みんなの議会

深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月2日

スポーツ振興

2014年12月2日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「スポーツ振興」について質問し、教育長 沢田敏幸が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
教育長 沢田敏幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤孝司

それでは、次の質問に移ります。スポーツ振興についてお伺いします。2020年7月24日開幕を迎える東京オリンピック、2026年冬季オリンピックには、札幌市が2度目の冬季オリンピック開催地としての立候補を表明しております。現役の選手やジュニア選手には、オリンピックは狭い門ではありますが、身近な目標になりつつあります。そんな中、冬季3競技のトップ選手を育成する北海道タレント・アスリート発掘・育成プロジェクトが開催され、1次選考会は深川市を初め6カ所で行われ、最終選考会で25人の金の卵が誕生しました。小学校5年生から中学校1年生まで、カーリング13人、バイアスロン10人、スケルトン2人が選ばれ、オリンピックを目指すこととなりました。また、先日、会派の視察で沖縄県金武町を訪れた際、仲間一町長とお話する機会をいただき、金武町のスポーツキャンプ招致について伺いました。金武町は、サッカーJ2コンサドーレ札幌のキャンプ地であり、プロ野球東北楽天イーグルスもキャンプ地としており、仲間町長みずからトップセールスとして活動されているそうであります。米軍基地跡地を開発し、外資による大型の宿泊施設の建設予定もあり、野球場の整備などスポーツキャンプ地としての地域づくりに取り組んでおられます。深川市もスポーツ宣言都市のまちとして、今後の取り組みに期待されるところであります。ここで、4点についてお伺いします。まず1点目は、陸上競技場タータン、野球場のスコアボード、体育館のボイラー施設の改修についてであります。この件は以前にも詳しくお聞きしましたが、いまだ改修の動きが見えなく、いずれも約20年が経過し、早期の改修が必要と思われます。特に、体育館のボイラーは、いつ故障するかわからない状態であることもお聞きしております。今後の改修の考えについてお伺いします。2点目は、大会助成についてであります。10月19日に新得町で開催された全道中学校駅伝では、参加36校中、一已中学校が3位に、深川中学校が10位と、両校とも大健闘の成績であります。また、深川中学校1区で活躍された柴田さんは、10月末から横浜で開催されたジュニアオリンピックに出場するなど、道内トップレベルの選手がふえております。今年度は、中学校統合が行われたことでレベルが上がった部活動もあり、中体連に対する補助金の不足から、第3回定例会で補正予算が組まれ、学校体育における部分では評価できるところであります。しかし、中体連以外の全道、全国大会に対する助成金については見直しが必要と考えます。現在の助成金は、全国大会では個人1人1万円、団体10万円、全道大会は個人1人5,000円、団体5万円、中体連以外の小中学校の大会では、個人1人5,000円、団体5万円となっております。ジュニアオリンピックなどは、こちらの助成金対象となっており、今後ジュニアの育成や地元アスリートの活躍を支える上でも、助成金の増額についての考えを伺います。3点目は、合宿招致拡大についてであります。当市は、陸上合宿の里として、大学、実業団の長距離チームを多く受け入れております。近年の経済状況から、実業団陸上部の廃部や移籍、経費削減による合宿地の変更などでチームの受け入れも難しいものと思われます。既存の施設で受け入れ可能な種目を視野に入れ、合宿招致の拡大が必要と考えます。現在の施設を利用するのであれば、クロスカントリースキーの夏合宿や、現在練習施設の少ないバイアスロンなどローラースキーのトレーニングコースとしては改修が必要な箇所もありますが、冬季種目の夏のトレーニング環境づくりも一つの案であります。また以前、大学野球部の合宿招致では、野球場のブルペンの増築をお願いいたしましたが、地元深川西高校、クラーク国際高校の野球部がさらなるレベルアップのため、深川に強豪校を招き、交流試合が多く組まれるよう野球場の環境整備も必要と考えます。今後の合宿招致拡大についての考えをお聞きします。最後4点目は、招致強化に向けた組織づくりであります。2020年東京オリンピック開催予定から、道内では多くの自治体が合宿招致に向け動いております。当市は、陸上長距離チームの合宿地としては、士別市、網走市と並び道内トップレベルの環境を整えております。しかし、スポーツ課、スポーツ推進室、生涯学習スポーツ課へと縮小され、東京オリンピックや合宿招致拡大に向けて体制強化が今後必要と思われます。中でも人材の確保は急務と考えます。合宿担当には専門性が必要であり、現在の体制を見ますと、若手職員の育成やスポーツの専門課程に学ぶ学生の新規採用など、一、二年での人材確保並びに組織づくりが必要と思われますが、以上、考えをお聞きいたします。

答弁 教育長 沢田敏幸(教育長は2015年3月まで)

スポーツ振興について4点にわたり質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、施設の改修についてでありますが、質問の中で具体的にご指摘いただきました各スポーツ施設につきましては、建設から20年を経過するものがほとんどとなり、陸上競技場においては、使用頻度の高い走路部分の表層の劣化、野球場においてはスコアボード表示盤の劣化、総合体育館ボイラーの経年劣化に伴う熱効率の低下など、早期に改善すべき懸案であると認識しているところであります。いずれの改修等には多額の経費を要するものでありますので、優先順位を検討し、改修や機器の更新に向け、国や道、さらにはスポーツ振興財団などを含め、有利な財源措置の補助金や助成金などの獲得に向け努力をしており、今後とも引き続き計画的な取り組みができるよう努めてまいりたいと考えているところであります。次に2点目、大会助成についてであります。今年度、スポーツ関係では陸上、バドミントン、柔道、バレーボールの種目で、小学生から社会人までの各層において地区予選などを勝ち抜き、全国大会出場を果たしたところであります。選手はもちろん、日夜ご指導に当たられておられます関係者の皆様、それから家族、学校、地域の支援に深く感謝を申し上げているところであります。このように全国規模の競技会に出場することは、次代を担う若い選手にとって日ごろの練習の成果を発揮するとともに、さらに成長するために極めて重要なことであり、現行の派遣に対する助成制度を平成24年度に改め、助成額を増額したところであります。助成制度の改正後、小中学校、高等学校や各競技団体に改正内容のPRを行っており、平成25年度は15件の助成実績があり、少しずつながら各団体に定着してきているものと判断しているところでありますので、当面現制度を継続しながら、その中で課題などをさらに研究してまいりたいと考えております。次に3点目、合宿招致拡大についてであります。本市は道内各地から移動が容易で、利便性が高い立地条件にありますことから、従前から数多くの競技大会の開催地となっております。さらに、スポーツの合宿地としても良好なトレーニング環境にあることから、交流人口の増につながっており、スポーツ合宿招致は、何よりもスポーツの振興発展と次代を担う青少年の育成を図る観点からも極めて意義あるものと思っているところであります。今年度、担当所管では、本市の自然や既存施設を有効活用して合宿招致拡大の可能性を検討する目的で、道内自治体等の施設や受け入れ態勢の視察を行ったところであります。視察した中では、野球の環境づくりの一例としてブルペンがありますが、限られたスペースを活用して投球練習の場所を確保している施設があり、本市においても参考となるものと検討を進めているところであります。今後は、有利な財源措置の補助金や助成金などの活用について検討を継続していきたいと考えております。次に4点目、招致強化に向けた組織づくりについてであります。東京オリンピック・パラリンピックに向けての招致に関しては、本市としては、これまでの議会で答弁申し上げておりますように、幅広い見地で、今まで蓄えてきたノウハウを活用し、これまでの競技種目を中心に引き続き合宿招致に積極的に努めていきたいと考えているところであります。質問にありましたスポーツ合宿担当所管につきましては、本年4月、機構を見直し、生涯学習スポーツ課と改め、スポーツ振興やお尋ねのスポーツ合宿にかかわる協力体制も整えつつあり、そうした中でスポーツ関係者とのコミュニケーションをとる中で信頼関係を高め、チームの要望に応えるよう、合宿スケジュールなどの調整に適切に対応するよう心がけているところであります。本年8月、日本パラ陸上競技連盟の車椅子ブロックや立位ブロックの合宿が行われましたが、宿泊関係者の努力に対する高い評価とともに、こうしたことの積み重ねにより、パラリンピック関係者から、次年度以降も本市で夏合宿を計画したい旨の連絡をいただいているところであります。お尋ねのありました組織づくりにつきましては、合宿受け入れに関する円滑なマネジメントを行うためには、ある程度の経験が必要であるところでありますが、そのための人材の育成と並行して、引き続き現在の体制の中で合宿招致事業の確実な実施に努めてまいりたいと考えております。

再質問 2番 宮澤孝司

ここで2点について再質問いたします。初めに1点目の施設の改修の件で、どこが重要かと優先順位を検討ということがありましたが、陸上競技場、野球場、体育館のボイラーと見た場合、以前からも体育館のボイラーについてはかなりこの議会でも話が出ていたわけで、寒冷地である深川市で急にボイラーが故障した場合、全て使えなくなるのが現状であり、特に大会等が行われていた場合、それが全て中止ということになるのではないかと思われますが、その辺について、優先順位という部分の認識をもう少しはっきりしていただければと思います。それと4点目の組織づくりですが、私は今の組織内での育成ということもお話しましたが、今、道内はもとより道外で、大学、専門学校ではスポーツビジネス等、スポーツに特化した学科もふえておりますし、また競技の経験者などもふえていますので、そういった方の新規採用というのも今後必要ではないかと思い質問しましたが、その点についてのお答えをお願いいたします。

答弁 教育長 沢田敏幸(教育長は2015年3月まで)

ただいま2点にわたり再質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。最初の総合体育館のボイラーの関係でございますけれども、ご指摘のとおり総合体育館のボイラーにつきましては冬期間、必要な機器であります。冬期間のシーズン前に定期的な点検を行っているところでありますけれども、先ほど申し上げましたとおりかなり年数がたっておりまして、老朽化が進んでいるというような認識をしております。それで、先ほどお答え申し上げました国や道の補助制度、それから各種の助成制度につきましては、それぞれの条件に見合ったいろいろな要件がございまして、多額の費用を要するものについては有利なものもありますし、また維持補修については、活用することが困難なものもあります。そういうような制度の適用要件を吟味しながら、適時適切な制度の活用を図ることが望ましいと考えているところであります。そのために、事業の優先度を柔軟に考えながら、適切な対応が図られるよう努めてまいりたいと考えております。次に、専門的な職員の採用というような質問でありますけれども、確かに合宿に当たっては、スポーツ団体とのこれまで培った人脈というか、そういうものの深い理解を持った職員が当たることで、効果的な招致活動を行うことができる可能性もあるかと思いますけれども、そうした人材の育成に当たっては、スポーツ関係だけの業務に従事していれば、それで可能というようなことにはならない面もあるのではないかと思っております。そういう面もありますので、先ほど申し上げましたとおり、本市といたしましては、現在の組織体制の中で人材等を受け継ぎ、そして幅広い知識を持った職員の育成に努めながら、スポーツ合宿の招致の促進に向けて取り組んでいくことが望ましいと考えているところであります。

出典:深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月2日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる