みんなの議会

訓子府町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日

学校教育の充実

2011年3月11日、訓子府町議会の一般質問で、小林一甫議員が「学校教育の充実」について質問し、教育長 山田日出夫が答弁しました。

質問者
小林一甫 議員
答弁者
教育長 山田日出夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 小林一甫

それでは、次に移らせていただきます。学校教育の充実についてであります。「新学習指導要領」実施に向けての現況と今後の取り組み方についてお伺いをいたします。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

学校教育の充実について、お尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。「新学習指導要領の実施に向けての現況と今後の取り組み方について」のお尋ねでございます。小学校は、2年間の移行期間が終了いたしまして、新年度から完全実施となります。また、中学校は、平成24年度から完全実施となることから、円滑な教育課程の編成に向け準備を進めてきたところでございます。小学校では、移行期間である平成22年度に比べまして、全学年で授業が69時数増えますが、教職員などの体制を整え新年度に備えております。また、小学校では、指導法の変化や指導量の増加に適切に対応するため、教師用指導書等を購入するための予算化をお願いしているとともに、外国語活動を担当する教員研修や語学指導助手派遣の日程調整も既に終えております。さらに、授業時間増に伴う授業展開の充実や児童の理解が進むよう、デジタルテレビや電子黒板、理科教材等の整備を進めてきました。なんと言いましても小中学校教育を支えるのは、一人ひとりの教職員の力によるところが大きいことから、平成23年度以降においても学校管理職及び一般教職員人事について一層力を入れてまいります。新学習指導要領では、次代を担う子ども達に変化の激しい社会を生きるための力を身につけていただくために「確かな学力」「豊かな人間性」「健康・体力」の知・徳・体をバランスよく育てることがうたわれてございます。教育委員会としましては、新学習指導要領だけでなく、学校が創意工夫を図り特色ある教育活動を展開し、学校、家庭、地域等が密接に連携・協力するための基盤づくりに引き続き努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

再質問 5番 小林一甫

ただいま、教育長から答弁をいただきました。少し再質問をさせていただきたいと思います。私も過去、一般質問の中で、新学習指導要領につきましては、教育長にお伺いをした経過がございます。小学校は今年から、中学校は来年度から実施されますが、中身につきましては、私なりにいろいろに理解をさせていただいたこともありますし、また、今の取り組みにつきましては、教育長から答弁をいただいたということで、これからの取り組みにつきましては、理解をさせていただきました。今回の新学習指導要領の基本的な方針が何点かある中で、特に、私が感じるものの中に、この辺の考え方はどうなのかというようなものもございますので、その部分につきまして、教育長からご答弁をいただきたいと思います。基本方針の中にあります1点でございますが、日本人としての自覚を持って、国際社会で主体的に生きるとともに、持続可能な社会の実現など公共的な事柄に自ら参画していく資質や能力の育成などの改善を図る ことでありますが、これからは、やはりこの方針に沿って、具体的に進められていくと思いますが、その中で、今この部分について、考えているものがあればお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

今、議員からお話ありましたように、新学習指導要領での大きな柱は、生きる力を養うことであります。その中で、急速に国際化が進んでいる中で、従前は、内向きと言いますか、若干、内向きに教育が進められてきたこともありまして、国際社会の中で外国の方々と友好的に地球人としてといいますか、生活をしたり、経済活動をしていったり、人間として生きていくことが大事であるということを改めて、再認識が行われたことと思います。その点では、学力だけではなく、学校での集団生活、友達や相手をおもんばかる心を育てたり、これは従前、日本人が持っている美しい心であると思いますが、そのようなことに着目したり、新たに外国語の授業が入り、中学校から行われていた英語の勉強が国際コミュニケーション、そして外国人の方と仲良くお付き合いできる。また、外国の文化を理解できるようなことで、新たに設けられた科目もございます。そのような総合的に今、議員が言われた点での強化が図られているものと認識しております。また、そのように授業の展開、学校活動を進めていくべきと考えてございます。

再質問 5番 小林一甫

ただいま、基本方針の中身の答弁がございました。確かにこれからは、外国に向けてのいろいろな発信をしていかなければならない時代が多分来ると思いますが、今の時点で、最初からどこまで取り組んでいくのかをきちんと把握しておかなければ、途中で挫折してしまう。特に、外国語の授業については、多分そうであろうと思いますが、語学指導助手の方を中心にして、取り組んでいくことでありますので、私が心配することではないかと思いますが、その辺の部分につきましても、やはり子どもたちが十分に理解して、前に進んでいけるように、特段の配慮も必要ではないかと思います。やはり、今、こう言ったら悪いですが、日本語でさえ満足に理解できない子どもたちも中にはおられますが、その方も含めた中で、全体的に外国語の理解を求めていけるような指導体制をとっていかなければならないのではないかと思います。時間はありますが、私の質問をこれで終わらせていただきたいと思いますが、最後に教育長として、この新学習指導要領の中で、これだけは訓子府独自のものがあり、他町村には負けないというようなものがあれば、最後にお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

前段で外国語教育の大切さを認識しながらも日本語の大切さを認識するべきとのお話がありました。まったくそのとおりだと思います。外国語の前に日本語、正しい日本語、美しい日本語を学んでいくことがすべての人間生活の基本だと思っております。国語の授業も旧学習指導要領からみますと全学年で84コマも増えております。全体ではかなり増えておりますが、やはり外国語が大事であり、短兵 急たんぺいきゅうにそちらばかりいくのではなく、国語の大切さが強調されておりますし、あらゆる科目において、国語の正しい使い方、理解を進めるようにと特段の明記もございます。心して学校教育に反映していかなければならないと思います。それと後段でありましたお話ですが、学習指導要領は、国が法令に準ずる拘束力を持つ形で定められているものであります。従いまして、この内容を改編することは、断じて許されないものであります。これに沿って、定着するように粛々と進めていくことが、第一義的な使命と思います。それに加えて、町の特色を出す一例を述べたいと思いますが、外国語指導においては、小学校5年生と6年生、それぞれ35時間ずつ新たに新設をされるものであります。週1コマの計算になりますが、議員からもお話がありましたように、本町はヘザーさんというALTがおりまして、すべての時間にALTが授業へ加わり、活きた生の英語、それと外国の習慣や文化を学ぶことにしております。このことは、他の町ではないと思っております。全部調べた訳ではありませんが、すべての時間にALTが入るよう、特に力を入れました。一端にすぎませんが、このように自分の町でできることを一生懸命これからも追及していきますし、学校の先生の皆さんにもご協力いただいて展開をしてまいりたいと考えております。以上です。

再質問 5番 小林一甫

ただいまの教育長から力強いご答弁をいただきました。今後とも子どもたちのために、ぜひ頑張っていただきたいと思います。以上で質問を終わります。

出典:訓子府町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる