次世代はないと、そんなふうに思います。以上、2つ目の質疑といたします。よろしくお願いいたします。 (降壇)

答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。肥料・飼料の高騰に対しては、先日、山居議員に答弁申し上げたとおりでございますが、これらの高騰については、国際情勢等による要因が大きいことから、国の主導において対応されるべきものと考えており、今後、国・道に対して強く要請をしてまいります。次に、ペレット堆肥生産についてです。堆肥を用いた土作りは、農地土壌に由来する生産力の維持・向上を通じた持続的な農業生産に欠くことのできないものです。しかしながら、農業生産現場では、高齢化や省力化の流れの中で散布に労力がかかることや、専用の散布機が必要なことなどから堆肥を用いない農業者もいます。一方、堆肥を粒状に成形加工したペレット堆肥については、水分量が少ないため、貯蔵容積が減少し、保管性が向上します。また、ブロードキャスターなど汎用散布機での散布が可能となり、これまで以上に多くの農家の利用が期待されるところです。現在市内における堆肥の生産は、めぐみ野で肉用牛、朝日堆肥センターで乳用牛のものを使用していますが、どちらもペレット化には取り組んでいません。仮に取組を検討するとなると、発酵処理施設、ペレット製造施設や貯蔵施設等の整備に多大な費用が必要と見込まれるほか、原料の運搬体制等の整備も必要となることから、地域内での活用意向や収支の試算等を行う中で取組の可能性を見極めていかなくてはならないと考えています。次に、担い手としての農業従事者推進についてです。現在、担い手確保等の推進については、士別市農業・農村担い手支援規則に基づき支援を行い、担い手の確保・育成に努めております。新規参入を目指す農業研修生等については、研修終了後の独立就農に向け、計画的に研修が実施できるよう農業研修者の希望や技術の習得状況等に合わせ、主たる受入農家や関係機関等の意見を伺いながら、単年度ごとに計画を策定し、研修を実施しています。独立就農後においての経営については、研修での経験を踏まえ、自らが市場動向や営農経費等を見極めながら判断していくものと捉えています。また、施設作物の栽培に関してですが、平成30年から地域おこし協力隊員として活動していた隊員が活動終了後地域の皆様の御協力により多寄地区で独立就農し、地域おこし協力隊起業支援補助金を活用して、施設園芸野菜作りに取り組んでいるところです。担い手を含め、新たに施設園芸に取り組む農業者等へは、国や道の支援策などの情報提供や活用について農業関係機関と連携を図り、支援してまいりたいと考えています。以上申し上げ、答弁とします。 (降壇)

再質問 4番 中山義隆

再質問というか、深いお話をいただきながら、そのペレットの話なんですけれども、やはり今言われたとおり、散布とかにかなりの労力を感じる農家人が多いです。しかし、このペレット化にすることによって、堆肥の需要、それと効率、それと先ほど言った力強い、足腰の強い農業をつくるのには必ず必要なんです。それで、ぜひともこの士別市に自然の資材がいっぱい豊富にあるので作っていただきたいなと。前向きに考えていただきたいなと、それについて、一言お聞きしたいと思います。また、朝日地区の新規独立した中で、やはり朝日地区には協力隊として入ってくるときに、必ず施設園芸ということでミニトマトの収穫から始めます。それでどうしても独立するときには、やはり土地が求められない、膨大な土地が求められないということで、施設園芸に走る農家が増えております。そういう協力隊もいます。そんな中、これも地域の担い手を担うためにも積極的に進めていただきたいということで、再質問いたしたいと思います。

答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)

再質問2点について答弁申し上げます。まず1つ目ですが、ペレット堆肥に関しまして、これに関しては我々もペレット堆肥のその有用性ということについては理解をしているつもりでございます。しかしながら、先ほど申し上げましたそれをすることによる設備関連、初期導入に関しては金額単位としても数千万円ということが想定されると。このようなことから、地域の農家の皆さんのその需要、これらを十分に勘案しながら検討をしなければならないものと、そんなふうに考えているところでございます。2つ目、新規就農の方に対する支援ということでございますが、議員からおっしゃられました土地の関係による施設園芸への転換というか、そういう方向性に行くということもあるということでございます。そういった課題に関しては、やはり行政のみならず、関係団体、関係機関と十分協議しながら、よりよい方向を探っていくように努めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほど、お願いしたいと思います。以上です。────────────────────────────────────────

出典:士別市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる