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美唄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月7日

(1)地域公共交通について/(2)経済振興ついて/(3)スポーツ振興について

2024年6月7日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「地域公共交通について」「経済振興ついて」「スポーツ振興について」について質問し、市長 桜井恒、教育長 石塚信彦が答弁しました。

質問者
松山教宗 議員
答弁者
市長 桜井恒、教育長 石塚信彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松山教宗

令和6年第2回定例会において、大綱3点について、市長並びに教育長に伺います。大綱1点目は、地域公共交通についてであります。本市の公共交通網の歴史を見てみますと、これまで人口規模に沿った取組が行われ、地域公共交通計画を策定し、維持されてきていることは承知しております。その中、我路、日東、西美唄、中村などの本市郊外部と市内、市街地や中心部を結んでいる乗合タクシーについてでありますが、現在の取組ができてから早いもので、10年が経過したのではないかと認識しております。そこで、以下3点について市長に伺います。一つに、乗合タクシーの利用者数は10年前と現在を比べると、どのように変化をしてきたのか、方面別に伺うとともに、全体の傾向などについての現状や、今後、現在の乗合タクシーの運行を維持していくのかどうなのか。または、AIデマンドシステムに移行していくのかなどの新たな考えはあるのか、市長に伺います。二つに、中央バス路線の一部廃止についてでありますが、岩見沢と月形間の月形線、滝川と美唄間の滝川美唄線について、先月開催されました産業・厚生委員会において、所管事務調査においてでありますが、担当課より説明がありましたが、改めてどのような対応を行っていくのかなど、市長の考えについて伺います。三つに、夜間交通対策事業支援についてでありますが、これまでも行われながらも様々な課題があり、また議論経過もあり、議会でもいろいろあったことも承知しております。その他、本年第1回定例会において、曜日ごとの補助対象台数や稼働時間について、運行事業者と協議を進めるとのことでありましたが、現在の運行体制を伺うとともに、夜間のタクシーの稼働状況などについて、どのように把握されているかも伺います。大綱2点目は、経済振興についてであります。一つに、立地企業の現状についてであります。現在、昭和中期に起こった炭鉱閉山後の経済施策として、本市においては、東明工業団地、そして空知工業団地の二つの工業団地がそれぞれ設置され、これまで様々な企業を誘致した経緯がございます。特に、東明工業団地においては、昭和52年の工業第一設置・分譲販売以来、道内外をはじめ、市内企業の誘致が行われ、これまで多くの企業が進出し、本市の経済や雇用を支えてまいりました。しかしながら、これまで長引く不況により、進出企業の倒産や撤退などにより、空き地が目立ってきており、企業は自助努力で管理はしているものの、現在は電気料金の高騰や物価高騰により非常に厳しい状況となっております。これまでも、東明工業団地内の管理協力会において、街灯設置や側溝の維持管理、除雪など、自助努力で実施してきたところでありますが、工業団地内を見ますと、市道や側溝などの整備も必要なエリアもあり、今後、各企業や事業所においての企業の再編や施設老朽化に伴う施設建替えや更新などがある場合、工業団地内の周辺環境の維持、管理や整備が不十分となれば、マイナス要素となりますので、また、本市経済振興の上でも、移転や撤退となってしまわないように、日頃からのフォローアップや情報交換を行うなど、相互関係の構築や支援が必要不可欠であると考えます。また、空知工業団地においては、環境を考え、また、AI集積地域としてもこれまで進められ、私も何年にわたり質問を重ねてまいりましたので、ある程度のことは承知しておりますが、様々な支援があるものの、なかなか誘致活動が進んでいないと伺っております。これらを活用すべく、工業団地の現状と立地企業へのフォローアップについて、どのように対応し、行っているのか、市長に伺います。大綱3点目は、スポーツ振興についてであります。一つに、スポーツ振興の考え方についてであります。平成23年に制定したスポーツ基本法第2条の基本理念では、スポーツは、これを通じて幸福で豊かな生活を営むことが人々の権利であることに鑑み、国民が生涯にわたりあらゆる機会とあらゆる場所において、自主的かつ自律的にその適正及び健康状態に応じて行うことができるようにすることを旨として、推進されなければならないとされており、同法第4条では、地方公共団体は、基本理念にのっとり、スポーツに関する施策を策定し、実施する責務を有するとしております。そのような中、平成28年度に本市は「スポーツ健康都市」を宣言し、これまで老若男女を問わず、スポーツを生涯楽しみ、親しみながら体力の維持、健康増進として進められるとともに、また、競技スポーツでは、卓球やソフトテニス、バスケットボールやスポーツクライミングなど、多くのスポーツが盛んに進められ、かつ、施設整備を進めてこられていることは承知しております。また、近年では、スポーツ振興に関連した地域おこし協力隊も多く配置し、積極的に推進をしていると考えますが、本市のスポーツ振興の推進に当たり、考え方や現状の課題及びこれまでの取組などについて、教育長に伺います。

答弁 市長 桜井恒

乗合タクシーの現状と今後の考え方についてでありますが、現在、乗合タクシーは市内4方面と市内中心部を結んでおり、「我路・盤の沢」方面は、平成25年度の1,563人に対し、令和5年度では222人で、86%の減少、「日東・茶志内」方面は、平成25年度の1,436人に対し、令和5年度は601人で58%の減少、「西美唄・開発」方面は、平成25年度の838人に対し、令和5年度は370人で56%の減少、「中村・沼の内」方面は、平成25年度の837人に対し、令和5年度では536人で36%の減少となっております。また、全体の傾向としましては、平成25年度の4,674人に対し、令和5年度は1,729人で63%の減少となっております。平成25年度から令和元年度までは、利用者数は減少しているものの、減少幅は大きくありませんでした。コロナ禍と重なる令和2年度以降は大幅に減少し、コロナが5類移行後も、利用者が回復していない状況であります。次に、乗合タクシーの今後の考え方につきましては、各地域ごとの利用者ニーズを見極めながら、AIデマンドバスの走行地域の拡充などにつきまして、検討してまいりたいと考えております。次に、中央バス路線の一部廃止についてでありますが、岩見沢と月形を結ぶ月形線が来年3月末、滝川と美唄を結ぶ滝川美唄線が本年9月末となっております。廃止理由につきましては、月形線の利用者はほとんどおらず、滝川美唄線につきましても利用者数が僅少な状態だったことが大きな要因の一つと伺っているところであります。月形線につきましては、岩見沢市と月形町で代替交通に関する検討協議を行っているところでありますが、本市につきましては、当該路線の代替交通への参加は見送ったところであります。滝川美唄線につきましては、AIデマンドバスなどを活用し、利用ニーズ等を把握し、代替交通の手法等に係る検討を進めてまいりたいと考えております。次に、夜間交通対策支援事業についてでありますが、4月からは、補助対象時間を午後11時から翌日の午前1時30分までとし、補助対象台数は、1社当たり日曜日から木曜日は1台、金曜日及び土曜日は2台としたところであります。次に、稼働状況につきましては、5月下旬に担当課と料飲店組合との意見交換を行った際に、本年度は、電話申込みに関するトラブルが減少しており、週末は混み合っている時間があるものの、平日深夜の利用を中心に安定した稼働となっていることを確認しております。次に、立地企業の現状についてでありますが、本市には東明工業団地と空知工業団地の二つの工業団地があり、東明工業団地につきましては、平成19年に団地内で操業中の製造業の事業所は25社でありましたが、現在は18社になっているところであります。また、空知工業団地につきましては、美唄市側で申しますと、現在、操業中の製造業の事業所は4社であり、新たなデータセンターや再生可能エネルギー供給事業などの関連産業の誘致に向けて、地域活性化企業人を配置し、展示会やセミナーへの出展、企業訪問など、国内外企業へのプロモーションを行っているところであります。次に、立地企業のフォローアップについてでありますが、工場等の増設や事業拡大に伴い雇用が生じる場合に、美唄市産業振興条例に基づき、一定の助成や固定資産税課税の免除等による措置を行うほか、企業の運営資金や設備投資資金等については、国や道・市の融資制度を市のホームページや広報紙メロディーで周知しております。また、毎年実施している労働基本調査において、労働状況や人材の確保、就業環境の整備等について把握に努めており、その調査結果についてホームページに掲載しているほか、企業や工業団地内での困りごとや課題など相談があった場合には、経済観光課が窓口となり、個別に対応し、課題解決に向けて支援体制を取っているところであります。市としましては、商工会議所や関係団体とも連携を図り、立地企業に対し、積極的に企業訪問や情報提供を行うなど、企業経営の基盤強化と安定が図られるよう、支援の継続に努めてまいります。

答弁 教育長 石塚信彦

スポーツ振興についてでありますが、初めに、スポーツ振興の考え方につきましては、社会教育法第2条の社会教育の定義で定められている、学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動及び同法第3条の国及び地方公共団体の任務で定められている、社会教育の奨励に必要な施設の設置及び運営などに努めなければならないと考えております。スポーツ基本法では、スポーツに関する施策の基本となる事項を定めており、前文では、「スポーツは、世界共通の人類の文化である」と始まり、スポーツの価値や意義、スポーツの果たす役割の重要性が示され、次代を担う青少年の体力を向上させるとともに、他者を尊重し協同する精神、公正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培い、実践的な思考力や判断力を育むなど、人格の形成に大きな影響を及ぼすものであります。また、スポーツ選手の不断の努力は、人間の可能性の極限を追求する有意義な営みであり、こうした努力に基づく競技大会における選手の活躍は、誇りと喜び、夢と感動を与え、スポーツへの関心を高めるものであります。さらに地域におけるスポーツを推進する中から優れたスポーツ選手が育まれ、地域におけるスポーツの推進に寄与することは多様な主体の連携と協働によるスポーツの発展を支える好循環をもたらすものであると考えております。次に、現状の課題及び取組についてでありますが、課題につきましては、小学校5年生及び中学校2年生を対象とした令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果では、コロナ禍で運動する機会の減少により、コロナ前の調査結果の水準には至っていないところであります。改善に向けた取組については、令和4年度からスポーツに関する経験が豊かで、意欲ある地域おこし協力隊と業務委託契約を行い多世代の人たちがふれあい、子どもたちが健やかに成長し、安心して子育てができるまちを目指すとともに、学校教育と社会教育の連携を図りながら、関係団体の育成等を進め、子どもたちが未来社会に力強く生きていく力を育むため、体幹及び基礎体力向上を目的とした様々なスポーツ教室や講習会を開催しております。また、スポーツ少年団や地域スポーツクラブ等の組織強化を目的とした指導者の育成などを図るとともに、今年度から効率的かつ効果的な組織体制の構築のため、生涯学習課を1係体制から2係体制に再編し、スポーツ振興係を配置したところであります。さらに、社会教育法第9条の2で定められている、社会教育主事を配置できていないため、専門的な教育行政を担う人材の育成に努めるなど、スポーツの振興に取り組んでまいります。

質問 13番 松山教宗

まず1点目は、地方公共交通についてでありますが、今ほど市長より本市の主な課題であります3点のご答弁を頂きました。最初に乗合タクシーについてでありますけれども、10年前と比べて利用者が半数以下ということでしたので、10年前と現在の生活様式は随分と変わってしまったと、強く印象を持ちました。また、中央バスについては利用者がほとんどいないということで、仕方ないという思いもありますけれども、以前は岩見沢から旭川間を直接結び、特急バスも走っていた頃を思いますと、いよいよ12号線の美唄から奈井江間のバスの空白地帯が起こってしまうんだと、ある意味寂しさと困ったなという気持ちを感じるところであります。このような地域公共交通を取り巻く環境は、本市の公共交通のみならず、全国の公共交通がコロナによる生活様式の変化や運転者などの担い手不足などにより、今までは当たり前に走っていたバスがある日を境に走らなくなってしまうなど、目まぐるしく状況は変化していると感じております。このような状況の中、新たな動きとして、今週の月曜日には岩見沢の「まなみーる」だったと思います。各自治体の担当者やタクシー事業者が一堂に集まり、運輸局によるライドシェアの説明会が開かれたとの報道があり、本市の担当者のコメントも新聞紙上に掲載されておりました。また、少し前ですけど、3月の下旬であったと思います。日本経済新聞に公共交通が不便な過疎地域で、自治体が運行者として乗客を運ぶ自家用有償旅客運送の特集が組まれており、本市については50年前より、この制度を利用して市営バスを運行していたとの記事が大きく取り上げられていたことも承知しております。現在、ライドシェアと自家用有償旅客制度の拡充施策が全国に新たに始まろうとしているところでありますが、本市においても、これら新たな制度をうまく活用して、深夜のタクシー不足などの諸問題に取り組んでいただくことを期待しております。そこで再質問でありますが、現在、本市では、AIデマンド導入運行の準備を進めることと思います。このAIデマンド運行が、私個人的には随分と便利な運行形態として認識をしておりますが、まだ市民周知が行なわれていないことから、市民の方に正確な情報が伝わっておりません。AIデマンド運行はとても便利なものであると思いますし、今後の本市の様々な公共交通に活用できるシステムであると考えますので、現時点で想定されているAIデマンドバスの実証運行の範囲、運行時間、利用者負担について市長に伺いたいと思います。二つ目は、立地企業の現状についてでありますが、まず東明工業団地の件は、現在操業中の製造業が18社とのことで、17年前に比べて7社減っているということであります。これ以上撤退する会社がないように、是非フォローアップをしっかりと進めていただきたいと思います。そこで再質問でありますけど、同僚議員と重なるところがありますが、少し観点が違いますので、進めさせていただきたいと思います。空知工業団地についてであります。現在、次世代半導体製造拠点施設整備として、株式会社の整備を進めていることは承知をしております。そのラピダスの立地を契機として半導体の製造、研究、人材育成等が一体となった複合拠点構想が非常にビックな形で進んでいることも承知しております。これらの半導体関連企業の誘致に向けて、石狩管内や胆振管内だけではなく、空知管内においても、各自治体が積極的な誘致活動を行っていると聞いております。本市においては、東明工業団地や、これまでAI関連企業の集積団地として取り組んできている空知工業団地がありますので、これを基に、本市も早急に一歩踏み込んだ企業誘致が必要であると考えます。例えば、先日報道等でありましたが、大学や研究機関との連携をする自治体があるなど、また、あらゆるチャンネルを生かし、より確実な情報と分析、そして積極的な動きが大切な時期でありますので、現在の取組状況などについて、市長に伺います。3点目は、スポーツ振興の考え方についてでありますが、スポーツを通じて健康、幸福で豊かな生活を営むことは、地域活性化につながります。今期の夏でありますけど、パリオリンピックでは美唄出身の永山選手の出場が決まっております。本市出身として初のオリンピック選手で内定した際には、とてもうれしい話題として沸いたところであり、大会での活躍が期待されるところであります。これからオリンピック開催が近づいてきますので、さらなる応援体制の構築や市民醸成を期待します。そして、オリンピック出場を契機として、本市としても、さらに市民のスポーツへの関心を高めるため、全市を挙げて盛り上げていくとともに、第2のオリンピック選手やプロスポーツ選手がこの美唄から生まれていくよう、アスリートの育成についても取り組んでいくことが重要であると考えます。このオリンピックを契機として、どのように市民のスポーツに対する機運を高め、スポーツ振興の醸成を図っていくのか。また、アスリート等の育成の考え方について、再度、教育長に伺います。

答弁 市長 桜井恒

AIデマンドバスの実証運行についてでありますが、最初に、運行範囲はおおむね市民バス東線の運行地域としておりましたが、東線の運行地域に加え、新たに美唄市内の中央バス、滝川美唄線の運行地域とし、運行時間については、午前7時から午後7時までの12時間を予定しております。次に、利用者負担については、AIデマンドバスという全く新しい運行形態を広く市民の皆様に周知するため、無料を予定しておりましたが、交通事業者等との意見交換等を踏まえ、市民バス料金相当額を負担していただく方向で運輸支局などの関係機関と協議を進めているところであります。次に、半導体関連産業の誘致についてでありますが、次世代半導体関連産業の集積に向けた新たな取組として、奈井江町と構成する「空知団地企業誘致推進会議」の事業において、空知団地の周知活動並びに半導体関連産業が本市に進出する可能性について、4,000件程度の企業に対しアンケート調査を行う予定であります。市としましては、市内企業に対し引き続き必要な支援を行うとともに、国や道をはじめ、国内外の情勢を注視し、スピード感を持って積極的な企業誘致活動に取り組んでまいります。

答弁 教育長 石塚信彦

スポーツ振興の醸成についてでありますが、初めに、パリ2024オリンピック柔道男子60キログラム級に美唄出身初のオリンピック出場が内定しております永山竜樹選手につきましては、本年1月5日に記念講演及び柔道教室を開催したところであり、今月6月18日にはオンラインでの壮行会、6月22日から8月18日まで郷土史料館にて、永山竜樹選手の幼少期からの写真や卒業アルバム、トロフィー、メダルなどをお借りし、「オリンピックへの道~美唄から世界への大舞台へ~」と題した特別展示、来月7月27日の試合当日にはパブリックビューイングを開催する予定であります。永山選手の活躍は、市民に誇りと喜び、夢と感動を与え、スポーツへの関心を高めるものであると考えており、市を挙げて美唄出身で初のオリンピック選手の偉業を称えるとともに、これを契機に以前にも増して、市民のスポーツに対する機運醸成とスポーツの振興を図ってまいりたいと考えております。次に、アスリート育成の考え方につきましては、長期的な視点とスポーツに関し、経験豊かで意欲ある指導者の育成のほか、活動資金や会場、移動手段の確保などが重要であると考えております。また、中学校の部活動や少年団活動などは、少子化等により1校単位での団体スポーツは継続できないことが予想されることから、拠点施設の整備は急務であると認識しております。このため、部活動の地域移行後の活動拠点として考えられる総合体育館や体育センターに熱中症対策のエアコンの設置のほか、屋外スポーツが通年活動できる屋内運動場の整備など、国や道の補助金のほか、スポーツ振興くじ助成金など、有利な財源を活用しながら、必要な施設の整備・運営などに努めてまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月7日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる