幕別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
幕別町子どもの権利に関する条例の実効性確保と啓発事業について
2026年3月11日、幕別町議会の一般質問で、小田新紀議員が「幕別町子どもの権利に関する条例の実効性確保と啓発事業について」質問し、教育長 笹原敏文、町長 飯田晴義、学校教育課長 酒井貴範、こども課長 山本充が答弁しました。
- 質問者
- 小田新紀 議員
- 答弁者
- 教育長 笹原敏文、町長 飯田晴義、学校教育課長 酒井貴範、こども課長 山本充
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 小田新紀
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。幕別町子どもの権利に関する条例の実効性確保と啓発事業について。「幕別町子どもの権利に関する条例」は、「児童の権利に関する条約」の理念に基づき、当時の子どもたちを含むさまざまな関係者の深い思いとご尽力の下、2010年4月1日に本町で制定されました。子どもを取り巻く全ての人や団体の責務等を定め、子どもの権利を保障し、成長過程にある子どもの心身の穏やかな育ちを、社会全体で支援する町の実現を図ることを目指しています。本条例は、子どもを守る存在としてだけではなく、権利の主体として尊重し、安心して育ち、安心して学び、意見を表明し、参加できる地域社会をつくるための、我が町においても重要な条例であると受け止めております。一方で、条例は制定されるだけでは十分ではなく、子ども本人への周知、学校や地域での実践、相談体制、そして行政施策への反映まで含めて、初めて実効性が高まるものと考えます。条例制定から15年がたちました。啓発を「知る」だけではなく、「考える」「語る」「参加、実践する」につなげていくという視点がより一層必要でないかと考え、以下の点を伺います。1、学校教育の中の条例の位置づけについて。学校教育の中で、学校運営に反映される仕組みをどのように位置づけ、実践されているのか。2、相談・安心の仕組みについて。学校や家庭生活の中で子どもが自分の権利に関わる困り事や不安などについて相談できる仕組みづくりや周知は十分か。3、庁内推進体制について。本条例は、一つの部署だけで推進していくものではないと考えます。庁内横断の連携体制はどのように構築されているのか。また、評価の視点は。4、啓発について。単に知ってもらうことにとどまらず、子ども自身の理解、意見表明、対話、参加並びに大人の理解につなげていかなければ意味がありません。現在どのような啓発事業があり、条例の趣旨に沿った学びと参加につなげる設計となっているのか。以上です。
答弁 教育長 笹原敏文
小田議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますので、私からはご質問の1点目と2点目につきまして、答弁させていただきます。幕別町子どもの権利に関する条例の実効性確保と啓発事業についてであります。ご質問の1点目、「学校教育の中の条例の位置づけについて」であります。本町では、子どもにとって大切な権利を保障し、子どもの最善の利益を考慮しながら子どもたちの健やかな育ちを支援し、未来をつくる子どもの幸せな町の実現を図るため、平成22年4月に「幕別町子どもの権利に関する条例」を制定したものであります。また、同条例の前文では、「子どもは、自分の意思が誠実に受け止められることで、自分が大切にされていることを実感するとともに、他者を大切にすることを学び、互いの権利を尊重し合う心を身につけることができ、こうした経験を通して規範意識を育み、社会の一員として責任を果たすことができる大人へと成長していく」と記されております。学校教育においては、同条例のこうした理念を踏まえ、学校が子どもたちの権利が尊重される場となることで、互いの権利を尊重し合う規範意識を持った社会の担い手へと成長することができるよう、取組に努める必要があると考えております。町内の小中学校における具体的な取組については、子どもにとって大切な権利とは何かを理解できるよう、学校内に掲示板を設置するとともに、毎年、子どもの権利についてのパンフレットを児童生徒に配布し、授業やホームルームにおいて、子どもの権利について学ぶ時間を設けているところであります。また、保護者に対しては、入学説明会や保護者懇談会などにおいて周知を図っており、教職員については、校内研修や職員会議等において共通理解と認識を深めているところであります。児童生徒が自らの意思を自由に表明する取組については、一例を挙げますと、幕別小学校では閉校に向け学校への感謝の気持ちや思い出をまとめて玄関に掲示を行ったほか、新たに開校するまくべつ学園に対する思いを寄せた校歌のフレーズと校章のアイデア募集、生徒の発案により取り組まれている札内東学園のクリーン作戦、途別小学校の閉校記念式典と併せて行われた惜別の会のアトラクションの選定など、各種行事や生徒会活動などにおいて、児童生徒の考えが各学校や学園の教育活動として取り組まれております。今後におきましても、各学校における教育活動のさまざまな場面で、児童生徒が自らの意思を表明できる機会の確保に努め、具体の教育活動の実践へとつながる学校運営に努めるよう、要請してまいります。ご質問の2点目、「相談・安心の仕組みについて」であります。児童生徒が自分の権利に関わる困り事や不安などの相談に限らず、学校においては児童生徒の悩みや不安に寄り添い相談しやすい学校づくり、さらには、児童生徒のSOSを見逃さないなど、一人一人に寄り添った対応に努めなければならないものと考えております。教育委員会といたしましては、これまで町内の小中学校において、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが巡回する中で、児童生徒との個別相談に応じたり、教職員や保護者への専門的な助言を行ってまいりましたが、自ら相談することが難しい児童生徒のSOSを見逃すことがないよう、令和6年10月から1人1台端末を活用した相談窓口「おなやみポスト」により対応しているところであります。また、長期休業明けにかけて、18歳以下の自殺者が増加傾向にあることから「SOSの出し方に関する教育」に取り組み、自ら相談し助けを求めることやストレス等への対処について、適切に指導するよう町内の小中学校に周知しているところであります。このほか、町だけではなく国や北海道など関係機関が開設する子どもの悩み事や困り事に関する相談窓口の情報について、広報紙や町ホームページで周知しております。今後におきましても、引き続き子どもたちが安心して相談することのできる体制の整備と、相談先を含めた各種取組の啓発に努めてまいります。以上で、小田議員のご質問への私からの答弁とさせていただきます。
答弁 町長 飯田晴義
小田議員のご質問にお答えいたします。ご質問の3点目、「庁内推進体制について」であります。子どもの権利に関する条例の推進については、条例上、町の責務として、子どもの権利を保障するため、子どもに関する施策を実施しなければならないと規定しております。子どもの権利に関する施策につきましては、条例第4章の第14条から第20条まで広い分野にわたって、その推進に関する規定をうたっており、保護者、施設関係者、地域住民、事業者など全町的な連携・協働の下、推進していかなければならないものとしております。このため、内部組織においても、担当の保健福祉部を中心に、住民生活部、経済部、建設部、教育委員会など複数の部課が協力連携しなければなりません。条例に規定する子どもの育ちや参加、支援など具体的な施策とその推進につきましては、令和7年3月に策定したこども計画に網羅しており、保健福祉部こども課をはじめ、関係部課が連携しながら、妊娠期からの母子保健事業や乳幼児健診などによる子どもの健康の確保、教育・保育環境の整備、放課後児童健全育成事業などの子どもの居場所づくり、子育て支援体制の充実など事業の具現化を図っているところであります。さらに、本年7月からは、従来の母子保健機能と児童福祉機能を統合し、全ての妊産婦、子育て世帯、子どもに対して一体的な相談支援を行うため、こども課に「こども家庭センター」を設置し、推進体制の強化を図ってまいります。次に、本条例の推進に係る評価につきましては、条例の目的として規定されている「子どもにとって大切な権利を保障し、子どもの最善の利益を考慮しながら子どもの健やかな育ちを支援し、未来をつくる子どものしあわせなまちの実現を図る」ことに照らし合わせ、これを実現するため、こども計画に位置づけられた121項目の施策の実施状況について点検・評価を行うこととしており、各部から提出された評価項目を1項目ずつ整理・集約し、これを幕別町こども施策審議会に報告し、意見聴取・認識の共通化を図った上で、施策の実現に取り組んでいるところであります。ご質問の4点目、「啓発について」であります。子どもたちへの理解については、子どもたちに自身の権利や夢について考えてもらうことを目的に、毎年、幕別町応援大使のメッセージを掲載したパンフレットを小中学生に配布するとともに、道徳、社会科やホームルームの中で、子どもの権利について考える時間を設けてきたところであります。また、令和元年度からは「子どもの権利」絵画コンテストの実施を通して、子どもたち自身が自分だけでなく、他の子どもを含めた子どもの権利に関して十分に興味を持ち、正しく理解することができるよう、普及啓発に取り組んできたところであります。子どもたちの意見表明、対話、参加に関する取組については、具体例を申し上げますと、総合計画の策定においては、「小学生議会及び中学生・高校生議会」を開催し、町政に対する意見の表明や分野別計画では、小中学生を対象としたアンケート調査を実施しております。明野ケ丘公園再整備基本計画の策定においては、ワークショップを開催し、幕別小学校の児童には、公園と幕別の未来をテーマに「みらい物語」を作成していただきました。幕別町地球温暖化対策実行計画の策定においては、2050年に町の中心となる世代の考えを取り入れるため、小中学校の児童生徒には町長になったつもりで施策を、高等学校の生徒には再生可能エネルギーを活用したまちづくりを考えていただき、町が目指すビジョン・コンセプト・施策に意見の一部を反映したところです。札内中学校においては、総合的な学習の中で「地域貢献学習発表会」を開催し、まちづくりにおける「福祉」「地域振興」「国際理解」「農業」「環境」の5分野で政策の提案をいただいたところであります。また、令和3年度以降、忠類中学校においては、第1学年の秋から2年間かけて検討した「ちゅうるい地域活性化案」の発表会が行われており、生徒たちが考えたイベントや木を生かしたまちづくりなどについて提案をいただいております。義務教育学校「まくべつ学園」開校に向けては、学校名のアンケート調査をまくべつ学園の児童生徒を対象に実施する中で、新しい学校づくりについて意見を求めたところであります。このように、これまで各種計画づくり、公共施設の整備、まちづくり施策などの幅広い分野で、子どもたちに参加してもらい、少しでも意見や要望が反映できるよう努めてまいりましたが、今後におきましても、可能な限り子どもたちが参加し意見表明ができる機会を確保してまいります。次に、大人への理解についてでありますが、私は、大人が子どもを一人の人間としてのさまざまな権利を尊重してあげることが最も重要でありながら、最も浸透しにくいものと思っております。これまでの具体的な取組といたしましては、条例を制定した平成22年の広報紙5月号から7月号の3回にわたって特集を組み、条例の趣旨、理念及び内容を周知するとともに、同年6月には啓発用リーフレットを全戸配布したほか、町のホームぺージには、町民アンケートの実施、中学生との意見交換、協議会での審議状況など、制定までの経過や条例の逐条解説、リーフレットやパンフレットを掲載しております。また、同年9月と昨年8月に、子どもの権利に関する専門家を講師に迎えて、子どもの権利や大人の役割などに関する講演会を開催いたしました。平成30年からは図書館において、国連が制定した「世界こどもの日」の11月20日に合わせ、子どもの権利に関する絵本や書籍の展示をしており、令和3年からは子育て支援センターで、4年からは町立保育所においても同様の展示を行うとともに、小学生対象の「子どもの権利」絵画コンテストの作品展では、全応募作品を百年記念ホールギャラリーに展示しており、保護者をはじめ子どもに関わる多くの方々に関心を持っていただける機会と捉えております。さらには、子どもにとって大切な「安心して生きる権利」「自分らしく生きる権利」「豊かに育つ権利」「主体的に参加する権利」の四つの権利について、広報紙で毎年定期的に掲載するなど、理解の醸成を図ってきたところであります。このような取組によって、徐々にではありますが「子どもの最善の利益を考慮しながら、子どもの心身の健やかな成長を支え、子どものしあわせなまちの実現を図る」という条例の趣旨が、町民の皆さんの間に浸透してきているものと認識しているところでありますが、引き続き粘り強く、大人の理解が得られる機会の創出に取り組んでまいります。以上で、小田議員のご質問への私からの答弁とさせていただきます。
再質問 5番 小田新紀
答弁に関して、再質問をさせていただきます。答弁にもありましたが、いわゆる前文のところで、まさに子どもが自分の意思を表明するだけではなくて、その表明したものを誠実に受け止められること、そして大切にされることを実感するということが、将来につながって地域社会の一員として、成長を期待すると。まさに、この条例に込められた思いがそういうことであり、そしてまたそういった取組が、実践的に進められていかなければ意味がないだろうなというふうに、同感しているところでございます。一つ目の質問になります。学校現場においてということであります。本当にこの条例は、教育だけではなくて、町全体でということではございますが、直接子どもたちに関わるところにおいては、やはり教育現場は、非常に大事な存在かなというふうに認識しております。それぞれ、ご答弁にありましたような、いろんな仕掛けをされているということではありますが、今、現段階で教育長からご覧になっていただいて、いわゆる浸透具合、理解度、そういったところが、子どもにというよりも、関わる大人に対して、そういった保護者、教職員等々にその辺の意識という部分については、どのように評価されているのかをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 笹原敏文
大人に対しての浸透度合いといいますか、正直申し上げまして、そうしたものを推しはかるような調査なりをしておりませんので、これは一概にどの程度というのは、非常に難しいものがあるのかというふうに思っています。広く、やはりこれは子どもに関わる全ての大人たちが共通認識を持って、子どもの権利を尊重する、それがまずは一番大切なことだろうと。そうした取組を、やはり小さなことの積み重ねにはなりますけれども、地道につなげていく、それが必要なのかなというふうに思っています。また、学校におきましては、特に子どもを中心に先生がその指導に当たっておりますので、より子どもの権利というものを尊重するような意識というのは、当然大切なのかなというふうに思っています。答弁の中にも触れましたけれども、研修ですとか、そうした場面でやはり研さんを重ねて、子どもに向き合っているのかなというふうには感じております。
再質問 5番 小田新紀
まあそうですね、そういった研修とかも含めて、どのような取組をされているかということについては、これは町の条例としてやっていることですし、非常に教育長がおっしゃったとおり、本当に教育現場に関わる者としたら、非常に大切にしてもらいたい。ましてや幕別町で働く先生たちにとっては、当然のような条例であってほしいと願うところでありますが、そういったことを幾つか事例も挙げていただきましたけれども、学校ごとであったりとか、学校ごとの取組に差があったりとか、あるいは先生によって意識の差があってはならないことだろうなというふうに考えているわけですが、そのあたり共通理解ということもありましたけれども、教育委員会として何か基準だったりとか、あるいは学校の時数、あるいは教育課程に位置づけるというような、そういったことへの仕掛けということについては、どのようにお考えでしょうか。
答弁 教育長 笹原敏文
確かに人それぞれの価値観といいますか、そうしたものにもやはり影響するものはあると思いますので、差があるということはやはり否めないということなのかなというふうには思っています。そのためにも地道に研修などを通じて、認識を深めていくということが必要なのかなというふうに思っています。取り立てて教育課程の中にということになりますと、この子どもの権利に関してということについてだけ取り上げてということは、具体的に申し上げることはちょっと難しいのかなというふうには思いますけれども、道徳ですとか社会科ですとか、また総合的な学習の時間、そうした中で取組をしているというふうには、認識をしています。
再質問 5番 小田新紀
ただ、私はやっぱり個人差があってはいけないと。学校ごとの取組が違うという形ではいけないというふうに思っています。あくまでも幕別町の条例ですので。今、ちょっと教育課程という話を、こちらからしてしまったのであれですけれども、ちょっと話は戻りますが、やはり子どもに対して理解をしてもらうということももちろん大事なのですけれども、その前段階として教員や関わる職員だったりとか、幼稚園、保育所も関わるかもしれませんけれども、そういったところへの研修機会というものも、やはり必要なのではないかというふうに思うのですが、危惧しているのが、今、幾つか事例も紹介していただきましたけれども、単発なイベント的なものとして、子どもの意見を取り入れてこれをやりましたとか、あれをやりましたということではないと思うのです。それはそれで大事なことなのですけれども、それは当然のことであって、ふだんの学校生活や子どもたちとの接点の中で、子どもの意見ももちろん大事にしながらというところの、前提の教員の姿勢というのが当然あるべき。だからこそ、当然そのイベントとか、そういったところでも、そういった場面というのは当たり前だよねというのが、本来の姿かなというふうに思いますし、もうちょっと具体的に言えば、学校の運営そのものに対して子どもたちの考えを取り入れようという姿勢を持たれているのか、また、そういう機会があるのか、校則、それから子どもたち自身が関わる生活ですね、校則であったりとか制服だったりもそうですし、生徒会、学級会とか、そういったところの活動においても、先生方、関わる大人がそういった姿勢を持っているというふうに、やはり自信を持って言えるような教育現場であってほしいなと願うわけですが、改めていかがでしょうか。
答弁 教育長 笹原敏文
それぞれの学校での取組には、それぞれ差がある部分があるかもしれませんけれども、小田議員がおっしゃったような児童会、生徒会活動ですとか、部活動ですとか、そうした個々、具体な事例を挙げるには、私自身も難しい部分がありますけれども、局面局面において、やはり子どもたちの意見を最大限尊重しながら、子どもたち自身で意思決定をして取組をしていく。それは当然、現場の先生方も十分認識の上、取組をされているのかなというふうに思っていますし、そのような取組になるべきだろうというふうに考えております。
再質問 5番 小田新紀
ちょっと認識がもしかしたら違ったらあれですけれども、言葉尻をつかまえてあれなのですけれども、局面局面ということではないのではないのではないかと私は思っていて、本当に全ての活動、答弁でもさまざまな場面でというご答弁もありましたけれども、そういうことではなくて、全ての活動において、当然根底に流れているものだというふうに思います。それ、そういったことを幕別町の教育に関わる職員の方、大人の方が、そういった条例だよということを認識しておられるのかどうかというところが、ちょっと懸念されるところなのです。何か単発な、こういうことで子どもの意見を聞いたよというような言葉は適切かどうかは分かりませんけれども、小手先で終わってしまうようなことであっては、本来の条例の意図とは違うのではないかというふうに思うのです。だから、そういった意味で、先生たち、職員、関わる大人の方々に、時間はかかると思うのですけれども、継続してそういったことを知ってもらう、あるいは教育長から思いを伝えてもらうというような場面というのがもっともっとあってもいいかというふうに思うのですが、いかがお考えでしょうか。
答弁 教育長 笹原敏文
今の小田議員のほうから言っていただきました、全ての場面でというようなところについては、公教育でもありますので、全てが子どもたちの意思によってというのは、なかなか難しい部分が、捉え方もあるかと思いますけれども、難しい部分もあるかと思いますけれども、局面局面というふうには申し上げましたけれども、その中で、それぞれの学校現場においては最大限取組をしている、そのように私自身は信じておりますし、取り組んでいただいているのであろうというふうに考えています。私自身の思いを述べる場面というのは、300人近い教職員の方々がいらっしゃいますので、それほど多くはありませんけれども、ただ学校に行く機会は、それ相当にありますので、必要な場面において、こうしたお話をする機会があった場合にあっては、直接、私自身も先生方にも呼びかけてはいきたいというふうには考えています。
再質問 5番 小田新紀
最初の答弁でも、具体的な実践につながるように要請していくというようなご答弁もいただきましたので、期待したいと思っております。二つ目の質問のほうの相談・安心のほうにも入っていきますが、昨今、不登校、いじめということも耳にすることが多くなりまして、その理由は本当にたくさんあるかと思うのですけれども、私はいろいろと聞くに当たって、自分なりには子どもの一人一人、答弁にもありましたけれども、寄り添った対応というところが、少し十分ではないところもあり得て、そういったことにつながっていくこともある、そういう事例もあるのかなというふうには思っています。何か本当に子どもの権利に関するこの条例の、先ほどからの繰り返しになりますけれども、本当に根底に流れるところが、関わる大人にしっかりと意識づけされていれば、またちょっと違った対応もあったのかなというふうに思っているところもあるのですけれども、それらを含めて、子どもたちにはやはり学ぶ権利というものがしっかりあるわけでありまして、何かその権利を、うまく確保できていないというような状況なんかは、昨今いかがでしょうかという、そんなことが教育委員会の把握、理解の中でも、どのように評価されているかということについてお伺いしたいと思います。13:30(野原議員退場)
答弁 教育長 笹原敏文
いじめですとか、不登校ですとか、さまざまな問題、町内にも実際にあります。答弁の中でも触れましたけれども、令和6年の10月からICT端末を活用して、「おなやみポスト」というアイコンを直接デスクトップに貼り付けて、直接子どもたちが、そこに書き込みをして相談できる。その中身には、やはりさまざまなものがあって、きっと子どもたちの普段の様子から、十分つかみ切れなかったような、そうしたような困り事がそこには書き込まれていたのかなというふうに、正直思っているところもあります。そうした部分にあっては、やはりふだんの子どもたちの様子が、十分先生方の目を通して、つかみ切れているのかどうなのかというところは、やはり気をつけていかなければならないのかなというふうに思っていますし、そうしたおなやみポストの投稿を、一つ一つ学校現場でも内容を確認する中で、今後の対応に十分に生かさなければならないと、私自身はそのようにも考えております。
再質問 5番 小田新紀
今、お話しありました、おなやみポストですけれども、具体的に件数的には年間どのぐらいあるのかということと、今、教育長がそれを生かしながらというご答弁をいただきましたが、その辺を生かしていけるような、横の連携も含めたシステム体制というのは、どのようになっているでしょうか。
答弁 学校教育課長 酒井貴範
おなやみポストの相談件数ですが、令和6年10月に子どもたちの端末から入力できるような設定をしております。令和6年度でいいますと、小学校3件、中学校4件、合計7件の利用がありました。件数は、以上であります。現在、令和7年度2月末でお伝えしますと、小学校で7件、中学校で1件、合計8件の利用がありました。連携しているシステムの件ですが、入力がありますと、北海道の教育委員会のほうから町教育委員会のほうに連絡が来ます。それをもって学校のほうに書き込みがあったということでお伝えし、いじめの相談については、校内のいじめ対策委員会、そういったものを設置しながら組織的に早期に対応しているところであります。
再質問 5番 小田新紀
はい、分かりました。数が多いか少ないかはちょっと分からないところではあるのですけれども、一定程度浸透はしているというか、認知はされているのかなというふうに受け止めています。子どもたちにとって、使いやすいシステムというか、安心できるシステムであればいいなというふうに思いますので、そこら辺は中身や状況を見ながら改善が必要であれば改善を図っていっていただきたいなというふうに期待したいと思いますが、このシステムの件ですけれども、学校に伝わるということは分かりましたが、その後の体制として、要は学校だけに頼らないような、町として、あるいは教育委員会として、みんなで本当にその子たちの悩みをしっかり受け止めれるのだ、それからそれを解決していくという方向の体制というのが、今、そういった体制が十分にできているのかどうかについて、最後お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 笹原敏文
相談の内容が、いじめですとか、登校がつらいですとか、そんなような内容があったりもします。教育委員会のほうに伝わりましたら、速やかに学校のほうにも情報を伝えて、個別具体な対応をしていただいているというふうになっています。そうした中で、直接的に教育委員会のほうが、その問題解決に携われる機会というのは、それほど多くはないのですけれども、ただ、情報共有として、関連する機関にその情報を共有したほうがいいというものですとか、そうしたことを広く知ってほしいという場合もありますので、そうした場合にあっては、そうした情報を共有しながら、相談のあった児童生徒が、やはり一人で孤立するようなことのないような対応に努めているというところであります。13:35(野原議員入場)
再質問 5番 小田新紀
まさに本当に、教育長がおっしゃったように、その子が孤立しないようにということで、本来であれば、最初の学校の時点で全てが受け止めてもらえて解決できればいいのですが、体制的にも全てがうまくいくわけではないですし、ケース・バイ・ケースによって、そういったところで受け止めてもらえると。どこまで解決できるかは、ケース・バイ・ケースになるかと思いますけれども、子どもたち、あるいは保護者にとって、何かそうやって受け止めてもらえて、考えてくれている大人がいるのだというような安心感につながるような体制づくりを、さまざまな形でつくっていっていただきたいということを期待して、ここまでの質問については終わりたいと思います。三つ目の町内推進体制についてであります。本当に簡単なものではないということは、私も思っていますし、先ほども、小手先だけの形式的なものだけであるものではないだろうというふうにも思っております。こども課を中心に、いろんな取組をされていることについては理解はしております。それがどこまで本当に浸透していっていけるのかというところが、これからも永遠の課題かなというふうには思ってはいるところですが、ある程度連携を取りながら、そして評価というところも、組織としてやっておられるということについては、答弁で理解したところであります。いわゆる現状として、町長の目から見まして、今のそういった連携体制であったりとか、職員の浸透具合、理解度というところについては、現状ではというところでは、どのように評価されていらっしゃるでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
答弁の中で申し上げましたけれども、この問題については、大人がいかに子どもの人権、一人の人間として権利を尊重してあげられるかに私は尽きると思っております。そういう意味で、職員が、小学校、中学校の義務教育の先生であったり、幼稚園、保育所の先生方の一人ひとりが、やはりしっかりと思いを持って接してあげるということが、一番大事だろうというふうに思っております。そういう点でいきますと、これが今十分かどうかというと、まだまだ道のりは、私は長いし、これは粘り強くやっていかないと駄目だろうというふうに思っています。ですから、評価も121項目評価すると言っていますけれども、この評価で何かが出るわけではなくて、私はこの評価を通じて、子どもに対する思いを広げていくということが大事であって、これでやっているねということで、いいねなんていうことには、そんな単純なものではないというふうに思っているところであります。
再質問 5番 小田新紀
まさにおっしゃるとおりだというふうに思いますが、町長のお考えをそのまま評価を通じて、職員も理解していくということを期待しておられるということですが、それもなかなか簡単なことではないだろうなというふうに思います。先ほど、教育委員会のほうからも、先生たちへの研修もされているということであったのですが、実際、直接聞くと、先生たちの中でも、そういう条例があったことを知らなかったという先生も、最近でも複数おられるというような状況であることは、それがいいか悪いかは別として、現実としてはそういう現実があるということであります。これらの取組の中で、いわゆる全職員が、これも個人差は当然あるわけですけれども、こうした条例がこの町にあって、その根底でということが、以前の町長のご答弁にもありましたけれども、そういったことが基で施策に取り組まれているというような、そういった啓発ですかね、町長からの啓発とか、そういったものについてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これはまだまだ十分であるとは思っておりませんので、引き続き、職員、地域、施設、本当にあらゆる全町ぐるみで対応していかなければ、浸透しないものであるというふうに思っていますので、引き続き職員に対しても、しっかりと気持ちを持って接していくということを、お願いしていきたいというふうに思います。
再質問 5番 小田新紀
期待したいと思います。四つ目の啓発についてに移らせていただきます。まず、本当に今までの話の中と同じで、啓発といっても、本当に何かやれば浸透するというようなことでは全くなくて、本当にいろいろな仕掛けをしながら地道にということは、重々理解しております。最初に、まず「子どもの権利」絵画コンテストというご答弁もありました。私も展示も見せていただきました。この取組自体は身近なテーマとして考える機会をつくってあったりとか、また、絵で表現するということについての意義というのはすごくあるというふうに思いますので、取組自体はすごく評価しているところではあります。ありますが、その出口というか、絵を描いて終わることではないだろうということだと思っていますが、その子どもたちが思いを込めた絵を、どう大人が受け止めて、そこから啓発につなげるか、地域の人たちの理解につなげるかということが大事なのではないかと思いますが、現状ではいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
絵画コンテストについては、絵を描くことを通じて、子どもたち自身にとって、非常に浸透しているというか、自分たちにはさまざまな権利があるのだということを分からせる機会としてはいいと思っています。ただ、それがその次の、言ってみれば最後は大人ということになるのですが、大人にとって、保護者はまだ一緒に見てもらって、ああ、そうだなとかといろいろ感じるところがあると思いますが、なかなか一般町民ということになると、そこまで広がりがあるかといったら、そこまでは行っていないだろうなというふうに思います。そういう意味では、これが全てではありませんので、これも含めていろいろな機会を設ける中で、浸透を図っていかなければ駄目だなというふうに思っています。
再質問 5番 小田新紀
私もこれが全てだとは全く思っていないのですけれども、一つの取組として、せっかくなので、本当に先ほど申し上げたとおり、悪い取組では全くないと思っています。もうちょっと発展性があると、よりいいなということでのお話ではあるのですけれども、これは賞ももらえるというか、一応優秀賞なのか何だかというふうなのはあると思うのですけれども、その評価、その賞の評価というものも、ちょっと細かい話なのですけれども、どういった基準で評価されているような取組になっていらっしゃるのでしょうか。
答弁 こども課長 山本充
先ほど言われましたように、賞というのは、最優秀賞が1作品、優秀賞が5作品となっております。審査につきましては、幕別町こども施策審議会の会長と副会長が、それぞれのテーマに沿って描いた絵の中で、うまく表現がされているかというのを、会長、副会長の考えの中で選んでいただいているという状況でございます。
再質問 5番 小田新紀
ありがとうございます。絵の評価とは難しいのですけれども、この意義の取組としたら、いわゆる絵の審査される方が、よりどういう基準で選ばれているのかというのはちょっとここでは分かりませんけれども、いわゆる優劣であったりとか、何か生き生きと描かれているねとか、そういったものでは本当はないかなというふうに思います。この事業の取組に関しては、どういった理解を子どもさんがされたかとか、そもそも評価するものなのかというところもあるのですけれども、それはまた違う目的の下で、そういうことも設定されているのかなというふうに思うのですけれども、駄目とは全く思っていないのですけれども、そういったことの一つ一つこれから取り組まれる事業、今はこの絵画コンクールについて話をさせていただきましたけれども、そういったこれから取り組まれる事業についても、何が目的か、この事業を通してどういうことを浸透させたりとか啓発したりとか、描いた子どもたちに対して。また、この絵のことにこだわって申し訳ないのですけれども、子どもたちも、これも描いただけで終わってしまっては意味がないだろうなというふうに思います。これを先ほどの繰り返しになりますが、大人の方がしっかり受け止めてくれているのだというような実感であったりとか、これが実現できる可能性があるのだなと思ってくれるような、そんなような取組、全ての事業においてそういったことが、考え方が必要かなというふうに思います。改めてお考え聞かせてください。
答弁 町長 飯田晴義
せっかく事業をやっているわけですから、どこで何をやっているか分からないでは、やっぱり何の効果も生まれないわけであります。ですから、多くの方が関わってもらうような仕掛けというのが必要だろうなというふうに思います。ですから、絵画コンテストであれば、例えば何か物でつるというのは好きではないですけれども、参加賞をあげるとか、あるいは賞を決めるのに、投票によって決めるとか、いろいろな関わり方を拡大していくと、多くの方が関わっていくような仕掛けというのは考えられると思いますので、そこを今後、事業を単にやるのではなくて、多くの人に関わってもらえるような手法を用いてやっていきたいというふうに思います。
再質問 5番 小田新紀
本当にその後にご紹介いただいた小学生議会、中学生、高校生議会であったりとか、いろいろなところで、形として意見表明をさせて、そういった場面というのがあるということでありますが、今、言ったことの少し繰り返しになってしまうかもしれませんけれども、その後がどうなのかというところです。もちろん、子どもが発言したから、意見を言ったから、それを全て実現させるということでは全くなくて、どういうふうにやっぱり聞いたものを受け止めて、我々職員も議員も含めてですけれども、どうやってそれを生かすというか、受け止めて、子どもたちがちゃんと自分が発したことについて、しっかりと大人が理解してくれたというふうな実感というところまで持っていかなければいけないのかなというふうに思いますが、そのいわゆる発信の仕方だったりとかというところも大事かなというふうに思うのですが、絵画コンクールもそうですし、今、挙げていただいたことも、ちょっとなかなか一般的には、その場にいた方には分かることかもしれませんけれども、外にはなかなか知られていないことが多いかなというふうに思います。先ほどご答弁いただいたことと重なってしまうかもしれませんけれども、より広くというところ、せっかくやっていることを一個一個、もっともっと強く発信していいかなというふうには思うのですが、改めましてご答弁をいただければと思います。
答弁 町長 飯田晴義
今やっている事業、あるいは今後やっていこうとする事業、まずは周知をしっかりしていくということが必要だろうというふうに思いますし、それとその結果についても、こういう結果になりました、あるいは誰がこういう賞を取りましたとか、そういうことを知ってもらうことが非常に大切であろうというふうに思っているところでありますので、そこはしっかりと、ただやったということではなくて、やったからにはある程度の成果、効果が出たよというような組立てをしていかなくてはならないなというふうに思います。
再質問 5番 小田新紀
本当に学校現場のほうもそうですけれども、やっぱり本当にこの条例を深く研修しないと、本当の意図というのが浸透しないだろうなと思っています。本当にこれまでの質問の繰り返しになってしまうところがあるかもしれませんけれども、子どもから意見を聞いて、それを生かしました、この場面で生かしましたということだけでは意味がないというふうに思っていて、全てのこの町に住む子どもたちが、自分が意見を言ってもいいんだ、そして安心して言えるのだ、それを大人がしっかり受け止めてくれるのだというような社会づくり、まちづくり、そういったことが全ての施策において本当に必要だというふうに思いますし、学校現場の先生たちにも、そこまでの理解をしてもらうということの仕掛けが、本当に必要だと思っています。私なりに、四つに分かれるかなと、対象がですね。本当に子どもたちに直接関わる事業所であったり組織、主に学校が中心になるかなと思います。それと、今、子育てに直接関わっている保護者の方とか親類の方とか、そういった方々、それから三つ目はそれ以外の大人の方、ちょっと大きく分け過ぎですけれども、それから子どもたち自身ですね、子どもたち自身にそういう権利があるのだよということを、それも押しつけではなくて、自然の中で知ってもらうと。そういった私なりには四つぐらい大きな、もっともっといろんな見解があるかもしれませんけれども、それぞれにちょっとアプローチの仕方というものは違うのだろうなと。共有するところ、共通するところがもちろんありますけれども、それぞれの仕掛けの仕方というものがあるのかなというふうに思いますが、そういったところというのを、もう少し精査していただきながら、ほかの仕方もありますけれども、そういったことを精査して、せっかく庁内連携でいろいろな部署でやられているわけですので、この部署ではこういう役割だよねといったところの整理と浸透、そういったことも改めて必要かというふうに思います。いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは一番初めの答弁にもありましたように、これは単に子どもがどうだとか、大人がどうだという話ではなくて、全町での取組が一番大切ではありますから、そうなると内部的にもいろいろな部が関わっている。その部の中でやれることというのは、多くはないかもしれませんけれども、気持ちを持ちながら、この条例の精神をしっかり押さえながらやれることというのは、それぞれの部門においてあるというふうに思いますので、そこをいま一度、この条例の目的とする、意図とするところを勉強し直して、そして各部門における、各部署における仕事にも、そのエキスを何ぼかずつ反映してもらいながら、日常の業務に当たってもらうことが大切だろうというふうに思います。
再質問 5番 小田新紀
大きく最後の質問になるかと思いますが、地域の方への理解されている、徐々に理解されているだろうというようなご答弁もありましたが、そこを毎年毎年ではないですけれども、何かの機会にはかる必要もあるかというふうに思うのですが、はかることを通してまた知ってもらうというようなことの意味も含めて、地域の方々にどれぐらいこの条例を知ってもらっているのか、結構知らないと思います。なかなか私の周りでも、知らない人のほうが多いなという実感ではあるのですけれども、それは証拠も何もないのですが、実感としてはそういう肌感覚もあるのですけれども、そういった検証ですね。単にアンケートをするどうかは別として、そういった検証を、何か方法を、今、ご検討されているようなことがあれば、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは非常に難しいと思うのです。アンケートを取ったから、どれだけ浸透しているなんていうことが分かるものでもないので、問題は条例の条文なんかは、言ってみればどうでもいいのです。条例の意図するところをどれだけ押さえて、そのことを踏まえて行動しているか。特に子どもたちに対して、大人の常識の枠にはめないで、しっかりと条例の意図を汲んで接していくことが大切だろうというふうに思っております。そうなると、まさしくどれだけ浸透しているかということを把握するのは、非常に手法として難しいだろうなと思います。ですから、これをやるにしても、おいそれとはやれないなと思います。ですから、まずは各部署、庁内各部署において、子どもの権利条例の意図するところ、目的というところをしっかりと押さえた中で、日常業務に生かして、そういうことを含めて、子どもの権利条例の意図しているところを含めて、日常業務に当たってもらう。そういう中で浸透度を高めていきたいというふうに思います。それで、どれだけ浸透しているかということをはかる手法については、当面いい方法を今のところ思いついてはおりませんので、そこについては研究課題にしたいと思います。
再質問 5番 小田新紀
はい、分かりました。この間も、何もしてこなかったわけでは当然ないわけで、行政の皆さんもいろいろな仕掛けをしてくださっていると。そういった中で、現時点で地域の方、あるいは学校現場であれば教職員が、そもそもこの条例を知っているのかというところも含めて、何らかの形で現状を知るというようなことが必要かなというふうに思いますが、手法等々、中身については、今、町長のご答弁も私も理解しているところではありますので、また改めてご検討をいただければと思います。ただ、私は改めてこれを今回質問も、ふだんから意識していることではあるのですけれども、改めて意識している中で、学んだ中で、やっぱりこれが本当に浸透した暁には、単に子どもの権利ということだけではなくて、それぞれ人同士の尊重し合いだったりとか、生きやすさであったりとか、住みやすさということにやっぱりつながっていく、本当にまちづくりにとって、すごく大きなポイントになることなのかなというふうに思っているところであります。独りよがりの考えかもしれませんけれども、本当にまちづくり全体という意識の中で、誇るべき条例だというふうに私は思っていますので、町長自らも強く思いを持って、町のアピールとしても、もっともっと発信していただきたいなという期待と、それに対してのご答弁をいただいて終わりにしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
確かに私もこれは非常にいい条例だと、制定者がそんなことを言ったらおかしいのかもしれませんけれども、非常に前文からして、私は、これはすばらしい内容になっているというふうに思います。ですから、小田議員がおっしゃるように、これを誇るべき条例だということも、私は同じ考えてありますのでも、問題はやはり条例があればいいのだという話ではなくて、条例の中身をいかに実現していくかということでありますので、そのことも含めて、もう少し私も力を注いでいきたいなというふうに思います。