釧路町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日
防災対策について
2022年3月10日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「防災対策について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総務課長 中野勝広、管理課長 佐々木晶利が答弁しました。
- 質問者
- 中家治子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総務課長 中野勝広、管理課長 佐々木晶利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 中家治子
おはようございます。3番、中家です。今議会には2件の質問をいたします。まず1点目は、防災対策についてです。御承知のとおり明日が東日本大震災から11年目となります。日本海溝及び千島海溝沿いの巨大地震では、数百年に一度と言われる大地震が起こるというふうに想定されておりますし、想定の時期についても、頻度が高くなっているということも言われております。日本海溝及び千島海溝地震では、東日本大震災を上回る規模とも言われておりますし、釧路町においてもこれまで以上の対策が急がれます。そこで、お聞きをいたします。1点目は、日本海溝・千島海溝沿い巨大地震による津波浸水への町としての具体的な対策は。2点目として、津波避難時の町としての課題は。3点目として、地域や学校での地震・津波対策の現状は。4点目として、住民への意識啓発・防災教育の現状と課題。以上、4点についてお答えをお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
3番、中家議員の一般質問にお答えをさせていただきます。防災対策ということで、まず日本海溝・千島海溝沿い巨大地震による津波浸水への町としての具体的対策についての御質問でございますが、釧路町巨大地震を起因とする大津波の被害が想定されることは事実でありますが、その対策は、正しい情報に基づく必要があります。町が進める対策につきましては、ハード面・ソフト面ともに画一的ではなく、地域の課題に応じ検討しているところであります。また同様に、町民の皆様にも正しい情報に基づく日頃の備えをお願いしなければなりませんので、町内の各地区の被害想定が大きく異なることを理解頂くために、津波ハザードマップを作成いたしまして2月末までに配布を終えたところであります。次に、津波避難時の町としての課題についての御質問ですが、現状における課題といたしましては、第1波の到達時間までに避難ができるか。そして、特に冬場において一時避難場所から速やかに避難所へ移送できるかということではないかと考えております。次に、地域や学校での地震・津波対策の現状についての御質問ですが、津波ハザードマップの作成を終え、各御家庭などへの配布を終えたところであり、現在は、ハザードマップを基に、町民の皆さんと共に地域ごとの津波避難計画の見直しを進めていく段階となっております。次に、住民への意識啓発・防災教育の現状と課題についての御質問ですが、総合防災訓練のみならず、随時、自主防災組織や町内会、学校との連携による防災研修、防災教育を実施しておりますが、自主的な研修や講座を行う団体も見られるようになっており、防災・減災意識については定着されてきているのではないかと考えております。課題といたしましては、防災・減災に関する研究も常に進化しておりますので、そうした新しい知識を探究し、全町で共有していくことではないかと考えております。私からは以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
3番、中家議員の防災対策についての御質問の中の3つ目、地域や学校での地震・津波対策の現状はについてでございますが、学校施設につきましては、全ての学校で主要構造部の耐力が確認されており、非構造部材であるつり天井及びバスケットゴールにつきましては、令和3年度で全学校の耐震化工事を終えたところであります。また、各学校における地震及び津波対策としましては、計画的に行っている避難訓練や各学校の危機管理マニュアルに基づいて対応しているところであります。次に、4つ目の住民への意識啓発・防災教育の現状と課題はについてでございますが、防災教育につきましては、社会科、理科、保健体育の各教科や総合的な学習の時間において、自然災害や防災への取組などについて学んでおります。また、専門的知識や技能を持つ外部講師を招いた体験的な授業も行うなど、各学校において、学習指導要領や危機管理マニュアルに基づいて教育課程を編成し、計画的に取り組んでいるところであります。課題としまして、子供たちが状況に応じて判断し、行動できる力を高めるための学習の充実と捉えております。以上でございます。
質問 3番 中家治子
お答えを頂きましたけれども、冒頭にも申し上げましたけれども、東日本大震災以降、釧路町の中で国や道から示された内容で、地域防災計画が大きく見直されたかということもあるのですけれども、見直された点について、まず確認をしたいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
東日本大震災を機に防災計画がどう見直されたかという御質問ですけれども、東日本大震災発生後、平成24年の6月に、北海道のほうが、まずは津波の浸水想定予想図というものを発表いたしまして、それと時を同じくしまして、同じく北海道が、津波避難計画策定指針というものを北海道が示しました。防災計画につきましては、この津波避難計画策定指針というものを示されことを受けまして、平成25年の2月に釧路町の地域防災計画に津波編というものを新たに追加したというのが大きな流れでございます。
質問 3番 中家治子
それまで津波編というのがなかったので付け加えたということなのですけれども、津波、平成24年の時点でも釧路町、特に昆布森の地域でいうと、津波高が全道の中でも高いというようなことも言われていたのですけれども、地域によって津波高は違っているということはあるのですけれども、そういうことも踏まえて、町の津波編の中で特に書き加えられたというか、特徴をつかんで釧路町ならではの防災計画という部分について何かあれば教えてください。
答弁 総務課長 中野勝広
防災計画自体、細かに地域別にということではないのですけれども、防災計画に津波編が盛り込まれたことを踏まえまして、今度は具体的な取組としまして、平成27年2月になりますけれども、釧路町津波避難計画というものを作成しております。これは各町内会に防災担当が赴きましてDIGというものを行って、地域の皆さんと一緒に地域の避難計画をつくったという流れになってございます。
質問 3番 中家治子
津波編が防災計画に盛り込まれて、地域の中でもそれに基づいて具体化するという計画をつくったということなのですけれども、今回、政府が昨年の12月に日本海溝・千島海溝巨大地震による被害想定が出されたと思うのですよね。新聞等も含めて御覧になった方は多いと思うのですけれども、最も避難が困難な冬場の深夜という一番リスクが高いところでの想定でいうと、千島海溝だけで見ても、冬場深夜の早期避難率が2割と想定した場合に、死者については約8万5,000人になっているという、ちょっと衝撃的な数字だったわけですけれども。これを示されたときに、どのように感じられたかということと、あとそれに基づいて今の計画でいいのかどうかという部分も含めて、どういうふうに感じられたのか確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
今回の津波被害ということに関していえば、津波の大きさ自体は前回の発表よりも低くなっているのですけれども、やはり大規模な被害が出るというのは変わらないという認識でございます。やはり予想どおりといいますか、私たちも課題として一番心配しているのは、北海道ですから真冬の深夜、そういったときの避難対策というのは、やはり一番最も重要視しなければならないということは数字上でも出たのかな、そういった認識でございます。
質問 3番 中家治子
北海道だという冬場の深夜という、道路も凍りついて積雪があれば移動も困難という、そういう状況も想定しながら対策をしていくという基本的な考えを持っておられるということだと思うのですけれども。答弁にありました、町が進める対策、ハード面・ソフト面画一的ではない。まさにそのとおりだと思うのですね。津波でいうと、津波高がそれぞれの地域で違っているので、その対策も違ってくるというのは当然のことだと思うのですけれども、具体的にそういう違いを含めて、共通している部分と個別にやらなくてはならない部分というのが多分出てくるのだと思うのですけれども、まず共通して考えなくてはならないことというのはどういうことなのか確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
共通して考えなければならないのは、やはり浸水地域においては、浸水高が低いといってもやはり油断してはいけないというだと思います。ですから、浸水エリアの方につきましては、避難行動を速やかにしていただくというのが共通のテーマかなと考えております。
質問 3番 中家治子
例えば昆布森の地域が、津波高でいうと一番釧路町の中では想定としては高いという状況なのですけれども、今回、建物の移設も含めてそれぞれ考えられている部分はあると思うのですけれども、それはそれで大事なことだと思うのですけれども、それ以外に考えられることというのはあるのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
昆布森地域ということでよろしいでしょうか。昆布森地域でいえば、やはり今回、昨年、総合防災訓練を昆布森の西地区で行わせていただいたのですけれども、一番のテーマとしては、津波高というものを理解していただく、承知していただくということと、津波の到達時間、こちらを地域に、皆さんの頭の中にインプットするということを意識しております。第1波の到達時間が29分と発表されておりますので、今回の総合防災訓練の中の一つのテーマで、29分間の中で避難場所まで避難していただくというのを重要なテーマとして皆さんに取り組んでいただいたところございます。
質問 3番 中家治子
まさに津波の到達時間内にどれだけ避難ができるかというのがすごい重要なことだというふうに思うのですね。それは昆布森の地域、津波高の関係なく共通するものは、今課長まさにおっしゃったように、素早く避難するということであるのですけれども、津波が来る時間までにどれだけ避難できるかというのが本当に課題だというふうに思います。そこで、2に移りたいと思うのですけれども、津波避難時に町としての課題ということでお答え頂いたのですけれども、冬場においての一時避難所から速やかに避難所へ移送できるかどうかという問題なのですけれども、そのときによって、いつ起こるか分からないという状況の中で、そのときにどういうふうな避難が必要なのかということもあるのですけれども、どこに避難をすればいいのか。津波到達までの時間など、テレビなどでも速報だとかいうのは出たりだとか、SNS上も含めていろいろな情報が発信はされると思うのですけれども、避難をする本人がどういう対応を取れるかというところが一番問題だというふうに思うのですけれども。例えば地域の方とこういう問題をお話をしますと、その方はセチリ太の地域に住んでいらっしゃって、避難場所としてはイオンの屋上ということなのですけれども、セチリ太全体でイオンの駐車場に皆さんが避難してきたら、私などあふれちゃうと。だから、避難しないで自宅にいることにしているのだという、高齢の女性の方のお話なのですよね。その方は足腰はしっかりされている方なのですけれども、そういう方でさえそういう気持ちになるということは、避難する場所というのですかね、津波の避難所が圧倒的に少ないというか、そういう現状は否めないと思うのですけれども、その点について今のお話も含めて、どういうふうに感じられるか、まず確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
昨日の一般質問の中でも若干触れさせていただいたのですけれども、やはりセチリ太の南側、今恐らく議員がおっしゃられたのも、セチリ太の南側の方のお話だと思うのですけれども。やはりセチリ太の南側というのが、浸水深も高くて、なおかつ高い建物がイオンが中心かなというような心配がございます。町といたしましては、やはり公共施設も限られておりますし、セチリ太地区の高い建物というのも堅牢で高い建物というのは、公共施設以外でも民間の施設も含めて、そう多くはないというような状況を認識しております。民間との協定も、あちらであればベルコさんも津波避難ビルとしての協定を結んでおります。それから、福祉施設も一か所、津波避難ビルとしての協定結ばせていただいております。そういった民間の建物等の利用、それから公共施設の既存施設の利用、そういったところを中心にしていかざるを得ないというのが現状でございます。それと、これからの私たちの取組の一つとして、セチリ太の南側に住まわれている方というのは、避難行動をやはりしていただかなければならないのですけれども、若くて元気のある方につきましては、津波の浸水想定時間というものも意識していただいて、できるだけ遠くに逃げていただくというようなことも、これからの啓発としては必要かなと考えているところでございます。
質問 3番 中家治子
まさにセチリ太の南地域は、人口もセチリ地域は多いということもありますし、そういう状況の中で地域を見回してそんなに高い建物がないというのが、町民の皆さんの共通の認識だというふうに思うのですけれども、津波避難タワーについて、これまで設置に関して検討したことがあるか確認したいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
内部の中では研究しているところでございます。
質問 3番 中家治子
今現在も研究をしているという状況で確認をしていいのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
研究はしているのですけれども、やはりセチリ太の課題としては、土地的な部分ですよね。土地がないということなので、研究はしているのですけれども、既存の公共施設の改修ですとか機能強化、それから民間との協定、そういったところを今のところは中心とせざるを得ないという考え方をしてございます。
質問 3番 中家治子
津波避難タワー1基建設するのにどのくらいかかるかという試算もされているのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
試算についてはまだ行っていないという状況でございます。
質問 3番 中家治子
多分五、六年前だと思うのですけれども、仙台市に震災被害の調査に同行する機会があって、そのときに伺った話では、1基大体1億円ぐらいだというような話をされておりました。それで、これは新聞記事なのですけれども、南海トラフの巨大地震・津波に想定されている地域、高知県なのですけれども、避難タワー、高知県では100基以上設置をされているということで、財源についても国の緊急防災減災事業債プラス県のほうからも70%は国で見てくれるのですけれども、それの残りの30%を県のほうで見るということで、市町村については100%国・県で見てもらえるという、そういう状況の中で建設が進んでいるということはあるのですけれども、たまたま南海トラフの部分については特措法があるということがあるのですけれども、日本海溝・千島海溝も特措法がないということが一つのネックになっている部分あるかなというふうに思うのですけれども。例えば道も国に、それから市町村も道や国にというそういう巨大地震に向けての対応としての法整備みたいな、そういう働きかけというのはされているのかどうか確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
そちらの件につきましては、機会あるごとに要望させていただいているという状況でございます。
質問 3番 中家治子
町長をはじめということだというふうに思うのですけれども、実際、管内の市町村会あるいは海岸線、浜中、厚岸、釧路町、釧路市、白糠、釧路管内でいうと海岸線にある自治体などが共同して要請を強めるとかという、そういう動きとかいうのはないのでしょうか。これは町長に確認したいと思います。
答弁 町長 小松茂
今の担当課長から申し上げましたように、機会あるごとに要請かけていますし、これ期成会要望の中に毎回入れ込んで、そして南海トラフ並みの措置法の適用をぜひお願いしたいということは常々要請活動しておりますので、御理解頂きたいと思います。
質問 3番 中家治子
首長だけではなくて、議会も含めて力を合わせて要請はしていきたいなというふうには個人的には思っていますけれども、土地の問題でなかなか難しいというようなことがあるのですけれども、例えばこれは私自身の考え方なので、そのように聞いていただきたいのですけれども、釧路市の港湾局の埋立地がありますよね。跡地活用がまだ決まっていないということもあるみたいですが、全部かどうかは別として、一部購入してそこに避難タワーを建てるという、これは私自身も思っているのですけれども、地域の皆さんからもそういう声をちょっと頂いたりしたのですよね。なかなかそれを実現するためには、様々な乗り越えなくてはならない課題もあるというふうに思うのですけれども、そういう声というか考え方についてはどのように考えるでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
やはり土地利用がどのように決まるかというのが明確になってございませんので、今の時点では、今の御提案について明確にお答えすることができないということで御理解頂ければと思います。
質問 3番 中家治子
現時点ではそうだというふうに思うのですけれども、そういうことも視野に入れてぜひ検討というか、研究段階ですけれども、研究の項目の一つには入れていただきたいなというふうに思います。それと、避難をするときに、昨日の議論にもありましたけれども、いわゆる災害弱者と言われる方たちについて、早めの避難が必要だという状況の中でいかにして早く避難をしていただくかというのは、釧路町としても大きな課題の一つだと思うのですけれども、まず避難時に支援が必要な方たちの人数はどのように押さえているでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
すみません、ちょっと手元に資料を持ってきていないので人数についてはお答えできないのですけれども、介護高齢課と連携する中で要支援者名簿というのも作成しておりまして、その中で状況のほうは把握させていただいております。
質問 3番 中家治子
今課長の答えは、総務のほうでは数は言えない、介護のほうでの答弁になるという意味なのでしょうか。それとも、後でその数というのを教えていただけるということなのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
連携はしておりますので、状況のほうは把握しているのですけれども、今手元に私が資料を持ち合わせていないということで御理解頂ければと思います。
質問 3番 中家治子
それでは、後で数を教えていただきたいということと、併せてそういう方々の個別避難計画も作成するということになっているはずなので、その数も分かれば併せて教えていただきたいというふうに思います。
質問 3番 中家治子
そうです。
質問 3番 中家治子
数字の件については了解いたしました。避難が困難な障がいを持っておられる方だとか高齢の方だとかという方たちの対応というのは、どんなシミュレーションすればいいのかということも含めて、なかなか難しい課題かなというふうには思います。障がいを抱えている方たちも様々な障がいがあるので、その障がいに応じて対応しなければならないということだというふうに思うのですけれども、今福祉の部分と連携しながら、いろいろ対応策を考えていらっしゃるという話をされていたのですけれども、災害弱者と言われる方々の避難に関わって、総務の防災担当としてはどの辺りまで関わってやるのか。計画、こうこうこういうことが必要ですという項目出しなのか。それとも、具体的な避難のときのそういう手順も含めて関わってやっているのか。これはすごく大事なことだと思う、連携という意味ではすごい大事な点だというふうに思うのですけれども、それはどういうふうになっているのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
防災部門の連携に関わる踏み込み部分については、正直、自己評価としては弱いかなと考えております。どのような支援が必要かということについては、個別避難計画を作成する中で積み上げていくのですけれども、その部門として、防災部門としては、どういった方が全体数、相対として支援が必要な方がいらっしゃるのかという把握に現状ではとどまっているというのが現状だと思います。
質問 3番 中家治子
一歩踏み込んで具体的な部分で示していかないと、例えば障がいを持っておられる方も、一体私は、具体的にはどういう方が来てくれて、どこに避難をすればいいのか、どういうルートで行けばいいのか、どういう方法で行けばいいのかという辺りが個別支援計画になると思うのですけれども、やっぱり地域性だとかそれから避難所までの距離だとか、いろいろなお一人お一人条件が違ってくるということでいうと、かなり突っ込んでというか、連携も強めながら個別計画を立てていかなくてはいけないというふうに思うのですけれども、その点について今後の考え方みたいなのはどうでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
御指摘のとおりだと思います。個別避難計画の作成というのが非常に難しいということは、国のほうでも最近出ておりますけれども、基本的に民生委員が作成されるという形になっておりますけれども、実際個別避難計画を必要とする方というのが、民生委員よりも介護部門のほうが状況を把握しているのではないかというのは、最近国のほうの検証されているようで、そういったモデル事業ですとか個別避難計画の作成の在り方ですね、そういったものも国のほうも研究進んでいるようです。そういった情報も踏まえながら、どうあるべきかというのも含めて進めていきたいと考えております。それと、先ほどの総数の御質問でしたけれども、令和2年度時点になってしまいますけれども、要支援の必要な方の名簿の状況ですけれども、722名の方が登録されているという形になってございます。個別避難計画の作成については、申し訳ありません、手元に資料が間に合ってございませんので、相対ということで御理解頂ければと思います。
質問 3番 中家治子
どうしましょうか。名簿のほうで。
質問 3番 中家治子
要支援、避難で支援が必要な方ということでいうと共通しているのですけれども、登録で722名ということなのですけれども、それ以外の部分はあるのかないのかというのは、防災担当としては把握されているかどうかというのを確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
こちらについては名簿の登載について同意された方になりますので、不同意の方については除外となるということで把握はしております。
質問 3番 中家治子
分かりました。722名の方は登録はされているけれども、それ以外にもいらっしゃるということを踏まえて対応はしていかなくてはならないという考え方ではいると思うのですけれども、それはそういうことでよろしいでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
不同意の方あるいは未提出の方というのが、公的な支援ですとか共助受けなくても、例えば御家族で大丈夫ですといった方ですとか、既に施設入所されているだとかという方もいらっしゃいますので、必ずしもではないと思いますけれども、対象になり得る方がそれだけいるということは認識してございます。
質問 3番 中家治子
認識されているということは、対応も含めて考えていくということだというふうに理解したいと思います。それで、要支援が必要な災害弱者と言われる方たちが一時避難終えて、一時避難でも避難所に移ったときに、何か困ったというようなそういう事例みたいのは、ここ最近、釧路町とかこの地域ですごく大きな災害というのはないのですけれども、例えば東日本大震災時にそういうような事例があったかどうか、まず確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
具体的にそのときに避難の状況で困ったということは、私の中ではちょっと認識していないという状況でございます。
質問 3番 中家治子
把握していないというよりは、そういう状況がなかったのかもしれませんし、あっても町まで届いていないという状況だったのかもしれないのですけれども。例えば避難所に行かれた聴力障がいのある方、例えば伝える方法としては、音声では聞こえないので、音声ではそれはちょっとできないという状況の中で、愛知県の豊橋市で聴覚障がいの方の手話通訳をされている方たちが、絵カードという、要するに絵で避難するのはこちらですとか、食事ができました、どうぞみたいな、そういう絵というかカードですね、見えるようなカードをつくって誘導だとか、避難所での生活に支障がないようなそういう状況をつくっているということが、これも新聞記事で見たのですけれども、それは承知されていますか。
答弁 総務課長 中野勝広
申し訳ありません。承知しておりませんでした。
質問 3番 中家治子
手話通訳をされる方たちの会が、データがあってそのデータを管理していて、内容を変えなければ各自治体にも無料で提供しているということが載っているのですけれども、こういう配慮はすごい大事かなというふうに思うのですよね。ぜひ釧路町でも提供していただくことも考えたり、あるいはそれをきっかけに町内のそういう方たちと連携して何か生活に困らないような状況をつくるための対応策を考えるだとかというきっかけにはなると思うのですけれども、その点についてはいかがですか。
答弁 総務課長 中野勝広
避難生活が始まれば、いろいろなそういったスタッフが避難所を巡回してサポートするというような形は取るのですけれども、御提言頂いた内容も含めて、まだまだ防災に関する避難生活については、多様なアイデアあると思いますので、御提言も含めて研究を常に進めてまいりたいと思います。
質問 3番 中家治子
ぜひお願いしたいなというふうに思います。とにかく津波については課長も冒頭言われましたように、いかに早く避難するかということが基本だというふうに思います。そのためにも避難できる場所、安心して避難できる場所を確保すること、それから安心して避難できるような状況をつくっていくということが非常に大変なことではあるけれども、緊急に求められていることだというふうに思うのです。①②の中で先ほど町長も答弁は頂いたのですけれども、ちょっと総括的にこれからの方向性みたいなところがあればお話頂きたいと思うのですけれども。
答弁 町長 小松茂
議員御指摘のとおりセチリ太地区の南地区側の住民の方々の思いというのは我々も十分把握をしておりますし、これから避難計画、ハザードマップが全戸に配布されて、それを基にした、いわゆる津波避難計画をこれから具体的に作成をしていく中で、あのエリアをどう安全対策を取っていけばいいのか。それからもう一つは、これは日中ですけれども、あのエリアの流動人口というのが、土日・祭日含めて相当な方々の往来があるということもあります。発生時の時間帯にもよりますけれども、そういったことも視野に入れながら、受入れ施設、避難受入れですね、そういったことも想定していかなければならないということも一方ではあるというふうに考えていまして、様々な手法を取り入れていかなければならないと。その中でそこに住む方々やあそこに訪れる方々も含めて、町としてしっかり安全策を取るための方策をこれからしっかり議論しながら、また様々な角度から研究をして、そして地域に示していくことが必要だというふうに思っておりますので、御理解頂きたいと思います。
質問 3番 中家治子
目の前にある課題なのですけれども、その課題を解決するというところでいうと、防災の問題、特に巨大地震・津波対策というところでは、いろいろ大変な問題、クリアしなくてはならない課題もたくさんあるというふうに思うのですけれども、これから様々検討していくという中に、ぜひ津波避難タワーは研究から検討に格上げをしていただきたいというふうに思います。3番目の地域、学校での地震・津波対策の現状なのですけれども、浜中町で避難訓練をしたときに、移動したルートみたいのをGPSで計測して、この地域から行くのにどのくらいかかるかという、年代含めて10代から90代の方53人にGPS端末を身につけていただいて避難訓練をしたという記事を見たのですけれども、これから訓練も行っていくということは言われているのですけれども、具体的にそういう指標が出るような訓練というのはすごい大事なというふうに思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
そういったICTの活用も含めて、そういったデータに基づく研究というのも、非常に今後については重要になってくるのではないかなと考えているとこでございます。
質問 3番 中家治子
ぜひ検討していただきたいなというふうには思います。それで、地域でいろいろな避難訓練だとかというのを積み重ねていくことはすごく大事だというふうに思いますし、その時々でいろいろな課題を決めて、今回はこういう視点でやる、今回はこういう視点でやるというような、ただ避難する、ただ避難所まで行くということだけではなくて、ルート確認、別なところに行ったらこういう障がい物があってというようなことを含めて、やっぱり様々な内容で訓練することが必要かなというふうに思うのですけれども、その点についてはこれからの地域での避難訓練の考え方、先ほど答弁にもあったのですけれども、大枠の部分では分かるのですけれども、地域ごとに条件が違うという中でどう展開していくかというのはすごく大事な点だと思うのですけれども、そういう展開をどう考えているのか確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
まさに御指摘のとおりで、例えば今回の昆布森で行った避難訓練については、参加の動員数を増やすのであれば、平日の学校の協力、保育所の協力というのが想定されたのですけれども、学校や保育所で集団的に避難するのは、ふだんから学校の先生、保育所の先生慣れておりますので集団行動できます。今回のテーマとしては、やはり日中、休みの日に家にいるときに家庭の中でお子さん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そういった方たちが避難行動取れるかどうかというのを一つのテーマにしております。それと避難までの時間ですね。こういったものを重要視した避難訓練しておりますので、御指摘のように様々なケース、テーマを持った避難訓練が必要だと考えておりますので、今後もいろいろなものを考えながら実施してまいりたいと考えております。
質問 3番 中家治子
それと、町民の皆さんに防災意識を持っていただく。特に間近に迫っている日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震に向けてどう避難行動を取るかということでいうと、個別の避難計画を各世帯ごとに立てていただくというようなことも重要ではないかなというふうに思うのです。もちろん災害弱者と言われる方々にはもちろん必須ですけれども、日頃からそういう防災についての話、家族全員のときもあれば、日中で仕事に出かけられて、家にいるのが高齢者だけというようないろいろなことは想定されますけれども、でも、そういういろいろな場合についても、それぞれの御家庭でこういうときどうしよう、こうしようということのそういう話合いというのですかね、計画まできちんとしたものかどうかというのはどうかと思うのですけれども、そういう誘導みたいのは、やっぱり町として行ったほうがいいかなというふうに思うのですけれども、その点についていかがですか。
答弁 総務課長 中野勝広
そちらについてもまさにそのとおりだと思いまして、様々な機会通じまして、日頃からの家族の連絡の方法ですとか避難場所、合流場所、そういったことの呼びかけを行っておりますので、今後においてもそれは継続してまいりたいと考えております。
質問 3番 中家治子
連絡方法だとかということはもちろんそのとおりだと思うのですけれども、ただ、それだけではやっぱり不十分だなというふうに思うのは、例えばどういうルートで避難するかということと、そこまで行く間に、例えばここで落ち合おうだとかという、もっと具体的な中身で話し合っていただく、決めていただくということが、意識を高めるという上でも重要だというふうに思っているので今提案しているのですけれども。これからの中でいろいろな地域で訓練だとか講座だとか行かれたときに、そういうことも具体的に話していっていただければなというふうに思いますが、その点についていかがですか。
答弁 総務課長 中野勝広
御提言頂いた内容も十分参考にして、今後の研修、講座に生かしていきたいと思います。
質問 3番 中家治子
津波ハザードマップを配布していただいたのですけれども、マップ自体を広げるとなかなか大変な部分と、いざというときに冊子ではなく、もっと見やすいというようなところで何か工夫をしていただきたいなというふうに思って、予算審議のときにチラシ風な感じなのをシリーズ化して幾つか各家庭で保存してもらうというようなそういう取組もするというふうに言われていたのですけれども、ハザードマップの折り目でいろいろなことが出ているのですけれども、あれが1枚ずつというようなイメージなのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
防災に役立つ情報をA4の表裏ぐらいのイメージで1回ごとホームページ上で公開していくようなイメージをしてございます。
質問 3番 中家治子
紙ベースではなかったでしたか。そこの確認をします。
答弁 総務課長 中野勝広
初年度の取組としては、ホームページ上でということで今回は考えさせていただいております。
質問 3番 中家治子
予算も伴うので、今年度はホームページ上ということなのですけれども、ぜひ紙ベースのものも早急に対応していただきたいなというふうに思います。それと、教育委員会のほうにお聞きしたいのですけれども、定期的に学校ごとに計画を持って訓練もされているし、危機管理マニュアルに基づいて対応もされているということなのですけれども、訓練の回数ですとか、それからどういう時間帯に教科でやるかというのは学校に任されているということで確認していいのでしょうか。
答弁 管理課長 佐々木晶利(管理課長は2022年3月まで)
各学校で行っている訓練なのですけれども、種類としましては、地震、火災、津波、あと不審者等の訓練等を行っております。実施の教科なのですけれども、休み時間ですとか、あと授業を使ってやったりですとか、特別活動などで実施しているところでございます。
質問 3番 中家治子
例えば時間の設定などについても、授業中はもちろんのこと、休み時間だとか、登下校時はあるかどうか分からないのですけれども、いろいろな時間帯を使ってというのは、それぞれ各学校で考慮してやっているということなのでしょうか。
答弁 管理課長 佐々木晶利(管理課長は2022年3月まで)
時間帯につきましては学校判断、校長先生の判断の下、授業とか実施しております。
答弁 管理課長 佐々木晶利(管理課長は2022年3月まで)
先ほど、中家議員から避難訓練の回数について御質問あったのですけれども、私のほうで答弁漏れていました。申し訳ございません。回数でいいますと、令和2年度の実績でお答えさせていただきます。小学校で19回、中学校で12回、計31回となってございます。
質問 3番 中家治子
回数についてはわかりました。それで、4番とも関わるのですけれども、学校の中での防災教育というのは、実際に訓練をしたり、外部からいろいろな方たちを呼んだりというようなことを行われているのですけれども、例えば、専門家とか外部からの招聘というのはどういう方たちなのか、まず確認します。
答弁 管理課長 佐々木晶利(管理課長は2022年3月まで)
専門的知識や技能を持つ外部講師についてなのですけれども、町の総務課の防災担当ですとか、あと消防の職員、あと、近年、ちょっとコロナ関係でできてはいないのですけれども、気象台の方、そのほかについては、令和3年度につきましては、釧路市防災ネットワークの方などを招いて防災教育を行っております。
質問 3番 中家治子
それでは、総務のほうに聞きますけれども、学校への出前講座というような形だと思うのですけれども、何回ぐらい行かれたのかということをまず。数字的にはあれですかね、令和2年の実績でしか出てこないのですかね。その数字でいいです。はい。
答弁 総務課長 中野勝広
令和3年度については、小学校に2回行っております。令和2年度につきましては、小学校で、学校、学校で5回ほど開催をしております。
質問 3番 中家治子
いずれも小学校ということなのでしょうかね。令和3年は小学校2回ということ、令和2年は小学校が5回ということなのでしょう。小中合わせて5回という意味なのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
令和2年度につきましては、小中合わせての回数で、そのうち1回が中学校でございます。
質問 3番 中家治子
回数を重ねているということで、毎回、同じ内容、学校ごとに違うのか。それとも、その年、同じ内容でされているのかという辺りはどうなのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
内容につきましては、その都度、学校と相談して決めていきますので、たまたま同じになることもあるかもしれませんけれども、毎回、その都度考えているという状況でございます。
質問 3番 中家治子
具体的に、どんな中身なのか教えていただけますか。
答弁 総務課長 中野勝広
今度から御紹介させていただきますと、例えば、遠矢小学校で行った内容でありますと、日頃から気をつけておきたい防災組織の学び、それから釧路町の津波、洪水、内水ハザードマップを学ぶ、それから段ボールベッドの組立て体験、非常食や非常持ち出し袋の勉強、そういったことを行っております。
質問 3番 中家治子
実施された後なのですけれども、お子さんというか、児童生徒からなのか学校側なのか分かりませんけれども、どういう声を頂いているか。もしそういう内容があれば、教えてください。
答弁 総務課長 中野勝広
学校から、終わった後にお礼状という形で声を頂いております。おおむね、日頃の防災を考える上で非常に意識が高まったというような内容の声を頂いております。
質問 3番 中家治子
そういう学校、学校側のそういう御意見なのですけれども、その御意見など、次に生かしていくというようなことだと思うのです。学校側は出前授業をされた中で、ただ講師を招いてお話を聞くというだけなのか、事後の活動みたいのがあるのかどうか、確認します。
答弁 教育長 辻川尚志
学校が行います防災教育、避難訓練も含めてなのですけれども、およそ外部講師を招いたときには、それを生かした次の訓練の内容とかということを結びつけて考えていることが多いですので。ですから、先ほど総務課長のほうで答弁ありましたが、学校ごとによってその内容が変わるというのも、その関連性を含めて計画をしているということでありますので、それ単独で、はい、終わりではなくて、そこで得たことを次に生かしていくというようなつくり方になっているところが多い状況でございます。
質問 3番 中家治子
やりっ放しということではなくて、きちんとそういう得た情報を学校教育、防災教育の中で生かしていく取組をしているということと、総務は行った中でいろいろ得るものというのは、多分、あると思うのですよね。そういう意味でいくと、防災教育、学校だけではなく地域もそうなのですけれども、いろいろ横のつながり含めてね、総合的にやっていかなくてはならないなというふうに思っています。そういう意識でやられていると思うのですけれども、ちょっと、再度、確認します。
答弁 総務課長 中野勝広
そのとおりでございますし、あと、お子さんに対する、小中学生に対する防災教育に関しては、そのお子さん一人一人に対する防災意識というものがありますけれども、御家庭に持ち帰って、ぜひ今日の内容を家庭の中で振り返りしてほしいということも伝えておりますので、そういった部分の中では、防災部門としても非常に有意義な取組だと考えております。
質問 3番 中家治子
いろいろな課題がありますし、早急に解決しなくてはならないことと、やはり時間がかかることも含めてあると思うのですけれども、いろいろな町内連携しながらね、ぜひやっていっていただきたいなと思います。防災対策については。