みんなの議会

富良野市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月28日

選ばれるまち・住み続けたいまちを目指した政策の諸課題について

2022年6月28日、富良野市議会の一般質問で、佐藤秀靖議員が「選ばれるまち・住み続けたいまちを目指した政策の諸課題について」質問し、市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史、総務部長 関澤博行、経済部長 川上勝義が答弁しました。

質問者
佐藤秀靖 議員
答弁者
市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史、総務部長 関澤博行、経済部長 川上勝義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 佐藤秀靖

-登壇-通告に従い、順次、質問してまいります。私は、昨年、令和3年12月の第4回定例会一般質問において、稼げるまち・選ばれるまちを目指した政策の諸課題についてと題して、市民目線はもちろん、市外の企業、団体、ふるさと納税を考えてくださる方々の視点も含め、一般質問を行い、市長のお考えを伺いました。今回は、選ばれるまち・住み続けたいまちを目指した政策の諸課題についてと題して、主に、いま、富良野市に住んでいる市民目線で、市民に選ばれるまち、市民が住み続けたいと思えるまちづくりについて一般質問いたします。先般、今定例会初日に、市長は、市政運営2期目の所信を力強く表明されました。その所信に基づく政策の実現、リーダーシップに大いに期待するところです。今回の私の質問の趣旨は、市民が富良野に住んでいてよかった、安心して暮らせるまち富良野を実感し、住んでいることを自慢できるまちを実現する意味で質問するところであり、市長の所信と合致するものと考えているところであります。市長の所信表明を確認しながら、5点について質問してまいります。1点目は、健幸都市実現について。市長は、所信表明において、健幸都市実現に向けた考えを示し、庁内組織改編において、保健福祉部に健幸都市・健診担当主幹を置き、健幸都市実現に向けた積極姿勢を明確にされました。私は、令和3年12月の第4回定例会一般質問で、健幸都市実現に向けた取組や方針、推進計画などを策定し、見える化する必要があるのではないか、そのためには、担当課の新設など専門セクションの検討が必要なのではないかと提案したところでありますが、今回、担当主幹を置いたことについては、大いに評価するところであります。こうした中で、所信表明では、健幸を意識しながら、食と観光、文化、スポーツ、体験、医療、福祉などの地域資源、素材を組み合わせた経済活動の構築とありますが、具体的事業展開のイメージを伺います。また、保健福祉部保健医療課健幸都市・健診担当主幹は、従前の健康、医療に関する健幸都市実現のみを担当するのか、市政全般の健幸都市実現の事業全体を統括する立場にあるのか、具体的業務について伺います。2点目は、シティプロモーション戦略と共創の実現に向けた市民の関わりについて。シティプロモーションについては、健幸都市実現と同様に令和3年12月の第4回定例会において一般質問したところでありますが、質疑応答の中で、シティプロモーションの考え方としては、単なるまちのPR、宣伝売り込みのみならず、地域再生、観光振興、市民協働などの様々な概念が含まれ、最も重要なことは、市政運営における市民との情報と認識の共有、市民の愛着度、シビックプライドの醸成であり、シティプロモーション戦略を市民と協働で策定することが重要であるという認識で一致したと考えております。市長の所信表明では、住んでいる人が誇りを持ち、訪れる人が憧れを抱くまちづくりを進めていくため、シビックプライドを醸成し、富良野市を発信していくシティプロモーションを推進してまいりますとしています。そこで、3件伺います。1件目は、シティプロモーション戦略策定の進捗状況を伺います。2件目は、広報ふらの6月号で報告されている幸福度調査の結果について、今後の活用方法を伺います。3件目は、第6次富良野市総合計画の二つの基本アプローチ、共創において、アイデアが生み出され、形になる仕組みづくりの進捗状況について伺います。3点目は、財政見通しと稼ぐ力について、3件伺います。1件目は、所信表明によると、弾力的かつ持続性のある健全な財政運営を行っていくため、中長期的な見通しに基づき、歳入に見合った歳出の維持を図ってまいりますとありますが、財政の状況を正確に把握し、現状分析に基づいた中長期的な財政収支を見通すことにより、財政の健全性を確保し、今後の財政運営や予算編成の指針とするため、中期財政計画の策定の必要があるのではないでしょうか。多くの自治体は、財政見通しを明らかにするため、中期財政計画を策定していますが、本市では策定されておりません。見解を伺います。2件目は、令和3年度から、市民向け予算説明書「へ~そ~なんだ」が作成されていません。市政に関心を持つ市民の中には、この市民向け予算説明書「へ~そ~なんだ」は、予算や事業内容が分かりやすいと手元に置かれている方もいらっしゃいました。市民向け予算説明書は、市政運営の理解促進、情報公開などの観点から必要と考えますが、見解を伺います。3件目は、稼ぐ力として、令和3年12月の第4回定例会で、企業版ふるさと納税の取組について伺いましたが、市のホームページの活用の充実を行うとの答弁がありました。現状の進捗状況について伺います。4点目は、持続可能な観光地づくりについて。所信表明では、アフターコロナに向け、中断していた観光をマネジメントする組織であるDMO(DMC)設置に向けた検討を再開するとともに、国際的に認められる、住んでよし、訪れてよしの観光地域づくりを目指すため、観光庁の推奨する持続可能な観光地域づくりに取り組んでまいりますとしています。持続可能な観光地づくりは重要な視点ですが、どのように進めていくのか、伺います。基本的には、FURANO VISION 2030アクションプランでは、外国資本企業や外国人観光客に対するルールの整備のアプローチとありますが、進捗状況について伺います。また、災害時における場当たり的ではない、明確な体制構築の検討とありますが、併せて検討の進捗を伺います。そして、中断している宿泊税導入の検討再開について考えを伺います。最後に、5点目は、産業経済構造調査に基づいた政策への反映について。この産業経済構造調査は、令和2年第2回定例会での私の一般質問、コロナ禍における市内経済の影響についての現状把握と分析についての質問に対し、調査、分析の必要性を認識した形で実施されたものと理解していますが、調査の手法と目的については、令和3年7月から8月にかけて、市内事業者にアンケートを実施、あわせて、本市の産業経済の大きさ、生産額、付加価値額等、市内の各産業の所得形成に寄与する度合い、産業間取引の構造、経済の自立度合い、市外への依存度合い等の現状と課題を把握し、新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響を分析するとともに、各種政策評価やプロジェクト評価並びに今後の富良野市の産業経済政策の立案に資することを目的として、富良野市産業連関表の作成と各種分析を実施したところであり、令和3年12月に報告書としてまとめられています。この報告書は、議会経済建設委員会でも調査が行われ、今定例会に委員会報告としてまとめられ、市民に対しては、広報ふらの令和4年3月号に掲載され、周知されました。この調査報告書は、先ほども申し上げたとおり、新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響を分析したこともさることながら、富良野市産業連関表を作成し、本市の産業構造や業種間取引の構造、経済の自立度合い、地域内経済循環の再生産などが明らかになり、現状の把握と課題が明らかになったことは、今後の経済関連政策の立案に大いに参考になるものと考えています。今回の産業経済調査結果をどのように活用し、経済政策に反映していくのかを伺い、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-佐藤議員の御質問にお答えします。選ばれるまち・住み続けたいまちを目指した政策の諸課題についての1点目、健幸都市の実現についてでありますが、高齢化や人口減少が進行する中でも、全ての市民が健康で生きがいを感じ、安心で豊かな生活を送ることができる健幸都市を構築するためには、保健・医療分野による個人の健康増進だけではなく、生活環境の整備や地域社会の仕組みづくり、教育、文化、スポーツの推進など、多岐にわたる取組が必要であります。事業の展開につきましては、デジタル健幸ポイント事業の導入をはじめ、健幸をキーワードに、庁内各部署の相互連携により、歩きたくなるまち並みや出かけたくなる公園づくりなど、市民が外出しやすい環境整備、商店街や市民との協働によるイベント開催などの中心市街地のにぎわい醸成、地元農産物の市内消費拡大や給食への供給促進、食育の推進、地域コミュニティーの推進によるソーシャル・キャピタルの向上などを目指してまいります。これらの取組は、全庁横断的なものとなることから、健幸都市・健診担当主幹につきましては、全体事業の統括など中心的な役割を果たしてまいります。2点目のシティプロモーション戦略と共創の実現に向けた市民の関わりについてでありますが、シティプロモーション戦略につきましては、令和4年度内の構築を目指して、庁内検討プロジェクトチームを立ち上げ、戦略構築に至った背景や目的、スケジュールを確認し、他市の事例研究を含め、本市独自の戦略の検討を進めており、今後、シティプロモーション戦略に市民の声を反映するため、ワークショップ等を開催することとしております。次に、幸福度調査の結果の今後の活用方法についてでありますが、幸福度調査では、本市の強みなどが表れていることから、この結果を参考に、シビックプライドの醸成とシティプロモーション戦略の構築を図るとともに、総合計画の見直しや各種施策への反映を図るため、庁内での共有を図ることとしております。次に、共創においてアイデアが生み出され、形になる仕組みづくりの進捗でありますが、令和3年度から、具体的テーマによる共創の実践、共創の場の仕組みづくり、市民参加を促す仕掛けづくり、共創人材の育成を目的として、山部太陽の里共創プロジェクト、ふるさと納税共創プロジェクトの二つのプロジェクトを進めているところであります。ふるさと納税共創プロジェクトでは、令和3年度末にアイデアから生まれたイベント開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止といたしました。また、山部太陽の里共創プロジェクトでは、ワークショップなどの実施により新たなアイデアが出されており、こうしたアイデアを具体化するため、現在、地域や団体と協議を進めているところであります。3点目の財政見通しと稼ぐ力についてでありますが、本市の財政状況につきましては、予算、決算及び決算を基にした財政比較分析表等の財政状況資料集を公表しているところでありますが、これらの現状分析に基づき、財政見通しを公表していくこととしております。今後も、国や経済の動向を含め、状況の変化を考慮し、限られた財源の中で継続的かつ安定的に行政サービスを提供し、健全な財政運営を行っていく財政見通しの公表に努めてまいります。次に、市民向け予算説明書「へ~そ~なんだ こんなことやります!今年のふらの」につきましては、平成16年度より、その年の代表的な事業に絞って掲載し、希望する市民などへ配付してきたところでありますが、希望者も年々減少し、過去5年間の平均配付数は6.4冊となっておりました。一方、市ホームページでは、事務事業別予算概要説明書で全ての事業概要、財源を公表し、あわせて、広報ふらのにおいて予算状況を公表していることから、「へ~そ~なんだ」は令和2年度をもって廃止したところであります。次に、企業版ふるさと納税の推進に関わるホームページの活用の充実につきましては、企業版ふるさと納税は、財源確保の面だけではなく、本市の取組を広く周知する観点からも有効であると考えており、令和3年度は、企業向けチラシの作成や市ホームページへの掲載などの取組により、4件、80万円の寄附をいただいたところであります。企業版に限らず、ふるさと納税に関しましては、令和4年度、地域おこし協力隊を増員し、シティプロモーション、地域情報発信、ふるさと納税推進などについて包括的に取り組んでいるところでありますので、事業メニューの検討とともに、発信するホームページの内容充実に努めてまいります。4点目の持続可能な観光地域づくりについてでありますが、国は、国内の観光地において、持続可能なマネジメント体制、社会経済、文化、環境の持続性を確保する持続可能な観光地域づくりを推進しており、本市におきましても、令和2年6月に観光庁が公表した日本版持続可能な観光ガイドラインに基づき、多くの項目の基準を満たすための課題解決や、より充実させる取組を同時に行っていくことが必要になっております。現在、FURANO VISION 2030のアクションプランに記載されている、進出企業や外国人観光客に対するルール整備とアプローチや、災害発生時のインバウンドの避難誘導体制などの課題は、今後、持続可能な観光地域づくりを進める上でも、優先順位を精査し、取り組んでまいります。次に、宿泊税の導入の検討につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、宿泊事業者が大きな影響を受けていることに加え、北海道の検討につきましても進んでいないことから、議論の再開に向け、準備をしてまいります。次に、5点目の産業経済構造調査についての結果をどのように活用し、経済政策に反映させるのかについてでありますが、本調査は、新型コロナウイルス感染拡大が本市経済に与えた影響を把握するとともに、今後の経済復興対策に資することを目的に、令和3年度に実施しております。その結果、本市の強みは、生産額が大きく、域際収支の黒字幅が大きい耕作農業、宿泊業、飲食サービス業、畜産業などである一方、情報通信、機械製品、化学製品、自動車・機械整備などの分野の生産額が小さく、域際収支の赤字が大きくなっております。また、市内での自給率は、北海道の平均や他地域と比較して下回っており、自給率の低下は地域内でも経済循環も低下することから、可能なものについては、市内供給に切り替えることが重要であるとされております。この結果を踏まえ、富良野市中小企業振興促進審議会の意見もいただき、中小企業振興総合補助金の支援メニューとして、地域資源を活用した商品開発を支援する地域特産品・ふるさと納税返礼品等新商品開発支援事業の創設やメイドインフラノ事業の展開、さらには、今定例会で提案しております地域振興消費拡大推進事業により、地域内での調達と消費拡大に取り組んでまいります。以上です。

再質問 12番 佐藤秀靖

それでは、順次、再質問をさせていただきます。1点目の観光都市実現についてでありますが、いまほど市長の御答弁にあったとおり、健康を意識しながら、食、観光、文化、スポーツ、医療その他を組み合わせた経済活動の構築について御説明をいただいたところであります。私は、この健幸都市実現について何度か一般質問をさせていただいておりまして、その中で、当初は、この健幸都市は、健診、それから市民の健康を守るという意味での、狭い意味での健幸都市という解釈から、今回は大きくまちづくりという観点でお考えをいただいているというふうに私は認識したところであります。ということであれば、令和3年の第4回定例会で御提案をさせていただきました健幸都市実現に向けた取組や方針、推進計画の策定によって、この健幸都市実現の見える化を進めるべきではないかというふうに御提案を申し上げたところですけれども、これについてどうお考えになるか、伺います。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

佐藤議員の再質問にお答えいたします。今回、市長がいま答弁を差し上げました健幸都市づくりについての見える化という御提案でございます。今後、私どもは、庁内の組織づくり、例えばプロジェクトチームや各作業部会等を検討しながら事業を進めていきたいというふうに考えてございますが、その中で、そのような活動、またはアクションプラン等をどのような形で市民の皆さんに御案内できるかということも、引き続き継続して考えていきたいと思ってございます。以上です。

再質問 12番 佐藤秀靖

いま、保健福祉部長からも御答弁をいただきました。必要に応じてということだと思いますけれども、先ほど、次の質問で新しい担当主幹の業務について伺いましたけれども、事業全体を統括する立場、具体的な業務はそういうことだというふうに伺ったと思います。今回、様々な事業を展開する、新しい事業も展開することになろうかと思いますけれども、そうした部分、各部署、庁内横断的に取り組む事業を統括していく、その中で、必要であればアクションプランをつくっていくということだと思うのですが、そのアクションプランを取りまとめていくのは担当主幹ということになるということでよろしいでしょうか。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

佐藤議員の再々質問にお答えいたします。今回新設されました健幸都市・健診担当主幹につきましては、いま、佐藤議員の御質問にありましたように、全体事業を統括して、なおかつ、それをまとめた上で、どのような形でホームページ等で紹介できるかということも仕事の一つというふうに捉えてございます。以上です。

再質問 12番 佐藤秀靖

それでは、2点目のシティプロモーションについて伺います。この中で、シティプロモーションの戦略策定の進捗、それから幸福度調査、それから共創のアプローチということで3点伺いましたけれども、1点目の戦略策定の進捗については、2点目、3点目ができないと1点目に行かないということだと思いますので、2点目、3点目を先に伺います。2点目の幸福度調査の結果についてですが、この調査の内容をホームページで公開されていまして、私も確認をさせていただきました。これは、ほかの自治体でも同じような調査を行っていますけれども、富良野市の場合は、ありきたりなアンケート内容ではなくて、独自性を含めた非常にいい内容の調査だと私は思っています。令和4年3月の総合計画・総合戦略有識者会議でもこれが議論をされていまして、この議論経過、議事録も拝見させていただいて、有識者のメンバーからも非常に高い評価を得ているものだと思います。この中で、1点、しあWA!せカード作成によって事業展開をしていくという部分の記載がありましたけれども、このしあWA!せカード等を具体的に検討している状況にあるのかどうか、伺います。

答弁 総務部長 関澤博行

佐藤議員の再質問にお答えいたします。幸福度調査をやった結果、様々な市民の方から、しあわせのタネという表現をしておりますけれども、そういったものをいただいております。そのことを広く市民の方に実感をしていただける仕組みができないだろうかという考え方で、しあWA!せカードは、いま、作成をしているところでありまして、今後の活用の仕方について検討をしているところでございます。以上です。

再質問 12番 佐藤秀靖

しあWA!せカードについては、いま、承りました。幸福度調査は、最終的には、富良野市民の愛着度、シビックプライドの醸成につながっていくものだというふうに考えています。この幸福度調査を活用して、しあWA!せカードを活用して、どうやってそれを政策に反映させ、市民のシビックプライドを醸成していくかというところが大きなポイントになると思うのですけれども、先ほど1番のシティプロモーション戦略は令和4年度内ということでありましたが、時間的にあと半年ということでありますけれども、そこら辺のスケジュール感なんかはいかがでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

佐藤議員の再質問にお答えいたします。シティプロモーション戦略のスケジュール感ということでありますけれども、現在、庁内のプロジェクトチームを立ち上げ、協議を進めているところであります。この後、シティプロモーション戦略のプロジェクトだけではなく、総合計画の推進委員会などでも協議を行い、おおむね8月から9月の間に市民ワークショップを行い、内容について取りまとめ、そして、9月から10月にかけて庁内の推進会議に向けての中間報告を行っていく予定でございます。その後、内容の取りまとめ、12月をめどに素案の取りまとめをいたしまして、1月もしくは2月にパブリックコメント手続を行いながら、3月いっぱいでの計画の策定を目指しているところであります。以上です。

再質問 12番 佐藤秀靖

スケジュール感について、いま、伺いました。3番目の基本アプローチ、共創におけるアイデアが生み出されるまちを形にする仕組みづくりのところですけれども、いま、部長のほうからお話があったとおり、庁内推進委員会、WA!Tと名づけられているようですけれども、これを立ち上げたと。ここを中心に、有識者会議、それから担当部局による進行管理等々、市民のワークショップ等々も含めて進めていくんだという御答弁をいただいて、これは、有識者会議の資料のほうにも載っていて、ホームページにもあったんでちょっとコピーをして、いま、手元にあるわけですけれども、こうした中で、大事なのは、こういうプロセス管理も含めて、市民との協働ということでありますので、市民にこういう形で進めていきますというような市の考え方、それから、現在こういう形になっていますという途中経過の報告等々が大事で、要するに、このシティプロモーションを構築するに当たってのプロセスを市民に理解いただくということが一番重要なのではないかというふうに思っています。私は、一番最初の質問で、市民との情報の共有、認識の共有が大事だということを申し上げましたけれども、そこら辺の市民への周知の方法について伺います。

答弁 総務部長 関澤博行

佐藤議員の再質問にお答えいたします。シティプロモーション戦略の構築に限らず、この間、共創の取組の関係につきましては、ワークショップの募集なども含めまして、これまでの取組の進み具合、また、結果についてもホームページなどで公表してきたところでございます。このたびのシティプロモーション戦略の関係につきましても、今後、進捗状況、それと、検討している内容を含めて、ホームページ、またワークショップの機会なども活用しながら市民の皆様にお伝えをしていきたいと考えております。以上でございます。

再質問 12番 佐藤秀靖

それでは、3点目の財政見通しと稼ぐ力について伺います。先ほど市長の御答弁をいただきました中期財政計画についてですが、これについては、順次、公表していきますということでありました。私は、令和2年第4回定例会で、同じように財政計画の必要性について質問をしたところであります。このときには、財政推移の部分をクローズアップし、ここに解説や積算方法等を補充しながら、財政推計の充実を図りながら、市民に公開していきたいというふうに御答弁をいただいています。現状は、市のホームページに、6月15日付で、予算の概要、決算の概要、財政の様子については公表されていますけれども、この内容が分かりやすいかというと、なかなか非常に難しい。我々議員が予算、決算のときに見るような、予算説明書に事業内容が少し詳しく載っている程度というふうに私は見えてしまっています。先ほどの「へ~そ~なんだ」もそうなんですけれども、これをうまく市民に分かりやすくかみ砕いて説明したのが、「へ~そ~なんだ」ということになるんだと思いますけれども、これについて、まずは、財政推計の分かりやすい市民への公開ということについてお考えを伺います。

答弁 総務部長 関澤博行

佐藤議員の再質問にお答えいたします。中期の財政計画ということで、市長の答弁の中では、財政見通しの公表について努めていきたいと答弁をさせていただいておりました。この件につきましては、数字だけではない、資料の検討については、内部でこれまでも検討を進めてきた内容でありますけれども、いま、国の政策によって、非常に、先の財源の状況が見通せないということもございまして、検討を続けていたという状況にございます。市長からの答弁もありましたとおり、中期の見通しについて、今後、公表してまいりたいと考えております。以上です。

再質問 12番 佐藤秀靖

確認ですが、それは、市民向けに、分かりやすく、解説、図説等々も含めて、説明書なりを公表したいということでよろしいのでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

佐藤議員の再々質問にお答えいたします。いまのような数字のみのものではなく、図表等もつけた内容での資料の公表を予定しております。以上でございます。

再質問 12番 佐藤秀靖

それでは、次に、市民向け予算説明書「へ~そ~なんだ」についてですけれども、先ほどの御答弁では、近年は、市民から取り寄せの要請があるのは年6.4冊ぐらいだということでありました。実際問題、いままではホームページでも公開されているので、現物を取りに来なくても、ホームページを見れば分かるという部分もありました。ということで、これを、わざわざ、何冊取りに来るか分からないけれども、印刷しておくということでなくてもいいと思うのです。ホームページで公開ということで、いままでどおり、市民に分かりやすいということが必要で、これは、市政運営の理解促進に大きくつながるものだと思いますけれども、再度、御検討いただけませんでしょうか。

答弁 総務部長 関澤博行

佐藤議員の再質問にお答えいたします。市民向け予算書の今後の考え方についてでございますが、「へ~そ~なんだ」につきましては、廃止をしてきた経過につきまして市長から答弁をさせていただいたところでございます。今後、どんな資料、また、どんな公表の仕方が望ましいのかということについて、引き続き検討してまいりたいと考えております。それにつきましては、これまでも、富良野市として事務事業別予算概要説明書なども公表してきておりますので、そういったものを活用しながら、主要な事業を記載するような内容も含めて、どんな内容がいいのかということを検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 12番 佐藤秀靖

企業版ふるさと納税について伺います。これについては、先ほどの御答弁のとおり、ホームページを活用してということで、若干、ホームページが更新されているようでございます。私もそのホームページを確認させていただきましたけれども、企業版ふるさと納税の納税をしていただく企業のためにということでいくと、内容がまだまだ充実されていないということが否めない、令和3年の12月に質問したときと内容はさほど変わっていないという状況でありました。企業版ということでありますので、決算間近になって検討する企業が多いということですから、一般市民の方々が納税する12月にピークが来るというわけじゃなくて、3月、6月、9月、12月、それぞれの企業の決算時期に検討ということでありますから、ホームページの充実は可及的速やかにすべきものだと考えますが、見解を伺います。

答弁 総務部長 関澤博行

佐藤議員の再質問にお答えいたします。企業版ふるさと納税の関係につきましては、なかなかホームページの充実は進め切れていないというような現状にあるというのは認識をしているところであります。企業版だけではなく、ふるさと納税、またシティプロモーションの関係ですとか、そういった観点も必要になってくるというふうに思っております。現在、新たな体制で全体の事業を網羅した形で検討しているところでありますので、事業メニューの検討も併せまして、ホームページの内容充実に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 12番 佐藤秀靖

それでは、4点目の持続可能な観光地づくりについて伺います。先ほど市長の御答弁をいただいた部分でいきますと、持続可能な観光地域づくり、これは、観光庁のガイドラインに基づいてということで進めていきたいということでありましたが、このガイドラインをよくよく見てみると、非常にレベルが高い、細部にわたってガイドラインが引かれていまして、それを実現、クリアしていくことによって、実は市民の満足度も高くなっていくという結論になっているわけですね。観光客の皆さんは、当然、このガイドラインも見てくる方もいらっしゃいます。ブッキングドットコムの調査によると、持続可能な観光地づくりを意識して予約をしますかという問いは、相当高いレベルで、パーセンテージで意識しているというアンケートもあるようです。ここら辺を、富良野市として、観光協会も含め、事業者も含め、進めていかなければいけないところだと思いますけれども、どういう形で、どういう集合体、会議体で進めていくのか、伺います。

答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)

佐藤議員の再質問にお答えいたします。この持続可能な観光地域づくりの関係でありますけれども、観光庁が、いま、全国的な観光地に向けて進めているというところでありますけれども、結局は、オーバーツーリズム等いろいろありまして、地域が疲弊するとか、そのような課題があるということであります。これも、富良野市も乗ってこの方向性で取組を進めていきたいというふうに考えておりますけれども、やはり、この観光地域づくりについては、市だけでもなく、観光協会だけでもなく、やっぱり、地域の住民の方々とも一緒になってそういうコンセンサスを得ながら進めていくということが大事だと思います。やはり、観光を進めていく上では、観光客にとっても、地域の住民にとっても、よいものでなくてはいけないということでありますので、そこを目指してやっていきたいと思っております。以上でございます。

再質問 12番 佐藤秀靖

宿泊税導入の検討について伺います。先ほど石上議員からも質問があったとおりでありますけれども、北海道との調整の準備を進める、現状、そういう段階ではないというふうに伺いました。そのとおりだろうなと思っています。しかしながら、FURANO VISION 2030の中では、私も何回か一般質問をさせていただいていますけれども、観光政策を実現していく中で、財源を確保しながら事業を進めていきますというのが基本路線だったと思います。その中で、宿泊税の導入が少しずつ遅れているという部分でいくと、事業全体への影響があるのか、ないのか、伺います。

答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)

佐藤議員の再質問にお答えいたします。FURANO VISION 2030のアクションプランを示させていただいておりますけれども、いま、なかなか手がつけられていない状況でありまして、これまで、3年間ですか、いろいろと課題を整理して、今後取り組むべき課題等を整理させていただいたところであります。今後、それを進めていく上で、やはり、人的なこと、また財源、こういう必要なものも数多くありまして、一方では、できるところから、そういうものをかけなくても取り組めるものもあろうかというふうに思っておりますので、その中身を確認しながら優先順位を決めてやっていく必要があるというふうに思っております。以上でございます。

再質問 12番 佐藤秀靖

それでは、最後に、5点目の産業経済構造調査について伺います。これは、1回目の質問でいたしましたけれども、新型コロナウイルスによる市内経済の影響を確認、分析するという部分と、それから、産業連関表をつくって富良野市の産業構造を明確にする、二通りの目的があったと思います。私は、今回、後者の産業連関表について質問したいと思うのですけれども、産業連関表というのは、ちょっと分かりにくいかもしれませんけれども、分かりやすく言うと、これを人間の体に例えると、お金の流れが血液の循環を示して、産業の業種は体の臓器、お金の循環がどこの臓器で滞っているのか、どこで出血しているのか、産業連関表で明らかにするということになったわけです。僕は、大事なのは、この中で、2点、考え方が二つあると思っていまして、産業連関表で明らかになった富良野市の強み、弱み、強みはいいのですけれども、弱みをどうやってカバーしていくのか。この報告書の総括の中では、弱みは、地域内での再生産、域内循環が北海道全体より弱い、要するに、お金が外に漏れていっていますよということと、今後、情報通信分野についてもっと強化をしなきゃいけませんねという部分が記されていたわけであります。ここら辺について、どうお考えになるのか、これからどう改善していくのか、お考えがあれば伺います。

答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)

佐藤議員の再質問にお答えいたします。この調査でありますけれども、富良野市の強み、弱みとありまして、いま、議員がおっしゃったとおり、弱い部分については情報通信ですとか機械の関係、自動車の関係とかいろいろあります。それで、市内の経済を最大限回すためには、やはり、佐藤議員がいまおっしゃっている出血、外に出るお金を最小限にとどめるということが必要だというふうに思っています。富良野については、農業ですとか、あるいは観光の関係で非常に外のお金を、外貨を稼いでいる状況でありまして、それをなるべく外に出さないということが必要だというふうに思っています。そこで、やはり、二つ、自分は考えがありまして、一つは、市民の買物、サービスの調達、こういうものをしっかりと市内でやっていただくということ、もう一つは、企業の資材、あるいはサービス、こういうものを市内でなるべく調達していただくこと、この2点かなというふうに思っております。そこで、市内に回るお金が増えることによって雇用が生まれ、また、その方々に支払われる給料、こういうものがまた市内で使われる、これが市内の経済を最大限にする方法かなというふうに思っておりますので、市民への、そのような市内で買う運動的なものになろうかと思いますけれども、そういうもの、そして、企業へのやはり働きかけぐらいにしかならないかなというふうに思っていますけれども、その辺りについて取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月28日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる