深川市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日
スポーツ振興
2012年12月11日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「スポーツ振興」について質問し、教育部長 平山泰樹が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 教育部長 平山泰樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
次に、スポーツ振興についてお伺いします。1点目は、パラリンピック選手の合宿についてお聞きします。ことしは4年に1度のオリンピックがロンドンで開催され、その後、同じ舞台で障がい者スポーツの祭典、ロンドンパラリンピックが開催され、多くのメダルを獲得することができました。深川市では、パラリンピック陸上日本代表チームの直前合宿が行われ、多くの選手が最終調整に訪れ、スポーツ合宿のまちとしての役割を果たしております。車椅子マラソンなどの長距離チームの合宿受け入れは3年目になりますが、陸上チーム全体での合宿は初めてで、宿泊施設の受け入れ体制も整っており、選手には満足いただける環境であるようです。私も陸上競技場での練習を拝見しましたが、健常者とは違いコーチや伴走者とのコミュニケーションが記録を大きく左右する種目が多いことを感じることができ、義足を装備する選手には、義足の機能をフルに生かす走法についてのアドバイスなど、トップアスリートとしての繊細な部分への取り組みが見てとれました。今回の大会でメダルの期待が大きかった、車椅子マラソンの土田和歌子選手を取り上げたNHKのスポーツドキュメンタリー番組では、大会を前に自分の走りに納得ができず苦悩する土田選手が、深川市内でトレーニングに励むところが取材され、放映されました。音江小学校前の旧国道では、傾斜を利用した持久力とスピード対応の練習が行われ、またコーナーが多いロンドンのコースに合わせて、河川敷のサイクリングロードでは、細かなコーナリングの練習の風景が大きく取り上げられ、我々の身近なところで繰り広げられる人間模様に感動いたしました。一方、パラリンピック選手を初めとする障がい者スポーツ選手たちを支える環境は厳しく、合宿費・遠征費やコーチに対する資金援助は、欧米と比べると大きな差があるところは問題でありますが、今回の合宿受け入れを機に、障がい者スポーツへの協力体制や連携を視野に入れた合宿受け入れの拡大を図っていくべきと考えます。今後の受け入れ体制についてお聞かせください。また、2点目は市内開催のマラソン大会についてお伺いします。全国的なランニングブームであり、ノーベル賞受賞で有名な山中教授も市民ランナーの1人であります。マラソンブームの背景には、さまざまな理由があります。例えば「走ることが仕事との向き合い方に好影響をもたらす」、また「マラソンで完走すると、粘り強くなり、仕事でも前向きになった」、「パソコン仕事で体を動かさずストレスもたまるが、走ると重かった頭が軽くなり、鬱々とした気分が晴れる」、「朝焼けや四季の花などの自然に触れ、自分が大きなものに生かされていると気づく」、「人から応援されることがとてつもなく支えになる、組織の中であんなに『頑張れ!』と応援されることもない」などです。また、多くのランナーが全国各地での大会に参加することで、地域に与える経済効果は年々大きくなっております。国内では、2月に開かれる「東京マラソン」が、市民マラソン大会としては最大の大会であり、毎年多くの参加申し込み中から抽せんで選ばれた選手3万5,000人が参加し、開催されます。北海道では、8月に札幌で開催される「北海道マラソン」が、ことしから1万人の参加者に拡大して行われました。以前は3,000人規模の大会でしたが、他の大都市での大会に合わせ、募集人数・参加費ともに、ここ数年で大きくさま変わりしました。道内の他の地域の大会としては、「スポーツ合宿のまち」として深川市のライバル的存在である道北の士別市が7月に開催する「サフォークランド士別ハーフマラソン大会」が有名で、合宿中の大学・実業団の選手も多く参加され、市民の方々が国内トップ選手と市民ランナーの走りを応援することで、合宿招致推進のまちであることを実感できるところでもあります。身近なところでは、昨年10月8日、秩父別町で新たな大会として「秩父別産 新米普及マラソン」が開催され、300人の募集に対し、倍以上の657人の申し込みがあり、これもランニングブームの影響であります。「スポーツ合宿のまち」として多くの陸上選手が訪れる深川市でも、すばらしい環境の中、地域性を生かしたマラソン大会の開催に向けて、取り組んでいくべきと考えます。現在、市内では9月に陸上競技場を中心としたコースで行われる市民駅伝大会が唯一の大会で、市内・市外から多くの参加者がいるところであります。マラソン大会開催に当たっては、市内の関係団体との連携、使用道路によっては警察との打ち合わせ、資金面ではスポンサーの開拓など、多くの問題点はありますが、深川市としての考えをお聞かせください。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
スポーツ振興について、お答えいたします。初めに、パラリンピック選手の合宿についてお答えいたします。障がい者スポーツの合宿では、平成22年度から日本身体障害者陸上競技連盟の車椅子マラソンブロック強化指定選手の合宿を実施していただいております。過去2年間の車椅子マラソン合宿で、本市の練習環境や合宿のサポートなどを評価いただき、本年、ロンドンパラリンピック陸上競技日本代表の全体合宿を実施していただくことになったものと受けとめております。合宿期間中は、車椅子使用の方、全盲の方、義足の方、さらにサポートするスタッフの方などがおられ、宿泊施設と陸上競技場の送迎ではリフトつき車両等で行うなど、選手の皆様が練習に集中できるよう、できるだけの心配りで対応させていただきました。さらに練習時においては、地元高校生が練習パートナーとして協力や、宿泊施設では栄養バランスに配慮された毎日の食事など、多方面での細やかな対応が、このたびの合宿でも、練習環境や支援体制など高い評価をいただいているところであります。今後も実業団や大学等のスポーツ合宿と同様に招致活動を行い、今回と同様な対応と、より多くのチーム・選手が本市をご利用いただけるよう努めてまいります。また、障がい者スポーツへの協力体制や連携がより広まれば、さらにスポーツに対する意識高揚が図られるとともに、スポーツ合宿の新たな可能性が生まれるものと考えているところであります。今後どのような対応が望ましいのか、可能となるのか、さらに改善すべきところはどういうところがあるのかということも含めて検討してまいりたいと思っているところでございます。次に、市内マラソン大会の開催についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、全国的にジョギング、ランニングが広まっており、本市でも、陸上競技場を初めサイクリングロードや市内各所で多くの市民ランナーを見かけるようになりました。健康志向の高まりや手軽に始められるスポーツとして、また記録への挑戦、フルマラソン完走など、その楽しみ方は人さまざまでございます。近年のジョギング、ランニングブームに伴い、東京マラソンや北海道マラソンを初め、全国や全道各地でトップアスリートと一緒に走ることができるマラソン大会などが多く開催されるようになりました。本市では、毎年、総合運動公園で深川市陸上競技協会主催の市民駅伝大会が開催されており、本年は約300人もの多くのランナーが参加されており、人気の高いスポーツ大会となっております。質問の市内マラソンの開催には、コースや距離、参加者数により、公道の使用や多くの運営スタッフ、またボランティア、そしてタイム計測機器を初め宿泊、広告など、さまざまな経費や多くの課題の整理が必要になるものと思っております。マラソン大会の開催につきましては、体育協会あるいは陸上競技協会などの関係団体とも相談いたしまして、開催の可能性について今後検討してまいりたいと考えているところでございます。