蘭越町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
子どもの体験機会への支援について
2026年3月11日、蘭越町議会の一般質問で、佐々木雄三議員が「子どもの体験機会への支援について」質問し、教育長 渡邊貢が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木雄三 議員
- 答弁者
- 教育長 渡邊貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 佐々木雄三
1番佐々木です。1点、質問させていただきます。子どもの体験機会への支援について、教育長に伺わせていただきます。令和6年12月定例会において習い事への助成について質問したところ、少しずつ進めていきたいという旨の答弁がありました。その習い事へつながるような段階的な制度設計の提案を含め質問させていただきます。本町におきましては、各種スポーツ教室や文化的体験教室の開催など、多岐にわたる支援が行われていることは承知しており感謝しております。しかしながら、より多くの子どもたちに、町外も含めた多くの種類の体験機会を与えることで子どもたちも自己肯定感や生きる力、挑戦する力の拡大につながると考えます。家庭の経済状況や体験場所に左右されず、子どもがやってみたいに出会える機会が確保される事業が必要ではないかと考えます。そこで2点、伺います。1、習い事助成についての現在までの検討状況。2、子どもの体験機会についてのお考えと、体験する機会への支援の必要性について。よろしくお願いします。
答弁 教育長 渡邊貢
佐々木議員の子どもの体験機会への支援についての御質問にお答えします。はじめに、1点目の習い事助成についての現在までの検討状況についてでございますが、習い事は、子どもたちの家庭の状況や居住地域に関わらず、人格形成や社会性の発達に大きな影響を与えると同時に、将来の選択肢を広げるための重要な機会であると認識しております。教育委員会といたしましても、令和6年12月定例会における佐々木議員からの御質問を受け、他の自治体の導入事例や、対象とする習い事の範囲、公平性の確保といった課題などについて検討を進めてまいりました。また、昨年策定された第3期蘭越町子ども子育て支援事業計画のニーズ調査において、一部の保護者から習い事などへの費用助成を求める声が寄せられておりましたが、全体の回答割合としては限定的であり、現時点での優先的な要望としては行き届かない状況であると分析されております。担当する住民福祉課においても、慎重に検討を重ねたところではございますが、習い事のできる環境にある家庭に支援が限定されることで偏りが生じる懸念があり、全ての子どもに対して一律かつ公平な支援を優先したいということを踏まえまして、昨年3月に開催された子ども子育て会議において意見がまとめられた経緯がございます。今後におきましても、子どもたちの習い事の利用状況や保護者のニーズ、子ども子育て基金の活用、財源の確保等も含めながら、子ども子育て支援事業計画の推進に併せて習い事の助成について慎重に検討を進めてまいりたいと考えておりますので御理解願います。2点目の子どもの体験機会についての考えと支援の必要性についてでございます。子どもたちに多くの体験機会を与えることは、子どもの好奇心や可能性が広がるとともに、創造性や柔軟な思考が養われ、挑戦する力や生きる力を育む上で大きな影響を与えるものと考えております。教育委員会といたしましては、現在行っているスポーツ教室や町民センター講座等の充実に加えまして、まずは学校教育活動の更なる充実を図ることで全ての子どもたちに質の高い体験、これを等しく提供していきたいと考えております。また、支援の必要性につきましては、助成が行われることで保護者が安心して様々な経験をさせることが可能となり、経済的な負担が軽減され、より多くの子どもが習い事、体験機会を得ることができるものと考えます。その一方で、スポーツ少年団への間接的な助成、給食費の無償化や奨学金、スキーリフトシーズン券の一部助成をはじめ、新年度予算では、これまで半額を助成しておりましたスキー授業のリフト券を全額助成で計上しており、今後も保護者負担に配慮しつつ、公平かつ平等な体験機会を各学校と相談しながら創出してまいりたいというふうに考えております。その上で、習い事への支援も含め、学校での学びと社会教育が滑らかにつながるよう、子ども子育て会議を中心として事業の効果や優先度等を見極めながら検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解願います。
議員の質問 1番 佐々木雄三
答弁ありがとうございました。1につきましては、現状、やはり優先度は低いものというふうな認識をしております。ただ、今後も検討していく、子ども子育て会議の中でも検討していくというような回答だったと思います。また、公平性の担保等難しい面もあるというような認識は、私も同じような考えであります。また、2の子どもの体験機会についての考えと、体験する機会への支援の必要性についての答弁ですが、私自身も同様の考えで、また学校教育の中で等しく提供していきたいというようなお考えだったと思います。また、現在、スポーツ少年団であったり、間接的な支援と本町では子どもたちに対して多くの支援をしていただいているということも理解をしております。ただ、その中で前回、私が質問したときに、直接、習い事への支援はできないのかというのは、実は、僕もあの後少し考えて、少し乱暴だったのかなっていうのがありました。子どもにとって習い事っていうのは、まず興味、関心から入るのかなっていうことに気づきまして、であれば、興味、関心につながるその体験の部分、そこへの助成、支援というのを町のほうからやっていただけないかということで、今回、このような質問に至りました。その中で、今回、私が教育長に提案というか、考えをお聞きしたいのは、この習い事のきっかけである段階的に全ての子どもに体験機会を用意して、興味、関心の芽を育てる機会を作っていただきたい。そして、そのあと継続的に取り組みたい活動については、習い事支援につなげるような、体験から興味を持ち、そして習い事というようなステップ型の支援モデルを是非、作って検討していただきたいなと思っております。この制度の基本構造としましては、今、述べたように、ステップ型の支援というのを考えておりまして、今回の質問においての体験機会の保障を与える、準備するという部分で、スポーツや文化、自然体験などの参加費の部分、そういった部分を支援いただけないかと。そういった部分でまず、興味、関心の芽を育てる中で、ステップ2として、体験を通じて興味を持った活動を継続する場合、習い事の費用を一部支援といったようなかたちができないのかなと思っております。また、最終的には地域団体や指導者との連携によって、より子どもの挑戦機会を拡大していく、そういったような3段階的な支援の包括的な支援ができないのかなと思っております。前回、質問したときに、一律で5,000円だったり1万円の支援をというような話だったんですが、今回も支払方式に関しては、基本的にはその体験教室等での支払いは、保護者の方が支払って償還払い方式、そういったものを取っていけたらなと思っています。そうすることで、段階的に導入する、また、償還払いを導入することで、財政負担という部分もちょっと抑制できるのかなと思ってます。また、ふるさと納税ですね。子育て支援分野の活用であったり、子育て基金の活用によって、財源的な問題もそれほど難しくないのかなと思っております。また、この制度設計をする導入することによって子どもの非認知能力の向上、また家庭の教育費負担の軽減も期待されるのではないかなと思っています。今回の提案は、いきなり大規模な習い事助成を行うものではなくて、まず体験機会を広げるところから始める段階的政策ということを理解していただけたらいいなと思っております。我が町のような小規模自治体でも実施しやすく、子どもの可能性を広げる持続可能な子育て支援施策として、是非、検討する価値があると考えます。そして、何より体験は子どもの未来への投資だと思っています。教育長の考えを改めてお聞かせください。
答弁 教育長 渡邊貢
佐々木議員の再質問にお答えします。ステップ型の提案ですね、段階的な支援ということでございます。本当に提案型、いい提案だと思います。ありがとうございます。まずですね、先ほど言った体験型の話をちょっとさかのぼります。まず、私の子どもに対する質の高い体験ということで、具体的にですね、これは言うと学校支援地域本部事業というのがございます。ここを具体的にちょっと出しますけども、この事業の中で、例えば、プロの音楽家を外部講師に招いて特別授業を行うだとか、あと日本舞踊の師匠を招いて、外部講師に。あと陶芸体験、それからゲストティーチャーを招いて色々やる。それと、今年、つい先月の2月にはですね、郷土芸能の体験として、讃岐の瑞穂神楽の方来ていただいて、そういう体験をすると。ついこの間ではですね、昆布小学校で池田龍生くん、雪印メグミルク所属のですね、ジャンプ選手ですけども、そういう選手も来てこういう講話、クロカン指導を行ってもらっています。あとは来年ですね、ちょっとこれは今、予算化も進めてるんですけども小学校、蘭越、昆布の小学校4年から6年生約90名、この90名を劇団四季公演としてですね、岩内に来るんですね。こういう鑑賞の教育、バスで連れて行ってこういう教育をしたりですね、様々なこういう体験をまだまだいっぱいあるんですけども、これは新しいことも取り入れながら、まずは子どもたちに学校現場で、学校教育としていろんな体験をさせることによって、そのつながりから生まれる習い事を今、段階的に提案していただきました、そういうことにつながっていくのかなというふうに思います。もう一方では、あと来年度は、来年度、今、芸能文化祭、これらやってるんですけどもこの芸能文化祭のあとにですね、習い事をやっている方々、例えばピアノだとか、ダンスだとかドラムだとか、結構やってる方いらっしゃいまして、これらの子どもの習い事の発表する機会を作れないかということで、今、目指しております。そうすることによって、保護者も子どももですね、いろいろとそういう機会の創出等含めて、また次の習い事のこれから支援のほうにつながっていくわけなんですけども、そういうことのステップ型の提案をいただきました。是非、そのへんも含めて前向きに検討していければなというふうに考えておりますので御理解願いたいと思います。以上です。
議員の質問 1番 佐々木雄三
ただいま子どもたちには質の高い体験をいろいろ準備してプロを招いていたり、有名な選手を呼んでいったりというかたちで担保していくような御説明だったと思います。また、芸能文化祭の中で子どもたちに習い事だったり、そういったものの発表の機会を提供していきたいというようなことだったと思います。教育長の答弁の中で、子どもたちの体験機会であったり、体験する機会の大切さ、重要性に関しては、私と同様の考えなのかなとは理解しております。そういった中で、今、子育てを私しているんですが、子育てをしている中で改めて感じるのは、子どもたちが様々な体験を通して、自分の可能性を見つけられる環境の大切さなのかなと思います。私自身も小、中時代を本町で暮らしていく中で、体験をし、経験をしたことで、ある競技を続けることができたと思っております。これから本町の子どもたちが、将来、この町で育ってよかったと思える体験や経験を積めるような環境づくりをすることで、移住者の増加や、その可能性や、失礼しました。本町の子どもたちが将来、この町で育ってよかったと思える体験や経験を積めるような環境づくりを期待し、私の質問を終わりたいと思います。
答弁 教育長 渡邊貢
再質問にお答えします。今、私の手元に子ども子育て会議のニーズ調査の結果がございます。ここの中でですね、例えば、フリースクールの関係、それから入学時の制服、中学校の制服だとか、あとジャージだとか、そういう備品関係、それからあと屋内の遊び場、そういう施設もほしい。あとは給食費の支援だとか、体育館へエアコンつけてほしいとか、こういう要望も様々上がってきております。こういう子どもの環境整備も含めてですね、子どもの中身の、内面のことも含めてなんですけども、これは佐々木議員と私の中でも一致している考えだと思います。その上で、こういう環境を整えつつ、教育現場としっかり、学校現場とも協力しながら、まずはそこをじっくりやっていって、次のステップにつなげれるように努力してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解願いたいというふうに思います。以上です。
議員の質問 1番 佐々木雄三
終わります。
議員の質問 1番 佐々木雄三
はい。