みんなの議会

幕別町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日

通告に従いまして3点について

2007年3月8日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「通告に従いまして3点について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 高橋平明、総務課長 川瀬俊彦が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 高橋平明、総務課長 川瀬俊彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 中橋友子

それでは、通告に従いまして3点についてお尋ねをさせていただきます。まず、1点目は行財政改革と財政問題であります。平成 18 年度から 22 年を計画期間とする第3次行財政改革大綱が策定されました。効率的な行財政改革を行い、住民の皆さんのサービスの向上に努めることが目標とされております。住民の税金が基本的な財源であり、一定の経費削減や効率性の追求は当然のことでありますが、自治体の本来の任務であります住民の安全と生命を守る。このことが基本となり、ここから改革することは財政改革とはなりません。乖離することは改革とはなりません。したがいまして、今回の計画がその点で大丈夫なものであるのか、その辺を検証させていただきたいと思います。今回の計画の柱となっているのは、受益者負担の見直し、各種業務の民間委託、事務事業の見直しなどはこれまでも指摘しておりましたが、結果としては住民負担を増やし、サービス低下につながってきておりました。これらが心配されるところであります。そこで、この計画に当たって、町長の言われるようなサービスの向上にどのようにつなげていくのか、具体的な取組についてお伺いするものであります。また、特に職員の削減問題でありますが、この計画につきましてはどの分野を削り、どのような適正配置を図っていかれるのか。相当数の退職者がこの5年間の中に生み出されますが、それらの財政的対応、退職金の総額などについてもお伺いするものであります。また、財政問題にかかわって、新年度の予算の一つとして出されております新しい地方交付税の算定に新型交付税の算定があります。ここでは、人件費新型交付税の一部算定が開始されたと聞いておりますが、それらの内容と影響等についてもお伺いするものであります。2点目は、後期高齢者医療制度の問題点と保険料の軽減についてであります。2008 年4月から後期高齢者医療制度が実施されることになりました。これからの1年間が準備期間となりますが、75 歳以上の方、また 65 歳から 74 歳までの障害認定1ないし3級を受けた方が対象とされ、都道府県単位の広域連合が運営体となります。保険料の設定など、これから直接住民にかかわる大事な決定が行われていくわけですが、広域連合の準備会の中でとり行われると思います。これらの内容が広く住民に知らされるようにすることが大事だと思いますし、またこの委員会の中に、住民の声が反映される仕組みもつくっていくことが必要だと思います。住民の要求を反映させる手立てについて、お考えを伺います。二つ目は、独自の医療保険・医療提供内容・診療報酬がこの制度では予定されていますが、病気は75 歳という年齢で機械的に線引きできものではありません。医療の内容や範囲を差別化することなく医療を保障する、そのためにこれらの内容については中止させるべきであると思いますが、いかがでしょうか。3点目は、保険財政と保険料の徴収についてであります。これまでの市町村国保のように、市町村の一般会計から広域連合に繰り入れるということは、厚生労働省では到底想定されていないとしております。弾力的な制度の運営を可能にするためには、一般財源の収入も認めるなど各種の減免規定も設けることなどが必要になってきます。特に医療費の高い北海道は、初期保険料の制定も他県よりも非常に高く、介護保険と合わせて年金から1万円以上も天引きされることが目に見えます。減免規定も大切だと思い、考えてを伺います。4点目は、適切な医療給付を行う方法であります。ここでは、資格証明書の発行が示されておりますけれども、この資格証明書の問題については、国民健康保険の中でも医療権、受療権を奪うということでその都度問題を指摘してまいりました。後期高齢者医療制度においては、この資格証明の発行は行うべきではない、中止を求めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。5番目は、安定した財源として、やはり公費の負担の割合を引き上げるよう国に求めていくべきと思い、考えを伺います。3点目は、全国一斉学力テストの問題について、お尋ねをいたします。昨年 12 月、多くの国民の声を背に向けて、やらせ問題など渦巻く中で、教育基本法の改悪が強行されました。その具体化として、文科省は本年4月に全国一斉学力テストの実施を打ち出しております。この学力テストは通常これまで取り組まれてきた、子供に学力を身につけさせるものとの目的とは異なり、競争意識を育てること、これが主たるものになりランク付けを行うという非常に問題がある内容でございます。これを実施するかしないかは、市町村教育委員会が決定するとされており、既に行わない不参加を宣言している自治体が生まれております。幕別町においても、問題であるものは実施すべきではなく、尐なくともこれらの公表は避けるべきであると考え、お考えを伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員の御質問にお答えいたします。はじめに、「行政改革と財政問題について」であります。1点目の「サービスの向上について」でありますが、本町予算の歳入の中で約4割程度を占める地方交付税が、近年減尐傾向にあることや景気の動向が不透明で税収が伸び悩んでいることなどにより、町としては一般財源の確保に苦慮している厳しい財政運営が続いております。このような中で地域住民の皆さんの行政に対するニーズは多種多様化しており、今後とも住民サービスの向上に努めていくためには、行政改革に取り組んでいかなければならないものを思っております。そこで、その指針となる方向性を示すものとして、平成 18 年 10 月に今回で第3次となります幕別町行政改革大綱及び推進計画を策定したところであります。基本的な取組姿勢として最小の経費で最大の効果を上げるべく効率的な行政運営に努めるとともに、一般財源の確保にも努めていく必要性があると考えているところであります。行政改革を推進していくに当たりましては、一定の経費削減や効率性の追求、費用対効果を検討するとともに、住民の皆さんにも一定の受益者負担等をお願いしなければならないこともでてくるものと考えているところでありますが、住民サービスの向上を図るという基本姿勢は変わるものではありません。住民の皆さんが安全で安心しながら日常生活を送れるよう努めていくことが基本であろうと認識いたしているところであります。住民サービスの向上に向けた具体的な取組についてでありますが、大綱で4本の柱立てをし、具体的な推進頄目につきましては、推進計画に掲載している内容のとおりでありますが、今後さらに検討を重ね、充実させていくことが大事であろうと考えております。2点目の「職員の削減と適正配置について」でありますが、国は骨太の方針 2006 におきまして、地方公務員の人件費に関しては5年間で 5.7%の削減を求めております。本町におきましては、合併協議の中で定年退職者数の 4 割程度をめどに職員補充を行うことを目標としてきたことにより、推進計画の中では、平成 22 年度までに 18 人の減、率にして 6.6%の減としているところであります。また、適正配置に関しましては、先ほども申し上げましたけれども、平成 19 年度中に組織の機構改革に取り組み、適切に対処してまいりたいと考えております。それから、お話にありました退職金についてでありますが、本町では、町が退職者に町の予算から退職金を支給するという制度ではなく、町が北海道市町村職員退職手当組合に加入して、当組合に対し退職金の原資となる負担金を毎年納入し、当組合から退職者に勤続期間と退職事由に基づき計算された金額が支給される制度になっております。なお、当組合に対する負担金につきましては、全職員の給料月額総額に対して一定の率で計算されており、実質的には毎年平準化された形で退職金の原資が積み立てられていることになっております。3点目の「新型交付税について」でありますが、国は平成 19 年度から普通交付税の算定に当たり、基準財政需要額の1割程度分を新型交付税と位置付けて人口と面積に基づき算定し、残りの9割程度分を従来型の算定とする方針を示しているところであります。この新型交付税の算定は、人口対面積が 10 対1の比率で扱われ、一定のルール計算により行われる予定であります。平成 19 年3月2日に総務省が示した試算値によりますと、本町の影響額は約 2,400 万円の減になる見込みとなっており、厳しい状況であると認識いたしているところであります。なお、十勝管内の状況につきましては、増になるところ、減になる町村分かれておりまして、ちょうど9町村ずつと増えるところと減るところに分かれておりまして、管内全体の影響額でいきますと約1億 9,200 円の増になるというような試算がなされているところであります。次に、「後期高齢者医療制度の問題点と保険料の軽減について」であります。まず1点目の「広域連合準備委員会の内容の公表と住民の要求を反映させる手立てを求めていくべき」という御質問でありますが、広域連合の設立に向け準備を進めてまいりました「準備委員会」につきましては、今月の1日に北海道知事から設立認可を受け、平成 19 年3月1日付で、正式に「北海道後期高齢者医療広域連合」が設立されております。後期高齢者医療制度の創設は住民の健康に関わる重要な問題でありますので、制度や同広域連合の業務内容について十分周知しなければならないものと認識いたしているところであります。今後、広報紙及びパンフレットにおいてお知らせしたいと考えております。また、同広域連合から「制度の内容等を広報するためのホームページを作成した」との連絡は受けたところであります。町ではこれを受けまして、町のホームページから同広域連合のホームページにアクセスできるようにし、住民の皆さんが制度内容等を簡単に知ることができるようにしたいと考えております。「保険料設定等における住民の要求を反映させる手立て」ということにつきましては、本年6月に道内市町村長及び議会議員から選出された広域連合議会を設置する予定となっております。それぞれ住民の負託を受けた市長、町村長、市議会議員及び町村議会議員各8名、計 32 名で構成する議会で、道内各地域の声を反映させて保険料等を決定する仕組みとすることとなっております。2点目の「医療の内容や範囲の差別化を中止させるべき」ということについてでありますが、国の「社会保障審議会後期高齢者医療の在り方に関する特別部会」が、今月から医療の在り方に関する基本的考え方の取りまとめに向けた議論を始めたばかりでありまして、現在のところ白紙の状態であります。具体的な診療報酬体系などにつきましては、平成 19 年度から議論され、本年秋に骨格が示されるというふうに伺っております。同部会に対しましては、日本医師会などの団体が様々な立場から提言しており、市町村の立場からは、国保中央会が昨年 12 月に提言を行ったところであり、高齢者の健康が守られ、国民皆保険制度が安定的に継続されるようなものとなることを期待をいたしているところであります。3点目の「一般会計の繰入れを認め各種の減免規定を設けることが必要」ということについてでありますが、本制度の運用につきましては、保険料、現役世代からの支援金及び国・道・市町村から支出される公費でまかなうこととされております。公費の負担割合につきましては、医療費等の5割分と定められており、現在のところ制度上これ以上の負担はできないこととされております。なお、本制度におきましては、所得が低い方々への配慮ということで、国保税の軽減措置と同様に、保険料の7割・5割・2割の軽減措置が設けられることとなっております。また、災害等の特別事情がある場合の減免規定も設けられることとなっております。4点目の「資格証明書の発行を中止させるべき」ということについてでありますが、健康保険制度は相互扶助の精神に基づくもので、負担能力に応じて全ての方々に、公平に保険料を負担していただくことが制度存立の前提であります。負担能力があるのに納めていない方の未納分は、他の納入者の負担となり、公平が損なわれることとなりますので、資格証明書の発行は制度上やむを得ないものと考えているところであります。5点目の「公費負担の割合を引き上げるべき」ということについてでありますが、後期高齢者医療制度に引き継がれる現在の老人保健制度におきましては、平成 14 年9月まで公費負担割合が3割で、現役世代が残りの7割を負担して制度を支えてきたところであります。しかし、尐子高齢化により現役世代の負担が重くなってきたため、公費負担割合を段階的に増やして、平成 18 年 10 月には5割としたところであります。先ほど申し上げましたが、後期高齢者医療制度における公費負担割合につきましても5割と定められております。制度の維持のために、半分は公費で負担して、残りの半分は直接国民が負担し合うという趣旨でありまして、さらに、先ほど3点目でお答えいたしました7割軽減等の軽減措置につきましては、軽減した税額相当分を別途公費負担することとなっており、やむを得ないものと考えているところであります。後期高齢者医療制度は、増えつづける医療費に対し、全道で協力して運営しようとするもので、国民皆保険制度堅持のため、あるいは健康保険の一本化へ向けた第1歩となるものというような押さえであります。そうしたことを考え、御理解を頂きますようお願いを申し上げたいと思います。以上で、中橋議員の御質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)

中橋議員の御質問にお答えをいたします。「全国一斉学力テストの問題」についてであります。はじめに、御質問の全国学力・学習状況調査につきましては、調査目的として、全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、学力・学習状況を把握・分析することにより、教育施策の成果と課題を検証しその改善を図るとしており、本年4月 24 日に実施が予定されております。調査対象としては、小学生「第6学年」と中学生「第3学年」で、教科は小学生が国語と算数、中学生が国語と数学とされており、いずれも出題範囲は前年に学習した指導事頄を原則とし、身に付けておかなければ後の学年での学習に影響を及ぼす内容や、実生活で活用できることが望ましい知識や技術、それらを活用する力及び問題解決のための構想を立て実践し、加えて評価・改善する力などに関わる内容を中心とした出題とされております。また、学習意欲・学習方法・学習環境などについての質問調査も併せて実施することとしており、幕別町においても全学校で実施したいと考えております。次に、調査結果の公表についてでありますが、文部科学省は国全体の状況及び学校種別ごとの状況、都道府県ごとの公立学校全体の状況などについては公表するとしております。しかし、都道府県教育委員会に対しては、個々の市町村名や学校名を明らかにした公表は行わないことを「取扱い配慮事頄」としており、幕別町といたしましてもこの調査により測定できる学力は特定の一部分であることなどから、公表をする考えは持っておりません。なお、調査結果の提供につきましては、各学校に対しては、当該学校全体、各学級及び各児童生徒に関するものを提供し、学校が児童生徒に対して、当該児童生徒に係る調査結果を提供するものとしております。以上で、中橋議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 9番 中橋友子

それではまず、行政改革の問題についてお尋ねをいたします。具体的な手立てにとってはこれからだということでありますので、今後この計画に基づいてどういうふうに進んでいくのか。住民のサービスが本当にキープされていくのかどうかということについては、私たちも真剣にかかわりながら見守っていきたいというふうにも思うのですが、この第3次行財政改革を策定する大元は、やはり流れとしては第2次行財政改革でなかったかというふうに思うのですよね。もっと言えば第1次行革がありまして、それぞれの計画を持ちその成果を見極めた上で次に手を打つと、その手を打たれた第2次行革に基づいて第3次が来たと、こんなふうに思うわけです。それで、第2次行財政改革は、62 頄目にわたりまして、いろいろな改善といいますか、手を加えられて取り組まれてこられました。その中で、私ども問題にしたのは、3点ここで述べたように、民間委託の問題であるとか、あるいは受益者の公平負担であるとか、そういうところであったわけですが、結局そういう改革の名のもとに第2次行革の中ではごみの有料化であったり、下水の引上げであったり、様々な住民負担というのが盛り込まれてきました。そして、当然国から来るお金はどんどん減ってきておりますから、こういった負担やさらに民間委託なども含めても、結果としては求めるだけの財政効果はどうだったのかというふうに見たときには、なかなか厳しいものが結果としてはあるのでないか。つまり、いろんなことを取り組むのだけれども、5年間頑張ってやって、結果として財政改革ができているのかというふうになると肯定をしない、これは本当に重大なことだと思うのですよね。第3次行革もこの流れでいけば同じようなことが想定される。ですから、結局行政改革の計画を立てることも、国からの指導の中でやられてきているというのが現状でありますから、国のこういった姿勢が変わらない限り、地方は本当に苦労して努力して住民の負担もどんどん増えるのだけれども、結果が見えないというような中にありますので、私はこれから抜け出すための手立てとして、町長がこれからとおっしゃるわけですからそこを十分見極めたいと思うのですが、そういう認識はお持ちかどうか、伺います。それと、行革の中で特に私は職員の適正配置の問題についてだけ取り上げました。前段、同僚議員の方が細かく取り上げておりますので、それらも踏まえてお話をしたいと思うのですけれども、この職員の訂正配置、計画の中ではこの5年間で 18 人の削減をされるということであります。過去のデータも見ながらお話はしたいところなのですが、幕別町は昨年の合併という特殊事例がありますので、それは参考になりませんから、これからの 18 年の削減が一体どの分野でどんなふうに具体的にしていこうと考えていられるのか。先ほどの質問の中では、保健婦分野が非常に忙しいのだと、増員も考えているのだという町長のお答えもありました。そういうことを見たら、やはり 18 人の削減計画というのは根拠があって出されたと思うので、その根拠を是非お聞かせいただきたいというふうに思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

1点目の行革に対する町の姿勢でありますけれども、先ほどお話ありましたように、第1次から始まって第2次、そして今第3次に向かって行政改革を進めようとしているわけでありますけども、お話ありましたとおり財政的な締め付けがくる、そして交付税をはじめとしていろいろ財政が厳しい中で、当然のことながら出ていく方の部分、歳出の部分でもできる限りの効率化を図っていくことが当然我々に求められてくるのだろう、そういった中で行政改革を進めようということでありまして、第2次の 62 頄目といわれました頄目で、そのほとんどは達成できたというふうに思っております。6頄目ほどが繰り越したといいますか、第3次に持ち込んだ部分もあるわけでありますけども、そういった意味で、この頄目についてもまずはできるものから一つずつ手をつけていきながら、そしてまた皆さんの協力を仰ぎながら進めていきたいというふうに思っております。ただ、いつも言うことでありますし、中橋議員も言われるように、そのことが行政サービスの低下につながるということは、もちろん避けなければならないことでありますし、そして時には住民の負担を頂く、このことも大変申し訳ない気もするのですけども、ある意味では今の時代の中ではやはり行政のみだけではやっていけない、何とか住民の皆さんの理解を頂く中で、一定の負担もしていただかなければ、なかなかまちづくりは進んでいかないのだ、その辺の御理解も賜っていきたいなというふうにも思っております。それはもちろん、先ほどのあれにありましたしおりや何かの減免の見直しでもあり、あるいは補助金のカットの部分などももちろんそうでありますけれども、いろんな面で住民の皆さんの御協力や御理解を頂く中で、共に行革を進めていきたいと。そういう思いでおります。それから、職員の配置でありますけども、これは今 18 名、そして先ほど来申し上げておりますように、今 19 年度中に、本庁からすべてを含めて、いわゆる行政組織の機構の見直しを実施したいというふうに思っております。そうした中で、どの程度組織がスリム化されるかとうような問題もありますけども、確かにその時代時代で必要な部署、例えばかつての景気浮揚策のころについては、土木ですとか建築の技師をどんどん増やしていかないと事業に追いつかなかったというような時代がありますし、今は逆に先ほど申し上げていましたように、福祉サイドあるいは保健師サイドの方が非常に忙しいときを迎えている。そのために、保健福祉センターも、保健課と福祉課に分けたというようなことも一部ありますけども、そうした時代の流れを見ながら人員の適正配置、そして適正な機構の見直しということに意を用いていかなければならないのだろうというふうに思っておりますので、この 18名、それぞれ国が示された 5.7%の地方公務員の削減というようなこともありますけれども、全体の退職者、それの補充4割というような計算の中で大体 18 名ぐらいということですけども、私としてもこれは今の状況からいくともっと進むのでないかというような思いもしておりますけども、例えば来年度 19 年度で新聞にも出ていましたけど、7名退職で1名の補充ですから既にここで6名減るというようなことでもあります。ただ、これがずっと続くかといったらもちろんそうはならないのだろうと思います。あくまでも人員の適正配置の中で、これからも採用、不補充について検討してまいりたいというふうに思います。

質問 9番 中橋友子

行革のことでありますけれども、私はやはり 62 頄目未達成はなかったと。48 もそういうふうにしていくのだということなのですけれども、達成されたものの結果がいろいろ住民負担の増であったり、あるいは直接公設でやっていたものが民営になったりというようなことで、これは流れとしてそれがいいというふうにどんどん報道もされたりしてきてはいるのですけれども、例えばその住民負担だって、その第1次行革あるいは第2次行革をやっていたときの住民の暮らしの実態と、今始めようとする第3次行革の住民の暮らしの実態と、ここも見ていくならば、これは格差と貧困は広がっているというわけでありますから当然それが今まで以上に重たいものになっていく、重たくなれば結局サービスは低下だと言わざるを得ないと思うのですよね。そういうところを本当に見ていただいて、スクラムを組んで住民本位の調整にする。ここが一番試されるところだというふうに思いますが、どうでしょうか。さて、職員の問題であります。今現場の方で保育所の職員、皆さん頑張っていらっしゃいますが、この現場の職員の配置は、大枠でみれば正職員は5割なのですよね。残りの5割は臨時。また、これはちょっと部門が違うかもしれませんが、先日取り寄せたデータの中に、全道の消防職員の配置がございまして、十勝管内の消防職員が定数通りどのように配置されているのかというと、ほとんどの自治体は定数どおりの配置にはなっておりませんでした。6割台でした。ところが、驚いたことに、幕別町はその6割も切って5割台ということでありまして、これを見ても本当に現場部門での厳しさがあるのだなと。そこにいる現場の人たちはもっと厳しいと思うのですけども。そういう実態を見たら、私はその 18 人の削減の根拠は何だと伺ったのは、方程式に数字を入れるのではなくて、人件費の削減が国で出されてきたと。それを基準にして退職者の4割補充だというようなことで、その方程式はあるからそこに入れれば 18 と出るのでしょうけれども、現実にどこの分野で職員が必要なのか。どこの分を合理化したらいらなくなるのか。そういう適正な配置という5カ年の計画があって、初めてはじき出されるのが 18 という数字ではないかと思うのですよね。そういう組立てのやり方からいったら、尐し、もっと現状を踏まえた推進のし方が必要だと思いますが、どうでしょうか。さて、退職金の問題です。退職金だけを特に取り上げたというのは、いろんな、当然退職金というのは保障されなければならないものでありますし、長い間お仕事された方たちのその後の生活費として本当に大事なものでありますから、そのように押さえているのですが、昨今退職金の不足というのが問題にもなっておりまして、うちの町が直接でないということも、これまでも予算・決算の中でずっと検証されてきておりましたので十分承知した上でお伺いするのですが、それにしてもこの5年間で、行革大綱の中に出された数だけプラスしますと 36 人なのですよね。36 人に見合った退職金が、うちの分担金としてその共済の方に積み立てていくっていうこと。これはもっと前からその方が就職されたときですか、そのときからきちっと計算されて、やられていって、困ったことにはならないと思うのですが、そういう計算のもとで実際その 36 人というのは幾らの金額になっていて、うちとしてはこれからどのぐらいさらに掛金かけていくのか。その辺もお答えいただければと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

1点目の行革を進めるに当たって、住民の皆さんが現状、今までの1次、2次の行革、非常に今厳しい状態にあると、そのことは確かにその通りだというふうに思います。今、国のいろんな進める改革の中で住民負担が増えているのも現実にあるのだろうというふうに思います。そうした中で、大変我々からすると、厳しい中でさらに町の行革にあおりで負担が増えるというのは辛い部分も私どもにはあるわけでありますけども、しかし、そうかといって全く手をつけないでいられるのかとなると、そこもなかなか厳しい、そういった中ではただ私どもとしては現状を十分認識いただいて、あるいは情報公開をする中で、こういう状況の中で何とか皆さんの御理解も頂きたいという中で、これから行革を進めさせていただくと。そういったお願いをするしかないのかなというふうにも実は思っております。もちろん住民負担が尐ないに越したことはない。これは当然我々も感じるところでございますけども、なかなかそうかといって、全く改定をしなくてもいいのかということにもならない部分もあることも御理解をいただければというふうに思っております。それから、職員の問題。先ほど言いましたように、保育所の問題もそうでありますし、いろいろな部署でいろいろな課題はあるのだろうというふうに思っております。そういったことも含めて、先ほど言いましたように、部制課制の問題から係の統合の問題も含める中で、いわゆる職員の配置をこれから 20 年度に向けて、19 年度中に機構の見直し、改善に向けての協議をさせていただきたいというふうに思っております。ただ、職員は1回採用しますと、それは定年がくるまでずっといるわけでありますから、なかなか仕事も、先ほど言いましたように、忙しい時代といいますか、こういう時代が忙しくて今の時代になるとこちらのところが忙しくなる、いろんな流れも現実にはあるわけでありますから、そういったこともいろいろ見極めながら対応しているつもりであります。先ほど言いましたように、土木あるいは建築の職員なんかは、今みんな一般といいますか、事務職にまわっている人も現実にあるわけであります。そういったことで、保育所も含めて、これから十分検討協議をさせていただきたいというふうに思っております。また、消防の問題もこれはちょっと違うかもしれませんけども、これは昔からそうなのですね。4割はちょっとあれかもしれませんけども、どこもそれだけの 100%にはなっていない。これは国の基準の職員数の求め方も我々からするとかなりかけ離れた部分があるのかなという気もするわけですけども、ただ、私どもも決してその消防職員を無理して過重な勤務をさせていているというようなことはなくて、あくまでも勤務時間に基づく勤務をさせているわけで、それを特別な、今問題になっているようなことはないと思いますけども、それらも十分調査の上対応したいというふうに思っております。それから、退職金については、担当の方から。

答弁 総務課長 川瀬俊彦(総務課長は2009年3月まで)

それでは、退職金について私の方から答弁させていただきます。まず、支給される退職金につきましては、40 年程度勤続して定年退職で退職した場合ということを想定しますと、現時点におきましては大体一人頭 2,400 万円程度ぐらいになると思います。これは過去から見ますと、だんだん退職手当の支給率につきましては下がってきておりますので、過去から見るとこれから将来に向けてもこの率は下がっていく方向にあると思っております。続きまして、2点目の町の負担金についてでありますけども、町の負担金につきましては、先ほど町長の答弁にありましたように、給料の総額に対しまして、一定の率、これは一般職におきましては、1,000 分の 165 という率を掛け算して、退職手当組合に対する負担金が計算されることになっております。18 年度の当初予算におきましては、1億 8,600 万円程度の負担金を計上しているところであります。これにつきましても、そのような計算式がありますので、職員が将来に向けて減になっていく場合につきましては、給料総額も下がっていきますので、負担金につきましても、下がる傾向にあるのではないかと思います。なお、この退職金につきましては、あくまでも退職手当組合の中での考え方としまして、平準化して負担金を納めていくと、そういうような考え方を持っているということであります。

質問 9番 中橋友子

行革のところについては大枠が見えましたので、この点で抑えたいと思います。次、後期高齢者医療制度の問題についてお尋ねいたします。1点目の周知をしていただくというところにつきましては、ホームページですとか広報誌ですとかということでありますから、是非多いに活用してやっていただきたい。といいますのは、必ずその制度がつくられるときに、できてしまってから住民に提示されるということが往々にしてあるわけですね。ですから、準備段階から広報していただくと。その狙いとするのは、そのお知らせを途中でしていただければ、それだけまたその見たことによって、住民も声を上げる機会が出ていくというふうで、相互型の設立、相互型の内容策定というふうになっていかなくてはいけないと思うのですよね。そんなことで、1点目については押さえたいと思います。それから、1点目のもう一つ。6月に道内市町村及び議会から選出された連合議会が設立されるというふうになりますよね。当然、どこでも今3月議会やっておりまして、次は6月議会なのですけれども、これもまた6月にスタートしてしまうということであれば、その前にやられていくのでしょうか。いつもこういうものというのは、何と言うのですか、決まってから、今回もものすごく後期高齢者医療制度の議会に対する説明というのはもう 12 月のギリギリだったのですけども、今回もそういうことになっていくのでしょうか。もしそうであれば、こういうふうな制度をつくるときには、きちんと、ここではこの議会ですね、幕別の議会に決まる前にきちんとお知らせがあって、この議会が意見を言えるような機会をつくって進めてもらいたいと。このように思いますが、どうでしょうか。それから、医療内容の差別化。つまりこれは高齢者と患者さんと、それから病院との問題とかにもなっていくのですけれども、同じ治療をしても診療報酬として 75 歳を過ぎてしまうと安くなってしまう。なかなか経営が大変だというようなことが、今日様々な問題になってしまい、この後期高齢者医療制度の中でもそれが露骨に出ているのですよね。既に医師会などから提言があり、12 月には国保中央会がやったということでありますが、町長としてもここでは期待をするというふうに言っておられますが、是非期待というふうに、受け身ではなくよろしくお願いしたいと思います。それから、一般会計の繰入れを認めて、私、ここで国保を想定しておりましたからこういう書き方してしまったのですけれども、つまり広域連合になって運営が始まっていった場合に、例えば今まで国保の場合ですと、かぜが流行したと、医療費が突出した、ありましたよね、これまでも何回も。予定しない医療費が突出したので、その財源として一般会計から繰り入れてしのぐというようなことを行ってこられましたよね、住民を守るために。今度、広域連合になると一体どうなっていくのか。ここは手が離れていくわけですからね。そういうことが制度のねらい全体の中に医療費を抑制するというのがあるものですから、これが強いては加入者負担というようなことになっていくというようなことも、本当に心配するわけですよ。そこで、こういう書き方をいたしました。見解をお願いしたいと思います。それと、3番目と5番目通ずるところがあるのですけれども、今回の制度は保険料と現役世代の支援金と、それから国の医療の分、1対4対5でやるのだから、公費は前よりも上がっていて頑張っているのだよというのが、今の町長のお答えだと思うのですよね。でも、私はここは非常に疑問を感じるのです。といいますのは、今も言いましたけれども、なぜ今この後期高齢者医療制度などというものが出てきたのかというところなのですよね。この間、民生常任委員会がありまして、御説明を頂きました。そのときにこうおっしゃいました。高齢者の医療費について、高齢者自身が一体どれだけ負担して、若年層がどれだけ負担をしているのかが不明確だと。かつて運営主体と自主的な費用負担者、町と医療保険者ですね、そこが異なることから制度の内容も責任も不明確だったと。要するに、お年寄り自身、医療費使っていても、現役世代も全部混ざっているからわからないのだというようなことで、それを明確にするのが今度の後期医療制度だという書き方なのですね。結局そう言いながら、そして、高齢者の医療費は、高齢者自身が責任を持っていかなければならないということでありながら、この支援金というのは実は現役世代ですよね。だから、言っていることと実際の予算の配分の仕組みが違うのですよ。町長が悪いわけではないから言っても仕方がないと思うのですけども、そうなのですよ、現実。そういう中に基づいてきて、そしてどんどん制度はスタートさせる。しかし、さっき言ったような特別な事態が生じたときなんかも、一体国がきちっと補填するのかといったら、そういうのも何もない。では、そういうときに弾力的にどうしていくのだと。これからの1年後のことでありますから、財政問題は非常に大事ですから、それらのこともきちっと、今国保の担当の方たちが会議に出ていらっしゃるのかどうかわかりませんけれども、そういう中で明確にさせていっていただきたいというふうに思うのですよね。この医療保険制度のできた一番の大元は、2025 年までに全体で8兆円の医療費削減をするということを明言して出してきている制度でありますから、本当に心配なことが多い中身です。この点、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

後期高齢者医療にかかわってでありますけども、まず1点目のいわゆる広域連合議会の関係でありますけども、今のところ全く連絡はありませんので、先ほど申し上げましたように、やっと3月1日にこの広域連合が知事の認可で認められたということですから、恐らくこの後になるのだと思いますけども、通常からいきますと、それぞれの議長会あるいは十勝でいえば十勝町村会、十勝支庁、議長会というようなところに、推薦なり選出の方法についての依頼的なものが来て、そこで協議されて委員が選ばれていくのだろうと思いますけども、ただ十勝から選ばれたのがすぐ議員になるとか、これは8名ですから、確定するわけではありませんから、それが今度はそれぞれの上部機関で調整がされていくのだろうというふうに思いますけども、今の段階では、まず私どものところについて、例えば推薦ですとか、どういう方法で選ぶということまではまだ周知されてはおりません。それから、医療の差別化の問題、いろいろなことが言われております。最近の、これはどうなるかわかりませんけども、国保連合会なんかでは、かかりつけ医、いわゆる高齢者の場合は、もうそのお医者さんにずっとかかりつけになっているお医者さん。そういったことの方がいいのでないか。あっちの病院こっちの病院でなくて、そのかかりつけ医というところが、これは全く具体化されていませんけども、そういったことの提言も、何かなされているというようなことで。先ほどから言いましたように、まだその中身については、これから審議ということですので、どういったことになるのかわかりませんけれども、尐なくとも今言われるように差別化なんていうことが言われないような制度にならなければ、これはせっかくの広域連合である新しい医療制度の意味はなさないのだろうというふうに思っております。それから、先ほどの風邪がはやったときに、医療費がどっと増えた場合どうなるか。これは今の段階でも、これは今の段階でも、これははっきりしませんけれども、恐らく3年間でそうした保険料等の調整を行うということを言われていますので、それはどこかに跳ね返ってくるのだろうというふうには思っております。それから、もう一つは、財政問題を含めての問題でありますけども、医療費の明確化だということは、国は言っております。私は言っていませんけれども、そういったことも確かに言われている、あるいは中橋議員さん言われるような矛盾点も確かにあるのだろうというふうに思いますけれども、この広域連合そのものが始まったのも、なかなか1町村、1自治体ではできないので、都道府県を単位にした広域連合というようなことで、今回制度が、これは全国一律、そして都道府県単位ということになりますけども、そうした中で私どももできるものをできる限り物を言えるような中で、改善に、あるいはより効率的な制度になるように頑張らせていただきたいというふうに思います。

質問 9番 中橋友子

次がありますので、心配な制度であるということと、同時に町民の方たちの心配もものすごく大きいのですよね。突然出てきたものですから、その 75 歳超えた方たちが、これから来年から自分たちはどんな保険に入れられて幾ら負担がかかってきて、そして、お医者さんにきちんといくことができるのかというような声がどこからも聞こえてくるわけですよね。ですから、早くそういうことに応えて、そして安心できるような体制をつくるということが、行政に与えられた課題だと思うのですけれども、その点はこれからも是非意を用いて対処をしていただきたいということで、質問を終わります。最後でありますが、学力テストのことについて、再質問をさせていただきます。ただいまの教育長の御答弁の中で、学力テストは実施はするけれども、公表はしないというようなことでありました。私はこの学力テストの問題について、改めてすごい問題があることだなというふうに思いました。といいますのは、実は今、教育長、ずっと子供にとってこういう内容、ああいう内容ということでお話されていましたね。この教育のテストの中身がふだん身につけておかなかったら、後の学年の学習に影響を及ぼすような内容であるとか、あるいは実生活で活用できることだとか、いろいろ言われておりました。これはもう、当然基礎学力として身につけていくべきもの。それは一斉学力テストがあろうが、実施しないということであっても、当然これはやられているべきものだと思うのです。それで、学校の先生にお伺いしましたら、これまでも標準学力テストというのは実はやっているのですよと、年に一度やっていますと。そこにはきちんと指導要領に基づきまして、子供たちの学力が本当に身につくように、その検証としていって、その結果それを個人はもちろんですが、担任の先生であるとか、学年団であるとか、そこできちんと論議をして、この子には何が足りないのだというようなことまでも明らかにして、それをテストを生かした形で教育力を身につけさせる。そういうやり方をこれまでもやってこられたというのですよね。ところが、今回、あえて出されたのは、文部科学省の新しい教育基本法の改定に基づいて出てきたのですけれども、全世界の学力のランクが出されたときに、日本がやや低いというようなこともあったりして、そんなことから拍車がかかっていったというふうにも聞いています。それで、実施の仕方を聞いて、私も驚いたのですけれども、結局そういった子供に寄り添って、先生方が本当にかかわりながらやるというテストではなくて、日本中のその小学校6年生と、それから中学3年生を対象に、小学校では業者がやるのですね、ベネッセコーポレーション。中学校は NTT データ。こういう機関が、業者が一斉につくったものを全国に配布して、そしてテストをやって、これをまたここで一斉に回収、回答はそのまま梱包と書いてありますからね。そしてランクづけの作業に、そのランク付けの作業はまた業者がやるのですけど。そういったとてもとても子供に寄り添った教育の一環として実施されるものということ、手法からいってあり得ない。こういうことが、4月の 24 日ですか。やられようとしているのですね。先ほど、紹介いたしました、やらないと表明された愛知県の犬山市というところは、過去からこういった子供に寄り添う教育の実践を深められていたところで、そういう必要なことはやっぱり、自ら学ぶ力だと。こういうことを大事にしていきたいから、こういった計る、横から見て、ランクが幾らだとか、その点数が良い悪い。それだけを重点にするようなことには与さないというようなことで中止されたと聞いています。今回だけでなくて、恐らくどんどんくると思います。そのときに、やはりこういうことを判断していただいて、私は実施はすべきではない。公表はされないということでありますから、そこは本当に安心しましたけれども、実施も今後は行うべきではないと、あえて思いますがどうでしょうか。

答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)

今回の学力テストは、実施に当たっては、大変危惧されている方もいらっしゃるとは思いますけども、私どもの方で、あくまでも全国的な、例えばその全国的に見て、その地域の子供たちがどんな状況にあるのかということが、まず第一目的として挙げられているわけでありますよね。この結果につきましては、決してランク付けではなくて、その地域にあった学習指導要領ですとかそういったものに反映されるというふうに、私どもの方では理解をしております。また、今おっしゃいました標準学力テスト。これは確かに実施をしております。これは十勝の教育研究所が実施しているというものでありまして、それぞれの地域、ですから十勝地域は十勝地域で、同じ標準問題をやっております。これは、確かにおっしゃったとおり、それぞれの子供たちの身につく力というものの判定をして、今まで勉強したものに加えて、これからしなければならないものも実はやっているのですね。ですから、5年生が学力テストを受けるのですよ。標準学力テストを5年生が受けているのです。要するに、その学年で習ったことをやるのですね。今回の全国のやつは、全学年で習ったことをやるということです。要するに、本当に身についたかどうかの判定が全国的に行われるというところに重点を置いているというふうに私は思っております。確かに私どもの方でも資料を頂いたときに、業者に委託をしてやる。確かに全国的な調査ですから、短期間で配布あるいは回収、集計する作業というのは、どこかの業者に委託するのだろうというふうに思っておりましたし、また、委託に当たっては、当然、それなりの契約を交わしているというふうに思いますので、それについて、私の方であれこれ言うということにはならないというふうに思っております。

質問 9番 中橋友子

この全国一斉学力テストというのは、今回初めてではなくて、1961 年、私 10 歳だったのですけれども、そのときにやって、それで様々な問題があったと。ランク付け、あるいは点数を上げるために、点数の低い子は学校へ来ては駄目よとか、いろんなその問題があって、そういうことはすべきではない、意味合いがないというよりはむしろマイナスだと。東京でも今やっているところでは、ランクの低い学校には子供たちの応募がないと、そういうところも都会の中であるのだというのは、実際に今やられているわけですよね。こういう現状を見たら、やはり危ないことは、しかも今後そういう混乱を生み出すようなことについては疑問を持って臨む、これは大事ではないでしょうか。

答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)

確かに、私も子供のころに受けた記憶があります。学力テストという名称は確かに同じ。今回学力テストとは国は言っておりませんけども、学力調査でありますけども、当然形は全く違うものでありますし、公表は都道府県も行わない。当然市町村について、私どもは全くこういう公表するつもりはありませんし、あくまでも子供個人に対しては、自分の成績というのかな、回答結果についての提供は個人に対して行うだけであります。それ以上のことについては、当然私どもの方では、そこからどうのこうのと評価するとかそういったことも全く考えておりません。そういう意味を含めて公表は全くしませんという意味でございます。

出典:幕別町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日 議事録 PDF(68ページ) 間違いを知らせる