釧路町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日
コロナ禍での学校運営について
2021年3月10日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「コロナ禍での学校運営について」質問し、教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁、教育部長 藤川幸司が答弁しました。
- 質問者
- 中家治子 議員
- 答弁者
- 教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁、教育部長 藤川幸司
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質問 3番 中家治子
3番、中家です。今議会での一般質問は3件質問をさせていただきます。1件目は、コロナ禍での学校運営についてです。昨年の6月議会以来、一貫して取り上げてきた項目でありますけれども、今回は子供の視点を中心に質問をしていきたいと思います。1点目は、今年度、振り返っての児童生徒の状況と今後の配慮すべき課題について。2点目は、特別支援学級でのこれまでの対応と課題は。3点目は、GIGAスクール構想推進に当たっての現時点での課題は。4点目が、少人数学級実施に向けての準備状況は。
答弁 教育長 辻川尚志
3番、中家議員の一般質問であるコロナ禍での学校運営についてにお答えさせていただきます。1問目の今年度を振り返っての児童生徒の状況と今後、配慮すべき課題はとの御質問でございますが、今年度を振り返りますと、新しい生活様式に基づいた生活が定着し、どうしたらできるか、何に配慮したらよいかという主体的な行動が見られるようになってきております。学校行事におきましても学年ごとの発表や内容の変更など、形を変えた実施が多くなりましたが、児童生徒たちは生き生きと活動しておりました。今後配慮すべき課題につきましては、新型コロナ感染症の影響により、出席停止基準に該当し、欠席となった期間の学習内容の保障と感染リスクに配慮しながら、発達段階に応じた学習活動や学校行事の在り方が課題と捉えております。次に、2問目の特別支援学級でのこれまでの対応と課題はとの御質問でございますが、これまでの対応につきましては、通常学級の児童生徒と同様、手洗いや咳エチケットの指導や人数が多くなる場合は広い場所で実施したり、場所を分散するなど、3密を避けた配慮に努めております。しかしながら、手洗いや咳エチケットの指導の徹底が難しい児童生徒や感覚が過敏であり、マスクを常時着用できない児童生徒なども在籍しているため、保護者との連携や支援員の活用、個に応じた場の設定などを通してより一層きめ細やかな指導を進めることが課題であると捉えております。次に、3問目、GIGAスクール構想推進に当たっての現時点での課題はとのご質問でございますが、現時点での課題につきましては、ICT機器の有効、かつ、効果的な活用を進めるため、教職員の理解や研修等によるスキルアップとタブレット端末やネットワークの保守、臨時休校時など、家庭での利用を想定した児童生徒への支援などが必要であると考えております。また、ICT機器活用による児童生徒の健康面への影響についても配慮してまいりたいと考えております。次に、4問目、少人数学級実施に向けての準備状況はとの御質問でございますが、少人数学級への対応としまして、小学校1学級当たり上限35人とする文部科学省の報道発表を受け、町内小中学校の使用教室の状況について調査しております。調査の結果では、調査可能な令和14年度までにつきましては各学校の教室は充足する見込みとなっております。今後につきましては、文部科学省や北海道教育委員会の動向を注視し、少人数学級の実施に向け、迅速に対応できるよう、準備を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 3番 中家治子
それでは、1つ目の今年度を振り返っての児童生徒の状況とこれから配慮すべき課題についてです。答弁では、新しい生活様式がほぼ1年ですから定着してきたということでありますし、子供たちも子供特有のそういう状況に慣れていくという、そういうこともあろうかと思います。そういう中で、子供たちも生き生きと活動しているということが今の状況であると言われているのですけれども、町長をはじめ教育委員会の方々も、2月に新聞報道があったコロナ禍の中で子供の鬱状態が深刻になっているという記事が掲載されておりました。その調査をしたのは国立研究開発法人国立成育医療研究センターという主に医療機関のようですけれども、その中で、インターネットの調査で昨年11月から12月に行われたということで、子供の回答数が924人、小学校4年から高校生まででありますが、保護者についても3,700人以上の方の回答があったということであります。その調査の中で心の状態を尋ねた結果、小学校4年から6年までの15%、中学生では24%が中等度以上の鬱症状にあるというふうに、私は素人で分からないのですけれども、お医者さんの判断として中程度の鬱症状が見られるという、大変、衝撃的なというか、心配される状況が出ていたのですけれども、この記事は読まれて、読まれた中での所感というか、感想をまずお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
中家議員がおっしゃいました調査結果は、私も子供の鬱状況が増えているということについては情報として得ているところでございます。私自身も憂慮しているのは、これまでの生活といろいろな部分で変化が出てきているということで、子供の変化という部分につきましては、一遍に大きく変わるものではないと捉えています。日常のいろいろな不安等、これまでと違うということの違う部分の、何といいますか、いらいら等、そういうことが積み重なった中でそういう症状が表面化してくるということがあるのではないかと捉えていますので、一定数、そういう子供が出てくるということは予想していたところでございます。町内の子供たちも一定数そういう子供がいるかというふうに思っておりますので、そこの部分については、学校現場ともよく情報交換をしながら結構早い状況の中で子供たちの状況を読み取っていくということで働きかけていきたいなと考えております。
質問 3番 中家治子
今、教育長がおっしゃったような、早めにそういう変化を見逃さないという部分については、私もこれまでもいろいろと一般質問の中でもそういうお願いもしてきたところなのですけれども、その調査の中で、これは子供全体ですので、小4から高校生までということですけれども、いわゆる自傷行為ですよね。自分で自分を傷つけるという、傷をつけたり、髪の毛を抜いたり等という、そういう自傷行為についても子供全体の17%に見られたという結果が出ています。一番心配されるのも、教育長もおっしゃったけれども、子供の変化というのは、急激な変化はありますけれども、環境の変化によって少しずつ少しずつストレスが積み重ねていって、それがいつかどこかで爆発するという状況があるのだというふうに思います。全ての子供がそうだとは言いませんが、往々にしてそういうことがあるということが考えられる。そういうことだと思うのですけれども、今、目に見えていなくても、これから何か月か後にそういう状況が出てこないとも限らないということも含めて、やはり考えていかなければいけないと思うのです。そのためには、日常の中で学校全体、直接、子供に接している担任の先生も含めて、そういう意味での配慮ということがとても必要になってくると思うのですけれども、いかんせん、先生方というのは、もちろん基本は授業をするというか、子供たちに教えるということが一義的なお仕事ですから、そういうことも含めて考えたら、先生の仕事量というか、配慮しなければならない事柄がすごく多くなってきているという状況だと思うのです。こういう状況を解消していくということは教育委員会の中で考えていかなければいけないと思うのですけれども、そういう手だてはどういうふうにすればいいかということを含めて何か方策を考えられているのであればお答えください。
答弁 教育長 辻川尚志
子供たちの状況を見取るという部分につきましては、子供たちと対面している先生方が一番大きな見取りの役割を果たすのではないかと思っております。そういう意味では、子供と接する時間を一分でも多く先生方が確保できるという部分でのサポートということでは、先生方の業務量、いろいろな部分で軽減を図っていかなければならないなということは考えているところです。その中で、今、スクールサポーターを配置したり、子供に関わる以外の業務についてはなるべく先生方の手を離れるように、そういう、人数的には十分な人数が足りていない部分がありますけれども、可能な限り、先生方はそういうところから手を離して、子供と向かい合う時間の確保ということでサポートしていきたいと考えております。
質問 3番 中家治子
事前の聞き取りのときにもスクールサポーターさんについては予定どおり全校配置になったということはお聞きしていたのですけれども、今、話したような状況がいつ起こるか分からないということを考えれば、今の配置基準というか、配置されている人数で本当に充分なのかということもやはり一方ではあると思うのです。道の事業ではありますけれども、例えば、増員したいということで、所掌の教育委員会が手を挙げた場合については、道としてそれに応えるという対応はしていただけるのか、いただけないのかというのを確認したいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、この制度につきましては、期限がありまして、2か年という、令和2年度末までということと、3年度も継続はしますけれども、要は先がしっかり決められているという事業でございますので、希望どおりいくかと言われるとそのようにはならない可能性もございます。粘り強く要望は出していきたいと思っておりますので、御理解のほどお願いいたします。
質問 3番 中家治子
令和3年度末までは雇用されていると。今の答弁だとそういうふうに理解していいのかと思いますが、そういうことでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
お時間を頂きましてありがとうございます。年度末まで令和4年3月31日までの期間となっております。
質問 3番 中家治子
先ほど御答弁がありましたように、必要に応じて年度が来たから引上げということではなく、事業としてぜひ継続してほしいという要望は引き続き教育委員会とも、教育委員会も道の教員のほうにしていただきたいと思います。それと、同じ調査の中でですが、3,700人以上の回答があった保護者の方も、保護者の中での鬱状態、鬱症状というのが29%あったということが言われています。子供もそうですけれども、コロナ感染への不安等、生活の変化、休校等があって、子供たちが家にいるというようなことも含めて、そういう状況の中で、保護者の中でも、結構、3割近い方が鬱症状になったという状況はやはり重く見ていかなければならないと思います。子供たちのことは、毎日、登校している中で把握できると思うのですが、家庭の状況というのは子供の変化を通してでしか分からない部分というのがあると思うのです。そういう意味で言うと、子供そのものの変化だけではなく、子供を通して子供の変化の奥に家庭の変化もあるという捉え方をしていかないと、今のコロナ禍の中では本当に学校も家庭も安心安全なところになっていかないと思うのですけれども、その点についてはどうでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
今、言われたとおりだと感じております。現在、不登校だけではなく、虐待のケースも非常に増えてございます。昨年度から比べても状況的には非常に増えておりまして、小中学生の御家庭の部分というところが増えておりますので、先ほど議員がおっしゃったような部分が影響しているものではないかと推測してございます。
質問 3番 中家治子
今、課長が答弁されたように、子供たちの中での様々な問題もそうなのですけれども、家庭に起因する、そういう虐待等も含めて増えているという状況をしっかりつかんでいただきたいなと思います。そういう中で大きな役割を果たしていくのがスクールソーシャルワーカーだったりスクールカウンセラーだったりするのですけれども、対応しなければならない子供たちが多くなっているということを前提に考えると、持ちケースというのですかね、対応しなければならない件数が増えているのではないかなということが懸念されるのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
確かに不登校の状況も、本年、町全体で44名という状況にございまして、1人で担当するのは非常に厳しい状況になっております。ただ、全てスクールソーシャルワーカーが担当するということではなく、学校で対応する部分、あと、どうしても家庭とつなぐ意味でスクールソーシャルワーカーの力を借りたいという案件等、そういったふうに役割分担をして今進めているところですので、今のところはこの中で対応してまいりたいと考えております。
質問 3番 中家治子
今、不登校について44件というふうに言われたのですよね。ちょっと聞き取れなかったので。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
30日以上の長期欠席者の児童生徒ということになります。
質問 3番 中家治子
スクールソーシャルワーカーの関わり方というのはケースによっていろいろだと思います。ただ、いずれのケースにしても強弱はあったとしても関わらざるを得ないという状況はあるのではないかなと思います。そして、先ほども言ったように、なかなか表面に現れてこない部分等、例えば、虐待のケースなどについて、そういう学校だけでは解決できない、福祉にいろいろとつないでいかなければいけない関係機関につないでいかなければならないというケースが恐らく増えているだろうと考えられるのですけれども、そういった場合には、スクールソーシャルワーカーがやはり中心にならざるを得ないということですし、教育委員会全体の相談などについても分担してされているということもお聞きはしていますけれども、ケースの中身というか、対応するケースが難しければ難しいほど、複雑になればなるほど、やはり役割を担っていかなければならないのがスクールソーシャルワーカーかなと思っています。それで、これからどのぐらいそういうケースが増えていくのかというのは予測できないところではありますけれども。例えば、今、1名のスクールソーシャルワーカーがいらっしゃいますけれども、対応し切れないというふうにどこかで判断した場合については、どういう対応をされていくのかというのをお聞きしたいと思います。
答弁 教育部長 藤川幸司
今のスクールソーシャルワーカー、ことしから正規職員という形で時間も増えて対応していただいております。今の段階ではこの状況を見ながら推移しながら、どうしてもということを対応できないということがあれば、教育委員会としてもそのときは何らかの措置をしないとならないと思いますし、その辺は、今後の課題というか、推移を見ながら判断していきたいと思っています。
質問 3番 中家治子
ちょっと月数は分からない。1月か2月か、月は分からないのですけれども、日本スクールソーシャルワーク協会が冬期の研修会というのを行ったという記事が載っていたのですけれども、その中で議論された中身なのですけれども、子供にとって一番身近な学校が安心安全な場になるために子供たちの声を聴いて大人がいい環境をつくっていく、そういう人のつながりが本当に大事だということを発言されていた方がいらっしゃったのですけれども、まさにそのとおりだなと思っています。そして、親や教師が子供の気持ちを解放するというか、子供が自由に表現できるよう授業の中で工夫したり、話をしっかり受け止めるということが先ほど紹介したアンケートを行ったお医者さんのコメントでもあるのですけれども、まさにそういう方向かなと思います。今、2人の方のお話を紹介したのですけれども、これに関して何か見解等があれば、教育長、お願いします。
答弁 教育長 辻川尚志
今、スクールソーシャルワーカーの件を中心にいろいろ話が進んでいますけれども、基本的には、スクールソーシャルワーカーが全ての問題を解決するということではなて、いろいろな関係機関と連携を取りながら、それぞれのケースに合わせながら対応していくということのつなぎをしていくということが一番大きな働きかなと思っております。ただ、家庭、あるいは子供によってはきめ細かく対応していかないと次につながらないという家庭もありますので、そういうところには十分時間をかけながらやっている状況です。一番大事なことは、家庭のいろいろな問題を子供と保護者が解決に向かっていくという心のエネルギーをつけていくことが必要だと思いますので、そういうことも考えながら、関係機関と協議しながらケース・バイ・ケースで協議をしていくということが大事だと思いますし、そこには、学校が一つ絡んで、子供にとっての担任という存在というのは大きいものがあると思いますので、その辺のところの学校との関わりも考慮しながら子供の状況に合わせて対応の変化をつけていくということも大事なことかなと考えております。
質問 3番 中家治子
スクールソーシャルワーカーさんの役割はいろいろあると思うのですけれども、教育長がおっしゃるようなつなぎの部分というのはもちろんそうなのですけれども、一応、資格がある中でされているので、子供のいろいろな精神面のサポート等も含めてやらざるを得ないケースもあるかと思います。繰り返しにはなるのですけれども、これから先、コロナ禍がいつまで続くかというところが全く不透明という状況の中で、今回、紹介した事例というか、アンケート結果は昨年の11月、12月に取ったアンケートの結果ですけれども、これから先また何か月か後に同じようなアンケートを取ったときに、これ以上状況がひどくないことを、ひどくならないことを願ってはいますけれども、その逆の場合もあり得るということを考えれば、体制も含めてそのスクールソーシャルワーカーさんへのサポートも含めてぜひ考えていっていただきたいと思います。次に、2の特別支援学級の問題に移ります。具体的にお聞きしていきたいのですが、特別支援学級の1年間というか、今年度を振り返ってという状況の中で、例えば、休校時に子供たちの状況把握等、学習支援というのは、特別支援学級ではどのように行っていたのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、特別支援学級の子供たちについては、休校時、主に電話で状況確認を担任のほうで行っていたということになります。ただ、課題については、その子たちに合わせた課題ということになりますので、一律にこのような課題を出したということは、今、申し上げることはできませんけれども、状況によって適時、通常級の子と同じように課題を出してきたということになります。
質問 3番 中家治子
連絡については電話でということ。これは通常級も直接訪問ではなくて電話でということだったと思うのですけれども、特別支援学級についてもそれと同じ対応をしたということだと思いますが、学習支援については、通常級の子供たちと同じようにという中身、例えば、プリントを渡したり、宿題を出したりという対応だったのかというのを確認します。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
プリントを出したり、そういったことが可能なお子さんについては同じように実施しております。ただ、それができないお子さんもいらっしゃるとお聞きしております。
質問 3番 中家治子
プリント等ができないお子さんについては学習状況の把握というふうにはならないと思うのですけれども、子供の状況については、例えば、家での様子だけではなく、家での学習の状況を聞くなど、そういう配慮はあったのかどうか、確認します。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
状況確認の中で進捗状況等の確認は行われていると聞いております。
質問 3番 中家治子
特別支援学級に通われているお子さんの中には家庭に困難があるケースというのもあるように聞いているのですが、家庭に困難のある保護者の方の状況ということだと思うのですけれども、そういうケースへの対応については休校時はどうだったのかなということをお聞きしたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
家庭環境の問題が顕著で課題があるというふうに判断されている家庭については、学校、主に管理職の先生と担任の先生が中心になって家庭訪問を実施している例がございました。
質問 3番 中家治子
通常登校になってからの子供たちの変化はどうだったのかというのは何かお聞きしているでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
お子さんの中では、母子分離不安ですか、特に小学校の低学年で数名いらっしゃったという状況も聞いておりますし、全員が元気に登校してきたということではございませんけれども、おおむね学校再開で元気な姿を見せてくれたというふうに聞いております。
質問 3番 中家治子
私が聞いたところでは休校中にユーチューブやゲームへの依存が大きくなっていったということで、通常登校になってふだんの学校生活に戻っていくまでに時間がかかったということが言われていたのですけれども、個別のカリキュラムについては特に変更はなかったのだと思うのですけれども、いろいろ配慮しなければならないことなどはあったのではないかと思うのです。その点についてはどうでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
特別支援学級のお子さんについては個別の教育支援計画がございまして、そちらの見直しなども行われたということで、おおむね指導計画に沿って指導したとお聞きしております。
質問 3番 中家治子
新聞にも載っておりましたが、教育大の特別支援の先生が特別支援学級・学校等へのアンケートをしたという中身で子供たちの生活が幾つか明らかになっているので御紹介したいと思うのですけれども、例えば、入学してすぐ休校になったため、開校してから、学校生活、クラスメートとの関わりなど、慣れるのに時間がかかった。これは特別支援学級だけではないと思いますけれども、特に特別支援学級では難しいことだったのかなと思います。登校が始まり、また一からスタート。理解できない。本人へのストレスは計り知れないということなど、生活リズムが乱れて改善するまでに時間がかかると。これは障がいを持っている子供たちの特徴的な部分ではあるのですけれども、そういう状況の中で、特別支援学級の先生方というのは頑張っておられると思うのですけれども、支援員の方たちの関わり、今までは大丈夫だったのだけれども、変化にすぐについていけないというのが一つの特徴ですから、そういうことへの対応で手がかかったり等ということがあると思うのですけれども、今の人数配置で、本当にそういう対応も含めて、今は落ち着いているからいいということではなく、そういう、また休校のような状況があった場合に本当に人員的に足りるのかなというのはとても心配されるところなのですけれども、その点についてはどうでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
確かに、こういった状況がまた長く続く、もしくは、休校措置になってまた生活リズムが乱れるなどの状況が見られたときに支援員の数というのが十分かと言われますと状況によっては支援が手厚く必要な場面が出てくるかと思います。今、現状では、各学校、状況に合わせて、小学校で10名、中学校で2名、配置しておりますので、まずこの状況の中で、あと不足する部分については、今、北海道のほうで派遣していただいている学習支援員、そういったものも活用を図りながら対応していきたいと考えております。
質問 3番 中家治子
そういう体制をつくるには、子供を中心に考えた場合については弾力的に運用していくということが大事かなと思いますので、ぜひその点は検討していただきたいと思います。特別支援学級での新しい生活様式の部分で、答弁にもあったのですけれども、なかなか、手洗い等、咳エチケット、それからマスクの常時着用等が難しいという状況、ある種、そういう状況が出てくるというのは理解できるところなのですけれども、例えば、指導上、通常級で授業をするのと違って密な状態で指導しなければならないという場面も幾つもあると思うのです。そういうときの配慮というのですかね、そういうことについては一教育委員会だけの問題ではなく、特別支援学級を抱えている教育委員会全体の問題でもあると思うのですけれども、道とか国からそういう指導への配慮事項みたいな部分で通知がある等というのはないのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、国からは、文部科学省からは特別支援学校等における新型コロナウイルス感染症対策に関する考え方と取組ということで事例も含めて通知が来てございます。
質問 3番 中家治子
マスクがなかなか着用できないという子供については、強制は多分できないですし、そんなことをするとパニックになってしまったりという状況が多分生まれるのだと思うのですけれども、それはそれでよしという状況で、文科省が出している考え方と取組等については、いいとは大きな声では言えないかもしれないけれども、そういう状況は致し方ないぐらいな書き方なのかもしれませんけれども、この考えと取組は、そういう一つ一つの事例に対し、こういうふうに考える、こういうふうに取り組みなさいということが書かれているということで確認していいのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
この通知につきましては、例えば、具体的な考えられる取組ということで、例えば、今、マスクの状況であれば、本人が素材が違えば着用ができる場合もあるという事例も紹介されていまして、家庭と協力して着けられる素材で、手作りでマスクを作る等、あと、釧路町の場合ですとアクリル板を教師の間に置いて、マスクは着けられないけれどもそういったもので飛沫を防止するなど、どうしても近い関係にはあるのですが、その中でこのような対策を取っている状況でございます。
質問 3番 中家治子
いろいろと工夫されているということについては分かりました。それでは、3番目のGIGAスクール構想推進に当たっての課題です。答弁にもありましたけれども、ICT機器を活用した場合の児童生徒への健康面への影響については、配慮してまいりたいと考えておりますという答弁ですけれども、具体的にどうされていくのかという部分についてお聞きしたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、今回、1人1台端末、タブレット端末を導入いたしました。それで、その端末には、まず、ブルーライトカットのフィルムを貼らせていただいております。この対策については、その他の対策についてはこれからということになろうかと思いますけれども、現状ではそのような状況でございます。
質問 3番 中家治子
もう活用が始まっていると思うのですけれども、どんな授業で、どのくらいの時間使用されているのかというのが分かれば教えてください。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、小学校ですけれども、全ての学年を合計して御説明いたします。これは3学期からスタートなのですが、国語で全小学校の利用回数が476回、授業数は1,594。社会科103回、332授業。算数が333回、1,032授業。理科が58回、403授業。主要なものについては以上ですが、その他、音楽や体育等でも積極的に活用していただいております。総合計で1,651回、授業数は6,169授業となってございます。
質問 3番 中家治子
その回数というのは使用回数という意味で理解していいのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
そのとおりでございます。
質問 3番 中家治子
例えば、45分間の授業の中で数分使っても1回のカウントですし、30分使っても1回のカウントになると思うのです。1回の授業で平均どのくらいの時間を使われているのかということについては把握されていませんか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
時間については把握してございません。
質問 3番 中家治子
電磁波過敏症という症状が、人口の発症率が有病率でいうと国内人口の3%から6%ぐらいの発症率があるというふうに言われているのですけれども、この電磁波過敏症の内容については御存じでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
申し訳ございません。詳細について存じてございません。
質問 3番 中家治子
具体的な症状としては、頭痛等、集中困難、吐き気、かゆみ、じんましん等々です。自治体によってはこのGIGAスクール構想を推進されることによって、無線LANではなく、優先LANにしてほしいと保護者が訴えたりということがあったり、さっきブルーライトカットシートの使用を考えているということはおっしゃっていましたが、日本だけではなく、世界的なICT機器を活用するというのは世界的な流れでもあって、ロシアあたりではパソコンを利用した場合には必ず休憩を要するに取りなさいというようなことを国で決めているというようなところもあります。例えば、今現在、3学期から始まったばかりですので、すぐに影響などということについては分からないと思うのですが、これからの中で、例えば子供たちの中でそういう健康面での変化というか、状況が表れてきた場合の対応についてはどのように考えていますか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、子供たちのそういった状況での変化が出た場合にはどうするかという御質問ですけれども、今、3学期、使用が始まったばかりでございます。まずは子供たちの変化を見逃すことのないように配慮してまいりたいと。その上で、今後、そういったタブレット関係の使用のガイドラインというものを出される予定になっております。そういったものも参考にしながら健康には十分留意して使っていきたいと考えてございます。
質問 3番 中家治子
今のところ、そういうお子さんに変化がある等、保護者の方から「うちの子供はこういう状況なので」という申出もないと思うのですけれども、これから使用時間が増えていく中で、子供たちが変化してくる中で、札幌市あたりでも、例えば、電磁波過敏症のお子さんだけではなく、そういういろいろな反応等、症状が出た、そういう子供については個別対応をするという事例もありますので、それは札幌市だけではなくて保護者の申出でそういうふうに教育委員会が動いたという事例はありますので、今後、町の中においても、保護者、あるいは学校の中でそういう状況が見られたらぜひ個別対応も含めて検討いただきたいと思うのですけれども、その点についての見解を伺います。
答弁 教育長 辻川尚志
電磁波過敏症につきましては、私自身も、今日、初めて聞いたというか、認識していなくて、大変、申し訳なかったなと思っています。今、中家議員がおっしゃったほかに、例えば、パソコンなどでは、光アレルギーといいまして、見ていると目が疲れて、そういうアレルギーを持っている子もいるということも過去には認識していましたので、そういうことも含めて、これから使用頻度が増えるに従っていろいろなそういう課題が出てくるかなと。特に健康面に関わっての課題も出てくるかと考えております。ただ、今、3学期の使用状況、先ほどお答えいたしましたけれども、学校のほうでは積極的に使っていると。それから、学習についての効果も見られてきているということもありますので、その点も使用する時間とそれから目を休ませる時間等ということでも、いろいろ今後対応を考えていきたいなと考えていますし、全国一斉にタブレットの使用が始まっていますので、今後、いろいろな部分でそういうことに関する、健康面に関するいろいろな情報等も出てくるかと思います。そういう情報を落とさずキャッチしながら早め早めに対応していけるようにしていきたいというふうに考えております。
質問 3番 中家治子
ぜひ配慮がある中で行っていっていただきたいと思います。続いて、4件目の少人数学級実施に向けての準備状況です。準備状況ですが、答弁では35人学級について調査した結果、令和14年までは教室は充足する見込みとなっているということでありますけれども、教室に転用するということを含めて充足する見込みとなっているのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
この場合、転用ということではなく、現在、いわゆる空き教室、そちらのほうで対応可能というふうに考えてございます。
質問 3番 中家治子
教室のほうは大丈夫だということです。これから少子化傾向と言われていますけれども、年度によって児童数というのは動くという状況も考えられますので、一年一年、どういう状況かというのは検討されていくのだと思うのですけれども、そういうことでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
毎年、確認してまいりたいと考えております。
質問 3番 中家治子
子供たちが入る教室はいいのですけれども、教員の状況については書かれていないのですけれども、1学年の学級数が増えるとなると教員も含めて増を見込んでいかなければならないと思うのです。教員増については町の教育委員会というより道の所管でありますが、例えば、今年度はあれですけれども、来年度以降、何人が足りない等ということは、道のほうに申請していくという流れになっているのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
毎年、子供の人数によって、あと政策によってですけれども、クラス数が決まってまいります。ベースになるのはクラス数で教員数の配置数が決まってまいりますので、あと様々な加配が加わってということで、道教委のほうから大筋の人数については事前に分かる状況になっておりますので、それで対応してまいりたいと考えております。
質問 3番 中家治子
様々な加配される教員の方というのはクラスの担任か担任でないかという考え方でいうと担任ではない方も含めての数になって、人のカウントというふうに理解するのですけれども、そういうことでよろしいですか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
そのとおりでございます。
質問 3番 中家治子
様々な加配については必要だから加配されていると理解するのですけれども、そういう、言ってみれば内部のやりくりということではなく、正規の教員という形できちんと要求というか、していただきたいと思います。今後の見通しの部分については、やりくりをするという課長の答弁だったのですが、改めて、今、教育長の答弁を求めたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
今、課長のほうからも答弁がありましたけれども、その年度ごとに学級数が、児童生徒数の数によって学級数が確定しまして、その学級数によってその基準による教職員の配置がありましたので、そこの部分の基準に関する人数の教員数については、間違いなく、不足なく、配置されるということです。それで、加配のところにつきましては、その範囲でやりくりをするのではなく、基準の教員数プラス、例えば、少人数指導の政策等ということで、それ以外の先生がさらにプラスされるという考え方ですので、基準になっている学級数に対する教員の配置というのは基準数に、基準数の中でさらに配置されるということで過不足はないということになります。
質問 3番 中家治子
その点については分かりました。続いて、2件目いいですか。