釧路町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月5日
防災対策について
2023年12月5日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「防災対策について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、防災安全課長 藤井正樹、道路河川課長 田河智、こども応援課長 栁沢忍、教育支援課長 貴志淳一が答弁しました。
- 質問者
- 中家治子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、防災安全課長 藤井正樹、道路河川課長 田河智、こども応援課長 栁沢忍、教育支援課長 貴志淳一
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質問 9番 中家治子
9番、中家です。今議会では3件の質疑をいたします。まず、1件目ですけれども防災対策についてです。これまでも何回も取り上げてきたテーマではありますけれども、今回は発災後の対応についてを中心に質疑をしていきたいというふうに考えております。まず①として、地域での説明会等が行われてきました津波避難タワーですけれども、その説明会から見えてきた運営の課題についてです。②点目は、災害ボランティアの受入れ体制と団体等との連携の考え方と課題についてです。③点目については、災害時における学校、保育所などでの保護者への引渡し等の計画内容について質問いたします。お答えをお願いします。
答弁 町長 小松茂
9番、中家議員の一般質問にお答えさせていただきます。防災対策ということで、まず地域での説明会などから見えてきた津波避難タワーの運営での課題についての御質問ですが、現在進めている津波避難タワー整備事業につきましては、令和4年11月及び令和5年7月開催の準備説明会の中で頂きました様々な御意見を取り入れながら今日まで避難タワーの設計を進めているところであります。避難タワーの運営における課題といたしましては、避難タワーの平時利用の考え方や鍵の管理方法、また降雪時における公園内の排雪の在り方について意見が出されたところでありますことから、その解決に向けて町内会や庁内関係部署などとも協議を進めているところであります。次に、②問目は災害ボランティアの受入れ体制と団体などとの連携の考え方と課題についての御質問ですが、釧路町地域防災計画では、町、社会福祉協議会及び関係団体は相互に協力しボランティア活動に関する被災地のニーズの把握に努めるとともに、ボランティアの受入れ及び調整のほかボランティア活動をコーディネートする人材の配置など、被災地の早期復旧に向けボランティア受入れ体制の確保に努めるとし、災害時におけるボランティアの受入れ体制の確保と団体などとの連携における考え方を示しております。大規模災害時においては、社会福祉協議会を中心に活動拠点となるボランティアセンターを設置することが想定されますが、その具体な運営方法などの情報共有やその中での課題の洗い出しが必要であると考えております。③問目の災害時における学校、保育所などの保護者への引渡し等の計画内容についての御質問ですが、災害時における児童の保護者への引渡しなどについては各保育所などにおいて危機管理マニュアルを策定しており、災害時に応じた入所児童の安全確保及び保護者への引渡しについて想定しております。具体的な内容としましては、対応として災害発生後の初動における入所児童の安全確保、避難誘導、避難場所での対応、保護者への連絡、保護者への引渡しとなっております。私からは以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
9番、中家議員の防災対策についての御質問の中の3つ目、災害時における学校、保育所などでの保護者への引渡し等の計画内容はについてでございますが、町内小・中学校では暴風雨や地震や津波、熊出没や不審者等、災害のみならず様々な緊急事態発生時を想定し児童・生徒を安全かつ確実に下校させることができるような計画がなされています。緊急度に応じて一斉下校、集団下校、お迎え下校などを判断し、お迎え下校の際は名簿や確認書などにより確実に保護者に児童・生徒を引き渡せるように計画しております。学校によっては、年に1回程度、保護者に協力をお願いして安全に確実に引き渡しができるように訓練を行っている学校もあります。以上でございます。
質問 9番 中家治子
それでは、①点目から質疑をしていきたいと思いますけれども、まず初めに津波避難タワーの建設についての進捗の状況が今どうなっているのかを確認したいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
避難タワーの進捗の状況でございますけれども、昨年、今年と住民説明会を終えて、現在は中園公園と春日公園に建設予定のタワーについて設計を進めているところでございます。
質問 9番 中家治子
それでは、具体的に運営の課題等については答弁があったところなのですけれども、私も説明会に参加して地域の皆さん方が様々な御意見を出されたのは聞いておりますけれども、地域の中で津波避難タワーが建設された後、例えば答弁にもあったのですけれども、平時の利用だとかということももちろんそうなのですけれども、日常的な管理だとかそういう部分についてはどうなるのだろうかということも心配されているのですけれども、その点についての検討はあるのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
この施設につきましては、いずれ当然、設置条例といった形でこの施設の設置については根拠を定めていかなくてはならない施設ということになります。ただ、平時の利用におきましては、過去の住民説明会の中でも様々な御意見を頂いて、できるだけ防災研修、防災訓練等において自由にその施設を防災に関わる行事において使えるような形で現在も考えているところでございます。
質問 9番 中家治子
それと鍵の管理方法についても答弁があったところなのですけれども、私が参加した説明会の中では震度4以上になると自動的に鍵が開くというような設計の仕方をするということだったと思うのですけれども、津波自体がやはり震度4以上、5、6という巨大津波を考えればそのぐらいの震度でなければというのは分かるのですけれども、例えば津波以外の利用などを考えたときに鍵を持っている方が開けられないという状況があった場合に、震度4だとかということでいくと一定の不具合があるのかなというふうに思いますけれども、その点については何か工夫をされるような考えはありますか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
住民説明会の際には、今、議員おっしゃったように自動解除システムということで震度4以上の揺れを感知して鍵ボックスが開くといったようなシステムを当初は考えていたのですけれども、さらなる技術の進展といいますか、そういったことも含めて今現在考えているのは、防災無線の戸別受信機の端子を引っ張って、要するに避難指示を発令すると鍵ボックスが開くといったような仕組みが、商品名まで言うとあれなのですけれども、そういったものがございまして、今、言ったように不具合を幾らかでも解消できるように、例えば揺れを感知しなかったときに万が一開かなかったといったようなことも、一定、そこで解消できるのかなといったこと、あと、それでもやはり機械ですから幾ら戸別受信機から端子を引いてそういった仕組みを持っても不具合で開かなかったということも想定して、今現在、町内会とも協議を進めておりますけれども、周辺住民の方に複数のスペアの鍵を持っていただくと、どなたに渡すかというのは、現在、町内会のほうに委ねておりまして、決まりましたら我々のほうに御連絡をいただくという形で話を進めているところでございます。
質問 9番 中家治子
あと降雪時、ほとんど公園に建設をされるということで、先ほどの議論ではありませんけれども、排雪場所になったりだとかというところは、多分4つのところはなかったかと思うのですが、それにしても降雪量によって誰がどのようにするのかというところについては、やはりきちんとマニュアルなり事業者にお願いするならするような形で体制を取らなければいけないというふうに思うのですけれども、具体的に今検討している中身があれば教えてください。
答弁 道路河川課長 田河智(道路河川課長は2023年12月まで)
公園の除雪になるので私のほうでお答えさせていただきます。公園の入り口から避難タワーの階段だとかスロープまでの動線の除雪は当然必要になってくると思いますので、そこは釧路町で委託している除雪事業者に担っていただく形になろうかと考えております。それはあくまでも一次除雪、道路の除雪が終わった後になりますが、その部分のスロープまでの除雪、その辺をやっていただいて、その辺の事業者の選定だとかはこれから担当課も含めて詰めていきたいというふうに考えてございます。
質問 9番 中家治子
除雪事業者にお願いするということでいえば、今、課長がおっしゃったように一義的には道路の除雪をするということだと思いますので、それが終わった段階でというふうになるのは致し方ないと思うのですけれども、ただ、緊急を要する場合とか、例えば雪が降っているときに大地震が起こるだとか、そういう想定も考えられなくはないわけで、そうなった場合にどうするのか。だからあらゆる想定の中でやはり考えていただきたい。それは除雪だけではなくて防災安全課のほうでもやはり連携を取りながら考えていただきたいなというふうに思います。それと、午前中に避難の件での議論があったのですけれども、いづみ公園に設置の避難タワーについては、新開2丁目、3丁目、5丁目、6丁目の住民の方というふうに区域割りはされていると思うのですけれども、御承知のようにいづみ公園の道路を挟んで新開4丁目の方たちは直線距離ですれば20メートル、30メートルというところに避難タワーができるのですけれども、避難場所としては町コミュニティセンターというふうになります。それはそういう決めであるから仕方がないといえば仕方がないかもしれませんけれども、例えば午前中も議論になった要配慮の避難者の方に限ってはその避難タワーを利用できるというような、個別計画の中でそういうものが入る余地はないのかというところをちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
今、御指摘の分については個別避難計画の中に盛り込んでいかなくてはならないというふうに考えております。
質問 9番 中家治子
ぜひお願いしたいなというふうに思います。続いて、災害ボランティアの②点目のほうにいきたいというふうに思います。答弁でありましたように地域防災計画の中では、町、社会福祉協議会及び関係団体がボランティアの受入れ、様々なコーディネートなども含めて行うというふうに規定はされているのですけれども、ボランティアセンターを立ち上げないと、窓口になるところがないとやはり事業自体は進んでいかないというふうに思うのですけれども、ボランティアセンターを設置する主体というのは社会福祉協議会というふうになるのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
全国、全道ともに社会福祉協議会の中にはそういったボランティアセンターというのは常設されておりまして、地区によっては市町村単位で災害時にそういったセンターを立ち上げるところもございますが、常設で常に日頃からボランティアセンターを立ち上げているところもございまして、主体は社会福祉協議会ということになろうかと思います。
質問 9番 中家治子
主体は町社協になるということだと思うのですけれども、例えば社会福祉協議会というのは福祉全般のいろいろな窓口的な業務とか、事業も含めて様々行っているという状況の中で非常に人員が足りないという声は聞いています。そういう中で中心になってセンターを立ち上げるというところについては、仕事としてというか、役割としてしなくてはならないということは承知されていますけれども、実際にどう動いていくのかという体制をつくっていくところでは非常に大変だという声も聞いています。そういうところのそういう声だとかに対してどういうふうに町として応えていくかというところをまず確認したいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
今、中家議員が御指摘のことは我々も当然、社会福祉協議会のほうから実際に災害が起きたときには、その運営にはちょっと人手が足りないといった声というのは実際に聞いております。これまでといいますか、我々も取組としては、先ほどの佐藤議員の一般質問でも御答弁申し上げましたけれども、やはり防災研修、防災避難訓練といったところの災害予防をメインに相当力を入れてこれまで取り組んできたわけですけれども、当然、問題としては災害が起きた後のそういったところのボランティアの受入れという受援体制の構築というのも必要だという認識は持ってございます。先月の11月21日に社会福祉協議会と防災安全課職員も参加したのですけれども、災害ボランティア受入れ体制の整備についてということで会議が年1回開催されていまして、それに出席をさせていただきました。その中でも社会福祉協議会から今後その辺のボランティアセンターの立ち上げ、あるいはその運営においてはもう少し町と具体的に協議を進めたいといったお話しもございましたので、早速、今月の末、下旬になるのですけれども、そういった取組をスタートさせたいなというふうに考えているところでございます。
質問 9番 中家治子
それで聞くところによりますと、標茶町とか弟子屈町、厚岸町、白糠町では自治体と社会福祉協議会できちんとした協定が結ばれているということを聞きしたのですけれども、釧路町はどうなっていますでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
社会福祉協議会との協定も締結してございますけれども、ボランティアセンターということではなくて、要するに町のボランティアセンターの受入れまでいかない割と小規模な災害においてそういった社会福祉協議会の職員の人員の支援といいますか、そういったところについて協定を締結しているところでございます。
質問 9番 中家治子
想定される日本海溝・千島海溝周辺海溝型巨大地震と巨大津波に対しては、ボランティアセンターをどうするかとか、ボランティアのセンターだけではなくて運営だとか細かいところも含めてきちんと協定を結ぶことが重要だというふうに思うのですけれども、今後、今ある協定を拡充させるという考え方はお持ちですか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
今後、社会福祉協議会と協議していく中でそのあたりも同時に協議を進めてまいりたいなというふうに考えます。
質問 9番 中家治子
実際に災害が起こったときにはいろいろと防災会議だとか、どういうふうな系統でどういうことをやってもらうかだとか、職員も含めていろいろと規定はされているのですけれども、例えば地域防災計画を見たら社会福祉協議会は防災会議のメンバーではないのですよね。防災会議の役割は多分ボランティアだとかそういうところまでの規定だとかの発想がないのだと思うのですけれども、社会福祉協議会だけではなくて地域防災計画には関係する団体だとかボランティア活動に必要な団体だとかについても、例えば重機を持っているところも含めて防災会議の構成団体にはならなくとも、少なくともそこのボランティアセンターをつくる、それから協議をするという中ではそういう横の連携も含めて総合的に考えた方がいいと思うのですけれども、その点についていかがですか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
地域防災計画の中には災害ボランティアとの連携計画というものも持ち合わせておりますし、議員御指摘のようにこの連携計画の中身を考えていく上ではやはり社会福祉協議会の方も当然いらっしゃったほうがよりいい計画の内容になるのかなというふうに思いました。今後、防災計画の構成も、いま一度、課の中で再検討させていただければというふうに思います。
質問 9番 中家治子
先ほども申し上げたように社会福祉協議会の人員的体制がやはり大変厳しいということで、例えば単独でボランティアセンターを運営するというふうになると大変厳しいというような声も、多分、課長もお聞きになってはいると思うのですけれども、そういった場合に町としてどういうふうに関われるのか、関わっていかなければならないのかというところをちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
災害の規模によっては当然必要なボランティアの数あるいは種類というのはそれぞれ異なってくるかなというふうに思います。行政が当然災害の応援職員の受入れだとか、行政は行政の中でやらなくてはならないことというのは当然あるのですけれども、民間のいわゆる社会福祉協議会がボランティアセンターを開設して、例えば子供の話し相手、遊び相手、あとは買物などの家事代行、家財の片づけやごみの搬出、被災者を元気づけるイベントの企画実施等々、様々こういった災害ボランティアの主な活動というものがいろいろと全国的にも例示されている中で、やはり行政がどこまで関われるかというのは当然行政の体制もそれなりにボランティアセンターを支援する体制というのもつくっていかなくてはなりません。いわゆる災害の受援体制ガイドラインと併せて受援計画作成の手引というのが内閣府のほうから出されていますけれども、これらの手引を参考に釧路町における受援体制の在り方というものを少し検討していかなければならないかなというふうに考えております。
質問 9番 中家治子
ボランティアも含めて災害対応、それから復興も含めてやはり人が行わなければならないということだと思います。ボランティアの方は、多分、災害が大きければ多いほどたくさん見える、2年前に岩手県の大槌町に委員会視察で行ったときに災害ボランティアの話をお聞きしたのですけれども、すごい数のボランティアの方たちが、例えば本当に奉仕の気持ちで来ている方からそうでない方も含めていろいろな方たちが見えると、そういう中で適材なところで仕事をしていただくという意味でいくとコーディネートもすごく大事だというふうに思うのですけれども、多分、発災後の復旧だとかを考えれば要になっていく部分かなというふうに思っています。そうなると、何度も言いますけれども人的な部分でいうと社協が本当に大変な状況がありますので、ぜひ町としてもできる部分の支援はしていただきたいというふうに思います。この件についてはちょっと町長の御意見も伺いたいと思います。
質問 9番 中家治子
先ほど、私の発言の中で、岩手県大槌町の視察ですが、2年前と申し上げましたけれども、昨年、令和4年度ですので、訂正させていただきたいと思います。
答弁 町長 小松茂
先ほどの質問で町の支援ということと、今のこのいわゆる災害ボランティアセンターの設置に様々課題があるということでの御指摘をいただきました。この相互にやっぱり町と社協が協力してやらなければならないということはうたわれておりますから、当然、町の協力もしっかりやっていくわけでありますけれども、今の社協の体制、人数の体制、それからやっぱりボランティアセンターを立ち上げるだけのノウハウ、様々なものがしっかり兼ね備えていかなければならないという意味では、まだまだやっぱりそういう意味ではいろいろな他の事例なども含めて、しっかり研修をしながら進めていって、いざというときにはやっぱり備えていく体制というのは必要だろうと。一方では、御指摘のありました防災計画がありますけれども、その中でいわゆるメンバー、防災会議の中に社協が入っていないという御指摘もいただきましたので、規定上は法律で定められた団体が入ることになっていますが、今現在、町はその中に自主防災組織という組織を入れております、メンバーに加えております。さらには、今御指摘のように、社協の団体も加えようと思えば、そこにやっぱりしっかり関係団体と協議して、加えることは可能ではあるというふうに思っています。いずれにいたしましても、町の協力体制と社協のしっかりとした体制、こういったものをしっかり構築していって、体制を整えていくということが大事であるというふうに思いますので、どうか御理解いただきたいというふうに思います。
質問 9番 中家治子
協力して町も取り組んでいくということですし、防災会議そのものではありませんけれども、そういう防災に関する組織の中に組み入れることも可能であるというお話でした。そして、人的体制だとか、それから、実際にどう運営していくかというノウハウもそうなのですけれども、大きな問題としてやっぱり財政的な問題もあるというふうに思います。そういう意味でいうと、先ほど単独で運営していくというふうになると大変厳しい、財政的にも厳しい状況なので、そういう面での町の支援もぜひお願いしたいなというふうに思います。それでは、3件目に移りたいと思います。答弁では、それぞれ保育所においては危機管理マニュアルを呈しているということですし、先ほどの答弁は例えば訓練をする場合、こういうことでやりますという中身の答弁だったのかまず確認します。
答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)
先ほど町長の御答弁では、災害発生後のそれぞれの初動の動きを大別して御答弁申し上げたところですが、私のほうからはステップごとのちょっと詳細な動き方、すなわち防災マニュアルと言うのでしょうか、そちらへの規定ぶりと同じことになりますが、そちらのほうをちょっと御答弁させていただきます。町立保育所の、地震から津波がくると、こういった例で御答弁させていただきます。まず1から5のステップがございまして、最初、地震が発生したという場合、そのときにまず最初に園児への声かけをして落ち着かせる。その後は園児の頭部を保護しつつ机の下に潜らせる。未満児ですが、保育士が毛布で頭部と上半身を保護する。そして、揺れが収まるまで待つと、これが第1のステップです。2つ目のステップとしては、避難場所へ避難誘導いたします。避難担当職員、誘導担当職員が頭部を保護したまま、各避難場所、こちらのほうに園児たちを誘導いたします。それと確認を担当する職員は、園内、特にトイレとか、児童が残っていないかを確認いたします。3つ目のステップとしては避難場所での対応ですが、児童、人員の点呼、それと安否を確認、その後、けがをしている児童がいる場合は当然手当をいたします。そして、次が保護者への連絡をします。保護者と連絡が取れない場合は、避難場所で保護を継続いたします。最後に、保護者と連絡がつきまして迎えが来られる場合は、そこで引き渡しを行うと、こういったような流れになります。どの保育所、町立保育所も私立認可保育所も小規模保育所も、大別するとこのような流れで防災マニュアルを策定しております。
質問 9番 中家治子
保育所などでいうと、学童保育所も所管ではありますし、どのようになっているか確認したいと思います。
答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)
学童保育の関係ですが、これまで火災が発生したときの避難の行動、こちらしか策定というのはないのですね。これなのですが、令和6年度から保育所と同じ基準で、この安全のこういう防災のマニュアル策定、こちらが義務化されることになりますので、これについては本年度中に着手し、来年度4月1日まで間に合うように、これらの防災マニュアルを完備するようにいたしたいと思います。
質問 9番 中家治子
ぜひお願いしたいなというふうに思います。先ほど認可保育所、小規模もというふうに、答弁、課長あったのですけれども、町認可の保育施設という意味で小規模保育所というふうに言われたのか確認したいと思います。
答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)
小規模保育事業所は、議員のおっしゃるとおり、町が認可をするという位置づけの保育所になってございます。認可の要件の中にこういったような安全マニュアルの策定、こういったものが位置づけられておりますことから、それらをきちんと確認して認可をするというようなことになってございます。
質問 9番 中家治子
教育委員会に確認したいのですけれども、緊急度に応じて一斉下校、集団下校、お迎え下校というものを判断するということだったのですけれども、お迎え下校というのはちょっと初めて聞いたのですけれども、実際にはどういった形でやられているのか教えてください。
答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)
お迎え下校につきましては、学校の危機管理マニュアルの中で掲載して規定してございます。また、保護者とも共有した上で行っておりまして、具体的には、こういった場合にはメール等で周知をして、お迎えに来ていただきますとか、緊急的な電話連絡をさせていただいて、お迎えをお願いしますとか、事細かにその状況に応じて規定をしているものがございます。
質問 9番 中家治子
例えば大災害が起こった場合については、このお迎え下校ということで判断されるということになるのでしょうか。
答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)
大災害が起きた場合には、まずは学校が避難所となる可能性が高いものですから、基本的には児童生徒につきましては学校にそのまま残るということが考えられます。保護者のお迎えについても、津波等の到来が予想される場合であれば、無理して来ることがかえって危険でありますので、その状況に応じて、あと学校の立地に応じて、学校長が判断することとなってございます。
質問 9番 中家治子
先ほど保育所のことで聞いたときに、保護者への連絡というのがあるのですけれども、学校の場合、例えば避難所になっていて、津波が来るというような状況であれば、そのまま残って避難するというのは当然だというふうに思うのですけれども、行って落ち着いた後、どういう形で引き渡すというか、お迎えに来ていただくというふうになるのでしょうか。
答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)
ほとんどの保護者に加入していただいているメールがありまして、そのメールで一斉に連絡すること、またそのメールで対応できていない保護者につきましては電話での対応ということを考えております。
質問 9番 中家治子
危機管理マニュアル、事細かに作っていたとしても、実際、災害が起こったら、想定されないような状況が生まれてくるというようなこともありますので、日頃から、その危機管理マニュアルも含めて点検していくというのか、検討を加えていくというか、そういうことも必要かなというふうに思うのですけれども、例えば危機管理マニュアルについては、毎年更新するような形になるのですか。
答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)
災害については刻々と世の中の状況も変わってございますので、必要に応じて学校のほうで適宜点検していただいているところでございます。
質問 9番 中家治子
その点については、冒頭にお話したように、発災後の対応ということではいろいろ考える中で、2点目、3点目ということでお聞きをしているのですけれども、いずれにしても課題はまだまだたくさんあるかなというふうに思っていますので、そのときの様々な状況も含めて、計画等も見直していっていただければなというふうに思います。