幕別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月12日
町の財政状況と安定的な運営について
2026年3月12日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「町の財政状況と安定的な運営について」質問し、町長 飯田晴義、教育長 笹原敏文が答弁しました。
- 質問者
- 中橋友子 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、教育長 笹原敏文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 18番 中橋友子
通告に従いまして、2点の質問を行わせていただきます。1、町の財政状況と安定的な運営について。2025 年度版「地方財政白書」によると、2023 年度の全国の地方自治体の普通会計決算額は 112 兆4,220 億円で、前年度比 4.2 パーセント減となりました。一方、自治体の財政状況については堅調で黒字とされていますが、実際は陰りが見え始め、全国の自治体では相対的に財政が悪化しているところが増えてきていると言われています。長期にわたる円安による経済の低迷と、エネルギーや資材の高騰など、急激な人口減少などは自治体にとっての影響は少なくなく、国の 2026 年度地方財政対策予算は 67.5 兆円で、前年度比約 3.7 兆円増とされています。幕別町の政策に大いに生かし、財政運営そのものも安定していくよう次の点を伺います。(1)幕別町の健全化判断比率の4指標は、全て早期健全化基準の範囲内であるが、将来負担比率・実質公債費比率がやや高めに推移している。町民サービスの低下を招くことなく、改善の取組と、今後の見通しは。(2)今後予定している直近の大型事業と事業費は。また、財政負担の平準化を図るための取組は。(3)特に幕別の産業、資源を生かし、循環型の経済の取組による自主財源の確保は。また、家畜ふん尿のバイオガス事業の見通しは。2、戦後 80 年、憲法を学び、戦争体験を未来につなぐ町に。広島・長崎に原爆が投下され、終戦を迎えてから 80 年が経過いたしました。アジア・太平洋地域で2,000 万人以上、日本で 310 万人以上の尊い命が失われ、その悲惨さは、映像や、体験者や家族から、あるいはメディアでも語り継がれ、次世代に伝えられてきました。そして、終戦の2年後の 1947 年に、「もう二度と戦争はしない」とうたい、反省と平和を願い生み出されたのが日本国憲法です。前文から 103 条の条文でなる憲法は、平和と国民主権、基本的人権をうたい、天皇、国務大臣、国会議員、裁判官、その他公務員が遵守することを定め、人々の多年にわたる努力の成果として生まれました。幕別町ではこれまで平和の取組として、広島・長崎に折り鶴を届け、原爆パネル展を行い、平和首長会議にも加盟をしてきました。この平和の運動の幅をぐんと広げて、素晴らしい憲法を学ぶ機会をつくることが、再び悲惨な戦争を起こさないことにつながるのではないでしょうか。未来に平和をつないでいくためには、町民の皆さんと一緒に憲法を学び、憲法を生かした町になることを求め、所見を伺います。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
中橋議員のご質問にお答えいたします。「町の財政状況と安定的な運営について」であります。ご質問の1点目、「幕別町の健全化判断比率の4指標は、全て早期健全化基準の範囲内であるが、将来負担比率・実質公債費比率がやや高めに推移している、町民サービスの低下を招くことなく、改善の取組と、今後の見通しは」についてであります。平成 19 年6月に地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法が制定され、毎年度の決算時に財政の健全化判断比率及び資金不足比率を算定することが義務づけられました。健全化判断比率には実質赤字比率、連結赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の四つの指標があり、地方公共団体の財政の健全化を表す指標となっており、それぞれの指標ごとに基準が設けられております。本町の財政健全化判断比率において、令和6年度末の実質公債費比率は 10.0 パーセント、将来負担比率は 75.1 パーセントで、実質赤字比率と連結実質赤字比率については、実質収支が黒字となっており算定されないものであり、実質公債費比率は早期健全化基準の 25.0 パーセントを、将来負担比率は早期健全化基準の 350.0 パーセントをそれぞれ下回っており、現時点では健全であると考えております。しかしながら、実質公債費比率は、アイヌ文化拠点空間整備事業やまくべつ学園増改修事業などの大型事業に係る起債の償還が始まることにより、令和 11 年度には 11.2 パーセントに、将来負担比率も近年は減少傾向であったものの、大型事業の起債の借入れにより、令和7年度末には 94.3 パーセントに、その後も増加するものと推計しているところであります。今後の財政運営において、現行の事業を精査する事務事業評価の活用や行政サービスのデジタル化等によるコスト削減などを進めるとともに、観光・地域資源を生かした経済効果の向上やふるさと納税などの増収を目指すことに加え、国や道、その他の団体の補助金等を最大限活用することにより、住民サービスの低下を招くことなく、事業を実施してまいります。ご質問の2点目、「今後予定している直近の大型事業と事業費は、また財政負担の平準化を図るための取組は」についてであります。現在、着手しているアイヌ文化拠点空間整備、まくべつ学園増改修、幕別認定こども園増改修、あかしや南団地建替などの大型事業については、令和8年度中に終える予定となっておりますが、8年度から 10 年度の3か年で申し上げますと、小中学校長寿命化改修事業として札内北小学校校舎・屋体の改修が約7億円、公営住宅長寿命化事業として泉町団地の改修が約8億 5,000 万円、下水道統合事業として幕別中継ポンプ場の整備や処理場の解体が約 21 億円などを予定しておりますが、本年度のように単年度に偏ることなく、各年度における事業の平準化を図ることができるものと考えております。本町では、3か年実施計画において、総合計画の基本目標で定められた施策の方向性を具体的な事業内容と事業の優先順位を財政状況と照らし合わせながら、向こう3年間にわたって計画を定めており、今後も3か年実施計画を毎年度精査しながら財政負担の平準化を図っていくとともに、充当できる補助金や有利な起債等を活用し、できる限り一般財源を減らし、将来を見据えた健全な財政運営を進めてまいります。ご質問の3点目、「特に幕別の産業、資源を生かし、循環型の経済の取組による自主財源の確保は、また、家畜ふん尿のバイオガス事業の見通しは」についてであります。町の産業や自然資源などを最大限に活用しながら、循環型地域経済を構築し、地域を活性化することは、自主財源の安定的な確保を図る面から重要であります。特に本町の持つ地域資源である雄大な大地と自然環境を活用した農業を中心とする一次産業の振興は、経済の基盤であり、そこから産出される農産物の付加価値によるブランド化等は、農業のみならず地域経済に大きな波及効果をもたらしております。また、近年では、農業を中心とする一次産業は、農業生産のみならず、新たな環境価値として評価されるなど、その地域資源をいかに活用するかが重要であります。このことから本町では、令和8年度から豊かな自然資源である町有林の環境価値について、国の認証を受けて森林カーボンクレジットを発行し、新たな自主財源の確保を図り、「ゼロカーボンシティまくべつ」の実現に向けた各種事業の財源として活用することとしています。また、家畜ふん尿や食品残渣物のうち、未利用有機物の活用を図るべく、集中型バイオマスプラントの設置を行い、新たな産業の創出を目指し、現在、その事業投資規模や事業収支、事業運営手法等について、継続して検討しているところであります。今後におきましては、本町とともに事業検討していただいている企業と、家畜ふん尿及び食品残渣等の有機性廃棄物から発生するバイオメタン及びその発酵残渣物の活用方法、並びにバイオマスプラント施設やその他関連施設の建設、運営方法等基本的な事項について、基本合意書を取り交わし事業を進めて行くべく現在協議中であります。「戦後 80 年、憲法を学び、戦争体験を未来につなぐ町に」ついてであります。本町におきましては、これまで、昭和 60 年 12 月 23 日に決議された、「平和非核宣言」の精神の下、平和非核宣言の看板を町内3か所に設置しているほか、毎年、平和への願いを込めた千羽鶴を被爆地である広島市及び長崎市に贈る運動や平和首長会議の一員として「核兵器禁止条約」の早期締結を求める署名活動などの取組を実施しております。昨年は、日本の被爆 80 年、本町の「平和非核宣言」が決議され 40 年の節目の年でありましたことから、宣言等のさらなる理解を深める機会として、図書館本館で開催した「原爆パネル展」において、図書館の「戦争と平和に関係する図書展示」の特別展示と合同で開催したほか、宣言文を7月号広報紙へ掲載するとともに、町内2か所で開催した「原爆パネル展」においては、宣言の大判のポスターを掲示して、宣言の制定 40 年を周知したところであります。また、原水爆禁止国民平和大行進実行委員の皆さんが行程中、昨年も5月 15 日に本町にお立ち寄りいただきましたが、核廃絶の願いを込めた短冊を託すとともに、激励をさせていただいているところであり、加えて、8月4日には原水爆禁止 2025 世界大会に参加する町民の方を激励させていただきました。このほか、義務教育として小学校では、第6学年において日中戦争や第二次世界大戦など戦争による歴史的な事実を通じ、戦後日本が民主的な国家として出発し、平和な世界の実現のために国連の一員として重要な役割を果たしていることなどを学び、また、中学校では、公民的分野で、日本国憲法の平和主義について理解を深め、我が国の安全と防衛及び国際貢献について考え、核兵器などの脅威にも触れ、戦争を防止し、世界平和を確立するための意識と協力の態度を育成する学習を行っております。さらに、社会教育では、図書館の本館において、町内の戦争の記録や体験、戦跡に関する資料を郷土資料スペースの一角に設けているほか、毎年8月には、「戦争と平和に関係する図書展示」として特別展示を全館で開催し、期間中は図書館のホームページにも掲載しているところであります。本町では空襲や被爆体験など、戦争体験を聞く会などは開催しておりませんが、令和6年、原爆をテーマにした原爆体験伝承漫才「希望の鐘」を、百年記念ホールの指定管理者である「まくべつ町民芸術劇場」が主催し、これを幕別清陵高校が芸術鑑賞として観劇したところであります。町といたしましては、町民の間に「平和非核宣言」の精神が根づき、風化させないためには、継続して取り組んでいくことが重要であると考えておりますことから、今後におきましても、引き続き現在のさまざまな平和事業などを通して、町民の皆さんと一緒に平和の尊さを考える機会をつくってまいりたいと考えております。以上で、中橋議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 18番 中橋友子
それでは、再質問をさせていただきます。この幕別町自治体の一番の役割というのは、住民の皆さんの福祉の向上にあると思います。そのために政策を立案し、予算を立てて実行していくということは、本当に重要な仕事であり、財源確保に向けても力を注がなければならないと思います。昨年暮れ、また今年に入って、私たち議会と住民の皆さんとの懇談をさせていただく機会がありました。その席の中で、複数の方から幕別町の財政状況について心配する声が上がりました。新聞報道等もありますでしょうし、またこの間、アイヌ文化の拠点施設の建設や幕中の改修など、大型事業が町の財政を苦しくしているのではないかという思いからの質問でありました。そこで、住民の皆さんにもしっかり分かっていただく機会にもならなければならないと思いますし、同時に、今後も健全な財政運営に力を尽くしていただきたいということが、今回の質問の趣旨であります。まず、初めにお伺いをさせていただきます。幕別町の財政の健全化の比率は、お答えいただきましたように、また私も、議会もみんな説明いただいていますので、健全だというふうに認識はしております。ただ、この指標なのでありますが、平成 19 年6月に地方公共団体の財政の健全化に関する法律ができて、それに基づいて4指標が打ち出され、数字が示されてきた。実は、この平成 19 年6月に、なぜ財政の健全化法が定められたかということになれば、これはその1年前の夕張の財政の破綻、これがあったわけですね。平成 18 年の確か、いつだったでしょうか。当時夕張は 353 億円の赤字ということで財政再生団体ということに指定され、今日もその解決のために続いている。職員の皆さんは、それから 17 年間にわたって 30 パーセントの給与の削減ということがされまして、ようやくこの 2026 年3月で完了するということで、本当に長い期間でありましたし、こういった身近な自治体が北海道の中にあるということだけでも、やはりその原因、検証、そして我が町がどうそれを生かすかということが問われる指標なのだと思うのです。それで、この出された四つの指標なのですけれども、これを見て大丈夫だとは思ってきましたけれども、ある面、これは何か当然の指標でもあるな。つまり、自治体というのは最初から赤字の予算なんていうのは認められないわけですから、当然、指標それぞれのもの、4指標の一つ目は、実質赤字比率、二つ目、連結実質赤字比率とかというふうになっても、最初から赤字は組めないわけですから、これは、もちろん運用した結果ですけれども、なし、なしとなってくるのは当たり前ではないかと思うのですよね。さらに、実質公債費比率あるいは将来負担比率、これも今のお答えでは、今の時点では令和6年度の決算でありますから、実質公債費比率は 10 パーセント、それから将来負担比率は 75.1パーセント、この基準の法に基づいて幾ら超えてはいけないかというと、実質公債費比率は 25 パーセント、それから将来負担比率は 350 パーセントと、町長お答えいただいたと。ここまで行ってしまったら町なんかやっていけないだろうというふうに思います。したがって、こういった指標に甘んじてはいないと思いますが、甘んずることなく健全な方向に向けていくことが大事だと思います。私は、長く議員をさせていただいてきましたから、過去に幕別町が大変厳しい時期も体験させていただいてきました。夕張の少し前、幕別町は、平成8年、1996 年に開基 100 年を迎えまして、そのときにたくさんの大型公共事業をやってこられたものですから、何とその2年後の支払い、公債費比率は 23.8 パーセントになっていました。その借りていたお金、地方債残高も 227 億円、町長ずっとそこも体験されてきたと思うので、私がお話しするのもやぼなのですけれども、しかしこういうところもくぐってきたということもあるものですから、今の数字を、そういった指標の甘さというものを押さえながらも、そこから比べたら随分安定しているのではないかというふうに思わされてしまいます。でも、やはり戒めていかなければならないということがありまして、この指標に対するまず町長の認識、見解を伺っておきたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
指標設定については、中橋議員がおっしゃるように、かなり高い数字まで行かないと危険にならないと、そういう設定でありますので、当然、今の数字については、安全でありますけれども、当然のことかなというふうに思っています。それより、むしろ将来どうなっていくかということのほうが大切でありますから、そこは一定の条件の下で推計もしているわけであります。それによれば、これも大丈夫であろうと。ただ、私が一番危惧しているのは、年々予算編成が厳しくなってきたということなのです。つまり、基金を崩さないと予算が組めない状況になってきました。これはうちだけの問題かなと思って、かなり人口規模の大きいところに聞いてみますと、どこも同じような傾向をたどっているという状況なのです。何でかなというふうに私も考えてみましたけれども、やはりこれは経常経費、これがやっぱり重荷になっているということでありまして、一つには人件費、会計年度任用職員の人件費が相当増えました。それと、もう一つは障がい福祉ですね。これがやっぱりどんどん年々増えていっている。もちろん国、道の負担はありますけれども、町の一般財源もこれ本当に異常なまでに増えつつあると、この辺が一番大きな原因なのかな。ですから、経常費が増えるということで、年々やっぱり予算編成が厳しくなる、これ当たり前でありまして、これは建設事業が多い場合は大した問題ではないわけで、特に今年なんかはかなりやりました。かなりやりましたけれども、お話あったように、開基 100 年のときには、平成7年、8年、9年と 11 年ぐらい、150 億円ぐらい借金しているのです。それを考えれば、1年に本当 50 億円ぐらい借りている年もありました。それを考えれば、今は大したことないのですが、ただやっぱり実質予算編成上、非常にやっぱりだんだん苦しくなっている、基金を投入しなければ本当に予算が組めない、そこがやっぱり一般財源をしっかりと確保しなければならないというふうにも思っています。実は、今日出たばかりの道新の電子版を見ました。そうすると、貯金を取り崩さないと赤字の自治体は、北海道内に 101 市町村あるのだと。うちも入っているのです、実は、101 の中に残念ながら入っています。179 のうち 101 が、基金を取り崩さないと赤字になっているのだよと。まさにそれが私、先ほど言った、どこも予算編成が厳しくなっているというのは、やっぱりこういった数字に表れているのかなというふうに思います。ですから、今後やっぱり一般財源をいかに確保していくか。特に今頼れるのは、まあ、あまり、邪道かもしれませんが、ふるさと寄附なのです。やっぱりすがるのは、そういったところをいかに増やしていくかということにあると。あるいは国、道のみならず、いろんな団体が、公益財団とかそういうところが補助金も持っていますので、それをいかに活用していくかということも一つあるのだなというふうに思います。あわせて、経費のほう、支出のほうについてはしっかりと評価をしていくと、事務事業評価をやった中で削れるものは削っていかなければ、これはやみくもにという意味ではないですね。無駄を削っていかなければならないなと、そんな思いでいるところであります。
再質問 18番 中橋友子
基金の残高のお話もありました。2026 年度の予測としては 14 億 7,772 万円、今年度は 30 億円程度だったと思いますから、半分以下。おっしゃられるように、もう限られた一般財源ですから、地方税収入とあと地方交付税、この税収を考えて、足りなかったら基金から入れなければいけないと、これはもう町長おっしゃられるとおりだと思います。いかに国の、一番大元になっている人件費や障害者福祉費に対する手厚い予算の配分というのが求められているときにもかかわらず、配分されないということが、今日の皆さんのご苦労を生み出しているというふうには理解しております。とはいいましても、やはり自分たち自ら、これちょっと設問の3番目のほうにもう行ってしまうのですけれども、やっぱり自主財源を生み出す努力というのはしていかなければならない。町長おっしゃられるように、私はやはりここにふるさと納税というのは邪道だと思うのですよね。今、確かにそういうふうにして現金で2億円ちょっと入ってきている、それは助かりますから、だからやめなさいというふうには申しません。多いときは4億円、5億円近くありましたから。でも、この地方自治の本旨、財政運営のあり方からいって、逸脱しているというのはもうはっきりしていますよね。だって、良好な住民サービスを提供して、そしてそれに対して税負担をしてもらうのだということは税のあり方なのに、この利用した方たちは、自分の町に税金は少なくて済むという、誰が一体考えたのでしょうかと思うような仕組みであります。どこも町も、今問題になっている北見市などは、ここに 50 億円を期待しているということを言っていますから、地方自治体の財政そのもののあり方をゆがめてしまうその国の姿勢にも、これもまた問題があるということは申しておきたいと思います。それで、やはり自主財源、自主財源と言いましても簡単ではありません。ここの町の持っている力を循環させていくという、何回も言ってきていますけれども、それはふるさと納税の思いはちょっとウエートを少なくして、こちら側からつくるぞというような町長の強い姿勢が欲しいなというふうに思います。自主財源のところでは、やはりこの豊かな農畜産物で、今年も 3,000 億円を超える農業、JA の取扱いがあり、それからもう一つは自然エネルギーと、これ何回も言われてきているのですけれども、これの財政的な効果がいま一つ見えてこないのですよね。幕別町ではゼロカーボンというのを打ち出して、それからバイオガス事業も、きれいなパンフレットも使って、ホームページでも紹介されていますけれども、これもどうなのでしょうか。パンフレットの中では、5万ギガワットの電力を作り出して、売るのではなくて還元するのだよと、みんなで使う。そしてその価値というのは、5万ギガワットというの私どのぐらいの価値なのかと計算してみましたら、1ギガワットが 800 万円から 900 万円という指標がありましたから、3兆円以上になるのですよね。こういうやっぱり地域でそういう力を生み出す、そしてそれが町民にも見えてくるというような事業、何とかなっていかないでしょうか。それに加えて、このバイオガス事業も、これもこの間から町長に伺うと、民間の事業との連携で進んでおられる、相手のこともあってなかなか公表できないということでここまで来ましたけれどもね。だけれども、住民に還元する事業というものをもう一つ考えていけば、それはそれでもうよく分からないのですけれども、民間がどんなところでどうなのか。だけれども、住民に還元するという考え方を持っていけば、違った形でのバイオガスプラント事業の着手というのもあるのではないかと思うのですけれども、一向に見えないのですよね。どうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
バイオガスを発電によって住民に還元するというのは、なかなか簡単ではないのですね。これは、還元するということは、電気を配るということになります、配電するわけですから。そうなると、どの線を使って配電するのですかということになるわけです。そうなると、一般的には北海道電力のほうですけれども、その電線を借りなければならない。借りれるのならいいのですが、受け入れられるかどうかという問題があるのですね、容量がありますから。今それが受け入れられないのですね、今そういう状況です。線が太くなって容量が増えているわけではないので。では、北電線使えないよと、系統連携ができないよとなったときに、では自営線、自分で線を引っ張るのかとなると、1キロ 5,000 万円かかると。そうすると到底自営線を引っ張るなんていうのは採算に合ってこないわけでありますので、なかなかこれ難しい。既存の電線を使わせてもらえるのだったら、まだ地産地消的なこともできるのでしょうけれども。ですから、町民の皆さんに還元する、安い電気料金で還元するというのは、これ到底無理かなと、そういう気がしているわけです、そういう計算をしています。ですから、それは電気ではなくて、今我々が考えているのはガスですね、ガスのほうを使えないのかということで、これも簡単ではないのですけれども、行く行くは都市ガスみたいな形で使えればいいなと思うのですが。それと、大樹のロケットが液化バイオガスを使うと言っていますから、そういうところで使われれば、また随分需要も違ってくるというふうに考えております。ただ、いずれにしても、これは事業者と共同で進めていかなければ成就しない、これはもう何十億円、50 億円とかそれぐらいかかるお金でありますから、これは町独自でやるとなると、昨日、小水力発電の話もありましたけれども、なかなか採算を取るのが難しいわけでありますので、今のところは本当にもう少し具体的な話については待っていただきたいなというふうに思っているところでありますが、いずれにしてもなかなか町民の皆さんに電気を還元して、そこで採算を取るというのは難しいなというふうに思っています。
再質問 18番 中橋友子
やはりできることからでいいわけですから、ガスならガスで、あるいは水素なら水素で生み出していって、そしてそれを循環させるということが大事なのだと思うのです。幕別町が出している再生可能エネルギーをフル活用という表題の、いざ挑戦というパンフがあるのですけれども、ここにも、そこで私は5万メガワット時という数字を拾って、ああ、こういう計画でいるのだなというふうに思ったのですけれども。電力が5万メガワットというのは、要するに域外で消費されている数字だということでありますから、循環していけば、経済的な効果は大きいですよという意味なのだろうと思うのですけれども、何か町長の表情を見ていると違いますね。それで、そういうふうに受け止めたのですけれども、やっぱりここでもそういう心配もあるからだと思うのですが、売電だけではなくて、発電した電力、液化バイオメタンガス活用する地産地消仕組みづくりというようなふうに言って、具体的にはコミバスの電気、EV 化だとか、これどのぐらい使うのかなとは思いましたけれども、そんなことを書かれていました。でも、できることからやっていくというのは、私、大事だと思うのです。その積上げが今の町になっているわけですから、これはぜひ検討が必要だと。同時に、このことによって 2030 年に、2013 年度比で 46 パーセントの CO2削減に行くというふうに言っているわけですから、これもまたリンクさせてやっていくということは大事ではないでしょうか。どうですか。
答弁 町長 飯田晴義
2030 年マイナス 46 パーセント、非常にハードルが高いと思っています。というのは、お金が要るのです、やっぱりね。これは町民の皆さん、事業者の皆さんに協力をしてもらわなければ達成できないわけです。そこには、やはりインセンティブを与えるためにはお金、補助金を出すことによって進んでいくということがあります。ですから、今、町では、補助金は総合補助金設けています。ただ、これも財源かかるので、本当にこのゼロカーボンは、国策として打ち出したわけですから、私から言わせると、しっかり国のほうで財源くれよと言いたいのですね。これは、ところが、自分のところで財源を確保しないとなかなかできない。そういう仕組みになっているので、46 パーセント減らすのは本当に大変だなと思っています。まして 2050 年にプラスマイナスゼロということなので、ここは本当に、変なこと言いますと、これ国策として進めていて、幕別町だけができなかったらどうなるのかな、これ国が責任持ってくれるのかなと変なことを考えたりもしているのですけれども、これ本当に日本国全体、全部の市町村が、1,724 ですが、この市町村が取り組んでいかないと、ゼロにしていくあるいは 46 パーセント減らしていかないと達成できないのですよね。それにはただではできない、間違いなく補助金なり、推薦するためには、町民の皆さんあるいは事業者の皆さんに取り組んでもらうためには、補助金を出して何とか古いものを省エネタイプに替えてもらうとか、そういうふうにしていかないと進んでいかない。自動車もそうですね。これ電気自動車といっても、では電気自動車、この北海道十勝の冬場使えるのですかという問題もあるわけです。だから、本当に簡単なことではないなと思っていまして。それにしても国で補助金出していますけれども、町もさらに上乗せして補助金出すぐらいはしないと、なかなか進んでいかないわけでありまして、ここは本当に嘆いていてもしようがないのですけれども、本当に難しいなというような思いです。
再質問 18番 中橋友子
私は財政問題で今お尋ねしましたので、自主財源をどうやってつくるかという視点からの質問だったのですけれども、難しい状況も垣間見ました。これはみんなで知恵を出して、まさかその目標を達成しなかったから、それをもってして財政再生団体になるのかなということにはならないと思うのですけれども、やっぱり総力を上げて研究に臨むということが大事だと思います。財政の指標で言えば、この4つの指標には入らないけれども、財政力指数であるとか、経常収支比率とかというのもありますよね。やっぱり幕別町の税収がそんなに少ないとは思わないのですけれども、力という点では。幕別町の財政力指数は、大体 0.3 から 0.35 とかで来ていますけれども、これ帯広あたりだったら 0.6 だとか、音更、芽室は 0.5 だとかと、うちよりはやっぱりいいのですよね。どうしてこう違うのかなと。やっぱり自主財源足りないのかと。もっと企業を、町長は誘致、私は誘致とは思いませんけれども、税収を上げる努力だって要るのではないかという中で、自主財源というところを、ここは大いに考えていただければと思ってお話をしました。次の質問にも入りたいと思いますので、よろしいですか、いいですか。それでは、そういったことで、町民の皆さんも財政問題は非常に心配しています。これからも意を用いて、健全に向けて努力を求めていきたいと思います。次は、2番目の質問の、「戦後 80 年、憲法を学び、戦争体験を未来につなぐ町に」ということで設問させていただきました。これまでもこの種の平和問題に関しては、どちらかというと広島、長崎の原爆の、そこから平和を学ぶという視点での設問も多かったし、お答えも多かったと思うのですけれども、私は、今回は、その前といいますか、憲法を中心にした平和につないでいく道を、力を入れていただけないかということでお尋ねをするところです。といいますは、そういった取組をしながらも、今、世界では戦争が起きていますし、本当に無法な戦争が起きていますし、地球温暖化なんかもあったりして、国民は全体としてこの地球が守られるのか、この日本が守られるのかという不安は大きくなってきていると。そこに日本は、先ほどの財政の話ではないですけれども、福祉や医療や教育の財政というのはそう充実されない中で、防衛費はどんどん膨らんでいくと、これ現実です。そうなってくると、一体この国はどっちに向かっていくのだろうというような岐路に今立たされてきたというふうに認識しました。したがって、そういうときにこそ過去の戦争に学んで、住民みんなが一体となって共通認識を持って、この平和が維持できるというような取組が必要ではないかと、その真ん中に置くのが憲法ではないかと思って書きました。実は、どうして憲法をテーマにしたかというと、憲法はつくられた過程があるのですね。日本の憲法というのは、書きましたけれども、過去の悲惨な戦争、これは日本は加害者であり、また原爆の被害者でもあった。もう二度とこういうことは起きてはならないという反省の下に、それを絶対しないのだということでつくられました。私、今日憲法持ってきたのですけれども、憲法の第2章のところに、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」明確に書かれているのですよね。やっぱりこれをみんなが胸に、町民がみんなこれを力に平和を守っていくと、そういうときではないかと。まず、今の情勢に対する認識はどう思っていますか。
答弁 町長 飯田晴義
私も今おっしゃった気持ちは全く同じでありますので、今の状況については、非常にやっぱり、予算の問題ももちろん、5年間で 43 兆円とかそういう問題もありますけれども、この国自体がどうも平和というものの認識が甘いというふうに思っていまして。核兵器禁止条約ですね。日本は唯一の被爆国でありながら、これを批准しないということ、ここもやっぱりどこかの国の核の下に保護されてという、そんな思いがあるようですけれども、そうはならないですね、今の状況を見たら。もう恐ろしくてしようがない。今回のイランのこともそうですし、その前のロシアのこともそうです。どんなことが起るか分からないような、そんな状況、不安を覚えているわけでありますから、もう少し日本として毅然とした態度、やっぱり憲法をしっかり守るのだという、武力を持たなくてもスイスみたいな国もあるわけですから、そういったところもあるわけで、まさしく日本国憲法をしっかりと守っていくことが必要だろうというふうに思っています。
再質問 18番 中橋友子
全く同感です。そうですね。この具体的な設問に入りたいと思うのですけれども。この憲法は、町長はじめ職員の皆さんは、この仕事に就かれるときに憲法を学ばれ、これを守りますという誓約もされてお仕事に就いておられると思うので、これを改めて学ぶなんていうことを提起すれば、一体何なんだと思うのかもしれませんけれども、町民一人ひとり2万 5,000 人の人たちにどれだけ知られているかということを考えたら、これはやはりまだいろいろ知っていただく機会をつくる必要があるのだというふうに思ってお尋ねするのですけれども。昨日も子どもの権利条例、もっともっと実効あるものにという同僚議員の質問がありました。これはもう幕別町の憲法ですから、もちろん大事だと思うのですけれども、根底となる日本国憲法、最高規範ですよね、これはやっぱり学んで困ったなということには絶対町民はならない、学んだことによって新たな知恵が生まれるというふうに思うのです、平和に向けてのね。それで、私もう一つ紹介したいなと思って今日持ってきたのは、これ町長ご覧になったことがあるでしょうか。「あたらしい憲法のはなし」というので、教科書なのです。文部省が昭和 22 年の8月に作った教科書なのです。それで、この教科書は中学校1年生を対象に出された教科書です。この教科書に新しい憲法がどうやってつくられたかということも、ずっと紹介されているのですけれども、出だしに、また読み上げて申し訳ないのですけれども、1、憲法、皆さん、新しい憲法ができました。そして昭和 22 年5月3日から、私たち日本国民は、この憲法を守っていくことになりました。この新しい憲法をこしらえるために、たくさんの人々が、たいへん苦心をなさいました。ところで皆さんは、憲法というものはどんなものかご存じですか。自分の身に関わりのないことのように思っている人はないでしょうか。もしそうならば、これは大きな間違いです。国の仕事は、一日も休むことはできません。また、国を治めていく仕事のやり方は、はっきりと決めておかなければなりません。そのためには、いろいろな規則がいるのです。この規則はたくさんありますが、そのうちで、いちばん大事な規則が憲法ですというふうにうたいまして、中のページに、大事な三つの憲法の柱、国際平和主義、民主主義、それから主権は国民にあるということを、きちっと図を入れて中学1年生の生徒さんに教えたということから、この日本の憲法が出発しているのです。こういうの、まだまだ大事なことがあります。憲法は誰が守らなければならないかというのが最後にありまして、これは国民が守るというのではなくて、権力者が守るのだよということで、天皇や国務大臣や国会議員、私たちもそうです、みんなそういう人たちが守らなければならないということをきちっとうたって締めているのです。こういう分かりいいものというか、ここに出会えて私はすごくよかったなと思ったのですけれども、こういうことはやっぱり町民の皆さんにお伝えできたらすばらしいと思いませんか、どうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
この憲法を学ぶというのは、いろんなやり方があると思うのですね。その教科書を町民の皆さんに見てくださいといって対面で講座みたいにやるというのは、ちょっとどうかなと思いました。今、町民、国民の皆さんというのは、平和の大切さであるとか、交戦権も含めて、武器を持たない、軍隊を持たない、あるいは基本的人権があるのだとか、私はその条文の一条一条がどうだという話ではなくて、日本国憲法、平和憲法というものをしっかり守っていかなければならないし、我々は憲法に守られているのだということは、十分分かっているのではないのかなと思うのですよ。ですから、どういう勉強の仕方がいいかというの難しいな。私、一条一条学ぶというところは、果たしてどうなのかなとは思います。よく5月3日に憲法を学ぶ会とかやられていますけれども、本当深く学びたい方はそういうところに行けばよろしいでしょうし、ただ日本国憲法によって我々は権利も与えられているし、守られているのだということは、かなりの方が分かっていらっしゃるのではないでしょうかね。ですから、どういう学び方がいいのかということは考えなければならないが、尊重することは当然必要ですし、もちろん大切なことなのですけれども、学ぶというのはいろんな学び方があるので、改めてその教科書をもって学ぶといったら、何人来てくれるのかなとそういう心配もありますので、日本国憲法に私たちは守られているのだよ、そして権利も与えられているのだよ、そして戦争もしないのだよということを分かってもらうことは大切だろう。ただ、手法については、どういうのがいいのかなというのは、ちょっと迷うところであります。
再質問 18番 中橋友子
私は、この教科書を一人ひとり全員に渡して読んでいただくということを言ったわけではないつもりでありました。こんなにすばらしいものがあると、題材の一つとして生かしてもらえないかと。思いは町長と同じです。なぜ今言うかというと、町長おっしゃられるように、今、不安定なこの時期のときに、自分たちが憲法によって、憲法の行使もあるし、守られているのだというそういう思いにみんな立っていただくというのも大事だと思いますから。だけれども、私、今日言いたいのは、憲法ができた過程というのを大事にしていかなければ駄目なのだなというふうに思いました。こういうこの条文というのは、憲法9条にノーベル賞なんていう動きもあったように、世界の中でも、当時日本というのは、先ほども戦中戦後の話、同僚議員としてきたのですけれども、その当時、日本というのは、連合軍の支配下にある中でできた憲法ですから、よくこの憲法ができたというふうに思うのです。それで、なぜこういう条文になったかというと、前段お話ししたように、アジアで、太平洋で 2,000万人、日本では、広島、長崎入れてですけれども 310 万人、もう日本国土全部焦土と化し、こんな状況を二度としたら駄目だというのが、私たち、先輩の方たちからずっと教わってここまで来ている。その二度とやらないという思いがあったから、これができたのですよね。もちろん審議過程とかいろいろありますけれども。したがって、この憲法はそういうふうにして、過去の過ちから反省をして生み出されたのだというところに、多くの町民の方たちに、もちろんご存じの方いっぱいいると思うけれども、分からない人にはお伝えしたいと、そういう思い。だからこそ、大事に守って、そして本当にこの幕別町民みんな連携して、平和の中で生き抜いていきたいということにつながっていけばいいなと。だから、憲法の本はいろいろありますから、これだけを学べということではありません。そのことは申し上げたいと思います。それにしてもこれすばらしいのですよ。それで、もう一か所だけ読ませてください、ごめんなさい。これ、当時の中学1年生ですから、教員の方が書いているのですね。この憲法の本は、当時の中学生だけでなく、教え子を再び戦場に送るなと誓い合い、新しい平和と民主主義の教育への熱意を持っていた教師、父母に深い感動と明るい希望を呼び起こしました。長かった戦争の下で、生命と財産、青春と自由の計り知れない犠牲の上に、ファシズムを打ち倒し、平和、民主、自由を要求する国際世論に支えられて、ようやく勝ち取り生まれたのが新しい憲法ということであります。そういう過程をやっぱり伝える。だから、その憲法を語る会というのが、例えば町主催であってもいいのではないかと思うのです。これが平和非核宣言というふうに宣言等もありますけれども、以前、革新自治体と言われたのが誕生していた頃、役場の入り口に、暮らしに憲法とか、自治に憲法とかと掲げた知事や首長さんたちがいらっしゃるのです。そういうのもやっぱり、今それをやれということではないですけれども、一つの知っていただく運動として取り組むことはできないでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
中橋議員ほど私には情熱が燃えてこないので。学ぶことは大切なのですが、それだけ情熱を持っておられるなら、本当にやっていただければありがたいなと思うぐらい、今そういう感心して私は聞いておりました。むしろというか、私は、学校教育の小さい頃から、それを分かってもらうのが一番大切なのかなというふうに、今お話を聞かせていただいて思いました。なかなか 70 ぐらいのおっさんになると、今さら言われても、ふーんといって終わる可能性が非常に高いので、やっぱり小さい子どもから、今の日本国憲法はこうやってできたのだよと、この憲法に私たち守られているし、絶対戦争しては駄目なのだよというところを、やっぱり学校教育の題材として、もう中学で教科書になったということですけれども、そこが大事なのかな。今やはり道徳というか、自分だけよければいいというような、そういうムードが非常にあふれていますので、この憲法を学ぶことによって、そういった道徳心も養われるのかなと、そんな思いも今しましたので、小さいところでの題材としてやられるのが一番効果的かな、そんな思いをいたしました。
再質問 18番 中橋友子
情熱を持って生き抜くことは、どの分野でも大事だと思います。したがって、小さいときからの教育、大事だと今ありましたので、教育長、いかがでしょうか。教育の中にもっとこれを取り入れていくという。これそのものではないですよ。しかし、そういう精神を小さいときから学んでいただくのは大事だと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 教育長 笹原敏文
突然の指名で困惑しておりますけれども。これまでも平和教育というテーマでは、お答えをさせていただいたというふうに思いますけれども、その根底にあるのが、まさにこの憲法の考え方なのだろうというふうに思います。詳細、学校のほうで、どのような教育活動が行われているのかというのは、ちょっと直接見聞きはしていないので、あれなのですけれども。自分も都度学校に行く機会がありますので、そうした機会を通じて、直接自分も確認をしたいなというふうに思います。
再質問 18番 中橋友子
町の財政も平和な下でこそ生きてくる、つくられていくのだと思います。町民の皆さんの幸せにつながるまちづくりが、憲法を柱にしながらつくられていくことを期待して終わります。