訓子府町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月12日
学校教育の充実の取り組みについて
2009年3月12日、訓子府町議会の一般質問で、小林一甫議員が「学校教育の充実の取り組みについて」質問し、教育長 山田日出夫が答弁しました。
- 質問者
- 小林一甫 議員
- 答弁者
- 教育長 山田日出夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 小林一甫
複雑な社会情勢が、子どもたちに与える影響が、良くも悪くも強くなってくると思いますが、これからの「学校教育の充実」の中での取り組みについて、3点をお伺いしたい。1点目、「全国学力・学習状況調査」を実施するとあるが、結果の公表はどのように考えているのかお伺いをいたしたい。2点目、情報教育の取り組みは、今の子供たちにとっては必要不可欠であると思うが、使用を間違えると本人はもちろんのこと、周囲の人たちをも巻き込んでしまう危険な要素も含んでおります。情報機器の取り扱い、利用する上でのモラルと指導の徹底は十分なのかお伺いをいたしたい。3点目、国際理解教育の必要性から、語学指導助手を採用しているが、語学指導助手への援助は十分にされているのかお伺いをいたしたい。以上、3点についてお願いいたします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
「学校教育の充実の取り組みについて」3点のお尋ねをいただきましたのでお答えいたします。1点目の「全国学力・学習状況調査の結果の公表について」のお尋ねですが、この調査は全国的な義務教育の機会均等と水準向上のため、児童生徒の学力や学習状況を把握、分析することにより教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ること。また、各教育委員会、学校等が全国的な状況との関係において、自らの教育の結果を把握し、改善を図ることを目的として、文部科学省が学校設置者の協力を得て実施しているものであります。本町におきましても、学習指導等の改善を図るうえで意義あるものと考え参加しているものであります。この調査は、文部科学省が定めた実施要領に基づき行われるものでありまして、調査結果の公表につきましては、序列化や過度の競争につながる恐れが払拭できないことから、都道府県教育委員会は、個々の市町村名、学校名は明らかにした公表は行わないこと。また、市町村教育委員会は、当該市町村における公立学校全体の結果を公表することは、ぞれぞれの判断に委ねること。ただし、域内の学校の状況について個々の学校名を明らかにした公表は行わないこと。学校は、自校の結果を公表することにつきましては、それぞれの判断に委ねるとされているものでございます。さらに、情報公開請求があった場合にも不開示情報として、取り扱うこととされています。このことから、本町では、文部科学省の実施要領や北海道教育委員会の指導に基づくとともに、学校数が少なく学校が特定されることなどから、公表しないこととしておりますので、ご理解をお願いいたします。次に2点目の「情報機器の取り扱い、利用するうえでのモラルと指導の徹底は十分なのか」とのお尋ねでございますが、近年、コンピューターや携帯電話の情報機器によるインターネット犯罪や違法、有害情報などにより事件、事故が多発しております。このため各学校においては、総合的な学習の時間や各教科などにより、コンピューターを使用する際にネットワーク上のルールやマナーについて指導を行っているところであります。さらに、防犯教室の際にも警察の方にインターネットの使用にあたっての注意事項を指導いただくとともに保護者にも周知しながら、家庭との連携を図っているところであり、今後ともそのような指導の充実に努めてまいりたいと思います。また、携帯電話につきましては、アンケートの所有状況調査の結果に基づきまして、各校PTA役員や保護者との懇談会の開催や保護者へ分析結果を配付し、子どもたちと携帯電話の必要性などについて、家庭で考えていただくよう取り組んでいるところでございます。次に3点目の「語学指導助手への援助は十分にされているのか」とのお尋ねでございますが、語学指導助手は、異文化や異なった習慣等を学ぶために、日本に自ら希望し参加している方であり、多数の応募の中から審査を経て都道府県や市町村に配置されているものであります。しかし、実際に来日し各市町村に赴任し仕事や生活をしていくうえで、言葉や文化、習慣等の違いにより戸惑いがあるものと考えております。このため言葉の違い等から、コミュニケーションにも課題があり、語学指導助手の途中帰国につながったものと考えておりますが、今回は個人的な極めて特異なケースともいえますので、引き続き学校や教育委員会においては、語学指導助手の私生活にも配慮しながら、対応にあたっていきたいと考えております。また、いつでも気軽に相談に応じることや日常からの声かけなどにより、積極的にコミュニケーションを図るように努めてまいりたいと考えております。
質問 10番 小林一甫
ただいま、教育長のほうから3点についてお答えがございました。若干再質問をさせていただきたいと思います。まず、1番の調査結果の公表はしないということでありますが、やはり今、どの位置に自分たちがいるのか、子どもたちに対しては、今、何番だとかどの位置にあるのかということについては、公表といいますか、知らせていると思うのですが、そのようなこともなければ、何かこれに対して何のためにやっているのかというようなことになろうかと思います。子どもたちにも公表はしてないということなのですか。その辺よろしくお願いします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
結果は、個人に戻しております。ただ、順位がどこにあるかということまでは、お伝えしていないということであります。
質問 10番 小林一甫
それが、例えば、個人のテストの点数だけで、後は何も知らせないということなのでしょうか。全国的に何番位というような表示の仕方も何か子どもたちのそういう勉強といいますか。テストに対する心づもりといいますか力の入れ方も違ってくるというような考えをしておりますが、そのようなこともないということなのでしょう。それと、子どもたちの例えば、学力もそうですが、体力的に、北海道はかなり下のほうに位置しているというようなことも聞いておりますが、本町では、そのようなことの指導とかいろいろな部分で、教育委員会がその辺は、北海道教育委員会から、体力低下について、一応前向きな考え方で乗り出したということでありますので、その辺はもう当町には、指示があったのかどうか。お伺いをいたしたい。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
前段で結果を子どもさんに伝わっているのかという部分で少し補足したいと思います。当然、テストでございますから、成果と課題というものが浮き彫りになります。これは、全国的にも浮き彫りになりますし、その全国の成績と対比して、都道府県さらには市町村さらには学校ごとの成果と課題が浮き彫りになります。これらは、学校を通じて日々の今後の指導に活かすように、十分配慮するよう指導し、引き続き注目をしているところでございます。それと後段で今お尋ねありました体力も含めて、北海道教育委員会から新たな取り組みも含めて情報が提供されているのかということでございませんが、他の議員さんの質問にもあったかと思いますが、体力、学力も含めて、北海道的な課題、北海道教育委員会は十分に認識しておりまして、新たな授業のプランも策定しているようであります。まだ、十分には私どものほうにその授業の形は伝わってきていませんが、教育関係の新聞報道等で、一部把握しておりますので、今後、具体の指導や情報の提供があるものとして注目しているところでございます。
質問 10番 小林一甫
時間がございませんので、次に移らせていただきます。2番目の情報教育の取り組みにつきましては、ただいま答弁があったわけでありますが、いろいろな例えばパソコンなり携帯が、これだけ普及している中で、子どもたちに使ったら駄目だ。これはいいよというようなことで、指導されている部分もあるのかと思うのですが、やはり今、この問題を放っておきますと本当に子どもたちが予期しないような事件に巻き込まれてしまいます。例えば、裏サイト、闇サイトとか本当に子どもたちが、何気なくボタン押してしまい、それに入っていくというようなことも考えられますので、やはりこの部分は指導徹底といいますか、教育委員会と学校と十分タイアップしながら子どもたちに、やはり教えていかないと、教えてといいますか指導していかなければ、子どもたちはあるから使う。そのような状況であれば、やはりこれから、事件に巻き込まれる恐れも出てくるのかなと思います。これは、老婆心で心配している部分なのかもしれませんが、ぜひそういうことで、教育委員会として、十分学校と協議をしていただきたいと思いますが、その辺についてもう一度お伺いいたしたい。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
答弁でも申し上げましたが、非常に便利な道具でありますコンピューター、携帯。使い方によっては、情報を取り入れたり、コミュニケーションを図ったり、親が子どもの所在を確認したり、非常に使い方もある一方で、今、議員ご指摘のように、使う人間が全て良い人間ばかりではないということも含めて、危険性が潜んでいるということであります。それで今回、教育委員会としましては、携帯の良い面、悪い面に着目し、どのように子どもさんを中心に使っていただいたら、良いのかということを心配しまして、やや先駆けた形で、家庭内での話し合いの下にアンケートの調査を行いました。ここでいろいろなことが分かりました。特徴的なことを2、3点述べます。1つは、以外に持っていないということが1つ。20%前後です。それともう1つは、子どもが携帯に対して、思っていることと親御さんが期待していることにズレがある。子どもは、どちらかというとメールとかゲーム。場合によっては、インターネットとつないでというようなことがあるのですが、まあ楽しい使い方を目指している。親は、子どもさんの所在確認です。連絡と所在確認に使う。期待しているものと少しズレがあります。子どもさんの使い方の先には、議員ご指摘の非常に心配な部分が潜んでいるということであります。今回、この結果を丁寧に分析したつもりです。分析して冊子にまとめましてPTAの役員、保護者の懇談会で、あえてこの問題をもう1度取り上げております。これは、家庭での子どもの過ごす時間のほうが、圧倒的に学校より多い訳です。学校に居ると大抵、携帯電話は、預けて授業に臨んでいますから、家庭での使い方が、一番のポイントになると思います。それでPTAの皆さん、保護者の皆さんにも分析表をお渡しして、もう一度家庭で、そしてPTA的に、これを考えていただけないかという趣旨で対応しておりまして、参加されていた皆さんの中からは「これからも携帯の問題については、全体的に気を付けて、気にしながらいこう」というような共通の認識が得られたと思っております。これからも引き続き授業におけるパソコンの使い方、それと家庭、学校における携帯電話等の使い方について、教育委員会は、重大な関心を持ち学校と連携してあたってまいりたいと思っております。
質問 10番 小林一甫
時間が来ましたので、これで私の一般質問を終わります。