みんなの議会

清里町議会 令和7年第8回定例会 2025年12月19日

教育の諸課題に対する対応について

2025年12月19日、清里町議会の一般質問で、柏木繁延議員が「教育の諸課題に対する対応について」質問し、教育長 野呂田成人が答弁しました。

質問者
柏木繁延 議員
答弁者
教育長 野呂田成人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 柏木繁延

それでは、さきに通告の清里町の教育に関する諸課題について、質問をさせていただきます。清里町においては、昭和から平成、令和の時代の中で児童生徒に関する変化の主な事柄は、例えば昭和45年、46年においては中学校が名目統合から実質統合ということがあり、昭和54年には、清里高等学校が町立高校から道立移管ということなどがありました。平成の時代に入り、少子化問題が顕在化し、北海道立高等学校の適正配置計画の策定により、清里高校が2間口から1間口へと削減され、地域キャンパス効果がなされたのが平成21年、23年には新栄小学校、江南小学校、30年には緑町小学校、令和に入り光岳小学校が清里小学校に統合され、小学校、中学校が1校となった経過があります。この間、清里高校の2間口維持問題、小学校の統廃合問題などについて、ある意味、保護者、行政、地域の皆さんが児童生徒の教育環境のあるべき姿について、真剣に議論していたと記憶しております。それぞれの学校における教科、教育などについては、専門家ではない私がここで議論することはほぼないと考えていますが、今回の一般質問においては、児童生徒の教育環境や教育行政の責任役割について確認を行ってまいりたいと考えております。さて、昨今の国のGIGAスクール構想により、情報端末機器が児童生徒1人に1台整備され、情報通信技術を活用した教育内容が取り入れられ、小学校における英語の教科への導入、児童生徒を取り巻く環境の変化が顕著なものとなってきていると思われます。質問に入ります。通告いたしました全国学力・学習状況調査についてであります。様々な曲折を経て、2007年に現在の形式になって18年目になると思います。4月17日に実施された調査について、11月19日の総務文教常任委員会において、調査結果の概要について報告がありました。そこでは、全国・全道と清里町の平均正答率の比較及び質問紙調査の結果の報告でありました。私は、正答率の高い低いをここで議論するつもりはありません。今回の調査結果は教育委員会において十分精査をなされている、そういった前提で、1点目はこの結果を教育委員会としてどう評価しているのかお聞きいたします。また、結果の活用でありますが、今後の教育行政がどう教育条件や教育環境の改善につなげていくのかお聞きしたいと思います。また、既に保護者の方々には結果について報告がなされていると思いますが、特に質問紙調査については、児童生徒の生活の様子が理解できると思われ、町民全体で共有し、学校ひいては教育に関する理解が深まるものと思います。結果の公表についてお伺いします。次に、中学校の部活動の地域展開についてであります。本件については、令和5年12月定例会及び7年9月定例会において、近藤議員より一般質問がなされた経過があります。この質疑の中においても公益的な取組や地域の受皿の課題について質疑・答弁がありましたが、当町の明確な方向性については示されていなかったと私は理解するものであります。また、直近のマスコミ報道では、令和5年策定の部活動地域移行推進計画を見直し、計画の名称を「地域移行」から「地域展開」に改め、令和8年度から令和10年度を前期、11年度から13年度を後期と設定し、期間内に休日の中学校の全ての部活動を地域展開するということを明記しております。少子化が進む中、学校だけでは担い切れないスポーツ・文化活動、さらには教職員の働き方改革に端を発した部活動の地域展開に関しては、民間クラブなどが充実し、指導者が多い都市との条件の違いがあります。これは事実でありますが、部活動の教育的意義は都市も地方も変わることはないと考えるものであります。ここでは、令和5年度から部活動の地域移行に関する清里町教育委員会の取組の経過と地域展開についての具体的なスケジュールについてお答え願います。次に、清里高等学校総合支援対策についてでありますが、支援につきましては、平成16年4月に施行された北海道清里高等学校総合支援対策事業実施要綱、これに基づき実施されているものと理解しております。当初は、2間口80名定員であり、これを堅持することが教育機関の保障、ひいては地域経済への波及効果などから、町、議会、PTAをはじめとした町全体で清里高等学校の間口維持対策を行ったと記憶しております。これらの活動にも関わらず、令和20年度には1間口40名、間口減がなされたところであります。これも少子化の波には抗えないことところだと理解するものであります。25年以上に渡り継続してきた総合支援対策事業について、今、改めてその意義及び成果についてお聞きいたします。現要綱については、令和6年度までの時限要綱として見直しを行うというような説明がありましたが、始終、計画との整合性から令和7年度の1年間を現行内容で延長ということであります。どのような期間、組織で見直し作業を行ったのか、また、現状をどのように評価しているのか、具体的な成果はどのようなものであったのかお聞かせ願いたいと思います。以上で1回目の質問を終わります。

答弁 教育長 野呂田成人

柏木議員から御質問のありました大きく3点、全国学力・学習状況調査、中学校の部活動地域展開、清里高等学校総合支援対策について御答弁を申し上げたいと思います。まず、全国学力・学習状況調査は議員の御質問のあったとおり、平成19年度より児童生徒の学力や学習状況を客観的に把握することを目的とし、基礎的・基本的な知識、技能の定着状況に加え思考力・判断力・表現力といった学力の測定と生活習慣や学習習慣、学習意欲などの学習環境に関する調査が行われているところでございます。本年度の結果につきましては、教育委員会での説明と議会常任委員会での報告、12月広報、町ホームページにて町民周知を図っているところであり、結果につきましては省略いたしますが、御質問の教育委員会の総体的な評価についてお答え申し上げます。数字だけ見ますと、想定として全国平均を下回っている状況にあり、数値が高いほうが大変うれしく思いますが、児童生徒数が減り分母の小さい中、1問の正誤により反映が大きくなる実態があります。基本的に希望する児童生徒にテストを受けさせており、今年度、小学6年生32名中、特別な配慮により授業を受けている特性のあるお子様も保護者と相談し、希望により同じ説問で受験しております。過去には特性のある児童の高校進学、難しい面もございましたけれども、教育の多様性から高校進学も視野に児童・保護者自身も頑張っている姿があり、試験を経験させたいという思いがございます。この特性のある児童の受験結果を差し引くのが教育の差別化の観点から正しいとは思いませんが、引いた結果では、全国平均に近い数字になっていることを申し上げます。これらを踏まえ、教育委員会としましても全国比較、一喜一憂することではなく、調査結果の分析や日頃の中間考査、期末考査の結果を基軸とした授業改善の取組が必要だと考えているところでございます。次に、調査結果の活用についてでございます。速やかに町内の小中学校と共有し、各学校において結果を分析した上で学校独自の評価を作成し、今後の授業改善や学習指導の取組について具体的な改善策を検討、実施しているところでございます。この改善には、学習習慣における1日当たりの家庭学習時間1時間以内と全国平均より低く、ユーチューブやTikTokなどメディアを見る時間が高くなっていますので、保護者との連携を図っているところでもございます。なお、教諭の皆さんも日々、修養、研鑽されていますが、授業改善等の不安解消のため、スーパーバイザー的な役割の教諭の必要性を鑑み、令和8年度に向け教員の指導力向上に関する調査研究授業の定数加配の希望を出しているところでございます。次に、結果の公表ですが、昨年まで北海道教育委員会で公表を行った後に町で公表しておりましたが、本年度からは一定の公表基準に基づき整理し、町が主体となり広報やホームページに掲載するよう変更になっております。個人の特定ができない形で調査結果の概要を公表し、分かりやすくお伝えするよう努めており、単なる数値の提示に留まらず、教育委員会としての評価や今後の取組方針につきましても併せて掲載をしているところでございます。また、常任委員会で報告させていただいたグラフを用いた形式、ホームページ更新し、広報よりより詳しく周知することにより、視覚を通じて町民の理解と協力を得られるよう対応しているところでございます。以上、申し上げましたように、本町の児童生徒、基礎的な学力を着実に身につけている一方で、主体的に学びを深める力や学習習慣の定着に課題が残されております。教育委員会といたしましては、今後も学校現場の授業改善を支援し、家庭や地域との協働を通じて子供たちの学力向上と健全な生活習慣の確立を目指してまいりますので御理解を賜りたいと存じます。次に、中学校の部活動地域展開について御答弁申し上げます。9月定例会におきましても近藤議員から御質問がありました事項でございますので、一部答弁が重複する面もあろうかと思いますけれども、現状をお伝えさせていただくことを御理解願いたいと思います。部活動の地域移行につきましては、先生の働き方改革のため行われると思われている方が多くいたのが事実ですが、実際には学校数の減少、それ以上に進む少子化で生徒数の減少により部活動が持続困難との背景が実態となってございます。この実態により国では、令和5年度から令和7年度までを改革推進期間と位置づけ、休日の部活動を段階的に地域クラブへ移行するための準備、モデル事例の構築を進められ、その後、令和7年5月に有識者会議の最終取りまとめにより、これまで「地域移行」といわれた方針を「地域展開」に、「改革推進期間」を「改革実行期間」と改め、議員御質問にありましたとおり、令和8年度から令和10年度までの3年間を前期期間、令和11年度から13年度までの3年間を後期期間とし、この6年間を改革実行期間と位置づけることが決定されております。この改革実行期間においては、未着手の地方自治体は前期の間に休日の地域展開に着手、後期の間に原則全ての学校で休日の部活動を地域クラブ活動として実施することを目指すとされており、平日の改革は令和10年度中に行われる中間評価の段階で取組方針を定めるとされております。地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議の最終取りまとめでは、地域展開における一番の違いは補償となっておりまして、学校部活動や他市町村学校との合同部活動も学校教育の一環と位置づけられ、何かあった場合の補償は災害共済給付、地域クラブ活動の補償は各種保険等となることが挙げられております。また、地域クラブ活動については認定制度となる見込みであり、指導者による暴力、暴言、ハラスメント等の不適切行為の防止徹底や、これまでは平日1日、休日1日の休養日とされていたのが、週2日の休養、平日は2時間以内、休日は3時間以内、週当たり11時間以内など、多くの認定要件、手続有効期間等、具体的な確認事項が事務的に示され、町が学校部活動を継承、発展させた生徒のスポーツ・文化芸術活動の認定を行うこととなることが示される予定となっているところでございます。御質問いただきました本町の現状ですけれども、本中学校の部活動、野球部、陸上部、女子バレー部、吹奏楽部、美術部、5つの活動につきましては9月に答弁した内容と大きく変化はございませんが、野球部につきましては来年7月の中体連終了をもって他市町村合同チームから近隣の地域クラブへ移行について非公式ですが伺っているところでございます。次に、清里町の令和13年度までの工程についてですが、国としての新たなガイドラインが示されますので注視し、進めるというのが現時点での答弁となります。ただ、さきに述べましたとおり、野球部につきましての動きがございます。早急に地域クラブの認定について、母体であります市町村と協議するとともに、地域クラブの受益者負担の決定を受け、保護者負担額が妥当な額なのか、将来にわたる持続可能性の重要性を考慮し、より具体的な費用負担の在り方など新たな支援制度の設計を検討、整理しなければならないと考えているところでございます。これまで子供を真ん中にと繰り返し答弁させていただきました。きっちりとした制度を示し、進めることが正しいかと思いますが、現在進行中で動いている事項であり、清里町の人的、物的資源が種目によって違いがあることも事実であります。柔軟な対応ができることも重要と考えておりますので、都度、教育委員会で方向性を示し、町部局とも連携、協働を十分に図り、議会とも協議、報告を行い、学校・家庭・地域が一体となって、子供たちが安心して多様な活動に参加できる環境整備を図っていくことで進めておりますので御理解を賜りたいと存じます。次に、清里高等学校総合支援対策について御答弁を申し上げます。本支援対策につきましては、議員の御質問のありましたとおり、清里高校の2間口確保対策事業として平成16年度が始期となります。ちょうど柏木議員が社会教育課長、生涯学習課長として先頭に立ち、御苦労された時期だったと振り返り、今日の基礎をつくっていただいたことを感謝しているところでございます。その間、平成27年度には入学者が12名まで減少、高校存続そのものが危機的状況となった中、平成28年度小清水高校募集停止、学区内高校再編の動向を踏まえ、地域キャンパス校として存在させる基準条件である20名の入学者確保のため、緊急的対策として支援策拡充を講じ、その効果により入学者の安定的な確保が図られてきたところでございます。なお、令和4年度以降、本町における高等学校支援の考え方は従来の高校存続を第一義とする視点から、高校の魅力化を重視する方向へと見直し、生徒が進んで入学したいと思えるような教育環境や特色ある学びを整えることに転換し、進められてきたものであり、現在の生徒数につきましては、1年生26名、2年生18名、3年生34名の計78名となってございます。御質問にありました支援要綱でございますが、地域に根差した魅力ある学校としてその教育機能を最大限に発揮されるよう3年間の時限で支援を行っており、本来、御質問にありましたとおり令和6年度中に見直し、本年度より新たな支援対策を講じ進める予定でしたが、教育大綱、教育推進計画など教育行政の柱となる計画の改定の年でありますので、教育委員会で協議の上、令和6年度までの時限要綱を1年延長し、令和7年度中の改正、令和8年度からの支援策を講じるべく進めております。これまでの間、高校や学校運営協議会と意見交換を重ね、これまでの支援の成果や課題を整理してきたところでございます。現在の清里高校は総合的な探求の時間を柱とする教育活動へと見直し、地域との連携、協働を深め、清里町の地域活性化、持続可能な社会づくりに重点を置き、他者と協力しながら表現し、主体性を涵養、公民としての資質を養う、まさに人づくりに重点を置いていると伺っているところでございます。この探求も令和9年度が完成の年度となっていることから、令和8年、9年度の2か年間は一部手法の改善を検討されていますが、現行支援対策の継続が望ましく、この間も学校を魅力化につながる内容となるよう効果の検証を進めるとの意見をいただいているところであり、12月開催の教育委員会にもこのことを報告しているところでございます。以上、長くなりましたが、大きく3点につきまして1回目の答弁とさせていただきます。

再質問 3番 柏木繁延

まず、再質問で全国学力・学習状況調査についての質問をさせていただきます。これは今、教育長の答弁で本町の子供たちの学力の調査については、読み方によっては全国とそう差異のない結果ではあるがという答弁だというふうに思っております。また、子供たちの姿、普段の生活なんかを表している質問紙調査ですか、これについては子供たちの学習時間のあたりに差異があるというような話もありました。私は、学力に関しては学校なりが専門的な形でその方向性や内容について協議なりして対応していくのかなと思うんですが、こういった、今、教育長が述べられたある意味具体的なところを広報やホームページ等で公開しているということですが、果たして地域で子供たちを育てるということの中で正確に伝わっているのかどうかというのはなかなか疑問なところがあるんですが、それはそれとして日常的に学校の様子なり子供たちの様子を伝えていく必要があるのかなと思っております。教員の労働時間の問題等もありますが、結果に基づいた対応をやっていただきたいと思っております。突飛な発想なんですが、これ、ある意味、この点数を、正答率を云々することはないと私は申し上げましたが、行政として何ができるのか、学校じゃなくて行政として何ができるのかということでいえば、他の先進的な事例を言いますと公立民営の塾をやっていると、公立民営でというようなこともありますし、そういった部分も検討していく必要があるのではないかと思いますが、その辺について教育委員会内部で検討なり協議した経過はあるかお聞きいたしたいと思います。

答弁 教育長 野呂田成人

大変申し訳ありません、聞き取れなかったです。塾でよろしいですか、公設民営塾。わかりました。ありがとうございます。まず、日常的に伝えていくということで、お子さんの様子ですけれども、私も時間があるときには小学校、中学校、そして高校、こちらに出向いて子供、それから先生の様子はきちんと見ているような状況でございます。また、各種授業につきましてはマ・メールなどを通じ学校から子供たちの様子、写真も載せながら伝えておられるのかなというふうに思っているところでございます。そして、御質問にありました公設塾の関係でございます。実際に私どものほうでも中では話をしているような状況でございますし、以前、畠山議員からも公設塾につきましては御質問をいただいたところでございます。公設塾のメリット、それからデメリットがございます。全ての児童に対しまして等しく教育の機会を提供することが可能となっておりますし、経済的に困難な状況な家庭もございますけれども、低コストで質の高い教育を受けることが期待できるとも考えております。ただ、メリットの部分といたしましては、やはり全体でやるものですから、個別での、どこの習熟ができているかというのが教える側としてもなかなか難しくなってくる部分があります。全体での塾というところになります。これらを踏まえた中で、やはり学力が上がっていくと、これもまた他の市町村の進学校へ進むというところがやはり増えてくるのかなというのも実際に私たち事務をやる上での話の中では出ているような状況でございます。それらも併せまして、今後どうするかというところもあります。また、お子さん方の放課後の居場所づくり、これも塾があればできるような形にもなってきますけれども、特別支援、ジェンダーなどの多様性、これらも大切にしながら、その時期が来ましたら、それらの検討にも入らなければいけないのかなと、このように考えているところでございますし、公設塾とは違いますけれども、先般行われました清里高校の清里探求ですか、そこで高校生が小学生に勉強を教えるというような形も実は取られているような状況でございます。回数は少ないんですけれども、そういう資源を活用しながら、清里高校の生徒さんと小学生が交われるというような形もつくりながら今後進めていかなければならないのかなと、このように考えておりますので御理解いただきたいと思います。

再質問 3番 柏木繁延

今の答弁によりますと、あまり学力をつけさすと町外の高校に行ってしまうんではないかという懸念のように受け止めるんですが、ある意味、一定の学力をつけさせるということは子供たちの選択肢を広げるという部分でいけば、後段の清里高等学校の資源という部分もありますが、子供たちの選択肢を広げるという部分でいけば、これは当然選択肢を広げるために学力を向上してもらうというのは、ある意味当然の考えなのかと思うんですが、それが町外に行ってしまうというような懸念がもし教育行政のトップの中にあるとすれば、なかなかこれ、今、これからやる議論が噛み合うのかどうかというのはちょっと心配なんですが。それはそれとして、今日の町長の一般行政報告でありました富永さんですか、彼女は清里中学校を出て北見北斗へ行って早稲田へ行って企業へ入ってJICAへ、ある意味非常に広い世界的な活動をされているという方で、この方は清里出身です。うちの町で今回の文化祭で表彰された多くの高校生は、うちの町の高校の子供は1人もいないんです。ある意味、町外の高校へ行って、そこで自分のスポーツ活動なり文化活動をやって、そして世界なり日本なり北海道なりに広がっていくと、選択肢を広がっていくと、そこの部分は非常に大事なところだと思いますので、その辺の子供たちの選択肢を広げるという部分でいけば、とても必要なことなんではないかなと思うんですが。うちの町にはいわゆる民間の塾はないですよね。ただ、しかしながら近辺の市なりに行くと、その辺の選択肢があると。そこでしっかり学力をつけて、塾がいいとは言いませんが、そういったことも選択肢に入れて教育行政のトップとして広い視野で子供たちを、子どもを真ん中と言っていましたので、真ん中にして条件を整えていくということが必要なことではないかなと思うんですが、いかがなものでしょうか。

答弁 教育長 野呂田成人

再質問にお答えいたします。議員からの御質問で、その中での議論をしたことがあるのかということでしたので、正直に、私たちがお話しした中のことを答弁させていただいたということを御理解いただきたいなと思います。その中で先進地的な事例を見ますと、やはり小さい自治体では外に子供たちが出ていく、そうなるとやはり今ある高校がなかなか配置計画の部分ですとかで存続についてやはり難しくなってくるという部分がございます。ただ、広い見地からいろいろ子供たちの選択肢を広げるという意味では、まさに私は議員とはそんなに乖離している考えではないと思います。やはり学力の向上というのは必要にはなってくるのかなと、このように考えているところでございますが、後段、清里高校の関係も出てくると思いますが、やはりそこも視野に入れなければ、やはり教育のトップとしての考えを持たないといけないと思っておりますので、これらを全体を見極めた中で今後本当に塾、これは保護者の方ともいろいろ話さないといけないと思うんですけれども、それらを含めて要望が出てきた段階、その前からもいろいろと検討しなければいけないのかなと、このように考えておりますので御理解いただきたいと思います。

再質問 3番 柏木繁延

わかりました。次に、中学校の部活動の地域展開に関して。なかなか子供たちの減少なり、それによるクラブ活動の維持が困難な時期に来ているということで、近隣町村との広域的なクラブ活動、クラブ化に移行していく団体もあると、部もあるということで理解します。あと、うちの町の中学校の部活の地域展開に関わる部分での、例えば児童生徒数の減少、それ以外に地域展開を阻害する要因というのは先ほどの答弁ではなかなか聞き取れなかったんですが、その辺の阻害する要因というのは何かありますか、児童生徒数の減少以外に。

答弁 教育長 野呂田成人

阻害するといいますか、今後やはり費用面ですとか、やはりそちらになってくると思います。常任委員会でも1市4町のアンケート結果等の報告もさせていただきましたが、児童数の減少に伴って他市町村へ行く場合の練習ですとかの交通手段ですとか、その辺がやはり今懸念をされているところでございまして、少年団活動におきましてもやはりそのような部分につきましては保護者の負担、これが必ず出てきている部分でございます。以前の御質問の中でも町ができるものできないもの、これをしっかり見極めて行っていかなければいけないのかなと、このような答弁もさせていただきまして保護者負担も必ず出てきますということを伝えさせていただいておりました。本当に地域で子供たちが少なくなっている中、いろいろなスポーツ、地域の大人の方たちがいろいろと教えてくださっている現状でございます。本当におんぶに抱っこしている部分もございますけれども、そこの中でもやはり費用負担については出てきているような状況でございますし、今後も私どもとしましては、これも本当に内部の話なんですけれども、教えてくださっている方の指導者の免許ですとか資格の更新、こちらを自己負担でやられている方もいらっしゃいますので、それらの補助等も含めながら進めていければなと、このように考えているところでございますので御理解を賜りたいと思います。

再質問 3番 柏木繁延

今の前提は広域的なクラブ活動の部分で移動の問題、また、指導者の問題がありますが、今ほど野球は広域的なクラブ活動になっていくという話があったんですが、例えば指導者の問題でいけば、町内で指導者、陸上なり、吹奏楽なりはまだあるということなんですが、例えば指導者の問題でいけばその辺の解決策として公務員の活用なり何なりをしていくと、公務員も働き方改革の中にあるんでしょうが、その辺の例えば役場の職員なんかは指導者の宝庫ですよね。これ、野球や剣道や陸上やこの辺の人材を休日の一部を支えていただいて活躍していただくと、ついては報酬も支払うというようなことで、その辺のことも内部検討して指導者の確保に当たるというのは必要なことかなと思います。そんなことも内部検討をしていただきたいのですがいかがお考えでしょうか。

答弁 教育長 野呂田成人

部活動の地域展開における部分の公務員の関係ですけれども、学校の先生も公務員でございまして、やはり兼職兼業の部分、これの許可といいますか申請をいただいてできるような形になります。そして、きちんとした報酬もお支払いするというような形ができますので、先生方の中でもやはり部活動をやりたいんだという先生もいらっしゃれば、なかなかもう手を放したいんだという先生もいらっしゃいます。ここの温度差というのも本当にあるところでございますが、議員おっしゃったとおり兼業の部分、こちらをしっかりとして進めていかなければいけないのかなと、このようにも考えておりますし、現在、少年団活動なんかでも公務員の職員の先生方、一生懸命頑張っておられるというところも見えておりますので、これらも含めた中で部活動の地域展開に向けて進めていければなと考えておりますので御理解賜りたいと思います。

再質問 3番 柏木繁延

子供たちが子供たちの選択で豊かな充実した学校生活を送るには、やっぱりこのクラブ活動も大きな要素を占めているということなので、その辺もお考えいただいて教育条件の整備に当たっていただきたいなと思います。次に、高等学校の総合支援対策でありますが、私が現役時代に云々かんぬんはありましたが、私は何もやっておりませんのでそれは理解してほしいと思います。総合支援対策については、6年度の決算、7年度の予算ということで約2,000万以上の予算を割いてここに投入しているということで先ほどの一般質問にもありましたが、かなり厳しい財政状況になってくるという状況の中で、これは聖域ない改革の中で本当に見直していかなきゃいけない問題ではないかなと考えております。例えば、通学の支援で2,000万のうち1,000万近く、この通学バスの支援を行っているということなんですが、例えば細かいことを聞くのは嫌なんですが、これに乗っている生徒さんの数というのを資料として用意していますか。今用意していなかったらいいんですけれども、その辺の検討の材料としてお知らせ願いたいんですが。

答弁 教育長 野呂田成人

ただいまの通学支援の部分でございます。PTAのほうに補助を出しているような形ですけれども、今現在、小清水町からこちらのほうに通学バスを利用されている方が17名いらっしゃいます。議員も見たりして分かるとおり、大型のバスというような形になっております。これらも含めて、今本当に業者ともいろいろなお話をしながら大型のバス、それからマイクロバス、どのような形がいいのかというのも今現在、町長からもどうなんだということでお話をいただいているところでございまして、いろいろな面を加味いたしまして今検討をしている段階でございます。実際にその2,000万の支援のうちの半分ちょっと以下にはなりますけれども、そのような形で行っておりますので、これらも含めた中でやっていかなければいけないんですが、やはり交通の便というところがございますので、それらも含めた中で今後の検討材料になっているということで御理解を賜りたいと思います。

再質問 3番 柏木繁延

細かいことを聞いてすみません。高等学校の総合支援対策につきましては、ある意味、北海道教育委員会が出す適正配置計画、これが前提となってくると思うんですが、これの児童生徒数の推移なり、うちの町の子供たちの出生数なり、清里高校への進学する率なりを考えていて適正配置計画を見据えた中で、ここ5年、10年先の推計なり、計画なりを検討した計画があるかどうかお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 野呂田成人

まさに町長の一般行政報告でありました総合教育会議、ここの中で私のほうで子供たちの実数を実は拾っているような状況でございます。そうしていきますと、やはり高校配置計画の中では20名を2年下回る、それから本町のお子さん、中学3年生の卒業生の半分の生徒の方が地元の高校に通う、ここがまず第一義的な課題になってくるような状況でございます。これらを踏まえていきますと、議員御承知のとおり、昨年、一昨年と出生数が10名、そして本年度は14名から15名ぐらいになられるのかなと思います。それらも加味しながら現状の清里高校、総体人数の約48%、半分が町外から来ているような状況を鑑みますと、現在の小学2年生ぐらいのお子さんが、このままに推移しますと、大体、令和15年度ぐらいの近辺になかなか難しい数字になってくると、今のままでいくと。これらがありますので、先ほどから出ておりました支援対策、これらの見直しと魅力化、こちらを図りながら進めなきゃいけないのかなと思っています。なお、今回、先ほど申しました高校の清里探求ですけれども、実は初めて清里中学校の体育館で行いました。清里中学校1年生から3年生まで清里高校のその探求を聞きながら一緒に勉強していたような形も取っておりますので、それも一部魅力化にはなってくるのかなとは思いますけれども、それらも含めた中で、先ほど申しました年度につきましてはそれだけが進まないように御注意いただきたいんですけども、今の実態を見ますと大体そこら辺が大変になってくる時期なのかなと思っているようなところでございますので御理解をお願いしたいと思います。

再質問 3番 柏木繁延

1クラスの定員20名を割り、かつ、うちの町の高校からその20名の半数以上、半数以下になるとこれ改廃の対象になるということなんですが、だから2,000万をかけて町外から呼ぶんだということと、うちの町の子供たちのことに金をかけるんだということと分けて考えないと、20名を確保しなきゃいけないから1,000万をかけて17名の子供たちを町外から呼ぶんだということと、総合的にそろそろ考える時期に来たんじゃないかなと。本当に高校総合支援対策要綱の1年を延長したその辺の、延長を検討した中身がなかなか見えてこないと、今、探求学習があるから8年、9年、探求学習があるから云々かんぬん言いましたが、もう少し大局的に高校支援のことを、大局的な形で本当に考えていく時期が来ているのかなと思います。教育方針なり教育推進計画ですか、これができるからそれに掲載していくんだというようなこともあるんでしょうが、まず総合支援対策について教育推進計画ですからそんなに細かく出てこないと思うんですが、この要綱が、計画がなければ、この要綱が見直せないんだという、そんなような計画ではないように思うんですが、その辺の推進計画と要綱の関連性をもう少し見つめて、要綱の見直しを真剣に考えてほしいなというように思いますが、教育長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 野呂田成人

議員のお気持ち本当にお分かりする部分もございますし、やはりどうしても高校は存続させないといけないっていう方も必ずいると思います。これらも含めながら、現在は道立ですけども、本当に高校存続となれば、また町立っていうのも考えなきゃいけない時期が来ると思います。これはやはり私たちもそうですけれども、現在の子育て世代の方、こちらの方と本当に膝を交えた議論をしていかなければいけないのかなと、このように考えているところでございます。また議員御指摘の本当に教育推進計画とかは1行、2行でこれをやりますっていうのがありますので細部は記載はないんですけども、ここに載せる以上はやはりそこの部分というのはきちんとした根拠っていうのを持たないといけないと思っておりますので、そこは中で、中でと申しますか今の教員、それから保護者、学校運営協議会なんかできちんとした議論をいただきまして改善点、廃止点、それから追加したい点等を踏まえながら改正はしていかなければいけないのかなと、そこの部分でこの1年間きちんと皆さんの声を聞いているというところで御理解をいただきたいと思います。

再質問 3番 柏木繁延

子供たちの学習機会を提供していく非常に重要な要素であるこの高等学校の総合支援なんですが、ある意味、大局的な形で今いる子供たちや保護者を支援するんだということも含めて、もう少し大局的に、じゃあ町の財政状況はどうなんだ、先ほどの施設の農産物加工施設の話もありますが、受益者はいるけどもそれ以上に大局的な財政状況も踏まえてというような話もあったんですが、それと同じ、この高等学校に対する支援も同じ状況だということをしっかり把握してもらって、子どもを真ん中というのは当たり前の話で、だからそういうその周りの条件整備なり環境を考えていくのは行政の役割なんで、そこをやっぱりしっかり考えていただいて、考えてるでしょうが、大局的に見ていただいて検討を怠らずにやっていただきたいと思いますのでよろしくお願いして、よろしくっというのはあれなんですけども、検討していただきたいなと思います。まとまりのない質問になってしまいましたが、これで私の一般質問を終わりたいと思います。

答弁 教育長 野呂田成人

本当に私もお話をどこの場でできるかなというところがございまして、今回、一般質問をいただいたことによって町民の皆様にも広くこの場を借りてお答えできた部分もございます。本当に非常に助かった部分でございます。これからも私のトップダウンでやるのではなくて、やはり子育て世代の皆さんのお声を聞きながら、町部局、それから議員の皆様、教育委員会ももちろんなんですけども、そちらで協議もきちんとした中で進めていきますので御理解を賜りたいと思います。以上でございます。

出典:清里町議会 令和7年第8回定例会 2025年12月19日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる