みんなの議会

美唄市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日

(1)経済振興について/(2)観光振興について/(3)教育行政について

2017年3月7日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「経済振興について」「観光振興について」「教育行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳が答弁しました。

質問者
松山教宗 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 松山教宗

第1回定例会において、大綱3点について、市長並びに教育長にお伺いします。大綱1点目は、経済振興についてです。1つに、空知団地への企業誘致等についてです。本市は「産業を元気にして安定した雇用を創出する」ことを掲げ、商工業の活性化に取り組む姿勢を示しています。すでに操業している企業・事業者に対する一層の対策やフォローも必要であると考えますが、特に雇用の創出については、多くの地方において共通の問題でもあります。経済の活性化とは、仕事や働く場など、若者や女性、子育て世代やシニア世代の就労、雇用の創出であり、独立行政法人中小企業基盤整備機構から取得した空知団地への企業誘致は、本市にとって重要だと考えます。産業が起こり、企業進出による雇用の創出があれば、人口の流出を止める一つの要因ともなり、仕事があり、育ち住み慣れたまちにとどまることができれば、これからの高齢化社会、地域社会の支えともなり、住みよい生活環境の向上、安心して郷土で暮らしていくための経済振興、新たな産業の創出は、本市において必要不可欠ではないでしょうか。その中、平成 28 年度美唄市一般会計補正予算(第4号)において計上された、ふるさとテレワーク推進事業による拠点整備と地域経済循環創造事業によるホワイト・ラボの建設など、市が深く関与する2本の事業が進んでおり、来年度から本格的に動き出すものと思います。また、ホワイトデータセンター構想についても、NEDOの実験施設すべてが本格稼働し、多くの視察者が見えられていると聞いており、今後の進展を大いに期待しているところであります。しかし、食料備蓄拠点構想は、国土強靭化による大規模災害等のバックアップ拠点構想ともなりえますが、その構想が現在はどのように進んでいるのでしょうか。行政として今一度、しっかりとどう進めていくべきなのかを改めて考え、これまで構築してきた国や道の支援チームと、そして、本市食料備蓄推進協議会とも連携を密にすべきだと考えます。そこで、空知団地への企業誘致等について、1つに、ホワイトデータセンター構想の現状と課題、今後の展望について、2つに、ホワイト・ラボの進捗状況と今後の展望について、3つに、食料備蓄拠点構想の現状と課題、今後の展望について、4つに、コールセンターの現状と今後の展望について、5つに、テレワーク拠点整備の進捗状況と今後の展望について、それぞれ5つについて市長にお伺いします。大綱2点目は、観光振興についてです。1つに、DMO構築の取り組み現状と課題、今後のスケジュールについてです。昨年度より注目され、本年度当初予算より本市経済政策の1つとして、地域活性化、観光等の振興を推進するものとして、DMOの構築、即ち「まちづくり会社」の創設に向け、現在進められていると思います。DMO(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)とは、観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習など、当該地域にある観光資源に精通し、地域と協働して観光地域づくりを行う法人のことをいい、地方創生のもと、日本版DMOとして、今ある地域資源の利活用など、観光地域づくりによる地域の活性化を目指し、新たな価値、付加価値づくりによって、地域で稼げる仕組みの構築を目指すもので、国の施策である観光立国化に伴い、北海道においても観光地域づくりが推進され、国内外観光客の誘致や受入体制の強化、構築化が急務とされています。去る2月 21 日には、北海道と観光に関して北海道全体の将来見通しやマーケティング戦略を策定するなど、全道の観光地域づくりを支援する役割を担っている公益社団法人北海道観光振興機構は、北海道観光を戦略的に底上げするため、北洋銀行、北海道銀行の2行と日本政策投資銀行北海道支店を含めた5者で北海道観光の振興に向けた協力連携協定を締結しました。これは、連携してDMO形成を働きかけるとともに、金融機関の強みである多様なネットワークや人材、ノウハウを活用したコンサルティングにより、地域で総合的な観光戦略を練り上げる土壌づくりに協力することや、地域連携DMO同士のネットワーク構築にも取り組むなど、今後の北海道各地域でのDMO構築の推進に対し、強力な支援体制を整えたことを意味し、とても重要な協力連携協定となります。その中、本市におけるDMO構築、創設においても、組織、人材、目的やビジョン、展望など実行力も必要であり、地域の農商工などの関係団体や観光・民間事業者と行政などの連携、情報や意見交換などを重ね、意識醸成をはかり、まず合意形成、コンセンサスを持つことが重要とされ、まさに官・民の協働や連携、つながりを持って慎重に推進していなければ、本市におけるDMO構築は、簡単には進まないのではないでしょうか。そこで、本市はDMO構築に向け、現在どのように進められているのか、取り組み状況と課題、今後の構築スケジュールについて、市長に伺います。2つに、観光ビジョンについてです。本市の観光振興は「地域資源を使って新しいひとの流れをつくる」ことを掲げ、現在ある地域資源を活かし、交流人口の増加を目指す中、国内外プロモーション、交流拠点施設ピパの湯ゆ~りん館や芸術文化交流施設安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄、炭鉱メモリアル森林公園等の産業遺産や東明公園などの既存資源、道道美唄富良野線開通を見据えた戦略の構築、宮島沼や田園風景、直線道路日本一の国道 12 号線や樺戸道路などの自然資源を活用した観光ドライブルートやサイクリングコースの設定によるサイクリングの推進、さらにはスポーツ合宿の推進、食や農業体験など、「観る、食、体験、癒し」など、これら地域資源をどのように利活用し磨き上げるかなど、海外観光客の増加に伴い、しっかりとした計画やビジョンをもって、市民にも理解されるような明確な観光振興の推進、受入体制の対策と対応が急務であると考えます。行政は計画行政と言われますように、目的、位置づけ、計画期間、特徴など、柱となるような総合的かつ戦略的な指針でなければ、本市の地域資源を活かした観光振興とはなり得ません。そこで、市政執行方針で観光ビジョンを策定するとしていますが、その位置づけ、果たす役割はどのようになるのか市長にお伺いします。3つに、美唄市地域経済円卓会議についてであります。市長の1期目の公約として掲げられた「美唄市経済円卓会議」は、市長と本市経済界の主だった各団体等の代表らによる、本市経済やその情勢等についての意見交換の場であると受け止めております。これは、本市においてとても重要な会議であると考えますし、ここ数年、世界や日本の経済情勢は大きな動きがあり、北海道や本市においても経済状況に大きな上向きが見られず、そのためにも本市経済現状や見通しなど、関係者が一同に会し意見交換をすることはとても重要であると考えます。この円卓会議は、これまでに数回開催されましたが、昨年度と今年度においては開催がされていないと聞いております。また、同じく市長2期目の公約に美唄経済戦略会議の設置が掲げられ、昨年夏前頃に発足し、若い世代の市民を中心とした地域経済施策の戦略づくりについての提言のための会議が数回開催されていると聞いております。この2つの会議は、これからの本市経済戦略において「市民との協働のまちづくり」という観点からも非常に大きな意味があり、持続可能なまちづくり推進する上でも、確実に進めて行く必要があると強く感じています。そこで、地域経済円卓会議は開催をされていないようですが、どうしてなのか理由を伺い、美唄経済戦略会議との関わり、そして、地域経済円卓会議の今後の開催についてどうなのか市長にお伺いします。大綱3点目は、教育行政についてです。1つに、スポーツツーリズムの現状と課題についてです。本市はスポーツ健康都市宣言をし、市内にはNPO法人美唄市体育協会など、さまざまなスポーツ競技団体があります。市民の間でも各スポーツを競技として、趣味や健康、また、コミュ二ケーションの1つとして、老若男女を問わず楽しみながら盛んに取り組まれております。その中、近年、スポーツツーリズムという言葉が注目を受け、ただスポーツを趣味や競技としてだけではなく、スポーツで人を動かす仕組みづくりや隠れた資源であるスポーツを旅行商品化し、「見る、する、支えるスポーツ」という新しい旅の目的と需要を創出するなど、アトラクションとしてのスポーツイベントの重要性が叫ばれております。また、本市は地域資源を活かした観光地域づくりも推進されております。地方創生という観光だけではなく、スポーツという視点からも交流人口の増加を考え、観光とスポーツを組み合わせるなど、持続可能なまちを目指すべきであると考えます。そこで、本市ではファミリーサイクリングやサイクルツーリズムの推進、スポーツ合宿誘致などの取り組みが行われておりますが、本市のスポーツツーリズムの現状と課題についてと、2つに、先月開催された「びばいスポーツシンポジウム」の内容を受け、本市のスポーツ振興、推進などを図る上で、今後どのように展開をしていくのか、考え方について教育長にお伺いいたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

松山議員の質問にお答えいたします。経済振興について、空知団地への企業誘致等についてでありますが、初めに、ホワイトデータセンター構想の取り組み状況といたしましては、昨年夏に、NEDO事業の実験施設であるサーバー廃熱を利用する植物工場と陸上養殖施設が本格稼働し、多くの視察者に訪れていただいているところでございます。また、地方創生交付金を活用して実施しております海外向けWDCプロモーション事業により、平成 27 年度にプロモーション手法等のコンサルティングを受けたことを踏まえ、昨年6月に上海、12 月に北京で開催された、海外事業者が集まるデータセンター関連の展示会に、日本データセンター協会や道の産業振興課とともに出展をしてPRを行ったほか、現地で中国大手事業者への企業訪問も実施してまいりました。また、国内においても、展示会で興味を持っていただいた中国の通信事業者の日本法人を訪問するなど、積極的に誘致活動を実施してきたところであります。なお、NEDOの委託事業による実証実験は、平成 30 年度まで続きますが、その後も利用されることが望まれますので、市としましては、これまで蒔いてきた種が実を結ぶよう、今後も構想の実現に向けた取り組みを継続してまいりたいと考えております。次に、利雪食品加工研究施設ホワイト・ラボについてでありますが、国の「地域経済循環創造事業」を活用して、一般社団法人北海道スノーフード研究会により建設が進められている施設が、3月 31 日に完成の運びとなっております。この施設の冷温貯蔵庫は、大手企業を含む15 社程度が利用を予定しており、じゃがいも、大豆、美唄産米粉、キクイモなどが貯蔵され、雪低温乾燥室では、美唄産のサツマイモを使った干し芋が商品化される計画となっております。市としましては、この施設を足がかりに、食品製造業や倉庫業等の企業立地を推進するとともに、市内企業や農業生産者などの関係者にも呼びかけ、利用を促進してまいりたいと考えております。次に、食料備蓄拠点構想についてでありますが、平成 25 年に設立された「食料流通備蓄推進協議会」が、2年後の事業化を目指し準備期間に入ったことを受け、市といたしましては、「美唄市食料備蓄推進協議会」と協力し、道の支援チームなどと情報共有を図りながら、道のバックアップ拠点構想や北海道強靭化計画と連動し、国への要望など、構想実現に向けた活動を続けてまいりたいと考えております。次に、コールセンターとテレワーク拠点についてでありますが、コールセンターを運営する日本コンセントリクス株式会社は、平成27 年4月から6名体制で美唄の事業所をスタートして以来、雇用確保の面でご苦労されながらも順調に稼働し、今年1月からはさらに4人を採用して、データ入力などを行う業務拡張をしていただいているところであります。また、テレワーク拠点は、総務省の補助による拠点整備が完了し、今月 17 日から、東京のポートヘフナー株式会社の運営によるテレワーク施設である、美唄おしごとひろば「びーさて」として事業を開始する運びとなっており、すでに東京から社員の方1名が美唄市内に移住され、準備に入っているところであります。なお、いずれの施設もマンパワーが必要な事業所であり、今後の雇用確保が重要でありますので、市といたしましても、広く情報提供を行うなど、両事業が安定的に稼働するよう支援してまいりたいと考えております。次に、観光振興について、DMO構想の取り組み状況と課題、今後のスケジュールについてでありますが、現在、国は観光地経営の視点に立った観光地域づくりを推進しており、本市におきましても、地域資源を活用し、国内外からの観光客を受け入れ、交流人口の拡大により、地域の活性化を図るため、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを進めるDMO構想について検討を始めたところであります。DMO構想に向けましては、ビジョンやコンセプトのほか、組織のあり方や仕組みづくり、観光資源の掘り起こしなどが必要であることから、本年度は観光関係団体や市民の皆さんを対象として、専門家の講師を招き、本市の観光を考えるセミナー及びワークショップを開催したほか、観光物産協会など関係団体との意見交換を行うとともに、市職員や観光関係団体で組織した研究会において、日本版DMOの成功事例とされている和歌山県田辺市や長野県飯山市を視察してまいりました。これらを踏まえ、官民連携による組織づくりや地域の受け入れ体制づくりなどについて、研修や勉強会を行っているほか、現在、市外の方に美唄を体験していただく雪道サイクリング等のモニタリングツアーを実施しており、3月下旬には、観光地域づくりフォーラムを開催する予定となっております。なお、DMO構築に向けましては、関係団体や関係企業、市民の皆さんも含めた合意形成が重要となってくることから、相互理解を深めていく中で、今後のスケジュールついても検討することとしております。次に、観光ビジョンについてでありますが、この計画につきましては、第6期美唄市総合計画後期基本計画及び美唄市産業振興計画を補完する個別計画として位置づけ、サイクルツーリズムの推進など、魅力ある観光づくりやセールスプロモーションなど、国内外への積極的な情報発信、観光地案内標識や滞在施設整備などの観光客のニーズに対応した受け入れ環境の充実などを柱に、観光振興に関する具体的な推進方法を明らかにし、市民の皆さんや観光物産協会などの団体、事業者と連携した取り組みの中で、将来にわたって発展していくための指針となるよう策定をしてまいります。次に、美唄市地域経済円卓会議についてでありますが、地域経済円卓会議は、平成 24 年6月に、私をはじめ商業団体、農業団体、観光団体、金融機関の代表者などで構成し、地域経済活性化に向けた意見交換の場として設置したものであり、これまで6回開催してきたところでありますが、平成 27 年6月に円卓会議の構成員も参画する美唄市総合計画審議会「戦略専門部会」が設置され、美唄市まち・ひと・しごと創生総合戦略についてご審議いただいてきたことから、開催していなかったところであります。なお、今後の地域経済円卓会議の開催につきましては、現在、美唄市経済戦略会議において、新たな交流拠点施設のあり方など、提言をまとめているところであり、まとまり次第、開催することとしておりますが、その後におきましても、必要に応じ開催をしてまいります。

答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)

松山議員の質問にお答えします。初めに、スポーツツーリズムに向けた現状と課題についてでありますが、スポーツツーリズムとは、一般的にスポーツ大会への参加やプロスポーツの観戦、合宿誘致などと開催地周辺との観光を融合させ、交流人口の拡大や地域経済の波及効果などを目指した取り組みを指すものとされております。本市におきましては、これに関連する取り組みとして、美唄山山開きをはじめ、ピパオイヘルシーロードレース、スキーハイキングなどを開催しており、市外からも多くの方々の参加があるところであります。また、管内ではサイクリングと地域資源である食をかけ合わせた北海道そらちグルメフォンドも開催されております。そのほか、今年度は、ブラインドサッカーチーム「ナマーラ北海道」の合宿と、ブラインドサッカー体験会を開催いたしました。また、合宿に関連した施設としては、多目的宿泊施設「トマーレびばい」を整備したほか、民間のホテルを合宿向けに整備するなどの動きもあるところであります。今後の課題といたしましては、企業や団体・市民の皆さんが連携し、地域全体でスポーツツーリズムを支えていく仕組みづくりについて、検討が必要になってくるものと考えております。次に、スポーツシンポジウムの内容と今後の考え方についてでありますが、去る2月 18日開催のスポーツシンポジウムでは、スポーツツーリズムと地方創生をテーマに、早稲田大学スポーツ科学学術院の原田教授による基調講演と、市長を含め5名の方によるパネルディスカッションもございました。全体として、スポーツを資源として活用して、まちの活性化を図る方策についてのアイデアなどが出されたところであります。教育委員会といたしましては、スポーツシンポジウムの内容を参考に、スポーツ健康都市宣言に基づいた、スポーツを通じた市民の皆さんの健康増進の意識の醸成や運動・スポーツへの興味関心を喚起することに加え、スポーツ合宿誘致の取り組みについては、対象とする種目等について検討してまいりたいと考えております。

再質問 3番 松山教宗

自席から4点、再質問をいたします。1点目は、経済振興についてですが、コールセンター、テレワークとも雇用の確保が重要であり、これまでの経過からも非常に難しい課題だと感じておりますが、雇用の確保はほかの企業も抱えている課題であると考えます。その解決についてどのようにお考えなのか伺います。あわせて、ホワイト・ラボを推進することで、食品製造の工場やその原料、製品を保管する倉庫等の立地につながり、ゆくゆくは食料備蓄拠点と言えるような施設になるのではないかと大いに期待しておりますが、そのためには、施設が利用されることが重要であると考えますが、市として何か支援する考えはあるのか市長にお伺いします。2点目は、DMOについてですが、市長の市政執行方針にも「地域版DMO構築に向け検討」とあり、お答えに「関係団体や関係企業、市民も含めた合意形成が重要となってくることから、相互理解を深め」とありますが、このお答えからすると、今年度秋ごろから始まったこの取り組みは、商工会議所や観光物産協会等々、今後の仕組みづくりの核となるであろう、関係団体等々と共通認識を持たない中でスタートしたのではないかと思うところであります。お答えのとおり、官民との連携が最重要であり、第一にそこをクリアして進むべきだと考えます。行政と商工会議所や観光物産協会、市内観光事業者や各まちづくり団体などと連携し、構築にあたっての合意形成、即ち、基軸となる組織、人材、目的やビジョン、本市にある観光資源と成り得る地域資源の利活用へのブラッシュアップなどの問題を考え、どうすべきかをまず意見交換や協議し、研究調査や計画をした上で事業をスタートすべきだったと考えるところです。本市が観光地域づくりを推進するにはまだまだ発展途上ですし、地域資源も決して多くはなく、そのままではなく磨いていくことも同時に必要であると考えます。担当は、ただDMO構築を進める事業としてだけ、予算を執行するためだけに進めているような感を受けますので、それは少し違うと私は考えます。DMOの先進地でも、その構築に向けさまざまな課題があり、課題解決に向け何年も日数をかけてきて成功事例に繋がっているものと思いますが、今後どのように区切りをつけ、今後、DMO構築に向けて、各関係団体とどのような話し合いを行い、どう再構築を進めて行くのか、改めて今後の展開スケジュールを含め市長に伺います。3点目は、観光ビジョンについてですが、策定にあたり、委託業者に単に委ねるのか、独自に策定をするのか、また、担当はしっかりと本市の観光状況、交流人口数や観光資源、地域資源の利活用の方法や今後のスケジュールなど、本市の経済政策の一つとしての責任感を持ち、現状を把握し明確な目的や考え、思いを持って観光振興を図るために、どのように策定をしていくのか、さらに、DMO構築が進めば、観光ビジョンにどのように繋げていくのか、あわせて、DMOの組織をどう活用するのか市長に伺います。4点目は、スポーツツーリズムについてですが、今ほどの答弁の中に北海道そらちグルメフォンドの開催についてありましたが、まさにサイクリングと地域資源を活かしたスポーツツーリズムであると思います。このようなイベントの参加者を増やし、地域振興を図るためには、底辺の拡大が大切であると考えます。平成 28 年第2回定例会で、サイクリングの普及についてお伺いした際、子どもから高齢者まで多くの市民が取り組むことができ、スポーツの振興や市民の健康増進につながるものと認識していること、ファミリーサイクリングの継続実施や子どもサイクリング体験会や各種大会の開催など、サイクリング関係団体のご協力を得ながら検討していくと前教育長からお答えをいただいております。今後のサイクリングの普及について再度教育長に伺います。また、先日、昨年に引き続き第2回目のウィンターゴルフが、ゴルフ5カントリークラブを会場に開催されましたが、今後、歩くスキーや雪上を走るファットバイクサイクリングや、子どもたちが遊べる種目を一緒に行うなど、冬期間のスポーツツーリズムを推進してはどうか教育長に伺います。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

松山議員の質問にお答えします。初めに、進出企業に対する市の支援についてでありますが、雇用の確保につきましては、昨年8月に、日本コンセントリクス株式会社を含め、市内企業9社を集めた会社求人説明会を開催するなど、市といたしましても積極的に携ってきたところであります。今後におきましても、必要に応じ、同様の機会を設けていきたいと考えております。次に、DMOの構築の検討についてでありますが、観光地域づくりのためのビジョンやコンセプトのほか、組織のあり方や仕組みづくりが重要であることから、今後におきましては、今年度に実施してきた取り組みをもとに、引き続き、観光物産協会などの関係企業や関係団体と合意形成を進める中で、スケジュールも含め検討をしてまいりたいと考えております。次に、観光ビジョンについてでありますが、観光振興に関する具体的な推進方法について、実態調査による現状や課題を整理するとともに、観光の専門的知識を有する方を招聘し、市民参加のもとで、将来にわたって発展していくための指針となるよう策定することとしております。また、策定にあたりましては、観光地域づくりを推進するためにも、組織の役割について、観光物産協会や関係する団体、企業や市民の皆さんなどの意見を伺いながら、ビジョンでの位置づけを検討することとしております。それと、先ほどの市の支援につきまして、一部答弁が抜けておりましたので、付け加えさせていただきますが、ホワイト・ラボとテレワーク拠点につきましては、事業の推進に向けた施設のPRや、あるいは利用拡充のため、平成 29 年度から地域おこし協力隊を1名配置して、両事業が進展するよう積極的に支援することとしているところでございます。

答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)

松山議員の質問にお答えいたします。サイクリングの普及についてでありますが、サイクリングは、子どもから高齢者まで、多くの市民が取り組むことができ、自分の体力や技術に応じた楽しみ方があるスポーツであり、教育委員会としては、普及拡大のため、ファミリーサイクリングを継続するとともに、その中で、子ども向けのサイクリング教室の開催など、指導のノウハウを持つサイクル団体と協議検討してまいります。また、年齢や技術を問わず参加できるイベントの開催について検討してまいりたいと考えております。次に、ウィンターゴルフなどの冬季のスポーツツーリズムについてでありますが、ウィンターゴルフについては、民間事業者を中心に市民の皆さんが参画し、実行委員会を組織し取り組んでいると承知しております。このことにつきましては、民間事業者の発想や強みを生かしたサービスを担っていただけるものと考えております。教育委員会といたしましては、スキーハイキングやアルペンスキー大会など、これまでの行事の内容について、新たな展開が可能かどうかなどを検討してまいりたいと考えております。

再質問 3番 松山教宗

DMOについては、予算審査特別委員会でまた質問させていただきたいと思います。これに関して、今はお答えは要りませんので、よろしくお願いいたします。

出典:美唄市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる