みんなの議会

名寄市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月23日

小中学校教育にかかわって

2025年6月23日、名寄市議会の一般質問で、今村芳彦議員が「小中学校教育にかかわって」について質問し、教育部長 伊藤慈生が答弁しました。

質問者
今村芳彦 議員
答弁者
教育部長 伊藤慈生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 今村芳彦

議長より御指名をいただきましたので、通告に従い発言いたします。小中学校教育に関わって2点お伺いいたします。小項目の1、外国語教育の充実について。平成29年3月に学校教育法施行規則の一部改正と小学校学習指導要領の改訂があり、小学校、中学年からの外国語学習が本格的に始動しました。国際化社会に対応し得る外国語での対話を主軸に聞くこと、話すこと、読むこと、書くことを総合的に育成することを狙いとして、これまで様々な取組を通じて指導の充実が図られてきたところであります。本市においても令和7年重点施策としてALT職員の2名増員を行い、夏休み明けの2学期から着任される予定であるなど一層の充実が図られているものと考えておりますが、改めて外国語教育の充実に向けた取組についてお知らせください。小項目2点目、通級指導教室についてお伺いいたします。多様化する現代社会においても、同じく学校教育の現場においても児童生徒の状況は多様性を増しており、これまでも個人の特性に応じた教育を行う特別支援教育をはじめ、通級指導教室によるきめ細やかな教育が進んでいるものと考えております。現在の本市における通級指導教室の概要と在籍する学級との連携、協力の状況についてお知らせください。以上、将来を担う子供たちの伸びやかな成長を願い、建設的なやり取りができるよう期待して、壇上からの質問とさせていただきます。

答弁 教育部長 伊藤慈生

ただいま今村議員から大項目で1点について御質問をいただきました。私からの答弁となりますので、よろしくお願いします。初めに、大項目1、小中学校教育にかかわって、小項目1、外国語教育の充実についてお答えします。近年本市においては仕事や観光で訪れる外国人が増えてきている傾向にあり、児童生徒が外国人と触れ合う機会が多くなってきております。一方、本市の中学生の英語の学習状況については、平成31年度と令和5年度に実施された全国学力・学習状況調査の英語の調査では平均正答率が全道、全国平均を下回っており、また毎年度実施されている文部科学省の英語教育実施状況調査では、英検3級相当以上を達成した中学生の割合が全道、全国平均を下回っている状況にあります。このような状況を踏まえ、本市の児童生徒がグローバル化が進展する社会の中で国際共通語である英語になれ親しみ、英語を使って積極的にコミュニケーションを図ることができるよう今年度から児童生徒の英語力の向上のための取組を推進することとしたところです。主な取組としては、外国語指導助手、いわゆるALTの増員、小学校における指導体制の強化、小中学校が連携した英語教育の推進を考えております。ALTの増員については、児童生徒が生きた英語に触れる機会を増やすために現在の2名体制から2名増の4名とし、これまでALTを活用した授業時数が約4割だったものを約8割までに増やしたいと考えております。小学校における指導体制の強化については、小学校においても英語の免許を所有している教員が専門令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号的に指導できるよう小学校における専科教員の配置や中学校の英語教員が小学校で乗り入れの授業を行う体制を段階的に整えていきたいと考えております。小中学校が連携した英語教育の推進については、英語教育小中連携協議会を開催し、各学校の英語担当教員に参加いただき、小中連携をテーマに本市の英語教育の推進について協議を行ったり、日々の実践交流や授業づくりの研修を行ったりして、教員の指導力の向上を図りたいと考えております。このように今年度は主に3つの取組を中心に進め、スモールステップでの評価と改善を重ねながら児童生徒の英語力の向上に努めてまいります。次に、小項目2、通級指導教室についてお答えします。通級指導教室とは、大部分の授業を通常の学級で受けながら、一部障がいに応じた特別な指導を受けることができる教室で、本市では名寄南小学校に設置し、現在43名の児童が通級による指導を受けております。本市の通級指導教室における指導の状況については、それぞれの子供の実態に応じて週1時間から2時間程度個別指導を中心に指導が行われております。具体的には、発達検査などで明らかになった子供の特性を基に学習面や生活面での困り感を改善、克服するため一人一人の状況に応じた指導が行われているところです。また、発達障がいのある児童の中には集団活動への参加、コミュニケーション、対人関係などについて課題のあることも多いため、個別指導と小集団指導を適宜組み合わせて行い、教育効果を高めるようにしております。次に、通級指導教室で学ぶ児童が在籍する通常学級との連携、協力については、通常学級と通級指導教室で切れ目のない支援ができるよう通級指導教室の担当教員が作成する個別の指導計画を通常学級の担任や保護者と共有したり、通級指導教室の担当教員が通常学級での学習の様子を確認したりするなど日々連携、協力しながら児童への支援に努めているところです。令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号私からは以上です。

再質問 6番 今村芳彦

それぞれお答えをいただきましたので、順次再質問、また確認をさせていただきたいと思います。まず、外国語教育の充実についてということで、これまでの実績が全道を下回っている、あるいは英検3級の取得率についてもというところで懸念を示しているというところが私のほうでは理解させていただきました。今御答弁でもあったように、グローバル化に向けた人材づくりというのはこれからの社会で必要不可欠になってしまったのだなと私も思っているのですけれども、正直私も英語の授業を小中学校と真剣に受けてきたほうではありませんで、意外と早い段階で挫折をしたという経験があります。その中で今現在子供たちが執り行っている外国語教育というのがなかなか見えてこないといいましょうか、そういう部分もありましたので、今回の質疑をさせていただいたところになります。今ほどお答えをいただきました3つの取組を使って向上に努めているという話がありました。その中でもこのALTの増員というところは、非常に子供たちにとってもじかに英語の母語者というのでしょうか、ネーティブの方というのでしょうか、そういう流暢に使える方と直接お話をする機会ができるというのは非常に取組の中では有効なことだなと思いますし、また8割の授業でALTさんが参加していただけるということは、ほぼほぼの授業で来てくれるのかなというようにも思います。このALTというのは指導助手ということでありますけれども、改めてALTの役割ですとか、また通常の外国語教師さんとの連携、関係、この辺について改めてお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

ALTの役割については、英語の授業をサポートしたり、児童生徒に英語の指導を行ったりすることです。外国語教師との関係については、教員が英語の授業の主担当であり、ALTは今村議員もおっしゃっているとおり、あくまでも指導助手でございますので、授業のサポート役ということでございます。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

それでは、これまでどおり通常の教員の方のあくまで助手であるという、そういう認識であります。これについて、助手だからといってどなたでもいいよという話には私はならないなというふうにも思っております。これまで何名ものALTさん迎えておられますけれども、まずどのような人物が選定されるのか、そしてまた必要な資格について、この辺についても明らかにしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 教育部長 伊藤慈生

まず、JETプログラムの応募要件を満たした参加者の中から国が本市の要望を考慮し、本市に配置するALTを2名決定したところです。本市が要望した内容ですが、現在任用しているALTは2名ともカナダの出身でありますので、カナダ以外の国の出身であること、学校の先生と授業の打合せをする必要があることから、日本語が話せること、小学校と中学校の両方で英語を教えることなどができることということになっております。資格についてですが、教員免許などの資格は必要ではなく、応募要件として日本に対する理解を深める意欲があること、4年制大学を卒業して、学士号を持っていること、日本における外国語教育に関心があることなどがあります。

再質問 6番 今村芳彦

そうですよね。誰でもいいわけではないですし、当然現地、今カナダとおっしゃいましたけれども、カナダで別に教職員である必要はないというところで、あくまでJETプログラムに沿った方が来るという話でありました。以前風連で働いていたALTさん、何で風連に来たのという話をしたことが実はありまして、その方は日本が好きだったって言っているのと日本の車に乗りたかったと言っておりました。何か法律の関係で向こうでは日本の車は輸入ができなかったらしいのです。そういういろんなバックボーンをしょった方が助手として実際に子供たちの英語のスタートに関わるということになります。当然学校教育を管轄する皆さんとしては、もちろん学習に専念をしてほしいというところもあるでしょうけれども、やはりもともと住んでいる文化と触れ合うというところもある程度目的には私はなってくるのかなと思います。広い目線での世界的な交流ができる一つのきっかけにもなってくるのかなというふうにも思っています。その中で、子供たちへ当然指導をする内容で、私も先ほど英語が苦手だったとおっしゃいましたけれども、やっぱり文法ですとか単語が中心になって、何かビー動詞がどうのこうのとか、何かその辺を言われてしまうとさっぱり分からないというのが私の昔の記憶にはありました。今の小学校での英語の、外国語の授業、これも文法ですとか単語を中心として教えていくのか、またコミュニケーションの道具として対話、あるいは会話を重視しているのかといった点についてちょっとお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

児童生徒へのALTの指導内容については、まず英語で話す手本を見せたり、児童生徒と会話をしたり、音声や表現、文法のチェックや指導をしたりすることなどが挙げられます。また、先ほど議員もおっしゃったとおり、ALTが出身国の文化などについて発信することにより異文化理解や多様な価値観に触れる機会を創出することができます。文法重視か会話重視かというところだったのですけれども、ALTを除いて英語の教育の全体的なところでいけば、外国語の学習指導要領においてコミュニケーション能力の育成を重視しており、コミュニケーショ令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ンを取るためには、日本語もそうですけれども、文法がしっかりできていないと自分の伝えたいことを伝えることができません。また、伝えたいことを表現するためには会話の機会が必要であり、どちらの指導も必要と考えております。とりわけALTが参加する授業では、学んだ英語をアウトプットする実践的な機会となるため、ALTの対面での場面を増やすことで児童生徒がアウトプットする機会の充実に努めたいというふうに考えております。

再質問 6番 今村芳彦

アウトプットに努めるというところで、私も本当にそうだなと思っております。英語が不得意な私が一番最初に覚えた英文がこれでした。ディス・イズ・ザ・ペンでした。世界で一番有名だけれども、絶対使わないフレーズだと思うのです。その段階で何だろう、英語ってすごく取っつきづらいなと思ってしまった私が実はおりまして、それで今アウトプットを今度していくというところの中では本当に対面での話というのはすごく効果的なのかなというふうにも私は思います。今回増員が2名ということで重点施策でありましたけれども、この増因といいましょうか、現在の、4名ですか、ALTさん。この4名の体制がこれからも継続されるのかといった点についてお答えいただける範囲がありましたら、お願いしたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

4名になるのは2学期からという予定ではありますけれども、今後も児童生徒の英語力の向上に向けてALTを効果的に活用しながら、児童生徒が英語に触れる機会をより一層増やしたいというふうに考えておりますので、継続したいというふうに考えております。

再質問 6番 今村芳彦

続けるということでありましたので、本当にきめの細かい対応というのでしょうか、それぞれ子供たちの中では幼い頃か令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ら、ちょっと名寄市内であるか分かりませんけれども、英会話の勉強されている子もいれば、恐らく全くやっていない子たちもいると思いますので、その辺きめ細かな対応ってお願いしたいなと思います。その中で、外国語教育が今中学年、3年生、4年生から始まっている……3年生、4年生ですよね。から始まっているというところでありましたけれども、今度小学校の低学年、1年生、2年生についても取組を進めるような方針があったかと思ってはいるのですけれども、この辺の指導の状況ですとか考え方についてお知らせいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

現在各学校では低学年、1から2年生に対して年数回ALTによる英語のなれ親しむ活動を行っております。子供たちは、英語での挨拶やクイズ、ゲームなどの活動を通して他国の文化や考え方に触れる貴重な時間となっております。なお、今後の予定というのでしょうか、というのは具体的に決まっているところはないのですが、飛躍的に回数が伸びるということは今のところ考えてはおりません。結局今の3、4年生も英語活動ということで、教科化されていないというところで、低学年と中学年も含めてまずは英語に触れるということを大切にして指導していくということになると思われます。国語と算数でも小学校で教科として勉強しますけれども、まずは小学校に入る前の段階で、幼稚園、保育所で歌を歌ったりですとか、遊びの中で数を取り扱ったりとかしておりますので、そういった活動を小学校の低学年や中学校でしていくというような考えでございます。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

分かりました。きっかけが、本当に流暢にしゃべることまでがゴールと考えると、取組自体は早いほうがいいのかなというような感覚は私は持っているわけではありますが、それでも懸念をすることといいましょうか、ほかの他者と会話をするツールが別に英語に関わる必要がないといいましょうか、日本語であっても当然同じくコミュニケーションって取るツールだと思うのです。ほかの人と対人関係を構築するという前提でコミュニケーションツール、英語の授業があると考えますと、ほかの人に話しかける勇気ですとか、あとは他人を思いやる気持ち、どういう話題を振るか、どこに触れてはいけないかといった、そういう思いやる気持ちというのがある程度前提にないと対話ってできないと思うのです。この辺の情勢というのは、早いうちから必要なのかなと思っていますけれども、この辺の考え方がありましたらお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

今お話がありました話しかけるということですけれども、単に言葉を交わすだけでなくて、自分を表現する力を育て、人とのつながりを強くするための基本だというふうに思っております。また、他人を思いやる気持ちですが、人間関係を築いていくためには相手の気持ちを尊重することが大切であるというふうに考えておりまして、御指摘のとおり話しかける勇気と他人を思いやる気持ちの醸成は必要だというふうに考えてはおりますが、相手の気持ちを尊重し、話すためにはやはり言語というものが必要になってきますので、コミュニケーションを図るためにも外国語も含めた言語の学習は重要であるのではないかなというふうに考えております。

再質問 6番 今村芳彦

そのとおりだと思います。何でこんなこと聞いたかといいますと、私の娘が今小学校6年生にいるのですけれども、ふだんなかなか挨拶できない子なのです。ちょっと申し訳ないのですけれども。ただ、それが英語でしゃべってみてって言ったら、取りあえずハローから入ってくるのです。何か目的と手段が入れ替わるような形ではないのですけれども、恐らく今英語の会話がベースになっている授業が多いのかなというふうに私は思います。その中でどうしても会話からスタートしてしまうから、英語でしゃべってって言ったら全部コミュニケーションからスタートしてしまうのだなというのが逆にちょっと心配になっていましたので、その辺の確認をさせていただきたかったというところなのですけれども、また日本語でも同じく相手を思いやらないと駄目だよというのは正直私もずっと心に秘めてはいるのですが、なかなか難しいところでもあります。日本語において独特の言い回し、例えばことわざですとかオノマトペというのですか、気持ちがもやっとするとか、そういうのってなかなか英語に翻訳できない部分だというふうに話を聞いております。外国語として非常に伝えづらい表現も私は日本語のすばらしさといいましょうか、美しさの一つだと思っております。言語習熟が確かにまだ至っていない、未達である低学年から英語の教育が始まるというところで、日本語の習熟に変な影響があるのではないかなと私は危惧をしたのですけれども、この辺をどのように考えているのか改めてお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

先ほどの会話から始まることに対する今村議員のお考えも聞きましたので、それも踏まえながらちょっと答弁させていただきます。言葉を使うまずプロセスなのですが、自ら考え、そしてどのように言葉を用いればいいか判断し、そして表現するというような流れになってくるというふうに思っております。思考する、判断するということについては、市内の小中学生、私もそうなのですが、ほとんどが母語である日本語で行っているというところであります。あとは、日本語で表現するのか、外国語で表現するのかというだけでありまして、結局思考力と判断力というのはやはり母語である日本語を学習することによって育成されるのかなというふうに思っており令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ます。先ほどことわざにも触れておりましたが、ことわざもやはり意味や内容というものが自分の中で考えて、内容がしっかり理解できなかったりですとか、オノマトペなんかも例えばどういう情景であったりとか、どういう感情であったりとかというのが自分の中で考えたりできなければ、それを表現することができないのかなというふうに思っております。したがって、表現するのは英語だったり、日本語であったりいろいろあると思うのですけれども、日本語の学習が非常に大事なのかなというふうに思っておりまして、各学校での全ての学習活動、教科においての日本語の学習が土台になるというふうに考えております。

再質問 6番 今村芳彦

ありがとうございます。日本語が大切という言葉を聞けたところが個人的にはゴールなのかなというように思っておりました。外国語が、英語に限って今勉強しているわけですけれども、外国語って広い範囲で見ると別に英語に限らず、ほかの話者というのは、非常に世界人口多いわけですから、共通語と言われている英語を通じてほかの人の気持ちをおもんぱかるところから、また日本語の勉強もしながら世界に羽ばたく人材をぜひつくっていただきたいなというように思いますので、どうぞ総合的に向上する、日本語も英語、外国語も向上するように取り組んでいただきたいと思います。ちょっと話が戻るのですが、先ほどJETプログラムという話がありました。これ私のほうでも調べさせていただきましたけれども、これ外国語指導助手の活動事例集というのを総務省が令和5年7月に出しているのですけれども、これ日本各地の取組を紹介しているわけなのですが、これ純粋に外国語の助手としてだけではなく、一歩外に踏み出して、地域にもALTさんが活躍していただけるような取組というところを紹介しておりまして、ちょっと何点か紹介しますけれども、例えば新潟県の柏崎市で児童の表現力を高めるチャレ令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ンジタイム、これは子供たちがALTさんと直接1対1でお話をするイベントだそうです。ですとか、あとは似たような取組であるのですけれども、宮崎県の宮崎市さんでも小学校の6年生を対象にオンラインで1対1で会話をするといったような、そういう言ってみれば本番の取組です。また、これ以外にも地域の活動、英会話の学校ではないですけれども、異文化の理解講座を行っている。これ奈良県の取組だったり、広い目線で見るとそこの地域に外国の方がいらっしゃるという、そういう目線でみんなに知ってもらう、あるいは活躍の場を新しくつくってもらうといったような、そういう取組が紹介をされているのですけれども、ぜひ名寄市としてもこういう外国語、またあるいは外国の文化に親しむ機会としてちょっと研究してはいかがなのかなというふうに思うのですけれども、もし見解がありましたらお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

ALTの勤務条件を定めている名寄市招致外国青年任用規則では、地域における国際交流活動への協力を職務として位置づけております。本市のALTは、名寄市公民館が行っている春休み子供英語クラブや名寄・リンゼイ姉妹都市友好委員会が令和5年度まで行っていたなよろイングリッシュキャンプの講師を担うなど、学校外でも子供たちと触れ合う機会を設けております。また、本市で行っているにほんごひろばや日本語教室に参加するなど、ALTが積極的に地域における国際交流活動に協力をしております。今後も、今事例を示していただきましたが、総務省のホームページに出ていることは承知しておりますので、そういったものを参考にしながら地域における国際交流活動への協力を行うことで、学校外での子供たちの外国語に親しむ機会の充実に努めてまいりたいと考えております。

再質問 6番 今村芳彦

ありがとうございました。外国語を広く親しんでいただけるようにするというのも仕事の一つだなというふうに私は思いますし、もちろん子供たちの習熟についてもこれをどんどん増していくといったところも必要になってくるものというふうに思っております。ここで私のほうから勝手な提案をさせていただくのですけれども、私実は小学校、中学校と割と本の虫でありまして、学校の勉強を半分サボりながら図書館にいたこともちょっとあったのですけれども、そういう意味では学校の図書として英語の本を導入するといったことも、当然難しい本は難しいので、無理かもしれませんけれども、何か日本語としても出ているような童謡ですとか、童話というのでしょうか、そういうのもあってもいいのかなと思いますが、この辺について見解がありましたらお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

英語で書かれた本の配置についてなのですが、全ての学校に置かれているという状況ではありませんが、ほとんどの学校で図書室に英語で書かれた絵本や図鑑、小説などが置かれているところです。中には図書室に英語図書コーナーというものを設置している学校や同じ絵本で日本語版と英語版を置いている学校であったり、約50冊もの英語の本を、英語で書かれた本を置いている学校もあります。さらには、授業の中で絵本を使って英語の指導をしているという学校もあるところです。ただ、最初に申し上げたとおり、全ての学校に置かれているというわけではありませんので、そういった状況も踏まえながら、今後実際に絵本を使って指導することで効果を上げているという事例もありますので、全ての学校に置いていただけるようなことで考えていきたいなというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

ぜひそのように取り組んでいただいて、英語のよさは英語であって、日本語のよさも日本語であるのだよというところ踏まえながら学習していただきたいと思います。そして、もう一点私からのお願いではないのですが、小学校、そして中学校までALTの増員が続いてきて、英語での対話、それとかアウトプット、発表するという能力がこれからどんどん上がっていくのではないかなというふうに私は考えています。これぜひどこかの機会で英語教育の集大成という形で英語での弁論大会ですとか、そういうスピーチの大会のようなものを子供たちを中心に開催できるものならやったほうがいろんな刺激があるのかなと思いますけれども、その辺見解がありましたらお知らせいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

英語で発表する場面をつくってはということでございますが、英語力の向上に向けて、議員おっしゃるとおり、ただ学ぶだけではなくて、それをアウトプットする、その機会を確保することは重要であるというふうに考えておりますので、7月中旬に行う予定であります小中連携協議会でいただいた御意見を御紹介させていただくとともに、今後の取組の参考にさせていただきたいと思います。

再質問 6番 今村芳彦

大変前向きなお言葉だと思います。よろしくお願いいたします。続いて、小項目の2点目、通級指導教室についてまた改めてお伺いをしたいと思います。通常の教室との連携も行いながら、現在43名が利用されている、南小学校でということでありました。ちょっと私にはなかなか耳なじみのない制度でありまして、保護者として自由に私の子供は通級がいいわというような選び方というのは正直難しいのかなと思うのです。当然子供たちが持つ特性、一くくりに障がいと言ってしまうわけにはいきませんけれども、いろんな特性によっては例えば名寄市でもあります児童センターですとかこども発達支援センター、そういったような各関係と連携令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号しながら専門職員のアドバイスで取り組むというのが入り口になるのかなというふうにも思いますけれども、その辺の連携の状況について現在教えていただくことはできますか。

答弁 教育部長 伊藤慈生

関係機関の連携についてでございますが、本市では医師、保健所、大学、小中学校、幼稚園、こども発達支援センター、保健センターの方々などで構成されております名寄市教育支援委員会が設置されております。ここで通級も含めた子供の適切な学びの場について協議、審議を行っているところです。保護者が通級について……すみません。以上です。ごめんなさい。

再質問 6番 今村芳彦

保護者が知る機会がちょっと少ないのかなって私も気にしてはいました。この辺についても、ちょっとせっかくしゃべりかけていたみたいなのですけれども、お聞かせをいただければと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

保護者が通級について知る機会として、教育支援委員が行う就学時健康診断の際やこども発達支援センターが行う就学相談会の際などに通級の説明を行っております。また、学校の中で学級担任が児童の学習面や生活面での困り感を把握し、保護者に通級を促すこともあると聞いております。

再質問 6番 今村芳彦

先ほど壇上で御答弁をいただいたところにもなるのですけれども、連携をしていてという話でありまして、現在運用が南小学校のみとなっているというように認識をしていますが、この辺の理由といいましょうか、原因といいますか、ちょっとその辺についてお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

もともと名寄豊西小令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号学校に設置されていましたが、閉校に伴い改築された名寄南小学校に設置されたというところでございます。

再質問 6番 今村芳彦

そういうことであれば、今現状は放課後の時間に市内の小学生が南小学校に集まって、放課後の時間を使って通級指導を受けているという認識で私はいるのですけれども、まずよろしいですよね。

答弁 教育部長 伊藤慈生

おっしゃるとおりでございまして、通級指導教室には南小学校の児童のみが通うことができるのではなく、ほかの小学校からも通うことができるということで、現在名寄小学校や名寄西小学校の児童も通級指導教室に通っております。放課後については、名寄小学校や名寄西小学校で他校から通われる子供たちで、名寄南小学校の子供たちの多くについては週1時間から2時間在籍している学級から抜けて、通級指導教室に通っているというところでございます。

再質問 6番 今村芳彦

名寄市内における南小学校の規模というのでしょうか、児童のほとんどが今一極集中しているということを逆に捉えると、通級指導教室というものを設けて、集中して指導が行えるというのはある意味スケールメリットが生まれているのかなというふうに思いますけれども、今43名もいるということになれば、職員さんも専門の研修か経験か、当然職員さんに求められる能力というのがあって、そこに配属されていると思うのですけれども、まず配属される職員さんがどういう職員さん、能力が求められるのかといった点と、もしこれ職員の加配があるのであれば、どういうルールの下で行われているのかといった点についてお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

求められる能力については、特別支援教育への理解はもちろんのこと、個々の児童の実態を踏まえ、一人一人が抱える課題に対して個別に対応できる指導力が求められます。教員であればいいということですので、特段例えば特別支援教育の資格を持っているとかということは必要はありません。加配についてでございますが、通級を利用する子供が13名以上の場合、1名の加配教員がつくことになっております。

再質問 6番 今村芳彦

13名で1名の加配があって、教員であればということでありました。それぞれ特徴を持って通われている子たちが多いという状況がありますから、この辺は当然、先ほど御説明いただいたとおり、いろんなところと連携しながら取り組んでいるという点で不足はないなというふうに思いますが、現状43名がいるというところになりますと、3名から4名が加配されているのかなと思います。これが個人的には増えてほしくないなというふうに私は思ってはいるのです。当然普通の学級の中で通常の授業が行えて、その中で満足に授業が行えるのが一番いいのだと思うのです。ですが、それぞれの特徴に応じてはそれがうまくいかない、だから特別な通級指導教室があるのだよというところになりますので、13名に1人という点については承知をさせていただきました。先ほどほかの学校から南小学校に来て、放課後を中心として受けているというふうなお話がありましたが、子供たちの特性によっては拘束時間が長くなるといいましょうか、授業の時間が1日が終わって、さらに放課後も1時間から2時間行うとなってくると、児童の負担になるのではないかなというふうに考えるのですが、この辺についてはどういう御見解があるでしょうか。

答弁 教育部長 伊藤慈生

児童の負担については、それぞれ個々の児童によって困難な点も違うことから、それぞれによると。負担はそれぞれの個々の児童によるものという……時間についてはそれぞれ年間35単位時間から280単位時間までを標準としということで、ある程度基準が決まっておりますので、そういったところからも負担はというか、ないのかなというふうに思っておりますし、あとはそれぞれ生活面とか学習面で困り感を抱えている子供たちが通っているということですので、困り感を克服したりですとか解消したりということができれば、それは児童にとってできないことができることになりますので、プラスの面が大きいというふうに考えております。

再質問 6番 今村芳彦

プラスの面が多かったというところにお話がありました。児童の困り感というのがなかなか保護者の前では出せないときも、そういう子供ももしかしたらいるかもしれません。そのときのためにではないのですけれども、やはり学校におられる担任の先生方が一人一人をつぶさに観察してもらうというのが非常に大切なのかなと思いますので、ぜひ困り感を早く見つけられるように取り組んでいただきたいなというふうにこれはお願いをさせてもらいたいと思います。今小学校だけで運用されているとありましたが、これは6年が終わったら次は中学校というふうになってくるのですけれども、現在中学校では今運用がされていないのかなと思っていますが、ちょっとすみません、お話を戻して、小学校の1年生から2年生、あるいは2年生から3年生といったような進級においてどういうような引継ぎがされているのかお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

進級における引継ぎについては、通級に通う児童は個別の教育支援計画や指導計画を作成していることから、それらを基に引継ぎが行われているところです。また、子供に対してどのような接し方がいいのかといった効果的な働きかけなど、各種計画に記載がない細かな点についても引継ぎが行われているところで令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号す。

再質問 6番 今村芳彦

持っている特徴によっては本当にいろいろな手段を講じながら授業に振り向けていく必要があるのかなと思いますし、そのように進級で引継ぎができるというのは1つの小学校だからできるというのも私はあるのかなというふうにも思います。その辺しっかりと引継ぎしながら対応していただきたいなと思います。また、本市においては今それぞれ全個人1台タブレットを持っている時代であります。このタブレットを使った指導において何か支障といいましょうか、逆にタブレットを使ったことによる有利な指導の状況というのがもしありましたらお知らせをいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

学校に確認、学校で実際にICTを通級学級で使った指導といいますか、学習支援が行われているというところで、例えば漢字のフラッシュカードみたいな感じで、漢字が出たらどういうふうに読むのだよというのを子供がしゃべったりというようなことで、紙でもできるのでしょうけれども、そういうものをICTを有効に活用して行っているというようなところを聞いているほか、国語、算数のアプリなども使いながら学習を行っているというふうに聞いております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

せっかくみんなで持っているタブレットですから、そしてAIによって自動的に子供たちそれぞれに見合った課題が出されるといったような状況も聞いておりますので、ぜひ有効活用していただければなと思います。また、そのほか運用上で課題等もしもありましたら、この機会に運用上の課題としてお知らせがもしできることがありましたらお聞かせいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。令和7年6月23日(月曜日)第2回6月定例会・第2号

答弁 教育部長 伊藤慈生

運用上の課題につきましては、先ほども申し上げましたとおり、名寄南小学校のお子さんは通常在籍している学級から抜け出て別の教室に行けばいいのですが、ほかの学校の児童にとりましては主に放課後名寄南小学校に来なければならないということがありますので、保護者の送迎ができないときには児童が通級指導を受けられないという場合があるということです。

再質問 6番 今村芳彦

保護者の方には多少の負担があるというところでありますけれども、それでもやはり子供たちの教育に目を合わせますと、そこは保護者としてもちょっと踏ん張ってもらいたいなというふうに思っております。ちょっと私もこの通級について概要を調べさせていただいたのですけれども、まず結構古くからある制度だというのが分かりまして、特にこれ始まったところがまだないのですけれども、平成5年には全国で1万2,000人だったのが令和4年の段階で19万8,343人と。そして、平成18年からこれまでは一まとめに情緒障がいってなっていたところが注意欠陥多動性障がいですとか、学習障がい、自閉症といったようにすごく細かに分類されてきて、そこから一気に広がってきたというか、全国的に展開されてきたというような印象を受けました。当然これ子供それぞれの特性に合った対応が全国的にも進んだからこそできた数字なのかなというふうにも思っております。その中で、ちょっと令和4年度の数字で申し訳ありませんが、やっぱり東京近郊非常に多いのですけれども、北海道も意外と通級に取り組んでいる学校の数、また通級による指導を受けている児童生徒数についても結構多くなっている。これきめ細やかな取組が進んでいるのかなというふうに私は思います。ちょっとほかのまちの話になってしまって恐縮なのですが、例えば札幌市さんで通級による指導を受けている児童生徒が在籍する小学校の数、これ文部科学省で出している資料なのですけれども、札幌市さんで185校小学校でやっていると。札幌市の全部の小学校、197校だそうです。ほとんどの学校で取り組んでいる。そして、今名寄でやっていませんけれども、中学校も97校あるうち75校で取組があるということで、本当に小学校から中学校まできめ細やかな配慮ができていたのだなというふうに思いますし、逆に札幌市ぐらいの規模になってくるとスケールメリットもありますので、そういう意味で職員さんの加配ですか、見つけるということもスムーズにできたからの結果なのかなというふうにも思っておりますが、やはり名寄でも中学校での通級指導が求められる場合もあるのではないかなというふうに私は思うのですけれども、求められる場合の対応といいましょうか、現在検討されるような部分がありましたらお知らせいただきたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

今おっしゃったとおり、市内の中学校に通級指導教室は設置されておりません。あと、札幌の事例も出していただきましたが、管内で中学校にも通級指導教室を設けているという学校があるのも存じ上げているところです。それと、昨年南小学校の通級指導教室の保護者などからもそういった声をいただいているところであり、そういった中学校に通級指導教室の設置を望んでいるという方もいるというところは把握しているところです。ただ、先ほど加配の13人という、教員が1人つくというようなところもありますが、今のところ小学校から中学校へ切れ目のない支援を行うためにもやはりそういった体制の整備について検討する必要はあるのかなというふうに考えておりまして、まずは中学校における通級指導教室の利用希望に係る調査を行うという、そういうところから始めたいというふうに考えております。

再質問 6番 今村芳彦

要望調査から始めるということでありましたので、ちょうど名寄中学校、今校舎の建て替え等々ということのタイミングも踏まえて、ぜひスタートが切れればよろしいのかなというふうに思います。今回英語の指導並びに通級指導ということで、本当に多様化する人材をこれから担っていく名寄市の教育ですので、どうぞ前向きな取組をこれからも努めていただきたいというふうにお願いを申し上げて、質問を終わらさせていただきます。お疲れさまでした。

出典:名寄市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月23日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる