深川市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日
スポーツ振興
2021年3月5日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「スポーツ振興」について質問し、教育部長 荒井幸治が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 教育部長 荒井幸治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 宮澤孝司
それでは3点目の質問になります。スポーツ振興についてであります。例年、元旦はニューイヤー駅伝、2日、3日は箱根駅伝と、三が日はほぼ朝からテレビで駅伝の応援となっております。今年は新型コロナウイルス感染症対策から沿道での応援が自粛となり、会社や大学での応援が禁止され、箱根駅伝では一般の方々へのメッセージとして「応援したいから、応援にいかない」のキャッチフレーズで応援自粛を呼びかけておりました。そのような中、陸上合宿の里、深川市にとって、本市で合宿されたチームの活躍に注目が集まるところでありますが、今年のニューイヤー駅伝ではトヨタ自動車が2位、箱根駅伝では創価大学が初めての往路優勝で総合2位、準優勝となり、昨年、コロナ禍の中、本市で合宿されたチームが大健闘されました。両チームはもとより、合宿地として深川市を利用してくださいます大学、実業団チームの皆様には、改めて感謝するところであります。本市を合宿地として選んでいただいたチームの方々に満足いく環境を提供する上で、今後、合宿地として常に取り組んでいかなければならないことは、練習施設の充実であります。中でもクロスカントリーコースとして利用されている桜山パワーアップロードであります。以前も多くの監督から整備を求められておりました。現在、桜山パワーアップロードは3年計画で整備が進んでおり、令和3年度が最終年度なため、私も昨年、コース整備に関して助言をいただいた実業団女子チームの監督と、コースの試走を兼ねて整備状況を見てまいりました。ウッドチップの張り替えや配水管の配置など、大変きれいで走りやすいコースになっており、助言をいただいた監督も整備状況に満足しておられ、今後は合宿での利用が増えるものと思われます。このウッドチップコースは全体が2キロメートルのコースで、1キロメートルでショートカットもできるのですが、この整備された部分を一度、厚生文教常任委員会で現地調査してはいかがかと。これは松本厚生文教常任委員長を先頭に2キロメートル走って、感覚をつかんでいただき、出来栄えを身をもって感じていただくのがいいかと。幸い、荒井教育部長も厚生文教常任委員会担当の係長も走れるランナーであると思いますので、コーチとしてお付き合い願えればと思います。その中で1点目に、昨年はコロナ禍でキャンセルも多かったようでありますが、令和3年度の陸上合宿の申込み状況について、あわせて桜山パワーアップロード等の施設整備についてお伺いします。2点目に、妹背牛町でのカーリング大会等を含むカーリングホール利用者との連携についてですが、先月、稚内市において、2022北京オリンピックの代表選考を兼ねた日本カーリング選手権が開催されました。結果、女子は北海道銀行の優勝によりロコ・ソラーレとの日本代表決定戦となり、男子はコンサドーレが3連覇し、日本代表としての出場権を獲得しましたが、今年4月にカナダで行われる世界選手権で6位以内に入り、北京オリンピックの出場枠を獲得しなければなりません。今回、日本カーリング選手権大会が稚内市で開催され、カーリング人気が道内での施設建設につながっていることを感じたところであります。近隣の妹背牛町では、早くからカーリングに取り組み、カーリングホール建設も道内では先駆けと思われ、今年度も道央ジュニアカーリング大会が開催されるようであります。本市としても、冬季における大会・合宿等の宿泊を含む施設利用が課題と思われます。そこで、2点目ですが、本市としても冬季の合宿・大会等、宿泊を含む施設利用が課題と思いますが、これまで妹背牛町でのカーリングホール利用者が深川市で合宿・宿泊した実績はあるのか。また、近隣自治体として、施設相互利用のための連携が必要と考えますので、そのことについて伺います。3点目ですが、eスポーツの取組についてであります。eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略で、競技性の高いコンピューターゲームやパソコンゲームを使った電子上で行われる対戦であります。スポーツというと、運動・体育と捉えますが、スポーツという言葉には、本来、競技という意味が含まれており、一定のルールに沿って行われる競技は、全てスポーツとして認知されているようであります。本来、eスポーツは一つの会場で大きなモニターによるオフライン対戦が多いのですが、コロナ禍で会場に集まることができない中でもオンラインでの体制が可能なため、このような環境に適したスポーツでもあり、注目されております。しかし、トッププレーヤーでは、オンラインよりオフラインでの対戦が重要ということで、これはそれぞれの対戦後、将棋や囲碁のように感想戦をするためだそうであります。世界では、プロのeスポーツプレーヤーが職業として成立しており、日本でも企業とタイアップしたプロのeスポーツプレーヤーが増えております。道内では、バスケットボールBリーグのレバンガ北海道が、オフィシャルパートナーのサッポロビールとプロチーム「レバンガ☆SAPPORO」を運営しております。日本においてeスポーツの歴史は浅く、世界でトップを走る欧米や中国、韓国とは、大会の規模や社会での認知度など大きな差がありますが、2018年後半から猛スピードで社会的な認知が広がっております。eスポーツ元年と言われた2018年、eスポーツによる地方創生の取組が始まっております。各市の取組の例では、1人のゲーム好きがプロチームを立ち上げた富山モデル、町内会イベントで地元学生との交流に結びつけた勝浦モデル、見て楽しむeスポーツを実現した有馬温泉モデル、商店街から県全域を巻き込むイベントにした岡山モデルなど、様々な地域で形を変えたeスポーツの利用が見られております。これは、各地域のゲーム好きの方たちが楽しく集まって腕を磨き合い、eスポーツを知らない人も気楽に参加できるような環境で絆を深めることができる場をつくることがポイントであるそうです。旭川市では、旧旭川国民劇場を片仮名でコクゲキと名づけ、情報通信技術、ICTの活用拠点、ICTパークを開業しており、eスポーツ競技場としては道内最大級となっております。また、eスポーツは部活動として高校生に人気があり、2020年国内最大規模の大会では、1部門に全国から1,141校がエントリー、道内からは55校が出場しているそうであります。本市に本校のあるクラーク記念国際高校の東京都内ITキャンパスには、eスポーツ専攻があり、関東のeスポーツ部ではトップクラスであります。次年度開校予定のクラークネクスト東京のeスポーツコースでは、eスポーツアリーナを設けるなど、国内最高レベルの環境で技術向上を目指せるそうであります。そこで3点目として、今後、市内の高校においても部活として取り組む可能性がありますので、本市におけるeスポーツの取組状況について伺います。
答弁 教育部長 荒井幸治(教育部長は2023年3月まで)
スポーツ振興について3点の質問をいただきましたので、順次、お答えさせていただきます。初めに、1点目の令和3年度の陸上合宿の申込み状況と桜山パワーアップロード等の施設整備についてでございます。令和3年度の合宿申込み状況につきましては、今日現在、教育委員会が把握している状況を申し上げますと、実業団では毎年来ていただいておりますオリンピック男子マラソン代表の服部選手が所属しますトヨタ自動車陸上長距離部やオリンピック男子競歩代表の山西選手が所属しております愛知製鋼陸上競技部、女子のチームでは、パナソニックやニトリ女子ランニングチーム、愛媛銀行女子陸上部のほか、本市では初めての合宿となります福岡県の九電工陸上競技部女子部など、遠方からの申込みもいただいております。また、大学では、今年の箱根駅伝大会で総合準優勝を果たしました創価大学駅伝部や平成国際大学駅伝部、女子では関西外国語大学女子駅伝部や深川市出身の髙田由基監督が率いております帝京科学大学女子駅伝チームなど、道外の10チームから1,900泊以上の申込みをいただいているところでございます。各チームもコロナ禍以前のような活動が行えない状況が続いておりますし、オリンピックの動向によっても変更が想定されるところでございますが、少しでも合宿数を回復するための取組を強化していきたいと考えているところでございます。次に、桜山パワーアップロード等の施設整備についてでありますが、桜山パワーアップロードは、令和3年度に3年計画の最終年となる改修工事を予定しておりまして、合宿が始まる7月上旬までには完成させたいと考えております。また、このほかの施設整備としましては、昨年、陸上競技場の3種公認競技場の更新検定を受ける際に、必要な改修や備品の整備をするなど、施設の充実を図ってきたところでございます。今後も関係団体などの御意見を伺いながら施設整備を進めていきたいと考えておりますし、桜山パワーアップロードや陸上競技場、これにエフパシオも含めまして、充実したトレーニングを行える環境であることについてPRに努めてまいりたいと存じております。続きまして、2点目の妹背牛町でのカーリング大会等を含むカーリングホール利用者との連携についてお答えいたします。初めに、妹背牛町カーリングホールの利用者が深川市に宿泊した実績でございますが、令和元年度に妹背牛町で開催されました日本ジュニアカーリング選手権大会の参加と事前合宿のため、長野県や青森県のチームがエフパシオに宿泊していただいておりましたし、北海道カーリング協会や道内の大学、高校のカーリングチームも宿泊していただいております。妹背牛町との連携につきましては、カーリングホールの職員の方から、宿泊施設の不足が課題とのお話がございましたことから、エフパシオのパンフレットの配置など、協力いただいていた経過もございますので、各種イベント開催時の宿泊利用につきまして連携・協力していただけるよう、妹背牛町に働きかけてまいりたいと考えております。また、議員の御指摘のとおり、カーリングに限らず冬季の合宿が少ない状況にあります。この点につきましては課題として受け止めておりますので、今後も機会あるごとに招致活動に努めてまいりたいと考えております。続きまして、3点目の本市におけるeスポーツの取組状況についてお答えいたします。近年では、eスポーツもスポーツ競技として認知されるようになり、日本国内では、2019年から全国都道府県対抗eスポーツ選手権が開催されているほか、2022年のアジア競技大会では正式種目として採用されるなど、世界中で盛り上がりを見せております。国内の自治体におきましても、eスポーツ大会の開催や拠点施設の整備等、地域振興策の手法としても取組が行われていることにつきましては、承知しているところでございます。また、教育現場におけるeスポーツの取組事例といたしましては、議員からの質問にもありましたとおり、クラーク記念国際高校東京キャンパスで先駆的な取組を行っているほか、深川キャンパスでは、この4月から部活動にeスポーツを取り入れるということもお聞きしているところでございます。深川市としてのeスポーツの取組につきましては、現在のところ具体的な事例はございませんが、教育委員会としましては、家庭や学校現場に与える影響なども含め研究が必要と考えておりますので、当面は情報の収集に努めてまいりたいと考えております。