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釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日

第9期の計画について

2025年12月2日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「第9期の計画について」質問し、介護支援課長 渡辺裕二が答弁しました。

質問者
中家治子 議員
答弁者
介護支援課長 渡辺裕二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 中家治子

それでは、2件目と3件目、関わりがあるので一括して質問していきたいというふうに思います。第9期の計画については、2025年以降、団塊の世代が75歳以上になるという想定の中でつくられた計画だというふうに思うのですけれども、そういう想定の中で実際に今、運用している、実際に事業展開されているという中で、具体的な施策はいいのですけれども、その課題で見えてきているところ、現時点で課題で見えてきているところがあれば、それは何かというのをお聞きしたいと思います。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

議員おっしゃいますとおり、9期計画につきましては、団塊世代が2025年に全員75歳の後期高齢者になると、またさらに、2040年、団塊ジュニアの世代が全て65歳に到達するという部分を見据えた中長期的な計画としております。課題的には、現在9期計画につきましては1年目を終わりまして、1年と半分終わっているところなのですけれども、人口や高齢化人口も含めて認定者、あとサービスの給付等、全て計画どおりの流れでいっておりますが、若干認定者については計画よりも増えているような状況がございます。また、保険給付につきましても、介護サービスを受ける方が、受けている人数はそんなに大きくは増えてはいないのですけれども、受けられる回数だとかというのが増えているのかなというふうに思っております。そのため、今後も継続して介護サービスを受けられるかというような部分では、そういうサービスの提供基盤の確保というのが今後の課題になってくるのかなというふうに捉えております。

質問 9番 中家治子

介護認定者が増えてサービスの量も増えているという答弁だったかと思うのですけれども、先ほど町長も答弁された9期計画の中での7つの目標、その中にも地域包括支援センターの充実も入っていますけれども、その7つの目標でいうと、それが今課長おっしゃったように順調に計画どおりいっているということなのか、その辺りはどうでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

7つの基本目標というのを掲げて計画を推進しておりますが、一番、9期計画のポイントとしましては、地域包括ケアシステムの深化・推進に向けた取組というのが大きなポイントとなってございます。その中で、釧路町においては7つの目標の中で、例えば保健・介護予防では、新たにこの9期計画の期間中にフレイルへの対応を行っているだとか、生活支援では、例えば配食だとか、軽度支援の事業所の増加に努めている部分もございます。在宅医療・介護連携につきましては、アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)の啓発、また認知症施策においては、町民への理解推進員としてサポーターの拡充に努めているところでございます。また、地域包括支援センターの充実としましても、人員の補充をするだとかをしております。介護保険事業の充実については、人材確保への支援など目標達成に向けて計画に沿いながら、地域包括ケアシステムの深化・推進を図っているような状況でございます。

質問 9番 中家治子

それぞれの目標に基づいて拡充をしたり、事業展開をしているという答弁があったのですけれども、地域包括センターの役割とも関わりますけれども、釧路町の中での地域包括ケアシステムを構築するということで、地域の自主性や主体性に基づいて地域特性に応じた高齢者が安心して住めるようなそういう状況をつくっていくというところが、簡単に言えば地域包括ケアシステムなのですけれども、構築するということの中での様々な課題もあると思いますし、現状が今どうなっているのかというところをまずお聞きしたいと思います。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

いろいろと課題は多くございますが、やはり町長の答弁にもありましたが、様々な計画を推進する上で、高齢者の複合的な相談が増えているだとか、また身寄りのない方、また精神障がいをお持ちの方だとか、様々な困難事案が増えているという現状でございます。

質問 9番 中家治子

①でやったように、高齢者が増えていく、あるいは独り暮らしの高齢者が増えていくという状況の中で、困難事案が増えていくということも当然あり得ることですが、でも、それにやっぱり対応していかなければならないのが地域包括ケアシステムの中身だというふうに思います。それは課長も同じ認識かというふうには思うのですけれども、だとすれば、具体的にどういうところをどういうふうにこう見直していく、また拡充を考えていけばいいかという、現時点のそういう構想なり、考え方はありますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

やはり、予防に尽きるかなと考えております。予防を、とにかく予防をしていくと。重度化予防もそうなのですけれども、そういうところで地域包括ケアシステムに向けて、予防をしながらも、要介護者になってもサービス提供など様々な生活支援が受けられるように基盤整備を進めていきたいというふうに考えております。

質問 9番 中家治子

地域ケアシステムのやっぱり中心的役割を果たすのが地域包括支援センターだというふうなことは、もちろん答弁にもありましたけれども、私もそう思います。そういう意味で人員の補充もされたということではありますけれども、その人員補充の中身を教えてください。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

地域包括支援センターにつきましては、保健師、社会福祉士と主任介護支援専門員の3職種のチームアプローチにより、住民の健康の保持及び生活の安定を図っております。その中で、令和6年度までは保健師が1名だったのですけれども、保健師を2名配置しているところでございます。

質問 9番 中家治子

補充したことによって、業務の流れだとか、こういうふうに変わったというところはありますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

高齢者の対応につきまして、より深く接することができているのかなというふうに認識しております。

質問 9番 中家治子

地域包括支援センターについては、先ほど言った3職種については置かなければならないというふうにはなっているのですけれども、答弁にあったように様々な問題事案、困難事案が増えるというところでいうと、地域包括だけでは解決できない、いろいろな機関との連携も必要になってくるというふうに思うのですけれども、実際に相談を受ける中で、どういう機関とどういう連携をされているのかお聞きします。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

地域包括支援センターでは、民間事業所も含めて様々な地域資源のほうとの関係を密にしながら、例えばですけれども、清掃会社なり、身元保証サービスだとかも含めてなのですけれども、いろいろな関係者と連携をしている状況にあります。

質問 9番 中家治子

言える範囲で構わないのですけれども、具体的にそういう事業者と連携したケースというのはどのような中身だったのかというのをちょっと教えていただければと思います。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

先ほどもお話ししたのですけれども、例えば、認知症や精神疾患のある方、身寄りのない方など、様々な問題を抱えておりますので、様々な事業所も含めてですけれども、社会資源を活用しながら実施しているというところがございます。また、例えば、そういう精神疾患を抱えられている方だとか、認知症を受けられている方につきましては、町のほうで認知症のサポート医というのを委嘱しておりまして、こちらのサポート医の方にいろいろと相談や助言をいただけるような体制を構築しておりますので、そういうサポート医の活用というのも多くしているところでございます。

質問 9番 中家治子

できるだけ事態が深刻になる前に、早期に状況が分かり早期に対応ができるという、それも介護も同じですけれども、そういう状況がつくれるのが一番いいかなというふうには思うのですけれども、そういう意味でいうと、相談機能の充実とは本当に重要だなというふうに思います。高齢者の相談件数なのですけれども、令和5年、令和6年、それで直近までの、ちょっと件数が分かれば教えてください。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

相談件数につきましては、包括支援センターの、令和5年度で、延べ人数になりますが、延べ1,494件、令和6年度で1,565件、直近ですと令和7年10月末で960件の相談対応をしているところでございます。

質問 9番 中家治子

それで職員の方だとか、それから地域包括支援センターの体制上なかなか厳しいかなというふうに思うのですけれども、いろいろなところでやっぱり相談できるという体制をつくっていくということが、先ほど言ったように早期発見、早期治療ではないですけれども、そういう早期手だてが打てると、いろいろな問題が複雑化する前に手だてが打てるという状況をつくれるというふうに思うのですよね。そういう意味でいうと、地域の方が気軽に相談できる体制が必要かというふうに思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

議員おっしゃいますとおり、相談窓口の拡充というのは非常に必要なことかなというふうに考えてございます。令和6年度なのですけれども、今年の2月の末に一度、初めての試みだったのですけれども、釧路町のコミュニティセンターにおいて、出張相談窓口の開設ということで、福祉用具を展示しながら実際に相談窓口を設置した状況がございます。今年度につきましても、セチリ地区以外で、この出張相談窓口の実施というのを検討しているところでございます。

質問 9番 中家治子

令和6年2月に行ったその出張相談会は、どのくらいの方が参加されたのでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

9名の方が来られて、相談を受け付けているところでございます。

質問 9番 中家治子

出張相談会もそうなのですけれども、例えば、町の様々なイベントの中で1つのコーナーをつくるだとか、大型商業施設などを活用してそういうところを設けさせてもらうだとか、考えればいろいろなことができるかなというふうに思います。いろいろ人員の問題ですとか、予算的な問題もいろいろあるかもしれませんけれども、やっぱり相談機能の拡充を、まず、入り口のところでどうするかというところが、この独居もそうですし、介護もそうですし、とても大事かなというふうに思いますので、ぜひ工夫もされて、いろいろな場面で相談窓口を拡充していただきたいというふうに思います。それと、私の知り合いの方で、相談もしたいのだけれども──その方はまだ多分70歳前後ぐらいだというふうに、70歳前だとは思うのですけれども、独り暮らしです──自分は、今は元気だけれども、自分でいろいろ判断できなくなったときにどうすればいいのでしょうかというような、まさに地域包括支援センターに相談行くような中身だったので、こういうところがありますから行ってみたらということはお伝えしたのですけれども、成人後見人制度、それから町民後見人制度がこれからはますます重要になってくるなというふうに思っていますが、今現状はどうなっているでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

議員おっしゃいますとおり、当然独り暮らしの方、認知症の方が増えておりますので、成年後見というのは非常に今後重要になってくるのかなというふうに考えているところでございます。町民後見人につきましては、町のほうで町民後見人の養成事業というのを行っております。今年度につきましても、3名の方が受講されまして、3名の方が登録いただいたというような形になっております。現時点で、令和7年10月末で町民後見人の登録者数は23名になっているような状況でございます。

質問 9番 中家治子

毎年、養成講座みたいなのが開かれているのだというふうに思いますけれども、ここにも力を入れていただきたいなというふうに思います。釧路町など地方自治体では、本当に、介護にしても、介護予防にしても、いろいろ積極的に知恵を出して頑張っているというふうに思うのですけれども、肝腎要の国が、10期計画に向けてということでいうと、利用料の負担増のお話ですとか、介護度1、2の保険外しですとか、ケアプランの有料化など、9期で本当は決めたいと思っていたことが先延ばしになって10期にというふうにはなっているのですけれども、こういう国の制度見直しが、釧路町など自治体の介護保険制度や計画などに大きく影響するというふうに思うのですよね。そういう意味でいうと、10期計画の見通し、国の状況ももちろんあるのですけれども、どういう見通しになるかというのをこの項の最後に聞きたいと思います。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

10期計画につきましては、国のほうでは来年の7月頃に10期計画の基本指針というのを示すということでなっております。議員おっしゃいましたとおり、今、本日の新聞等でも掲載されておりましたが、一番ずっと課題となっているもので、利用者の負担の、2割負担の方の拡大というのがございます。それと、またあと、ケアマネジメントの有料化というのもずっと課題となっております。そのほか軽度者、要介護1、2の総合事業への移行、またあと被保険者の範囲、40歳以上を2号被保険者としているのですけれども、その年齢の引下げだとか、様々なところで、様々な箇所で、国の審議会のほうで、まさに今、協議している最中でございます。審議会の議事録なども見てみますと、やはり賛成派の意見と反対派の意見と、平行線のような状況が続いております。一応、年内には結論を出したいというふうに国では言っておりますので、今後も国の動向を注視してまいりたいというふうに考えております。

質問 9番 中家治子

介護保険制度が始まって今年で25年になります。そういう中で本当にこう安心して、地方では頑張っていろいろやっているけれども、もともとの国のところに左右される制度ですから、ぜひ負担増や見直し、あるいは改悪などで影響されないような状況を願いたいというふうに思います。

質問 9番 中家治子

2件目に移りますけれども……。

出典:釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる