みんなの議会

釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日

独居高齢者への施策について

2025年12月2日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「独居高齢者への施策について」質問し、町長 小松茂、介護支援課長 渡辺裕二が答弁しました。

質問者
中家治子 議員
答弁者
町長 小松茂、介護支援課長 渡辺裕二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 中家治子

9番、中家です。本定例会では3件の一般質問を行います。まず1点目は、独居高齢者への施策についてです。昨年の定例会でもこの問題については取り上げているのですけれども、非常にこれからの高齢化の状況を考えるととても大事な問題だということで、独居高齢者の施策に限って今回は質疑をしたいというふうに思っています。まず1点目は、町での独居高齢者数の推移は。2点目は、第9期釧路町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画でのその中での施策と課題は。3点目は、地域包括支援センターでの役割と現状は。以上、答弁をお願いします。

答弁 町長 小松茂

9番、中家議員の一般質問にお答えをさせていただきます。独居高齢者への施策についてということで、①の町での独居高齢者数の推移についてのお尋ねですが、住民基本台帳における独居高齢者数は、令和2年度1,727人、3年度1,777人、4年度は1,847人、5年度は1,906人、6年度は1,957人と推移をしており、令和7年度10月末では1,980人と、人口の約10.9%、老年人口の33%を占めており、毎年増加傾向で推移をしております。また、2人以上の高齢者のみの世帯数についても増加していることから、今後は独居高齢者数の増加が見込まれる状況となっております。②の第9期釧路町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画での施策と課題についてのお尋ねですが、第9期計画では7つの基本目標を定め、各種施策を展開しております。独居高齢者への主な施策としては、草刈り、除雪などの軽度生活支援やサロン活動支援などの介護予防をはじめ、適切な介護保険サービスを利用できるよう提供体制の整備を図っております。課題としましては、高齢者の増加により介護ニーズの複雑化が進み、従来の画一的なサービスでは対応が難しくなるとともに、介護給付費の増加やサービス提供基盤の維持など多岐にわたり課題があると認識をしております。③の地域包括支援センターでの役割と現状についてのお尋ねですが、地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、高齢者の健康状態や生活状況などを把握し地域におけるネットワークを築きながら、包括的、継続的な支援を実施する役割を担う中核機関として設置しております。現状としては、高齢者の総合的な相談窓口として定着している一方、複合的な課題を持つ方や身寄りのない方などの増加により問題解決までに時間を要する困難事案も増え、業務の複雑化が進んでおります。以上であります。

質問 9番 中家治子

議長、すみません、①はそのままやりますけれども、②、③は一括でというふうにさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

質問 9番 中家治子

独居高齢者の数ですけれども、本当にこう増えてきていますし、今、答弁があったように老年人口の33%ということは、かなり大変な状況というか、それなりの対策を取っていかなければいけない、そういう状況だというふうに思っていますが、増加傾向にあるということでの数はいいのですけれども、実際に生活がやっぱりどうなっているのかという、その把握も大事になってくるかなというふうに思うのですけれども、これまでやっている把握事業を継続してやっているということなのだろうと思いますけれども、まずそこを確認したいと思います。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

議員おっしゃいますとおり、把握事業において、70歳、75歳、80歳、85歳の方を、毎年、その年齢に達する方について把握しているような状況でございます。

質問 9番 中家治子

前にも5歳刻みの把握の状況で質疑もさせてもらったのですけれども、面談は75歳と85歳ということ、あとは、70歳と80歳については文書で生活状況を把握するというようなことだと思うのですけれども、これだけ独居高齢者が増えている中では、70歳、80歳についても、独居世帯については面談も含めてやっぱり考えていくような時期に来ているのではないかなと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

そうですね。当然お会いして直接お話を聞くというのが大切だというふうには考えておりますが、現状、やはり全件お伺いするというのはマンパワー的にもちょっと厳しい状況にございますので、その辺は御理解いただきたいというふうに思います。

質問 9番 中家治子

その年度だけを考えるとなかなか厳しいという状況はあると思うのですけれども、前後、例えば2か年だとかというような、その実施の仕方の工夫で幾らでもできるのではないかなというふうに思います。そういう意味では、積極的にそういう対策を考えていただきたいなというふうに思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

やはり把握事業については、現在、介護状態の割合が高い後期高齢者、要介護状態の86%を占めているのですけれども、その75歳に到達する5年前に当たる70歳から進めている、把握をしているという状況にございますので、ちょっと御理解いただければと思います。

質問 9番 中家治子

その生活の把握事業についての一定の、何でしょうかね、事業上の基準ですとか、実施内容についての制限だとか、そういうものがあるのかもしれませんけれども、ただ、今、町長が答弁していただいたように、人口の1割を超えていると。さらに、老年人口の33%という状況で、予測としては、毎年増加しているし、これからも増加していくということは明らかだというふうに思います。そういう意味でいうと、今ある事業をもっとこう発展的に拡充していくという、そういう決断をしていくべきかなというふうに思います。把握事業については、介護保険の中での事業ではないはずですので、町のそのやり方によってはできるというふうに思いますので、ぜひ工夫もしていただきたいと思います。今独居高齢者が増加しているという状況の中で、今お話ししたように、生活把握事業自体も拡充していくというところ、課長答弁は難しいということではあるけれども、難しいということだけではなく工夫していっていただきたいなというふうに思いますが、この点についてはちょっと町長の考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 小松茂

答弁したように、人口の約1割、それから老齢人口の33%が今の状況にある。それで、これが増加する傾向にあるのは、もう間違いない事実であります。こういった方々、独居高齢者でも、それから介護が必要な方、それから全く介護、必要のない方もおられますから、我々にとっては、元気な高齢者で、そして御夫婦仲よく、独居であろうとも元気に毎日の生きがいを感じて生活していただけるというのが理想であります。そういったいろいろな、様々な支援が必要な方々が増えていく対応として、やっぱり様々な事業が考えられるわけでありますけれども、基本的にはまずは、独居となっても高齢者が健康であるべき、そういったことに、しっかりその事業に取り組んでいく、そういったことが我々はやっぱりまずはやるべきではないかなというふうに考えております。

質問 9番 中家治子

今、町長が答弁いただいた中身には、現状ではなかなか厳しいけれども、その支援をしていくという視点では拡充も考えられるのかなという含みを持たせた答弁だったかなというふうに理解いたしました。昨年、この問題を取り上げたときに、独居高齢者のひきこもりですとか、孤独死の問題について取り上げたのですけれども、例えば、70歳、80歳で面談したときに、もちろん元気な方は元気で暮らしていかれると思うのですけれども、早期発見、早期介護につなげていくという、そういう視点からいうと、やはり私はとても大事かなという、書面だけではなかなか分からない部分もあるので大事かなというふうに思っていますので、この点については、ぜひ研究・検討していただきたいというふうに思います。今お話しした孤独死についてなのですけれども、結局、手だてが何も打たれなければ、御本人もなかなか外に出られないという状況になれば、残念な結果ではありますけれども孤独死に至るという状況も考えられなくはないわけで、そういうことを考えてもとても大事かなというのはあるのですが、実態ですよね。令和6年度は、たしか1件あったのですけれども、第3回定例会で聞いていますので、それ以降、令和7年度現在までの中で孤独死の事案があったかどうか確認します。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

1件ほどございました。

質問 9番 中家治子

それは令和7年度でしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

令和7年度でございます。

質問 9番 中家治子

とても残念な状況だというふうに思うのですよね。もし、何らかの、地域ですとか、その方の様々なつながりだとか、いろいろあると思うのですけれども、今、地域になかなかつながれない、あるいはつながりたくないというような高齢者も増えているやに聞いておりますし、そういう状況でいえば、やはり町なり公のところが何らかの形で対応する、つながりをつくっていくというところが非常に大事だというふうに思います。独居高齢者が、増加が見込まれるということは、私も思っていますし、町長も所管の課長も同じ認識だというふうに思います。そういう中で、やっぱり手だてを取っていただきたいし、先ほど提案したような生活把握などもぜひ積極的に行っていただきたいなというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる