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釧路町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月2日

子どもの貧困対策について

2020年9月2日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「子どもの貧困対策について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、こども健康課長 村木美香、管理課長 江端邦仁が答弁しました。

質問者
中家治子 議員
答弁者
町長 小松茂、教育長 辻川尚志、こども健康課長 村木美香、管理課長 江端邦仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中家治子

3項目めは、子供の貧困対策についてということです。1つ目は、町としてのコロナ禍における生活の実態把握と相談等への対応はと、2つ目として、就学援助制度の拡充への考えは、3つ目として、町としての現時点での支援策は、4つ目として、子供の生活実態調査の実施に向けての進捗状況はということで御答弁をお願いします。

答弁 町長 小松茂

子供の貧困対策ということで、町としてのコロナ禍における生活の実態把握と相談などへの対応ということの御質問ですが、コロナ禍におけるこの生活の実態把握につきましては、児童扶養手当の受付の際に、家計の変化や収入実態についての聞き取りを行っております。新型コロナウイルス感染症の影響による家計の急変、収入の減少について相談を受けた場合は、北海道によるひとり親世帯臨時特別給付金や各種貸付制度の説明及び釧路母子家庭等就業・自立センターの紹介などを行っております。次に、町としての現時点での支援策についてですが、現在、町で実施をしている支援策としては、相談を受けた場合には各種制度や相談窓口の紹介を行っているところでございます。子供の生活実態調査の実施に向けての進捗状況についての御質問ですが、子供の生活実態調査につきましては、令和2年3月に策定いたしました、第2期釧路町子ども・子育て支援事業計画において、令和6年度までに実施をすることを基本目標としているところであります。現在、実態調査の実施に向けて、国から示された生活実態調査の調査項目案及び北海道子どもの貧困対策推進計画等につきまして、研究を今しているところであります。以上であります。

答弁 教育長 辻川尚志

3番、中家議員の子供の貧困対策についての中の1問目、町としてのコロナ禍における生活の実態把握と相談等への対応はとの御質問でございますが、学校における実態把握につきましては、ふだんの学校生活における児童生徒の状況の変化や各種納入金に長期未納が生じた場合などにおいて、個別に家庭状況を把握しております。また、就学援助制度におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により、世帯収入の減額が見込まれる場合があることから制度の周知を図り、随時申請を受け付けております。相談等への対応につきましては、町ホームページや学校から保護者へのチラシ配布等により、相談の呼びかけを行っているほか、学校より家庭状況が心配される児童生徒の情報を得た場合には、スクールソーシャルワーカーによる状況把握に加え、関係部署と連携を図り対応しております。次に、就学援助制度の拡充への考えはとの御質問でございますが、本年度は国が定めております補助対象品目のうち、PTA会費につきましては対象品目を拡大したところであります。その他の支給に至ってない品目につきましては、引き続き研究してまいりたいと考えております。次に、3問目の町としての現時点での支援策はとの御質問でございますが、町教育委員会での支援策といたしましては、経済的な理由で支援が必要な世帯に対して、全小中学校において就学援助制度及び特別支援教育就学奨励費制度、知方学小学校のみが対象となります小学校高度へき地修学旅行援助制度、また、高校生以上を対象とした釧路町奨学金制度があり、これらの支援策に引き続き取り組んでまいります。以上でございます。

質問 3番 中家治子

町長部局もそれから教育委員会も含めてなのですけれども、この間、コロナ禍の中で、生活に関しての相談というのは、実際にどのくらいあったのかということをまずお聞きしたいと思います。

答弁 こども健康課長 村木美香

経済的な面でこのコロナの影響での相談の状況ですけれども、件数のほうが何件ということではちょっとお答えできないのですけれども、そういった経済的なことの相談というのは数件受けております。

答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)

直接的な相談ということではございませんが、就学援助制度の申請の項目の中に、コロナ禍の影響による申請という項目を1つ設けまして、それにより審査を行って認定のなったものは5件ございます。以上です。

質問 3番 中家治子

やはり相談をされているということと、就学援助制度の部分で、コロナ禍による申請も5件あったということだというふうに思います。この問題は、コロナの感染拡大が長期化するということの中では、引き続き、町長部局も教育委員会も相談を受け付けて、適切に援助していくということが求められているというふうに思います。現時点での支援策についても、るる述べられたのですけれども、まずは先ほどの検診ともかぶるのですけれども、町民の生活が実際どうなっているかということをやっぱり何らかの形で把握するということが、私は大前提になるのではないかなというふうに思っています。これは町長にお聞きしたいと思うのですけれども、今後コロナの問題でいうと、長期化を予想されるということは、度々町長自身もおっしゃっていることですし、専門家の方々もそのように認識をされていることもあるのですけれども、そういう中で、いろいろな手だては打って事業なども提案されて、議会で同意を得るというようなことはやっていますけれども、どういう事業が必要とされているのかということで言えば、特にやっぱり今生活に困っている方たちに対しての具体的な手だてを取るということで言えば、実態をきちんとつかむということが非常に大事かなというふうに思うのですけれども、そういう考えはあるのか、ないのかということも含めてちょっとお答えください。

答弁 町長 小松茂

今回の応援給付金のときもそうだったのですが、いわゆる緊急事態宣言で学校が休校したり、そういった非常事態の中での状況というのは、それぞれ我々は行政側は行政側として様々なアンテナも張っておりますし、それから各部署によって町民との接触もございますから、そういったことで把握をできる限りしながら、そして一番、その今大変な状況を把握して施策を講じてきたということであります。今後においても、また同じように、現在のコロナ感染状況がかなり急激に悪化をしながら、そして各家庭にどんな影響があるのかと、こういったことは常々我々は把握する必要があると思いますので、いろいろな手法を使ってその把握に努めてまいりたいと思います。

質問 3番 中家治子

子供の貧困の状況を把握する上で、独り親家庭の生活実態調査というのはかなり重要だというふうに思っているのですけれども、釧路町では実施されているのでしょうか。

答弁 こども健康課長 村木美香

釧路町におきましては、実施しておりません。

質問 3番 中家治子

ぜひ実施をしていただきたいということと、4項目めとも重なりますけれども、やっぱり、子供の実態調査は研究段階にあるという答弁でしたけれども、ここをきちんとするということが、子供の貧困対策の上でも基本になってくると思います。だからこそ法改正をして、市町村でも努力義務ということにしたのではないかというふうに思います。この研究段階にあるというその中身について、ちょっとお聞きしたいと思いますけれども。

答弁 こども健康課長 村木美香

この生活実態調査を実施していくための研究の段階についてですけれども、今回6月に北海道のほうから計画策定の手引のほうが来ております。実際に、この生活実態調査をする上での参考とします調査項目の案につきましては、まだ通知としては来ていないところでありまして、インターネット等を通じて情報収集をしたところであります。この中で、現在基本調査項目としては、子供向けの項目としては19項目、親向けということでの項目としては24項目の共通調査項目が示されております。まだ、内容等につきましては、本当にこれから研究を進めていくという状況で、詳しいところの分析等はしておりませんが、このほかに各計画を策定するに、調査をされて計画を策定されていたところの調査項目もたくさん示されてきておりますので、大分類として8分類に分かれた項目、すごく何百という調査項目がありますので、釧路町の実態調査をするに当たり、どういった調査項目をしていくことが実態把握につながるのか、そしてその後の対策につながるのかということの研究を進めていこうとしている段階であります。

質問 3番 中家治子

スケジュール的に大枠のところは示されているということなのかなというふうに思いますが、具体的に釧路町としてはどうするのかということを今研究しているのであれば、スケジュールも当然考えられているのではないかと思うのですけれども、その辺りをちょっと確認したいと思います。

答弁 こども健康課長 村木美香

スケジュールにつきましては、計画の対策につきましても、第2期の子ども・子育て支援事業計画、これの期間中に合わせて対策を盛り込んでいきたいというふうに考えております。こちらの子ども・子育て支援事業計画のほうは、令和6年度までの計画となっておりまして、令和5年度までには遅くとも調査をするというようなことで、なるかというふうに想定しておりますが、こちらの子供の生活実態調査を分析するに当たり、今年度行われる国勢調査の結果等も踏まえて、併せて分析していくというようになっているようですので、そういった国勢調査の結果が示されるそういった時期等も見ながら、スケジュールのほうは考えていきたいというふうに考えております。

質問 3番 中家治子

子ども・子育ての計画でいうと、ニーズ調査を行わなければいけないというふうになっていると思います。子供の生活実態調査とその子ども・子育てのニーズ調査との関連も含めて、ちょっと整理しないといけないのかな。ニーズ調査は、要するに例えば保育所だったら、どれくらい子供たちが利用して必要度はどのくらいかというような、ざっくり言うとそういうような調査ですし、子供の生活実態調査というのは、本当に例えば1週間のうちに食べ物を買いに行けなかった、他自治体の事例など言うと、費用がありますかというような設問が出ていたり等、全く中身的にかぶる部分もあるけれども、全く違う部分もあるということなので、新しい計画に入れ込むというのはもちろんそのとおりですけれども、調査の系図としては、いつに子供生活実態調査をして、いつニーズ調査をするのかということは、明確に分けたほうがいいというふうに思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 こども健康課長 村木美香

議員御指摘のとおり、ニーズ調査として実施すべき調査、生活実態調査として実施すべき調査、そちらのところ、実際に調査に回答いただく方の状況等も踏まえまして、分かりやすく必要な実態が把握できるような方法で検討してまいりたいというふうに考えております。

質問 3番 中家治子

この問題については、引き続きまた折を見て質問させていただきたいと思います。以上で終わります。

出典:釧路町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月2日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる